1日遅い話題で、なおかつ他ブログからリンクを引っ張ってくるというアレですが。

JRA、ホワイト&スミヨン両騎手に今年の短期免許交付せず(ホースニュース俺)

ホワイト、スミヨンに短期免許交付せず JRA

 JRAは27日、平成23年第1回関西定例記者会見を行い、ダグラス・ホワイト騎手=香港、クリストフ・スミヨン騎手=フランス=に、今年の短期免許を交付しないことを発表した。
 昨年12月に行われた免許試験委員会で「外国人の短期免許騎手で、(1)暦年の免許期間中に騎乗停止2回以上、(2)制裁点数30点超過した者には、次年度免許を交付しない」と合意され、10年の騎乗実績により今年から適用されている。昨年、騎乗停止2回のホワイトは(1)に、スミヨンはJCでの騎乗停止1回だったが、制裁点数が39点と(2)に該当するもの。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110627-00000036-dal-horse


まあ、いい判断では。
外国人ジョッキーの技術の高さは今さら説明するまでもないでしょう。
その一方で、シビアすぎる進路取りが審議の対象になることも多く、
特に昨年はブエナビスタのジャパンC降着事件が物議を醸した。

ギリギリのスペースを突くことも技術のうち、勝ちへの拘りの表れという意見もあるだろうが、
結果的にそれが他馬への妨害行為につながっているのだから。
「欧州とは基準が違う」というのも論外。
日本で乗る以上は、そこの判定基準を守るのが当然。

どんな分野であれ、外国人アスリートを大事にする傾向がある日本の風土で、
はっきりと「No」を突きつけられたのは好ましいこと。
「日本のルールを守れないなら乗るな」というメッセージではなく、
「乗りたいのなら日本のルールは守ってね」という戒めとして、
彼らに伝わればそれでいいんじゃないだろうか。