グレープブランデー(13年)やコパノリッキー(15年)が、
ここを足がかりにフェブラリーSも勝ったように由緒正しきプレップレース。
という話は昨年も書いたが、
正直アスカノロマンがあの後フェブラリーSで3着に善戦するなんて、
これっぽっちも思いませんでした。

● 東海S 主な出走予定馬
アスカノロマン/57和田
インカンテーション/56藤岡康
カゼノコ/57太宰
グレンツェント/55横山典
ピオネロ/56福永
メイショウウタゲ/56幸
モズライジン/56中谷
ラストインパクト/56石橋脩
リッカルド/56北村宏
ロワジャルダン/56浜中


連覇を目指してアスカノロマン。
昨秋はしばらく不振が続いたが、
馬体が絞れたチャンピオンズCで単勝10番人気の低評価を覆す3着力走。
もともとこれくらい走って何ら不思議のない馬で、
前走のデキを維持できていれば勝機は十分。
恐らく3倍を切るくらいの単オッズで1番人気に支持されることだろう。


相手も順当にグレンツェントが筆頭候補でいいんじゃないでしょうか。
レパードS勝ち、みやこS好走、そして師走S経由でここへという流れは、
若かりし頃のホッコータルマエを思い出します。
明け4歳の13年、単勝1番人気で3着でしたね。
出ムチ入れて先行したけどグレープブランデーに完敗でした。

それはさておき、
グレンツェントにしてもすでに古馬勢との対戦にメドを立てているのが心強く、
位置取りにもあまり注文がつかないタイプ。
テン乗りの横山典騎手が先行させるのかタメるのかも見どころ。

あとはダートで底を見せていないピオネロ。
シリウスSは敗れたものの、
ゴール前で不利を受けており勝ちに等しい内容。
こちらも鞍上の意のままに動ける器用さがあり、安心して見ていられる。

あとはやや勢いに陰りが見られるものの実績のあるロワジャルダン。
このへんで無難にまとめたいところですね。