盛りだくさんの一日。
マイルCSを含む京都競馬場開設90周年記念日を振り返りんぐ。
束の間のタイムスリップ、本当に本当に楽しかったよ!

● 開門
8時前に着いたら、まだステーションゲートがガヤガヤしてやんの。
まさかの8:45開門。遅いw
こんなことなら事前に確認しておけばよかった。

■開門はよ


おかげで全くその気はなかったのに開門ダッシュSに参戦。走ってはいないけどw
回数券をお持ちのお客様の列は100人くらいしかいなかったように思う。
入場してから場内ぐるっと見てみたけど、
9時半に着いても真ん中くらいの場所なら十分取れると学んだ。

● 旧曲による本馬場入場
そしてそして、この日のお目当て旧曲による本馬場入場。
思わず、こみ上げてくるものがありましたね。
京都1R本馬場入場。
佐藤泉アナの「今日は懐かしのメロディでお送りしてまいります」の紹介とともに、
「炎のウィナー」が流れ始めた瞬間ジーンとしてしまいました。

■炎のウィナー


2007年まで使用されていた、本馬場入場の行進曲。
しかしこれを聞くともっと昔、
それこそ10年15年前を思い出させるのはなぜだろう。
時に一人で、時に様々な友人と、時に弟と。
色々な形で競馬場へ足を運んだ記憶が蘇ってくる。
もうあの頃には戻れないし、戻りたいとも思わないけれど、
押し寄せるノスタルジーの波に飲まれて朝から涙不可避であった。

■サラブレッド・マーチ


メインレースが徐々に近づきつつ、
目の前のレースのマークシートを気ぜわしく塗る時のBGM「サラブレッド・マーチ」。
ついつい口ずさんでしまう力も健在でしたが、
今はもう殆ど馬券を買うこともなくなってしまったなと変化を実感w

しかし両神曲を聞いて思ったのは、「普段は今の曲の方がええわ」ということw
やはり時代を感じさせるというか、
初めて競馬場に来た人がこれ聞いたら「昭和かな?」と思うでしょうきっと。
曲が変更された当時は(´・ω・`)ショボーンでしたけれど、その必要性がわかりました。

■今のやーつ


急にすごくカッコよく聞こえるようになった気がするwww


● ドリーム競馬レジェンドトーク!
もうひとつのお楽しみは、
関テレ「ドリーム競馬」で長年お世話になった長老たちとの再会。
特に大坪元雄さんはテレビで見ることがなくなって数年が経ち、
お元気でいらっしゃるのか少し心配だったんですが..

■みんな生きてた


大坪さん、見た目も口調も全然くたびれてなかった!すごい!
一つの質問に対して聞かれてもいないことまで延々と話し続けるのも当時のまま。
記憶がおぼろげになることもなく、
今のことも昔のこともスラスラと話せるのはすごいと思いました。
惜しむらくはマイルCSの注目馬の中に言いづらい名前の馬がいなかったこと。
ディアデラマドレでもいれば久々に苦戦する姿が見られただろうに..w

杉本清さんは日本ダービーの日のイベントで見かけたりすることがあって、
すっかりおじいちゃんですけどお元気そう。
そして馬場鉄志アナは巨大化が進んでいるけれど、
確か体調の問題もあってのことですので..長生きしていただきたい。
そういえば「ある情報筋から『モーリスは仕上がってると聞いてます』」って言ってたなw

● 仕上がっていたモーリス
そして話は唐突にマイルCSへ。
強かったモーリス。休み明けもなんのその。
課題だったスタートも五分に出て、涼しげに中団外め追走からスパっと抜け出し。
正直パドックでの気配は地味に映ったし、
まだ完調手前かと思えたけれど、マイル界を平定するには十分なデキだった様子。
絶対まだ奥がありますよ。それが見られるのは香港か。
これで今年に入って5戦5勝。1000万下からスタートして一気にG1を2つ。
あれよあれよという間にトップクラスへと上り詰めるのはラブリーデイにも重なる足跡で、
今年はそういう年なのかもしれない。

● 痛恨の出遅れイスラボニータ
イスラボニータは痛恨の出遅れ。
僕が本命を打つと、普段はゲートが上手な馬も出遅れる。やめてください。
どうにか挽回して中団にはつけたものの、
あの位置からまとめて差せる馬ではないので..ペースも遅かったですし、3着が精一杯。
せめて2着なら慰め程度に馬連が当たったのですが..
もっともマトモに出ていたとしてもモーリスには敵わなかったでしょう。

ところで場内含めJRA公式映像のゴール前アングルはあれでいいのかw
一瞬イスラボニータ2着あるでと勘違いしてしまいましたですわよ。

● 入場者数、売上ともにアップっぷ
自分が見に行った日の入場者数はいつだってキニナルもんですが、
この日は47,375人で前年比117%だったそうで。
ラーメンダービー効果も手伝って、なかなかの混雑具合でした。
売上も前年比107%。うむ。
しかし調べてみるとタイキシャトルが1回目に勝った97年は92,000人だったそうですねw
初めて見に行ったG1がコレで(しかも発走時刻ギリギリに飛び込んだ)、
確かに通路の間に挟まりながら見ていた記憶がありますわ。



帰りに「翼虎」に寄ろうと思ったら行列ができていたのでまた今度。
時に昔を懐かしみながら。時に変化を楽しみながら。競馬はつづく。完。