日が短くなるこの時期はレースの発走時刻が「ローカル→東→西」の順になるのがお約束である。
なのに暮れの中山開催から「中京→阪神→中山」の順に組まれてるのはなぜなんだぜ?
11月はいつも通り「東京→京都」やったのに。急に変更とかするもんなの?



かつては1年中、「東→西」の順番で固定されていたのが10年ほど前に「西→東」の順に変更された。
その理由は明確には語られていないように思うのだが、たぶん狙いは売上ですよね。
人口パイが大きい関東圏のレースを後に回すことで、ちょっとでも馬券の販売時間を伸ばしてやろうと。たとえ5分でも10分でも。

ただ、暗くなるのが早い季節は安全上の問題なんかもあってこれまで通り「東→西」にしときましょうということで、例年だいたい11月から順番が入れ替わるのが新習慣となっていた..のだが。

ちょっとくらい暗くても大丈夫っしょみたいなことになったのか、それとも。
ついでに言うと、「冬の中山最終レースは絶対に芝」という鉄則にも変化が出てきている。
これもまた影の影響で最終レースの時間にダートを走るのは危険みたいな話だったと記憶しているのだが、昨年あたりから普通にダート戦も組まれるようになった。

サイレントで変更されていく決まり事っちゅうもんが世の中にはたくさんあるのだ。