現役時代をリアルタイムで見たかった馬はたくさんいる。
ナリタブライアンの全盛期、
ビワハヤヒデらの三強時代、ミホノブルボンとライスシャワー、
メジロマックイーンにトウカイテイオー、そしてオグリキャップ..
この世に生を受けていながら、
競馬ファンとして出会うには間に合わなかった名馬たちである。

その一方で、
なぜか「現役時代をリアルタイムで見たかったプロ野球選手」というのはいない。
例えばバースとか、掛布vs江川とか。
今の時代と同等かそれ以上のスター性を誇った名選手たちだが、
不思議な事にその時代に立ち会いたかったという気持ちになれない。
理由はわからないんだけど..

その中で、唯一と言っていい「見ておきたかった選手」というのが、
PL学園時代の清原和博と桑田真澄。
どれだけズバ抜けた存在だったのか、
その凄さを肌で感じてみたかった。

そして、もしその時代の清原を見ていたら、
今回の件もまた違う受け止め方をしていたかもしれない。

野球ファンの一人である僕も少なからずショックだったが、
早くから彼のスター性に魅せられていた「清原ファン」からすれば、
果たしてどんな気持ちだったことか。
現役時代末期からの落ちぶれっぷりは裏切られた感タップリだっただろうけど、
引退後、そしてトドメとなる今回の逮捕。
ここまでおかしなことになるとは。
桑田さんのコメントがまた(´・ω・`)ショボーンとさせてくれる。


スーパースターとして生きることが、
必ずしも幸せな人生であるとは限らないとは思わなんだ。
生きるって何かね、幸せって何かねと考えさせられる出来事であった。

さて。

■注目レース注目馬/2月6日
・ 京都10R:エルフィンS
桜へのサバイバルは続く。
紅梅Sハナ差負けのワントゥワン
何としても勝ちたいが、マイルだと甘くなりそうな予感。
かといってフィリーズレビューは賞金的に出られるかどうか..
すでに歯車が狂い始めている感。
後方一気で初勝利を挙げたレッドアヴァンセ
早くからミルコ確保でここに照準を合わせていたアオイプリンセスが優位か。

・ 京都11R:アルデバランS
土日でわずか11鞍と、2場開催では数を集めるのにも苦戦中の幸さん。
当然ながら勝つチャンスも減ってくるわけで、
貴重な強いお手馬イースターパレードにかかる期待は大きい。
昇級馬も多く、OPでバリバリやってきた相手は少ない。どうにか。

・ 東京06R:3歳500万下
一息入れて立て直されたゼンノサーベイヤー
はこべら賞で2着と好走し、改めて地力を見せた。
ハイペースで崩れるタイプでもなさそうなので、
ここはキチッと決めてくるのでは。

・ 東京07R:3歳500万下
土曜のメインイベントはこれ。レーヴァテイン
セントポーリア賞ではなくあえて平場戦を選んできたのは、
厩舎やジョッキーの都合なのか、
それとも早いうちに2400mの英才教育を施そうという発想か。
新馬戦はモノが違うとばかりの楽勝。
特別で善戦してきた相手もいるが、ここも通過点と見ている。

・ 東京10R:初音S
不器用な女アンドリエッテ
G1でも戦える脚があるけれど、
前残りの展開にハマると条件戦でもコロリ。
直線の長い東京で..とか言うてるとあっさり負ける。

・ 東京11R:白嶺S
アルタイルノボバカラ
いつも同じレースに出ている気がする。
調べてみると今回が6度目の直接対決。
同世代のダート馬だけにどうしても路線が重なるものだが、
500万下時代から対決しているあたり縁の深さを感じる。
スマートギアとナムラクレセントのような間柄。