「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2017年02月

阪神競馬場に春の嵐が吹き荒れました( ゚д゚)ポカーン

● 2017年2月26日/阪神11R:阪急杯
□ レース結果 (netkeiba.com)
予想エントリ:【予想■阪急杯】シュウジよ誰を連れて来てくれる?

まさかまさかの大波乱。
シュウジもロサギガンティアも馬群に沈み、
8歳にして初ダートのナガラオリオンが3着に入って3連単は200万円オーバー。
とんでもない結末になってしまいました。
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例によって混迷を極める短距離路線。
ミッキーアイルが引退し、
現役トップの座にいるはずのビッグアーサーも高松宮記念の回避が決定。
さらにシルクロードSを勝ったダンスディレクターも骨折が判明と、
完全にトップが空位になっている状態。
レッドファルクスが安定勢力として定着するとも思えず..

乗換なしで頂点まで続いているかもしれない阪急線。
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Jリーグが開幕しましたよ。
以前はチューリップ賞の日に開幕というのがデフォだったのですが、
最近は前倒しで2月末の土曜日にスタート。
ちょうど阪神・中山開催の初日に重なるのが、
春の風物詩っぽくていいですね。

ちなみにガンバ大阪の試合は明日な。

アーリントンCのミラアイトーンは残念でしたねえ。
力を出し切っての敗戦ならまだしも、
あれだけ引っ掛かってしまっては競馬にならぬ。
武幸四郎騎手としても悔いの残るレースになっちゃいました。

とはいえペルシアンナイトは強かった。
まだまだ止まらぬミルコの勢い。

小倉は春の藤田菜七子祭りあり、
大逃げハマって単勝万馬券ありとこちらも楽しそうでした。

そして日曜は中山記念アンド阪急杯。
どちらも強い馬の強いレースが見られそう。

春ですな。
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いつもより1日早い週末雑談。

96年秋に競馬を見始めてから、これまで数多くの名騎手の引退を見届けてきた。
田原成貴、南井克巳、河内洋、岡部幸雄..
輝かしい実績を残し、
惜しまれながらも拍手で送り出されたケースもあれば、
佐藤哲三や後藤浩輝のように、
よもやの形でキャリアに終止符が打たれたこともあった。
そういえば藤田伸二のような特異な事例もあったっけ。

そして、2017年2月。武幸四郎騎手が引退する。

思えばデビュー時を知る名手の引退を見るのは初めてのイベントである。
武幸四郎を名手と呼ぶかの議論はすっ飛ばすとして、
「名手」と呼ばれるだけの乗り役ならば、
普通に20年くらいの年月は現役を続けるわけで、
その最初から最後までを見守ろうと思えば当然20年の月日を要する。
ようやく自分もその領域に達したということか。

通算勝ち数はともかく、
大きいレースで存在感を何度も発揮してきた彼は、
間違いなくジョッキーとして成功を収めたと言える。
完全に終わったと思われたキャリア晩年にメイショウマンボと出会い、
そしてG1を3つも勝ったその「勝負運」は、
厩舎の指揮官としても味方となるはず。

第二のホースマン人生に幸あれ。
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「来年のフェブラリーSにはこの馬が」と想像を膨らませるのがヒヤシンスSのたしなみ。
実際にゴールドドリームがサクセスブロッケン以来史上2頭目となる、
「ヒヤシンスSとフェブラリーSダブル制覇」を成し遂げたように、
明るい未来へとつながっているレースである。そうでないこともあるけど。

まずはエピカリス。
ペースが落ち着いて楽に3番手を取れたとはいえ、
多頭数の内枠で揉まれても崩れないメンタルの強さを見せながら完勝。
逃げたアディラートの武豊騎手いわく「砂が深くなっていた」ラチ沿いを力強く伸びた点は、
高く評価してもいいのでは。
今までとは違う競馬を経験できたことも収穫と言えそう。

これでケンタッキーダービー出走に必要なポイントも獲得でき、
UAEダービーも含めて海外が選択肢に入ってきた。
昨年ラニが切り開いた道を新たな挑戦者が歩むストーリーにはロマンがあるが、
3歳の早い時点で海を渡るリスクの大きさも無視はできない。
通用する、しないの問題ではなく、
もし自分が一口を持っていたとしたら絶対に行ってほしくない冒険であるw

最近でもゴールデンバローズが遠征のあと調子を崩したし、
この件になると未だにフラムドパシオンのことも思い出してしまう。

遠征を敢行するならば楽しみは膨らむ。
そしてその後も元気に走ってくれることを願うばかり。
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絶好調!真冬の恋〜スピードに乗って〜♪
はい、終わってみれば固め打ち芸人ミルコの勝負強さが光りました。
そしてゴールドアリュールよ安らかに。

● 2017年2月19日/東京11R:フェブラリーS
□ レース結果 (netkeiba.com)

チャンピオンズC凡走から何事もなかったかのように巻き返したゴールドドリーム。
そして堅実ベストウォーリア。
「勢いか、条件への適性か」でアタマを悩ませた勝負の行方は、
東京ダートマイルの走り方を熟知した2頭のワンツーに終わりました。
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ゴールドアリュールが亡くなってしまった。
よりによってこのフェブラリーSの週に..
今季もバリバリ種牡馬としての仕事をこなしている中での悲劇となってしまった。

その足跡は今さら説明不要かとも思うが、
何がすばらしいって種牡馬として優秀なダート馬を次々に輩出したこと。
エスポワールシチー、スマートファルコン、コパノリッキー、クリソライト。
自身がダート王として実績を残し、
そして次世代にもその能力を伝えるという、
競馬の世界では当たり前の「血のつながり」を、
恐らく日本のダート界で最初に実現させた馬ではないだろうか。

少なくともライブリマウントやウイングアローには成し得なかった偉業である。

しかも、アドマイヤドンやカネヒキリ、ヴァーミリアンら、
その後の王者たちですらまだその域には到達できておらず、
今後の見通しも決して明るいとは言えない状況。
それが余計にゴールドアリュールの偉大さを物語っているとも言える。

「ダート馬でも血は残せる」というメッセージを残し、この世を去ったゴールドアリュール。
彼に捧ぐ一戦として、フェブラリーSとヒヤシンスSを見守りたい。
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以前は「阪急杯と中山記念の日から陽差しが明るくなる」論者だったが、
最近はフェブラリーSもなかなか暖かなレース映像が頭に浮かんでくる。
春はもうすぐそこまで迫ってきていると信じたい。

フェブラリーSの枠順が出ました。
ますますよくわかりません。
ミルコの勢いにあやかってゴールドドリームでも遊びでポチろうかと思っていますが..
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今さらながら、フェブラリーSは馬券を検討する上で非常に奥が深いG1であることに気づいた。
前哨戦を含む参考レースに同距離1600mの番組が存在せず、
かしわ記念や南部杯といった交流G1とは馬場もコース形態も違う。
さらにはスタート地点の芝に対する適性の判断も難しい。
チャンピオンズCや東京大賞典に川崎記念、東海Sからの距離短縮組、
そして根岸Sからの距離延長組が、
「東京1600m」という特殊な条件にフィットするかを見極める眼が問われている。

明確なヒントが与えられないままチャレンジしなければならない謎解き。

アドマイヤドンやカネヒキリ、ヴァーミリアンにエスポワールシチーと、
歴代のダート王たちは問答無用で挑戦者をねじ伏せてきたが、
今年は混戦ムードで細かい向き不向きの積み重ねが勝敗を分けることになりそう。
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いわゆるレリゴーである。
京都記念のマカヒキは3着に敗れた。
最強と称される4歳世代の頂点を極めた日本ダービーの復帰戦だけに、
勝てばそりゃもう盛り上がったとは思うが、
海外遠征帰りで厳冬期での始動、
まして前日の雪の影響で渋った馬場と厳しい条件が揃った中で、
サトノクラウンらを退けるのは簡単なタスクではない。

これがもし見せ場もない大敗だったらさすがにショックもあったが、
それなりの内容でカッコはつけてくれたので十分でしょう。
単勝1.7倍まで売れるのもわからないではないが、
さすがにそれは買う側にも責任が..
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馬券が当たって早くClub A-PATで最新の投票成績を確認したい時に限って、
順延やらメンテナンスやらで更新が遅れるのやめてほしいw
しかも今週は15日までアクセスできない。かなしみ。

● 2017年2月12日/東京11R:共同通信杯
□ レース結果 (netkeiba.com)
予想エントリ: 【予想■共同通信杯】「3強」の一角を崩せエトルディーニュ

今季2戦目の馬券も狙い通りに的中。
もうちょっとスマートに取れればいいんだけど、まあ贅沢は言わない。
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おはようございます。
昨日の競馬で何が驚いたって、
東京最終のアルーアキャロルが大敗を喫したこと。
1000万下条件では明らかに抜けた実力の持ち主でありながら、
出遅れて引っかかるチグハグな競馬になり、
直線半ばで脚色が怪しくなり失速..

万が一、複勝が1.2倍つくなら複コロに使っていたほど「堅い」と思ったコマ。
実際に複勝の売れ方もかなり集中していて、
勝ったゴールデンバローズの単配当が610円に対して複配当が500円とハネ上がった。
たまに票数の少ない未勝利戦で似たような波乱が起こるのは見る機会があるけれど、
最終レースでここまでというのはなかなかお目にかかれない。

競馬 is おそろしい。
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今週末も【!】である。京都と小倉の雪が心配。
めずらしく楽しみなレースが多い一日だけに、
何とか3場とも無事に開催されることを願うばかり。
もし大寒波が競馬ファンであれば速やかに撤退してほしいところ。
お前も明日の競馬が見たいだろう?
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エアスピネルが負けてしまった(´・ω・`)
特殊な展開にハメられてのもので力負けではないとは思うが、
このへんは軽くクリアして安田記念まで行けると期待していただけに、
ここでつまづいてしまったのが残念。
2着の確保すらできなかったので、
予定通りのローテで行くならマイラーズCは必勝態勢ですな。
次は巻き返しを。

それにしてもブラックスピネルが逃げるとは。
ミルコがうっかり好発を決めちゃったのを見て、
いつぞやのジャパンCでのエイシンフラッシュの逃げを思い出したけれど、
今回は馬の方も初めての戦法に戸惑うこともなく、
十分すぎるほど息を入れて上がり3F32.7秒で後続を完封。
意外な形での重賞初制覇となりましたとさ。

それにしても、ラップタイムの表示されない競馬中継がこんなにつらいもんだとはw
あまりじっくり競馬を見られる状況ではないので、
今年になってからぐりちゃの契約を我慢しているんですけど、
東京新聞杯の超スローっぷりもゴール後に掲示板が映されて初めて把握したほど。
これはもどかしい。

フジ系列に限らず無料で見られる競馬中継は、
相変わらず出演者の予想がどうで馬券が当たったかどうかの話ばかりしている。

全然おもしろくない。
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ミリッサはもったいなかったねえ。
4角最後方から追い込むも3着まで。
どういうアレでポジションを下げてしまったのかよく確認できてないけど、
あのペースで後ろに押し込まれてしまうと厳しい。
ここを勝って桜花賞出走を確実にしたかっただけに、
どうプランを立て直してくるか。
ダイワメジャー産駒だけにオークスへ切り替えていくのも得策ではあるまい。
フィリーズレビューあたりで一発勝負に出たいところだが、
そうなれば今度は地獄の抽選大会が待っている..さあどうする。
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次々に好素材を送り出す恐るべき名繁殖牝馬シンハリーズ。
エルフィンSに出走するミリッサも、
きっと桜花賞のゲートにたどり着く器なのではなかろうか。
新馬戦は中団待機から4角手前で一気にスパートし、
6頭分くらい外を回りながら先頭に立つと、そのまま押し切り勝ち。
レースの上がり3F11.5-11.1-11.2秒を自ら作ってしまうその能力の高さは、
やはり血統に裏付けられたものだろう。

キャリア1戦ながら余計なステップを挟まずOP特別に臨むその過程は、
オークス馬の半姉シンハライトをそのまま思い出させるもの。
たった一度の失敗が大きなダメージとなる桜戦線を、
また飄々と駆け抜ける天才少女の姿が見られそうな予感。
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最後のマジックへお膳立ては整った。
先週の平場500万下を勝ったミラアイトーンのアーリントンC参戦が決定。
鞍上はもちろん武幸四郎騎手で。

武幸騎手の調教師転身が決まったとき、
「デビュー週と引退週に重賞勝ちが見られるかも」なんて冗談半分で書いたけれど、
こうして大きなチャンスが巡ってくるあたり、やはりタダモノではない。
彼らしい伏兵での一撃を想像していたけれど、
先日の勝ちっぷりを見る限りミラアイトーンはかなり有力視できそう。

オースミタイクーンのマイラーズCから20年。
以来、阪神のマイル戦では数多くの重賞勝ちを重ねてきた。
コースの形は変われど「マジック」はきっと健在のはず。

どうかハッピーエンドが待っていますように。
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サトノアレス、戸崎騎手と新コンビでスプリングSへ。
またこのパターンか。
いや、別にG1を勝った四位騎手が降ろされることが言いたいのではなく、
鞍上が空白になった有力馬にすかさず戸崎騎手が起用される流れ。

どうしてこうなるんでしょう。

戸崎騎手を起用する陣営よりも、
むしろ問い詰めたいのは戸崎騎手のほう。
なぜ200勝近い勝鞍を挙げていながら、
大事なクラシック路線の予定が全く埋まっていないのだろうか。
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