「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2020年02月

いやー、さすがにちょっと気が重い。
世の中全体のこの閉塞感、東日本大震災以来のしんどさ。
仕事にも影響は出ている印象で、どうも動きが鈍い。

せめて趣味の世界だけでも活況ならいいものの、
当然のようにJリーグもお休み。
せっかくガンバ大阪も開幕戦を勝って幸先の良いスタートが切れたのに、
しばらく週末の楽しみもお預けである。

そんな状況だけに、たとえ無観客であっても競馬がいつも通り行われるのは本当ありがたい。
四位洋文の引退式や新人騎手デビューのタイミングに..というのは悔やまれるが、
競馬までなくなっちゃったらどこに心の潤いを求めればいいのか。

先行きも不透明な中、しっかり馬を仕上げる厩舎スタッフと、
いつも通り結果を出すことに全力を尽くしてくれるジョッキーには感謝の思いを抱きつつ、
戦いの行方を見守る週末にしたい。

せっかく春の訪れを告げる阪神・中山開催のスタートなのだから、
少しでも明るい気持ちで臨みたい。
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いよいよ日本でも「無観客競馬」での開催になりそうだが、
先んじて無観客での対応が続いている香港では、
4歳三冠シリーズの第2戦・香港クラシックカップが行われた。
すでに香港クラシックマイルを勝っていたゴールデンシックスティが制し「二冠」を達成。

これで「三冠」にも王手をかけたわけだが、
過去に三冠馬というのはいたのだろうかと調べてみると、
17年にラッパードラゴンが偉業を達成していた。
しかし、その後チャンピオンズマイルで圧倒的人気に支持されながら故障を発生。
そのまま命を落としたという..

割と最近の話だけど、知らんかったなあ。
本当に海外競馬のことなんて全く情報をキャッチしてなかった。
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単勝1倍台、いわゆる圧倒的人気の本命馬が次々に敗れている今年の重賞戦線。
中にはシンザン記念のレースドールのような「過剰人気」物件も含まれているが、
きさらぎ賞のアルジャンナ、共同通信杯のマイラプソディなど評判馬が次々に敗れ、
穏やかでない空気が漂ったまま。

それでもさすがに小倉大賞典のヴェロックスは大丈夫だという確信があったのだが..

まさかの9着大敗。
向こう正面からすでに行きっぷりが悪く、
後方待機勢が追い上げてきた頃にはもう抵抗する脚も残っておらず、
早々に敗戦を覚悟させられるレースぶり。
連続開催最終週で傷みきった馬場が堪えたにしても、
ここまで大きく敗れるなんてちょっと想像もつかなかった。

昨年の皐月賞でサートゥルナーリアと接戦の2着。
日本ダービー、菊花賞も3着と世代のトップクラスをずっと走り続けてきての4歳初戦。
これまでのレースぶりからも最適距離は2000m前後、
なおかつヨーイドンより小回りで上がりが速くなりすぎない方が持ち味が出るとあって、
このローカルG3は力の差を見せつける絶好の舞台だったはず..

いやあ、わからない。
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根岸Sが完勝だったとはいえ、まだダート2戦目。
相手も強くなればペースも変わり、受けるプレッシャーも変わってくる。
単純なダート適性だけを評価するのは早計..と半信半疑で見ていたら、
まあ心配は杞憂に終わりましたね。

強かった、モズアスコット

懸念材料だったスタートを五分に出ると、中団を余裕たっぷりに追走。
位置取りも、キックバックを避けるようなことはなく4角もインを回ってきた。
直線でゴーサインが出されると、あとはご覧の通り。
チグハグなレースであっさりギブアップしたインティとは実に対象的に、
後続を置き去りにする末脚で新ダート王誕生のゴールに飛び込んだ。

6歳での覚醒がもったいないくらいのパフォーマンス。

いくらダート路線はエイジレスとはいえ、
この馬にはフランケルの血を日本でつなぐという使命が課せられている。
それだけにいつまでも現役で稼ぎ続けるというわけにもいかず、
然るべきタイミングで種牡馬入りさせなければならない。

次は4月に豪州のドンカスターマイルを使うとのプランが発表されているが、
その後の流れはどうなるか。
恐らく今年いっぱいで現役生活にはピリオドを打たれることになるだろうし、
それまでにどれだけ己の価値の高さを証明できるか。
南半球からも需要はあるだろうし、その地で存在感を示しておくことも重要。


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奥さんと娘がおばあちゃんの家にお泊まりツアーに行っているので、
この週末はいつにも増してじっくり競馬が見られましたやっほー。
ただしちょうどフェブラリーSの発走時刻がサッカーの超佳境タイムで、まともに見られずでしたがw

いやあ、まさかのケイティブレイブ(そっち)。
実績馬とはいえ近走は不振、
長岡貞仁の起用も思い出代打みたいな雰囲気にしか見えず、
低評価もやむなしだったが..

モズアスコットの強さにも負けないインパクトを残した。

しかしミライヘノツバサの大激走はその上を行ったかもw
まさかの単勝32,550円。こんなもん買えるわけがない。
この日の伊藤大士厩舎は次々に人気薄が激走。
こんなこともあるのかと驚くしかなかった。

逆の意味ではヴェロックスの凡走も思ってたんと違いすぎた。
こういう馬場も問題ない、小回りで正攻法の競馬ができたら無敵やろ、とw
うっかり軽く馬券も買っちゃいましたよ。
今年の重賞で単勝1倍台の圧倒的人気馬がどうのこうの、という話も聞いている。

とにかく波乱の週末、でした。
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フェブラリーSのレーティングがまあまあキツいことになってるらしいですね。
このままではG1から陥落してしまう可能性もあるとか..
ダート路線の馬にとっては貴重な晴れ舞台ですし、
どうにか格を維持していきたいところですが、
よりによってサウジアラビアにとんでもない高額賞金のG1が組まれたことで、
強さに自信ニキたちはそちらにチャレンジする流れができあがりそう。
実際、第1回からゴールドドリームとクリソベリルが参戦するし。

ただ、ノーザンファーム勢がほぼいない(ミッキーワイルドだけ)G1の馬柱というのも、
何とも味わい深くて好き。
地方馬3頭も交えて、多彩な勝負服が相まみえる砂上の戦いは、
きっと見応えあるものになるんじゃないかと。

たとえレベルはワンランク落ちたとしても!
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マイラプソディの敗戦で意気消沈気味の武豊−友道康夫厩舎チームにまたしても試練。
菊花賞馬ワールドプレミアが春の天皇賞を断念することが決まったという。
いやー、これは残念。
今季の国内古馬路線で中心を担ってくれると期待していただけに。

つーか早いよね回避が決まるの。それだけコンディションが悪いってことか。

友道厩舎でいえばうちのラインベックはNHKマイルC路線に切り替えるらしい。
ずっと「キレないけどバテない」とコメントし続けてこれかと首をかしげたくなるが、
正直たぶんこっちが正解な気がする。
ニュージーランドTにせよアーリントンCにせよ楽しみ。
どうせなら福永祐一に戻してくれればありがたいんだけど。
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先週土曜の松籟Sで2着に頑張ったヴィッセン。
早め先頭から押し切ろうとするレース内容は見せ場たっぷりで、
思わず全力で応援してしまった。

9歳にして1000万下特別を勝ち、準OP昇級初戦であわやの2着。
この年齢で現役を続けているだけでも立派だというのに、
キャリアの中でも最盛期を迎えようとしているのだから偉大としか言いようがない。

これだけ称賛しておいてアレだが、
実際のところ凡庸な条件馬に過ぎないわけで、正直この馬のことは知らなかった。
今回、気に留めたのも坂井瑠星が乗るからというのが一番の理由で、
そうでなければ見落としていたかもしれない。この味わい深い存在を。
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新型コロナウイルスの影響で、無観客での開催が続いている香港。
暫定的な措置ではあるとのことだが、
昨年の大規模なデモに続いて穏やかでない日々を過ごすことに。
このままでは4月の国際競走にも影響を及ぼしてきそうで、
ウインブライト陣営あたりは早くも頭を悩ませている。

そんな中でも馬や関係者たちは頑張ってる。
先週日曜は香港ゴールドCとクイーンズシルバージュビリーCと2つのG1が行われた。
キーワードは「復活」。

まず香港ゴールドCで圧倒的1番人気に支持されたのは、毎度おなじみエグザルタント。
年明け初戦のセンテナリーヴァーズを完勝し、
まだまだ王座は揺るがないと思われたが、まさかの2着。
負かしたのは17年の香港C勝ち馬の古豪タイムワープ。
G1を勝ったのも2年前のこの香港ゴールドC以来で、昨年はG1で大敗が続いていた。

そしてクイーンズシルバージュビリーCは、
怪物ビューティージェネレーションが連敗を「4」で止める勝利。
と同時にこのレース3連覇も達成。
最強馬の復権を現地のファンも喜んだことだろう。
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先週土曜の小倉競馬で藤田菜七子が落馬負傷。
以後のレースは全て乗り替わりが発表され、
さらに「鎖骨の骨折」との診断が下されたとの情報が入り、
当分の間は戦線を離れることになった。
今月末に予定されていたサウジアラビア遠征も断念することに。

デビュー5年目という事実に月日の流れの早さを感じずにはいられないが、
初めての長期離脱である。
どれだけ気をつけていても不慮の事故等でケガを負う仕事でありながら、
これまで大きな負傷に遭うことなく乗り続けられてきたのも、
幸運を含め彼女の持つ才能だったのでは。

それだけに、ついにこの時が来てしまったかと思うと悔やまれてならない。
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ハートレーが、グレイルが沈んだ府中の直線で、
マイラプソディも同じ目に遭うとは..
あれだけ戦前に不安視していただけに「まさか」とは思わないが、
ピカピカのクラシック候補性が何もできず終わるのを見ると、
共同通信杯の恐ろしさを痛感させられる。

「やはり」の悪夢だった。

正直、あの超スローペースを武豊がのんびり後ろで構えているのを見た時点で、
ちょっと察するものがあったよね。
案の定、4角も大外ブン回し。
この「過信」が一番の難敵である。
ロスなく立ち回った先行勢が余力を残しているのは当然。
それを差し切ろうと思うと相当な脚を使わなければならないのだが、
先を見据えた余裕仕上げではそれもムリ。

こうして見事に負けパターンにハマってしまったのでした。



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今週の競馬はどちらかといえば残念なニュースの方が多かった気がする。
だからというわけではないが、
あれも書きたい、これも書きたいという衝動が押し寄せてきている。
今まで何度も経験してきたが、ブログのモチベが上がるのはよいことだ。

実は先週の段階でちょっとその兆しみたいなものは見えてきていて、
小出しにちょこちょこ更新していくのがなかなかいいリズムだった。

引き続きそんな感じで。
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毎年、勝負レースとして並々ならぬ闘志を燃やしてきた共同通信杯と京都記念だが、
ついに今年はどちらもROMすることに決めた。
残念だけど仕方ない。

共同通信杯はマイラプソディに思い切り逆らうのも手だと思う。
重賞勝ちのある差しタイプという、
ここ数年コケまくっているパターンに見事に該当しているわけで。
なぜそうなるかは過去ログに書きまくってるので適当にそっちをご参照いただきたいが、
逆にいえばこの鬼門を突破できればますます先が楽しみになる。

個人的にはできればそっちの未来が見たいというのもあって、
ケンカを売るのはやめにした。

せめて機動力に長けたタイプでもいれば勝負手も打てたのだが、
フィリオアレグロはまだ適性が何ともわからないし、
ダーリントンホールはいかにも上がりの脚に限界がありそう。
ならばココロノトウダイあたりかとも思ったが、
こちらも大型馬で序盤はじっくり構える系。

シングンバズーカは血統的に頑張ってほしいけどそういう問題でもないw

うーむ、ますますマイラプソディにはあっさりパスしてほしくなる。
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バレンタインデーですがうちの奥さんはチョコレートくれません。
たぶん全く頭に入ってない。
ついでに父の日とかも何のアレもない。

ただ、これは存在そのものをないがしろにしているとかでなく、
こういうイベントの日に何らかの演出をするという価値観がないのだと思う。きっと。

その証拠に誕生日はケーキ買ってくれるし。

ただ、こっちは母の日にブーケ買ったりホワイトデーの時期にお菓子を買って帰ったり、
最低限やってるんでその..

まあいいや、娘がもうちょい大きくなったら色々やってくれるでしょうw
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いつまでも先週の話ばかりしていてアレだが、
エルフィンSについて触れないわけにはいかない。

デアリングタクトめちゃくちゃ強かった。
その勝ちっぷりが目に焼き付いて離れない。

じっくりタメての末脚勝負で、
軽く仕掛けられただけで大外から一気の差し切り勝ち。
ちょっとしたアーモンドアイである。

ついこういう派手な勝ち方をされると過剰に持ち上げてしまいそうになるが、
気がはやることなく自分のペースで競馬ができるセンスというのも、
3歳牝馬の戦いを勝ち抜く上で大きなアドバンテージとなる。

桜花賞でも出番がありそうな気がする。
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ノムさんが亡くなったと聞いて、思うことは色々ある。
ああいう監督が、今のNPBには存在しない。

どういう監督か。

ひとつは用兵面。
限られたリソースの中で最大の結果を得るために、試せることは全てやる。
戦力外の選手を拾ってもうひと花咲かせるような知恵を振り絞れる指揮官がどこにいるだろう。
補強から育成に球界の潮流が移る中、
球団はドラフト時から素材の見極めに奔走し、
現場は「伸びる環境づくり」に重点を置いている。
近年でも屈指の好成績を残した工藤公康や緒方孝市、栗山英樹らも、
策略家よりもモチベーターとしての顔がまずは思い浮かぶ。

強いて言うなら昨年の読売を率いて優勝に導いた原辰徳なんかはそこに並ぶ仕事をしたと思うが、
たぶんノムさんに言わせれば「あれだけの戦力で優勝できない方がおかしい」と毒づいて終わることだろう。内心はともかく。

あとは「いろいろやろうぜ」のラミレスが優勝させられたら策士として語られることになりそうだが、
彼の場合はデータという名のゲン担ぎに頼ってるだけの感もあるので何とも言えない。

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先週日曜の小倉競馬では、藤岡佑介がメインの関門橋Sも含む5勝の固め打ちに成功。
土曜にも2勝を挙げており、
それまで5勝に留まっていた勝ち数も一気に12勝にまで伸びた。

JRA通算800勝も達成し、
ここ数年はG1初制覇も含め充実期に突入した感もあるだけに、
本来であれば京都や東京で乗るのがスタンダードのようにも思うが、
これは彼なりの自己プロデュース法。

「G1を勝つ」という目的のために、実践している戦略なのだという。


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きさらぎ賞の直線はもう外から伸びそうで伸び切れないサトノゴールドを追うのに必死で、
ゴールの瞬間は誰が勝ったのかさっぱりわからなかった。
クビ差の接戦を制したのはコルテジア。
シンザン記念3着から臨んだにもかかわらず、
ブービー人気に甘んじた前評判をあざ笑うかのような激走だった。

馬場やら展開なら、恵まれた要素があっただけに今後も無制限にポジれるわけではないが、
そんな条件を味方につけて勝ち切った松山弘平の重賞ハンターぶりには驚くばかり。
これで早くも今年に入って重賞3勝目。
今までのキャリアでは1年間で重賞勝ちは2勝が最多だっただけに、
わずか1ヶ月ちょっとで自己記録を更新したことになるw
重賞だけではなく他にも手綱さばきが光るレースを随所で見せており、
ぜひとも今年はアルアインの皐月賞以来となるG1制覇を成し遂げてほしい。
エアアルマスでの参戦が幻に終わったフェブラリーSも、
実力馬サンライズノヴァを託されることが決まったように、
今は各陣営からも期待度マックスである。
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くっそ寒かったけどサトノゴールドに会ってきた。
最近は納所の橋の西側の駐車場(800円)に停めて、
そこから歩くスタイルで競馬場に行くんだけど、
その道中で雹みたいなやつがブワーって降ってきて泣きそうになったw

でもまあ、きさらぎ賞はこうでなくちゃ。

ちょうど9Rの発走時刻くらいに着いて、早めにパドックで待機。
新しく買ったiPhone 11 Proだとこれまでに比べて少しマシに写真も撮れるので、
ついつい張り切ってしまう。

・ご対面
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最初にその姿を見たときは思わずジーンとした。
こうして初年度からクラシック路線に乗っかる孝行息子をよく出したなと。
なかなかコンスタントに活躍馬を出せる状況ではないが、
だからこそこういう存在は余計に尊く感じられる。

パドックでは程よくチャカチャカしており、
もっとのっそりした雰囲気を想像していただけに良い意味で予想外。
これならボケーッとレースを終えることはなさそうだと期待していたら..
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明日が楽しみアンド不安で今からドキドキしてる。
きさらぎ賞のサトノゴールド。果たしてどんなレースになるだろう。

ここまでの2戦は競馬をナメているとしか思えないレースぶり。
新馬戦は全く前進気勢を見せぬまま、直線でちょっと本気を出しただけで勝利。
そして札幌2歳Sは序盤からついて行けず最後方からの競馬になり、
前が崩れる展開にも乗じて大外から追い込んでの2着。

あの競馬をそのまま再現したのでは今回はさすがにどうにもならないが、
荒削りゆえに研ぎ澄まされたらどれだけのパフォーマンスが見られるのか、
ついつい期待を寄せたくなってしまう。

というか、その伸びしろに託すしかないw

アルジャンナは強い。スローペースのヨーイドンではしんどい。
馬場が荒れてるとはいえ、京都では分が悪い。
そんなことはわかっている。
だからといってあっさり白旗を揚げるほどゴールドシップの血を応援する者は弱くない。
こちとら現役時代にどれだけメンタルを鍛えられたことかw

正体がバレていない今こそ、思い切り背中を押してやりたい。
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エルフィンSはシーザリオの娘ファーストフォリオにシンハライトの妹ライティアと、
ノーザンファームが誇る繁殖牝馬の中でも最上級の良血ちゃんたちが出走する。
これまでのレースでは正直どちらもそこまで強烈なインパクトを残せていないが、
一気に才能を開花させてくるのが血の底力である。

その2頭に立ち向かうのが、ゴールドシップ産駒のウインマイティー。
母はアオバコリン、その父カコイーシーズという何とも味わい深い血統である。
しかしソツなく好位を取れる機動力は侮れない。
後ろがモタモタしてくれている間にサクッと抜け出して..みたいな形にならないか。

小倉の未勝利戦にはタンジェリンムーンが出走。
ここまで2戦していずれも3着だが、末脚はなかなか見どころがある今後の期待株。
前走で先着を許したパイネをどうにか負かせれば..

ゴールドシップご自慢の娘たちがいい結果を残して、
きさらぎ賞のサトノゴールドにバトンタッチできたら最高。
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年明けに「きさらぎ賞か共同通信杯へ」との情報が入り、
その後は共同通信杯への出走が有力視されていたサトノゴールド。
しかし直前になって「きさらぎ賞に出るかも」との噂が広がり、特別登録にもしっかり名前が。

ただ、1週前追い切りに騎乗していたシュタルケ(恐らく共同通信杯に行くなら乗ることになっていたのだろう)が、
きさらぎ賞ではストーンリッジとコンビを組むことが決まっており、
いわば緊急参戦の形になるサトノゴールドの鞍上は白紙に。
さてこのタイミングでいい騎手が残っているものかと心配していたら、
何とまさかの幸さんで想定されているという怒涛の展開。

だが今週のソワソワはまだ終わらない。
週刊誌のフォトパドックにも載っていない、週ナカの記事でも触れられていないなど、
本当に出るの? 結局は共同通信杯じゃないの?
新馬戦の時と一緒でドタキャンするんじゃないの?と疑いながら今日の出走馬を見に行ったら、
ちゃんと名前があってようやくひと安心。

これで正式にきさらぎ賞への出走が確定である。
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1月27日に行われたセンテナリーヴァーズと香港クラシックマイルの話。

4歳馬による三冠路線がここから始まるが、
昨年ここで主役を担ったフローレやダークドリームらが古馬相手に苦戦し、
さらには香港クラシックCで波乱を演出したミッションタイクーンに至っては一般戦でも大敗が続いていたりで、
果たしてどこまで権威あるレースなのか疑問に思ったりもしている。
日本のクラシック路線ほどの価値はなさそうな感覚。

とはいえゴールデンシックスティの末脚は見事だった。
一瞬で外から突き抜けて完勝。
これまで1200〜1400mを使われてきたが、マイル戦も問題なく適応。
ならば1800mでも勢いそのままに突き進んでほしいところ。

それからセンテナリーヴァーズはエグザルタントがさすがの勝利。
もはやこの馬に関して語ることも残されていない気がするが、
今回はハンデ差が10kg近くありながら貫禄を見せつけるのだから立派である。
どれだけ弱メンを相手にしてるのかとも思うがw
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モズアスコットはフェブラリーSから豪州のドンカスターマイルへ。
昨秋はデットーリにドタキャン食らうなどすっかりオワコン化していたが、
G3を一つ勝っただけで息を吹き返してきた。
矢作厩舎的にもウキウキな展開。

それからコパノキッキングはフェブラリーS回避の方向で。
こちらはドバイを見据えているとか何とか。
スプリント路線に特化するのならまた藤田菜七子とのコンビで交流重賞を勝ちまくろう。

シルクロードSではセイウンコウセイが前崩れの展開の中5着に踏ん張り、
今年も高松宮記念に向けて調子を上げてきた様子w
秋シーズンは毎年サッパリなので、この時期の気候や馬場が合うんだろう。
昨年ほどの人気薄にはならないだろうが、また激走が見られるかもしれない。
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最近はだいたい毎週日曜の14〜16時くらいはガッツリ競馬を見てるのでご安心を。
それ以外にもお昼ご飯の準備をしながらキッチンでもタブレット観戦しているので、
まあまあレースは追えている気がする。

見識は深まっていないが、まあええこっちゃである。

しかし根岸Sのモズアスコット、こういうのは困るんですよね本当にw
やや勢いに陰りが出てきたところで芝からダート転戦なんて、
問答無用の「消し」パターンだというのに、
こういう前例を作られたら今後に大きく影響してくるじゃないか。
それにフェブラリーSを検討するにも厄介な駒になったし..

にしても初ダートで重賞勝ちっていつ以来ですか。
パッと思いついたのはヤマニンキングリーのシリウスSですが、
それ以降にも誰かいましたかね。
「3歳なら昨年のユニコーンSのワイドファラオみたいな事例がある」と聞きましたが、
なるほどそういうのありましたね..
ヤマニンキングリーはすぐ思い出せるけど昨年のことはもう全然。

とりあえずクレームだけ書いて他のレースについてはまた後日。
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根岸SもシルクロードSも超難解。
だがこういうレースこそ勝負する価値があるのでは(他人事)。

コパノキッキングはああいう脚質ながら、
今まで掲示板を一度も外しておらず成績を見ていても非常に見栄えがする。
マーフィーくん起用で再びガチ態勢の今回も、
まあ間違いなく上位争いへ..と思うよね。

しかしこの舞台を得意とする馬も他に揃っており、
それぞれがハマれば一気に波乱が起きても不思議でない。
上位人気のミッキーワイルド、ワンダーリーデル、ダノンフェイス、
伏兵ならブルベアイリーデ、カフジテイク、ドリームキラリ..
展開によって前か後ろか、どちらに向くかもやってみないと。
基本的には差し馬のレースだけど。

シルクロードSは毎年のように単勝10ケタ人気の伏兵が3着に突っ込んでくるのがデフォ。
ティーハーフやフミノムーンなどでおなじみ激走枠を務めるのは誰ですか。
基本的にこの手のタイプは勝負を捨ててレースが終わった頃に追い込んでくる。
ペイシャフェリシタとかそういうのできそうだけど。

マジメに考えるなら好調ゴドルフィンのジョイフルあたりか。
川又賢治の初重賞をここで。
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今週は仕事以外のあれこれで忙しかった。
水曜は競馬部の面々と新年会。
いつも同じ内容の話ばかりしてる気がするw
みんなで集まって現地観戦もしばらく遠のいてるし、
しかも今年の秋から淀はお休みとなるとますます実現が難しく。

木曜は以前お世話になったシェアオフィスの解散会に軽く参加。
19年の10月まで在籍していたところが、
この度メンバーのステップアップのために閉鎖されることに。
「このままではまずい」と16年の秋から新たな環境を探し始め、
たまたま縁あって見つけた場所で約2年と少し過ごした。
ちょうど娘が産まれたばかりの時期でもあり、
なかなか思い通りの時間の過ごし方ができたわけではなかったけれど、
それでも人生における大事な1ページを刻んだのは間違いない。

古い民家をベースにした建物で老朽化も激しく、
そのうち取り壊されてしまうかもしれない。
寂しいがそれも仕方がないこと。
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