「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

タグ:幸英明

安倍首相の辞任には驚いた。何やかんや言うて続けられると思っていただけに、ショックは大きい。崩壊した日本経済を立て直し、困難を極める外交問題にも真っ向から勝負した功績は偉大。志半ばでの戦線離脱は無念でしかないと思うが、まずは体調の回復に全力を捧げてもらいたい。

個人的にも、ここ数年の仕事が順調にステップアップできたのも景気回復のおかげだったと断言できるし、端的に言って感謝しかない。それだけに、この偉大なリーダーを欠く今後が不安で仕方がない。新型コロナウイルス対策に追われなければ体調に異変も起こらなかったかもしれないし、もしかしたら首相交代が日本における最大のコロナ禍と言えるのではないだろうか。

そうならないことを心から願いながら、後任の手腕に託す。

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いつもなら小倉競馬がスタートするタイミングだが、今年の夏は変則開催のためしばらくは新潟と札幌の2場開催。幸さんも、特にこれといったお目当ての騎乗馬はなさそうだけど先週は何となく新潟で騎乗してた。土曜9クラ、日曜8クラと数は乗っていたものの、どうせ空気で終わるパターンかなと思っていたら、思わぬ伏兵メイショウギガースで土曜メインの越後Sを勝っちゃった。

昨年の夏、中京の桶狭間Sで3着に入ったことはあるものの、以後は現級でいいところなく苦戦続き。正直ここで勝ち目があるとは思えなかったのだが、どうやら出遅れて砂を被らなかったことと展開がハマったことが激走スイッチとなったらしい。

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先週土曜阪神メインのジュライSはクリンチャーが圧倒的人気を集めたが、ゴール前の叩き合いでそれを退けたのがウインユニファイド。単勝9番人気、42.2倍の伏兵が渾身の大駆けを決めた。

14年夏のデビューから足掛け6年、通算54戦目でのOP特別初勝利である。準OPには4年近くも在籍し、何度も入着こそあれ勝ち上がりには至らなかったのだが、8歳になった今年になって上賀茂Sを勝利。ついにOP入りを果たすと、何と昇級2戦目で凱旋門賞にも出走した強豪を負かしてしまったという..

ここにきて全盛期到来の気配である。

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特定の騎手を応援する身としては、「乗り替わりで勝たれる」ことほど悔しいものはない。あとひと押し足りなかった馬が勝ち切ったり、大敗続きだった馬がガラリと一変したり。どちらのシチュエーションにしても、乗り替わりが勝利を呼ぶきっかけになった可能性が大きいと感じさせられてしまう。

先週は悲しいことに「ミユキリターン」が4回も発動。幸さんから別の騎手に乗り替わった馬が大活躍を見せた。

まずは土曜、阪神2Rのグレースルビーから。初ダートの前走で初めてコンビを組み2着と好走し、続けて乗せてもらえそうなシチュエーションだったがルメールにスイッチ。無慈悲。単勝1.5倍の圧倒的人気に応えての勝利だった。このレースではタマモパッションに騎乗し3着。仕方ないのでこちらを勝利に導くよう頑張ろう。

続いて函館12R檜山特別のダンツキャッスル。デビュー時からコンビを組み、昨年のユニコーンSでも3着と健闘した頼もしいお手馬だが、骨折からの戦線復帰後4着→3着と勝ち切れなかったのが響き、明らかに力量上位の2勝クラスでの勝ち鞍を菱田裕二に譲ることになってしまった。この馬の場合はまた手綱が戻ってくる可能性が高いとは思うが..
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風格すら漂わせる勝利だった。三宮Sはヴェンジェンスが人気に応え完勝。これでG3みやこSも含めOPクラスでは4つ目の白星となったが、単勝1番人気に支持されての勝利は初めてだった。

7歳のベテランながら、普段は強豪相手にチャレンジを続ける立場。それだけに、このレースでの「来るなら来い!」と言わんばかりの堂々たる立ち回りは新鮮であると同時に頼もしさを感じた。スタート直後から隣枠のクリンチャーと同じようなポジションを進み、道中の位置取りもスパートのタイミングもほぼ同じ。直線でも完全に2頭の一騎打ちとなったが、密着マークを楽に振り切ってみせた。
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7歳の夏を迎えてもなお元気なヴェンジェンスさん。本格的に中距離戦線にコンバートされた昨秋以降も、G1フェブラリーSを除いて毎回しっかり走っており、前走の平安Sでもオメガパフュームには敗れたもののゴールドドリームには先着。衰えや疲れなどは微塵も感じさせるところがない。

ただ、その名脇役キャラがそうさせるのか、なかなか1番人気に支持される機会がない。昨年みやこSを制した時も単勝7番人気。以後も東海Sが3番人気2着、平安Sが5番人気で2着と本当に渋い走りを見せてくれている。そこで今回はOP特別の三宮Sに出走。ハンデ58kgを背負うとはいえ、実績を考えれば主役を張れる舞台がやってきた。いわばスピンオフ作品のような味わいが感じられるレースになりそう。「警部補・今泉慎太郎」みたいなもんである。続きを読む
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先日の3歳ダートOP特別・鳳雛Sで、初コンビながら1番人気に応えたミヤジコクオウと幸さん。次走はジャパンダートダービーへ向かうとの情報があったが、ありがたいことに継続して乗せてもらえることになりそうだ。

◆鳳雛Sを快勝したミヤジコクオウ(牡3歳、栗東・川村)は、引き続き幸とのコンビでジャパンダートダービー(7月8日・大井、ダート2000メートル)へ向かう。 (デイリー)

本当にちゃっかりダート路線だけは放っといても充実していく。阪神の中継ぎのようだ。

ジャパンダートダービー、相手はどのくらい揃いますかね。ユニコーンSに出てくる化物(カフェファラオともいう)は東京マイルに特化してきそうだし、あの園田でダノンファラオに勝った馬..名前が出てこない..バーナードループだった..とかが有力ってことになるかな。
しかしこの馬もさすがエスポワールシチーの弟というだけあってなかなかの素質の持ち主だし、序盤どっしり構えていられるメンタルの図太さが大舞台ではいい方に出るはず。長期間にわたって期待したい一頭。
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今年の日本ダービーを予想するにあたって、特に頭を悩ませたのが「一騎打ち」の歴史。
皐月賞の上位2頭がそのまま日本ダービーでもワンツーフィニッシュを果たしたのは、
過去を遡っても95年のタヤスツヨシ・ジェニュインの例が思い浮かぶだけ。(着順は入れ替わり)*
むしろ近年の「一騎打ちムード」はことごとく戦前の予想を裏切る形になっている印象が強い。
15年のドゥラメンテ・リアルスティールは明暗がくっきりと分かれたし、
12年のゴールドシップ・ワールドエースに至っては2頭とも馬券に絡めないという体たらくw

*…その後の調査で83年のミスターシービー→メジロモンスニーや63年のメイズイ→グレートヨルカが該当すると判明

重い歴史の扉を開けて、コントレイルとサリオスの一騎打ちとなるだろうか。
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YouTubeでも話しましたし、これまでも散々ヴィクトリアマイルについては触れてきましたけれども、
絶対能力よりも立ち回りの巧さが問われるレース。
どれだけ4角から直線入り口にかけてをロスなく捌いて来られるか。
前に付けてサクッと抜け出すか、馬群を割って伸びてくるのが勝ちパターン。
「牡馬相手にG1を勝ってきた実績を考えれば牝馬限定戦では落とせない」は負けフラグで、
加速に手間取り苦杯を舐める名牝たちの姿も数多く見てきた。



しかしアーモンドアイの場合は無関係。
歳を経る毎に前進気勢が強くなってきており、
ルメールもなだめながら好位の外に付けることになるだろう。
それに何よりゴーサインを出してから一瞬にしてトップスピードに入れる瞬発力があるだけに、
エンジンがかかる前に差し損ねるパターンにはハマらないと見た。

臨戦過程は必ずしも順調ではなかったが、
たとえ7割8割のコンディションであっても勝てる条件だと見ている。
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こんばんは、競馬DJですw
みんなラジオ聞いてくれました?
聞いてないですよね。再生回数を見ればわかるぞ。
まあぼちぼち配信していくんで見守っていてくれ。

それより日本ダービーまで無観客開催が決まりましたね。
情勢を考えれば当然のことです。
無事にここまで競馬が続いてくれることだけを願ってます。

土日間の騎手の移動ができないルールも続くわけですが、
これに意外な反応を見せたのが武豊さん。
「東京でG1が続くし土曜の京都で乗れへんのつらいわ」と不満を露わに。

確かに、京都新聞杯のアドマイヤビルゴや平安Sのロードレガリスに乗れないのは痛い。
ただ、今は競馬を開催できていること自体にありがたみを感じていると、
ご本人もおっしゃっていたいじゃないですか。
開催中止のリスクを少しでも抑えるために、やれることを各自が尽くすべき時ではないかと。
「G1の時だけでも」みたいなこと言うても5週くらい続くじゃないですか。

うーん、競馬界の広告塔でもあるレジェンドとしては、少し軽率な見解だったと思います。
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ついに緊急事態宣言の対象が全国に広がった。
状況を考えればこれは当然のこと。
すでに超厳戒態勢の生活を心がけていた自分にとっては、
今さら京都が対象に含まれたこと自体は大きく影響しないだろう。
ただ、他の人の動きはいい意味で変わってくれると期待したい。

競馬に対する影響も気になる。
すでに東西の人の往来は最小限にするよう規定が設けられたが、
これまでは阪神と中山に関する場合のみだった。
福島は関西馬も栗東所属の騎手も参戦している現状。
緊急事態宣言が出ている事の重みを鑑みれば関西からの移動は慎むべきところだが、
かといって関東馬だけで回すのも現実的ではなく..

この後は新潟競馬も続くが、
もしかしたら第三場は中止という選択肢も出てくるかもしれない。
それでも「全滅」を免れるのであれば..
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フェブラリーSのレーティングがまあまあキツいことになってるらしいですね。
このままではG1から陥落してしまう可能性もあるとか..
ダート路線の馬にとっては貴重な晴れ舞台ですし、
どうにか格を維持していきたいところですが、
よりによってサウジアラビアにとんでもない高額賞金のG1が組まれたことで、
強さに自信ニキたちはそちらにチャレンジする流れができあがりそう。
実際、第1回からゴールドドリームとクリソベリルが参戦するし。

ただ、ノーザンファーム勢がほぼいない(ミッキーワイルドだけ)G1の馬柱というのも、
何とも味わい深くて好き。
地方馬3頭も交えて、多彩な勝負服が相まみえる砂上の戦いは、
きっと見応えあるものになるんじゃないかと。

たとえレベルはワンランク落ちたとしても!
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明日が楽しみアンド不安で今からドキドキしてる。
きさらぎ賞のサトノゴールド。果たしてどんなレースになるだろう。

ここまでの2戦は競馬をナメているとしか思えないレースぶり。
新馬戦は全く前進気勢を見せぬまま、直線でちょっと本気を出しただけで勝利。
そして札幌2歳Sは序盤からついて行けず最後方からの競馬になり、
前が崩れる展開にも乗じて大外から追い込んでの2着。

あの競馬をそのまま再現したのでは今回はさすがにどうにもならないが、
荒削りゆえに研ぎ澄まされたらどれだけのパフォーマンスが見られるのか、
ついつい期待を寄せたくなってしまう。

というか、その伸びしろに託すしかないw

アルジャンナは強い。スローペースのヨーイドンではしんどい。
馬場が荒れてるとはいえ、京都では分が悪い。
そんなことはわかっている。
だからといってあっさり白旗を揚げるほどゴールドシップの血を応援する者は弱くない。
こちとら現役時代にどれだけメンタルを鍛えられたことかw

正体がバレていない今こそ、思い切り背中を押してやりたい。
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根岸SもシルクロードSも超難解。
だがこういうレースこそ勝負する価値があるのでは(他人事)。

コパノキッキングはああいう脚質ながら、
今まで掲示板を一度も外しておらず成績を見ていても非常に見栄えがする。
マーフィーくん起用で再びガチ態勢の今回も、
まあ間違いなく上位争いへ..と思うよね。

しかしこの舞台を得意とする馬も他に揃っており、
それぞれがハマれば一気に波乱が起きても不思議でない。
上位人気のミッキーワイルド、ワンダーリーデル、ダノンフェイス、
伏兵ならブルベアイリーデ、カフジテイク、ドリームキラリ..
展開によって前か後ろか、どちらに向くかもやってみないと。
基本的には差し馬のレースだけど。

シルクロードSは毎年のように単勝10ケタ人気の伏兵が3着に突っ込んでくるのがデフォ。
ティーハーフやフミノムーンなどでおなじみ激走枠を務めるのは誰ですか。
基本的にこの手のタイプは勝負を捨ててレースが終わった頃に追い込んでくる。
ペイシャフェリシタとかそういうのできそうだけど。

マジメに考えるなら好調ゴドルフィンのジョイフルあたりか。
川又賢治の初重賞をここで。
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今週は仕事以外のあれこれで忙しかった。
水曜は競馬部の面々と新年会。
いつも同じ内容の話ばかりしてる気がするw
みんなで集まって現地観戦もしばらく遠のいてるし、
しかも今年の秋から淀はお休みとなるとますます実現が難しく。

木曜は以前お世話になったシェアオフィスの解散会に軽く参加。
19年の10月まで在籍していたところが、
この度メンバーのステップアップのために閉鎖されることに。
「このままではまずい」と16年の秋から新たな環境を探し始め、
たまたま縁あって見つけた場所で約2年と少し過ごした。
ちょうど娘が産まれたばかりの時期でもあり、
なかなか思い通りの時間の過ごし方ができたわけではなかったけれど、
それでも人生における大事な1ページを刻んだのは間違いない。

古い民家をベースにした建物で老朽化も激しく、
そのうち取り壊されてしまうかもしれない。
寂しいがそれも仕方がないこと。
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しつこいようですけど気分が高まらない2020開幕戦です。

京都金杯は枠順が決まったものの何も思い浮かばない。ROM決定。
とりあえずカテドラルみたいな、
G1でケツから追い込んで着順だけ拾った馬が人気してるのは本当に危なっかしい。
まして先行馬絶対優位がセオリーのこのレースにおいて。
こういうのに勝たれると非常に困るんですよねと言いながら、
2年前ブラックムーンにバッサリやられてしまったのは脳裏に鮮明に焼き付いているw

狙いやすいのは内枠ディープインパクト産駒のサウンドキアラ、
元町Sを逃げ切ったモズダディーあたりだが、
いかにも好走条件に無理やり当てはめた感がある。
ソーグリッタリングやメイショウショウブらが外枠に放り込まれたのもまた取捨が厄介。

こうなったら幸さんのストロングタイタンでもまったり応援するかな。
調教後の馬体重が爆増えしてるらしいけどw
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今日はコワーキングの関連でお世話になってる会社の忘年会に娘と共に参加。
同じ年くらいの子と遊んだり、もちつき体験したり、
サンタのコスプレを披露したりで楽しんだ。

基本、休日に仕事関係の人と集まるのってあんまり好きじゃないですけど、
全く苦にならないあたり水が合っているのだろう。
イヤな疲れも残っていないし、行ってよかった。

土曜は朝からわざわざ出町柳まで出向いて鴨川ランを敢行するなど、
なかなか味わい深い週末だった。

サッカーも野球も終わると精神状態が穏やかで助かりますね!
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ターコイズSはコントラチェックが逃げ切り勝ち。
ディープインパクト産駒らしからぬ一本調子のスピードタイプだが、
この形に持ち込めれば強い。
にしても中山は馬場が傷んでこない。1:32.2。
明日も雨は降らなさそうだし、
この様子だと来週まで高速馬場が維持されそう。
有馬記念も時計の速い決着は不可避か。

ミルコのエスポワールは完敗の形ながらも2着。
決して向いているとは思えない中山マイル戦でソツなく立ち回っての連対確保は、
前向きに捉えてよいのでは。

阪神では坂井瑠星がJRA通算100勝を達成。
本人のコメントにもあるように、
もっと早い段階で到達したい数字ではあったが、まずはひと区切りということで。
来年はどれくらい勝ち星を伸ばせるだろうか。

それから幸さんも人気薄で3連勝とカミユキモード継続w
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坂井瑠星サトノガーネットが中日新聞杯を勝利!
単勝8番人気の伏兵ながら、
大外一気の追い込みでゴール前の接戦を制した。すばら。
馬群を割って伸びてきたラストドラフトが抜け出すかという瞬間にズドン。

前走エリザベス女王杯を含め、ここ数戦ずっとコンビを組んできているが、
どうもテンからズブくてどうしても後ろからの競馬になりがち。
それは今回も同じだったが、どうにかこうにか間に合った。

鞍上はこれで今季重賞3勝目。
一概に人気薄で勝つことを高く評価すべきかどうかは別として、
勝ち切るには足りない馬を勝たせているという見方はできる。
来年は重賞でいい馬を任され、平然と勝つ姿が見たい。

ゴール前でマーフィーとの追い比べを制したのは見応えあったぞ。

阪神ではカミユキ降臨。
幸さんが人気薄で特別を2勝。
10R境港特別のメイショウタカトラでは単勝万馬券の大波乱を演出した。
メインのリゲルSも不振が続いていたストロングタイタンを復活に導いたことで、
次はコンビ続投で重賞参戦も見えてきた。

うれしいニュースが届くと筆も進みますな。
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明日はもしかしたら早くも桜の便りが届くかもしれない。
アルテミスSに出走するリアアメリア。
6月に新馬戦を8馬身差で圧勝して以来の実戦だが、
その勝ちっぷりは時を経ても世代ナンバーワンの座に君臨し続けるもので、
あっさりここも楽勝するようならもう来年の牝馬クラシック戦線はこの馬のもの。
それくらいの器だと思っている。

もちろん見込み違いの可能性もあるけれどw

前売り時点で単勝1倍台の圧倒的支持を集めているのが、
「たぶんモノが違う」であろう証。
紛れが起こる条件でもないので、評判通り勝つんじゃないですか。

相手もまずまず揃ってるんですけどね。

2戦2勝のキズナ産駒ルーチェデラヴィタにオータムレッド、
藤沢和雄厩舎のサンクテュエールなどなど。ラインオブダンスもそこそこ人気か。

それでもレースが終わった瞬間「あっ、決まったわ」てなってる可能性が大。
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前にも書いたと思うけど、
かつてはテンション上がりまくりで迎えた秋の阪神開幕週が、
随分と味気なく感じるようになった。
番組の趣旨的にもまだ夏競馬の延長色が強いし。

しかも暑いからね、仕方ないね。

一応のメインイベントは紫苑S。
ここ数年すっかり秋華賞への関連性も強まってきており、
G3とはいえ侮れないトライアルになった。
オークスで波乱を演出したカレンブーケドールが本番へ弾みをつけるか。

正直どうなるか全然わからんけどw
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オールスター第2戦は阪神勢のための舞台だった。
近本はまさかのサイクル安打達成、
原口は2試合連続弾を放ち、
スタメンマスクをかぶった梅野も続いて本塁打。
青柳さんは雨でも制球を乱すことなく2回を無失点に抑え、
最後はジョンソン→藤川のリレーで逃げ切り。

2019年の球宴でリンドバーグが流れるなんて誰が想像していたか。
感慨深く一連の場面を見させてもらいました。

この流れで月曜からもみんな頑張ってと言いたいところですが、
そうは甘くないのもわかっているので、
苦闘覚悟で残りのシーズンも見守っていく所存。
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今日は特に何の予定もなかったので午後から競馬でも見よか説があったけど、
家族で近所のカフェに行ったりでメインだけチラ見。
それでもおもしろかったですね。

CBC賞は中京の神こと福永騎手のレッドアンシェル。
気性的にも短距離コンバートがハマったようで、馬場も得意でまさに水を得た魚。
レースの質がもうワンランク上がった時にも脚が使えるか、
そこが短距離王への資質が問われる要素。

セイウンコウセイもレース選択を誤らなければまだまだやれますな。
スプリンターズSはともかく、来年の高松宮記念はまた圏内に居座れそうw

ラジオNIKKEI賞はブレイキングドーン。
昨年の宝塚記念当日に新馬勝ちで存在感を示してから1年で重賞に手が届いた。
55kgのハンデが程よい感じだったな。
そして今季ここまで一度も重賞で馬券になっていなかった田辺騎手が地元で勝利。
ちゃんと結果を出してくれないと厄介なのでここから巻き返してくださいw

名前を挙げてたマイネルサーパスがちょろっと2着に来たこともアピっておきます。

最後に巴賞は何と59kgを背負ったスズカデヴィアスw
これはちょっと難易度が高すぎた。WIN5もここでたぶん跳ね上がり。

トップホース不在だからこそ、野心がぶつかる熱戦。
これぞ夏競馬の魅力ですよね。
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土曜の朝は起きたら大事件が発生してた。
何と150頭以上もの出走予定馬が競争除外に。
詳細は皆さんご存知の通りでしょうが、
まさかこんな形でいつもの競馬がなくなってしまうとは。
影響は各所へ及びまくっているし、
今週の開催だけでは済まないだろうけれど、
まあとにかくとんでもないことに。

大きなお金が動く現場では、
少しのミスがとんでもない被害を与えるということを再認識させられる出来事でもある。
ただただ恐ろしや。
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少し前からDAZN用のタブレットが欲しいと思うようになり、
あれこれ探してみたらamazonがちょうどええのを作っていると知り、
うむむとしばらく悩んだ結果ポチ。



この子です。
ごはんを作りながらキッチンで野球を見たい時、
今は携帯(4インチのiPhone)を使ってるんですが、
さすがに画面が小さいというのと(サッカーだとなおさらつらい)、
ちょっと携帯を使いたい時に使えないというのがネックになっていたんです。
しかもスタンド付けてないから壁にもたれさせるというグダグダな姿でw

そんな現状を本体価格5,980円で解決してくれれば大満足ですよ。
カバーや液晶保護フィルムやら買うと1万円は越えてきますけど、それでも十分。
あとは画質ガー動作ガーって話にならんことを願うばかりだが、
これに関しては実機で試してみないことには何とも。
たとえハズレをつかまされても諦めはつく価格なので、
「ええの獲ったわ!」となることに期待しておく。

ちなみに本体は明日もう届くんですが、
カバーが在庫切れのようで10日後くらいになるという足並みの揃わなさであるw
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今ひとつ気持ちが盛り上がらない日本ダービーウィーク。
思った以上にルメール不在の精神的ダメージは大きかったようだ。
不動の主役サートゥルナーリアの背に彼がいないという虚無感。
残酷なまでのミルコ降板劇から始まったコンビが、
大正義路線を突き進むストーリーをぜひ見てみたかった。

代役が欧州の若手ダミアン・レーンというのにも抵抗はあった。
初来日でバッチリ日本の競馬に適応し、
結果も残している現状を思えば相応しいキャストだったのかもしれないが、
それまでのキャリアを考えると釈然としないものがあった。

それこそノーザンファームが本気の裏技を使って、
ライアン・ムーア級の助っ人でも呼べば「すげーwww」ってなったんだけどね。
まあ時期的にそんなのできるはずないよね。

とはいえこの乗り替わりが悪影響を及ぼすとは考えられない。
何しろ「超安全運転」で外を回りながらもヴェロックスらを退けた皐月賞が秀逸。
ずば抜けた強さを確信するパフォーマンスだった。
メンタル面でも安定している点が距離延長に対する不安も取り除いてくれるし、
鞍上もなまじ日本競馬へのなじみが薄い分、
日本ダービーの重みを過剰に意識することなく臨めてよいのかもしれないw

年明け初戦で皐月賞に出て勝つというスタイルを示した新時代の象徴的存在である。
「テン乗りでは日本ダービーは勝てない」のジンクスも過去のものとしてくれるだろう。
久々に現れた正統派ヒーローが無敗の二冠馬となって世界へと羽ばたく、
そんな結末を楽しみにしたい。
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歓喜のヴィクトリアマイルから1年が経った。
当時の生活は本当に苦悩の連続で、
ああいう形で少しでも報われた気持ちになれたのは本当に救いだった。
改めてジュールポレールと幸さんには感謝の想いでいっぱいだ。

それに比べると現在は随分と平穏な日々を過ごせているおかげか、
競馬がサッパリ当たらないw
とうとう公式戦の馬券は一つも当たらぬままこの季節を迎えることになってしまった。

今年はレッドオルガから買うつもり。
割と早い段階から決めていたので初志貫徹。
実績どうこうよりもソツなく立ち回れる馬を狙うのがヴィクトリアマイルの鉄則である。
しかしさすがにその傾向も浸透してきたのか、
重賞未勝利で前走も7着に敗れているこの馬が単勝4番人気と高い支持を得ている。
複勝に至っては前売り時点で1番人気だというw
まあ兄姉の東京マイルG1での3着力が語られることも多かったので、
気持ちはわからんでもないが。

ひと捻りしたはずの予想がこれでは全くの正攻法だが仕方がない。
手広く買ってうまく高配当が引っかかれば。
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そういえばアーモンドアイの安田記念出走と、
香港のビューティージェネレーションの回避が決まったらしいですね。

アーモンドアイに関しては、
今さら国内で何を成し遂げられても「ふーん」としか思えなさそうな気がするけど、
馬主さんにとってはそんなもん関係ないですからね。
適鞍を選んでそこで結果を残すのが第一。
無事に走り続けられることを願うばかり。

ビューティージェネレーションはもし来日していたとしたらどうだったでしょうね。
最近の香港ではもうこの馬が逃げたらレース終了みたいな雰囲気で、
伸びる連勝とは裏腹に「これホンマに強いの?」という疑念も芽生えつつあってw
ぜひ日本で白黒ハッキリつけられればおもしろかったのですが、
当分は地元で勝ち星を稼ぎまくることでしょう。

これまたそれが良いとか悪いとかいう問題ではない。
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プリンシパルS中止は大事件ですよね。
よりによって日本ダービーの最終トライアルが延期になったことで、
本番まで中1週のローテになっちゃう。

とはいえさすがにこの季節に競馬が中止になるなんて考えも及ばないことだし、
かといって急に明後日の月曜にねじ込むわけにもいかず、
まあ仕方ないとするしかないか..
G1開催日だったらもっと大きな混乱になっていたはず。

いや本当にビックリしましたよ。
今日は競馬は全然見られてなかったので、
16時前くらいに「プリンシパルSどうなったかなー」て調べたら中止て。
雹みたいなのが落ちてるって情報は聞いてたけど、それほど大変なことになってるとは。
そもそも関西は全くもって穏やかな気候の一日でしたからね..
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競馬ノータッチデイに色々あると取り残された気持ちになるなw

マイラーズCは超絶スローのヨーイドンでダノンプレミアムが勝利。
こんなもん散歩ですわ。
最小限の消耗で本番に向かえていいんじゃないですかね。
特にケチをつけるところもないので感想はそれくらいw

それより川田騎手の騎乗停止が残念すぎる。
今年ここまで順調に勝ち星を重ねてこられただけに、
2週間のペナルティは重い。
ましてフェアプレーにも定評のある彼のことだから、
こういう形で戦列を離れるのは痛恨の極みだろう。
あそこでああいうヨレ方をしたのは、
高速馬場を厳しいペースで流れる競馬で余力がなくなったからだろうか。

その比良山特別は2200mで2:09.7の日本レコード更新。
逃げ馬があれだけ本気で引っ張ればこの時計が出るだけの馬場。
にもかかわらず各馬の上がり3Fが35秒前後というところにタフさがにじみ出る。
そんなレースをキャサリーンパーの血統が勝つというのがわかりやすいw

天皇賞もペース次第ではなかなかの死闘になりそうですな。
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先週の落馬で重傷を負ってしまった北村宏司騎手。
命には別状ない状況とのことだが、
それでも競馬に復帰するには相当な時間がかかるとのことで、
「不幸中の幸い」と受け止めるのもどうなのかというレベルである。

つい最近、応援している騎手が似たような状況になった身としては、
ジョッキーの宿命を改めて重く認識させられる出来事である。
死と隣り合わせの仕事で、危険は常につきまとうものだが、
極力このような事故は起きてほしくない。

加害馬に騎乗していたルメールには今週・来週と騎乗停止処分が課せられたが、
今回は厳しい声も寄せられているようだ。
急な内斜行は馬の悪癖によるものだとしても、
内にササり加減の状況でそれを矯正する素振りもなく左ムチを入れたのはミスだ、とか。

ふむ、そのへんの技術的なアレは何ともわからないが、
少なくともルメールが右ムチを入れるなど正しい処置をしていれば、
防げた事故だったかもしれないということか。
だとすれば北村宏騎手やその周辺の方々、さらにファンからすれば、
ルメール憎しの感情がくすぶっても仕方がないことかもしれない。

ただ、騎手という職業は因果なもので「いつ落とす側になるかもわからない」運命にある。
幸さんが落馬で戦線を離れてしまったときも、
「今度いつ逆の立場になるかわからない」と思うと、
当時の落馬事故を引き起こす原因となった乗り役さん達を恨む気にはなれなかった。
北村宏騎手も数年前は制裁点が多く、
それはすなわち程度の差はあれ周りを危険な目に合わせてきたということ。

それゆえ、いくら技術的な落ち度があったとしても、
今回の件だけルメールが吊るし上げられるのには違和感を覚えてならない。
この先も危険な騎乗が続くようだと話は別だが..
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昨日に続き波乱ムードの一日。
朝からルメールが乗り替わりのお知らせ。
弥生賞のラストドラフトが田辺騎手に替わったのをはじめ全鞍チェンジ。
どうやら昨日の最終レースで馬場入場時に落馬していたらしく、
その後遺症で取りやめに。
来週からは2週間の騎乗停止だし、どうにもリズムに乗り切れない感じ。

まあドバイ遠征に影響が出なければ。

WIN5対象の中山10R総武Sと阪神メイン大阪城Sはともに単勝万馬券。
マイネルオフィール柴田大知とスピリッツミノル酒井学。
まあいかにもといった顔ぶれであるw

これで弥生賞はどうなったかというと..
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何だかソワソワする3月の始まりになってしまいましたな。
中山1Rで北村宏司騎手が落馬負傷。
この件でルメールが騎乗停止処分を受けることになってしまった。
まずは負傷者の回復を願うと同時に、
これからG1前哨戦で盛り上がる時期にトップジョッキーを欠く残念さよ。
まだG1本番じゃなかっただけマシとはいえ。

チューリップ賞はダノンファンタジーが貫禄勝ち。
今回は3番手追走からさくっと抜け出しての完勝。
これで今年も桜花賞は単勝1倍台の本命馬を巡る戦いになりそう。
ただ、しつこいようだが個人的にはどうしてもそこまで抜けて強いようには思えず、
買うなら他に「これ!」というのを探してこようと考えている。

それから長谷川浩大厩舎のデビューは残念ながら勝てず。
マイネルオスカルの単勝を持っていたんですが、
余計なことしましたかね?w
幸さんもカミユキ態勢に突入してたんであるかなと思ってたんですが。

まあ勝負はこれから。
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8月が決算の当社はちょうど今季の折り返し地点。
後半戦の頑張りを誓って焼肉決起集会をしてきた。おいしかった。

しかし食べすぎたね!

たぶん半分くらいでちょうどよかったんちゃうかな。
普段が粗食なのでボリュームに圧倒された。
明日からちゃんと元のリズムに戻るやろか..

まあしかし気合は入ったので残り半年もやるしかないね。
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京都牝馬Sは傾向通りの外差し決着ながらも大波乱で手に負えずw
前年2着ながら近走不振&プラス32キロで人気を落としていたデアレガーロが激走。
本命を打ったワントゥワンは大外から追い込むも出遅れが響き届かず、
上位3頭のうち印が入っていたのは2着のリナーテだけという大ハズレである。

iPhoneのちっこい画面で見ていたので瞬時にはわからなかったのだが、
好位から早め先頭に立っていたのは坂井瑠星アマルフィコースト。
あわや重賞初制覇かという見せ場を作った。

それにしても公式戦・練習試合も含めて当たらない2019。
フェブラリーSはどうなってしまうのでしょう。
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今日はとてもいい一日だった。

まずは何といってもいきなり幸さんが復帰後初勝利。
「唯一にして最大の勝機」と昨日も書いたが、
8Rのカムカムで後方から追い込みを決めハナ差勝ち。
やはりこの人にはダート短距離がよく似合うw

右ムチもしっかり使えていたし、
見るからに違和感みたいなものはなかったので安心です。

朝からパドックでも声援が飛んでいたり、
ウィナーズサークルでも祝福ムードに包まれたりと、
今回の件でこの人のファンが思ったよりたくさんいるということも知ったw

これからも我々を喜ばせてくれるようよろしくお願いします。

そして東京では坂井瑠星が奮闘。
メインの節分Sをエントシャイデンで制し起用に応えただけでなく、
10R箱根特別でも人気薄のピッツバーグで「あわや」の見せ場を作る2着。
ハナ差で笑いハナ差で泣いたが、
どちらかといえば重要な鞍を勝てたのでよしとしておく。

僕はといえば天気がよく暖かかったので娘と公園で2時間ほど豪遊。
もうちょっとでいい季節がやってくるなあと物思いにふけりながらも、
最後はキリがないので強制シャットダウンw
せっかく遊びに連れて行ってやっても悪者扱いされてしまうのであった。
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11月の落馬負傷で戦線を離れていた幸さんが今週から復帰する。
悪夢のような知らせを聞いた瞬間は、
もしかしたらもう乗れないのではと最悪の事態も覚悟したものの、
当初の見立てを大幅に短縮するスピードで戻ってきてくれた。

本当にうれしい。

各スポ紙での記事を書いてくれていて、
その中でも最も印象に残ったのが報知のもの。
落馬直後の医師の診断では「手の施しようがない」とまで言われたらしいが、
そこから無事に手術を終え、毎日6〜7時間にも及ぶリハビリに励んだ結果が、
驚異的な回復につながったという。

もちろん執刀医や理学療法士への感謝の思いも尽きないが、
「早く戻らないと居場所がなくなる」という本人の強い想いを感じたことで、
改めてこの鉄人への尊敬の念を強く抱くこととなった。
それに、こう言っては失礼かもしれないが、
どちらかといえば普段は飄々とした雰囲気で競馬に臨んでいるように映る彼の胸の内に、
これだけ燃えたぎる執念みたいなものが隠されていることにも気付かされた。
この厳しい勝負の世界で25年も戦い続けてきたのだから、
当たり前といえば当たり前なのかもしれないが。

まずは焦らず、という気持ちもあるが、
早めに復帰後初勝利を挙げてほしいという想いも。
とりあえず今週は14クラ。
平常運転時の彼を思えば少なく感じるが、
一般的な物差しからすれば十分な騎乗数。
むしろ復帰していきなりこれだけ乗れるのが凄いw

忙しい週末の合間に結果をチェックするあの楽しい習慣がまた戻ってきた。
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