ダートの強豪がサウジアラビアの国際G1に矛先を向けるようになり、メンバーの弱体化が懸念されるようになったフェブラリーS。
今年はその傾向に輪をかけるような顔ぶれで、いよいよG1としての権威も危機的な状況になってきた。

1番人気がオメガギネスとかもうね..

それでもG1がG1である以上、そのタイトルを手にした人にもたらす喜びは大きい。
18年のNHKマイルC以来の栄冠をつかんだ藤岡佑介、そしてあのテイエムオペラオー以来約四半世紀ぶりにスポットを浴びた杵臼牧場。
日頃なかなか順番が回ってこない人々から歓喜の声が聞こえてくるとこちらもうれしくなる。
ぐりちゃの生産者インタビューのチグハグさとかぜひ聞いてほしかったw
ノーザンFのテンプレ化したやり取りとは味わいが違いますわ。



2着争いは死力を尽くした争いだったが、セキフウとかタガノビューティーがそこにいるんだと思うとレベル感はやっぱり..
その中で初ダートながら末脚を伸ばしてきたガイアフォースはまだ将来性があって救われた気持ち。
ウィルソンテソーロもそうだがキタサンブラック産駒はダートでも強いのが出せるとか恐ろしい。

あとはイグナイター。着順こそ11着と崩れたが、一瞬は先頭に立とうかという見せ場を作った。
前崩れの展開になってしまったのが悔やまれるが、不慣れな条件であれだけやれればむしろ今後も楽しみ。