「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

タグ:POG2014-15

菊花賞当日の名物といえば、
近年、数多くのG1馬を輩出したいわゆる「伝説の新馬戦」。
※ここで「伝説のメイクデビュー」とならないあたりスベってるよねメイクデビュー
一昨年、目の前を疾風のごとく駆け抜けたエピファネイアの姿は記憶に新しいし、
さらには09年のローズキングダムとヴィクトワールピサの激突、
そしてアンライバルド・ブエナビスタ・スリーロールスがいきなり顔を合わせた08年と、
もはやここから巣立つ若駒は「鉄板」と言ってもおかしくないレベル。

今年、池江泰寿厩舎がここに送り込んだのはトーセンゲイル。
母パーシステントリーは米国のG1馬で、
初仔ながら1億7000万円で取引された高馬にして、
POGにおける我が軍のドラ1くんでもある。
日本ダービーを目指して、陣営も並々ならぬ期待を膨らませたことだろうが....

まさかのシンガリ負け。
勝ったタイセイアプローズから3.3秒もの大差をつけられての入線となった。
向こう正面から鞍上の手がジワジワと動くも進出の気配はなく、
ペースが上がる4角手前ではもう最後方まで下がってしまっていた。
もっとも調教の動きがピリッとせず、
稽古から手綱を取っていた武豊も「先々は走ってくる」と慎重なトーンに終始しており、
思った通りの進撃とはならなさそうな予感はあった。

とはいえw

私事ながらドラ2のフェスタジュニーナも新馬戦10ケタ着順でデビューしており、
上位指名の2頭がズッコケ発進を決めてしまいさすがにこれには参った。
いちいちワンアンドオンリーを引き合いに出して希望を捨てずにいなければならないのがねw

ブライトエンブレムのおかげでまだ上位には踏みとどまっているものの、
ハープスターを擁した昨年のような快進撃を望むのは少し厳しくなってきた。
今週のアルテミスSでフローレスダンサーが援軍となってくれればいいのだが....
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全国のハルーワスウィート教徒の皆さまこんばんは。
日曜京都2Rでシュヴァルグランが初勝利。
先に向けて楽しみが膨らみますね。

初戦こそドラゴンヴァースにわずかに及ばなかったものの、
位置取り、回ったところの差である部分が大きく、
ゴール前の脚色を見れば勝ち上がりに労力を費やすことはないだろうと思うものでした。
今回は京都芝2000m、すなわち内回りの舞台だけに、
脚を余すことだけが心配でしたが杞憂に終わりました。
当面の相手と見られたオールマイアイが大逃げを打ってくれたおかげで、
馬群がいい具合に散らばり包まれずに済んだことも助かりました。
早めに前を捕まえにかかり、残り200mで先頭に立つと、あとは流し気味に入線。
走破時計がクロフネのレコードに0.1秒差だったわけですから、
ビッシリ追われていたらそれも更新できていたかもしれません。

使われるごとに強くなるハーツクライの脅威は、
昨年の世代のワンアンドオンリーやヌーヴォレコルトがまざまざと見せつけてくれましたが、
シュヴァルグランもその成長曲線に乗っかっていけるよう期待しています。
次は順調ならラジニケ杯京都2歳Sあたりでしょうか。
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>9月6日
◇札幌11R 札幌2歳S
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【予想:札幌2歳S[馬連5頭BOX]】
【投資:1,000円 回収:0円】

大外から豪快に☆ブライトエンブレム
新馬戦から約3ヶ月ぶり、初めてのコースでこんな競馬ができるとは、
まだ早いとはわかっていても期待してしまう、来春の活躍を(倒置法)。

戦前の見立て通り、前半1000mが61.2秒とそこそこ速い流れ。
ラップを見ると<12.3 - 12.0 - 12.2 - 12.3 - 12.4 - 12.2 - 12.1 - 12.2 - 12.3>と、
実に平均的なペースで進み、
超スローの新馬戦をサクッと勝ってきただけの馬は直線入り口で脱落を余儀なくされた。

位置取り不問の展開になったからこそ、
向こう正面まで最後方にいた勝ち馬も届く形になったが、
今後もコンスタントに結果を残すためにはゲートの上達は必須。
当分は賞金面でも余裕ができたので、
折り合いをマスターさせつつ脚質に幅が持たせられれば。

2着が☆ミュゼエイリアンだったら馬連万馬券が取れたんだけど、
惜しくも届かずクビ+アタマ差の4着まで。
こちらも後方待機策が味方した感もあるが、先が楽しみ。
初戦と条件激変ながら頑張ったレッツゴードンキも順調なら桜花賞戦線までいきそう。
マイネルシュバリエはわからん....w

☆ミッキーユニバースは今回も逃げたがマークを受けたこともあって最後は失速。
ここで先行策が通じないようなら、今後は恐らく控える競馬を教えていくことになるだろう。
コスモス賞の勝ち馬☆マイネルサクセサーも案外。前走のレベルも微妙だったか..
☆スワーヴジョージは直線入り口の不利で着順を下げた印象。
とはいえ後方インだっただけに、マトモでも掲示板まであったかどうか....

余談ながらレース前にアドマイヤガストの取捨を考えていた際に、
「アドマイヤ冠の馬で最後に2歳〜日本ダービーまでの間に重賞勝ったの誰?」と思って調べたら、
08年の青葉賞をアドマイヤコマンドが勝ったのが最後だった。
つまり丸6年、クラシック戦線の主役級とは無縁だということ。
同期間の重賞2着でもアドマイヤサガスやアドマイヤテンクウがある程度。
多少暴論かもしれないが、迷ったら「アドマイヤだし消しで」作戦が正解なのかもしれん。
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ぼちぼち本格的に2歳馬のシーズンですが、
そんな中、我が軍のフローレスダンサーが新馬勝ち。
圧倒的1番人気に支持されてはいたものの、
いかんせん一度たりとも走っていないデビュー戦である。
半信半疑の気持ちで見ていたが....

意外と前向きなタイプなのだろうか、
外枠だったがポンと好発を切って2番手を確保。
直線入り口では逃げるシンキングロージスが突き放しにかかり、
一旦は逃げ切られたかと思われたがゴール前できっちり捕らえた。

エンジンの点火が遅いというよりは、
最後ちょっとだけ本気を出しただけ..のように映った。ひいき目か。
この馬に限らずハービンジャー産駒全体に言えることだが、
京都や東京の速い馬場にどう対応できるかが課題になるが、
少なくとも大きい舞台を心待ちにしたくなる初陣であった。

馬体は480kgとがっちりしていて、
パドックでも他馬がチャカチャカする中、悠然と周回していたのも印象的。
とりあえず楽しみが膨らむ一方である。



同じハービンジャー産駒の良血牝馬カービングパスもデビュー勝ち。
こちらもゴール前でぴったり差し切る内容だった。
さすがは厩舎ゆかりの血。
どうやら次は札幌2歳Sを目指すことになりそうだ。

また各地でOP特別も組まれており、
クローバー賞では函館2歳S4着のトーセンラークが人気に応え2勝目。
早くもトレードマークとなった追い込みスタイルだが、
今回は好位追走から危なげなく抜け出した。
これで阪神JFまでは余裕を持って駒を進められることに。

ダリア賞もワキノヒビキは人気薄ながら大外から豪快に差し切り。
オンファイア産駒ということでバックボーンは地味だが、
新潟2歳Sを含め軽視できない存在になるかも。
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ハーロンこと台風11号が中京芝2000mばりのスローペースで北上中。
せめてさっさと過ぎ去って日曜くらい晴れさせてくれればいいものを..
このままだと久々に何の動きもない土日になりそうである。

そんな退屈を吹き飛ばしてくれないかフローレスダンサー。
今年のPOGでは2頭目の出陣である。
もちろん血統的背景が手伝ってのものだろうが、
週半ばからポツポツと記事になったりしていて、
結果はともかく無難なスタートは切ってくれるんじゃないかと期待。

同じ松田博資厩舎のワールドリースターは来週にスタンバイ。
あとは新馬勝ちのブライトエンブレムが札幌2歳Sを視野に。
今のところニュースになってるのはそれくらいかな。
トーセンゲイルがゲート受かったとも聞いてる..w

今年は実にゆったりとしたスタートの我が軍。まだまだ先は長い。
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おかげさまで2013-14シーズンは優勝を飾ることができました。
何といってもハープスターの頑張りが全てだったわけですが、
その他にもリラヴァティやエイシンオルドス、エイシンキサナドゥなど、
重賞で掲示板を争うレベルの馬がコンスタントに走ってくれて、
2歳戦からクラシックまで楽しむことができました。
種牡馬も縛った結果なので、我ながら満足しています。

そして連覇を目指す2014-15シーズン。
もう桜花賞は取ったから次は日本ダービーやな、というわけではないけれども、
また1着賞金2億円の破壊力に最後脅かされた経験から、
今季はとにかくダービーを狙っていかねばというスタンスにした。

僕が参加させてもらっているPOGでは、
昨年に続き性別・種牡馬・厩舎などの縛りはナシ。
10頭を選ぶだけのオープンなスタイルで、事前のリスト提出ではなくリアルタイムドラフト。
複雑な駆け引きも発生せず、非常に希望の馬が取りやすい条件といえる。

そこで今季選んだのはこの10頭。

1位: トーセンゲイル【ディープインパクト×パーシステントリー】
セレクトセールの高額馬。確か1.7億円くらい。池江泰寿厩舎。
すっかりネタ馬主から武豊を重用する「いい旦那」キャラを確立しつつあり、
日本競馬会最高峰のタイトルに手が届いてもいいのではと思い始めている。
初仔だけに母の能力が不透明だが、
外国の肌との配合が好相性のディープインパクトだけにむしろいい方に出そう。
菊花賞あたりにデビューして..という青写真。

2位: フェスタジュニーナ【ステイゴールド×ディアウィンク】
ナカヤマフェスタの全弟で、社台RHで1億円の募集馬。
お仲間にステイゴールド教徒がいらっしゃり、
しかもオリエンタルアートを抽選で外されたことからアタックに来られるのではと心配になり、
早めに確保した次第。
当たり外れの激しいステイゴールドだが、中途半端な当たりはいらん。
蛯名正義の悲願を叶えるのはこの馬かもしれない。

3位: フローレスダンサー【ハービンジャー×ダンスインザムード】
牝馬最上位はダンスインザムードの仔。
この血統が松田博資厩舎でどう開花するか見ものである。
ダンスファンタジア、シャドウダンサーとまずまずの成功例を出しているが、
これが新種牡馬ハービンジャーの力でどうなるやら。

4位: マンハッタンキング【キングカメハメハ×マンハッタンフィズ】
安定のキングカメハメハ。
小島太厩舎を離れればもうワンランク上に行けるのでは、という目論見w

5位: シュヴァルグラン【ハーツクライ×ハルーワスウィート】
飛ぶ鳥を落とす勢いのハーツクライ産駒。
ヴィルシーナの弟という血統背景は、
2年前のドライチくんランギロア(現500万下、JRA未勝利)のリベンジ株でもある。

6位: ブライトエンブレム【ネオユニヴァース×ブラックエンブレム】
馬体の小さかったテスタメントは出世しきれなかったが、2番仔のこちらは。
ネオユニヴァースに替わって気性がどうなるか、ある意味楽しみである。
ちなみに2位のディアウィンクとこの馬は珍しく関東馬のピックアップ。

7位: ワールドリースター【アドマイヤドン×ワールドリープレジャー】
ここまでオーソドックスなクラシック配合を狙ってきたが、ここで変化球。
わざわざ韓国で種付けして、日本で生まれたというアドマイヤドン産駒。
しかもゲイムオンデュードの下という良血でもある。
ダートか芝か、どう成長するのか。

8位: グレアチャネル【ゼンノロブロイ×グレースランド】
ご存じドリームパスポートの下。
このところラウンドワールドが今ひとつだったりで活躍しきれていないが..
ゼンノロブロイの牝馬が欲しかったというのが狙い。
平田厩舎は昨季サヴィルロウで全然ダメだったが..

9位: エルクンバンチェロ【Elusive Quality×ラクカラチャ】
安田隆行厩舎。完全に短距離兵士。
高校野球ファンなら気にしておきたい馬名。
今季はサンデーレーシングが巻き返してきそうなんだよなあ..
そういうのはポルトフィーノとかが担う役割なのかもしれんけどw

10位: ワンダーガールの12【スーパーホーネット×ワンダーガール】
カンパニー産駒での初勝利を目指してもよかったのだが、
今年はスーパーホーネットで夢を追う。
矢作芳人厩舎に入る唯一の産駒だとか。1つ勝とう。



牝馬はダンスインザムードとグレースランドだけで、あとは全部牡馬。
明らかに短距離狙いになりそうなのはラクカラチャくらいで、
王道路線に照準を絞った発想は表現できていると思う。

目指すレベルが高いので、
もしかしたら全く音沙汰のないまま来春を迎えるかもしれないけれど、
それは覚悟の上ということで。

今季も、勝って驕らず負けてヘコまずで楽しんでいきましょう。

<おまけ>他陣営のドライチ一覧
・ ポルトフィーノ
・ カワカミプリンセス
・ リッスン
・ オリエンタルアート
・ スカイディーバ
・ セントルイスガール
・ シーザリオ
・ ラヴアンドバブルズ
・ レーヴドスカー
・ スイープトウショウ
※争奪戦になったのはオリエンタルアート(3票)だけであとは重複なし
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日本ダービーウィークといえばPOGドラフトの季節でもあるのですよ。
twitterで知り合った方との戦いも次年度で3回め。
徐々に「この血統はこの人のモノ」的なキャラ配分も構成されてきて、
ますます楽しくなる一方です。

今年度は運良くハープスターと出会うことができ、
現在のところ首位をキープできているのですが、
それでも日本ダービーの結果次第ではVやねんもありえるという。
困った話ですわ。

やはり日本ダービーの1着賞金2億円を狙わねば、
と今年は牡馬に力を入れたチョイスをしたいなと思っているところ。

ドラフト会議はあす深夜。
1年のワクワク感はここから始まる。
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