予想にいく前に、どうしてもこれだけは。

□テイオーの松元省師G1で最後飾る nikkansports.com

フェブラリーSにクワイエットデイを送り出す松元省一師は、
今週いっぱいをもって勇退。調教師の職を退くことが決まっている。
これまで通算571勝、GI馬3頭を送り出した名伯楽。
代表的な管理馬はトウカイテイオーで異論のないところだが、
やはり個人的には何と言っても「スティルインラブの松元先生」。
若手の頃から幸さんを重用し、
ついにGIのタイトルを獲ったどころか牝馬三冠まで達成してしまった。

リンク先にはチューリップ賞の時のエピソードが紹介されていた。

スティルのチューリップ賞。
幸騎手が直線で行き場を失いロスしたことが響いて2着に敗退。
桜花賞での騎手を報道陣から問われた時「当然、幸だ。ダメか?」とにらんだ。


・・あかん、今でも泣きそうになる。
もう5年も前の事なのに、今なお感情が冷めない。
スティルインラブを素晴らしい名馬に育て上げ、
そして無事に牧場に帰してくれた師には陰ながら感謝の意を伝えたい。

・・・・・・
愛弟子・幸さんはジョッキーとして貴重な後ろ盾を失う事になる。
しかし今季はこれまで「心配はいりません!」とばかりに奮闘。
すでに11勝を挙げ、11日のシルクロードSをファイングレインとのコンビで制した。

松元省厩舎のラストウィークはオープン馬総動員。
クワイエットデイの他に、
土曜の京都記念にトウカイエリート&トウカイトリックの2頭出しを敢行する。
ウオッカをはじめとする強力メンバーを相手に回しては分が悪いが、
どうか悔いのない競馬を。

トウカイトリックの鞍上は幸さんです。