京都牝馬Sは傾向通りの外差し決着ながらも大波乱で手に負えずw
前年2着ながら近走不振&プラス32キロで人気を落としていたデアレガーロが激走。
本命を打ったワントゥワンは大外から追い込むも出遅れが響き届かず、
上位3頭のうち印が入っていたのは2着のリナーテだけという大ハズレである。

iPhoneのちっこい画面で見ていたので瞬時にはわからなかったのだが、
好位から早め先頭に立っていたのは坂井瑠星アマルフィコースト。
あわや重賞初制覇かという見せ場を作った。

それにしても公式戦・練習試合も含めて当たらない2019。
フェブラリーSはどうなってしまうのでしょう。


● 2019年2月17日/東京11R:フェブラリーS
◎ サンライズソア
◯ ゴールドドリーム
▲ インティ
☆ オメガパフューム
△ サンライズノヴァ
△ ノンコノユメ
× クインズサターン
× ユラノト
× モーニン
× コパノキッキング

6連勝中の新星登場に藤田菜七子騎手のG1初騎乗と、
話題性に富んだ一戦は地味キャラが制する。
空気を読むなサンライズソア。

3着が続く成績だけを見ていると、
安定感だとか詰めが甘いだとかいう印象を与えてしまいそうだが、
事実はそこではなく「負けて強し」。
展望エントリにも書いたが、
JBCクラシックは途中で逃げを崩され、
チャンピオンズCは不慣れな控える競馬で4角でも外を回るロスがあった。
特に前走はこの馬から軽く馬券を買っており(1着3着w)、
持ち前のしぶとさを活かせないモレイラの騎乗には少なからず不満を持ったものだ。

ただ、あの経験が脚質に幅をもたらすのであれば災い転じて福となすというやつで。

サクセスエナジーが逃げるのかインティが受けて立つか、
序盤のペースが読み切れないが、
流れが落ち着くようならニヤニヤしながら直後につけて、
競り合いが生じるようなら少し離れたところで流れに乗る..
そんな融通が利きそうだ。

この馬自身は過去のレースを見る限り芝スタートはむしろ得意そうだし、
万が一ダッシュがひと息でも外に先行馬が少ないのでジワッと挽回が可能。
後手に回って4角で圏外..なんてことにならなければ、
ゴール前まで食い下がれるはず。
あとは先日からジェネラーレウーノで炎上中の田辺騎手がしっかり乗ってくれますようにw
大観衆を( ゚д゚)ポカーンとさせるのは得意だろう。



馬券は◎の単複と馬連、馬単にワイド、それから3連複◎◯軸◎▲軸から流す。

一週前の段階ではゴールドドリームの単複で勝てると考えていたけど、
ちょっと発想が安易すぎる気がしたのでw
この馬自身には特に何の不安もないし、高確率で圏内に突入してくると考えている。
ただ、ちょっとルメールがまだエンジンかかってきていないというのと、
そもそもこのレースとあまり縁がないのも気がかりで。
逆にいえばその程度。仕上がりも問題なさそう。

インティは逆に「1円もいらんわw」と思っていたけれど、
武豊騎手なら芝スタートもマイル戦もソツなくエスコートしそう。
先行タイプの強豪で王道の競馬をするのが彼の真骨頂である。
東海Sの走破タイムを見る限りエンジンは過去のダート王にも見劣りしない。

オメガパフュームは1800mでもどんくさい競馬をしているだけに距離短縮がカギだが、
ワンターンと大外枠の条件ならそれも克服可能か。

以下はだいぶ評価が下がるイメージ。
サンライズノヴァはいつハマってもおかしくないが、
展開ドンピシャだった昨年のこのレースですらあれだけ離されての4着というのが、
この馬のG1での限界を物語っている気がする。
それならまだノンコノユメの方が出番がありそう。

コパノキッキングは現実的にちょっとねえ..
ただ本当に枠はいいところを引けたし、
力を出し切るには悪くない条件だとは思う。
あとは末脚がどれだけアレするか。
中途半端に2着とか3着とかが一番おもしろくないw



その他のレース。

小倉大賞典はもう出走馬を見てるだけでメチャクチャですなw
とりあえずハイペース確定からの差し決着を想定してしまいますが、
それもまた安易なことでしょうか。
内でジッとしてたらエアアンセムあたりにラッキーがありそう。

ちなみに幸さんもこの土日は小倉に参戦。
土曜は2着3着こそあったものの勝ち鞍はなく、
騎乗馬のラインナップもまあまあ厳しめであった。
復帰週の1勝からまだ勝てていないので明日あたりそろそろ..
ただアメリカズカップはちょっとしんどいw

必然的に第3場扱いとなる京都のメインは大和S。
サンデーレーシングの有力馬ジューヌエコールに坂井瑠星が騎乗ということで、
今から叩かれないか不安で仕方がないw
現状、これだけの馬が回ってくるのはG1のウラくらいなので、
決して多くはないチャンスだと思って結果を求めて欲しい。

10R斑鳩Sのテラノヴァはラストランらしい。
超ジリ脚で血統の期待ほどは走れなかったが、最後に花を添えられれば。

あと最終レースに地味注目馬のメモリーコウが。
この馬主さんらしく母系にシンザンの血を持つのがポイント。
まだダートで底を見せていないエスポワールシチー産駒で、
ゆくゆくは牝馬の交流重賞を争えないかと密かに期待している。
この馬を知ったのが前走のときで、
何となく気にかけていたら12番人気で2着激走を決めたという..w

最後に東京。今日は長いぞw
2Rから3歳500万下が組まれているなどなかなかゴキゲンな番組設定だが、
とりあえずここで触れるのはヒヤシンスSから。
例年フルゲートの暑苦しい戦いになるのに、今年は10頭。ここにも少頭数の波が。
もうちょっとダートの2勝馬いるでしょう、出てこい。
デルマルーブル、メイクハッピーの全日本2歳優駿組を差し置いて、
オーヴァルエースやヴァイトブリックらが主役を演じるか。



そして明日は香港でも楽しみなレースがありますよ。

クイーンズシルバージュビリーC(G1・1400m)で、
マイル王ビューティージェネレーションとスプリント王ビートザクロックが対戦。
これこれ、こういう激突。最近の日本競馬ではなかなかお目にかかれない。
正直ビューティージェネレーションには敵わないでしょうけど、挑む価値はある。

香港ゴールドC(G1・2000m)では、本格化著しいエグザルタントが中心に。
パキスタンスターやグローリアスフォーエバー、タイムワープらおなじみの名前も。
しかしこのへんはコロコロ大敗するからようわからんw

長くなりましたがこのへんで。それでは明日もよい競馬を。