日経新春杯、京都記念に続き、
好メンバーになりそうな中山記念。
年初から古馬中距離界の強豪たちがフルスロットルで戦ってくれてるおかげで、
すごく競馬が楽しめています。

ここは何と言いましてもヴィクトワールピサ様のご登場。
ドバイ遠征の壮行レースとして、
皐月賞・有馬記念を勝った相性抜群の中山コースを選択。
これは、きっちり勝とうという意識の表れでしょう。
距離は新馬戦以来となる1800mですけど、
機動力にも優れたタイプで流れに乗り損ねることは考えづらい。

唯一の懸念材料は、古馬になって初めて背負う58kg。
500キロを超える馬体の主ゆえ心配ないとは思いますけどね。

馬券的な話をするなら、
もしも単勝が2倍つくようであれば、勝負する価値のある駒かと。



対抗勢力筆頭となるのはリーチザクラウンなんでしょうけど、
果たしてこのコースが合うのか。
気性的にはコーナー4つで息を入れながら進むとよさそうだが、
どうも中山だと窮屈そうなイメージ。皐月賞のせいかな。
そもそも京都金杯も流れ込んだだけで見せ場なしの4着。
状態面でもどこまで持ち直していることか。
ジョッキーも含めて、「消し」で問題ないでしょう。

引退直前「池江ローテ」で臨むリルダヴァルも格下な感は否めませんし、
レッドシューターも基本的には東京巧者。足りない。
皐月賞馬キャプテントゥーレも、
もはや弱メン朝日チャレンジCしか勝てない仕様。

コース適性で一発を狙うキョウエイストームだとか、
アロマカフェ、マルカボルトあたりの伏兵にも圏内突入のチャンスはありそう。