12月24日
◇阪神11R ラジオNIKKEI杯2歳S
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【2011単複馬券#130/ラジオNIKKEI杯2歳S予想】◎ゴールドシップ
【投資:1,500円 回収:1,900円=複勝◎190円×1000

アダムスピークの新馬戦のVTRを改めて見直すと、
なるほど後に重賞を勝つ馬はやはり違うなと――そう思うのは先入観があるからであって、
1戦1勝の馬が通用するか否かを見極めるのは難しいなと。

それにしても楽しみな素材。
重賞、OPに勝ち鞍のある上位人気3頭を、
3番手追走から上がり最速で抜け出す圧巻の内容で退けるとは。
負かした3頭も決してダメな競馬をしたとは思えないのに。

どうなんでしょうね、
同じ勝負服の朝日杯勝ち馬との比較で、
どちらが来年伸びそうかと考えると、答えは一つのような気がしますが。

ちなみにディープインパクト産駒は昨年のダノンバラードに続きこの重賞2連覇。
マルセリーナ、リアルインパクトと2頭のマイルGI勝ち馬を輩出した1年目に続き、
来季はクラシックディスタンスを席巻するか。

ところで春は誰が乗るの。



◎ゴールドシップはまた出遅れw
出遅れ、というよりはゲートを出てからの数完歩が絶望的に遅いというか、
ほぼ前に出ていないように見える。
一般的にトモの出来上がっていない馬はスタートが鈍いというが、
完成されることでマシになっていくのだろうか。
次こそは五分に、と願うばかりだが、
たまにどんどん酷くなっていくケースも見受けられるだけに、
次あたり豪快にやらかしてしまいそうで怖い。

3角を過ぎてもペースが上がらないと見るや、
大外からグーンとマクって勝負をかけた鞍上の判断は間違いではないし、
それに応えて長く脚を使った馬自身の能力も再確認。
粗削りながら、クラシック戦線で十分に戦えそう。

この未完成な感じが好きw

グランデッツァはレースが上手なんだけど、
手応え詐欺というか、追ってからの伸びが今ひとつですよね。
もっと軽い馬場の方が向くのかと思うけど、
早くもうっすらと限界が見えつつあるかなとw



1番人気はトリップやったんですね。
しかもけっこう抜けた支持。意外でした。
2戦2勝の実績が際立って見えたんでしょうけど。
ゴールドシップが上がって行ったときに合わせて押し上げていきましたけど、
本当はもうひと呼吸仕掛けを遅らせたかったでしょうね。



当日の10R元町Sよりも1.4秒も勝ち時計が速かったように、
レベル的には疑う余地のないレースだったとは思う。
5着のブライトラインまで含めた5頭は、
少なくともトライアルシーズンまでは活躍できるはず。

目下、クラシック最有力候補はディープブリランテという声が少なくないが、
ちょっと懐疑的に見ており当分はゴールドシップに期待し続けようかと。

来年のクラシックも、まずまず楽しめそう。