「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

タグ:馬券2016

だいたい考えていたことは展望エントリに書きましたので簡潔に。
土曜の競馬を見ていても極端にインコース壊滅というわけでもなく、
ペースが落ちれば機動力重視の競馬になることは間違いなさげ。

玉砕覚悟のハイペースや早めのマクリも一応は警戒すべきだが、
確率の低い要素をそれありきで予想を組み立てるのは無謀。
ここ数年のトレンドを継承しての位置取りゲーを前提に結論を導き出す。
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2週連続の武豊劇場からのダジャレインタビューが楽しみやで。

● メンバー構成
まずはタガノトネールの訃報に触れておかねばならぬ。
最終追い切り後に放馬してしまい、致命傷を負ってしまったとのこと。
武蔵野Sをレコード勝ちした勢いで臨むはずだったG1で、
その姿が見られないのはとにかく残念。
それからホッコータルマエの引退。
こちらは症状としては重くなかったものの、
すでに来春からの種牡馬入りが決まっている大事な身。無理は厳禁である。

2頭の回避でやや手薄にはなってしまったものの、
それでも貴重なJRAのダートG1に強豪が集まった。
ダート無敗のままついにJBCを制したアウォーディー、
古馬との初対戦の武蔵野Sを無難に2着にまとめた3歳代表ゴールドドリーム、
過去2年の雪辱を期すコパノリッキー、
ライアン・ムーアを鞍上に迎えた切れ者ノンコノユメ、
フェブラリーSの覇者モーニンに堅実な差し馬サウンドトゥルーと、
今年のダート戦線で頂点を争ってきたメンバーが勢揃い。
さらには、みやこSを勝った4歳の新興勢力アポロケンタッキー、
春の調子が戻れば侮れないアスカノロマン、
昨年が大外枠からの競馬で4着と善戦したロワジャルダン。そして怪童ラニ。

● 展開
こんなことを言ってはアレだが、
前述の2頭の回避は先行勢にとって追い風となる。
恐らくモンドクラッセが先に行くことになると思うが、
ずっとホッコータルマエとの兼ね合いに悩まされてきたコパノリッキーにとっては、
因縁のライバル不在でぐっと競馬がしやすくなったはず。
中京コースの基本的な傾向からしても、
アスカノロマンやアポロケンタッキー、
ゴールドドリームやモーニンら先行勢の粘りが利くペースになると思われる。
昨年の前半1000mが60.2秒、その前が62.3秒。
ちょうどその間くらいのペースになるのでは。
恐らく後方待機策になるであろうノンコノユメ、サウンドトゥルーにとっても、
届かないペースでもない。ただ伏兵の台頭は前。

問題のアウォーディーは恐らく中団から。
立場的にも内をロスなく回って、というわけにはいかないだろうから、
4角は外を回ることになるはず。やはり警戒すべきは前残り。
「勝ちルート」の観点でも、過去2年は内を回った馬が上位に来ている。
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15年の予想エントリが我ながらいい感じだと思ったのでそれに倣って。
なかなか時間が取れずじっくりと書くのも難しい今日この頃ですが。

● メンバー構成
天皇賞馬モーリスこそ予定通り香港に向かったものの、
それ以外はおおむね主力どころが揃った好メンバー。
昨年は単勝1番人気のラブリーデイが2400mへの適性に疑問を持たれたが、
今年はリアルスティールを除いてほぼ有力各馬が問題なくこなせそう。
伏兵台頭の余地は限りなく皆無に近いと見る一方、
上位は横一線で「あら、この組合せでおいしい配当に」なんて結末もありそうで。

● 展開
逃げても控えても自在に競馬ができるキタサンブラックが最内枠。
互角にゲートを出れば、
包まれるのを嫌ってある程度は主張することになるだろう。
そこにちょっかいを出すとすればワンアンドオンリーくらいだろうか。
なぜかまた田辺騎手が不気味な立ち位置にw
ロゴタイプで先制を示唆した天皇賞では控えたが、今回は果たして。
ただ、いずれにせよ1000m60秒を切るようなラップは想像しづらく、
かといって62秒以上に緩むとも思えず、
だいたい平均ペースからのラスト3F勝負になると想定。

● 隊列
割とじっくり構えるタイプが多そうですね。
ルージュバック、フェイムゲーム、レインボーライン、
ディーマジェスティ、ヒットザターゲットあたりは出たなりで後方から。
中団馬群にビッシュ、ラストインパクト、トーセンバジル、リアルスティール、シュヴァルグラン。
ゴールドアクターやサウンズオブアースがその一つ前のポジションですか。
労せずに好位を取れそう。やっぱり序盤は淡々と進む。

● 馬場
さあ問題は馬場よ。
雨はギリギリ待ってくれそうなので、
土曜の東京競馬をサンプルに検討してみるが、まあ悩ましいですね。
旧東京コースを思い出させるような大外ブン回しでも間に合う一方、
内でうまく立ち回った馬のひと伸びもある。
ただ、逃げた馬も直線ではラチから離れているように、
内から3〜4頭目くらいまではできれば避けたいのかもしれない。
イメージとしては昨年と同じく、
内外に馬群が広がって生まれた間のスペースに、
ひと呼吸置いて仕掛けてきた差し馬が突っ込んでくる形か。

ジェンティルドンナの連覇やエピファネイアの圧勝は内が勝ちルートだったが、
昨年から馬場の真ん中へと変貌を遂げつつあるのかもしれない。
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天皇賞→ファンタジーS→エリザベス女王杯と、
痛恨の3連敗で回収率を大きく下げてしまった。
やっぱり今年も100%越えは無理ゲーという結論が近づいてきているw

とはいえ競馬は続く。
年末まで参戦予定のレースはあと5鞍程度。
しかし全敗してもまだデッドラインには到達しないので、
半ば「予算消化」的なスタンスでマイルCSに臨時参戦である。



混戦模様がデフォのマイル路線だけあって、
毎年このレースを迎えるたびに、
「上位人気が頼りない、これは何が来ても不思議やないで」と思わせつつ、
割と平穏な決着に終わる傾向にある。

とはいえ今年もやっぱり上位人気勢は頼りないw
サトノアラジンは京王杯SCと同様、
前哨戦の1400mを勝ち切ってしまうあたりに小物の気配を感じてしまう。
重賞を連勝中のヤングマンパワーも単に機動力が効いてるだけで、
G1で強い相手とやり合うにはいかにも「薄い」印象がある。
そしてもはやマイルでは限度が見えていそうなミッキーアイル。
先手を奪い切ってしまえば希望もありそうだが..
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マリアライトがひと叩きで調子を上げてくるか、
ミッキークイーンが久々でも能力の違いを見せるか。
例年の傾向通りにどちらかが崩れるか、それともそれとも。

週アタマからずーっと考えて、
枠順が出て、そして土曜の競馬で馬場の傾向を確かめた。

これはもしかしたら「2強」は危ないかもしれない。

天候にも恵まれたおかげで、
京都競馬場の芝コースはイン有利。
各馬ともラチ沿いをピタピタに回ってくるし、
エリザベス女王杯と同距離の2200mで行われた最終の1000万下戦も、
上がり33秒台半ばでの決着。
もともと「道悪なら外差し、良馬場ならイン突き」が勝ちルートのエリ女である。

そこでマリアライトとミッキークイーンがどんなコース取りをしてくるか。
助走距離をたっぷり取ってトップスピードに乗せるのがマリアライトの特技。
宝塚記念にしても昨年のこのレースにしても、
距離のロスを承知で外を回って豪快に差してきた。
いくら2番枠を引いたとはいえ、この形を変えるとは思えない。

ミッキークイーンとて同じ。
最内枠だが恐らくゲートは良くても五分、じっくり後ろから構える競馬になるだろう。
人気を背負う立場でわざわざ内を狙うだろうか浜中騎手。
「まともに回ったのでは足りない」との判断であれば、
腹を括って内を狙う可能性はあるものの、
そこまでリスクの高い勝負に出るだろうか。

つまり、マリアライトもミッキークイーンも4角は外。
ここで生じるスキを狙いたい。
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ミスエルテがここを使うのは絶対におかしいと思うので、
滅多に買わないファンタジーSにわざわざ参戦である。

怪物フランケルの産駒として注目を集め、新馬戦も期待通りに勝利。
阪神のマイル戦を使ったのも、
間違いなく桜花賞を見据えてのもの。
なのに、なぜ2戦目で距離短縮?
しかもこの、近年はクラシックとの関連性がどんどん薄れてきている斜陽のG3に。
池江厩舎、サンデーレーシングのチームがここを選んでくることに、相当な違和感がある。

会見では「川田騎手が乗れるレースを」と理由を説明していたが、
正直そこまでプライオリティの高い事項でもなさそうだし、
それに他の鞍でも乗れるレースはあったに違いない。調べてないけどw

気性面での不安もチラ見せしているように、
抑えを利かすのが難しいと判断したのでは?
1400mならば問題ないと思わせておいて、
チグハグな競馬に終わるシーンが容易に想像できる。
1番枠でも当たればなーなんて考えていたら本当に入ってビックリw
出して行けずジッとしている間にどんどん前に入られて、
後手を踏んで敗れるパターンになると見た。
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フルゲ割れながらも豪華メンバー、
それでありながら有力馬がそれぞれ不安材料も抱えているという、
非常におもしろい構図。
買う側もセンスが問われる天皇賞である。

■過去5年勝ちルート
11年: 外差し - 内差し - 外追込[56.5-35.8]
12年: 内追込 - 内先行 - 外追込[57.3-36.6]
13年: 外差し - 内先行 - 内差し[58.4-35.3]
14年: 外追込 - 内先行 - 内先行[60.7-34.6]
15年: 内先行 - 外追込 - 外差し [60.6-34.0]

ジャスタウェイ、スピルバーグ、そしてステファノス。
機動力全盛のこの時代にありながらも、
正攻法の外差しが十分に間に合うケースが多い。
時代が変わってもさすがは伝統の天皇賞ということだろうか。

12年のエイシンフラッシュも含め、
「毎日王冠で敗れた差し馬」が4年連続で連対を果たしており、
今年もそれがセオリーになるだろうか。
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何かに導かれるようにして、今年もブラジルCに参戦である。
基本的には紛れの少ないコース設計だけに力通りの決着が多いが、
人気馬がどっしり構えすぎた際には前残りで波乱も、というのが基本的な傾向。

5月にブリリアントSを勝ち、
休み明けのシリウスSでも僅差3着のアポロケンタッキーはいかにも堅実に走れそう。
ただしG1のウラでヌッスをはたらく戸崎騎手がグリグリの人気馬に乗った時は、
どうも取りこぼしが多い印象がある。
2年前のこのレースでもヴォーグトルネードで3着に終わった。

そこで期待したいのがミツバ。
展望エントリでも書いた通り、いかにも横山典騎手との相性が良さそう。
てっきりテン乗りかと思ったら昨年に一度だけ騎乗経験があったみたいだけどw
腹を据えての待機策から直線は大外からの追い込み、
展開ズバリで突き抜けたら会心の首ポンポンが見られそう。
目に浮かぶでしょ?
重賞初挑戦のシリウスSでは、
後ろからではノーチャンスの展開ながらも上がり最速で4着に追い上げた。
アポロケンタッキーとの0.4秒差を逆転するのは簡単ではないが、
名手の手綱で持ち味を存分に発揮してもらえれば。

◎ ミツバ
○ アポロケンタッキー
△ トラキチシャチョウ
△ ドコフクカゼ
△ ランウェイワルツ
△ ラニ
☆ キープインタッチ

菊花賞はディーマジェスティからカフジプリンス・レッドエルディスト・レインボーライン、
サトノダイヤモンドからミッキーロケット・エアスピネル・プロディガルサンに流す。
あとは3-6軸で名前を挙げたところへ3連複を。
うまく入ればそこそこのお駄賃にw

自転車で遊びに行くのでリアルタイム観戦はできないと思いますが、グッドラック。
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過去の「勝ちルート」は省略するが、傾向としては内ラチ沿い有利。
外から差して勝ったのは11年のダークシャドウくらいで、
馬群を捌いて伸びたエアソミュールと逃げ粘ったサンレイレーザーで決まった14年のように、
波乱の使者は内からやって来る。
後に天皇賞で連対するエイシンフラッシュ(12年)やステファノスが不発に終わることからも、
「能ある鷹は爪を隠す」的なレースでもある。
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電子版の競馬ブックを見てみたら、
どうやらマスクゾロが1番人気になりそうな印の付き方をしていた。

そうなの?

● 過去5年「勝ちルート」
11年: 内先行 - 外差し - 内先行 [61.8-36.6]
12年: 外差し - 外先行 - 外差し [61.8-37.0]
13年: 外追込 - 外先行 - 内先行 [61.2-36.8]
14年: 内先行 - 内先行 - 内追込 [63.2-35.8]
15年: 外差し - 内先行 - 内追込 [62.3-37.6]

年によって傾向はバラバラだが、
阪神ダ2000mのイメージとして色濃く残る先行有利のパターンばかりではなく、
時には外差し勢が上位を独占したりなんてことも。
前半のペースだけでなく、
後続がどのタイミングで押し寄せてくるかがカギ。

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●阪神11R セントウルS
◎ ネロ
○ ビッグアーサー
△ エイシンブルズアイ
△ ダンスディレクター
△ ウリウリ
△ アットウィル
☆ ラヴァーズポイント

短距離王ビッグアーサーの始動。
しかしここがスプリント路線の鬼門である。
勝って本番へというのは過去の歴史をヒモ解いても非常に難しい。
時期的に、夏に使われている馬が明らかに有利。
まして開幕週で前が止まらない。
かといってここを勝つために無理な位置取りをするわけにもいかない。

もうさんざん言われていることだとは思うが、
ここは無難に滑り出すための場と位置づける。

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●過去5年「勝ちルート」
11年: 外差し - 外差し [36.2-36.9]
12年: 外差し - 内先行 [35.8-36.3]
13年: 内先行 - 内逃げ [35.4-36.3] ※重
14年: 内先行 - 内先行 [35.6-36.3] ※不良
15年: 外先行 - 内先行 [35.7-37.2] ※稍重

●過去5年ラップタイム
11年: 6.6 - 11.5 - 11.9 - 12.4 - 12.6 - 12.3 - 12.3 - 12.0 - 12.6 [36.2-36.9]
12年: 6.6 - 11.0 - 12.1 - 12.2 - 12.0 - 12.0 - 12.3 - 11.6 - 12.4 [35.8-36.3]
13年: 6.8 - 10.9 - 11.6 - 12.2 - 12.3 - 11.9 - 11.9 - 12.0 - 12.4 [35.4-36.3] ※重
14年: 6.8 - 10.8 - 12.0 - 12.1 - 12.1 - 11.8 - 12.0 - 11.8 - 12.5 [35.6-36.3] ※不良
15年: 6.8 - 11.0 - 11.8 - 12.3 - 12.1 - 11.8 - 11.9 - 12.0 - 13.3 [35.7-37.2] ※稍重
※13年は函館競馬場で開催、入りの3ハロンは推定

たまに外差しのターンも巡ってくるけれど、
基本的には4角で前にいる馬がそのまま押し切るのがデフォ。
そりゃこの舞台で追込みがズバズバ決まるとかありえん。
いかに前に行けるか、
そして同型と兼ね合える融通性が勝負のポイント。
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●過去5年「勝ちルート」
11年: 外差し - 外差し [35.1-36.3]
12年: 外先行 - 外追込 [35.8-35.1]
13年: 内先行 - 外追込 [35.7-37.1]
14年: 内先行 - 内追込 [35.1-36.4]
15年: 中差し - 内先行 [35.5-35.1]

●過去5年ラップタイム
11年: 12.4 - 11.0 - 11.7 - 11.6 - 11.7 - 11.9 - 12.1 - 12.0 - 12.2 [35.1-36.3]
12年: 12.3 - 11.4 - 12.1 - 12.1 - 12.3 - 11.9 - 11.6 - 11.7 - 11.8 [35.8-35.1]
13年: 12.6 - 11.5 - 11.6 - 12.1 - 12.3 - 12.2 - 12.3 - 12.3 - 12.5 [35.7-37.1]
14年: 12.3 - 11.3 - 11.5 - 11.3 - 11.4 - 11.5 - 11.8 - 12.4 - 12.2 [35.1-36.4]
15年: 12.3 - 11.6 - 11.6 - 12.1 - 12.3 - 12.1 - 11.7 - 11.6 - 11.8 [35.5-35.1]

※13年は函館競馬場で開催

位置取りも大事だけど、
そこだけ意識してたら無欲の追込馬を拾えなくて泣きを見るってところでしょうか。
今年も前で勝負した馬が多く、
キャトルフィーユが勝った14年みたいな形になると見た。
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中京に移ってから今年で5年目。
「勝ちルート」の傾向としては、やはり内有利。
差し馬でも届いてはいるが、
大外を回らず4角を上手にクリアするのが上位進出のカギになっている。
連対圏突入には速い上がりが求められ、
いかにも近年のダート重賞のトレンドが反映されている印象。

◎ ニシケンモノノフ
○ ブライトライン
▲ タガノトネール
△ グレープブランデー
△ ダノングッド
△ キングズガード
△ ノボバカラ

何度目か知らんけど充実期に突入した感のあるニシケンモノノフ
上がりが速くなっても適応できるし、
左回りで渋った馬場というのはベスト条件ではなかろうか。
約1年、重賞タイトルから遠ざかっている岩田騎手の昇天ガッツポそろそろあるで。

復活の気配が見られるベテランのブライトライン
モーニンやノンコノユメと戦ってきた割に人気薄のタガノトネールを厚めに。
タガノトネールはもうちょっと内枠がもらえていれば本命もあった。
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宝塚記念の勝ちルートはまあまあ訳がわからない。
基本的には昨年のラブリーデイのように先行馬の前残りが強いが、
一方でデニムアンドルビーのように外から追い込んでくるパターンも。
割合でいえば「6:4」くらいで内優勢かな。
開催時期的な問題もあって、超高速上がりでの争いにもならない。
レースの上がりが34秒台になることすら稀という、
近年の競馬では考えられない傾向。
おかげ様でゴールドシップは連覇できました。ありがとうございました。
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● 東京11R ユニコーンS
◎ グレンツェント

一生に一度の舞台、ユニコーンSである。
早くからダートで勝負をかける決心をした3歳馬たちが、
最初に迎える最高峰の一戦。
歴代の勝ち馬を見ても、まぐれで勝った馬はいない。
たとえその後は伸び悩んだとしても、
その時点では強豪の風格をまとっていた馬ばかり。
勝ち馬は先行策なり堂々と外を回って差すなりの正攻法で、
立ち回りの巧さを活かして上位に浮上できるレースでもない。

ゴールドドリーム、ストロングバローズ、グレンツェントの「3強」の争い。
その中でも最も東京マイル戦が向いていそうなグレンツェントを選択した。
前走の青竜Sは序盤やや引っ掛かりながらも35.7秒の上がりの脚を使い、
アルーアキャロルの追撃を封じ込めた。
元来は末脚で勝負するタイプながら、ああいう形でも結果を残せたのは大きい。
もともとスローペースにはなりにくい重賞、
今回は控えてストロングバローズらを見る形に持ち込めるのではなかろうか。

鞍上がトミベリ騎手に乗り替わるのがやや不安材料だったが、
調べてみたら芝よりダートの方が成績が良く、
特に東京ダートでは勝率16.4%、3着内率34.3%と高アベレージを誇る。
※どのクラスに偏ってるとかまでは調べてないw
これなら何とかなるんじゃないかぬ。



ストロングバローズは単純に「中山>東京」の適性かなと。
伏竜Sではグレンツェントは完敗だったが、舞台が変われば。
問題はゴールドドリーム。
園田の小回りが合わなかったのはわかるが、
それにしても鈍くさい負け方だった。
勝ち鞍のあるコースとはいえ、本質的にマイルは短そう。
後手に回るレースになると、追撃も間に合わないようなことになりかねない。

そんなわけでグレンツェントで複コロ勝負。
こないだトーセンビクトリーでとても悲しい思いをしたので、
巻き返しの第一歩を踏み出したい。
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●阪神11R 垂水S
◎ トーセンビクトリー

クラス再編成といえば複コロのシーズン。
昨日からも明らかに力量上位の馬がきっちり結果を残している。
※一部のワナっぽいのを除いて

4月に現級を勝っている良血馬トーセンビクトリー
昨年も夏に連勝し秋華賞に間に合わせたように、この時期は強いと見た。
距離的にも1800mがベストっぽいので。

メンバー的にはほぼグァンチャーレとの一騎打ち。
東西でスクリーンヒーローの日となるか、それとも。
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日本ダービーの余韻も冷めぬままに。

◎ タッチングスピーチ
○ マドリードカフェ
▲ マリアライト
△ レコンダイト
△ ヒットザターゲット
△ スーパームーン
△ クリプトグラム

ディープインパクト牝馬ながら加速に時間を要するタッチングスピーチにとって、
そこまで上がりが速くならない東京2500mは最適コースと見た。
ハンデ1キロ差で女王マリアライトに迫る。

穴は大阪−ハンブルクCでも一発かましたマドリードカフェ。
得体の知らない今こそが連続激走のタイミング。
あとは昨年の1、2着馬を絡めつつ。
9Rむらさき賞でブライアンズタイム産駒が勝っていたのでスーパームーンも。
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白帽が猛威を振るう近年の日本ダービー。
それは要するに強い馬が外をブン回して勝つという、
単純なレースではなくなってきたということ。
馬場のいいところを狙える伏兵の台頭にも気を配らなければならないのが、
予想をする上で難しいところ。
特に3連系の馬券を買う場合は。

● 過去5年「勝ちルート」
11年: 外追込 - 外追込 [62.4-36.5]
12年: 内先行 - 中差し [59.1-36.1]
13年: 外追込 - 中差し [60.3-35.2]
14年: 内先行 - 内先行 [59.6-34.4]
15年: 外差し - 内差し [58.8-34.6]

ペースが速いと外差し、スローだとイン突きと一概に言えない傾向。

外を回して勝ったのがオルフェーヴル、キズナ、ドゥラメンテ。
そして内を突いて勝ったのがディープブリランテとワンアンドオンリー。
傑出して強い馬なら正攻法の外差しでも十分なのかなという。

今年くらい拮抗したメンバーだと、
やはり経済コースを回れる強みが効いてきそうな気がするが..

それともうひとつのポイントが、
皐月賞の結果がそのまま反映されないということ。
これが日本ダービーを占う上で楽しいところ。
未だにタヤスツヨシ−ジェニュイン以降、
皐月賞のワンツーそのまま決着が起こらない。もう20年以上。
まだ前売段階(土曜AM)とはいえ、
現在の馬連1番人気はディーマジェスティとマカヒキの組合せ。

果たしてそう簡単にいくかな..
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●過去5年「勝ちルート」
11年: 外差し - 外追込 [33.5-36.0]
12年: 内先行 - 内先行 [34.4-34.2]
13年: 内先行 - 中差し [34.6-34.2]
14年: 内逃げ - 内差し [34.7-34.3]
15年: 内先行 - 内先行 [34.3-35.0]

「マイルは短いけど直線の長い東京なら」は間違いではないかもしれないが、
ことヴィクトリアマイルに関しては完全に地雷ワード。
牡馬相手に活躍してきた牝馬が正攻法で挑んだ結果、
ラチ沿いを上手に回る伏兵たちに軽くヒネられてきた歴史を重く受け止めよう。
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数日前までは桜花賞のメジャーエンブレムで複コロ始めるつもりだったけど、
色々と考えているうちに撤退。
あのレースは見るレースとして楽しむことにした。

代わりに、というわけではないが大阪−ハンブルクCがいい具合に難解なので挑戦。
いきなりだけれども結論。

● 結論
◎ ハギノハイブリッド
○ レコンダイト
▲ トラストワン
△ トウシンモンステラ
△ マドリードカフェ
△ クリプトグラム
△ プロモントーリオ

上がりの脚に限度のあるハギノハイブリッド
この距離なら労せず好位を取れるのでキレ不足を解消できる。
重賞勝ち馬が56kgでこの相手なら威張れる。
レコンダイトも高速上がりの勝負はやや劣勢。
この条件でこそしぶとい脚が活きてくる。
昨年の2、3着馬で今年はワンツーを。
割って入るなら8歳ながら元気なトラストワン

トウシンモンステラはハマれば上位に来られる脚がある。ハマれば。
いつ激走スイッチが入るか謎のマドリードカフェも不気味。
格上挑戦ながらまだ底を見せていないクリプトグラム
不本意な競馬の続くプロモントーリオの巻き返しまで。
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突然の阪神牝馬S参戦。
とはいえ今年からリニューアルされたもんだから、
勝ちルートもへったくれもない。
先週の馬場がだいぶ内有利だったのと、
そこまでペースが上がらないのではないかという考えから、
ラチ沿いピタピタできる馬を上位に取ることにした。
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昨日は久々にワイン1本開けたら盛大に寝落ちしていた様子..
ちゃうねん、やっと仕事がトンネル抜けた感じがしたから、ついつい..
そら(体力的に弱っていたところで酔ったら)そう(ソファで爆睡)なるよ。

本日は阪急杯に参戦。
中山記念はオッズ見てあきらめたw
ドゥラメンテの評価が見事に微妙で..これは見るレースでいいや。
ちなみに買うならロゴタイプ−リアルスティールが本線と考えてました。

阪急杯はとりあえずイン先行馬から順に買えばいいはず。
逃げ馬の直後、ラチ沿いからちょろっと脚を使えば圏内のイメージ。
良馬場ならそこから大ブレすることはないでしょう。
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たぶんスルーと宣言していたフェブラリーSに再挑戦。

● 展望エントリのおさらい
・ 近年は内先行有利、追込みは届きづらい
・ ペースにかかわらず上位組の上がりタイムが速い
・ 波乱を起こすなら先行馬?

直線の長い東京で先行馬が失速したところを追込み馬が台頭..
というイメージは過去のもの、と言えるかもしれない。

仕掛けて行きそうなのは、
コパノリッキー、アスカノロマン、コーリンベリー、モンドクラッセ、
スーサンジョイ、タガノトネールそしてモーニン。
必ずしもこれら全てが前に付けられるとは限らないが、
とりあえず脚質的にはこのへん。
ホワイトフーガやベストウォーリア、
ロワジャルダン、グレープブランデーあたりがその後ろ、
外枠のマルカフリートやサノイチ、ローマンレジェンドは出たなりの位置と見ました。
パッションダンスは知らんw 最内枠じゃフタされて終了な気がするけど。

そしてノンコノユメはスムーズに外へ出すために最後方に近いポジションから。

こうやって見ると、
割と先行勢がワンペースで行くイメージの馬が多く、
好位で折り合って速い上がりでまとめられる馬を見つけるのが難しい。
ならばゴール前で差し馬の逆転を本線に考えてもいいんじゃないかという発想。
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予告どおり共同通信杯に緊急参戦である。
祭りの準備に盛り上がる2016クラシック戦線。
先週のサトノダイヤモンドに続けと、
ここはハートレーとスマートオーディンの一騎打ちムード。
ともに2歳時に重賞を勝っており、
しかもその内容も見栄えするとあっては、
伏兵陣にとって付け入るスキは残されていないようにも映る。

しかし、こんな時こそヘソ曲がりの出番ですよ。

共同通信杯のここ5年を振り返ってみると、
勝ち馬の殆どが内をぴったり回っている。
過去10年まで記憶を遡ってみても、
外を回って勝ったのはフサイチホウオーくらい。
あと覚えている範囲でマイネルデュプレとかw
そう、つまり「勝ちルート」は内にあり。

ある程度の自在性がありそうなハートレーはともかく、
折り合いに難のあるスマートオーディンは慎重に待機作を敷くはず。
スローペースで脚をタメる先行勢を、
外からまとめて一蹴というのは簡単な仕事ではないと見た。
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● 展望エントリのおさらい
・ 平均ペースがデフォ
・ 外を回しても間に合う
・ 差し、追込優勢

35秒台前半で入るのが例年のパターン。
シゲルカガはカペラSで32.5秒というマジキチなラップで逃げたが、
さすがに今回はそこまで無謀な策には出ないはず。
馬場を考えても34秒台後半くらいで入る想定。

じっくり構えて勝負に出るタイプが多く、
タガノトネールとモーニンの先行勢は割とスムーズにポジションを取れそう。
もしかしたら先週の東海Sと同様に、
前に行った2頭のあっさりワンツーもあるかもしれない。

それでも差し馬が本領を発揮する舞台。
35秒そこそこの強烈な決め手がモノを言う決着を待つ。
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安西先生..競馬がしたいです。
雪が心配ですが、どうか中止になりませんように。

● 展望エントリのおさらい
・ 内外の有利不利はさほど気にならない
・ 前半からペースが緩まずラストはガマン比べ
・ G1につながるハイレベルなレース

ゴマカシの利かない平均ペースの消耗戦。
地力が問われるだけに伏兵の台頭は難しいと見たが、
極端な展開になれば一角崩しも。
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記念すべき2016開幕戦。
いきなり悲劇的な結末になりませんように。

● 展望エントリのおさらい
・ 4角は内が「勝ちルート」
・ なぜかペースがそんなに落ちない
・ 脚質的には差しも間に合う、内を通れば

しかし12頭と手頃な頭数でもあり、
そこまで内を通るアドバンテージが大きいのかは謎。
一応この傾向に乗っかってみるけど。
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