「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2020年08月

今日は朝から夕方まで娘とよう遊んだ。朝は家プール2時間コース。お父さんは折りたたみイスに座って足だけ涼みながら音楽かけてアイスコーヒーを飲むスタイル。にしてもシャボン玉でほぼ2時間ずっと通しで楽しめる根気強さすごい。
午後はどっかでお茶でもしよかとクルマで出かけたら寝落ちしてそのまま1時間以上ぐっすり。その間はうろうろドライブしながら目覚めを待ち、結局マクドでソフトクリームを食べることに。コーンだけ分けてもらいました。

帰ってきてからは簡単に夕食を準備して、一緒にドラクエタクトやった後におふろも入りおやすみなさい。そして今しがた半沢直樹をディレイで見終わって何とも言えん余韻に浸っているところである。

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新潟2歳Sの有力馬はそれぞれ新馬戦の勝ちっぷりが優秀で印象に残っている。カランドゥーラを一刀両断したブルーシンフォニー、楽な手応えでホウオウアマゾンに4馬身差をつけ圧勝したフラーズダルム、ブレイブライオンとの一騎打ちを制したシュヴァリエローズ、不良馬場を全く苦にしなかったロードマックス..それぞれが将来性を感じさせる内容だった。

それらに比べると馬券の売れ方は今ひとつのようだが、ハヴァスも荒削りながら強いレースだった。序盤から引っかかりリズムは悪かったものの、それでも脚色は鈍らず押し切り。もちろん今回も同じ課題は残るものの、鞍上と呼吸を合わせられれば上位争いに割って入っても不思議ではない。

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安倍首相の辞任には驚いた。何やかんや言うて続けられると思っていただけに、ショックは大きい。崩壊した日本経済を立て直し、困難を極める外交問題にも真っ向から勝負した功績は偉大。志半ばでの戦線離脱は無念でしかないと思うが、まずは体調の回復に全力を捧げてもらいたい。

個人的にも、ここ数年の仕事が順調にステップアップできたのも景気回復のおかげだったと断言できるし、端的に言って感謝しかない。それだけに、この偉大なリーダーを欠く今後が不安で仕方がない。新型コロナウイルス対策に追われなければ体調に異変も起こらなかったかもしれないし、もしかしたら首相交代が日本における最大のコロナ禍と言えるのではないだろうか。

そうならないことを心から願いながら、後任の手腕に託す。

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きょうは木浪聖也を存分に称える話をするぞ。

久しぶりに甲子園に戻っての中日3連戦は見事に3連勝。先発投手がきちんと試合を作り、打線も取るべきところで取る理想的な展開ばかりだった。このところ安定している中日の先発陣を打ち崩したのが大きい。特に抜群のデキに見えた柳裕也をワンチャンスで打ち崩したのはすばらしかった。何か阪神じゃないみたいだ。

もちろん特筆すべきは2戦目の陽川尚将・3戦目のサンズの逆転3ラン。劣勢をひっくり返す一撃が飛び出したことで一気に試合を優位に運べたわけだが、それを誘発したのは木浪聖也の「つなぎ」だったことを強調しておきたい。いずれも近本光司を一塁に置いた場面で、2戦目は中安、そして3戦目は左翼線に二塁打を放って好機を拡大。こういう時は「最低でも進塁打を..」が常套句である一方、できればアウトカウントを増やさず次に回したいのが当然ながら本音である。正直、いつでもポンポン安打が出る打者ではないからこそ、ここぞの場面で快音を響かせた彼こそがこのスイープの陰のMVPと言っても決して大げさではあるまい。

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先週の2歳戦ダイジェスト。

まずはレッドジェネシス。2戦目も残念ながら3着に終わった。序盤ゆったりと入るのは新馬戦と同様。そして後方から脚を伸ばすかと思いきや、そこまで差を詰めて来られないというのも同じ。1000m通過が59.3秒、レースの上がり3Fが36.4秒かかる消耗戦は合わないタイプのようにも思うが、それにしても物足りない内容。広いコースで33秒台の上がりを使う瞬発力勝負でこそ本領を発揮できるのかもしれないが、現時点では大きな期待を寄せるのも難しいように感じる。

それにしても、このレースを勝ったサウンドウォリアーは強かった。前述の速いペースを刻んだのがこの馬自身で、にもかかわらず最後まで脚色は鈍らず3馬身半差の逃げ切り勝ち。2秒以上もつけられての大敗だった新馬戦からの見事な変わり身。この非凡なスピードは今後の対戦が予想されるクラシック候補生にとって厄介な存在になりそうだ。

幸さんも楽しみな馬との出会いになった。同じ馬主さんではサウンドブレイズがダートで新馬勝ちを収めたが、芝でも上を目指せる駒が出てきたのはありがたい。

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モーリス産駒として初勝利を挙げたことでも話題になったカイザーノヴァが、クローバー賞を制し2勝目を挙げた。
新馬勝ち直後に連闘で挑んだ函館2歳Sは5着に敗れたが、ゴール前はしっかりと末脚を伸ばしており、距離が延びればOPでも勝ち負けという手応えはつかめる内容だった。その見立て通り距離が1500mに延びたことでスムーズに中団を追走。早めのスパートから最後はインを突いたラヴケリーをアタマ差抑えてのゴールとなった。

この時期のOP特別はレベル的にどうなのという疑念もなくはないが、函館2歳Sでも3着と好走していたラヴケリーや、未勝利戦を圧勝していたジャンカズマを負かせた点は評価したい。それに札幌1500mは外枠だとどうしても距離ロスが生じがち。実際に外を回される形になりながらも勝ち切れたのは価値が大きい。

これで賞金的には3歳春まで不自由なく重賞に参戦できる身分になった。当面の目標は距離適性的にも朝日杯FSということになりそう。デイリー杯2歳Sあたりを経由して本番に向かうのが王道となりそうだが、果たして陣営はどんな判断を下すか。

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札幌記念はノームコアの完勝。終わってみれば久々の2000mも何のその。うっかりヴィクトリアマイルを勝っちゃったもんだからその後もマイル路線を進んだものの、もともとは紫苑Sを勝つなど適性は十分。血統的にもむしろベストと言わんばかりの勝ちっぷりだった。

横山典弘も派手さのない好騎乗を見せてくれた。まるで水が流れるように自然と進路を確保し、一切のムダのないレース運びから最後はしっかりと末脚を伸ばした。気をつけていたというスタートと折り合いも非の打ちどころなし。

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2ヶ月ほど突っ走ってみたけれど、やっぱり無理があったわブログ革命。従来の方式に戻していこう。しかし何事もチャレンジである。革命期間中はこれまで到達したことのなかった領域にまで足を踏み込むことができた。それと同時に、そこまで辿り着くために必要な労力と自分のスキルの限界みたいなものも知った。

改めて、ペースダウン宣言。誰のためでもなく自分のために。その原点に帰り着くことにしよう。

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繰り上がりで高松宮記念を制したモズスーパーフレアがわざわざ参戦。ハイペース不可避の条件で、56.5kgの厳しいハンデを背負いながら勝てたらまあまあの偉業である。もともとあまりG1との関連性が高くないレースでもあるだけに、ここは実力馬苦戦の予感。

放っておいても勝手にハイペースを誘発するだけのスピードがあるだけに、その流れを味方につけた馬が勝つことになりそうだ。

かといってまだ開催2週目なら馬場もそこまで傷んでおらず、開催後半にありがちなズブズブの外差しもちょっとイメージしづらい。好位から中団で脚をタメて、うまい具合に馬群を割って伸びてくる形が勝ちルートか。

そんな絵に描いた餅を実現に移せるだろうかw

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例年に比べるとやや小粒なメンバー構成になった札幌記念。いつもなら凱旋門賞を狙う古馬の強豪がここを足がかりにしてきたが、残念ながら今年は遠征が不可能。さらにいわゆる「ウラ函」が使えない影響もあって、参戦を見送る陣営もあったことだろう。

そんな中、春に大阪杯を制した女傑ラッキーライラックが出てくれば、断然の主役と見られるのは当然。宝塚記念こそ大敗を喫したものの、馬場に泣いた面もあって悲観は不要。実績、負かしてきたメンバーを考えれば、貫禄を見せる可能性は高い。

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ステイゴールドやショウナンパンドラ、ドリームパスポートなどの活躍馬を輩出し続けてきたように、ゴールデンサッシュの牝系も随分と長く活力を保ち続けている。現役時代にローズSを制したレクレドールもすでに孫が走るお年になったが、土曜小倉6Rに出走するベリエドールはいきなり楽しみな一頭だ。

池江泰寿厩舎で鞍上に武豊。馬主も社台RHという、まさにこの血統とともに栄光を築き上げてきたチームである。それと同時に近年ではあまり活躍馬が出ていない組み合わせでもあるだけに、ここは久しぶりに大舞台で輝く姿が見てみたい。

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7月阪神の新馬戦で人気を集めながら3着に終わったレッドジェネシスが、土曜小倉2Rの未勝利戦に出走する。

前走は傷んだ馬場が合わなかったか、末脚の伸びを欠き勝ち馬から0.7秒差の完敗。ゴール前は先に抜け出したラーゴムにむしろ突き離されるような脚色で、内容も乏しいと言わざるを得ないものだった。今回は一度使われての変わり身に期待が集まるところだが、果たしてどんなもんだろう。

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先週のUHB賞のエイティーンガールは1番人気だったらしいですね。末脚不発で7着に終わりましたが、どうせ馬券ハズレ民たちにボロカス言われてたんでしょうきっと。追われてから伸びなかったし、馬体も増えてたし、どう乗っても厳しい一戦だったのではないかと。

切り替えていきましょう。

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目を覆いたくなるような現実である。

東京ドームでスイープを食らうのは日常茶飯事として、3試合連続完封負けというのはさすがにちょっとキツい。いくら何でも心が折れそうだ。日曜の広島戦での2回から10回を合わせると36試合連続無得点。土曜だけ大勝したものの、その前の日も完封負けを食らっているわけだから、先週の金曜からの一週間でまともに点が入ったの1試合だけです。

頭おかしなるで。

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19日の夜(日本時間)にヨーク競馬場で行われた英インターナショナルSは、ガイヤースが前評判通りに完勝。これで今季は4戦4勝。前走エクリプスSではエネイブルにも勝利しており、現在の欧州古馬チャンピオンディスタンスはこの馬を中心に回っている印象を受ける。

今回も先手を奪っての逃げ切り勝ち。ラチから離れる進路は何らかの意図があるのだろうか。



2着のマジカルも今季2戦2勝とパフォーマンスを維持しているのだが、勝ち馬の充実ぶりには及ばなかった。

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今週のwebスポルティーバ砲はセブンサミットでした。いかにもって感じですね。



もはやわざわざリンク貼るのやめようかなと思うほど中身がない。どんどんその傾向に拍車がかかってる。今回の記事なんて7割方シンハライトのことですからね。肝心のセブンサミットに関しては超ふわっとしたコメントしか載ってない。そもそも取材対象が取材者っておかしいよね毎回。

こんな内容でも媒体の大きさと馬の注目度でPVガッポリ稼いじゃうわけですから。本当イヤになりますよ。

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ダート王ルヴァンスレーヴの引退が発表された。

今年に入って長期休養から復帰を果たしたものの、往年の走りには程遠いパフォーマンスしか見せられず。足元の具合もあって負荷をかけられる調教を課すのも難しかったのだろう。ここでついに見切りがつけられることになった。

言うまでもなく、近年を代表する強いダート馬の一頭である。

デビューから3連勝で全日本2歳優駿を制し、翌年もユニコーンS→ジャパンダートダービーの王道を極めた。さらに特筆すべきは秋。古馬との初対戦となった南部杯で、歴戦の王者ゴールドドリームをねじ伏せ完勝を収めると、続くチャンピオンズCでも番手追走から押し切る全くスキのない勝ちっぷり。

同世代の三冠ロードが混戦でタイトルを分け合ったこともあって、最優秀3歳牡馬はこの馬こそ相応しいと思わしめるだけの快進撃。これは一体どれだけG1を勝ち続けるのかと、期待は膨らむばかりだった。

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この夏は北海道で充実の日々を送っている横山武史。函館開催ではリーディングを獲得したが、先週はついに土日で8勝の固め打ちをやってのけた。これまでのキャリアの中でも最もセンセーショナルな活躍と言っていいだろう。ルメールや池添謙一、藤岡佑介らとしのぎを削る札幌の地から、今まさに名手として羽ばたく瞬間が訪れようとしている。

昨日ウインアグライアの記事を書いたが、コスモス賞ではルメールのカランドゥーラとの一騎打ちに完勝。来季のクラシックに乗れるお手馬とも出会ったし、崖っぷちに立たされた3歳未勝利馬4頭に初勝利をもたらしたのも大きな功績。さらに土曜はメインのTVh賞もソリストサンダーで制し、非常に勝ち鞍の中身も濃いものになっている。

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先週は土曜の朝からガッカリであった。POG指名馬ディアマンテールが6着と大敗。新馬戦は不良馬場でまともに走れず、さあ良馬場で本領発揮と期待していたのだが..今後の見通しも厳しくなってしまった。

しかし、納得のいくレースをしてくれたならまだしも、なぜ逃げたんでしょうね?

2歳戦によくある「誰も行かなくて押し出されるように..」ではなく、それなりに序盤から促しての先行策。わざわざ先導役を買って出たばかりか、前半1000m59.9秒と新潟外回り1800mでは速い部類に入るラップを計測。これがこの馬の力をフルに発揮するための乗り方には思えないのだが..



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もしかしたらやってくれるんじゃないかという期待はあったが、見事な勝ちっぷりだったウインアグライア。これでデビュー戦のブエナベントゥーラに続いてカランドゥーラも撃破。押しも押されぬ「モーリスキラー」の誕生である。

しかし、よく考えればこの2頭、共通点は「モーリス産駒」というだけではなかった。

ブエナベントゥーラの祖母ビワハイジ、カランドゥーラの祖母エアグルーヴといえば近年の日本競馬を代表する名牝系。重賞勝ち馬だけでも片手では足りないんじゃないかというくらい活躍馬を多く輩出しており、今後も末永く引き継がれていく名家となることは間違いない。

彼女らが25年前の3歳牝馬女王の座を争った同期生というのも、今となっては不思議な運命だ。

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小倉記念がうれしい初重賞なら、関屋記念は名手の復活だ。サトノアーサーで戸崎圭太が復帰後初重賞制覇。昨年11月のJBCレディスクラシックで大ケガを負い、競馬場に戻ってきたのは今年の5月。先週までの時点で17勝を挙げるなど、ブランクを感じさせない騎乗ぶりは見せてくれていたが、完全復活をアピールするにはやはり重賞の勝鞍が一番である。

サトノアーサーも、ちょうど戸崎とコンビを組んだ18年エプソムC以来の重賞制覇となった。末脚が強烈なイメージがあるものの、いつも上がり最速をマークできるわけではない悩ましいタイプ。しかし今回は文句なしに突き抜けた。外が伸びる馬場に序盤からペースが流れて上がりが極端に速くならなかったのが勝因だろう。

今後も色々と注文はつくだろうが、条件がハマればまたいいレースを見せてくれるのではないだろうか。

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前半から速いペースで流れ、3角過ぎからもロングスパート合戦が繰り広げられるなど、目まぐるしい攻防となった小倉記念。ゴール前ではドラマが待っていた。単勝10番人気の伏兵アールスターが空いたインコースを突いて鮮やかに差し切り。鞍上の長岡禎仁は初めての重賞制覇となった。

若き苦労人である。

デビュー9年目の26歳。なかなか思うように勝ち星が挙がらない中、落馬負傷で長期離脱を余儀なくされるなど、早くから騎手として崖っぷちの立場に追い込まれた。しかし、美浦所属でありながら拠点を栗東に移し調教を手伝うなど地道な活動が目に留まり、徐々に騎乗馬も増えてきたところで運命の歯車が回り始める。

そう、ケイティブレイブのファブラリーS大激走である。

単勝16番人気と全くノーマークの立場での参戦。温情起用にしか見えなかった一戦で2着に突っ込んだのをキッカケに名前も一気に知れ渡るようになった。以後、かしわ記念でも再び2着と好走したり、JRAでも特別戦を制するなど着実に結果が残り始めたところで今度は重賞初制覇。

「待ちに待った」とか「悲願」とかいう表現も合わないほど、これまで重賞に参戦する機会すらなかったというのに、フェブラリーSからわずか半年、しかも重賞騎乗もそれ以来だというのにチャンスを活かしてしまうとは。

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土曜の午後から奥さんと娘が2泊3日のおばあちゃん家ツアーに出かけているため私は自由です。48時間のフリータイム。昼から飲みに行ったり野球ゆっくり見たりとくつろぎまくりである。

阪神は土曜こそ大瀬良大地を攻略して完勝を収めるも、今日は毎度おなじみの拙攻&拙守で取りこぼし。失点に直結した植田海のファンブルがクローズアップされるところだが、攻めでは6回の大山悠輔の三振が痛恨。先頭のサンズに四球を与え、崩れそうだったところでランエンドヒット失敗。見逃せばボール、それを見極めるのが難しいのであればせめてバットには当てないといけない場面。ただでさえ早めに秋山拓巳を代えガンケルが1点を失うなど、流れが変わりつつあった状況だっただけに、ああこれはマズい展開だなと思ったら案の定である。

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関屋記念は昔から好きな重賞のひとつなのだが、近年はもう馬券も買わず見守るだけになってしまった。そうなると記憶もおぼろげになってしまい、昨年ミッキーグローリーが勝ったことなど全く覚えていない。カンファーベストとかそういう時代のことは覚えてるのにw

新潟外回りの長い直線で攻防がくり広げられるわけだから、イメージとしては当然ながら末脚勝負。しかし、時にマルターズアポジーやレッツゴーキリシマのような逃げ切りもあり、要するに実力がそのまま発揮されやすい舞台という理解でいいだろう。

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小倉の芝も開催を待ちわびていたのだろうか、初日から速い時計での決着が連発。3歳未勝利の1200mが1:07.1、フェニックス賞が1:07.9。さらに2000mの西部日刊スポーツ杯が1:57.8、平場1勝クラスの1800mが1:44.9と派手な数字が残った。日曜も急な雨などがなければ時計勝負は不可避。

そんなコンディションで迎える小倉記念である。

昨年のメールドグラース、一昨年のトリオンフは他にも重賞を制する強豪だったが、それらに比べるとやや小粒なメンバー構成。実績でいえば昨年の菊花賞2着馬サトノルークスが最上位といえそうだが、どちらかといえば上り調子の新勢力に期待が集まりそうだ。

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たった4週間、短い小倉の夏が始まる。番組表も当然ながら駆け足になり、開幕週にいきなりフェニックス賞である。小倉で勝ち上がった馬が出られないというのもどうかと思うが、今年に関しては仕方ない。しかしオリンピック対策で組まれたこの変則日程、もしかしたら来年も同じ設定になるんでしょうかね..?

それはさておき、注目はヨカヨカである。98年のコウエイロマン以来となる、九州産馬によるフェニックス賞制覇を目指しての出陣。前売り時点では圧倒的な支持を受けているが、それもうなづける新馬戦の内容だった。後に未勝利戦をぶっちぎるモントライゼとのマッチレースを力でねじ伏せたその強さは一般馬に交じっても何ら遜色ないもの。ここを勝って無敗で小倉2歳Sまで勝てば、これまたコウエイロマンと同じ道のりを歩めることになる。そこでモントライゼと再戦なんてことになれば胸アツな展開。

ストーリーを盛り上げるためにも、ぜひここは期待に応えてもらいたい。

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まだ記憶に新しいあの激走。6月の新馬戦開幕週、いきなり「目玉」の登場となったモーリス産駒ブエナベントゥーラに注目が集まった一戦で、ゴール前まさかの強襲を決めたのがウインアグライアだった。単勝109.3倍と超人気薄の立場ながら、来季のクラシック候補に土をつけたインパクトは絶大なものがあった。

そんな看板を引っさげて参戦するのがコスモス賞である。今度はちゃんとマークされる立場に変わるが、再びの大仕事があるかもしれない。そうなれば立派なクラシック候補である。

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アークライトは思わぬ苦戦を強いられてるし、レガトゥスは今後どこまで動けるのか見通しが立たないしで厳しい戦いが続いている我がPOG戦線。サトノレイナスとて新馬戦の内容だけでは強気になれないし、そこにグラヴィルの戦線離脱という誤算まで発生。とにかく一頭でも多く計算の立つ駒が欲しいというところで迎えるのが、ディアマンテールの2戦目である。

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坂井瑠星、何か知らん間に「BAILA」とかいう女性ファッション誌にも取り上げられたらしいじゃないですか。



すばらしい、何の違和感もない。応援してくれるお姉さん増えたらいいですね。
ビジュアルよし、競馬に対するマジメな姿勢よし。あとは実力だけだ!

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ラスカルスズカが亡くなった。またあの時代を彩った名馬がこの世を去ることに。

00年天皇賞・春2着など中長距離戦線で活躍したラスカルスズカ(セン、父コマンダーインチーフ)が、疝痛(せんつう)のため8日に死んだことが分かった。24歳。10年に種牡馬を引退して乗馬として活動した後、ホーストラスト北海道(北海道岩内町)で余生を過ごしていた。同法人の酒井代表は「7日に疝痛の症状が出てその日は治まったのですが、8日に悪化しました。とても残念です。現役時代から頑張ってファンの多い馬でした」と悼んだ。通算16戦4勝。重賞は未勝利も、2着2回、3着4回と名脇役として重賞戦線を盛り上げた。半兄にサイレンススズカがいる血統背景からも人気を博した。

■ ラスカルスズカ、疝痛で死す…24歳、サイレンススズカの半弟 - スポニチ


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指名馬が期待どおりの走りを見せてくれないのも困ったものだが、故障でレースに使えない以上に残念なことはない。我が軍のオークス候補グラヴィルの骨折が判明し、約半年ほどの戦線離脱を余儀なくされることとなった。


このツイートでは全治3ヶ月との見込みだったが、詳しく検査が行われた結果、さらに時間がかかる見通しとのこと。今から半年後となるともう来年の2月。仮に上を目指せる能力が備わっていたとしても、ほぼノーミスで勝ち進まないとオークスには間に合わない。

要するに、POG期間内の活躍はほぼ絶望的ということです。

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先週オーソクレースが見事に呪縛を破ったことで、webスポルティーバ砲も少しは勢いを弱めただろうか。今週のターゲットはサトノスカイターフである。



もちろん知ってるで。POG検討期間でも何度もその名前は目にすることがあった。しかし池江泰寿厩舎×サトノ冠の組み合わせも毎年のように期待だけ集めながら、POG期間での成功例は未だにサトノダイヤモンドくらいしか思いつかずアベレージは低い。まして上にまだ活躍馬のいないシーヴの仔という意味でも、なかなか指名するには勇気が必要。

という経緯でリスト入りも見送った。

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縁起の悪さでおなじみのwebスポルティーバ勢は、先週オーソクレースが鮮やかな新馬勝ちを収めたもののヴィルヘルムはあっさりと敗れてしまった。前評判は高く、レースでも単勝1番人気に支持されたのだが4着。押し出されるようにハナに立たされたのも災いしたか、勝ち馬には0.7秒差をつけられての完敗だった。

距離や馬場など、まだどこが最適解かわからない部分もあるので色々な条件を試してみることで活路が開けるかも。個人的にはマイル戦くらいがちょうどよさそうな気がするのだが。馬場はこなせそうな雰囲気なんですけどね。

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もはや見慣れた光景になりつつある。パワーを要する馬場に後続がもがき苦しむ中、唯一スイスイと脚を伸ばすゴールドシップの娘たち。連日の雨で不良馬場の中で行われた日曜新潟1Rを制したのはスウィートブルーム。単勝5番人気の評価に甘んじていたが、2着に6馬身もの差をつける圧勝だった。

これで2歳世代の勝ち上がりは5頭目。うち4頭が牝馬と優秀さが際立っている。

東京でユーバーレーベン、福島でアオイゴールド、函館でウインルーア、そして新潟でスウィートブルームと各地でゴールドシップ旋風が巻き起こっている。まあ全部ちょうどいい具合に時計のかかる馬場だけれども。先日も書いたが、すでに勝ち上がりを決めていた3頭はいずれも札幌2歳Sへの参戦を予定しているらしく、どうせならスウィートブルームも突撃して祭り状態に持っていけないだろうか。

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オーソクレースの華々しいデビューに注目が集まった先週の2歳戦線だが、出遅れていたモーリス産駒が新馬戦で3勝を挙げ巻き返しの気配を見せた点も見逃せない。
中でも取り上げておきたいのが、土曜新潟の芝1600m戦を勝ち上がったストゥーティ。母母シンハリーズ×モーリスの配合は、現在デビューに向けスタンバイ中のセブンサミットと同配合。オークス馬シンハライトの初仔として期待を集める一方、モーリス産駒の不振ぶりが懸念されたが、こうしてほぼ同じような血統構成で新馬勝ちを収めたストゥーティの存在は心強い以外の何者でもない。

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昨日も書いたが、オーソクレースの勝ちっぷりはなかなか衝撃的なものがあった。

もう少し詳しくレースを振り返っておくと、スタートは遅く後方から。道中もずっとインを回り、動く気配もないまま4角へ。またルメールやる気ないモードか?とも思ったが、直線入り口で外に持ち出されると、あっという間に前を捕らえ1・3/4馬身差の完勝である。

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近年は伏兵の活躍が目立つという話をしていたが、その中でも穴馬候補の一頭として挙げていたケンシンコウが逃げ切り波乱を巻き起こした。



一般的に穴を開ける馬というのは自分の形というものを持っており、それが展開やら馬場やらの要素とガチッと噛み合った時に激走するのがパターンのように思うのだが、ケンシンコウの場合は逃げ差し自在で意外性を発揮するようだ。単勝11番人気で迎えたユニコーンSでは後ろから差して3着に紛れ込み、今回は再内枠からの逃げ切り。半信半疑の7番人気という低評価もわからないではない。

これで世代を代表するダート馬の一頭として出世を果たしたことになるが、すでに1勝クラスで二度も完敗を喫しているように、決してエリート街道を歩んできたわけではない。だからこそ、どれだけの実力を秘めているのかまだ読み切れないのがこの馬の魅力でもある。

正直、個人的には古馬とぶつかって通用するとは思えない現状だが、それを覆すのが生粋の穴馬ケンシンコウのスタイルなのかもしれない。

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小回りの1700m戦、展開ひとつで着順がガラッと変わってしまいそうなメンバー構成だったが、終わってみればタイムフライヤーが人気に応えて完勝。外の好位で流れに乗り、自分の動きたいタイミングで動いての2馬身差は、どこにも付け入るスキを与えない内容だった。



昨年のエルムSで初めてダートを使われたからちょうど1年で、待望の初重賞。その過程には武蔵野S2着の惜敗や、フェブラリーS5着といった善戦もあったが、ようやくこの時を迎えることができた。
17年のホープフルSを制しクラシック候補と期待されたが、もともと血統的にはダートが本領発揮の場。芝で苦戦が続いたことでコンバートに踏み切ったが、これからも息の長い活躍が期待できそうだ。

ただ、意外なことにハーツクライ×ブライアンズタイムの配合ながら距離はマイルから1800mくらいの方がよさそうで。つい川崎記念とかでチャンスがありそうだとイメージしてしまうが、これまでの実績を考えると南部杯あたりが今後のメインターゲットになるかもしれない。

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三連休は素晴らしいですな。「明日も休み」というこの心の余裕たるや。

きょうは娘の誕生日会。厳密には8月10日生まれだけど、いつもお世話になってるケーキ屋さんが月曜休みとのことでフラゲすることに。4歳にもなると漠然と誕生日の特別感みたいなものが理解できつつあるのか、数日前からこの日を楽しみにしていたらしい。ケーキも一丁前に大人と同じくらいの大きさのサイズでお召し上がりになる。こういう喜んでくれる姿を見るのが一番のモチベよ。

最近はひらがな・カタカナの読み書きも随分と上達してきたし、もともと得意だったお絵かきもなかなかのセンスを発揮している。このへんの特技はどんどん伸ばしてやりたいところ。食事もまだまだ限定的ではあるが、徐々に食べられるものも増えてきたし何よりも見た目がかわいい。相変わらず怒りっぽいところは恐らく父親に似てしまったようだが、この調子でステキな女子にどんどん成長していってほしい。

などと書いていると、育成牧場の担当者が2歳馬を語るコメントがポジ要素であふれていることに理解を示さずにはいられないのだった。

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ルリアンってこれまでの勝ち鞍を見ても2000m以上の距離でじっくり運んで持ち味を発揮するタイプですよね。ラジオNIKKEI賞みたいな福島1800mの忙しい競馬は不向き。だからあれで勝てなかった坂井瑠星は悪くない(そこ

今回、自己条件戦に戻っての新潟2000mなら本領発揮となりそうだ。馬場もちょっと渋ったくらいがよさそうだし。ここから菊花賞参戦の足場を固めたい。

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今日は新潟1Rの2歳未勝利戦にも注目したい。7月阪神の新馬戦でヨーホーレイクの2着だったセファーラジエルが出走する。正直あのレースはそこまでレベルの高い一戦には思わなかったのだが、この馬がここでどの程度のレースをするかが一つの指針となりそう。

POGでヨーホーレイクを指名している人からすれば、ぜひとも頑張ってほしいと思っているところだろう。

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昨年のハヤヤッコや17年のローズプリンスダムなど、どうも最近は人気薄の活躍が目立つようになったレパードS。ただ、本来は世代を代表するダートの強豪を輩出してきたレース。トランセンドやホッコータルマエのような、一時代を築いたダート王の後を追うような勝ち馬の登場に期待したい。

その筆頭候補がデュードヴァンと言いたいところなのだが、砂を被ると脆い点を克服しないことには大成は望めない。ユニコーンSは思い切って下げたことで気分良く走れたが、新潟ダート1800mでは同じ手は使えない。川田将雅がどう乗るか。

ダート転向初戦で古馬相手に2勝クラスを制したラインベックも、まだ揉まれる競馬は経験していない。今回もできれば先手、もしくは好位を確保してしまいたいところだろう。
逆に、若くして色々な経験を積み重ねているミヤジコクオウあたりは展開不問で力を出せる。先行力があるライトウォーリアもチャンスはありそう。

まずはミヤジコクオウが優勢と見たがどうか。

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小回りのダート1700mで行われるエルムS。コース設計のイメージ通り、過去にも先行馬の活躍が目立つが、マクリを得意とする馬も自分の形に持ち込めればハマる可能性は十分。展開次第ではゴール前でガラッと態勢が変わるかもしれない。

特に今年のメンバーはどちらかといえば差すタイプが上位人気に支持されそう。ダート転向後、重賞初制覇を目指すタイムフライヤーはまだ融通が利く方だが、ウェスタールンドなんかは完全に決め打ちタイプ。恐らく早めに動く形になるだろうが、仕掛けどころが非常に難しい。アナザートゥルースやハイランドピークあたりは、どちらかといえば他力本願なスタイルになるのでは。

逆に先行するのは毎度おなじみリアンヴェリテにアクルトスあたりが番手を確保する形か。砂をかぶりたくないエアスピネルも、できれば前のポジションを取りたいところだろう。

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今週も変則2場開催。自ずと東西の強い馬が新潟に集結し、条件戦もなかなかレベルの高いメンバーが集まることが多い。土曜メインの佐渡Sも、ゆくゆくは重賞戦線で活躍しそうな馬が何頭か顔を揃えた。

中でも期待を集めているのがシュリだろう。未完の大器。デビューからずっと大事に使われてきている影響で出世は遅れているが、これまで通算5戦3勝。今回も約5ヶ月の休養明けになるが、休み前は1勝クラス→2勝クラスと取りこぼすことなく連勝している。500kg前後の黒鹿毛はビジュアル的にも非常に見栄えのする馬体で、現段階からスケールの大きさをひしひしと感じさせている。

坂路も抜群に動けており、2週続けて4F51秒台をマーク。さらに今週はラスト1F11.8秒とキレキレ。仕上がりにも心配はなさそうだ。

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まだ勝ち上がり馬も少ないこの時期の2歳OP特別戦は、そこまでメンバーが揃うこともない割に賞金だけは一丁前に用意されているだけに、秋以降に向けて賞金を確保するにはうってつけ。ここを抑えておけば2歳G1やクラシックのトライアルまではまず間違いなく抽選なしで出走できるし、場合によっちゃ皐月賞やNHKマイルCも通っちゃうかもしれん。桜花賞は際どい気がするけど。

いざというときにバタバタしないために、早めの貯蓄を。計画性が大事なのは人間もサラブレッドも同じである。

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2週間の騎乗停止から帰ってきた坂井瑠星。遅ればせながら今週から札幌競馬に合流する。

お休みの期間中、特に「ああこの馬に勝たれてしまったか」という案件はなかったように認識しているが、強いて言うならバスラットレオンは乗せてもらいたかったな。仮に騎乗停止がなかったとしても、広尾レースの期待馬だけに他馬と同じようにチャンスをもらえたかはわからないけれど..

藤岡佑介としてもせっかく新馬戦からクラシックを意識させる馬に出会えたわけだから意地でも手放さんだろうし。

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うっかり神宮で20点も取ったのが乱数を狂わせてしまったのか、それ以降すっかり打線が下降線をたどってしまった阪神。主に中軸の当たりが止まってしまっている状況で、なかなか大量得点は期待できない中で迎えた読売戦は、いつも通り投打走守すべてにおいてレベルの違いを見せつけられて簡単に2連敗。無力にも今季2度目のスイープを許してしまう窮地に立ちはだかったのが、左肩の不調で出遅れていた高橋遥人である。

7回を投げて被安打3、11奪三振で無失点の快投。

初回からキレのある直球・スライダーと沈む球(ツーシーム?)がおもしろいように決まり、最初のひと回り9人から7つの三振を奪うなど序盤からエンジン全開。5回には1死一、三塁のピンチを招くも連続三振で切り抜けるなど、スコアボードにゼロを並べ続けた。

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先週は無事にトレデマンドとアカイトリノムスメを馬群に沈め、相変わらずの絶好調ぶりをキープするwebスポルティーバ。次は誰が指名されたかというと、池江泰寿厩舎のヴィルヘルムだった。



はて..?

この連載にしては珍しくミーハーどころを外してきたな。名前を聞いても全くピンと来なくて血統を見てみたら母カイゼリン。なるほど。上に目立った活躍馬が出ていない現状では、さすがにリスト入りすることもないわな。祖母がブロードアピールでワグネリアンと同じ一族といえば確かにそれはそうだけど、アベレージは低い印象だけに指名するのはちょっとリスクが。


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05年のマイルCSと香港マイルを制したハットトリックが亡くなった。最期は繋養先のブラジルで息を引き取ったという。現役引退直後から海外で種牡馬入りし、G1馬ダビルシムなどを輩出するなどサンデーサイレンスの血を海外でも広めることに貢献した。

個人的には学生時代末期に活躍していた名馬だけに、思い出も数多く残っている。

まずはラジオたんぱ賞の大凡走な。東京のマイル戦でド派手に追い込んで勝った馬がいきなり福島でどう勝てと。で、気付いたら角居勝彦厩舎に転厩。今から思えばなぜ最初は清水美波厩舎だったのか謎。
そこから鞍上も武豊にスイッチし、1000万下→準OPと連勝。その流れで京都金杯に狙いを定めてきたわけだが、馬券で思い切り逆らったら痛い目に遭ったな。
ただ、どうしても不器用なタイプだけに旧阪神のマイラーズCで不発に終わるのはお見通しだった。ここはローエングリンから買ってリベンジ成功。通算成績21戦【8.0.0.13】が示す通り、ハマる条件以外では潔く負けるタイプだった。


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関越Sのザダルは強かったですね。期待どおりの圧勝。タテ長の展開を楽に5番手から追走し、余裕たっぷりに追い出されるとあっさり前を捕らえて3馬身差の勝利。操縦性の高さも備わってきたようだし、賞金加算だけでなく色々と収穫の多い一戦となった。
平坦キレ勝負で持ち味を発揮するのは父トーセンラー譲り。これならもし次に新潟記念に行くようなら十分に好勝負できるだろうし、秋には毎日王冠の結果次第で天皇賞みたいなルートも見えなくはない。そこで出世できなくても来春には新潟大賞典も待ってるし、どこかで重賞制覇も近そうだ。


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