もうすっかり毎年恒例の行事になりつつあるが、サウジアラビア遠征で4クラに騎乗できる坂井瑠星が誇らしい。
その中でも最重要案件はもちろんフォーエバーヤングである。
国内の2歳ダート戦線を制圧し、ケンタッキーダービーを目指しての明け3歳初戦。
ブックメーカーでも圧倒的1番人気に支持されていたらしく、海外のホースマンも一目置くだけの存在として認識されていた。

ここをステップにUAEダービー経由でアメリカへ。
注目は結果よりも勝ち方。

とさえ思われていたのだが..



いやー、負けたと思った。
スタートは遅いし行きっぷりは悪いし。
直線に入る寸前くらいからようやくエンジンがかかった感はあったものの、前との差はなかなか詰まらない。
これは悔しいなあ..と頭を抱えそうになった次の瞬間、じわりじわりと迫っていき、馬体が並んだところでゴール。

よかったよかった。

あれだけチグハグなレース内容で勝ち切れたってことは、評判通り力が上位だったということ。
鞍上のエスコート次第ではもうちょっとスムーズに走れたのだろうか。そこはわからん。
とりあえずこれで昨年スクラッチに泣いたケンタッキーダービー挑戦の夢も続くということで。

余談ながらフォーエバーヤングの一つ上の姉ピヌスアモリスは昨年のPOGで指名していたし、
矢作芳人厩舎&藤田晋オーナーのリアルスティール産駒フェイトも(以下同文

どうやら時代を先取りしすぎていたようだ。