久しぶりにマジメに予想して馬券を買って外したら何か書きたくなったので来ました。
いや、最近ホンマに競馬離れが著しくてですね、まともに馬券を買ったのなんて昨年の日本ダービーがたぶん最後。今年じゃないですよ昨年ですよ。ドウデュースですよ。
これといった原因は思い当たらんのですけど、「悔しい想いをするくらいなら最初から勝負なんてやめとけ」の精神が自分の中に定着しすぎて、こんなことになったのかもしれん。
ただ、新しくなった淀に10月になってようやく足を運んで(春に行ってない時点でもうね)、我が聖地の空気を吸ったのが刺激になったのだろうか、「エリザベス女王杯はマジメに予想して馬券を買うぞ!」というモチベーションが湧いてきた。
勝負師の帰還である。
いや、最近ホンマに競馬離れが著しくてですね、まともに馬券を買ったのなんて昨年の日本ダービーがたぶん最後。今年じゃないですよ昨年ですよ。ドウデュースですよ。
これといった原因は思い当たらんのですけど、「悔しい想いをするくらいなら最初から勝負なんてやめとけ」の精神が自分の中に定着しすぎて、こんなことになったのかもしれん。
ただ、新しくなった淀に10月になってようやく足を運んで(春に行ってない時点でもうね)、我が聖地の空気を吸ったのが刺激になったのだろうか、「エリザベス女王杯はマジメに予想して馬券を買うぞ!」というモチベーションが湧いてきた。
勝負師の帰還である。
*
エリザベス女王杯なんてものは基本的に雨でも降らん限りスローペースのイン有利が鉄則。良馬場で大外ぶん回しで勝った馬なんてここ10年でも思い当たらないほどじゃなかろうか。
一方で京都競馬場の改装期間中に阪神2200mで行われた3年間は消耗戦の持久力勝負で外差しが決まっており、同じ距離で牝馬限定G1という条件であってもコースが違うとレースの質もこれだけ変わるものかと、競馬の奥深さに改めて感心させられる。
以上を踏まえると、昨年の勝ち馬ジェラルディーナにとっては全く別の適性を求められる厳しい条件。もともと高速上がり勝負では分が悪いタイプで、連覇はまず難しいだろうというのが予想の出発点だった。
ならば誰が有力かとメンバーを見渡してみると、キャリアわずか4戦でローズS2着の実績しかないブレイディヴェーグが想定1番人気だとか。誰やキミは。
秋華賞をパスしたのはいかにもリバティアイランドとの使い分けみたいな意図が見え隠れしてるし、いくらルメール騎乗とはいえ謎人気も甚だしい。しかも過去のレースを見てもまあまあ出遅れがひどい。
だったら三冠路線で善戦したハーパーでいいじゃないか。内枠もゲットしたし、川田将雅ならどういうレースをすべきかわかってるでしょう。イメージは17年のモズカッチャンみたいな。たとえ3歳世代相手にG1を勝ち切れなくても、条件さえハマれば古馬を負かすことだって余裕でありえる話。
そしてもう一頭は府中牝馬Sを逃げ切ったディヴィーナ。エリ女の伏兵といえば逃げ馬である。オースミハルカがそうであり、クロコスミアがそうだった。
今回のメンバーを見渡しても、行こうと思えば単騎で行ける組み合わせ。ノーマークの楽逃げからそのまま粘り込みを図るパターンの再現が十分に期待できるはずだ、と。
◎ ハーパー
◯ ディヴィーナ
買うのはもうこの2頭だけ。手を広げ始めたらキリがない。◎◯の馬連とワイド、それから◎の単勝。決まれば35倍近くつく「友道セット」である。
しかしゲートが開いて5秒もしないうちにワクワクは終了した。まさかのディヴィーナ待機策。五分のスタートを切ったにもかかわらず、先行策を匂わすこともなく手綱をガッチリ抑えて控えていく。マジかよミルコ。結局、中盤やや後方から4角でも大外を回る最悪の形。あれで7着まで追い上げられたのはむしろ健闘の域。
ハーパーは好位インを立ち回る想定通りの競馬をしてくれたが、瞬発力に秀でた2頭にサクッと交わされ3着まで。勝ち切るまでの力は持ち合わせていなかったということで、我が復帰戦は見どころもなく完敗に終わったのである。
*
ただ、当初の見立て通り外を回ったらノーチャンスの傾向は続行。ブレイディヴェーグは課題のスタートをどうにかクリアし、中団5番手インをソツなく追走。正直この時点でやられると覚悟したわ、んで実際めちゃくちゃ切れるし。
2着のルージュエヴァイユも内枠を利して腹を括ってのイン差し。京都外回りのお手本のような立ち回りである。
対照的にジェラルディーナは出遅れが痛恨。ポジション争いに遅れを取ったことで、ライアン・ムーアもさすがに外を回すしかなかった。
そういう意味では6着のサリエラも負けて強しというか、他のレースならもう少し上位まで来られた内容。
以上、「傾向どおりだけど当たらない」という過去にイヤというほど経験してきた結論をもって、久々の馬券回顧録を終わりにしようと思う。
エリザベス女王杯なんてものは基本的に雨でも降らん限りスローペースのイン有利が鉄則。良馬場で大外ぶん回しで勝った馬なんてここ10年でも思い当たらないほどじゃなかろうか。
一方で京都競馬場の改装期間中に阪神2200mで行われた3年間は消耗戦の持久力勝負で外差しが決まっており、同じ距離で牝馬限定G1という条件であってもコースが違うとレースの質もこれだけ変わるものかと、競馬の奥深さに改めて感心させられる。
以上を踏まえると、昨年の勝ち馬ジェラルディーナにとっては全く別の適性を求められる厳しい条件。もともと高速上がり勝負では分が悪いタイプで、連覇はまず難しいだろうというのが予想の出発点だった。
ならば誰が有力かとメンバーを見渡してみると、キャリアわずか4戦でローズS2着の実績しかないブレイディヴェーグが想定1番人気だとか。誰やキミは。
秋華賞をパスしたのはいかにもリバティアイランドとの使い分けみたいな意図が見え隠れしてるし、いくらルメール騎乗とはいえ謎人気も甚だしい。しかも過去のレースを見てもまあまあ出遅れがひどい。
だったら三冠路線で善戦したハーパーでいいじゃないか。内枠もゲットしたし、川田将雅ならどういうレースをすべきかわかってるでしょう。イメージは17年のモズカッチャンみたいな。たとえ3歳世代相手にG1を勝ち切れなくても、条件さえハマれば古馬を負かすことだって余裕でありえる話。
そしてもう一頭は府中牝馬Sを逃げ切ったディヴィーナ。エリ女の伏兵といえば逃げ馬である。オースミハルカがそうであり、クロコスミアがそうだった。
今回のメンバーを見渡しても、行こうと思えば単騎で行ける組み合わせ。ノーマークの楽逃げからそのまま粘り込みを図るパターンの再現が十分に期待できるはずだ、と。
◎ ハーパー
◯ ディヴィーナ
買うのはもうこの2頭だけ。手を広げ始めたらキリがない。◎◯の馬連とワイド、それから◎の単勝。決まれば35倍近くつく「友道セット」である。
しかしゲートが開いて5秒もしないうちにワクワクは終了した。まさかのディヴィーナ待機策。五分のスタートを切ったにもかかわらず、先行策を匂わすこともなく手綱をガッチリ抑えて控えていく。マジかよミルコ。結局、中盤やや後方から4角でも大外を回る最悪の形。あれで7着まで追い上げられたのはむしろ健闘の域。
ハーパーは好位インを立ち回る想定通りの競馬をしてくれたが、瞬発力に秀でた2頭にサクッと交わされ3着まで。勝ち切るまでの力は持ち合わせていなかったということで、我が復帰戦は見どころもなく完敗に終わったのである。
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ただ、当初の見立て通り外を回ったらノーチャンスの傾向は続行。ブレイディヴェーグは課題のスタートをどうにかクリアし、中団5番手インをソツなく追走。正直この時点でやられると覚悟したわ、んで実際めちゃくちゃ切れるし。
2着のルージュエヴァイユも内枠を利して腹を括ってのイン差し。京都外回りのお手本のような立ち回りである。
対照的にジェラルディーナは出遅れが痛恨。ポジション争いに遅れを取ったことで、ライアン・ムーアもさすがに外を回すしかなかった。
そういう意味では6着のサリエラも負けて強しというか、他のレースならもう少し上位まで来られた内容。
以上、「傾向どおりだけど当たらない」という過去にイヤというほど経験してきた結論をもって、久々の馬券回顧録を終わりにしようと思う。
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