「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2021年08月

レッドベルアームに完敗を喫した新馬戦がウソのような圧勝でした。



7馬身差の圧勝で初勝利を収めたキラーアビリティ。
序盤はじっくりと流れに乗り、4角手前から一気に加速すると一瞬で先頭に並びかけ、あとは突き離す一方。残り200mからグングンとリードを広げる勝ちっぷりは見た目にも際立っていたが、あとでラップを確認するとラスト1Fは10.8秒を計測。この日は比較的速い時計が出る馬場ではあったが、それを差し引いても超優秀な内容でした。

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評判通り、めちゃくちゃ強かったですねソネットフレーズ。



最初の一完歩こそ出負けしたものの、すぐさまリカバリー。3番手につけると、4角手前くらいからもう実力が違うと言わんばかりにハナに並びかけ、直線では持ったままで先頭へ。
2着馬ウィニスクテソーロが迫ろうとするとルメールのムチが一発だけ入り、一瞬で後ろとの差を広げ勝負あり。最後は流しながら3馬身半差の圧勝でした。

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2歳G1から来季のクラシックにも関連する一戦になりそうですね。

新潟2歳Sを制したのはセリフォス。スタートで少し出遅れたものの、中団インでじっと我慢し直線はインへ。他馬が避けて通ったラチ沿いを通って差し切り勝ちを収めた。

この完成度の高さとソツのなさ、これぞ優秀なダイワメジャー産駒ですわ。

上がり3F32.8秒はスローペースによるもので過剰にもてはやす数値ではないが、控えて末脚を伸ばす戦法で結果を残せたのが大きい。恐らく暮れの目標は朝日杯FSになるだろうが、自信を持って臨めるのでは。

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先週はソダシ&ヨカヨカが大活躍を見せた3歳牝馬。次はこの馬の出番、なのだが..

メイケイエール。大丈夫でしょうかw

重賞3勝の実績が示す通り能力は十分。ただ、年明けのチューリップ賞から気性面がどんどん手がつけられなくなり、桜花賞は暴走を制御できずシンガリ負け。自らが崩れるだけならまだしも、他馬にも迷惑をかけてしまったのはいただけない。

それだけに、どうしてもこの馬については厳しい目を向けてしまいがち。
調教再審査は問題なくパスできたわけだが、実戦になるとやはり心配。完璧に折り合うのは難しいとは思うが、どうか周りを巻き込まないように。あと武豊が騎乗停止にならないようによろしくお願いしますよ。

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好メンバーが揃った新潟2歳Sだが、アライバルのポテンシャルは中でも一枚上だと見ている。
デビュー前からの高評判にそぐわぬ走りで新馬戦を完勝。楽に好位を追走し、33.7秒の上がりでサクッとまとめて抜け出した。
特筆すべきは負かした相手で、2着のプルパレイ、5着のグランドラインが次のレースで勝ち上がり、4着だったマイシンフォニーの2戦目も僅差の2着。そして土曜の新潟で3着馬ホウオウパレードも鋭い末脚で初勝利を収めた。

例年ならワールドオールスタージョッキーズ開催でこのレースに騎乗できないルメールが引き続き騎乗できるのはラッキーといえる。ここを勝ってG1出走に必要な賞金を確保し、早めに大舞台に備えたいところだ。

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「夏の小倉名物」と呼びたくなるレースは数あれど、九州産限定のOPで特別ひまわり賞も独特の存在感を放ってくれる。

このレースほど、誰が勝つかがハッキリわかってるレースもないですよね。
おなじみ九州産限定の新馬戦・未勝利戦を経て出走メンバーが固まってくるわけだが、当然ながら中には未勝利馬もうじゃうじゃ。真っ先に新馬戦を勝ち上がった馬が一番強いのはわかりきってて、それからわずか1ヶ月程度で力関係なんて変わるわけがない。ましてや同じ小倉1200mを走るわけだから。

いわば小学生の徒競走みたいなもんです。運動会に向けて何度も練習しましたけど、誰が早くて誰が遅いなんて短時間にひっくり返るわけがない。

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いよいよソネットフレーズがデビューの時を迎えた。

半兄ボーデンが今季のクラシック戦線で素質の片鱗を見せていたこともあって注目していた一頭なのだが、幼駒の頃にボーンシストを発症していたこともあり春の時点では無名の存在だった。馬主も恐らく吉田勝己氏名義で走らせるような、そんな情報が伝わっていたように記憶している。

ところが、その後キャロットFの追加募集枠に名を連ねたこともあって一気に話題となり、北海道からの移動、美浦への入厩もトントン拍子に。脚に不安があったとはとても思えないような順調さだった。

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新潟芝1800m戦だけあって良血馬が揃った新馬戦。

先月のラジオNIKKEI賞を制したヴァイスメテオールの半弟イクイノックスの評判がいい。1週前にクロンターフ(日曜の五頭連峰特別に出走)を追走し同入したように調教も動きも良好。勝ち上がる産駒も増えてきたキタサンブラック産駒からまた大物が出てくるだろうか。

重賞勝ち馬のリバティハイツや昨年クラシック候補と期待されたランドオブリバティの弟にあたるキングズパレスも水準級には動けそう。放っておいてもそこそこの結果はついてくるタイプと見た。

それから「サトミホースカンパニー×友道康夫厩舎」の初タッグとして話題を呼んでいるサトノヘリオス。こちらもまずまず体勢は整ったが、同厩の2歳馬に好素材がうじゃうじゃいるせいでそれらに比べるとややトーンダウンは避けられない雰囲気。スパッと切れるよりパワータイプかなとも思っている。

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ローマンネイチャーが屈腱炎を発症していることがわかった。



6月の新馬戦では放馬した馬に襲われ、スタートも出遅れるなど受難続きの一戦だったが、それでも直線では末脚を伸ばし4着と能力の片鱗は見せていた。
それだけに仕切り直し後の復帰戦には改めて注目が集まったのだが..

どうやら1年ほど休養を要しそうで、もう3歳未勝利に間に合うかどうかというレベル。復帰できてもどこまで本来の力を出せるかは不明瞭だけに、痛恨の離脱となってしまった。

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現時点で「世代最強」の呼び声高い新馬戦を制したダノンスコーピオンの次走がデイリー杯2歳Sと伝えられた。
ほう、そう来ましたか。てっきりサウジアラビアロイヤルCと思っていただけに。
サウジ(ryへの出走が報じられている馬は今のところいなかったはず。まだ賞金加算枠が2つ残っているので、新潟で勝ち上がったノーザン系の牝馬が送り込まれることになるかなと。

まさかコマンドラインはないよね..?

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土曜はあまり注目レースが多くなかったので、代わりに日本海Sに出走するエドノフェリーチェに関するコラムをnoteにアップしました。



ミルコとの出会いで積極的な競馬ができるようになったかな..? と思ったんですが、今回はまたいつも通り後ろからの競馬にw 直線で強引に外へ持ち出し2着まで追い上げたものの、残念ながら連勝とはいかず。

現級にメドは立つ内容だったので、次以降に改めて期待ですかね。

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すでに勝ち上がり済みの有力馬たちの動向も気になる時期ですが、今日は函館で新馬戦を勝ったアルナシームが東スポ杯2歳Sに向かうと発表されました。たぶん一番乗りですね、東スポ杯に行くと報じられたのは。




ちなみに他の現状はこんな感じ。コマンドラインとかレッドベルアームあたりはどうしますかね。今年からG2に昇格し、ホープフルSにも直結する非常に価値のあるレースですからね..いいメンバーが集まるんじゃないでしょうか。

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ダンテスヴューは負けたけど、わたしはげんきです。

とりあえず雨で大変な土日でしたけど、どうにか完走できてよかった。見どころも多かったように思います。
関屋記念は「ゴールドシップの彼女」ロータスランドが勝って重賞初制覇。小林英一ホールディングスさんが将来の交配相手にと買ってきた外国産の牝馬。今年になって1勝クラスから3連勝を果たすなど一気に本格化を果たしたが、どこまで現役生活を引っ張るか悩ましくなってきましたね..w

個人的には一頭でも多く仔を出してくれるとうれしいのですが。

角居勝彦厩舎からこの馬を引き継いだ辻野泰之厩舎も重賞初制覇。先日は吉岡辰弥厩舎も重賞を勝ちましたし、角居一派の後継者も順調に実績を積み重ねられてますね。それからラチ沿い一頭分の伸びるルートを突いた田辺裕信も好騎乗でした。よかったら今後も乗ってくれていいんやで。

これで米子Sに続きサマーマイルシリーズ2勝目で王者の座もほぼ確実に。夏に3戦して安定して力を発揮できるタフさも武器ですね。

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土曜の夜はたぶん更新ができないので今のうちに日曜分もアップしておきます。勤勉。

一番のヤマ場はダンテスヴューの新馬戦です。新潟5R。今の時点では天候がどうなっているか読み切れませんが、まあ不良馬場は不可避。瞬発力に長けたタイプだけにいい馬場でやらせたかったですけど、早いうちに道悪を経験しておくのも悪い話ではあるまい。
相手関係もノーザンF系列のクラブ馬不在で気を使ってもらった感じw 追い切りの時計だけ見ていると、ドゥラメンテ産駒のエルゲルージやミナモトフェイスあたりが要警戒となるかな。

ともかく、秋に備えて勝ち上がってくださいな。



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ようやく東京オリンピックも終わり三場開催が帰ってきましたね。やはり夏はこうでないと。

と同時に再開されたプロ野球の初戦で阪神は大敗。西勇輝がヨーイドンで4失点では試合になりませんわ。大事な大事な仕切り直しの一戦でエースがこれでは..前半戦は打線の援護に恵まれない事情もあったとはいえ4勝にとどまり、後半は巻き返してくれると期待していただけに落胆も大きい。

打線も沈黙したとはいえ、序盤から大量ビハインドでは打つ手もなし。何もできないままの大敗でした。一方、読売さんは終盤の逆転勝利と最高の形でスタート。これでいよいよゲーム差も「1」にまで詰まった。

もう一回、ドーンと大型連勝できれば流れに乗れると思うのだが、その時が来るまでもうしばらく我慢が必要か。

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クロウキャニオンの仔ダンテスヴューが、日曜新潟の芝1800m戦でデビューを迎える。

これまでに産まれた12頭の仔すべてがJRAで勝鞍を挙げ、うち8頭が新馬勝ちを収めるという超優秀な母。その一方で、G1に手が届くような超大物を輩出するには至っておらず、POG戦線においてはスケール感よりも安定感が期待されることが多かった。わざわざドラフト上位で取りに行くほどではないが、確実にポイントを稼いでくれる安定株。一つ上の兄ヨーホーレイクなどはまさにそのニーズに応えるだけの走りを見せたように思う。

打順でいえば六番あたりを打たせたい、逆にこれがクリーンアップに入っているようでは困る..そんな位置付け。

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徐々に牝馬路線も役者が揃ってきましたね。楽しみな馬が次々に勝ち上がりを決めました。

まずは土曜新潟2R芝1600mの未勝利戦。単勝1.2倍の圧倒的人気に支持されたルージュラテールが順当に勝ちましたね。やはりダノンスコーピオンに食い下がった前走は評価できるものだったということです。
[47.5-46.8]と平均ペースに近いラップを経験できたのも見逃せませんし、スタートこそやや後手を踏んだもののソツなくポジションを取れた機動力も今後に向けて大きな武器になるはず。
とはいえ距離はマイル戦にとどまることなく、幅広くこなせそう。先週のルージュスティリアに続き赤と白い星の勝負服が来季のクラシック戦線を沸かせる予感。

同日5Rの新馬戦では評判になっていたフォラブリューテが圧勝。これまでダートが主戦場だったブルーメンブラットの仔を新潟芝マイルで勝たせるエピファネイアの遺伝子はやはり恐ろしい。爆発力では現役の種牡馬でも屈指のものがある。
宮田敬介厩舎のエピファネイア産駒といえばエピファニーが評判になってましたね。僕のPOG指名馬ですがw こちらも負けじと頑張ってほしいです。

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きょうは家族で川遊びに行ってきました。水は冷たくて気持ちよかったけど暑かったですw

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ミニテントとかあればよかったな。持ってません。
4年前の夏にも来たんですけど、当時は娘がまだ歩けないくらいのレベル。抱きながら水に足を触れさせただけでビックリして泣いてたくらいだったんですけど、今日は自らグイグイ水に入ってパシャパシャしたり魚を探したり。

こういう何気ない場面で成長を感じます。

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先日noteでコラムを書いた通り、レパードSはホッコーハナミチを全力応援である。



父ホッコータルマエが歩んだ栄光への道を、長谷川浩大調教師とともに進めれば最高。久しぶりに応援馬券をポチって見守りたい。
ただ重賞級の実績馬こそいないものの、相手もまずまず揃った。早くから素質を見せていたメイショウムラクモは古馬相手の2勝クラスを7馬身差で圧勝の離れ業。大外枠をどう乗るか次第。
ニキーヤ一族の末裔ルコルセールも函館で古馬を撃破してここへ。わずかとはいえ距離が延びる点だけが懸念材料。
勝ちっぷりの良さならオセアダイナスティも目を引くものがあった。ここは相手強化でどこまで。逃げに拘るのもこの馬になるか。
あとはノースヒルズ軍のレプンカムイとハンディーズピークも侮れず。みんなそこそこの位置を取れる機動力もあるので、勝負の行方は紙一重。
うまく流れが味方した馬が勝つことになりそう。


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こんなクソ暑い中でも東西の期待馬が続々デビューでございます。

明日は宮田敬介厩舎のフォラブリューテを最初に取り上げたい。マイル女王ブルーメンブラットの仔はこれまでなかなか大成する馬が出てこなかったが、デビュー前から調教の動きが評判になっておりこれは楽しみ。特に上は瞬発力に欠けダートを主戦場にする馬が多かっただけに、新潟外回りでスパッと切れる脚を使えるかが注目点。

個人的にブルーメンブラットは現役時代まあまあ応援していたので、一頭くらいは走る仔を出してもらいたい。

同レースには矢作芳人厩舎のディープインパクト産駒パーソナルハイやシルクのドゥラメンテ産駒アルファカリーナもスタンバイ。ただ馬券を買う上では先週と同じく前残りに警戒すべし。

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噂通りの走りでした、ルージュスティリア。



日曜新潟5Rの芝1800m戦。思わぬ好スタートを切ったことで序盤は引いて出ての少しチグハグな競馬になったが、どうにか好位で落ち着いての追走。直線に入ってからも楽な手応えのまま早めに先頭に立ち、2着スターズオンアースの追撃を楽に振り切っての快勝だった。

「下手に乗ってしまった」とは福永祐一のコメントだが、レース前から感じていた素質を改めて確認することができた様子。ディープインパクト産駒の実質的なラストクロップに、最後の衝撃が走る予感が高まってきた。

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どうもどうも、金・土曜と予定が詰まってて更新ができませんでした。

今週唯一の重賞クイーンSを勝ったのはテルツェット。春にダービー卿チャレンジTを勝った実力を発揮して、重賞2勝目となった。
ゴール前はマジックキャッスルが絶妙のタイミングで抜け出したかに思われたが、そのさらにワンテンポ後から末脚を伸ばしての差し切り勝ち。馬群を割って勝負に出たルメールの騎乗も冴え渡った。

一週間前は土日とも全レース騎乗を休んでリフレッシュ。そして戻ってきたらいきなり重賞勝ちと、仕事のできる男っぷりをこれでもかと見せつけてくれた。本当あこがれる。

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