■12月23日
◇中山10R 有馬記念
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【有馬記念予想】◎ゴールドシップ
【投資:1,000円 回収:2,700円=単勝◎270円×1000

■馬券
121223_NKY10

■お祭り馬券も的中!
有馬記念馬券

<ラップタイム>
7.0 - 11.3 - 11.6 - 12.0 - 12.2 - 12.7 - 12.6 - 12.5 - 11.9 - 12.1 - 12.1 - 11.9 - 12.0

最初の900m〜1100mが54.1-66.8秒、
そしてその中間にあたる1000m通過が60.5秒。
ここ数年のラップを比較すると平均的に速い流れでレースが進んだ。
これが◎ゴールドシップにとって追い風となったのは言うまでもない。
ルーラーシップの大出遅れの影に隠れがちだが、
この馬も今年になってからは初めてと言える出遅れで後方から。
もし昨年や一昨年のようにスローペースになっていては、
さすがに追撃も間に合わなかったのではないだろうか。

アーネストリーのラップは一度も13秒台に落ちることはないまま残り1000mへ。
ここで11.9秒と馬群全体がやや加速し、
ゴールドシップも徐々に進撃のタイミングをうかがう。
残り800mを迎えても、余力がギリギリの各馬は加速できない。
勝敗の分岐点はここだった。

少し前を進んでいたルーラーシップも置き去りにして、
コースロスもお構いなしで大外から馬群を飲み込んでいく。
普通の馬ならこのタイミングで動くと最後は止まってしまうだろうが、
この規格外の芦毛に「バテる」という言葉は無縁。
直線に入るまでの400mの間に10番手までポジションを押し上げ、
最後はイン強襲を狙ったエイシンフラッシュやオーシャンブルーもまとめて突き放した。

誰にもマネできない勝ち方をする。それがゴールドシップの魅力なのだと再認識した。

確かに展開は向いた。
そもそもオルフェーヴルやジェンティルドンナがいなかった。
「強敵不在」という意味では、菊花賞に続いて恵まれた条件だったのかもしれない。
それに関して異を唱えるつもりはないし、
ゴールドシップ自身がどうこうできる問題でもなく。
いつか直接対決が実現した日に、また独自路線で勝ちに行けばいいんじゃないかな。
年度代表馬もジェンティルドンナちゃんにくれてやるよ。


今年1年、それなりに一生懸命応援してきた甲斐が最後にまた報われた思いです。
楽しい競馬をありがとうございましたゴールドシップさん。来年もよろしく。
どうかケガのないように。

■2着 △オーシャンブルー
馬連ゲットの偉大なる功労者w 来年は応援しよう(・∀・)
中団馬群でジッとして、直線で空いたところを縫ってきた。
金鯱賞を勝ったとはいえ実績的には格下。
単勝10番人気の低評価もやむなしだったが、よく頑張りました。
鞍上補正もあっただろうけどね。
ちなみにこの馬を押さえられた理由も「C.ルメールなのに人気してないから」というだけw

■3着 ルーラーシップ
陣営の懸命な努力も報われず、むしろこれまで以上に酷い大出遅れ。
なんでこんな残念なコトになってしまったんだ..
春に香港で勝った時は最高にカッコよかったのに。
あれで3着まで追い上げるんだから力はあるんだろうけど、
もはやそれ以前の問題。
今回がラストランという情報もあったが、このまま終わるのだろうか。
現役を続けられてもちょっと迷惑な気すらする..

■4着 エイシンフラッシュ
やれるだけのことはやった。
本当に、一瞬の脚は素晴らしいものがありますね。
できればもう少し流れが落ち着いてくれていたら、もしかしたら勝てたかも。

■5着 △スカイディグニティ
よく頑張ってるよね。
セントライト記念まではそこらへんにいる条件馬だったのに。
勝ち馬と適性は似てる部分があるので、またどこかでワンツーあるかも。

■6着 ダークシャドウ
この秋は初G1をと期待されていたはずだが..R.ムーアでも勝てず。
決して中山が不向きでもなければ展開が向かなかったわけでもないと思うが、
現状こんなものかなといった印象も。
G1連戦後でやや疲れもあったかな。

■11着 アーネストリー
いいペースを作ってくれたおかげでゴールドシップが勝てました。感謝。

スローでこすく立ち回れればダイワファルコンやナカヤマナイト、ルルーシュもあるでと思い、
馬連を持っていたんだけどしっかりと流れたせいでゴマカシは利かずでした。



入場者数も馬券の売上も前年比88%程度だったそうで、
皆さんにとってはガッカリ有馬記念だったかもしれませんが、
僕個人としては史上最高級の思い出として脳裏にいつまでも焼き付けられそうです。
本当に、いい有馬記念をありがとうございました。