「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

カテゴリ: 競馬/レース展望

相変わらず愛弟子の公私にわたる悩みを聞いてるうちに2月になってしまった。
マジでここ1ヶ月の脳内どれだけ支配されたんやろうというくらい色々と考えさせられた。
この時間は報われるのだろうか。
徐々に雑念は薄れつつあるような、ふとした瞬間にも頭をよぎってしまうような。

終わってほしいような、終わってほしくないような時間が流れている。

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東京開催が始まれば冬の終わりはすぐそこって感じするよね。
あっという間にJリーグが開幕してプロ野球のオープン戦が始まって、気忙しさが戻ってくるはず。
そしたら気分も変わるかな。

今はボーっと考え事をしてしまう時間があまりにも長すぎる。

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年末年始にメンタル消耗して睡眠不足が続いたのがよくなかった。
5日に発熱して週末まで引きずり、そして11日に再発熱。38.8℃まで上がった。
でも一晩寝たら治った。最近こういうの多い。
まだ咳ゴホゴホ鼻ズルズルで本来のデキには程遠いが地力でどうにかしたい(短評)。

土曜の競馬はヌルっと見ていただけだが小倉が始まって一気に賑やかな雰囲気。
ミッキーゴージャス強いな。ハイペースを自分から動いてねじ伏せる。
ヴィクトリアマイル向きとはとても思えないのでエリザベス女王杯までどれだけ成長できるか。
場合によっちゃチャンスあると思う。

坂井瑠星に乗り替わって2走目となったビッグシーザーが淀短距離Sを勝利。
さすがにここではね。問題はこの上を目指せるだけの力がまだ残っているか。

それよりミスティックロアの差し損ねがもったいない。
「ミスタージーティーしちゃった」とか言うてる場合じゃないから。
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やっぱ1回京都初日Aコースはこれよ。
岩田康誠の必殺イン突きもハマってコレペティトールが差し切り勝ち。
netkeibaの記事では改装後の京都マイル戦は内枠が苦戦気味みたいに書いてあったのを見たけど、1回開催は過去の傾向そのまま活きるみたい。
他のレースでもイン有利は顕著だったし。

来年は自信を持って参戦していいのでは。

中山金杯は特にノーコメント。リカンカブールが今年どうなるとかも別にないでしょう。
強いて言うならエピファニーを御せなかったピーヒュレクは今後も心配ということ。
京都でもモリスが4角を曲がれず大外に吹っ飛んでいく事象があったし、なじみのない短期免許騎手の見定めは早めにしておいた方がよさそう。


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会社行くの楽しかったわー(えっ
しかし心が病むと身体がやられてしまうようで、軽く発熱してしまった。
一晩ちゃんと寝たら治るやつやと信じたい。

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自分らで会社やってた頃は有馬記念の抽選も平気で仕事中にリアタイしてたけど、今はなかなかね..周りの目もあるしね..
ってことでスマホでちまちま枠順の様子を見てたら(それもどやねん)、例年と同じく悲喜こもごもな声が聞こえてきた。

まずはドウデュース3枠5番。いいとこじゃないの。
過去何年で勝ち馬が何頭とかは関係ない。

関係ないとは言いつつスルーセブンシーズの8枠15番はキツい。
ぶっちゃけドウデュースとの組み合わせガッツリ買おうと思ってただけに再考が必要。
しかしこの馬の脚質でもアカンようなら有馬記念のピンク帽子はホンマにアカンのやろな。

逆にスターズオンアースの大外枠はちょっとニヤリ。
まあこれで人気も落とすかな。ジャスティンパレスが1番人気っぽい。

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昨日の続き。

「あるジンクス」とはキングカメハメハ系が有馬記念を勝てないという話。
一番これを痛感したのが、18年にレイデオロが2着に敗れた時だった。
秋の天皇賞を勝って、絶頂期にあった当時。
自信を持って◎を打ち、単勝を中心に馬券を持っていたらブラストワンピースに屈した瞬間、血統の限界を感じた。

その反省が活きたのが翌年。
アーモンドアイを危険視できたおかげで◎リスグラシューの単勝にドンできた。

やっぱりキングマンボからミスプロにつながる軽快なスピードと冬の中山2500mは相性が悪いのだろうか..

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昨日も言いましたけど私の夢はドウデュースです。

理由は色々あるんですけどね。
まずこの馬、たぶん中山は向いてる。
2戦して2回とも差し損ねてるけど弥生賞も皐月賞も勝つ気なかったでしょ。
あくまで次を見据えた乗り方だったし、早めに動いて前を捕まえに行く競馬をすれば結果も違ってたはず。

あのピッチ走法のシャカシャカフットワークが小回り向いてないとは思えんのよなあ。
実際、阪神2200m内回りで圧勝した京都記念なんてその象徴みたいな競馬してたし。

天皇賞→ジャパンC連敗でモヤモヤしてる馬が復活するのが古き良き有馬記念ってもんよ。

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朝日チャレンジCが朝日チャレンジCじゃなくなって10年になるらしい。
かつて朝日チャレンジCといえば9月阪神開幕週、秋競馬の開幕を彩る存在だったが、もうそんなことを知っているのも一定のラインより上の世代か。

つーかいつから年末に移行したんやっけ。その記憶もすでにない。
キャプテントゥーレが弱メン相手に無双してたのが最後?

そんなわけでもはや何にチャレンジするのかもわからないチャレンジC。
天皇賞5着の「白いキタサンブラック産駒」ガイアフォースが人気を集めそうだが、G3ならモレイラでしょう。
阪神2000mの池江泰寿厩舎てことを加味してもボッケリーニ。
評価を落とし気味のフェーングロッテンあたりとの組み合わせはいかがでしょうか。


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競馬脳が活性化すると、週末の終わりに次の週末を考えるようになる。
チャンピオンズCは今のところ参戦するかどうかも未定だが、とりあえずレモンポップは中京1800mの馬じゃないだろうとは思ってる。
東京1400mとか1600mとか、ワンターンでそこそこ上がりも速くなるような条件が本領発揮の場。
ポジション取りに行ってそのまま踏ん張り切るような芸当ができるのか。雨でも降ればサクサクかもしれんが。

なのでたとえ人気を裏切っても坂井瑠星の責任じゃないということは今のうちに伝えておきたいw

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本来なら香港に行っていたであろうインディチャンプが出てきてくれたおかげで阪神Cも楽しみが増す。

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枠順も決まっていよいよ本腰を入れて検討に入るタイミングがやってきましたかね。やはり気がかりなのは展開。バビットが最内枠に入ったことで、場合によってはマイペースの単騎逃げも叶うかも..?

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有馬記念に負けず劣らず楽しみなのがホープフルS。今年は有馬記念の前日に組まれているのもいいね。来春のクラシック候補も出てきているし、馬券のモチベーションも高いですよ。過去ほとんどまともに買ったことのないレースだけど。

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11年に初めて馬券を的中させて以降、9年間で5勝2分2敗と好相性の有馬記念。今年もいい形で締めくくりたい。

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ホープフルSがG1に昇格して以降、ダノンプレミアム、アドマイヤマーズ、そしてサリオスとハイレベルな勝ち馬が誕生している朝日杯フューチュリティS。展開や馬場に恵まれただけでは勝てないレースであることを物語っている。


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重賞に昇格してから早くも6年目を迎えるターコイズS。中山1600mの牝馬限定ハンデ戦という鬼設定、皆さん何を基準に考えてらっしゃるんですか? 僕にはさっぱりわかりませんw

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天皇賞のアーモンドアイはちょっとスキありと見ている。八冠を取るならここしかないけど、過去の歴史的名牝たちも「5歳秋の天皇賞」は苦戦を強いられてきた。これまで格下と見てきた相手に下剋上を許すシーンは想像しがたいが、だからこそ波乱の妙味もあるというもの。



スローペースの上がり勝負になればダノンキングリーあると思うねんなあ。それとあと一頭、波乱の一角を担えないかなと密かに期待している馬が..という話をラジオでやってます。

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個人的にはまだ盛り上がってこない菊花賞の簡単な展望をしゃべってます。



日本ダービーは完全な舐めプで勝ちやがったコントレイルに冷や汗くらいはかかせてやりたい。その上で本気のコントレイルがディープインパクトに続く「父仔二代で無敗の三冠」を成し遂げてくれればめでたしめでたしである。
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はい、懲りずにラジオ収録したので聞いてねー。



結局ちまちま編集とかしてたらブログ書くのとそないに変わらんくらい時間かかったけどな!w
デアリングタクトは当初ぶっつけだとどうなのと考えたりもしてたけど、帰厩後まったく問題なく動けているのでもう大丈夫でしょう。あとは枠順が極端な内に当たらなければ。

ウインマイティーも頑張れるはず。ドラマの脇役にはミスニューヨーク。
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繰り上がりで高松宮記念を制したモズスーパーフレアがわざわざ参戦。ハイペース不可避の条件で、56.5kgの厳しいハンデを背負いながら勝てたらまあまあの偉業である。もともとあまりG1との関連性が高くないレースでもあるだけに、ここは実力馬苦戦の予感。

放っておいても勝手にハイペースを誘発するだけのスピードがあるだけに、その流れを味方につけた馬が勝つことになりそうだ。

かといってまだ開催2週目なら馬場もそこまで傷んでおらず、開催後半にありがちなズブズブの外差しもちょっとイメージしづらい。好位から中団で脚をタメて、うまい具合に馬群を割って伸びてくる形が勝ちルートか。

そんな絵に描いた餅を実現に移せるだろうかw

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例年に比べるとやや小粒なメンバー構成になった札幌記念。いつもなら凱旋門賞を狙う古馬の強豪がここを足がかりにしてきたが、残念ながら今年は遠征が不可能。さらにいわゆる「ウラ函」が使えない影響もあって、参戦を見送る陣営もあったことだろう。

そんな中、春に大阪杯を制した女傑ラッキーライラックが出てくれば、断然の主役と見られるのは当然。宝塚記念こそ大敗を喫したものの、馬場に泣いた面もあって悲観は不要。実績、負かしてきたメンバーを考えれば、貫禄を見せる可能性は高い。

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関屋記念は昔から好きな重賞のひとつなのだが、近年はもう馬券も買わず見守るだけになってしまった。そうなると記憶もおぼろげになってしまい、昨年ミッキーグローリーが勝ったことなど全く覚えていない。カンファーベストとかそういう時代のことは覚えてるのにw

新潟外回りの長い直線で攻防がくり広げられるわけだから、イメージとしては当然ながら末脚勝負。しかし、時にマルターズアポジーやレッツゴーキリシマのような逃げ切りもあり、要するに実力がそのまま発揮されやすい舞台という理解でいいだろう。

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小倉の芝も開催を待ちわびていたのだろうか、初日から速い時計での決着が連発。3歳未勝利の1200mが1:07.1、フェニックス賞が1:07.9。さらに2000mの西部日刊スポーツ杯が1:57.8、平場1勝クラスの1800mが1:44.9と派手な数字が残った。日曜も急な雨などがなければ時計勝負は不可避。

そんなコンディションで迎える小倉記念である。

昨年のメールドグラース、一昨年のトリオンフは他にも重賞を制する強豪だったが、それらに比べるとやや小粒なメンバー構成。実績でいえば昨年の菊花賞2着馬サトノルークスが最上位といえそうだが、どちらかといえば上り調子の新勢力に期待が集まりそうだ。

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昨年のハヤヤッコや17年のローズプリンスダムなど、どうも最近は人気薄の活躍が目立つようになったレパードS。ただ、本来は世代を代表するダートの強豪を輩出してきたレース。トランセンドやホッコータルマエのような、一時代を築いたダート王の後を追うような勝ち馬の登場に期待したい。

その筆頭候補がデュードヴァンと言いたいところなのだが、砂を被ると脆い点を克服しないことには大成は望めない。ユニコーンSは思い切って下げたことで気分良く走れたが、新潟ダート1800mでは同じ手は使えない。川田将雅がどう乗るか。

ダート転向初戦で古馬相手に2勝クラスを制したラインベックも、まだ揉まれる競馬は経験していない。今回もできれば先手、もしくは好位を確保してしまいたいところだろう。
逆に、若くして色々な経験を積み重ねているミヤジコクオウあたりは展開不問で力を出せる。先行力があるライトウォーリアもチャンスはありそう。

まずはミヤジコクオウが優勢と見たがどうか。

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小回りのダート1700mで行われるエルムS。コース設計のイメージ通り、過去にも先行馬の活躍が目立つが、マクリを得意とする馬も自分の形に持ち込めればハマる可能性は十分。展開次第ではゴール前でガラッと態勢が変わるかもしれない。

特に今年のメンバーはどちらかといえば差すタイプが上位人気に支持されそう。ダート転向後、重賞初制覇を目指すタイムフライヤーはまだ融通が利く方だが、ウェスタールンドなんかは完全に決め打ちタイプ。恐らく早めに動く形になるだろうが、仕掛けどころが非常に難しい。アナザートゥルースやハイランドピークあたりは、どちらかといえば他力本願なスタイルになるのでは。

逆に先行するのは毎度おなじみリアンヴェリテにアクルトスあたりが番手を確保する形か。砂をかぶりたくないエアスピネルも、できれば前のポジションを取りたいところだろう。

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若き王者ルヴァンスレーヴこそ戦線を離れてしまったものの、
話題性には事欠かないフェブラリーS2019です。

もちろんその筆頭にあるのは、
コパノキッキングとのコンビで初めてG1レースに騎乗する藤田菜七子騎手。
その機会を得ただけでも十分に成長を証明するものであるというのに、
重賞を2連勝した有力馬でその瞬間を迎えようというのだから、
注目ぶりもより一層、といったところ。
正直ちょっと厳しい条件ではあるものの、
単勝100ケタ人気の参加賞クラスの馬で臨むのとは訳が違いますからね。
悔いなくトライしてほしいです。

そこに立ちはだかるのが、
レジェンド武豊騎手が騎乗する6連勝中のインティという構図。
ワイドショーが取り上げるなら感謝してやまないわかりやすさw
ただ、こちらもそう簡単に勝てそうな条件ではなく、
初めてのG1を未経験のマイル戦で挑まなければならないという。

キャリアの長い競馬ファンであれば、
どちらも「人気だけ集めてコケてくれるありがたい存在」と見込んでいるのでは。

少なくとも僕はそう思っていますw
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「ここから始動するビッグネームを疑え」が鉄則の京都記念。
しかし昨年レイデオロが魔物に屈したのが決定打となったのか、
とうとう今年は総スルーされることになってしまった。
この厳冬期に、連続開催7週目の荒れた馬場でわざわざ走る必要性がないことが、
いよいよバレてしまったようだ。

ドバイを視野に入れている有力馬の多くは中山記念を壮行戦に選んだようだし、
他にも金鯱賞を予定している馬が随分多いとか。
このままではせっかく確固たる地位を築き上げつつあった京都記念も、
斜陽の時代を迎えてしまうかもしれない。

また京都の伝統重賞が..(´・ω・`)

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登録段階でわずか8頭と、超少頭数のレースになってしまった共同通信杯。
「キャリアの浅い人気馬を疑い、立ち回り上手の伏兵を狙う」が鉄則のレースでありながら、
この頭数では機動力を活かす競馬が意味を成さない。
それゆえギブアップも考えた。

しかし、諦めてはいけない。

先週のきさらぎ賞もそうだった。
8頭立てで重賞好走実績のあるヴァンドギャルドやアガラスが人気を集めながら、
揃って馬券にならず大波乱の決着。
「少頭数=紛れない」という思い込みを取り払おうではないか。

勝機は必ずあるはずだ。

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昨年は「少頭数・ディープインパクト産駒不在・外差し馬場」と、
いつもと違う条件でこれどうなるのと悩まされた京都金杯。
結果はブラックムーンが大外から豪快に追い込みを決め、
先手を取ろうとしたウインガニオンやアメリカズカップは失速。

改めて「例外」の恐ろしさと、固定条件のもとで予想することの重要性を思い知らされることとなった。

さあ、問題は今年ですよ。
またイレギュラーな決着となるのか、それとも従来と同じイン先行有利の傾向に戻るのか。
とりあえず頭数は17頭と揃った。
末脚自慢のディープインパクト産駒もいる。
あとは馬場がどうか。
最重要ファクターでありながら、
当日のわずかなレース数で確認するしかないというのがもどかしいが、
昨秋の京都開催が17年に比べると天候に恵まれたように思うので、
いつものAコースのコンディションになっている可能性は高いのでは。
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いよいよ枠順も決まって予想にも本腰が入るところでしょうか。
今年からYouTubeで見られるようになった抽選会は仕事をしながら様子をうかがってましたが、
これやっぱり楽しいですね。よくできたショー。
来年以降もずっとこのスタイルでお願いしたい。

ところで今週末は何だか予報が怪しい感じですね。
中山競馬場でも土日ともに傘マークが出ており、
確実に降るとまではいかなくとも、降っても文句は言うなよみたいな雰囲気。
馬場の影響も考慮して、となると少しめんどくさい。

ところで、雨の有馬記念て記憶にありますか?
僕がリアルタイムで競馬を見るようになって最初の有馬記念が、
サクラローレルが勝った96年なんですが、
以後20回以上の記憶を紐解いてみても、
満員のスタンドに傘の花が開いているシーンというのを見たことがない。
もちろん師走の夕暮れに差し掛かろうという時間帯だけに、
薄暗い空模様の中でレースが行われたことは何度もあるけれど。

リアタイ観戦うんぬんを抜きにしても、
過去の有馬記念なんてそれこそアホほどビデオやらで見てきたわけですが、
オグリキャップにせよトウカイテイオーにせよ、
いずれも天候には恵まれた中で行われた記録しかない。

平成の競馬を締めくくる有馬記念が、稀少な雨の戦いになるのかも。
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不定期的に復活する連載型展望エントリ第2弾。

さて。今年の有馬記念の最難関はキセキの取捨だと思っています。
ジャパンCで見せた痛快な逃げ、
アーモンドアイには屈したものの従来のレコードを大幅に上回るタイムで2着。
天皇賞3着に次ぐG1善戦で菊花賞馬完全復活を印象づけた。
その一方で、ただでさえ超絶な時計勝負に挑んだというだけでも反動が心配なのに、
あろうことか今回が秋4走目という。

充実か、それとも限界か。

条件的にも、広い東京でのびのび自分のペースで走らせたことが覚醒につながったとしたら、
コース替わりは決して歓迎材料とは言えまい。
脚質だけを考えたら中山の方が押し切れそうなもんだが、
そう単純なものでもなく。

馬券的にはレイデオロの次に多くの支持を集めることは必至。
ただ、ある程度は計算が立つレイデオロに対して、
こちらはコロッと負けてしまう要素がちらほら。
だからこそ余計に悩ましいが、
キセキの取捨を極めることが有馬記念勝者への道。
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はーい、有馬記念ウィークですよ。
皆さん今年の競馬はどうでしたか。

印象的だったのは、
ルメールのための有力馬使い分けであったり、
ノーザンファーム天栄をはじめとする外厩の威力の再認識であったり、
「強い者がますます強くなっていく」近年のトレンドが、
さらに色濃くなったことではないでしょうか。

その象徴的存在が三冠+ジャパンCを制したスーパー牝馬アーモンドアイ。
彼女が年度代表馬に選出されるのも必然の流れと言えそう。

もうひとつ、特に秋になって感じたのが「回避」の多いこと。
直近で言えばチャンピオンズCで有力候補ゴールドドリームが軽い歩様の違和感で取りやめたり、
ジャパンCでもマカヒキが「調子が上がらない」とかでパス。
3歳の日本ダービー馬ワグネリアンに至っては、
菊花賞トライアル神戸新聞杯を使っただけでコンディションを乱したとかで秋のG1は不出走。
少しでもおかしいと思ったらやめるというスタンスが定着しつつある。

これは前にも書いたかもしれないが、
社会全体の風土というか文化がそうなりつつある表れと捉えてよいのでは。
例えば台風が接近したら、
以前から「どんな手を使ってでも出社してこい」というのが当たり前だったのが、
「もう電車も止まるしねえ、自宅待機でいいよ」と判断基準が変わってきた。
無理はしない美学とでもいうか。

個人的にはそれは大賛成で、
もうどこでも仕事ができるこのご時世に「出勤する根性」みたいなものが評価される必要もない。
そう思って普段も災害時は自宅で作業をすることが増えた。

ただ、競馬はちょっと別じゃないかと思っていてw
せっかく楽しみにしているレースで、
有力馬がほんのちょっとした不安だけでいなくなってしまうのは、
エンターテインメント的側面から考えると大きなダメージでしかない。
もちろん大事故につながってからでは遅いというのは超正論なのだが、
サラブレッドなんてプロアスリートと同じで、
痛みや疲れを抱えながら戦うものではないのだろうか。

このまま「無理をしない美学」が強烈に浸透するようだと、
少し競馬はマズい方向に行ってしまうのではないかと危機感を抱いている。
これがノーザンファーム勢だけが勝手にやっているのならともかく、
他の陣営にも定着しつつあるのが非常に厄介。
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昨年の日本ダービーで覇を競ったレイデオロとスワーヴリチャードが、
約1年半の時を経て再び相まみえる。
それがこの秋の天皇賞における最大のテーマ。
他にもG1勝ち馬が多数出走しようが、
ワグネリアンやダノンプレミアムが回避しようが、そこは変わらない。

ともに、強い4歳世代でもトップを走り続ける存在。
昨年秋は菊花賞には向かわず、古馬と戦う道を選んだが、
レイデオロはジャパンCへ、スワーヴリチャードは有馬記念へ駒を進めたため、
直接対決は実現せず。
この春もレイデオロがドバイに遠征し国内のG1には出走しなかったことで、
長らく「すれ違い」の時間が続いた。
その間にスワーヴリチャードは大阪杯で待望のG1初制覇。
先に世代の頂点に立った宿敵に肩を並べる存在へとグレードアップした。

そこで久々の直接対決である。
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ユニコーンSのルヴァンスレーヴは相当に危うい。
もし人気が集中するようなら、思い切って嫌うのも手。

「無敗のダート2歳王者が、前走をひと叩きして実績ある東京マイルへ」という事実だけを見れば、
逆らうのを諦めてしまうかもしれないが、
その内容を見れば付け入るスキは十分にある。

この馬、スタート下手でしょ。
全日本2歳優駿でもダッシュがつかず後方からの競馬になった。
まして芝スタートならどうなるか。
プラタナス賞でこの舞台は経験済みとはいえ、
少頭数で力量差も大きい2歳500万下と、
それなりに精鋭が揃う3歳ダート重賞ではテンから激しさが違う。
内枠でも引いて出負けして揉まれ込んだら戦意喪失みたいなシナリオにハマっても、
何ら不思議はない。

ましてソエやらで順調に仕上げきれてなさそうな点まで含めて考えると..

将来が楽しみなダート王候補ではあるが、
今回に関しては疑ってかかるのが正しいと見ている。
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異質の日本ダービー。

本当なら皐月賞を無敗で制していたはずのダノンプレミアムが、
アクシデントに見舞われ仕切り直しで臨むことになった。
主役不在の皐月賞は、ハチャメチャな展開で前残りの波乱。
あの一戦を経て、次につながるのはどの馬かを見極めるのは、
非常に困難な業である。

そして、「最初から日本ダービー狙い」という異質のローテで、
デビュー3連勝を飾ったブラストワンピースが存在感を放っている。
臨戦過程については、
それこそ二冠牝馬アーモンドアイがシンザン記念→桜花賞の直行ルートを開通させたように、
時代の変化に合わせて多様化が進んでいる。

読めない。

過去の傾向にあれこれ当てはめようとしても、
しっくり来ることもあれば来ないこともある。
昨年もそうだったが、
「荒れた皐月賞の後の日本ダービー」の難しさと向き合わねばならない。
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無敗の2歳王者ダノンプレミアムの皐月賞回避が発表されたこの日、
桜花賞に臨む無敗の2歳女王にも試練の知らせが届いた。
ラッキーライラック、1枠1番。
これは陣営にとってもアタマを悩ませる材料になるだろう。

「20年以上勝ち馬が出ていない」とかいう、
ただの縁起担ぎの延長でしかないデータはデータとは呼ばない。
問題は、なぜ1番枠がラッキーライラックにとって不安材料となるのか、である。

桜花賞の最内枠は非常に厄介ですよ。
3角までの距離が長い阪神1600mでは、
外枠の先行馬たちがどんどん内にカットインしてくる。
そのアオリを受けた中団の馬が手綱を絞ってポジションを下げると、
さらにその後ろの馬は完全に渋滞に巻き込まれる形でブレーキを踏まされる。
そんなチグハグな競馬を余儀なくされがち。
ちょうど3年前にルージュバックが敗れた際も、
同じような形で最後方に近い位置からのレースになってしまった。

ご存知の通り、ここ数年の桜花賞は単勝1倍台の圧倒的人気馬が敗れ、
新たな「魔境」の地位を着実に築きつつある。
とはいえラッキーライラックの場合、
関東からの長距離輸送もなければローテも王道、
これまでのレース内容もクレバーなもので、
それこそ雨でも降らない限りは崩れる場面は考えづらいと、
枠順が決まるまではそう思っていたのだが..

メジャーエンブレムのルメールですらハマってしまった負けパターンに、
石橋脩騎手は抗うことはできるだろうか。
いくら阪神JFを勝ったとはいえ、
これまでとは違い厳しいマークに遭う立場。
無傷のコンビに洗礼が待っていてもおかしくはない。

逆に言えば、ここを乗り越えられれば人馬とも相当に強いと解釈することも可。

無風状態だった桜花賞が、一気におもしろくなってきた。
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G1に昇格して2回目を迎える大阪杯。
その勝負の行方を占う上で重要なのが「本気度」であるということは、
昨年の今ごろも書いた。

キタサンブラックは結果的に別格だったとして、
2着にステファノス、3着にヤマカツエースと、
G1では脇役に甘んじがちな伏兵たちが、
マカヒキやサトノクラウンらに先着して馬券になったことは、
今後に向けての指針になったことだろう。

つまり、大事なのは「最強」ではなく「最適」を問う感覚。
実績や勢いだけではなく、
距離・コース・馬場・ローテを含め、
この条件で最も動ける馬を見つけましょうという発想。
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スプリングSの傾向を一言で表すなら、
「お金持ちの差し馬には要注意」である。
すでに皐月賞出走のための賞金を確保している実績ある差し馬が、
脚慣らしの場として使ってきた場合、おおむね取りこぼしがち。
特に朝日杯FSの勝ち馬が出てきたケースなんかはそれが顕著。

■ スプリングS:上位人気馬成績(過去5年)
・ 17年 サトノアレス → 4着(1番人気)
・ 16年 ロードクエスト → 3着(1番人気)
・ 15年 リアルスティール → 2着(1番人気) ダノンプラチナ → 3着(2番人気)
・ 14年 アジアエクスプレス → 2着(1番人気)
・ 13年 ロゴタイプ → 1着(1番人気)

前受けできる王者ロゴタイプさんは別格として、
他の馬はいかにもここで急がせて変なクセつけたくないわーとばかりにそろりと乗って、
いい頃合いに脚を残して負けている。
2着3着が多いので馬券的には信頼できるという解釈もできるが..

昨年のサトノアレスのように4着に甘んじてくれると話としては一番美しくまとまるんだけどw
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グレイルの評価を見極められれば、共同通信杯もグッと正解に近づける。
しかしその判断は非常に難しい..

なにしろ強そうである。

ラジニケ杯京都2歳Sで負かした相手は、
後のホープフルS勝ち馬ナイトフライヤー。
追えば追うほど長くいい脚を使いそうなタイプで、
いかにもハーツクライ産駒の長所が強調された素材のように映る。
追い切りの動きも良さそうで、
コンディション的にも問題なさそうだ。

もうそれだけでも十分に勝ち負けできそうな要素は揃ってるでしょ..
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京都金杯で痛恨の敗戦を喫してから1ヶ月余り。
その間じーっとリベンジの機会を待ち続けていた。

そう、京都記念である。

13年、15年と馬券を買った年はきっちり的中に成功しており、
個人的にも同じ週の共同通信杯と同様「わかっているつもり」のレース。
今年もぜひ馬券を取って、気持ちよく春を迎えたい。

迎えたい!!!
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いきなり試される2018開幕戦である。
もちろんレッドアンシェルの鞍上の話な。
ミルコが騎乗停止になってしまい、
その代役がまさかの幸さんに回ってきてしまった。

不安で不安で仕方がないw

キャリア20年以上のベテランにして、
通算1,300勝にも迫ろうかというジョッキーに対して失礼を承知で言うが、
芝の重賞で1番人気確実の有力馬を安心して任せられるとはとても思えないw
「他にもっとおらんかったんかい」と嘆いているであろう、
多くの東サラ会員さんの気持ちがよーくわかる。

スティルインラブきっかけで応援するようになり、
かれこれファン歴も15年(!)にのぼる僕でさえ、嫌な予感しかしていない。
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いわゆるケチャドバというやつなのだろうか。
馬券を買い始めてからずーっと当てられなかった有馬記念。
11年にオルフェーヴルの単勝にブチ込むという荒業で鬼門を突破してからというもの、
この6年間で4回も的中させることができている。
昨年もサトノダイヤモンド−キタサンブラックを大本線にきっちり的中。
もうすっかり相性抜群レースとなってくれつつある。

今年も「この馬は出てほしい、この馬は回避してほしい」というところから、
だいたいイメージ通りに事が運んで現時点では手応えバッチリ。
あとは木曜の枠順で変なことにならないことを願うばかりである。
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相変わらずどうってことのない祝日であった。
ユニクロのVネックセーターをセール価格でポチろうとしたら、
サイトが全然つながらず夕方には完全に死亡。
今までも感謝祭とかあっただろうに、その時は無事だったのだろうか..
明日の朝イチにヨドバシ梅田店とか行けば買えますかね?

■第37回ジャパンC/出走馬
01.シュヴァルグラン/57ボウマン
02.レイデオロ/55ルメール
03.ギニョール/57ミナリク
04.キタサンブラック/57武豊
05.サウンズオブアース/57田辺
06.イキートス/57ポルク
07.ディサイファ/57柴山
08.ソウルスターリング/53Cデムーロ
09.レインボーライン/57岩田
10.ブームタイム/57パリッシュ
11.マカヒキ/57内田博
12.サトノクラウン/57Mデムーロ
13.シャケトラ/57福永
14.アイダホ/57ムーア
15.ワンアンドオンリー/57横山典
16.ヤマカツエース/57池添
17.ラストインパクト/57戸崎

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この秋で最も楽しみなG1だと早くから待ち焦がれていたエリザベス女王杯。
前哨戦そして秋華賞が終わった後も有力各馬が予定通りエントリーを果たし、
「これぞ最強牝馬決定戦」と断言できるメンバーが揃った。

■エリザベス女王杯/出走馬
ヴィブロス/56ルメール
ウキヨノカゼ/56横山典
エテルナミノル/56四位
クインズミラーグロ/56藤岡康
クイーンズリング/56Cデムーロ
クロコスミア/56和田
ジュールポレール/56幸
スマートレイアー/56川田
タッチングスピーチ/56松山
ディアドラ/54岩田
デンコウアンジュ/56蛯名
トーセンビクトリー/56アッゼニ
ハッピーユニバンス/56池添
マキシマムドパリ/56藤岡佑
ミッキークイーン/56浜中
モズカッチャン/54Mデムーロ
リスグラシュー/54福永
ルージュバック/56ムーア


驚いたのは武豊騎手の落馬負傷。
いつものルーティンで14時過ぎに確定出走馬を見に行ったら、
スマートレイアーの鞍上が川田騎手に。
えっ何このスキャンダラスな感じと慌てて情報を調べてみたら、
普通に落馬での騎乗キャンセルでした。普通って。

幸い症状は軽いらしいので来週の騎乗には問題ないとのことですが、
寒くなる時期でもあるので悪化しないか心配。
キタサンブラックはもちろん、エアスピネルとのコンビも重要。
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早くから楽しみで仕方がなかった天皇賞がいよいよのいよ。
キタサンブラックとサトノダイヤモンド。
昨年末の有馬記念で死闘を繰り広げ、
この秋には凱旋門賞参戦を見据える日本の両エースが再び激突する。
今度の舞台は京都の3200m。
あのディープインパクトを最後に、
11年間も単勝1番人気馬が敗れ続ける「魔境」である。

果たして最高峰の戦いはどんな決着を迎えるのか。
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グレープブランデー(13年)やコパノリッキー(15年)が、
ここを足がかりにフェブラリーSも勝ったように由緒正しきプレップレース。
という話は昨年も書いたが、
正直アスカノロマンがあの後フェブラリーSで3着に善戦するなんて、
これっぽっちも思いませんでした。

● 東海S 主な出走予定馬
アスカノロマン/57和田
インカンテーション/56藤岡康
カゼノコ/57太宰
グレンツェント/55横山典
ピオネロ/56福永
メイショウウタゲ/56幸
モズライジン/56中谷
ラストインパクト/56石橋脩
リッカルド/56北村宏
ロワジャルダン/56浜中


連覇を目指してアスカノロマン。
昨秋はしばらく不振が続いたが、
馬体が絞れたチャンピオンズCで単勝10番人気の低評価を覆す3着力走。
もともとこれくらい走って何ら不思議のない馬で、
前走のデキを維持できていれば勝機は十分。
恐らく3倍を切るくらいの単オッズで1番人気に支持されることだろう。
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昨年は最強世代の一角としてクラシックの王道を歩んだものの、
あとひと押しが効かず無冠に終わったエアスピネル。
2017年はマイル路線に転向し、
始動戦となる京都金杯を悲願のG1獲得に向けての足がかりとしたい。

● 京都金杯 主な出走予定馬
アストラエンブレム/54M.デムーロ
エアスピネル/56.5武豊
ガリバルディ/57ルメール
ダンツプリウス/55丸山
ピークトラム/56シュミノー
フィエロ/57.5フォーリー
ブラックスピネル/55福永
ブラックムーン/56浜中
マイネルハニー/56柴田大
ミッキージョイ/55横山典
ムーンクレスト/55藤岡佑

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フジタナ騎手が久しぶりに勝った!
10月に勝って以来、約3ヶ月弱ぶりの勝ち星。
桜花賞当日に初勝利を挙げたり、
日本ダービーウィークにも勝ったり、
そして有馬記念イブにも勝ったりと、
何だかんだで持ってる騎手である。
このまま空気化して1年を越すのと、
最後の最後に朗報を届けるのでは印象が全く違う。

1年目の勝利数はこのままだと6勝でフィニッシュ。
決して特筆に値する数字ではないが、
かといって貶すような数字でもない。
デビュー当初ほどいい馬が回ってくることも少なくなったが、
だいたい年間10勝くらいのペースを保ってくれれば、
十分に明るい話題を届けてくれる枠は確保できる。

本当に来年も頑張ってほしい。
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幸さんが落馬してしまって金曜は途中から乗り替わり。
「落馬」という情報がまず耳に入り、
その後レースを見てみたらなかなかイヤな落ち方。
最後の直線まで先頭に立っていながらも、
騎乗馬ニシノアサンテが故障を発生し前のめりになって転倒。
スピードに乗っているタイミングでのアクシデント、
そして後続馬との接触も避けにくい場所であることからも、
重傷を覚悟していたら..

診断は「背部打撲」で土曜の騎乗は朝の様子を見て決めるとのこと。

さすが鉄人である。
もちろんまだ予断は許さないが、思っていたよりはかなり軽い怪我で済んだ。
本当にこの人は怪我に強い。まさに無事是名馬。

しかし、残念ながらニシノアサンテはデビュー戦で予後不良と気の毒なことになってしまった。
合掌。
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有馬記念へ向けてムードが高まる中、
ひっそりとラブリーデイが引退してしまった。
「覚醒の2015年」の主力を担った一頭で、
昨秋の天皇賞を勝った後も勝ち星には恵まれなかったが、
国内外のG1で善戦するなど、最後までよく頑張った。
特にラストランとなった香港Cの4着には意地を見た。

どうやらシンジゲートも即満口になったらしく、牧場でも人気を集めそう。
母系が「ザ・社台ファーム」な種牡馬の名前であふれ、
こういう正統派の血統が生き残っていく意義は大きいと思う。
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