「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2017年09月

今週は幸さんのビッグウィーク(2010年菊花賞馬ではない)。
もちろんスプリンターズSでセイウンコウセイを春秋連覇に導くのが最重要項目だが、
お手馬ジュールポレールとともに臨む土曜メイン秋風Sも落とせない。
G1ヴィクトリアマイルでも3着と善戦した実績の主が、
準OPに降級とあっては普通に考えれば必勝の鞍。
万が一、取りこぼすようなことがあれば自ずと鞍上の責任問題になりかねない。
馬主さんがG1レーシングであることを考えれば特にその目もシビアであろう。

無事なら来年のヴィクトリアマイルを狙えるだけの器。
手放すわけにはいかぬ。
そう、だからここは絶対に負けられない戦い..!

と言いつつ、そんな時ほど落とし穴が待っているのが競馬だと知っている。
阪神マイル戦に適鞍があればよかったんだけど、中山だと何があるやら..
条件戦とはいえ休み明けで牡馬相手。簡単ではない。

簡単ではないけど絶対に負けられない。ああどうすればw

祈るような気持ちで見守る。取り越し苦労でありますように。
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日曜のシャンティイ競馬場は雨らしいですね..w
降水確率69%。70%ではないのか。
しかもニッカンによると、的中率が超高いサイトの予報らしく、
もう道悪不可避な状況。もちろん希望は捨てないけれど。

うーむ、持ってない。

フォワ賞ですらあれだけ失速してしまうほど適性面で苦しさを露呈。
さらに強力な相手が揃う凱旋門賞で、
同じような馬場コンディションであれば好走を期待するのは難しい..
いくら使われた上積みがあるとはいえ。
エネイブルら強敵との力関係どうこう以前の問題で、
白旗を揚げなければならないのかと思うとガッカリである。

もちろん、馬場適性も含めその馬の「強さ」だと思いますけど。
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圧巻でしたねレイデオロ。
休み明けでマイナス体重、パドックでもややカリカリ風味と、
嫌な予感を漂わせる要素もあったのですが、終わってみれば。
ダンビュライトやマイスタイル、
そしてサトノアーサーといった日本ダービー出走組だけでなく、
最大の上昇馬キセキも全く問題にしない2馬身差の完勝。
スワーヴリチャードとアドミラブルがいなかったことは考慮しつつも、
同世代の勝負付けを済ませて古馬戦線へといったところでしょうか。

すんなり通用するかどうかの見極めは非常に難しい。
世代レベルの話でいくと、ちょっと見劣りしそうな気もするし。
まあジャパンCまであと2ヶ月もあるので、ゆっくり考えましょうw
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やっと秋の競馬が来たって感じですな。
神戸新聞杯。
ある意味では真の3歳チャンピオン決定戦と位置づけてもいいくらい、
紛れのない真っ向勝負が繰り広げられる舞台。
好きです。

日本ダービー馬レイデオロ。
菊花賞には出ないのに、わざわざここから始動する。
本質的には2000mがベストに思えるし、
ころっと負けそうな気もする一方で、
ローズキングダムでも勝つくらいだからまず無難に立ち上がるのかな。

間に合わせてきた素質馬キセキ。
広いコースでじっくり競馬ができるこの条件はいいはず。
こちらも菊花賞はどうするか微妙なことを言うてた気がするけど、
レイデオロとの純粋な勝負を楽しみに。

サトノアーサーが本格化していればおもしろい。
もともと春の段階から「良くなるのは秋以降」みたいに言われてたし。
ただ折り合いに難があったことを忘れてはいけない。
少しでもリズムが狂うとごまかしが効かないレース。

脇役枠でダンビュライト、ベストアプローチ、マイスタイル、カデナ..
このへんが絡んでちょい好配当みたいな場面も。

いずれにせよ楽しみですわ。
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これは本物認定でよろしいか。
中京の新馬戦で32.6秒の超高速上がりタイムをマークし、
話題となっていたワグネリアンが野路菊Sも快勝。
初戦と同じく後方からじっくりレースを進め、
大外を通って一気の追い込み。
今回は上がり3F33.0秒を計測した。

これだけ速い上がりが出るコンディションなので、
あまり影響はなかったのかもしれないけれど、
早いうちに渋った馬場を経験できたのは大きな財産になりそう。
本当に強い馬は重馬場なんて苦にしませんからね。
とりあえずパンパンの馬場専用である心配は無用ということでいいでしょうか。

次はG1に昇格したホープフルSあたりが候補に入っているようで、
ますます注目度は高まります。
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和田さんカッコいい..!
自らの手でオークス2着へと導いたモズカッチャンを降ろされた屈辱を、
これ以上ない痛快な形で晴らしてみせた。
単勝8番人気の伏兵ラビットランで大外一気の強襲劇。
まだ500万下までしか勝ち鞍がないながらも、
「乗り味はトップクラス」と絶賛する新たなパートナーと秋華賞を目指す。

それにしても今年の和田騎手の充実ぶりは目を見張るものがある。
もし「敢闘賞」なる称号があるなら、迷わず彼を推したいくらい。
日曜の開催が終わった時点で73勝を挙げており、これは関西4位の数字。
毎週ほぼ全クラに騎乗するタフネスぶりは誰かさんと双璧を成すレベルで、
朝イチからメインまで存在感をフルに発揮している。

そんな活躍ぶりを象徴するのがモズカッチャンだった。
単勝12番人気でフローラSを制しオークスへのキップをつかむと、
本番でもソウルスターリングの2着に食い下がる善戦。
間違っても鞍上の不足で落とした一戦ではなかったのだが、
待っていたのはミルコへの乗り替わり。
それを運命や時代の流れとあきらめるのは簡単だが、
和田さんは違う形で新しい未来を切り開いた。

こうなればG1で最高の結末をと言いたいところだが、
こればかりはやってみないと..w

それでもおもしろいことになってきた。
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和田さん劇場でしたね。ラビットラン。
昨年の秋にダートでデビューしていたのを思い出す。
Tapit産駒の牝馬で、
いかにもノーザンファームが繁殖用に仕入れてきた感のある馬が、
こうして重賞を勝っちゃうんだから。
しかもダート向きのイメージに反して、芝で高速上がりを連発w
秋華賞でどうなるかはわかりませんが、
今後も個性派として活躍に期待。

あと日曜の出馬表をぼんやり見てたら、
ロライマとバティスティーニが同じレースに出ていて、
「は?何でマツクニ厩舎こんなとこで2頭出し??」と首を傾げていたら、
バティスティーニが池添学厩舎に移っていてワロタ..
もう完全にオワコンなのか松田国英厩舎は..

そういえばスマートオーディンの動向も全く聞かなくなったな。

あと阪神の新馬戦でザウォルドルフの妹ダノンチェリーがきっちり沈んでてワロタ..
確か兄も昨年のこの時期にデビューしていた気がする。
結果はご存知のとおり。
兄は結局、最後はダート1000mというとんでもない条件まで試されながら、
勝ち鞍を挙げられず抹消されたが妹はこの先どうなる。

とりあえず母ウィーミスフランキーは新しい地雷繁殖牝馬認定。
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台風の影響で開催が危ぶまれる日曜の阪神競馬場。
ローズSは雨のイメージが強いですね。
過去10年でも半分くらい降ってるんじゃないですか?

昨日も書いたとおりアドマイヤミヤビが引退。
有力馬の一角を欠くことになりましたが、
それでもずっとハイレベルと言われてきた3歳世代の牝馬たち。
さすがにいいメンバーが揃いました。

ファンディーナの第二章は用意されているのでしょうか。
衝撃のデビュー3連勝は、
その勝ちっぷりにファインモーションを重ねて見る声も多く聞こえました。
そして皐月賞への挑戦。
さすがに無謀に映るプランでありながら、
単勝1番人気に支持されるあたりがこの馬の持つ「何か」を感じさせます。
オークス・日本ダービーには向かわず潔く撤退。そして秋へ。
ここから新たな道のりが始まるような。そんな予感。
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三連休だというのに台風。なんておもしろくないんだ。
競馬の開催にも影響しそうですが、
とりあえず明日の関西はただの雨。
ただの雨って何ですか。

ところでアドマイヤミヤビが屈腱炎を発症し引退ですってね。
普通に秋華賞の有力候補だっただけに残念。
そしてルメールの勝負運下落を感じる。
今のうちに悪いことはすべて済ませておいてください..

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ふぉわ〜これは思ってたのと違う。
凱旋門賞制覇を目指して前哨戦のフォワ賞に出走したサトノダイヤモンド。
相手関係から「とりあえずここは勝って本番へ」と見られていたが、
まさかの4着に終わってしまった。

ルメールは敗因を馬場に求めているようだが、
もしそれが事実であればなかなかしんどいことになった。
凱旋門賞本番とて馬場がどうなるかはわからないし、
これまで日本馬が善戦してきた時はむしろ馬場が悪いときで、
高速馬場だと昨年のマカヒキのように道中で脚を削られて終了みたいなケースも。

もちろんサトノダイヤモンドがどちらのコンディションに向いているかは、
現時点で結論は出せないけれども、
いずれにせよ「重い馬場だとだいぶしんどい」という覚悟を据えさせられた事実は重い。
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いやいや、ファインニードルが勝ちますか。
確かに北九州記念は脚を余しての敗戦で、それでも5着に来ていた。
とはいえハンデ戦でそもそもOPでの実績に乏しく、
G2で通用するかどうかは不明瞭だったはず。
それがうまく好位インを立ち回って、
フィドゥーシアを目標にする形でレースを進めてきっちり抜け出すんだから、
非凡な能力を持っていたという見立てが正解だったのでしょう。

しかし何が恐ろしいって、この馬を単勝1番人気にしてしまう馬券師たちですよ。
いくら大外枠に入っちゃったとはいえ、
普通はフィドゥーシアに票が集まるじゃないですか。
それをいとも簡単に見破っちゃうんだから..
石橋脩騎手とミルコ、重賞でどっち買うかという選択といえばそうだけど。

秋の阪神開幕週から早速「ライバル」たちの底力に感服です。
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金曜の夜に缶ビール飲んでたらそのまま寝てしまったのが昨日非更新の理由。
いや、いいもんですね。これが精一杯の娯楽。

そして始まりましたね秋の阪神開催。
昔はここからすごくワクワクした気がするのですが、どうも最近は..
季節の移ろいを感じるのは、もう少し先かもしれません。

それでも楽しみな2歳馬が出てきました。
ビリーヴの仔ジャンダルム。
父がKitten's Joyと日本ではあまりなじみのない血統で、
かつ池江厩舎というのは珍しいと思っていたのですが、
武豊騎手も絶賛の勝ちっぷり。

さあどこまで出世できますか。
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●9月5日/第21回戦
T 021 011 002 = 7
C 203 000 102 =8x

●9月6日/第22回戦
T 010 000 110 00 = 3
C 000 000 030 01 = 4x

●9月7日/第23回戦
T 300 100 000 = 4
C 002 040 00x = 6

マツダスタジアムで3連敗。これが現実。
まあその、ここ最近の好調ぶりも下位チームに最低限きっちり勝っただけで、
逆転優勝できるとはこれっぽっちも思っておらず、
むしろよくこの時期にここまで踏ん張れた感の方が強かった。
なので別に勝負弱いとかいつもの失速とかいう感想は一切なく、
それどころか大山や中谷が将来につながる仕事をしてくれたし、
試合としても見ごたえがあって終盤までよく食い下がったなと、
どちらかといえば清々しい気分で最期を迎えた気がしてる。

とはいえドリスが打たれマテオが打たれ、秋山が打たれと、
今年の戦いぶりを全否定されるような内容でしたけどw
特に広島戦で今季初登板の秋山がどれだけやってくれるか期待してたけど、
さすがに他の打線とはちょっと格が違ったようで。
いつもなら100球で8回くらいまで行けるのに、
今日はもう5回でいっぱいいっぱい。

いつかやり返してやりましょう。

それにしてもマツダスタジアムの雰囲気すごい。
2戦目8回ウラの新井さん出てきたときの歓声とかとんでもない。
逆に阪神の応援は席数もわずかなのか蚊の泣くようなレベル。
これだけアウェイ感にさらされる空間なかなかないで。続きを読む
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女性騎手初のJRA重賞制覇なるかと注目を集めた小倉2歳S。
藤田菜七子騎手のフローラルシトラスは、
単勝6番人気と「勝負圏内」の評価を集めたが、
残念ながらシンガリ負けに終わった。

「チャンスはある」とポジられてはいたものの、
現実的には新潟の直千を勝ち上がって小倉への転戦と条件は厳しく、
開催最終週で内枠が当たり、
なおかつ序盤からハイペースを刻まざるを得なくなっては..

とはいえ、ハナを主張して「やることはやった」点は評価しなければならない。
あれがもし、揉まれて戦意喪失みたいな内容では何も残らなかったが、
与えられた条件のもので最善を尽くせたのがせめてもの意地。

少なくともネガティブな印象を与えるレースではなかっただろう。
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まさに順風満帆。
オルフェーヴル産駒がもう重賞を勝ってしまった。
これから数多くのタイトルを積み重ねていくであろう道のりの第一歩である。

それにしてもロックディスタウンは強さは印象に残った。
レース内容もさることながら、特筆すべきはその万能性。
新潟で超スローのヨーイドンを32秒台の上がりでまとめた後、
今度は札幌開催最終週で時計のかかる馬場をマクり気味の競馬で押し切る。
馬場が展開がと適性が細かく分かれる現在の競馬において、
オールマイティな強さを発揮した父を思い出させる孝行娘の走りであった。

パドックの映像は確認できていないのだが、
レース内容を見る限りは心配された気性面の問題もクリアできてそう。
まだこればかりは予断は許さないが..

この後は順調なら阪神JFに照準を合わせてくることになりそう。
阪神のマイル戦も軽くクリアしてくれるのではないだろうか。
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うおおおキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
夏の小倉競馬が全日程を終了し、
幸さんが開催リーディングの座に!!

おめでとうございます。

土曜に2勝を挙げ、日曜にも午前中に1勝。
どうにか安全圏に入ったかと思いきや、
武豊騎手の猛追に遭い最終的には1勝差。
接戦になりましたが、どうにかリードを守り切ることができた。

事前のエントリで有力馬を挙げ、
「この中で3つ勝てれば大丈夫」と見た通りの結果でしたw
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さすがオルフェーヴル産駒である。
ロックディスタウンが札幌2歳Sを勝ち、重賞初制覇。
同期の新種牡馬の中でも「一番乗り」のタイトル獲得となった。
最初はもうちょっと時間かかるかなと思わせておいて、
きっちり要所は取っていく。

余談ながら、ゴールドシップ産駒の活躍を待つ身からすれば、
うらやましいを通り越してずるい感すらあるw
ここまで順調な滑り出しは望めないだろうなと。

しかし最終レース後のお披露目会の写真なんかを見ていると、
相変わらず元気そうでとりあえずよかったと安心してしまうのであった。
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シルバーステートがいよいよ終了か..
屈腱炎を発症し、再び長期休養を余儀なくされることになってしまった。
秋は毎日王冠からの始動が予定されており、
うまくいけばキタサンブラックらトップクラスとの対戦が待っていたのだが。
未完の大器はまたしてもヴェールを脱ぐことなく戦場を離れる。

現実的にもうワンチャンスを求めるのはしんどい。
早めに戻ってきたとして5歳の暮れ、あるいは6歳。
そこからベストパフォーマンスが発揮できるとは、どうも考えにくい。
もちろん可能性はゼロではないが、
このまま近年を代表する「たらればホース」になってしまいそうだ。

この馬については藤原英昭調教師が、
「とにかくこの馬は運。それだけ」というコメントを残していたのが印象的で。
確か垂水Sを圧勝した後だったかと思う。
脚元の爆弾には細心の注意を払うのは当然。
それでも運がないと走り続けることはできないという悲壮感が漂う言葉だったが、
残念ながらこの馬に運が向くことはなかった..


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いよいよ夏競馬も最終週。
小倉・新潟・札幌の各開催も終了するわけですが、
何と小倉のリーディングジョッキー争いで幸さんが首位に立っているらしい。

リーディング..幸..首位....なんて甘美な響き..

2位の武豊騎手と2勝差、3位の川田騎手とは3勝差。
最終週はいずれも小倉にどっしり腰を据えての騎乗で、
「直接対決」で勝負の行方が決まる。

■土曜の障害2クラを除く魂の22クラ騎乗でございますw
miyuki_sat
miyuki_sun


まだまだ残暑厳しい折、平地戦全22クラに騎乗してしまう(41)。
とはいえ別に勝負をかけているわけではなく、いつものスタイル。
これだけ乗れることもありがたいし、応援する甲斐もあるというもの。

もちろん量だけではなく、さらなる白星を計算できる駒もそこそこ揃っている。
土曜なら順番に3Rペガッソ、6Rプライムタイム、8Rヴェンジェンス、11Rニシノラッシュ。
そして日曜は2Rサウンドビクトリー、4Rマジョラム、12Rディスピュート。
これらの有力馬を含めて3つ勝てれば、
他の追い上げに遭ってもどうにか振り切れるんじゃないかと..
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