小学校の運動会のかけっこがそうであったように、
ひまわり賞は走る前から勝負の行方がほぼわかっているレースである。
この短期間で、急に早く走れるようになるわけがない。
だいたいが練習..つまり新馬戦の結果通りになる。

■ひまわり賞の単勝1番人気馬成績(過去10年)
14年エフェクト:1着/単1.9複1.1
13年テイエムキュウコー:1着/単1.5複1.1
12年カシノランナウェイ:2着/単1.6複1.1
11年カシノエルフ:5着/単2.3複1.1-1.4
10年テイエムキューバ:1着/単1.1複1.0
09年パリスドール:1着/単1.3複1.1
08年コウエイハート:1着/単1.8複1.1
07年メッサーシュミット:1着/単1.3複1.0
06年コウセイカズコ:1着/単1.5複1.2
05年ミッキーコマンド:1着/単1.3複1.1

過去10年で【8.1.0.1】。
これほど1番人気馬の勝率が高い特別競走は他にはないだろうきっと。
唯一、連対確保すらならなかったのは11年のカシノエルフで、
この時の単勝オッズは2.3倍。
おなじみ九州産新馬戦で敗れ、
その後に未勝利戦を勝っての参戦過程を見ても分かる通り、
例年の勝ち馬に比べやや傑出度では劣っていたようだ。

そこでキリシマオジョウですよ。
新馬戦6馬身ぶっちぎりはいつものよくある光景。
まともに勝負になる馬も少ないこの顔合わせなら、
複勝110円ただもらいみたいなもんじゃなかろうか。

ひと晩ゆっくり寝て、動くかどうかは明日決めよう。