また新たな挑戦がしたくなった昨今。
何かないかと考えていたら、ふと「200kmってまだ走ったことないなあ」ということに気づき、
200km欲を満たしてくれるルートを考えてみることにした。
その結果、自宅から琵琶湖を一周して帰ってくるという案が浮上。
おお、ええやん初のビワイチで初の200km。めでたいこと尽くし。
■ルート
だいたい240kmくらい。
未知の距離だけどほとんど平坦だし、
気候的にも負荷がかからない時期ならまあいけるっしょということで、
そこまで壮大なプランでもないかな感覚で行くことにした。
ところが自転車部の先人たちからの評判はすこぶる悪いビワイチ。
「単調」
「おもんない」
「やることがない」
ええ..(困惑)
初めて走る道ってだいたい楽しいじゃないですか。
今までロングライドでも「しんどい!」と思ったことはあっても「おもんない」とは思ったことないし。
だいたい「やることがない」って何ですか。自転車を漕げばいいじゃないですか。
これからビワイチを目指す若者の夢を打ち破るようなこと言わないでくださいよ..
とここまでが序章。
そして今から若者の夢を打ち破るような話を始めます。
何かないかと考えていたら、ふと「200kmってまだ走ったことないなあ」ということに気づき、
200km欲を満たしてくれるルートを考えてみることにした。
その結果、自宅から琵琶湖を一周して帰ってくるという案が浮上。
おお、ええやん初のビワイチで初の200km。めでたいこと尽くし。
■ルート
だいたい240kmくらい。
未知の距離だけどほとんど平坦だし、
気候的にも負荷がかからない時期ならまあいけるっしょということで、
そこまで壮大なプランでもないかな感覚で行くことにした。
ところが自転車部の先人たちからの評判はすこぶる悪いビワイチ。
「単調」
「おもんない」
「やることがない」
ええ..(困惑)
初めて走る道ってだいたい楽しいじゃないですか。
今までロングライドでも「しんどい!」と思ったことはあっても「おもんない」とは思ったことないし。
だいたい「やることがない」って何ですか。自転車を漕げばいいじゃないですか。
これからビワイチを目指す若者の夢を打ち破るようなこと言わないでくださいよ..
とここまでが序章。
そして今から若者の夢を打ち破るような話を始めます。
*
家を6時に出て、堅田の琵琶湖大橋(西)に着いたのが8時。
ここから橋を渡って守山方面からスタート。
■琵琶湖大橋を渡るの図
琵琶湖大橋って自転車で渡れるんですね。
ビワイチのこと調べるまで知りませんでした。
どうってことなく通過してしまいましたが、
後から思えばこういうポイントでもっとテンション上げとく必要があったw
■近江八幡とかそのへんを走っているときの様子
もうずっとこの景色が延々と続く感じ。
写真を見ただけでうんざりしてくるw
しかしビワイチの名誉のために言うときますと、道は割と走りやすかったです。
自転車通行可の道も用意されているし、
場所によってはいつもどおり車道を走った方がいいところもあり。
10時ごろ彦根城付近を通過していたのだが気付かずスルー。
割とこのへんで経験者たちの証言がウソではないことを悟り始める。
■湖を背景に撮った一枚
どんよりしてますなあw
そう、この日はずっと曇りで、
何やったら夕方から軽く雨も降るかもよみたいな予報。
おかげで体力的には助かったんですけど、爽快感には欠ける一日でした。
それもおもんなさに拍車をかける一因だったかもしれない。
*
この先はことごとく不運が続くので、
Daniel Powterの「Bad Day」をBGMにお楽しみください。
お昼ごはんは湖北みずどりステーションでビワマスを食べることにしていた。
しかし食券を買おうとメニューを見渡しても、見当たらないのだ。ビワマスが。
食堂のおばちゃんに「ビワマスはないのですか」と聞いたら「今日はないです」と。
「今日は」というのはまだシーズンじゃないのかたまたま不漁だったのか。
それもよくわからない。
■仕方ないから巻き寿司でも食べて元気を出そう
万福丸とか知らんし..
でもおなかも空いていたのでおいしくいただきました。
ここまでで107km。
まだ半分も来てないけどまあまあ脚は削られている。
この後はいよいよ奥琵琶湖の登り。
大丈夫かな..と不安を募らせるのも楽しみの一部だったりする。
■はい通行止め
登ることすら許されない日というのが存在するらしい。
これ見た瞬間はアタマ真っ白になりましたね。
え、湖西にはどうやって行くの?行けないの?もしかして引き返すの??
しかし地図を見るとトンネルが何本かあって、
それを抜ければどうにか予定通りのルートには復帰できるらしい。
ということでビワイチ最大の難所かつ見せ場を ト ン ネ ル で 突 き 抜 け る ことになりました。
■どうにかこのへんまで
湖北はきっと水がキレイなんでしょう、
釣りしてる人が多かった。あとBBQしてる人もチラホラ。
あとサルがいた。それだけです。
マキノまで来て161号線に合流すると、いよいよ帰り道。
しかし残りはまだ100km。
この先が一番キツかった。琵琶湖がくびれてるあたりが。
ひたすら道しかない。コンビニもない。
挙句の果てに休憩しようと思っていた道の駅「しんあさひ風車村」の前を通ると、「閉鎖中」の看板が。
さすがに写真を撮る精神的余裕すらありませんでしたw
※4月1日から約2年間リニューアル工事中なんだそうです
■救世主あらわる
次のコンビニまでどれくらいあるのかメドも立たないところで、
突如として目の前に現れたのがこのナゾ施設。
ドラクエにもあるよねこういう辺境の地の一軒家。
コーラ飲んで休憩。
すぐ後ろにビニールハウスがあったので、
もしかしたら農家の方の休憩所だったのかもしれません。
おかげで助かりました。
ここまでで約160km。琵琶湖大橋まであと40km。
いよいよこの先は未知の距離。
オークスで最後の直線に挑む3歳牝馬の気持ち。
しかし近江舞子とかびわ湖バレイとか、
比較的なじみのある場所の連続でゴールが近づいてきていることを実感。
そしてとりあえずビワイチは無事に完遂。
■琵琶湖大橋米プラザより
*
自宅までの残り40kmも粛々とクリア。特に書くことはない。
トータル231km。成し遂げた。
予定より少し短くなったのは言うまでもなく奥琵琶湖の登りをカットしたためで、
もしルート通りにあれ登ってたら脚が残っていたかどうか疑われる。
そう、ほぼ平地オンリーにもかかわらず余力は全然なかった。悔しいけど。
ヒルクラ込みで200kmってのはちょっと厳しいのかもしれん。
ビワイチの反省材料としては、
もっとイベントを盛り込んでいかないとアカンですね。
どこで何を食べようとか、どこの景色を見ようとか。
ただ進むだけで、マスに何も書かれていないすごろくをやってる気分でした。
まあ今回は距離を乗ることを第一目標にしていたので仕方ない。
きっと寄り道を増やしていくと自走だけでは時間が足りなくなると思うので、
次にやるとすれば輪行なりクルマで拠点まで行くなりしよう。
これだけ不運の重なる旅でしたが、
ケガも故障もなく帰ってこられてよかった。
次回はもう少し若者に夢を与えられるライドをしたいと思います。
家を6時に出て、堅田の琵琶湖大橋(西)に着いたのが8時。
ここから橋を渡って守山方面からスタート。
■琵琶湖大橋を渡るの図
琵琶湖大橋って自転車で渡れるんですね。
ビワイチのこと調べるまで知りませんでした。
どうってことなく通過してしまいましたが、
後から思えばこういうポイントでもっとテンション上げとく必要があったw
■近江八幡とかそのへんを走っているときの様子
もうずっとこの景色が延々と続く感じ。
写真を見ただけでうんざりしてくるw
しかしビワイチの名誉のために言うときますと、道は割と走りやすかったです。
自転車通行可の道も用意されているし、
場所によってはいつもどおり車道を走った方がいいところもあり。
10時ごろ彦根城付近を通過していたのだが気付かずスルー。
割とこのへんで経験者たちの証言がウソではないことを悟り始める。
■湖を背景に撮った一枚
どんよりしてますなあw
そう、この日はずっと曇りで、
何やったら夕方から軽く雨も降るかもよみたいな予報。
おかげで体力的には助かったんですけど、爽快感には欠ける一日でした。
それもおもんなさに拍車をかける一因だったかもしれない。
*
この先はことごとく不運が続くので、
Daniel Powterの「Bad Day」をBGMにお楽しみください。
お昼ごはんは湖北みずどりステーションでビワマスを食べることにしていた。
しかし食券を買おうとメニューを見渡しても、見当たらないのだ。ビワマスが。
食堂のおばちゃんに「ビワマスはないのですか」と聞いたら「今日はないです」と。
「今日は」というのはまだシーズンじゃないのかたまたま不漁だったのか。
それもよくわからない。
■仕方ないから巻き寿司でも食べて元気を出そう
万福丸とか知らんし..
でもおなかも空いていたのでおいしくいただきました。
ここまでで107km。
まだ半分も来てないけどまあまあ脚は削られている。
この後はいよいよ奥琵琶湖の登り。
大丈夫かな..と不安を募らせるのも楽しみの一部だったりする。
■はい通行止め
登ることすら許されない日というのが存在するらしい。
これ見た瞬間はアタマ真っ白になりましたね。
え、湖西にはどうやって行くの?行けないの?もしかして引き返すの??
しかし地図を見るとトンネルが何本かあって、
それを抜ければどうにか予定通りのルートには復帰できるらしい。
ということでビワイチ最大の難所かつ見せ場を ト ン ネ ル で 突 き 抜 け る ことになりました。
■どうにかこのへんまで
湖北はきっと水がキレイなんでしょう、
釣りしてる人が多かった。あとBBQしてる人もチラホラ。
あとサルがいた。それだけです。
マキノまで来て161号線に合流すると、いよいよ帰り道。
しかし残りはまだ100km。
この先が一番キツかった。琵琶湖がくびれてるあたりが。
ひたすら道しかない。コンビニもない。
挙句の果てに休憩しようと思っていた道の駅「しんあさひ風車村」の前を通ると、「閉鎖中」の看板が。
さすがに写真を撮る精神的余裕すらありませんでしたw
※4月1日から約2年間リニューアル工事中なんだそうです
■救世主あらわる
次のコンビニまでどれくらいあるのかメドも立たないところで、
突如として目の前に現れたのがこのナゾ施設。
ドラクエにもあるよねこういう辺境の地の一軒家。
コーラ飲んで休憩。
すぐ後ろにビニールハウスがあったので、
もしかしたら農家の方の休憩所だったのかもしれません。
おかげで助かりました。
ここまでで約160km。琵琶湖大橋まであと40km。
いよいよこの先は未知の距離。
オークスで最後の直線に挑む3歳牝馬の気持ち。
しかし近江舞子とかびわ湖バレイとか、
比較的なじみのある場所の連続でゴールが近づいてきていることを実感。
そしてとりあえずビワイチは無事に完遂。
■琵琶湖大橋米プラザより
*
自宅までの残り40kmも粛々とクリア。特に書くことはない。
トータル231km。成し遂げた。
予定より少し短くなったのは言うまでもなく奥琵琶湖の登りをカットしたためで、
もしルート通りにあれ登ってたら脚が残っていたかどうか疑われる。
そう、ほぼ平地オンリーにもかかわらず余力は全然なかった。悔しいけど。
ヒルクラ込みで200kmってのはちょっと厳しいのかもしれん。
ビワイチの反省材料としては、
もっとイベントを盛り込んでいかないとアカンですね。
どこで何を食べようとか、どこの景色を見ようとか。
ただ進むだけで、マスに何も書かれていないすごろくをやってる気分でした。
まあ今回は距離を乗ることを第一目標にしていたので仕方ない。
きっと寄り道を増やしていくと自走だけでは時間が足りなくなると思うので、
次にやるとすれば輪行なりクルマで拠点まで行くなりしよう。
これだけ不運の重なる旅でしたが、
ケガも故障もなく帰ってこられてよかった。
次回はもう少し若者に夢を与えられるライドをしたいと思います。
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