「ドリーム競馬」に武邦彦さんが出てて和みましたね。
ちょっと会話のテンポが遅くてハラハラさせられましたが、
今でも週末に家にいるときは3場36レースを観戦されているとか。

そんな感じで関テレ制作に戻った競馬中継を楽しんでいたんですけど、
アルティマトゥーレが勝ったセントウルSの勝利騎手インタビューで、
アナウンサーが壮大に花火をぶっ放してくれた。

「サマースプリントシリーズは惜しくも優勝できませんでしたがっ」

・・アホか!!
松岡正海にこんな質問を投げかける神経が私にはわかりません。
どんな答えが欲しかったのかと。
他にも「昨日の弟に続いてお姉さんも・・」とか言うてるし。
そんなこと松岡に聞いたって仕方ないやん。



まだ「岡安劇場」のほうが全然マシやと個人的には思った。
でも京都大賞典@佐藤哲三はさすがによー貼らん(笑

9月12日
■阪神4R/2歳新馬 ラナンキュラス評判通り、いやそれ以上の強烈な勝ちっぷり
ファレノプシスの仔として注目を集めていたラナンキュラスが初陣を飾った。
出遅れて直線でもまだ後ろの方にいたのが、坂を上がってから鮮やかに差し切り。
時計も1:21.5と優秀で、なかなか派手なデビューとなった。

この世代から良血馬を多く抱える矢作芳人厩舎においてもエース級と期待される一頭。
師は「ファンタジーSから阪神JFへ」と早くも来年の桜花賞を意識したローテを組むと発表した。
まだまだ器の大きさを判断することは難しいが、
期待を寄せる価値のある素材であることは確かだろう。


■阪神6R/3歳上500万下 モルガナイトがレコード勝ち 新馬勝ちの高性能ぶり発揮
新馬戦で非凡な素質を見せていたモルガナイトが2勝目。
なかなかの瞬発力を持っていますね。
前が引っ張ったおかげでレコードのおまけつき。
これはそのまま昇級しても突破できるんじゃないでしょうか。
なお、このレースで岩田康誠はJRA通算600勝を達成。
この日は久々に武豊との直接対決がありましたが、
岩田が3勝したのに対し武豊は0勝。
次週はどうなりますことやら・・


■阪神8R/甲東特別 スピリタス弾ける手応えで大外一気を決める
カンカン泣きする、渋るとダメなど不安要素もあったスピリタスだが、
広いコースでの瞬発力勝負となれば無類の強さを発揮する。
馬なりのままトップスピードに乗ると、
勝ちパターンに入っていたオセアニアボスを簡単に捕まえてみせた。
うん、イマドキの追い込み馬って感じですね。


■阪神9R/鳥取特別 シャドーロールの外れたディアプリンシパルがかわいすぎる件
ディアプリンシパル
(※クリックすると一応拡大します)

この写真だけじゃわかりづらいと思いますが、
白いシャドーロールをブラブラさせながら走ってるのがかわいかった(笑
しかも4着に頑張ったもんだから余計に微笑ましい。
さぞかし走りにくかったに違いない。


■阪神「スーパー未勝利」2戦レビュー 圧倒的人気馬2頭とも勝てず
惜敗が続いていたタケカジョウオー(2R)やツルマルノホシ(5R)が人気を集めたが、
それぞれ完敗で最後のチャンスを生かすことはできなかった。

・阪神2R 安藤勝己シュペルブロマネが好位抜け出し
・阪神5R レディームスタング逃げ切り勝ち


■中山11R/紫苑S 秋華賞目指して大激戦 ダイアナバローズが外から突き抜ける
ゴール前で先頭が何度も入れ替わる大激戦。
制したのは春のオークスで7着と善戦していたダイアナバローズ
結果論ですけど、えらい人気がなかったですよね。
2着には小倉で連勝してきていたラインドリーム
内からスルスルと脚を伸ばして権利を獲得。
惜しくも届かなかった3着エオリアンハープは大出遅れが響いた。

密かに注目していたハウオリは一度は先頭に躍り出るも失速し6着。
残念ながら秋華賞出走はならなかったが、まだキャリアは4戦。長い目で見る。


■新潟6R/3歳未勝利 ゴール前でアクシデント 1位入線目前で故障を発生し落馬
レースは最後まで何が起こるかわからないが、
それを改めて思い知らされるレースだった。
ゴール前で追い込み先頭に立ったトゥーランドットが、その直後に故障を発生し落馬。
さらにアオリを受けた2頭も転倒し、入線順位が大きく入れ替わることになった。

なお、その後トゥーランドットは予後不良の診断が下されたことが判明。
念願のJRA初勝利を目の前にして、最悪の事態が待っているとは・・無念です。



9月13日
■阪神1R/2歳未勝利 ステイゴールドの妹メルヴェイユドールが初勝利 鞍上は幸さんです
小倉の新馬戦に続いて幸さんを乗せていただいたメルヴェイユドールがきっちり勝ち上がり。
初戦は4角で大きく外に膨れてしまったが、
今回はうまく立ち回って差し切った。あのへんはさすが血統馬って感じでした。
ただ、そんなにトントンと出世できそうな圧倒的能力差までは??


■阪神2R/2歳未勝利 橋口弘次郎厩舎期待のリディルが2戦目で鮮やかに変わり身
初戦は馬っ気を出すなどレースに集中できていなかったリディルが、
2戦目できっちりと変わり身を見せ快勝。
番手から34.6秒であっさりと抜け出す内容はなかなか優秀だったように思います。


■阪神4R/2歳新馬 良血馬の激突はダノンハラショーに軍配
土曜の牝馬戦に続き、こちらにも注目馬が集まった新馬戦。
アンブロジンの仔ポリッシュアップやシェーンヴァルトの下グリューネワルトに人気が集まったが、
それらを退けデビュー戦を飾ったのはダノンハラショー
今季ここまでやや地味な印象があった松田国英厩舎が一撃を見舞った。
しかしダノン軍団はどんだけ高そうな馬持ってんだろか。


■阪神5R/3歳未勝利 またも本命馬勝ち上がれず シャア出遅れて2着に終わる
土曜に続き「スーパー未勝利」は本命馬が沈んだ。
小倉でマクリ失敗が続いていたシャアが福永祐一を起用し必勝態勢で臨んだが、
何とゲートで後手を踏むアクシデント。
ロスを最小限にとどめようと、内を立ち回って差を詰めたが、
好位をソツなく立ち回ったマイスイートホームを捕らえることはできなかった。

うーん、「スーパー未勝利」は序列がハッキリ決まっているように思えるんだけど、
意外とひと波乱がありましたね。来週以降はどうなるか。


■阪神8R/夙川特別 血は争えぬ?メイショウアツヒメが砂で1000万下を勝ち上がる
メイショウボーラーの妹ということで、早くから期待されていたメイショウアツヒメ
やや一方調子な面があって芝のオープンでは通用しなかったが、
そこは兄と同じくダートこそが主戦場。1000万下を2戦で勝ち抜いた。
この日メインも持っていくことになる松岡正海もさすがに乗れています。
ところで「篤姫」ってもうかなり前の話に思うのですが。


■阪神9R/オークランドRCT ワンダーアキュートが主戦・小牧太のニューイチトク以下を圧倒
小牧太のニューイチトクが圧倒的1番人気に支持されたが、
それを5馬身も引き離して勝ったのが3歳馬ワンダーアキュート
前走まで小牧太が手綱を取っていた馬である。
代打の和田竜二を背に、スイスイと好位から抜け出した。
レパードSは5着馬が準オープンを楽勝。
改めて強いメンバーが集まっていたレースだったことを物語っている。


【秋競馬もやります Weekly Valuable Jockey】
・太宰啓介/土曜の11、12Rを人気薄で連勝。特に12Rは単勝194.8倍の大花火!
・和田竜二/ダートでの積極策が光る。ワンダーアキュートでの日曜9R勝ちは見事。
・松岡正海/セントウルS勝ち含め阪神で好騎乗光る。
・内田博幸/安藤勝己でも勝たせられなかったザレマを重賞初制覇に導く。
・木幡初広/土日で17戦騎乗8連対。信用できるベテラン。

岩田康誠とか安藤勝己が少々固め打ちしてもノミネートしませんので(笑
うーん、今週はやはり内田博幸かな。
京成杯オータムハンデで武豊のヒカルオオゾラを葬り去っての勝利。
全国リーディング獲得へ、上々の秋競馬開幕となったのでは。