もうそろそろロードバイク3年生に進級するので、
一回くらいはアワイチかビワイチあたり経験しておきたいなと思っていたところに、
青黒自転車部*1からお誘いがあったので、半分ビビりながら参戦してきました。
*1....ガンバ大阪を愛する自転車乗りたちのこと
■今回のルート - うずしお省略アワイチ
どうです、いいアワイチでしょ。
途中でアプリを起動し忘れた箇所があるので、実際は135kmくらいの走行距離。
本当に楽しかったし、心から「来てよかった!」と思った。
しかしその道のりは険しい。悲喜こもごものアワイチレポート。
<AM6:15 出発>
8時に淡路島の北端・岩屋港でフェリー組の6名様と合流。
うちから淡路ICまでだいたい80分ほど。
■よっこらせと
ニッサンのノートはどんな未来でも乗せられるので、
淡路島まで自転車を運ぶのもどんと来いです。
道中、宝塚あたりが軽く渋滞しつつも、ほぼ予定通りに到着。そしてスタート。
走り出す。東海岸から走り出す。淡路島は快適だ。
交通量少なめ、道幅たっぷり。
天候はちょっと物足りなく感じるくらいのくもり。だが体力面を考えるとちょうどいい。
団体で走っていることもあってスピードは平均20km/hくらい。あっという間に40km地点を通過。
<AM11:00 試練その1 - 水仙峡>
ここまでの平和な道のりから空気が一変。峠を越えねばならぬのだ。
知らない道の登り坂はこわい。どこまで続いているかがわからないから。
「うひょーこれはなかなか..」と一生懸命登るとカーブが見えてきて、
あれ曲がったらおしまいかな?と期待してるとつぎの坂がお披露目されるという。
しょっぱなからキツかったですw
坂の写真とかも撮っとけばいい思い出になるんだけど、
その場ではとりあえず攻略することしかアタマにないから撮れない...
<PM12:30 昼食>
一発目のヤマを越えてしばらく走ると、
淡路島モンキーセンターのすぐ隣にある「ちゃりこ」(→■食べログ)で昼食。
■淡路島カレーを食べた
タコと玉ねぎのフライを乗っけることで淡路島カレーを名乗ることにしているらしい。
ボリューム十分(ゴールまで何も食べずに行けた)、味はまあまあ。
さあエネルギーも補給したことだしガンガンいこうぜ。まだ50kmだここ。
■こんな感じで快適絶景なサイクリングロードがつづく
自転車乗ってますわ感に浸れる道。
ひとりだとやや単調になりがちでも、縦列で会話しながら進むと超楽しい。
今回はルートの設定からペースメイクまで、
全部お任せできたこともあって走ることに専念できました。
文章の中盤という中途半端な場を借りて皆さんにお礼申し上げます。
66km地点くらいからの登り坂もやいのやいの言いながらクリア。
しかし峠のてっぺんから西の空を見ると、どんよりとした雲ががが。
<PM3:00 試練その2 - 豪雨>
3つ目のヤマ(※適当でスマンな)も登り切ったあたりから、ぽつぽつと雨が降り始めた。
こりゃまずいなと思いながら、
耳をすませば遠くの空でゴロゴロというアカンSEが鳴ってる。
福良港(地図だと71kmくらいの表示になってるとこ)ではすでに本降りに。
やや急ぎ足でジェラートをほおばり、残りの50kmを進む覚悟を決める。
■ほどなく足止めを余儀なくされる
5kmくらい進んだところで豪雨につかまる。もう無理。走れる雨じゃない。
ひとつ前の写真と同じ日だとはとても思えないよね。
遠い目で雨宿りしながら初めて思った。「何してるんやろ」と。
しかしここは淡路島の南のほう。
生きて帰るには北へ進むしかない。進むのは自分の力しかない。
「これは遊びじゃないんだ」くらい緊張感が高まった。
降りしきる雨の中、粛々と進む自転車7台。
対向車のドライバーからは「何やねんこいつら..」と思われたことだろう。
「ちゃうんすよ、アワイチの途中で..大阪に帰るにも乗り続けるしかないんすよ」って、
それぞれ言い訳をしたくなるほど過酷な状況だった。
余談ながら、汗が混じった雨水が目に入るとめっちゃ痛いですね。
最初なんでこんなにしみるのかわからず、「えっ酸性雨??」と錯乱したほど。
それでも、やがて雨足も落ち着いてきて、ゴールへのメドも立ってきたところで....
<PM5:30 試練その3 - 北風>
残り20kmくらいかなあ、急に風向きが変わってアゲンストに。
これまでの暖かく湿った風が、ヒエヒエの突風になった。
ほんの数メートル前から「何これ、さっむ!!」て声がして、
何を言うてはるんやろと思ったその数秒後には完コピしてた。
こういうのがあるんですねアワイチ。色々と試練多すぎやわ。
最後は寒さとの戦い、日も暮れて暗い中でのゴール。19時過ぎくらいやったかな。
明石海峡大橋が見えてきた安心感たるや。どうにか生きて帰れたよバンザーイ。
しかし岩屋港でみんなフェリーに乗るもんだからここで離脱は僕だけということもあり、
「ほんじゃーねーおつかれさまー」と流れ解散になっちゃったのは少し悲しかったw
キャプテンからのあいさつとかそういうのはなかったのかとwww
*
まとめ。本当に楽しかった。
あれだけ厳しい状況に追い込まれながらもそう思えるのだからかなり満足したのだろう。
普段は楽しめない景色・走りやすい道。
ここまで来たからこそ堪能できる快感がたくさんあった。
心地よいペースで引っ張ってもらったおかげもあって、脚にもまだ余裕があった。
あの寒さであと何十キロと言われるとつらいが、
条件さえマトモならもっと行けた(豪語)。
3つのヤマも一応全部登り切れたし、個人的にはかなり満足。
本当なら西海岸の景色も最高なんやろうなーと思うと、
アワイチリターンズをせずにはいられない。必ずもう一回行きましょう。
福良港あたりで生きのいい海鮮ちゃんも食べたいし。
一回くらいはアワイチかビワイチあたり経験しておきたいなと思っていたところに、
青黒自転車部*1からお誘いがあったので、半分ビビりながら参戦してきました。
*1....ガンバ大阪を愛する自転車乗りたちのこと
■今回のルート - うずしお省略アワイチ
どうです、いいアワイチでしょ。
途中でアプリを起動し忘れた箇所があるので、実際は135kmくらいの走行距離。
本当に楽しかったし、心から「来てよかった!」と思った。
しかしその道のりは険しい。悲喜こもごものアワイチレポート。
<AM6:15 出発>
8時に淡路島の北端・岩屋港でフェリー組の6名様と合流。
うちから淡路ICまでだいたい80分ほど。
■よっこらせと
ニッサンのノートはどんな未来でも乗せられるので、
淡路島まで自転車を運ぶのもどんと来いです。
道中、宝塚あたりが軽く渋滞しつつも、ほぼ予定通りに到着。そしてスタート。
走り出す。東海岸から走り出す。淡路島は快適だ。
交通量少なめ、道幅たっぷり。
天候はちょっと物足りなく感じるくらいのくもり。だが体力面を考えるとちょうどいい。
団体で走っていることもあってスピードは平均20km/hくらい。あっという間に40km地点を通過。
<AM11:00 試練その1 - 水仙峡>
ここまでの平和な道のりから空気が一変。峠を越えねばならぬのだ。
知らない道の登り坂はこわい。どこまで続いているかがわからないから。
「うひょーこれはなかなか..」と一生懸命登るとカーブが見えてきて、
あれ曲がったらおしまいかな?と期待してるとつぎの坂がお披露目されるという。
しょっぱなからキツかったですw
坂の写真とかも撮っとけばいい思い出になるんだけど、
その場ではとりあえず攻略することしかアタマにないから撮れない...
<PM12:30 昼食>
一発目のヤマを越えてしばらく走ると、
淡路島モンキーセンターのすぐ隣にある「ちゃりこ」(→■食べログ)で昼食。
■淡路島カレーを食べた
タコと玉ねぎのフライを乗っけることで淡路島カレーを名乗ることにしているらしい。
ボリューム十分(ゴールまで何も食べずに行けた)、味はまあまあ。
さあエネルギーも補給したことだしガンガンいこうぜ。まだ50kmだここ。
■こんな感じで快適絶景なサイクリングロードがつづく
自転車乗ってますわ感に浸れる道。
ひとりだとやや単調になりがちでも、縦列で会話しながら進むと超楽しい。
今回はルートの設定からペースメイクまで、
全部お任せできたこともあって走ることに専念できました。
文章の中盤という中途半端な場を借りて皆さんにお礼申し上げます。
66km地点くらいからの登り坂もやいのやいの言いながらクリア。
しかし峠のてっぺんから西の空を見ると、どんよりとした雲ががが。
<PM3:00 試練その2 - 豪雨>
3つ目のヤマ(※適当でスマンな)も登り切ったあたりから、ぽつぽつと雨が降り始めた。
こりゃまずいなと思いながら、
耳をすませば遠くの空でゴロゴロというアカンSEが鳴ってる。
福良港(地図だと71kmくらいの表示になってるとこ)ではすでに本降りに。
やや急ぎ足でジェラートをほおばり、残りの50kmを進む覚悟を決める。
■ほどなく足止めを余儀なくされる
5kmくらい進んだところで豪雨につかまる。もう無理。走れる雨じゃない。
ひとつ前の写真と同じ日だとはとても思えないよね。
遠い目で雨宿りしながら初めて思った。「何してるんやろ」と。
しかしここは淡路島の南のほう。
生きて帰るには北へ進むしかない。進むのは自分の力しかない。
「これは遊びじゃないんだ」くらい緊張感が高まった。
降りしきる雨の中、粛々と進む自転車7台。
対向車のドライバーからは「何やねんこいつら..」と思われたことだろう。
「ちゃうんすよ、アワイチの途中で..大阪に帰るにも乗り続けるしかないんすよ」って、
それぞれ言い訳をしたくなるほど過酷な状況だった。
余談ながら、汗が混じった雨水が目に入るとめっちゃ痛いですね。
最初なんでこんなにしみるのかわからず、「えっ酸性雨??」と錯乱したほど。
それでも、やがて雨足も落ち着いてきて、ゴールへのメドも立ってきたところで....
<PM5:30 試練その3 - 北風>
残り20kmくらいかなあ、急に風向きが変わってアゲンストに。
これまでの暖かく湿った風が、ヒエヒエの突風になった。
ほんの数メートル前から「何これ、さっむ!!」て声がして、
何を言うてはるんやろと思ったその数秒後には完コピしてた。
こういうのがあるんですねアワイチ。色々と試練多すぎやわ。
最後は寒さとの戦い、日も暮れて暗い中でのゴール。19時過ぎくらいやったかな。
明石海峡大橋が見えてきた安心感たるや。どうにか生きて帰れたよバンザーイ。
しかし岩屋港でみんなフェリーに乗るもんだからここで離脱は僕だけということもあり、
「ほんじゃーねーおつかれさまー」と流れ解散になっちゃったのは少し悲しかったw
キャプテンからのあいさつとかそういうのはなかったのかとwww
*
まとめ。本当に楽しかった。
あれだけ厳しい状況に追い込まれながらもそう思えるのだからかなり満足したのだろう。
普段は楽しめない景色・走りやすい道。
ここまで来たからこそ堪能できる快感がたくさんあった。
心地よいペースで引っ張ってもらったおかげもあって、脚にもまだ余裕があった。
あの寒さであと何十キロと言われるとつらいが、
条件さえマトモならもっと行けた(豪語)。
3つのヤマも一応全部登り切れたし、個人的にはかなり満足。
本当なら西海岸の景色も最高なんやろうなーと思うと、
アワイチリターンズをせずにはいられない。必ずもう一回行きましょう。
福良港あたりで生きのいい海鮮ちゃんも食べたいし。
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