夏競馬ラストウィーク。みんなお疲れ様。
昨年までは小倉・新潟で2歳重賞が開催されていましたが、
番組のテコ入れにより今年からは2週に分けて行われることに。
どうしても2歳重賞は売上げが見込みづらいですからね。仕方ないですね。
そんなわけで新潟の最終週を飾るのは新潟記念。
思い起こせば新潟競馬場もリニューアルされてちょうど10年が経ち、
直線659mの外回りコースもすっかりおなじみのものとなりました。
また、06年から始まった「サマー2000シリーズ」の最終ステージでもあり、
これからも夏の終わりを飾る重賞として機能してゆくことでしょう。

今年はサマーシリーズ優勝を目指してトーセンラーが出陣。
七夕賞、小倉記念で2着と惜敗が続いており、
陣営としてはまさに「今度こそ」の心境に違いない。

克服すべき最大のポイントは左回り。
僕自身すっかり忘れていて新潟大賞典で馬券を買っちゃったんだけど、
左回りだと内にササってまともに追えない。
昨年の皐月賞がちょうどそんな感じで、どうやら時間が経ってもまだ解決できてない様子。
さすがに内ラチ沿いを頼って差す芸当は難しいだろうし、
今回もちょっと難しいのではないかと考えてる。

あと、きさらぎ賞の印象から、
直線が長い平坦コースがベストというイメージも定着しているだろうけど、
七夕賞、小倉記念と小回りコースにソツなく対応できているところを見ると、
何かもう適性も見直すべきなのかもしれないなと。
もちろん、ミルコ乗っけて京都外回りをロングスパートとかもう一度見たいけど、
いつまでもそれだけに拘るのは賢くないのかもしれない。

エクスペディションやアスカクリチャンにリベンジもしたいし、
サマーシリーズ王者とかもし獲れたらうれしいけど、
今回はそこまで強気になれないかなーというのが本音。