オークス、日本ダービーと連敗を喫し、
再びGIに対する苦手意識が強くなってきたところで安田記念。
さすがに伝統と格式のある東京マイルの国際GIだけあって、
生ぬるいヨーイドンにはならないのがデフォ。

近年の勝ち馬を見ても、
ダイワメジャーとかウオッカとか、
時代を代表する名馬がそのタイトルを勝ち取っている。

同じ古馬マイルGIでも、
秋のマイルCSとは「重厚感」が違うというか。
安田記念の勝ち馬はマイルCSも勝てるけど、
マイルCSの勝ち馬は安田記念は勝てない的な。

やっぱり、秋天とジャパンCの間に挟まれるのと、
春天スキップの中距離軍団が狙いを定められるのでは、
ローテ的に集まるメンバーも違いますし、
香港勢の参戦数も考えると、
はるかに安田記念の方が質は高いですよね。


◆東京11R 安田記念
◎ダノンヨーヨー

そういう意味では、
昨年のマイルCSを勝ち切れなかったダノンヨーヨーはスケール的に足りないかも。
とはいえ、最後方から追い込んだ脚は見どころ十分だった。

今季は東京新聞杯7着→マイラーズC3着と勝ち鞍がないが、
前走はいつもより前のポジションでレースができたのは収穫だったはず。

ヨーイドンのスローで切れるというよりは、
全体的にペースが上がって、最後のガマン比べでもうひと伸びができるタイプ。

厳しい東京マイル戦で生き残れるだけの力があると見た。

○シルポート
▲エーシンフォワード
☆アパパネ
△クレバートウショウ
△リーチザクラウン
△ジョーカプチーノ