我がPOG指名馬にして「モーリス四天王」の一角でもあるレガトゥスがあっさり敗れてしまった。しかも開幕週のブエナベントゥーラ以上にボコボコにやられての敗戦。ここを勝って秋に備えようと考えていた計画は完全に崩れ去ったし、これからデビューを控えるルペルカーリアやセブンサミットもテレビで見ててドン引きしたのではないだろうか..w

しかし我々はレガトゥスを諦めない。

色々な原因が積み重なっての敗戦だったとは思うが、何よりも大きかったのは馬場。これに尽きる。昨日も書いた通り、大敗続きで単勝300倍にも迫るほどの人気薄だったモデレイトが逃げて圧勝したり、OPでの実績皆無のトーラスジェミニが大外枠から速いペースで逃げて3着に粘ったりするなど、純粋なポテンシャルを競えるコンディションではなかったのは明白。もちろん伏兵たちの頑張り自体は称えられるべきものだが、この特異な馬場で力を発揮できなかった馬を、ましてこの日にデビューを果たした馬を貶すのはあまりにも早計である。



そりゃね、本当に強い馬は馬場がどうこうなんて話はしませんよ。ディープインパクトやオルフェーヴルといった歴史に残るクラスの名馬になれば、超高速馬場の瞬発力勝負からドロドロの不良馬場までオールマイティにこなす。ただ、レガトゥスに凱旋門賞で勝ち負けできるレベルの期待をかけているわけではなく、あくまでクラシック戦線で主力級の走りを見せてくれれば御の字。それこそ昨年、新馬戦大敗からスタートしたサトノフラッグくらい結果を残してくれれば大満足なくらい。

なのでこの敗戦でガッカリする必要なんてない。元々これだけ大きな馬体の持ち主だけに、使われての上積みに期待する部分もあったし、もしかしたら今季のノーザンファーム勢は戦略的に新馬戦のパフォーマンスを求めない仕上げをしているのかもしれない。前年度にコントレイルやデアリングタクトに完敗を喫した反省(仮説)。唯一、不安視しているのは「イチから立て直し」とかでしばらく戦線を離れること。このまま続戦で昨年のゴルコンダ同様のローテで函館を狙うのも手。

次こそは本領発揮といきたい。