本当にもう痛恨でどうしようもない外し方をしてしまったが、
それでも「実績馬軽視」のコンセプトは不変であることに来年以降の希望を見ている。
何としてもリベンジがしたいので1年後に向けて今からモチベーションを高めておく。

● 2019年2月10日/東京11R:共同通信杯
□ レース結果 (netkeiba.com)
予想エントリ:【予想■共同通信杯】実績馬受難の歴史..◎フォッサマグナを刺客に任命

ただ、馬券師たちはますますレベルアップしてきている感。
これまでなら絶対クラージュゲリエが2番人気に支持されているはずが、
このレースの傾向を知ってか知らずか4番人気にまで評価を下げており、
実際に結果も離されての3着に終わった。
今後もきっちり見極められていくのだとしたら、
長年の経験で培ったこちらのメソッドの優位性は失われてしまう。これはマズい。


● フォッサマグナとかいう典型的な罠..ある意味で忘れられない馬に
藤沢和雄厩舎の外国産馬でルメール騎乗、
インパクト十分な勝ち方で新馬戦を制しての重賞挑戦..
ロマンと未知の魅力あふれる存在は、
裏を返せば不確定要素が渦巻く危険な存在でもある。
そこから痛い目に遭う経験は今まで何度もしてきたというのに、
2019年になってもまだ典型的な罠にハマってしまう自分の若さよ。

ある意味で忘れられない馬になった◎フォッサマグナ

レース内容は文句のないものだった。
初戦ではあまり良くなかったスタートもほぼ五分に出て、
道中は逃げるアドマイヤマーズの直後をピッタリとマークする形。
直線入り口で前に並びかけようとするところまではよかったが..

いざスパートに入ろうとするところで反応が乏しく、
早々にルメールも諦め加減のアクション。
前の2頭からは離される一方で、3着の確保も厳しいのは残り200mの脚色で察した。

レース後、ルメールも「距離が長かった」と。まあそう言うしかないわなw
ただ、現時点での力の差もハッキリと感じられる内容。
1戦1勝馬を厚く買うのは構わないが、
全幅の信頼を寄せるには荷が重すぎるということを教訓としておく。

● お手本通りのイン差しでダノンキングリーが無敗の2歳王者を一刀両断
内ラチ沿いを鋭く伸びた▲ダノンキングリーが差し切り勝ち。
そう、これが共同通信杯なんですよ。
これだけお手本通りのイン差しができるとは。

しかしまあ、冷静になって考えるとこの馬ですよ。
前走が中山とはいえデビューは東京、
速い上がりの競馬にも対応済みであることを考えれば、
2勝の実績も含めてもっと高く評価すべきだった。
陣営の「距離はやってみないとわからない」の煙幕にダマされた気もする。

ディープインパクト産駒らしい見事な瞬発力だったが、
それ以外には残念ながら何か評価できる点があったとも思えないので、
恐らく直行になるであろう皐月賞では分が悪そう。
かといってNHKマイルC向きかといわれるとそれも謎で。

● 負けるとすればこの形、アドマイヤマーズ初黒星
初黒星を喫した◯アドマイヤマーズ
自ら逃げる形となり、わざわざペースを上げるわけにもいかず、
淡々とした流れを作って直線に向いたところ、
斤量が1キロ軽く瞬発力にも秀でたダノンキングリーに一瞬にして差されてしまった。
折り合い面を考えると、これくらいの流れを経験できたのは収穫だし、
3着は4馬身も離していることを思えば「負けて強し」の内容。

それにしても、どうにも既視感のある敗戦だった。
いつのどのレースかも思い出せないが、
斤量を背負っている実績馬が仕方なく先行してスローに落としたところを、
一瞬のキレでやられてしまうパターン..うーむ思い出せない。

● クラージュゲリエの完敗が唯一の安心材料
クラージュゲリエは完敗の3着。
来年以降もこのタイプは軽視でOKというのが唯一の安心材料である。
やはり北海道や秋の京都後半開催と2月の東京では馬場も対戦相手のレベルも違う。
そこをしっかりアタマに入れておかなければならない。



● 馬券はフォッサマグナ失速の時点で終了..4年連続の的中はならず
馬券はフォッサマグナ絡みのものしか持っておらず、失速した時点で終了でした。
しかし一度ハズしたくらいで得意レース認定を取り消す気はありません。
結局、3連複総流しなんてやってられるようなオッズじゃなかったので、
◎の単複と◎から◯▲へのワイドという作戦にしました。
全部取れれば200%以上になる配分で。
しかし4着ではどうしようもありません。
京都金杯に続く完敗で、今季は大出遅れのスタートとなってしまいました。
【回収:0円/投資:4,000円】

まあしかし、超少頭数のレースは馬券を買うのも窮屈で仕方ないです。
来年はもうちょっと揃えてほしいですね、せめて10頭は欲しいw