「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2020年03月

志村けんさんの死去がショックすぎた。
小さい頃から大好きだった、偉大なコメディアンである。
さすがに近年は特に感情を抱くこともなくなったが、
それでも国民を代表するスーパースター。
その生命を奪ったコロナウイルスの恐ろしさを、改めて広く知らしめることにもなった。

それに比べて阪神の「懇親会」関連のニュースを見聞きしていると別の意味で哀しくなる。
藤浪晋太郎が感染したと聞いた瞬間は気の毒に思ったものだが、
そのルートを辿ってみるととんでもないことが発覚したではないか。
逆境にめげず復活を目指せと真剣に願ったのがバカバカしくなってくる。

別にプロ野球選手が誰とどこで何をしてようと基本的には何も思わん。
そこに純潔性みたいなものは求めないし、そもそも求めることすら間違ってる。
ただ、近年は成績が振るわない状況が続く中での開幕前という大事な時期に、
かつ社会全体を巻き込む感染症の問題が起きている中で、
長時間にわたって室内に居続けるという行動を取ったのは愚の骨頂である。
なぜか情報をスムーズに開示しない球団の対応も含め強く批判されるべきだし、
開幕のさらなる延期や試合数削除などの処置が取られた場合、
「阪神の責任」と言われても反論の余地はない。

それくらいの大きな過ちである。
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急に我が家のシャワーのハンドルが壊れましてね。
お湯を止めることもできなければ、カランに切り替えることもできず。
かろうじてシャワーのヘッド部分のボタンで停止できたものの、
あくまで一時的な措置に過ぎず、ずっとこのままというわけにはいかない状態。

ダメモトで、土曜の夜に不動産会社に電話したらつながって、
さらにありがたいことに翌日つまり今日の午前中には修理に来てもらうことができた。
週末だし、世の中ゴタゴタしまくりの状況で迅速に対応してもらえて、
めちゃくちゃありがたかった。

一連の出来事で感じたのは、
「固定されたのがカランだとどうしようもなかった、シャワーだったのはまだ幸運」とか、
できるだけポジティブな発想を持てたこと。
困難な状況でそれはとても大事。いい習慣にしていきましょう。

臨時の出費は痛いけど、いいことに気付けた。続きを読む
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ドバイWC中止が発表される前にいち早く遠征をとりやめ、
タワーオブロンドンをちゃっかりゲットするなど、
福永祐一のソツのなさを含めたマネジメント能力は彼の大きな武器だと思うが、
それとは裏腹にツッコミどころを多分に残すコメントを発信してしまうのは何故か。

高松宮記念が無観客で行われることが決まったことを受け、
どこかの記事に談話が乗っていたのだが、
「勝った時に実感がわかないでしょうね」と、
すでに勝ったつもりでいるのがいかにも彼らしいというか。
もちろん実際の取材時とは文脈をいじられている可能性もあるが、
それでもこういう形で発信されてしまう余地を残してしまうあたりが詰め甘。

昨年の北海道2歳優駿をキメラヴェリテで勝ったときも、
「北海道まで来た甲斐がありました」みたいなこと言うててエッ?てなったし。
武豊なら絶対こういうことは言わない。

それと同じくらいコメント発信に気をつけていると感心させられるのが藤田菜七子な。
今まで誤解を招いたり反感を買うようなコメントを見かけた記憶がない。常に殊勝。
これはいくら周りが注意したところで、自分でうまくコントロールできないと難しい部分。
特にやり直しのきかない囲み取材なんかは。

彼女が成功の道を歩んでいるのがわかるワンシーンである。
いや、福永氏だって十分すぎるほどの成功者なんだけどもw
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とうとうプロ野球界にもコロナの魔の手が..
しかもその観戦の疑いがあるのが、よりによって藤浪晋太郎だとは。
まだ検査の結果はわからないが、たぶんアウチなのでは。
そうなるといよいよNPBの早期開幕も絶望的になってくる。
もちろんJリーグその他のプロスポーツもしかり。

個人的には仕方ないと思う。
見切り発車で再開し鎮圧に失敗するよりは、
気温も高くなってウイルスの活動が弱まるのを待つのが最善策なのではないかと。
その場合、シーズンをフルに消化するのは絶望的で、
レギュレーションの変更を余儀なくされることになるが、それもやむを得まい。
見込んでいた収入がガッツリ減るのも、
この危機を乗り越えるための犠牲と割り切らないと。
それを惜しむためにいつまで経ってもこの閉塞感を打破できなければ、
いよいよ社会全体が死んでしまう。
今は耐える時間帯。

仮に中央競馬がしばらく中止に追い込まれた場合、
G1だけは強行開催するとしたら6月に桜花賞→(中2週)→オークスみたいな日程になるのだろうか。
しかも桜花賞と宝塚記念は同じ日に、
オークスと日本ダービーと安田記念も同じ日みたいな。
それはそれでドリーミング。

開催しないと関係者の生活が..という心配も及ぶが、
本来ならレースの賞金に充てるはずだった分や競馬開催の諸経費をリソースとして、
各厩舎などに給付金として均等分配するわけにはいかんだろうか。
どうせレースしたらノーザンファームが全部持ってっちゃうわけだし(暴論)。

「元通りになるのが待ちきれない!」と発狂するより、
ただひたすらに事の成り行きをじっと見守るように心がけたい。

コロナウイルス関連の話をすることが増えたが、毎日だいたい同じこと書いてるのは気付いてる。
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いよいよ東京封鎖も現実味を帯びてきたことで、中央競馬の開催も危うくなってきた感。
少なくとも関西関東間で人の往来が行われるリスクは無視できまい。
お互いに締め出し、関西馬のみの桜花賞や関東馬のみの皐月賞を行うのか、
それとも..といったところだろうか。

どうにか無観客でもいつも通りの形で開催を続けてきたが、さすがに限界かもしれない。

個人的にはこの瀬戸際で悪あがきをするよりも、
収束の気配が出てきたタイミングでどれだけ反発力を発揮できるかが大事だと考えているので、
場合によっては潔い撤退が得策となるかも。

たとえ生活に直結する人が多くいたとしても、無理に引っ張るのは賢明とは思えない。
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最大の懸案事項のひとつだった東京オリンピックの開催が、延期される方向で決まった。
恥ずかしながら今回のコロナウイルスの災害については何かを語れるほどの見識はなく、
あくまで感情的、感覚的な話しかできないが、それでよかったんじゃないかと思ってる。
強行開催すればそれによって生まれるダメージも大きかっただろうし、
そもそも世界からの反発を考えれば不可能な判断だったのかもしれない。

延期によって各種調整も再び必要になるだろうけど、
「中止」で生じる損失のことを思えば歯を食いしばってどうにか形にするしか。

どうにかこの1年で復活への糸口をつかみたい。
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今さら驚くことでもないが、ドバイワールドCも中止が決定した。
もっと早く決断できなかったのかとか、輸送した馬や関係者が気の毒だとか、
色々と批判の声が上がるのも当然だが、
状況が状況だけに「しゃあない」としか言いようがないというのが個人的な想い。

アーモンドアイ大阪杯に出られたのにとか、今はそんなこと言うてる場合ちゃうやろ。

いよいよ世界中が緊迫感に包まれ、
人も馬も当面は動きが制限されることになる。
そんな中でもどうにかこうにか開催を続けてくれている中央競馬は神がかってますよ本当に。
この灯火まで消すわけにはいかない。

早めに現地入りしたがために国内での騎乗も制限されることになったルメールもかわいそうだが、
ここで感染者を出すわけには絶対にいかないのだ。
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娘との一泊ツアーはそれなりに疲れるもので、今日は自宅で静養。
しかし朝から気分が上がったり下がったり。
「楽しくないなあ、何したらいいかな」と思い悩んだり、
娘と散歩に出て「ああ幸せな時間を過ごしてるな」と充足感を得たり、
夕方になって奥さんのちょっとした言動に「めんどくせえな」と嫌悪感を抱いたり、
晩ごはんの片付けを終えて娘と遊んでるのが楽しかったりそうでなかったり。

これ一日の中の話ですからね。

今に始まったことではないけど、気持ちの浮き沈みが激しすぎる。
たぶん「せっかくの休日だから楽しく過ごしたい」という欲求が強すぎて、
ちょっと思い通りにならないことがあると「ああもったいない」みたいな焦りに駆られるというか。
さらにそれを紐解くと、
仕事のパフォーマンスが低調なせいで休日に充足感を求めてしまうから。

どこまでが自分でコントロールできる範囲なのか見極めも難しく、
何をどう心がければいいのか悩ましい。

もちろん、一時期の「楽しみを求めること自体を諦めている」状況に比べれば、
はるかに救いのある状況ではあるものの。
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キセキが今年は春の天皇賞を目標にすると聞いた時からピンと来るものがあったので、
前哨戦のここは変な不安を残さず無事に立ち上がってほしいもんである。
特にゲートや気性面の問題を出さないように..

高速馬場の京都3200mはきっとこの馬にピッタリだと思うので。

ユーキャンスマイルもここは無難にまとめられそう。
この2頭が中心になりながら、
上り馬のボスジラ、ダイヤモンドS好走メイショウテンゲン、
G2勝ちの実績があるムイトオブリガードなどが追う形か。
メロディーレーンはすでに飽きられてきた感があるが、
忘れた頃にまた激走があるとおもしろい。
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サトノフラッグの鞍上どうするの問題は、まさかのルメール起用という形で決着を迎えた。
ワーケアはどうすんのと思ったら皐月賞回避で日本ダービーに照準を合わせるとのこと。
このローテは前から言われていたことなので、
そこまで不自然な流れではないにせよ驚きは隠せない。

ともかくこれで武豊はマイラプソディとコンビ続行で皐月賞へ。
明暗がどう分かれるかは神のみぞ知るということで..

ちなみにNHKマイルC路線に転向と報じられていたラインベックも皐月賞に特攻。
さすがに分が悪い戦いだし、
そもそも不完全燃焼が続く現状を思えばマイル路線で激変に賭けたかったところだが..
ここを使って本命はNHKマイルCという考えかもしれんし、
場合によっては賞金不足でアーリントンCに回らざるを得ない可能性も。

これまたどうなりますやら。
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今週は三日間開催。
本当なら気候も穏やかになって春の競馬を存分に楽しみたいところだが、
例によって今週も無観客。しゃあない。もはや慣れてきた感すらある。

ただ、国内の競馬は最低水準を保ちながら運営が続いているものの、
海外ではグランドナショナルが中止になったり、
ケンタッキーダービーが秋に延期になったりとコロナウイルスの影響が出まくってる。
ドバイミーティングも開催こそされるものの、
出入国が厳しく取り締まられるようになり、
ジョッキーをはじめとする関係者が無事に現地入りできるかどうかが心配されている。

まだまだ収束には程遠い..
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「日本ダービーは夏の甲子園みたいなもの」という例え話は割としっくりくるので自分もたまにするのだが、
それになぞらえると皐月賞は春のセンバツ、菊花賞は大学野球、
朝日杯FSやホープフルSは2年夏の甲子園くらいの感覚だろうか。

サートゥルナーリアの場合、
2年夏の甲子園で優勝投手になり、3年春のセンバツも制覇。
これは夏連覇&春夏制覇の大偉業達成しかない!と期待されまくったところでまさかの挫折。
当然ドラフト1位でプロ入りを果たしたものの、
1年目、2年目はまだ思ったほどの成績を挙げられていないといった現在地。
高校時代にあれだけ騒がれた逸材であることを考えれば、
どうにも物足りない状況ではある。
素材は一級品でありながら、メンタルに課題を残すという点も、伸び悩む投手のそれっぽい。

このままだと「育成失敗」のレッテルを貼られてしまう。何てもったいない話だ。
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「人が集まることがNG」という非常事態に置かれ、
スポーツをはじめあらゆるイベントが世の中から姿を消そうとしている。
そんな状況で楽しい時間を過ごすには、自ら創り出していくしかない。
少なくとも「あれがない、これもダメ」と嘆き続けるよりはよっぽど生産性のあるメンタルだ。

今週末は、土曜はちょっと遠出しておいしいお昼ごはんを食べ、
日曜は家でパウンドケーキを焼くという新しいチャレンジをした。

昔、自転車で行ったことのある「Pandozo Cafe」はいつか家族でも行きたいと思っていた場所。
この世相でも賑わっているさすがの人気ぶりでした。
クリマメフォルマッジ食べたけど今度はパスタ食べたい。
前もピザ食べて同じこと思ったけどな!

パウンドケーキは全くの初心者からスタート。
まずケーキの型がないので100均でゲットし、
「ココアパウダーはいつも飲んでる森永のやつでいいの?」という疑問を解消させながら準備。
安心と信頼のホットケーキミックスを使えば、おいしくふんわり焼き上がる。

今まであまり使ったことのなかったオーブンもこれから使えそうだし、
色々レパートリーも広がりそう。

来週は娘を連れて初めてうちの実家にお泊り武者修行に連れ出す予定だし、
そろそろ自転車も開幕させたい。

こんな状況でも世界を楽しむ術はいくらでもある。
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今年の重賞戦線で「単勝1倍台が苦戦」という話を以前したが、
先週のチューリップ賞でもレシステンシアが敗れたことで、まだ未勝利が続いている。
そのバトンを引き継ぐのが、金鯱賞のサートゥルナーリア。

いやあ、これまた何とも微妙な..w

言うまでもなくポテンシャルは断然。
58kgや左回りといった不安材料もそこまで気になるほどではないし、
皮肉にも無観客競馬が繊細なメンタル面の課題を解消してくれそうなのが..

負けるとしたら本当にジンクスにハマるくらいしか思い当たる要素がない。

あるとすればロードマイウェイがめちゃくちゃ強くなってるとか?
まあでも実際5連勝で500万下からG3まで駆け抜けるのは凄いよね。
ラストドラフトやニシノデイジーではさすがにどうしようもない。

フィリーズレビューはもうどうにでもなれw
カリオストロが主張して行くのなら例年同様ハイペースになりそうで、
末脚勝負に徹したいアヌラーダプラには都合のいい流れといえるかも。
レースが上手なヤマカツマーメイドもこの好枠を活かせそう。
あとはフェアレストアイル坂井瑠星の連覇もあるかもしれんで!
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レシステンシアの乗り替わりにはさすがに驚いた。よりによって武豊とはw
キャロットとの距離感もこんなに詰めてくるなんて。
これはさすがにエージェント豊沢氏の力だけではあるまい。
ドン底から長い年月をかけ実力で序列を上げていったレジェンドに敬意を表するしか。

そこで最近ふと思うのが、
これだけノーザンFのクラブ法人との接点も増え、
なおかつ国枝栄厩舎からも重用されている現状を考えると、
何らかのきっかけで「アーモンドアイ×武豊」のタッグが見られるかもしれんなということ。
例えばルメールに何かあった時とか。
今までは有事の際にもまず声が掛かることなどあり得なかったが..

まあそんなタラレバトークをするのも、
彼女のために国内の騎乗をスキップしてまで早めにドバイ入りする主戦の熱意を慮れば、
失礼な話かもしれないけどね。
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一連のコロナウイルス禍がもたらした悲劇の中でも、
「センバツ中止」の報せを聞いた時が最も気の毒に感じられた。

自らの努力によって勝ち取った晴れ舞台であること。
何ヶ月も前から、その日に向けて気持ちを高まらせながら準備を進めてきたこと。
そう簡単に延期できる代物ではないということ。

あらゆる要素に考えを巡らせると、同情の念を抱かずにはいられなかった。

それに甲子園の持つ魅力は、単にそこで野球をすることだけでなく、
きっと「あの独特の雰囲気に包まれること」じゃなかろうか。
ゆえに「仮にやれても無観客」という状況に追い込まれた段階で、
球児たちの気持ちはだいぶキツかったことだろう。

「世の中の理不尽さを学ぶ機会としてほしい」といった激励の言葉も無茶に聞こえるが、
確かにこの非情なる現実を受け入れ、人生を前向きに進めたとすれば、
甲子園で試合をしたこと以上の経験を積めたことになるかもしれん。
めちゃくちゃ強引な解釈だが、もはやそう考えるしかない。
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無敗の2歳女王レシステンシアがチューリップ賞で初黒星を喫した。
強気の競馬で阪神ジュベナイルFを圧勝しながら、
スローの逃げで切れ負けという内容に、
馬券をお買い求めのお客様は随分とお怒りだったことかと思うが、
桜花賞を見据える上では、うまい具合に煙幕を張る「いい負け方」だったのではないだろうか。

何度も書いていることだが、
敗戦を経験することでその馬の「負けパターン」を想定できるのは大きな財産になるし、
勝ち続けることは過剰なマークを呼ぶことにもつながる。
それに阪神JF→チューリップ賞を連勝して、
圧倒的人気で桜花賞を迎えるのは近年屈指の死亡フラグ。
早めに敗戦を受け入れておくことが、本番に活きると見た。

心配なのは加重制裁から北村友一がしっかり立ち直っているか、それだけだw
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ディープインパクト記念として生まれ変わった弥生賞を制したのはサトノフラッグ。
偉大な父の血を引く産駒が唯一参戦し、
その鞍上に武豊を迎えるというシナリオは手が込みすぎているようにも思えたが、
父を彷彿とさせるロングスパートで快勝。

ちょうど当ブログでは「武豊の今季初重賞はいつになるか」的な話をしており、
そういう意味でも見事なフラグ回収だった。
これでデビュー年から34年連続の重賞勝ち。
「8度目の弥生賞制覇」というのもとんでもない数字である。

新型コロナウイルス対策の無観客競馬という逆風が吹く中の勝利は、
11年の震災直後に行われた中京記念をナリタクリスタルで制したのを思い出させる。
こういう時に明るい話題を提供できるからレジェンドはレジェンドであり続けるのだ。
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ちょうど弥生賞でサトノフラッグが勝利を飾ったのと同じくらいの時刻だった。
無観客の甲子園球場に、爽快感あふれる打球音が響いたのは。

ドラフト2位ルーキー・井上広大の、オープン戦初安打となる左越適時二塁打。


いやー、いいですね。
実戦でこれだけの打球を飛ばせる打者が今の阪神にどれだけいるか。
もちろんまだまだ覚えなければならないことだらけだろうけど、
スケールの大きさというものはどれだけ練習しても身に付かないもの。
それを彼は持っている。

正直2位で指名された時は「これはやってしまいましたなあ..」と頭を抱えたもの。
しかし今のところミーハー路線が大成功ではなかろうか。

たった一本の安打でこれだけポジらざるを得ないのも阪神ファンの悲しき性だが、
それだけ大きな「もうひとつの衝撃」だった。
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ホープフルSの覇者コントレイルが早々に皐月賞ぶっつけ参戦を表明したのに対し、
朝日杯FSを制したサリオスの動向は年が明けてもなかなか情報が出てこず、
先日ようやく同様に皐月賞へ直行することが明らかになった。

これは間違いなく状態面に問題あり、でしょう。

前哨戦をパスする時代になったとはいえ、
予定通りと計算外のローテでは同じ「ぶっつけ」でも大きく意味合いが違ってくる。
その点は2020年になってもしっかり意識しておかねばなるまい。

そもそも無事ゲートインできるのかも含め、引き続き様子を見ていきたい。
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3月ですね。

本当ならウキウキな季節の到来で心も軽やかに躍る時期ですが、
自分も社会も相変わらず先の見えない停滞ムードで。
チューリップ賞、そして明日行われるディープインパクト..記念..?弥生賞を、
もっとボルテージ高めて迎えたかった。

それでも降り注ぐ日差しの明るさ強さは春のもの。
きっともうすぐいいことが待っているに違いない。

ついに住んでる街にまでコロナウイルス感染者が出たけどな!w
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今季ここまで28勝を挙げ、
全国リーディングで川田将雅(42勝!)・ルメール(33勝)に次ぐ3位にランクインしている武豊。
かつては不動のトップの座に君臨していたレジェンドに「まずまずの数字」と評するのは失礼かもしれないが、
現在の状況を客観的に捉えれば「上出来」と見るのが本質だろう。
加えて先週はサウジアラビアでも存在感を存分に発揮し、
改めてこのお方の偉大さを痛感しているところである。

しかし、意外なことにJRAの重賞に関しては今季未勝利。
それどころかマイラプソディの共同通信杯やインティの東海S・フェブラリーSなど、
期待が集まったところでの凡走が目立ってしまっている。

それこそ無双時代は早々に京都金杯を勝ち、
続けざまにシンザン記念も持っていくのがデフォルトみたいになっていたことを考えれば、
これだけ「今季初重賞」が持ち越しになるのも珍しい現象といえる。
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阪急杯は今年もひと悶着。
最後の直線でフィアーノロマーノが一頭分のスペースを突こうとしたところ、
外からダイアトニックがカットインしていまい、鞍上がブレーキをかける不利。
どうにか立て直して再スパートしたものの、これでは3位入線が精一杯。
ダイアトニックに降着処分が下されたことで2着に繰り上がったものの、
スムーズならば勝ちまであったと思うと後味が悪い。

ゴール直後に川田将雅の怒鳴り声がマイクに拾われるなど、
無観客競馬ならではの事象も起きたが、
激おこキャラの彼でなくともお怒り案件である。

それにしても北村友一は年明けから早くも2度目のペナルティ。
京都記念をクロノジェネシスで制すなど、
ようやくリズムを取り戻そうかという矢先で再び戦線を離れることになった。
辛うじてレシステンシアの手綱を手放さずには済んだものの、
桜花賞に向けて雲行きが少し怪しくなってきている。
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サウジアラビア国際競走はディアドラだけ見て就寝。
メインのサウジCはどうせ太刀打ちできるわけがないと諦めムードで、
起きたら「マキシマムセキュリティ優勝、ゴールドドリーム6着クリソベリル7着」との報せが。
はいはい結局いつものやつね知ってたと流していたのだが、
あとでレース動画を見ると思ってたのと違った。いい意味で。

2頭ともいいレースしてるじゃないの。

特にゴールドドリームは4角から直線に向いての手応えが抜群で、
一瞬は突き抜けるのではないかと思わせたほど。
最後は脚色が一緒になってしまったが、それでも勝ち馬からは5馬身程度。
クリソベリルも不慣れな形での競馬になりながら、
戦意を切らすことなく追い込む形で意地を見せた。

いつものドバイワールドCなら、
6着とはいえ勝ち馬は独走状態で後続は画面から消えていることもしばしばで、
それに比べればはるかに善戦といえる。
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朝からいつも通りスーパーに買い物に行こうとしたら駐車場が大行列。
そう、皆さんお目当てはトイレットペーパーです。何て愚かな。
謎のデマが原因となって品薄となり、
緊急性のない人までが在庫切れを恐れストックを確保しにかかるという最悪の構図。

落ち着けって本当。

不確かな情報に振り回されるのは好きにしたらええ、
ただ、そのせいで周りに迷惑かけるのはやめて。
どうやって入手したんか知らんけど、
トイレットペーパー3パック抱えて帰るおばさんはさすがに背後からしばきたくなった。

正直、一連の出来事で日本の「弱さ」がバレた気がしている。
コロナウイルス程度の騒ぎで、
出自もわからない情報でこれだけバタバタしてしまうなんて、
もっと大きな国難が訪れた時にあっさりパニックに陥ってしまいそう。
近隣の厄介な国がほくそ笑みながら見てるんじゃないの。
スパイ送り込んで内部から蝕んでいくのとかチョロそう..

本当にイヤなものを見せられている。
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中山記念と阪急杯も「買いレース」だったが、
年々難易度が上がってきているので手が出せなくなってしまった。

特に中山記念はドバイ遠征組が壮行戦として使うことが増えてきて、
力の比較と仕上がり具合のジャッジが非常に難しい。
ここ数年は少頭数で行われることもあって位置取りゲーの概念も薄れつつあり、
そうは言いながらも単勝1番人気馬が平気で着外に沈むことも。

阪急杯は思い切って行った先行馬とイン特攻の差し馬が強いが、
フルゲートで馬群が凝縮したままレースが進むため、だいたい誰かが詰まる。
そこをうまく捌けた馬が上位に台頭してくるという運ゲー。
昨年はスマートオーディンの大駆けに警戒しつつも、
本命馬をレッツゴードンキとロジクライで迷った結果、後者にしてしまい撃沈。
発馬直後の不利でポジションが悪くなり、
直線でスムーズさを欠くなど悔やまれる内容だった。
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