複勝コロガシがうまくいかんので、
自分に言い聞かせるために「複勝コロガシ議定書」をしたためてみた。

「複勝コロガシ議定書」(原文そのまま)

馬券でたくさんのお金を使う訳にはいかない。
でも、あのスリルと達成感は失いたくない。
だから私は複勝馬券を買う。
最もリスクが少ない複勝馬券を。

幸運にも的中したら、
次のレースにその金額を投入する。
1回のオッズが低い複勝でも、
コツコツやればやがてデカい金額までたどり着ける。

だから、欲を持ってはいけない。
好配当の誘惑に負けてはいけない。
130円を尊べ。110円を笑うな。
当たれば思い切り喜ぼう。
外れても、腹を立てるな。
1日2000円で遊べたと、前向きな気持ちでその日を終わらせよう。

もともと、ドカンと儲けられる博才などないのだ。
こうしてリスクを最小限にとどめるのが、
馬券との最も好ましい付き合い方に違いない。

だから私は複勝馬券を買う。
最もリスクが少ない複勝馬券を。


なので馬券が外れてイラッとして大金をつぎ込もうとしているのを見たら、
トントンと肩を叩いてもらえれば・・
あるいはキックの一発でも見舞っていただければ。
9月19日
( ´∀`)<何も申し上げることはありません。へへっ。



9月20日
■阪神5R/2歳新馬 垢抜けた好馬体が光る、サクラエルドールがデビュー勝ち
このレースの出走馬紹介記事を書いておきながら、
サクラエルドールの名前を出していなかったことを反省。
好位からスマートに抜け出し、単勝1番人気に応えた。

レースぶりもさることながら、目を引いたのはその垢抜けた好馬体。
父はサクラプレジデントなのだが、
まるでその父サンデーサイレンスを思い起こさせる黒いボディ(青毛らしいです)。
特徴ある流星も印象的で、ぜひ大きいところまで出世していってほしい素材です。

ちなみに母の兄弟には年度代表馬サクラローレルがいるという「サクラブランド」の結晶。
管理する友道康夫師をして「今サクラの勝負服が最も似合う騎手」と言わしめた、
福永祐一とのコンビも楽しみではないか。


■阪神8R/野路菊S 2010年クラシックが見えた!リルダヴァル2連勝でスターダムへ
サクラエルドールもいいルックスをしているけど、このリルダヴァルも男前やなあ・・
スター性、気品が栗毛の馬体からあふれ出ている。
ゲートが悪かったのはご愛嬌ということで(笑

追い出されてからの反応の良さも血統特有のものがあり、
時計も優秀・・と言いたかったんですがローズSを見ると今の阪神は特別に速い馬場みたいです。
これについては強調すべきじゃないかも。

ここまですでにデビューを済ませた馬の中では、
やはり最もクラシックに近い位置にいるなという印象を受けますよね。
「池江泰郎厩舎のラストイヤー」というのは2010年クラシックのキーワードと言えるかもしれませんが、
それを飾る可能性は日に日に大きくなっている気がします。


■阪神9R/仲秋特別 エイシンパンサーが復調 降級2戦目で1000万下を快勝
ダノンプログラマー、ローズカットダイヤとともに人気を三分したエイシンパンサーが、
降級2戦目で復調を示す勝利を挙げた。
このところ気性面で難しさが表に出つつあった気がしたのだが、
今回はうまくタメる競馬を実践。
ハイペースをうまく利用し、大外一気の脚で2着を2馬身突き放した。

一方、ダノンプログラマーはゲートでやや後手を踏んだせいもあって追走に手一杯。
4角手前から鞍上の手が激しく動き出し、
いかにも厳しいレース内容だったのだが、
それでもローズカットダイヤとはハナ差まで追い詰めたのだから力はあります。



9月21日
■阪神9R/西宮特別 ナムラクレセント、オープンへ昇格−対スマートギアも3連勝
前走の1000万下を58.5kgのハンデで勝ったナムラクレセントが、
またしても厳しい斤量を克服し2連勝。晴れてオープンへ昇格した。
菊花賞や阪神大賞典で3着の実績があるものの、
気性的なものを考えると2000m前後が最適か。
もちろん昇級後の活躍も楽しみな一頭。

1番人気スマートギアが追い込んで2着を確保。
前走・天の川Sに比べればペース的にも恵まれたが、
負かされた相手がこれまで2回走ってともに先着を許しているナムラクレセントでは分が悪かったか。

昨年の菊花賞3、4着馬がワンツー。準OPにしては極めて豪華な顔ぶれでの決着となった。


■阪神10R/エニフS グロリアスノアが何だかよくわからん凄い追い込みで勝利
強い3歳馬グロリアスノアが差し切り勝ち。
先に抜け出していた1番人気のランザローテがセーフティリードを取ったかに思われたが、
坂を上がったところで捕まえた。

しかし、危なっかしい進路取りだったなあ小林慎一郎よ。
ダンディズムに被されて外に出しそびれてからは、
自棄っぱちでインを突くギャンブル騎乗。
ギリギリ一頭分、空いた所を抜けてはきたが、
実績の乏しい騎手に対するバイアスを抜きにして見ても、
誉められた騎乗ではなかったのでは。


【Weekly Valuable Jockey】
・藤田伸二/3日とも騎乗数少なかったが3勝。ローズSで見事なレッドディザイア切り。
・武豊/土、日曜は音沙汰なしも月曜阪神で4勝・複勝率80%と幅を利かせる。
・蛯名正義/セントライト記念を勝ちナカヤマフェスタとともに菊花賞へ。
・内田博幸/5勝の固め打ちもエルムSのせいで心象が悪い。

今週は藤田伸二でいきたいと思います。
ブロードストリートでのローズS制覇、お見事でございました。
喜んだらよろしいやん。