さすがの彼とて勝つマシーンではないということか。
まさかの大敗◎キタサンブラック。
直線半ばで一度は先頭に立ちかけたものの、
あっさりと外からサトノクラウンに交わされると、そのままズルズルと後退。
ずっと高いレベルで安定した走りを見せていただけに、
信じられないような負け方だった。
心配された馬場も、2:11.4で決まるコンディションにまで回復。
道中は3番手から問題なくレースを進めていた。
序盤やや引っ掛かり気味だったことや、
それからサトノクラウンに突かれる場面があったことなど、
多少は気になる要素もあったとはいえ、
これまでの走りを考えれば克服できることだったはず。
ということは、「見えない疲れ」に敗因を求めるしかないのかなあ。
行きたがったのもちょっかい出されて反応したのも、
メンタル的にちょっとよくない状態だったのかもしれない。
心身ともにスキのない完成の領域に差し掛かったと感じたが、
残念ながらその期待は叶わず。
そして凱旋門賞への参戦も早々に撤退が決まってしまった。
武豊騎手にとってはむしろこちらの方が痛恨なのでは。
もともと遠征には消極的とされていたオーナーサイドからすれば、
引っ込めるのにはちょうどいい結果だったとも言える。
秋は天皇賞や有馬記念がターゲットになるとのことだが、
この一戦で長い夢から覚めたような、そんな感覚に陥ってしまうのであった。
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まさかの大敗◎キタサンブラック。
直線半ばで一度は先頭に立ちかけたものの、
あっさりと外からサトノクラウンに交わされると、そのままズルズルと後退。
ずっと高いレベルで安定した走りを見せていただけに、
信じられないような負け方だった。
心配された馬場も、2:11.4で決まるコンディションにまで回復。
道中は3番手から問題なくレースを進めていた。
序盤やや引っ掛かり気味だったことや、
それからサトノクラウンに突かれる場面があったことなど、
多少は気になる要素もあったとはいえ、
これまでの走りを考えれば克服できることだったはず。
ということは、「見えない疲れ」に敗因を求めるしかないのかなあ。
行きたがったのもちょっかい出されて反応したのも、
メンタル的にちょっとよくない状態だったのかもしれない。
心身ともにスキのない完成の領域に差し掛かったと感じたが、
残念ながらその期待は叶わず。
そして凱旋門賞への参戦も早々に撤退が決まってしまった。
武豊騎手にとってはむしろこちらの方が痛恨なのでは。
もともと遠征には消極的とされていたオーナーサイドからすれば、
引っ込めるのにはちょうどいい結果だったとも言える。
秋は天皇賞や有馬記念がターゲットになるとのことだが、
この一戦で長い夢から覚めたような、そんな感覚に陥ってしまうのであった。
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