「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2018年12月

今年の競馬を振り返る上で個人的に非常に大きかった出来事、
それが「年間回収率100%越え」の悲願を達成したことである。
何度もチャレンジを続けてきたものの、
惜しいどころか毎年あっさりと敗退を続けてきたのが、
プロ入り16年目にして初めて偉業を成し遂げることができた。

■エビデンス
2018


徹底的に買いレースを絞り込むスタイルを継続させたことと、
ヴィクトリアマイルでジュールポレールが大激走を決めてくれたのが勝因ですw
あれがなくても勝ち、というところまで行ければ最高だったのですが、
有馬記念で敗れたことでそこは達成ならず。まあ欲を言い出せばキリがない。

「勝ってる」って本当に精神衛生上すばらしいものだと実感する1年でした。
いつ年間収支を見ても黒字なもんだから、
レースを見送っている時期も悠然と構えていられる。
「早く取り返したい」とか考えずに済むもんね。
来年もできればこうありたいけれど、なかなか難しいでしょうなあ。
マグレの賜物だと謙虚に受け止めて、あわよくば来年も連覇できるよう頑張りたいです。
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今年もこのコーナーがやってきましたよ。
騎手リーディング振り返り。
毎年そんな独自性のある見解を示しているわけではないですけれど、
それでも過去のものなんかを読み返してるとおもしろかったりもするので、
未来の自分のためにも書いておく。

それから競馬はやはり馬とその背にいる人とが織りなすドラマであり、
がんばった人や苦しんだ人にはスポットを当てたいものです。

G1戦線というくくりで話をすると、春はすごく優しい世界でしたよね。
時系列順にいくと、
藤岡佑介騎手がNHKマイルCで悲願の初タイトル、
和田騎手のテイエムオペラオー以来、そしてはなむけとなる宝塚記念優勝、
そして福永騎手の誰しもが待ちわびた日本ダービー制覇と、
何だか心温まるシーンに数多く触れられた気がします。
幸さんのヴィクトリアマイルも個人的にはアツかった。

ところが秋になると空気が一変。
スプリンターズSこそ川田騎手が勝ったものの、
その後はルメールやモレイラ、ビュイックら外国人騎手が大暴れ。
12月になると勝ち運から見放されていたミルコが固め打ちモードに入り、
とうとう有馬記念で池添騎手が勝つまで10週にわたり連勝が続いた(JBC含む)。

これに関してはもう必然といえば必然の流れであり、
今の環境やルールを考えるとこうならない方がおかしいとも言えるほど。
安易に「日本人騎手の奮起に期待」などと言うのも的外れというか..

ビッグレースを勝つ以外にも騎手としての夢はある、
書きながらふとそんな発想が頭に浮かんでしまったが、これは逃避なんだろうか。
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最終日の中山競馬は盛り上がりましたなあ。
主役はもちろんルメールさん。
武豊騎手の年間最多勝記録に並び、更新できるかに注目が集まった中、
4Rでまずは1勝目。
ハイペースの消耗戦となり、
中団から競馬を進めたシュバルツバルトの末脚がハマって見事な差し切り。
ダート1800mの未勝利戦であれだけ燃えたのは初めてかもしれんw
続く5Rは藤沢和雄厩舎のエンシュラウドで連勝を狙うも、
今度はゴール前でジュピターズライトに差され2着。
このへんの攻防がスリリングだった。
結局、続く6R新馬戦を白毛のマイヨブランで制して213勝目。
足踏みすることなく一気に新記録に到達した。
それにしても握手要員が畑端騎手ってのが最高にジワる。
普段なかなか勝ち馬の近くでゴールすることもないというのに、
よりによってこの歴史的瞬間に立ち会うことになるとは..w

ルメールはその後も2勝を上乗せして215勝でフィニッシュ。
年間G1勝数に続き勝利数でもこれまでの記録を打ち破ることとなった。
今年の活躍ぶりを見れば何も驚くことはないし、
何より最終日の微妙な騎乗馬ラインナップで4勝してしまうところが、
その手腕の優秀さを物語っている。

ただ、これによって武豊騎手が残してきた偉大な数字が無に帰すわけではない。
むしろルメールのような超うまい外国人騎手はまた現れるかもしれないけれど、
競馬を知らない人でもその名前と存在を知っている、そんな騎手は二度と現れない可能性が高い。

だからルメールですら彼のことを「レジェンド」と呼ぶのだ。
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昨年、G1に昇格した際には盛大にこき下ろしたホープフルS。
実際に勝ち馬タイムフライヤーも2着馬ジャンダルムもクラシック戦線では上位に絡めず、
相変わらずのガッカリっぷりを露呈してザマアミロ感もそれなりにありました。

しかし今年はメンバーが随分と揃った。

何といってもノーザンファームの有望株サートゥルナーリアがここに照準を合わせてきたのが大きい。
正直ニシノデイジーのためのG1かなあなんて考えていたのに、どえらい刺客の参戦である。
他にもノースヒルズの一番馬ブレイキングドーンに、社台RHのヴァンドギャルドと、
長く中央競馬を引っ張り続ける勢力同士がぶつかり合う。
そういえばアドマイヤジャスタもいるではないか。

各陣営が色気を持ってエース級を送り込み、
これだけ厚みのあるメンバー構成が続くのであれば、
いよいよホープフルSも新時代の到来を迎えるのではないだろうか。
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サトノダイヤモンドといえば、
今でも真っ先にあの極寒のきさらぎ賞を思い出す。
2戦目の500万下の勝ちっぷりがすばらしく、
普段はあまりこういった生まれ持っての超エリートくんに関心を示さない僕が、
わざわざ現地で見ておきたいと、
この馬のためだけに競馬場へすっ飛んでいった思い出。

そして、その判断が間違いではなかったと確信させてくれた圧倒的なパフォーマンス。

以後、日本ダービーでもこの馬から馬券を勝ったし、
ディーマジェスティとの一騎打ちムードを制し悲願のG1制覇を成し遂げた菊花賞もカッコよかった。
極めつけは有馬記念。
サトノノブレスのアシストがどうこう言われたこともあったが、
キタサンブラックをゴール前で捕らえての勝利は最高級の強さを感じたし、
あの日のパドック映像で見た馬体の輝きは未だに忘れることができない。
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11月終了時点で年間200勝に王手をかけ、
武豊騎手の年間最多勝記録「212」超えも時間の問題と言われながら、
12月に入ってやや足踏みが続いていたルメール。
香港遠征で1週間まるっと抜けたのも痛手だったが、
先週日曜の中山で5勝の固め打ちで一気に211勝まで白星を積み重ね、
いよいよ記録更新が目の前に迫ってきた。

すでに今季のG1勝利数も歴代最多の「7勝」(あえてJBCは除く)を数え、
日本競馬の歴史においても最強騎手の座へ登り詰めようとしているが、
その節目の年にまた一つ、崇高な数字が塗り替えられるのは歓迎すべきことだろう。
逆に今年のルメールがこれを超えなければいつ誰が超えるのかという。

あと1勝でタイ記録、あと2勝で新記録。
ぜひとも2つ以上は積み重ねてもらいたいが、
昨年も似たシチュエーションで最終日に勝ち切れず200勝に一つ届かなかったこともあり、
まだまだ油断は禁物かもしれないw
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絶対王者の誕生はならず..

雨で柔らかくなった馬場に手こずりながらも、
懸命に外から末脚を伸ばしてくるレイデオロ。
しかしその前には、
雄大な馬体を躍動させながら先頭に立つブラストワンピースの姿が。
間に合うか、厳しいか。
かすかな望みを託しながら見守ったゴール前の攻防は、
クラシック戦線では無冠に終わった若き勇者に軍配が上がった。

● 2018年12月23日/中山11R:有馬記念
□ レース結果 (netkeiba.com)
予想エントリ:【予想■有馬記念】いつだって頼れる男◎レイデオロ

3歳馬が強い有馬記念ではあるが、
「それまでにG1を勝っていない3歳馬」の勝利となると、
97年のシルクジャスティスまで遡る。
すっかりクラブのアイデンティティも様変わりしたが、
シルクの勝負服が21年の時を経て同じ形で脚光を浴びることになるとは。
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レイデオロが負けてしまった。自信があっただけに悔しい。
2周目3角からルメールの手綱が激しく動き始めたときには、
勝ちはおろか複勝圏内すらも危ういのではと思ったほど。
どうにかエンジンがかかって追い込んできたものの、
先に抜け出しを図ったブラストワンピースを飲み込むには至らず、
クビ差の2着に終わった。

敗因は距離か、それとも馬場か..
本質的には2000mくらいがベストなのは承知の上。
それでもこれくらいは十分に守備範囲だと思うが、
ただまあまあタフな流れになったことで甘さが出たか。
ルメールのコメントによると、馬場を気にしていたともあるので、
どちらかといえばそちらが足かせとなってしまったかもしれない。

とはいえ決して責められる結果ではないし、
むしろ大敗も覚悟するような状況から2着にまとめたのは力の証とも言える。
来季もしドバイを自重するようなら大阪杯あたりがメインターゲットになると思うので、
またそこで改めて一緒に戦いたい。
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G1の馬券を買うときはいつも、
前売り終了時点のオッズを「せーの!」で見て、
自分の見立てと実際の売れ方を照らし合わせるのだが、
今回の有馬記念は随分と思っていたのと違う感が強い。

いい意味で。

レイデオロはもっと抜けた売れ方をすると思っていたし、
キセキとの「2強」に近い位置づけになると想像していたけどそうでもなく。
連複系の馬券も満遍なく売れており、
こちら側としては非常に買いやすい数字が並んでいる。

何がこのギャップを生んでいるのかは定かではないが、
一つ驚いたのがオジュウチョウサンに対する評価。
単勝が売れるのはわからんでもないが、
それ以外の券種でも2番手勢力の一角として見られているではないか。
いわゆる「有馬記念だけ買う人の応援票」だけではこの数字にはなるまい。
一定数以上の馬券師たちが、
「二刀流成功あるで」と見込んでいるのがおもしろい。

果たして結末やいかに。
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もう1週間近く前になるが、
休養中の幸さんが2月にも実戦に復帰する予定との報道があった。


うれしいんだけど早すぎてちょっと戸惑ってる。
「全治6ヶ月」と聞いていたので復帰は早くても春くらいで考えていたのに、
それを半分に短縮するなんて..鉄人はどんな境遇においても鉄人だった。

寒い時期なので無理はしてほしくないけれど、
本人からすれば少しでも早く戻りたいという強い意志があってこそのこのタイミングなんだろうし、
戻ってきたら今まで通り応援するまでだ。
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いよいよ枠順も決まって予想にも本腰が入るところでしょうか。
今年からYouTubeで見られるようになった抽選会は仕事をしながら様子をうかがってましたが、
これやっぱり楽しいですね。よくできたショー。
来年以降もずっとこのスタイルでお願いしたい。

ところで今週末は何だか予報が怪しい感じですね。
中山競馬場でも土日ともに傘マークが出ており、
確実に降るとまではいかなくとも、降っても文句は言うなよみたいな雰囲気。
馬場の影響も考慮して、となると少しめんどくさい。

ところで、雨の有馬記念て記憶にありますか?
僕がリアルタイムで競馬を見るようになって最初の有馬記念が、
サクラローレルが勝った96年なんですが、
以後20回以上の記憶を紐解いてみても、
満員のスタンドに傘の花が開いているシーンというのを見たことがない。
もちろん師走の夕暮れに差し掛かろうという時間帯だけに、
薄暗い空模様の中でレースが行われたことは何度もあるけれど。

リアタイ観戦うんぬんを抜きにしても、
過去の有馬記念なんてそれこそアホほどビデオやらで見てきたわけですが、
オグリキャップにせよトウカイテイオーにせよ、
いずれも天候には恵まれた中で行われた記録しかない。

平成の競馬を締めくくる有馬記念が、稀少な雨の戦いになるのかも。
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不定期的に復活する連載型展望エントリ第2弾。

さて。今年の有馬記念の最難関はキセキの取捨だと思っています。
ジャパンCで見せた痛快な逃げ、
アーモンドアイには屈したものの従来のレコードを大幅に上回るタイムで2着。
天皇賞3着に次ぐG1善戦で菊花賞馬完全復活を印象づけた。
その一方で、ただでさえ超絶な時計勝負に挑んだというだけでも反動が心配なのに、
あろうことか今回が秋4走目という。

充実か、それとも限界か。

条件的にも、広い東京でのびのび自分のペースで走らせたことが覚醒につながったとしたら、
コース替わりは決して歓迎材料とは言えまい。
脚質だけを考えたら中山の方が押し切れそうなもんだが、
そう単純なものでもなく。

馬券的にはレイデオロの次に多くの支持を集めることは必至。
ただ、ある程度は計算が立つレイデオロに対して、
こちらはコロッと負けてしまう要素がちらほら。
だからこそ余計に悩ましいが、
キセキの取捨を極めることが有馬記念勝者への道。
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はーい、有馬記念ウィークですよ。
皆さん今年の競馬はどうでしたか。

印象的だったのは、
ルメールのための有力馬使い分けであったり、
ノーザンファーム天栄をはじめとする外厩の威力の再認識であったり、
「強い者がますます強くなっていく」近年のトレンドが、
さらに色濃くなったことではないでしょうか。

その象徴的存在が三冠+ジャパンCを制したスーパー牝馬アーモンドアイ。
彼女が年度代表馬に選出されるのも必然の流れと言えそう。

もうひとつ、特に秋になって感じたのが「回避」の多いこと。
直近で言えばチャンピオンズCで有力候補ゴールドドリームが軽い歩様の違和感で取りやめたり、
ジャパンCでもマカヒキが「調子が上がらない」とかでパス。
3歳の日本ダービー馬ワグネリアンに至っては、
菊花賞トライアル神戸新聞杯を使っただけでコンディションを乱したとかで秋のG1は不出走。
少しでもおかしいと思ったらやめるというスタンスが定着しつつある。

これは前にも書いたかもしれないが、
社会全体の風土というか文化がそうなりつつある表れと捉えてよいのでは。
例えば台風が接近したら、
以前から「どんな手を使ってでも出社してこい」というのが当たり前だったのが、
「もう電車も止まるしねえ、自宅待機でいいよ」と判断基準が変わってきた。
無理はしない美学とでもいうか。

個人的にはそれは大賛成で、
もうどこでも仕事ができるこのご時世に「出勤する根性」みたいなものが評価される必要もない。
そう思って普段も災害時は自宅で作業をすることが増えた。

ただ、競馬はちょっと別じゃないかと思っていてw
せっかく楽しみにしているレースで、
有力馬がほんのちょっとした不安だけでいなくなってしまうのは、
エンターテインメント的側面から考えると大きなダメージでしかない。
もちろん大事故につながってからでは遅いというのは超正論なのだが、
サラブレッドなんてプロアスリートと同じで、
痛みや疲れを抱えながら戦うものではないのだろうか。

このまま「無理をしない美学」が強烈に浸透するようだと、
少し競馬はマズい方向に行ってしまうのではないかと危機感を抱いている。
これがノーザンファーム勢だけが勝手にやっているのならともかく、
他の陣営にも定着しつつあるのが非常に厄介。
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スローペースでありながらも縦長で進み、
4角を前で通過した5頭が、順番こそ変われどそのまま入線。
なおかつ入着差もバラバラで、
ハッキリ言って後ろの馬は全く勝負になっていない。
厳しさも機動力も問われない、凡戦としか言いようがないレースだった。
G1であることを考えればなおさらである。
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今日はこの秋三度目のウェディングにお呼ばれ。
家族3人での出席は疲れるけど楽しうございますな。
身内は身内で、友人は友人でそれぞれの良さがある。
「今後しばらくは呼ばれる予定もないやろなー」と終わるたびに毎回そう思うのですが、
意外とまた機会が訪れたり。

みなさんどうぞお幸せに。

ちなみに我が家は前日からやや緊迫した情勢だったのですが、
会場に到着して顔見知りの人々と触れ合うことで雰囲気が一変。
一時はどうなることかと思いましたが楽しく過ごせました。みんなありがとうw
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あまり時間がないので手短にシリーズ。
朝日杯FSはいつものルメール都合でスライドしてきたグランアレグリアが断然人気に。
まあサウジアラビアロイヤルCの圧勝ぶりからはそれも当然といえば当然だが、
いくら能力は高くても紅一点の環境で牝馬特有の難しさが顔を覗かせないか心配。
出遅れる、引っかかると心配な点も多い。内枠で揉まれてガチャガチャしないか。
いつもこんなこと言うてる気がするけどw

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いよいよ今週から坂井瑠星騎手が国内の競馬に復帰。
オーストラリア修行の成果を存分に見せてもらいたい。

ありがたいことに土日で計15鞍のオファーが。
もちろん中心は矢作厩舎からのものだが、
他厩舎からの依頼もあり、そこでどれだけアピールできるかが来季以降の成績に直結してくるはず。

今からワクワクしかない。

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いやー、寒い。
まだ12月に入ったところだというのに本気ですか?
今日なんかも防寒最強装備で仕事に行きましたけど、
決して大袈裟ではなかった。
あと3ヶ月くらいは冬が続くはずですが大丈夫ですかね。

春は遠い。

年末の阪神で圧倒的なパフォーマンスを見せた2歳女王が、
翌春にそのまま頂点を守り切る難しさは、
ここ数年の牝馬クラシック戦線を見ればわかる。
例えばソウルスターリングがよもやの形で桜花賞を落としたり、
ラッキーライラックがまだ見ぬとんでもない天敵に屈したり。

何が待っているかわからないのが未来である。
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クリスマス会から帰ってきて競馬のあれこれをチェック。
ひっくるめて言えば「現実を見せつけられた感じ」でしたね。
阪神ジュベナイルFは、
ここでの勝ち星がノドから手が出るほどほしいジョッキーの想いも届かず、
代打クリスチャンのダノンファンタジーが勝利。
これで秋華賞から続く外国人騎手のG1制覇は、
JBCを除いても8週連続となった。
春は色んな日本人騎手に栄冠が行き渡る優しい世界だったが、
どっこい秋は厳しい現状を突き付けられた。
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今週はブログおサボりウィークとさせていただいておりました。
更新せんでいいとなると楽ですね、夜の時間の過ごし方がだいぶ。
まあ普段はそんな慌ただしい思いしてまで書きたいと思えるのがよいことだ。

色々とニュースもありましたが、
とりあえず長谷川浩大調教師誕生はめでたいことで。
彼との接点については過去に何度も書いているので省略するけど、
決していい時間ばかりを過ごせたわけでもない中村均調教師の後継者になれるなんて、
終わってみれば最高の恩返しになるのでは。

騎手時代には果たせなかったG1制覇まで、残された時間はたっぷりある。グッドラック。
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かつて「砂のディープインパクト」と呼ばれたカネヒキリは、
クラシック三冠を駆け抜ける英雄と時を同じくして、
ダート路線を圧倒的な強さで駆け抜け、
3歳にして古馬を退けジャパンカップダートを制した。

その足跡を思い出させるルヴァンスレーヴが、
同じように同期の最強馬になぞらえて呼ばれるのも偶然だろうか。
「砂のアーモンドアイ」。
もっとも今度は性別差をも飛び越えてそう称されるのだから、
アーモンドアイのすごさを裏付ける現象とも言えるかもしれないが。

この勝利で理屈の上ではルヴァンスレーヴが最優秀3歳牡馬に最も近づいたが、
先日も書いたとおりJRA賞に輝くのは恐らくワグネリアン。
この馬は最優秀ダート馬をもらって終了、だろう。
仕方がないかもしれないが、
その無念を晴らすためにも来年は全戦全勝で年度代表馬を勝ち取るくらいの活躍に期待である。
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金曜の夜から突然の蕁麻疹発症で苦しんでる。
普段こんなの全くないだけに戸惑いを隠せない。
昨夜はあまり寝られず今日はずっとフラフラ。
それでも買い物の予定などをこなしてご飯づくりも平常運転で、
どうにかこうにかこの時間にたどり着いた。

チャンピオンズCも追っかけ確認になってしまったが、ルヴァンスレーヴ危なげなし。
デビュー時からダートのエリート路線を歩んできた逸材が、
早くもダートの王道を極めてしまった。
こういう馬が出てきてくれるのはうれしくなる。

ちなみに今回はサンライズソアから軽く買っていて、
馬連をウェスタールンドに割られてしまった。勘弁してよw
今週もおいしい昼ごはんを食べる作戦は失敗。
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あまり体調が良くないので簡単にいきます。

最近の流行である「大事を取って回避」がチャンピオンズCでも発動してしまい、
よりによってゴールドドリームが不在に。
ならば自ずとルヴァンスレーヴが中心を務めることになる。

それにしても「勝てばこの馬が最優秀3歳牡馬にふさわしい」という意見を目にしたときは、
軽く目からウロコが落ちた気分だった。
何も考えずにこのままだとワグネリアンだと思っていたが、
すでに交流G1を2勝、うち南部杯では古馬を負かしているという実績に加え、
JRAのG1も勝てれば説得力は十分。
と言いながらもどうせ記者の投票もうっかりこの馬のことは忘れていて、
三冠を分け合った中から「うーん、一番偉いのはダービー馬!w」みたいな形で、
ワグネリアンが選出される未来しか見えない。

ぜひともルヴァンスレーヴが勝って、せめて物議を醸す機会にしてほしい。
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サトノダイヤモンドが次の有馬記念を最後に現役を引退することが決まった。
うむ、よかった。
今でこそ、その威光も失せつつあるが、
デビューから歩み続けたその足跡は紛れもなくスターホースのものだった。
それゆえズルズルと復活の糸口を探りながら現役を続けるよりも、
キリのいいところで区切りをつける方が彼の名誉を守ることになる。

個人的にも早くから強い思い入れを持って追っていたし、
2年前の有馬記念では最高の形で馬券にも貢献してくれた。
できることならその再現でラストランを飾れればめでたしめでたしだが、
待ち受けているのは充実期を迎えた古馬のエース・レイデオロ。
現在のコンディションで逆転するのは難しいか..
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