「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2018年06月

父フランケル!母デインドリーム!!
世界的超良血馬ソリッドドリームが待望のデビュー!!
3歳未勝利..ダート1400m..鞍上は幸さん..

あっ..(察し)

この時期までレースに使えず、
血統的背景からして明らかにミスマッチなダート1400mで下ろさなければならない状況で、
全く本気度の感じられないジョッキーを乗せてくるという、
「あとはわかるな?」要素満載なこの感じ。
我々も大人です。ここは空気を読みましょう。そっ閉じ。
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和田竜二! 17年ぶりG1! テイエムオペラオーが後押し!!
てな具合に、せっかく頑張ったのになかなか話題にならないミッキーロケットかわいそうw
とはいえ単勝7番人気の伏兵で、
これまでG1では馬券に絡んだこともないとあっては扱いが地味になるのも仕方なし。
ここは主役を和田さんに譲っておいた方が後でいいことあるかもよ。

それにしても、
天皇賞のレインボーラインに続いて、
5歳のモブキャラたちに順番が回ってきているのは何を表しているのか。
世代の層の厚さか、それとも時代の端境期であることか。
かつてマカヒキやサトノダイヤモンドらがスター候補生のオーラを振りまいていた頃、
彼らは引き立て役に過ぎなかった。
それが、時代の移ろいをもって脚光を浴びる日がくるとはわからないものである。
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春のグランプリでありながら、
焦点が見えないなんて話をしていたけど、とんでもなかった。
2018年の春は「人のドラマの完結」という、
筋の通ったテーマの元で話が進んでいたではないか!

ということをゴール直後に思い出させてくれる、和田騎手の涙だった。
なるほどそういう総決算ね。
今まで競馬を見てきて、
あんな早くから泣きを確信させる仕草を見せた乗り役さんは初めてだw

かつてテイエムオペラオーとのコンビで王道を極めた若武者が、
17年の時を経て再びつかんだタイトル。
しかし最強の相棒はそれを見届けることなく、先月に急逝。
舞台は、彼らの牙城が崩されるキッカケとなった宝塚記念..
ドラマアンドドラマである。
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「春のグランプリ」と言いながら、
上半期に目立った活躍を見せた馬が出走に至らず、
どこかぼんやりと焦点が見つからない宝塚記念である。
大阪杯でG1初制覇を成し遂げたスワーヴリチャードは安田記念への挑戦を選び、
命がけの激走で天皇賞を制したレインボーラインは故障で引退。
ペルシアンナイトやアルアインらも休養を選んだ。
レイデオロもしばらくその姿を見ていないw

サトノダイヤモンドやキセキなど、
ネームバリューはそれなりの格を持ちながらも、
この春に何か印象的な走りができたわけではない上位人気勢に対して、
我々は何を期待すればよいのだろう。

そんな停滞ムードであれば、
香港から参戦してきたワーザーの底力に屈してしまうのではないか、
あるいは今までG1の壁にはね返されてきた馬でも足りてしまうのではないかと、
良く言えば発想を膨らませられる情勢である。
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うおー、久しぶりの自転車ネタだぞー。

はい。先週日曜は久々に自転車で遠出。
別に父の日だからというわけではないのですが、
割と早い段階でこの日はフリータイムを確保できそうとわかっていたので、
さてどこへ行こうか何を食べようか色々と思い悩んだ結果、
亀岡の「弁天の里」でTKG定食を食べに行こうということに。

他には大好きな保津峡の景色を見に行って、なおかつ神明峠に挑もうかとか、
アクセス重視で京見峠から中川の集落を通ろうかとか、
あるいは大原方面へ行こうかなどと他にも候補はあったのですが、
達成感と難易度のバランスを考えて亀岡へ。

■ こんな感じのルートに


高槻から府道6号を越え一瞬だけ亀岡盆地に入り、
すぐ府道423号を登って弁天の里へ。
そのまま豊能町の方から府道110号に入って茨木へ降りる案。

んー、そんなにキツくないやろけどロングライドも半年ぶりやし、
これくらいの難易度がちょうどええやろと、
謙虚な気持ちでルートを引いたのですがめちゃめちゃしんどかった。
3機くらい死んだ。

昨年の秋にも感じたけれど、ブランクは恐ろしい。
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あれこれ心配はしてみたけれど、終わってみればすべて杞憂に。
強かったですねルヴァンスレーヴ

● 2018年6月17日/東京11R:ユニコーンS
□ レース結果 (netkeiba.com)
予想エントリ:【予想■ユニコーンS】良血本領発揮の時、◎グレートタイム

案の定ゲートこそ遅かったものの、
外枠が奏功して自分のペースで前との差を詰めにかかり、
4角ではもう先行集団に取り付く勢い。
距離ロスを承知で前を射程圏に入れる、やや強引な競馬でありながらも、
直線では後続を突き離す一方。圧勝。
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ちょうど朝食を終え洗い物をしているタイミングで、「どーん」はやってきた。
下から家ごと突き上げられるかのような揺れ。
ダイニングで食事をしていた奥さんが、
慌てて隣に座っていた娘を抱きかかえる。
僕は咄嗟に「外へ出よう!」と声をかけ屋外へ避難。
その頃には震動も落ち着いていた..

いやいや恐かったですね地震。ビックリシタナモー。
我が家のあたりは震度5強に該当する地区で、
家具などの被害くらいは心配なレベルでしたが、
幸いペンギンのぬいぐるみが床に落っこちるくらいで無傷でした。

とはいえ電車はJRも阪急もアウト。
京都の事務所なら車でも行けるけれど、
間違っても無理する局面ではないので今日は自宅で軽く作業。
明日はどうなりますやら。
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父の日だからというわけではないけれど、
きょうは朝からフリータイムを獲得したので自転車に乗ってきた。
今年に入って初のロングライド。90km。死亡。

そこまでしんどいプランを練ったわけではないはずだが、まあしんどい。
「しんどいけど楽しかった」というよりも、
「楽しいけどしんどかった」というのが素直な感想w
自転車はまた行きたいけどちょっとルートは考えなければならない。

ただ、おいしいお昼ご飯を食べたり、
静かな山里で田園風景を見たり、
通りすがりのコンビニでアイスを食べたりと、
ロングライドの魅力はひと通り味わえるグレートタイムでした。
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展望エントリに書いたとおり、ルヴァンスレーヴの取捨が勝負の分かれ目。
外枠を引いたことで逆らうのはやや難しくなったが、
それでもやりようによっては勝負手を打てそうだ。

● 2018年6月17日/東京11R:ユニコーンS
◎ グレートタイム
◯ グリム
▲ ハーベストムーン
× プロスパラスデイズ
× トキノパイレーツ
× ベストマイウェイ
× ダンケシェーン
× ミックベンハー

グリム、ハーベストムーンとの三択の末にグレートタイムを中心に据える。
連闘でのヒヤシンスS参戦だったり、
鳳雛Sの急な乗り替わりだったりでどうもチグハグな印象だが、
母にダートの女傑ミラクルレジェンドを持つ良血がそろそろ本領発揮といきたい。

ここ数戦の行きっぷりの悪さを見るとマイル戦はやや短いようにも映るが、
ユニコーンSは割と外差しでも間に合う傾向にあるので問題ないと見た。
むしろレースレベルが上がった方が地力を余さず出し切れるのでは。
今度は休み明けを叩かれて狙いすましての参戦。
そういえば抽選をくぐり抜けた強運の持ち主でもある。
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今日は藤浪晋太郎に尽きる。
復活の白星。ここまで長かった。
6回1/3を投げて無失点。
走者を残しての降板になったのがやや残念だが、
総合的に見れば十分にナイスピッチングでした。

正直、楽天打線の不調ぶりに助けられた部分もあるし、
これでトンネル脱出を宣言するのも気が早いとは思うが、
とりあえず先発投手として仕事ができる状態にまで戻ったことを喜ぼう。
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ユニコーンSのルヴァンスレーヴは相当に危うい。
もし人気が集中するようなら、思い切って嫌うのも手。

「無敗のダート2歳王者が、前走をひと叩きして実績ある東京マイルへ」という事実だけを見れば、
逆らうのを諦めてしまうかもしれないが、
その内容を見れば付け入るスキは十分にある。

この馬、スタート下手でしょ。
全日本2歳優駿でもダッシュがつかず後方からの競馬になった。
まして芝スタートならどうなるか。
プラタナス賞でこの舞台は経験済みとはいえ、
少頭数で力量差も大きい2歳500万下と、
それなりに精鋭が揃う3歳ダート重賞ではテンから激しさが違う。
内枠でも引いて出負けして揉まれ込んだら戦意喪失みたいなシナリオにハマっても、
何ら不思議はない。

ましてソエやらで順調に仕上げきれてなさそうな点まで含めて考えると..

将来が楽しみなダート王候補ではあるが、
今回に関しては疑ってかかるのが正しいと見ている。
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2012〜13年って、近年の中央競馬においても屈指の黄金時代だったんだなということを、
過ぎ去ってから実感している。

オルフェーヴル、ジェンティルドンナ、そしてロードカナロアと、
顕彰馬に選出されるレベルの名馬たちが揃って現役生活を送っていたばかりか、
個性派として鳴らしたゴールドシップ、突然の超覚醒を遂げたジャスタウェイ、
若い世代ではアイドル的な人気を博したキズナに、その宿敵エピファネイア。
暗黒時代を経験した武豊騎手も復活を遂げつつあったし、
武幸四郎騎手はメイショウマンボとのコンビで再びG1戦線に返り咲いた。
短距離路線には先代の女王カレンチャンも健在だったし。

何これ超おもしろいやんw
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東西の重賞を差し置いて、
先週の競馬で最も注目を集めたのはサートゥルナーリアではなかっただろうか。
すでにエピファネイアやリオンディーズといったG1馬を輩出した名牝シーザリオと、
初年度産駒から二冠牝馬アーモンドアイらを出し前途洋々のロードカナロアの間に産まれた仔。
勝つのは当たり前、内容や将来性にどれだけ見どころがあるかという高いハードルを設けられ、
とりあえず無事にデビュー戦を勝利で飾った。

正直そこまで圧倒的に強いと思わせる内容ではなかったが、
かといってまだまだ本気ではないだろうし、
このレースだけを見て将来についてどうこう語るのはさほど意味のないことだろう。
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金本監督が就任以来最大の危機を迎えている。
チームとして思い通りの結果が出ていないのはまだしも、
期待されていたはずの若手育成が一向に成果を残せないばかりか、
采配面でも異様なまでにセーフティスクイズにこだわった挙句、
失敗したらその責任を選手に負わせるコメントまで発するように。
迷える主砲候補ロサリオは我慢強く使い続けたとは思うが、
最後はもう匙を投げんばかりの扱いで二軍へ。

就任1年目は「育てよう」という気概が随所に感じられ、
実際に楽しみな若手も出てきていた分だけ救いがあった。
昨年はベテラン中堅も一体となって、
地力では敵わなくとも総力戦で2位にまで順位を押し上げた。
そして3年目..
いくら野手陣の戦力に誤算が相次いだとしても、
このままでは「育てながら勝つ」の公約は破綻一直線である。

わかりやすい基準でいえば、
来年も続投してほしいかという問いかけに対し、
過去2年なら迷わず首を縦に振れたところが、
今はうーんどうなんでしょと正直迷い始めてきた。
こんなのは初めての感覚である。
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ソリッドプラチナムの仔スティルウォーターがマーメイドSに出走予定とのことで、
「母娘制覇へ」と記事にもなっていた。
うむ、懐かしいな。

06年のマーメイドSは、
阪神競馬場が改装工事中のために京都で開催された。
確か当時の番組では宝塚記念よりも後じゃなかったっけ。7月。
ちなみにその宝塚記念を勝つのはディープインパクトな。

単勝1番人気はヤマニンシュクル。
しかしトップハンデを苦にしてか大敗。
代わって大外から突っ込んできたのが、軽量49kgの3歳牝馬ソリッドプラチナムだった。

これがステイゴールド産駒にとって初めての重賞制覇。
「おぉ、種牡馬ステイゴールドもなかなかやるな」と素直に感心したのを覚えている。
まさかその後、競馬史に残る怪物をあれこれ輩出するとは思いもよらず。

ソリッドプラチナムの戦績を見ると、
3歳時に主戦を務めていたのが柴原史明騎手(今は助手さんかな)。これまた懐かしい。
さらに未勝利を勝った時の鞍上が☆川田将雅騎手というのも時代を感じさせる。
後の名手の減量時代の表記にプレミア感を覚えてしまうのは僕だけでしょうか。
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結局モズアスコットの連闘は何だったんだろうか。
矢作調教師のコメントを鵜呑みにすれば、
「追い切りだけでは仕上がらない、安土城Sを使ったのが勝因」ということになるが、
果たして本当にそうなのだろうか。
短い間隔で使わせたら日本一うまい調教師」という、
見出し映えのするコメントも手伝って、
「連闘したから勝てた」という話に落ち着きそうな気配である。

いやいや、それはさすがにミスリードでしょう。

もし仮に2週前の登録段階で出走可能な情勢だったとしても、
同じように「仕上げるために」安土城Sを使っていたとはとても思えない。
あくまで安土城S出走は安田記念に出るための苦肉の策であり、
取りこぼした時点で陣営としては終了を覚悟していたはずだ。

もちろん異例のローテを成功させた陣営の手腕は、
モズアスコットの頑張りと同様に称えられるものだ。
だが、今回の一連のドタバタ劇から察するに、
本質的には「連闘でも勝てた」と捉えるべきではなかろうか。

個人的に矢作厩舎は開業当初から注目していて、
それこそスーパーホーネットやグロリアスノアの時代から大変お世話になったものである。
その後はダービートレーナーになり、リーディングも獲得。
今は坂井瑠星の育成に尽力するなど、着実に成果を挙げてきている。
だからこそ、今回の勝利は手柄を誇張することなく殊勝に振り返ってほしかったというのが、
偽らざる本音である。
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久々に一軍に登録され、
西武戦に先発登板した藤浪晋太郎の投球を途中までテレビで見ていた。
結果は6回途中7失点。
またしても復活の白星とはならなかった。

ただ、内容には見るべきところがあった。
何より「ストライクを取るのに四苦八苦」という惨劇が見られなかったこと。
これだけでも今日のところは十分な収穫だった。
本当にダメな時はプロの投手としての体裁をなしていないレベルで制球を乱し、
例えば送りバントの構えをしている相手を平気で歩かせてしまうなど、
もはや試合にならないレベルで制球が狂ってしまう。
その悪癖が顔を覗かせなかったのが安心材料である。
※ 6回は見ていないので何とも言えぬ
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スワーヴリチャードの参戦で安田記念は一気にその価値を増した。
今、中央競馬で最も勢いに乗る存在が、
未知のカテゴリにあえて殴り込みをかけた意義は大きい。

とかく「適性」を重んじる時代である。
不向きな条件を徹底的に嫌い、
適鞍を求め簡単に海を渡ってしまう現代において、
わざわざ背負わなくていいリスクを背負うその姿勢は、
エンターテインメント的には称賛の気持ちしか思い浮かばない。

もちろん陣営としては、「な?おもろいやろ??」と言いたいわけではなく、
引退後に種牡馬としての価値を高めるために、
マイル戦でも結果を求めてというのが最大目的ということだろう。
正式にどこかでコメントがあったのかわからないが、たぶんそういうこと。
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先日のデイリーさんのコラムにこんな話題が載ってた。

■ 【競馬】JRAも検討求む!G1騎乗に絡む騎乗停止処分の救済ルール (デイリー)

要するに、せっかくのG1なのに主戦騎手が騎乗停止になって、
急な乗り替わりになったらおもしろくないでしょという話。
それを警戒して前の週に消極的な騎乗をされても困るし..という側面からも、
検討の余地はあるんじゃないですかという。

これね。ちょうど僕も何年か前に書いた覚えがあって、
今でも実現してくれないかと考えているところ。

■ 【弥生賞】福永祐一の騎乗停止処分について思うこと (2013年2月26日更新)

未来のダービージョッキーさんがやらかしてますわ。

「騎乗停止になる方が悪い」というのは大前提として、
それこそこないだの武豊騎手のサイモンゼーレみたいに、
馬の悪癖を御しきれずにペナルティを食らう形もあったりするので、
どうにかうまいこと落とし所を見つけられないかという思いは未だに根強い。
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