「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

タグ:香港競馬

関連エントリ:
■ 【週末雑談】困難を乗り越え今年も王者ら参戦/香港国際競走

■ 【香港】今年も日本勢が活躍!ノームコアとダノンスマッシュが勝利/香港スプリント・香港カップ(動画あり)


一時期がんばって追いかけてた香港競馬の動向も最近はすっかり置いてけぼりに。それでも三冠馬ゴールデンシックスティの強さは存じ上げていたが、日本の精鋭マイラーを相手にもその能力は一枚も二枚も上だった。

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関連エントリ:
■ 【週末雑談】困難を乗り越え今年も王者ら参戦/香港国際競走


例年とは全く勝手が違う状況で行われた香港国際競走。日本調教馬も本来であればもっと多くの馬が参戦していたであろう中で、果たしてどんな結果が待っているかと思ったが..その強さは相変わらずだった。香港カップをノームコアが、そして香港スプリントをダノンスマッシュが制覇。困難を乗り越えて勝利をつかんだ陣営を心から讃えたい。

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今年は世界情勢的に遠征は難しい中、それでも日本馬が香港参戦を決断した。出走を決めた馬、自重した馬の顔ぶれを見ると、基本的にノーザンF系列のクラブ所有馬は全部パス。また、ルメールを連れ出すのも困難という判断だったのだろう。現地の騎手にバトンタッチして問題のない馬が基本的には揃った。
そんな中、クラブ馬+日本人騎手という異質な組み合わせで挑むウインブライトの「香港への執念」は並々ならぬものを感じる。国内のG1では分が悪く、「勝つならここしかない」というのもまた事実かもしれないが。

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香港競馬の今シーズンもぼちぼち佳境に。
これで1年半にわたってブログでも積極的に取り上げるようになったが、
結局それでも有名どころの馬が出てくるレースに触れるのが精一杯だった。
もうちょっと基礎的なところから理解を深めていきたいんだけど、何せ情報収集も難しくて..

引き続きこのレベルの話になると思いますが、新シーズンもよろしくお付き合いくださいな。

さて、チャンピオンズ&チャターCはエグザルタントがどうってことなく勝利。
4角手前で早々に先頭に立つ、全く危なげのない内容でした。
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せっかくの香港のインターナショナル・デイも、この状況では海外調教馬の参戦は不可能。
こう言っちゃアレだが、各路線の代わり映えしないメンバーでG1が争われることになった。

ただ、レースそのものはいずれも熱の入るもので、無観客開催であることも忘れさせてくれた。

まず、チャンピオンズマイルはゴール前2頭の大接戦。
先に抜け出しを図ったビューティージェネレーションに対し、
外から猛然と襲いかかるのがサザンレジェンド。
脚色は外が優勢と見せかけて、内で王者も食い下がる。
長い叩き合いの末、わずかに先着したのはサザンレジェンドの方だった。

チェアマンズスプリントプライズは、ズラリと横に広がっての追い比べ。
内からホットキングプローン、外からサンクスフォーエバーとビッグタイムベイビーが差すところ、
間を割って伸びたミスタースタニングが勝利。

そしてクイーンエリザベス2世Cは、大将格エグザルタントがさすがの勝利。
前走で不覚を許したタイムワープの逃げを途中から完全マンマークし、
しっかり競り落とす気合の入った勝ちっぷりだった。
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今さらながら先週末に行われた香港のG2について。

チェアマンズTはワイククとビューティージェネレーションの一騎打ちムードで、
復活の気配が見えつつあるビューティージェネレーションが勝利。
ところがワイククは直線半ばで伸びを欠き、まさかのブービー6着に終わった。

そしてスプリントCは香港スプリント3着以来の実戦となるエセロが人気を集めたが、
出遅れてチグハグな競馬となりまさかのシンガリ負け。

どちらも単勝1番人気の本命馬が着外に沈む波乱の決着となった。
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いよいよ東京封鎖も現実味を帯びてきたことで、中央競馬の開催も危うくなってきた感。
少なくとも関西関東間で人の往来が行われるリスクは無視できまい。
お互いに締め出し、関西馬のみの桜花賞や関東馬のみの皐月賞を行うのか、
それとも..といったところだろうか。

どうにか無観客でもいつも通りの形で開催を続けてきたが、さすがに限界かもしれない。

個人的にはこの瀬戸際で悪あがきをするよりも、
収束の気配が出てきたタイミングでどれだけ反発力を発揮できるかが大事だと考えているので、
場合によっては潔い撤退が得策となるかも。

たとえ生活に直結する人が多くいたとしても、無理に引っ張るのは賢明とは思えない。
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いよいよ日本でも「無観客競馬」での開催になりそうだが、
先んじて無観客での対応が続いている香港では、
4歳三冠シリーズの第2戦・香港クラシックカップが行われた。
すでに香港クラシックマイルを勝っていたゴールデンシックスティが制し「二冠」を達成。

これで「三冠」にも王手をかけたわけだが、
過去に三冠馬というのはいたのだろうかと調べてみると、
17年にラッパードラゴンが偉業を達成していた。
しかし、その後チャンピオンズマイルで圧倒的人気に支持されながら故障を発生。
そのまま命を落としたという..

割と最近の話だけど、知らんかったなあ。
本当に海外競馬のことなんて全く情報をキャッチしてなかった。
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新型コロナウイルスの影響で、無観客での開催が続いている香港。
暫定的な措置ではあるとのことだが、
昨年の大規模なデモに続いて穏やかでない日々を過ごすことに。
このままでは4月の国際競走にも影響を及ぼしてきそうで、
ウインブライト陣営あたりは早くも頭を悩ませている。

そんな中でも馬や関係者たちは頑張ってる。
先週日曜は香港ゴールドCとクイーンズシルバージュビリーCと2つのG1が行われた。
キーワードは「復活」。

まず香港ゴールドCで圧倒的1番人気に支持されたのは、毎度おなじみエグザルタント。
年明け初戦のセンテナリーヴァーズを完勝し、
まだまだ王座は揺るがないと思われたが、まさかの2着。
負かしたのは17年の香港C勝ち馬の古豪タイムワープ。
G1を勝ったのも2年前のこの香港ゴールドC以来で、昨年はG1で大敗が続いていた。

そしてクイーンズシルバージュビリーCは、
怪物ビューティージェネレーションが連敗を「4」で止める勝利。
と同時にこのレース3連覇も達成。
最強馬の復権を現地のファンも喜んだことだろう。
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1月27日に行われたセンテナリーヴァーズと香港クラシックマイルの話。

4歳馬による三冠路線がここから始まるが、
昨年ここで主役を担ったフローレやダークドリームらが古馬相手に苦戦し、
さらには香港クラシックCで波乱を演出したミッションタイクーンに至っては一般戦でも大敗が続いていたりで、
果たしてどこまで権威あるレースなのか疑問に思ったりもしている。
日本のクラシック路線ほどの価値はなさそうな感覚。

とはいえゴールデンシックスティの末脚は見事だった。
一瞬で外から突き抜けて完勝。
これまで1200〜1400mを使われてきたが、マイル戦も問題なく適応。
ならば1800mでも勢いそのままに突き進んでほしいところ。

それからセンテナリーヴァーズはエグザルタントがさすがの勝利。
もはやこの馬に関して語ることも残されていない気がするが、
今回はハンデ差が10kg近くありながら貫禄を見せつけるのだから立派である。
どれだけ弱メンを相手にしてるのかとも思うがw
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香港競馬を追いかける試みも2年目を迎え、
とりあえず1年のスケジュールはざっくりと頭に入ってきた。
そうそう年明けにいきなりスプリントとマイルのG1があるんだっけ。

ということで今から19日に行われたスチュワーズCとセンテナリースプリントの話をします。
先週はセンテナリーヴァーズと香港クラシックマイルがあったので、
それはまた別の機会に。

スチュワーズCは香港マイル2着のワイククが1番人気に応え勝利。
完全にマイル路線の覇権は移ってしまった印象で、
ビューティージェネレーションがすっかり「元王者」のポジションに収まってしまった。

センテナリースプリントはビートザクロックが香港スプリントに続きG1連勝。
派手さはないものの勝負強いタイプで、
しばらくはこの路線のトップに君臨し続けることになるのでは。
人気を分け合ったホットキングプローンは3着に終わり、
2着にはG1初出走だった4歳馬サンクスフォーエバーが逃げ粘った。
この馬もこれから上位争いに顔を出してきそう。
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楽しみにしていた香港国際競走は大盛況のうちに幕を閉じた。
日本調教馬が3勝を挙げる活躍を見せただけでなく、
各レースとも事前にそれなりの予想を組み立てた上で観戦できたことによって、
おもしろさも見応えも従来とは比にならない充実度があった。

来年以降もこうして点と点が結ばれて線になっていけば..

まず香港ヴァーズはグローリーヴェイズが勝利。
京都大賞典6着以来、国内のG1を見送りここに照準を合わせた采配がズバリ。
そしてメジロの血統がモーリス以来再び香港の地で栄誉に輝いた。
2着がラッキーライラック、欧州転戦後のディアドラも末脚を伸ばし4着と、
3頭が出走した日本勢はいずれも存在感を十分に示す結果に。
連覇を目指した地元の雄エグザルタントが3着。

ダノンスマッシュが挑戦した香港スプリントは例によって地元勢が無双。
新星エセロが逃げるところ、
ゴール前で内からホットキングプローンが、
そして外からはビートザクロックが襲いかかる大激戦に。
最後はわずかにビートザクロックが先着し、モレイラ2連勝。

香港カップは王者ビューティージェネレーションが衰えを指摘される中、
日本馬が4頭参戦し、富士Sで大敗を喫していたアドマイヤマーズが復活。
これには驚いた。亡き近藤利一オーナーへ捧ぐ勝利としか言いようがない。
残念だったのはインディチャンプ。
出遅れが響き後方インからの競馬となり、
直線でも馬群を割ろうとしたが前が開かず不完全燃焼。
これが実力ではないと思うので、来年また海外で雪辱を果たしてほしい。

そして最後を締めくくる香港カップは、
本来であればアーモンドアイが参戦していたはずで、
その影響もあってかやや手薄なメンバー構成に。
主役を務めたのは春のQE2世Cを勝った日本のウインブライト。
積極的な競馬で早めに先頭に立つと、
最後はライアン・ムーアが駆るマジックワンドとの叩き合いを制し再びの歓喜。
この日のシャティン競馬場に唯一参戦した日本人騎手の意地を見せてくれた。
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坂井瑠星サトノガーネットが中日新聞杯を勝利!
単勝8番人気の伏兵ながら、
大外一気の追い込みでゴール前の接戦を制した。すばら。
馬群を割って伸びてきたラストドラフトが抜け出すかという瞬間にズドン。

前走エリザベス女王杯を含め、ここ数戦ずっとコンビを組んできているが、
どうもテンからズブくてどうしても後ろからの競馬になりがち。
それは今回も同じだったが、どうにかこうにか間に合った。

鞍上はこれで今季重賞3勝目。
一概に人気薄で勝つことを高く評価すべきかどうかは別として、
勝ち切るには足りない馬を勝たせているという見方はできる。
来年は重賞でいい馬を任され、平然と勝つ姿が見たい。

ゴール前でマーフィーとの追い比べを制したのは見応えあったぞ。

阪神ではカミユキ降臨。
幸さんが人気薄で特別を2勝。
10R境港特別のメイショウタカトラでは単勝万馬券の大波乱を演出した。
メインのリゲルSも不振が続いていたストロングタイタンを復活に導いたことで、
次はコンビ続投で重賞参戦も見えてきた。

うれしいニュースが届くと筆も進みますな。
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香港競馬のこともすっかり更新サボってましたね、ええ。
現地は色々と大変な状況で、
ハッピーバレー競馬場の開催が何度か中止になるなど影響が出ていますが、
それでも来月には香港国際競走が待っています。

ちょうど先週は各カテゴリの前哨戦が行われたのでその様子を。

まずジョッキークラブマイルはワイククが勝った..というよりも、
ビューティージェネレーションが連敗を喫したということに触れておかねば。
10月の今季初戦こそ勝ったものの、まさかの展開。
本番で巻き返しなるか。
インディチャンプら日本勢にとっては地元の雄のスランプは歓迎材料かもしれないけれど。

続いてカップはエグザルタントが貫禄勝ち。
この後は連覇を目指して香港ヴァーズへ。
好敵手リスグラシューは有馬記念に向かうため再戦はならなかったが残念だが、
日本勢に立ちはだかるラスボスキャラを務めてくれることだろう。

そしてスプリントでは新興勢力のアエテロが非凡なスピードを見せ圧勝。
斤量差はあるとはいえ、南半球産の3歳馬が名うてのスプリンターたちを完封した。
春の時点で「楽しみな馬がいる」と話題にはなっていたが、
早くも頂点を極める可能性が出てきた。
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すっかり日本ダービーの影に隠れる形となり、
なおかつ最近ちょっと更新をサボり気味でもあって、
香港チャンピオンズ&チャターCのことを書いておりませんでした。

日本から地方馬ハッピーグリンが参戦ということで話題になっていたのですが。

結果は毎度おなじみエグザルタントさんが優勝。
香港QE2Cでウインブライトに敗れ連勝はストップしましたが、
ここから再び勢いに乗れるか。

2着には伏兵ライズハイ。ハイライズなら知ってるw
単勝44倍とハッピーグリンより評価の低かった伏兵が激走。
まだ5歳と働き盛りなので、これから出番が増えてくるかも。
そして3着にダークドリーム。この馬の名前もよく聞くようになりました。

ハッピーグリンは大きく離されての8着(ブービー)に終わりましたが、
意味のある挑戦だったのではないかと思います。
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先週のチャンピオンズデイも振り返らないわけにはいかない。
何しろ今年からそれなりに関心を寄せるようになった香港競馬の、
春シーズンの集大成的な国際レースである。
「知っている地元勢vs日本からの遠征馬」という視点から観戦できる、
新しい楽しみが得られたのは大きい。

時系列順に話を進めると、
まずチェアマンズスプリントはビートザクロックが優勝。
ライバルのミスタースタニングが残念ながら出走取り消しとなり、
豪州のサンタアナレーンとの一騎打ちムードとなったが、
好位から先に抜け出して後続の追い上げを封じ込めた。
2着が前哨戦スプリントCでビートザクロックらを負かしていたラタン。
サンタアナレーンは追い込み届かず4着に敗れた。

チャンピオンズマイルはビューティージェネレーションがいつも通り楽勝。
毎度おなじみの単騎逃げからほぼ馬なりのまま。
ここまでワンサイドの勝利が続くと、
かえって本当に強いのかを疑いたくなってしまうw
安田記念参戦の可能性もあるようだが、
この連勝をそのまま評価してよいものか、馬券的には一考の余地があるかもしれない。

そしてそしてQE2世Cは日本のウインブライトが優勝!
エグザルタントとリスグラシューが外から併せ馬の形で追い込むところ、
内でロスなく立ち回って末脚を伸ばして先着。
どうやら現地のオッズでは単勝48倍の人気薄だったようだが、
香港にゆかりの深いステイゴールドの血が平成の最後にまた歴史を残すこととなった。
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今春の天皇賞は04年と状況が似ているらしい。
なるほど前年の菊花賞で上位を争った4歳馬が揃って出走し、
それぞれ有力視されていると。
「ネオ!ザッツ!リンカーン!ロブロイ!」あの年のことですな。

結果は皆さんご存知の通りイングランディーレの逃げ切りという大波乱に終わったわけですが、
個人的にはちょうど入院中で、
副作用でへろへろになりながら病室のテレビで見ていて、
とんでもない結果を目にして余計にアタマがくらくらしたのを覚えている。

それ以降も、春の天皇賞は時代の変化に翻弄されながら様々な歴史を刻んできた。
オルフェーヴルやゴールドシップが単勝1倍台の人気を平気で裏切ったり、
1番人気がフォゲッタブルという弱メンの争いもあった。
あるいはキタサンブラックVSサトノダイヤモンドという、
古き良き時代を思い出させる名勝負もあった。

たとえどんなメンバーで、どんな結末であっても、
そして自分がどんな境遇に置かれていても、
それぞれのレースがハッキリと記憶に強く残っている。
それが天皇賞の天皇賞たる所以。

そこらへんのG1とは重みが違うのだよ重みが。
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月末の国際レースに向けての前哨戦。
毎度のことながら香港のG1ホース達は勤勉で、
ちゃんと律儀にステップレースに顔を出してくれる。

しかし1200mのスプリントCではちょっとした番狂わせが。
ミスタースタニングとビートザクロックの一騎打ちと見せかけたところで、
ゴール前でラタン(3番人気ながら単勝17倍)がグイッとひと伸び。
約2キロの斤量差もあったとはいえ、存在感を示す勝利となりました。
ただし本番のチェアマンズスプリントでは、
やはり前述の「2強」が本領を発揮するのではないかと。たぶん。

チェアマンズT(1600m)はビューティージェネレーション様がいつも通りお散歩しながら勝利。
チャンピオンズマイルは他陣営が恐れをなしたか格下ばかり計7頭と、
もう今のうちから勝利は決まったかのようなもの。
すでに「ここを勝って安田記念」みたいな話も出てきており、
気の早い話だが初めての来日が楽しみになってきた。

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阪神牝馬Sはとんでもない結果になってしまった..w
序盤からスローペースで内は大渋滞。
圧倒的人気のラッキーライラックも前をカットされポジションを下げ、
4角で大外まで振られてしまう大きなロス。
余力たっぷりの先行勢を捕らえることはできず8着に敗れた。

このレースに限らず土曜の阪神芝コースはインの馬場状態がよさげ。
先週の悪天候の競馬の影響はほとんど感じさせない。
例年は大外ブン回しでも間に合うのがデフォの桜花賞だが、
ダノンファンタジーらが折り合い重視で構えていると、
思わぬ前残りの波乱劇が起きてもおかしくないのでは..

馬券がハズれまくっておかしくなりつつある頭がそんなことを考え始めた。
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正直に話そう、しばらく大レースがなくて香港競馬のチェックが疎かになっていたと。
先週末は香港ダービーが行われ、
すでに香港クラシックマイルを勝っていたフローレが二冠目を制覇した。
こういう表現が適切なのかは知らんw




1番人気は別路線で連勝を続けてきたワイクク。
そして2番人気がここまで惜敗続きのダークドリームで、フローレは3番人気。
この3頭がいわば「3強」的な扱いとなり、
香港クラシックCを人気薄で制しあっと言わせたミッションタイクーンはまた空気w

好位追走から直線に向いたフローレが先頭に立ち、
そこに後方から追い込んできたワイククが迫るも届かずゴール。
ダークドリームも積極的な競馬で見せ場は作ったものの、
最後は人気薄のサニースピードにも交わされ4着に終わった。
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タイトル長いよw

しかしこれだけ重要なレースを1日にやっちゃうなんて楽しそう。
役者もちゃんと揃って空き巣G1みたいな事態にもなっていない。

まずはビューティージェネレーションが出走したクイーンズシルバージュビリーC。
今回は1400mで、1月のセンテナリースプリントCを勝ったビートザクロックとの激突という、
ノースフライトとサクラバクシンオー、スワンSではどっちが強いのか的な戦況だったが、
やはり最強マイラーは簡単には捕まらない。安定の逃げ切り。
2番手から追撃したビートザクロックがそのまま2着というマッチレース。
そして3着にはスチュワーズCでビューティージェネレーションの2着だったコンテ。
強敵相手に経験値を重ねている印象で、
こういう馬がどれだけ上昇していくか注視していきたい。

そして、中長距離路線の総大将の座に就いた感あるエグザルタントが出走した香港ゴールドC。
こちらも人気に応えエグザルタントが快勝。
例によって後方待機から、
今回は早めのマクリで4角手前からもう先頭に立つと、
そのまま後続を寄せ付けない派手な勝ちっぷり。
どんどん強さを増している気がする。
4月にはリスグラシューとの再戦もありそうだが、簡単にはリベンジとはいきそうにない。

最後に4歳三冠の第2弾・香港クラシックC。
ここは1番人気のダークドリームを差し置いて、
単勝91倍の伏兵ミッションタイクーンが逃げ切り勝ち。
この馬は香港クラシックマイルでも2着に善戦していながら、
フロック視されていたのか今回も全くの人気薄。
日本でもたまにあるやつw
香港ダービーは3月半ばに行われるので、
最後の一冠の行方がどうなるか楽しみにしたい。
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京都牝馬Sは傾向通りの外差し決着ながらも大波乱で手に負えずw
前年2着ながら近走不振&プラス32キロで人気を落としていたデアレガーロが激走。
本命を打ったワントゥワンは大外から追い込むも出遅れが響き届かず、
上位3頭のうち印が入っていたのは2着のリナーテだけという大ハズレである。

iPhoneのちっこい画面で見ていたので瞬時にはわからなかったのだが、
好位から早め先頭に立っていたのは坂井瑠星アマルフィコースト。
あわや重賞初制覇かという見せ場を作った。

それにしても公式戦・練習試合も含めて当たらない2019。
フェブラリーSはどうなってしまうのでしょう。
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とりあえず重賞レースくらいではありますが、
香港のレース結果を確認するルーティンが確立されつつある。
これはとてもいいことだ。

さて、先週末に行われたのは、
古馬中距離路線のセンテナリーヴァーズと、4歳三冠の第1弾・香港クラシックマイル。
「クラシックマイル」ってのが日本のファンからすると違和感たっぷりですがw

センテナリーヴァーズはG3なんですが、
タイムワープやグローリアスフォーエバー、
そして先日の香港ヴァーズでリスグラシューを破ったエグザルタントとビッグネームが集結。
本当に向こうのG1馬たちは勤勉でうらやましいw

そして香港クラシックマイルの方は、
豪州からの転入馬ダークドリームが強いとの評判でレースを迎えた。
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先週日曜はシャティン競馬場で香港の2019最初のG1が2クラ行われた。
スチュワーズC(1600m)とセンテナリースプリントC(1200m)。
それぞれ暮れの香港国際競走でも上位を争ったメンバーが再度集まり、
なかなか興味深いレースでした。

まずスチュワーズCの方は、
最強マイラーのビューティージェネレーションが楽々の逃げ切り。
日本を含む海外の強豪を退けた香港マイルの内容を考えれば、
地元勢同士の争いならまず負けられないといったところか。
ちな単勝は110円。タイキシャトルかな?

ここで2着だったコンテはG1初出走。
しかしこれまで下級条件から順調にキャリアを積み重ねており、
今後は恐らく一線級で戦い続けることになるのだろう。
簡単に予習をしていたのでこの馬の健闘に「おっ!」となったのが非常に新鮮な感覚w

余談ながらこの馬の4走前は「Panasonicカップ」です。そんなんもあるんや。
当時の鞍上はリスポリ。懐かしい!

センテナリースプリントの方は、
香港スプリントの勝ち馬ミスタースタニングを、
ゴール前でビートザクロックが退けて勝利。
こちらは香港スプリントで3着だった馬で、これがG1初勝利。
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競馬ファンを20年以上も名乗っておきながら、
こと地方や海外については全くもって疎いまま長い年月を過ごしてきた。
ただ、数年前から「そろそろ海外競馬にも目を向けた方が..」と思うようになり、
まずその足がかりとして香港をターゲットに選ぶことにした。
いきなり欧州北米オセアニアと一気に地域を広げるよりは、
どこか一つの地域に絞るのが得策なはず。

香港競馬を選んだ理由はいくつかあるのだが、
まずは日本との関係性が強いことが挙げられる。
毎年コンスタントに日本調教馬が遠征に赴くだけでなく、
逆に香港の強豪もスプリント・マイルのG1を狙って頻繁に来日しており、
結びつきの強さを感じられる。

続いて、ほどよい規模感。
競馬場がシャティンとハッピーバレーの2場しかなく、
週ナカと週末に1日ずつの開催ということで情報がまだ追いかけやすいのが魅力。
それでいて周知の通り競走のレベルはめきめき上がっているというのもよい。

そして最後に覚えやすい馬名w
どうも欧州や米国の馬は覚えづらい名前が多かったり、綴りがややこしかったり。
しかし不思議と香港の馬は非常にベタな英語の組み合わせで形成されていることが多い。親切。
例えば昨年の香港マイルを圧勝したのもビューティージェネレーションだし、
少し前の最強馬もエイブルフレンドとか、
日本人にも親しみやすいネーミングが浸透している。
もちろん漢字で表記されると苦戦不可避だが、
だいたいは英文もしくはカタカナでの表記が確認できるのでそれも無問題。

そんなわけで香港競馬への造詣を深めたい2019が幕を開けた。
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