「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2016年09月

早いものでブログを始めてから12年が経ちました。
だいたい毎年この時期に節目を迎え、
それについて心境をつづってきましたけれど、
さすがに12回目ともなるともう書くこともなくなってくるw

最近ちょっと盛り上がりに欠けるなと思うのは、
馬券をあまり買わなくなったからですかね。
ヒャッフーな的中報告も、伝説的な外し方をすることも少なくなった。
その浮き沈みを第三者目線で見るのもブログの楽しみの一つなんですが、
このところはどうにも無難路線を歩んでいるせいで危うさがないw
それも勝つための策だから仕方ないんですけど。

時代や自分の境遇に合わせて変化を遂げながらも、
しぶとく続いてゆく当ブログを今後ともよろしくお願いします。
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春先に飛び出したネタがいよいよ現実になろうとしている。

■大阪杯、来春GI昇格!有馬記念後12・28「木曜」開催も(サンスポ)
春の伝統のGII戦、産経大阪杯(阪神、芝2000メートル)が来春からGIに昇格することが23日、分かった。名称は大阪杯になる見込み。また、JRAは来年、有馬記念後の12月28日の木曜にも開催を行う方針で、GIへの昇格を見込むホープフルS(中山、芝2000メートル)が同日のメインとなる予定だ。

春競馬を盛り上げてきた中距離GIIが、来年から大阪杯の名称でGIに昇格する。JRAにとって、春の古馬中距離路線を充実させることは最大の懸案事項で、数年をかけて検討してきた。

 現在は4月下旬から5月上旬の天皇賞・春(芝3200メートル)と6月下旬の宝塚記念(芝2200メートル)のGIが2つあるが、芝1800〜2000メートルの中距離GIはなかった。近年、中距離に適性をもつトップホースは、海外のドバイ、香港、豪州に活躍の場を求める傾向が強くなり、JRA関係者は「春に国内で中距離の一流馬が走る舞台を作りたかった」と明かす。

 既存の大阪杯をGIに昇格させることで、番組上においても混乱をきたすことなく、他のレースにも影響ないと判断。昨年はGI馬6頭、今年もキタサンブラックなどGI馬5頭が出走し、近3年のレーティングは平均で約117になるもよう。GI昇格の基準である近3年の平均115をクリアしている。

 また、来年は12月24日に予定される有馬記念のあと、28日の木曜にも開催する方向。昨年、競馬施行規程の一部を改正して、農林水産省令で定める開催の日取りに曜日にかかわらず12月28日が追加され、開催が可能となった。仕事納めの企業が多く、JRA内部でも平日開催に対する不安の声もあったが、24日が最後となると翌年最初の開催まで2週間近く間隔があくことになり、今回開催に踏み切った。なお、この日のメインはGIに昇格するのが既定路線である2歳のホープフルSを据える予定だ。

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日曜阪神5Rの新馬戦は期待通り、いやそれ以上の内容でしたね。
断然の1番人気に支持されたエアウィンザーが抜け出しにかかるところ、
内で脚をタメていたムーヴザワールドがゴール前強襲。
2頭が並んでのゴールは、
わずかにムーヴザワールドの方が先着しておりましたとさ。
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オールカマーは春の天皇賞以来となったゴールドアクターが勝利。
これでこの阪神&中山の重賞は、
「休み明け秋初戦、単勝1番人気」の馬が6連勝を飾ることになった。
祭りの準備がはかどる感じで楽しい。
言われるまで気づかなかったけど。

ゴールドアクターは春の天皇賞で大敗を喫して以来の実戦。
当時は激しいイレ込みで自滅する形になったが、
地元の中山に戻れば「先生」の威厳たっぷりの勝ち方であった。
春も日経賞をステップにしたローテで、
最近はないがしろにされがちな前哨戦をマジメにこなす性格には好感が持てますねw

ジャパンCも有馬記念も楽しみ。
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過去20年ほどの脳内記憶映像を振り返っても、
雨が降ったレースがありませんな神戸新聞杯。
今年も、夏の名残を思わせる気候のもとで行われた菊花賞トライアルです。

ゴール前は一瞬ヒヤリとさせられましたが、まずは完勝サトノダイヤモンド。
最後の一冠へ無難に好発進。

ひと夏を越したとはいえ、馬体重は増減ナシ。
デビューから殆ど数字には変動がなく、
確かに最初から完成されている感が強かった。
それゆえガラリと変わったところはないように思うが、
まあこのレベルになればそれでいいのかもしれない。
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由緒正しき神戸新聞杯。
これだけフェアに能力比べができるレースが、
今のJRAの番組にいくつあるでしょうか。
馬場も展開も脚質も関係のない、純粋な勝負。
過去の勝ちルートも実に堂々とした振る舞いを見せている。

11年: 外差し - 外差し - 外差し [63.5 - 33.6]
12年: 外差し - 外追込 - 内差し [60.7 - 35.8]
13年: 外先行 - 内追込 - 内差し [59.8 - 34.5]
14年: 外差し - 外差し - 外先行 [60.8 - 35.3]
15年: 内逃げ - 外差し - 内追込 [62.4 - 34.1]

早々に力尽きるモブキャラたちをよっこらせと外から交わしていっても十分に間に合う。
時に高速馬場に翻弄されがちな菊花賞と比べても、
見ごたえのあるレースになりがちなのが皮肉。
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ノンコノユメが去勢されてしまった。
このところ馬っ気がひどいとかで..
生産界におけるダートホースの需要の薄さを現している出来事かと思うと、
心中やや複雑である。
ましてノンコノユメは早逝したアグネスタキオンを母父に持ち、
自身も一般的なダート馬のスタイルとは一線を画す、
鋭い決め手を武器に好成績を収めているだけに、
また新しい持ち味のダート種牡馬になれる可能性を持っていた。
それがあっさりと絶たれてしまったことが残念。

もちろん事態が好転する可能性だってある。

この判断が奏功して、
歴代トップクラスの成績を残して引退という道を歩むかもしれない。
もしかしたら海外制覇だってありえる。
種牡馬にはなれなくてもノンコノユメは終わらない。
そう前向きに受け止めるしかない。

あとは、ノンコノユメ次第では「ダート=去勢して現役キャリアに全力」という選択肢が、
割とスタンダードになるかもしれないということも言える。
将来のフェブラリーSはセン馬ばかり、みたいな。
かなり吹っ飛んだ説だけど。
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ついにJRAでは1年まるっと重賞勝ちから遠ざかってしまった岩田騎手。
先週のローズSもあわやシンハライトを封じ込めるかというところまで行きましたが、
わずかに及ばずの2着。
しかしコースロスなく内で粘るスタイルは彼らしい騎乗だったと思います。

そして22日の東京盃では9歳の古豪ドリームバレンチノとのコンビで勝利。
この1年、交流重賞の勝ち鞍はあったんでしたっけ..どうでしたっけ..
調べてみたら昨年10月のレディスプレリュード(サンビスタ)以来でした。
久しぶりの勝利の味はいかがでしたでしょうか。

秋のG1シーズンを前に、徐々に存在感を取り戻しつつある勝負師。
多くのお手馬も彼を離れていきましたが、
たとえ代打でも何でも、どこかで大仕事をやってのけるかもしれませぬ。
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割と競馬を始めてすぐの頃から、
「掲示板を外していないかどうか」がすごく気になるタイプです。
それまで堅実に走っていた馬が崩れてしまうと超ガッカリ。
たとえ着差がわずかでも、急に弱くなってしまったような感覚になってしまうし、
以降、その馬の馬柱を見ると汚点が残ってしまったように見えて..

あと、後に本格化する馬でも駆け出しの頃ににつまづいているとモヤる。
ゴールドアクターとかホッコータルマエとか。
今でこそモヤり具合もだいぶマシになったけど、
昔だったら受け入れがたかったはずw

逆に、人気の有る無しやクラスにかかわらず、
常に安定して走れるタイプは馬柱を見ていてもご満悦。
また、「掲示板オタク」的な観点で話すと、
ディープインパクトやビワハヤヒデみたいな完全無欠な成績よりも、
レディパステルみたいに勝ち負けを繰り返しながらも常に善戦というのが美しい。
現役だとマリアライトとかがいい線まで行ってるんだけど、
スイートピーSの6着だけはどうにかならなかったのかと悔やまれる..w
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日曜から月曜にかけて自転車部の合宿に行ってきました。
ええ、あの悪天候なので自転車には乗れませんでしたよ。旅行や旅行。
10日前くらいからずーっと天気予報を祈るようにして確認し、
日が近づくにつれ悪化していく悲しさ。
多少の雨なら乗っていく覚悟はしてたんですけど、
ほぼ2日間フルで降り続けるとのことだったので挫折。

でも楽しかったですよ。
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スマートオーディン調整失敗で再放牧、
そしてリオンディーズ屈腱炎。
3歳春の厳しい戦いで刻まれた爪痕が浮き彫りになってきた。
だいたいこの季節に出てきますね悲報は。
しかし残念ながらこれも宿命。
言い方は悪いが、やり直しが利かないのも競馬のおもしろいところ。
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いきなりですが星野源ってただのヘタウマ歌手じゃなかったんですね。

あの誰ともポジションの重ならない表現方法を、
自分で作詞作曲して創り出していたとは。
これはひれ伏すしかない。
ラジオで聞く程度ですけど楽しい気分にさせてくれるし、
メロディー的にも「誰かに似ている」と思ったことがない。
すばらしいオリジナル。

もうちょい歌がうまければ..と言いたいところだけど、
そこに目をつむれるだけの魅力が彼にはある。
ましてあの薄いイケメン。
そら人気も出ますわ。

もしかしたら福山雅治くらいの語り継がれ方をするかもしれない逸材。
今度ちょっとアルバム聞いてみようかなと思わせるくらい。
正直あんまり好きじゃなかったんですけどね。見る目が変わった。
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9月10日は花背峠に行ってきました。
市内にあるかかりつけの自転車屋さんに点検に持って行くついでに、
どこか行けないものかと考えた結果が花背峠。

いきなり余談ですけど、
自転車で出かける前のやる気のなさって何なんでしょうね。
出かける直前まで、
「やっぱり峠とかええわ、点検だけ済ませてさっさと帰ろ」とか考えてしまう。
僕だけですか?

そんな自分にカツを入れながらの新規開拓。
話せば長くなりますが行ってよかったです。
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■川田将雅騎手、JRA通算1000勝達成(ラジニケ)
川田将雅騎手(栗東)は、阪神6Rで16番ラヴアンドドラゴンに騎乗し1着となり、中央競馬史上31人目、現役では14人目となるJRA通算1000勝を達成した。

〜川田騎手のコメント〜
「このレースで1000勝を達成することが出来て、ホッとしています。800勝や900勝とは違う、1000勝という数字に嬉しさがこみ上げています。勝利数が4桁になることには、強い意識を持っていたので、そこにたどり着くことが出来て、関係者やファンの皆さんに感謝しています。今年はダービーを勝つことができ、人生において大きな出来事が重なっていますが、この秋もさらに飛躍できるよう努力していきたいと思います」

いえーい、おめでとうございます。
ほぼノー足踏みで軽やかに達成。
プラカード持ってくれる仲間がいない芸もすっかり定番化しましたねw
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とりあえず勝ちましたねマカヒキ。
ゴールした瞬間の感覚は「え、こんなもん?」て感じでしたが、
まあ別に期待がしぼむような内容でもありませんし、
ポジるでもなくネガるでもなく、
穏やかな気持ちで本番に向かえるのではないでしょうか。
メイチの競馬で手の内を明かすこともなし。

ただ、これが限度だというのであれば勝機は薄い。
今ので界王拳何倍なのか、
どれだけギアを隠せているのかが焦点になりそう。
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●阪神11R セントウルS
◎ ネロ
○ ビッグアーサー
△ エイシンブルズアイ
△ ダンスディレクター
△ ウリウリ
△ アットウィル
☆ ラヴァーズポイント

短距離王ビッグアーサーの始動。
しかしここがスプリント路線の鬼門である。
勝って本番へというのは過去の歴史をヒモ解いても非常に難しい。
時期的に、夏に使われている馬が明らかに有利。
まして開幕週で前が止まらない。
かといってここを勝つために無理な位置取りをするわけにもいかない。

もうさんざん言われていることだとは思うが、
ここは無難に滑り出すための場と位置づける。

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マカヒキのニエル賞にクリノスターオー&クリソライトのコリアカップと忙しい週末です。

ところで川田騎手がJRA通算1,000勝に王手をかけてるんですってね。
今週で達成すれば、武豊騎手に次ぐ歴代2番目のスピード記録だとか。
ほう、それは意外ですわ。
福永騎手とかの方が早いのかと思いきや。

本当は今週はフランスにいなければならないような気もしますが、
日本ダービーは代打ホームランだったということで。
また自分のお手馬で凱旋門賞へ行きましょう。
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リサ・オールプレス騎手の腕がすごい。
写真はリンク先の記事でどうぞ。

■ 藤田菜七子「憧れの人」女性騎手リサと1年ぶり再会 (ニッカン)

つよい(確信)。
二人が並んで映ると余計にその体格差が際立つ。
これが現実というものなんだろうか。

かといってフジタナ騎手が筋トレしまくってガチムチになられてもなあ..w

日本ダービーの前日にネイチャーポイントで勝って以降、
とうとう3ヶ月以上も勝ち星から遠ざかってしまっている現状。
なかなか勝機のある馬を任されるチャンスも減ってきた。
この再会が何か上向くキッカケになればよいのですが。
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ブログに書きたいことはたくさんあって、
Evernoteのネタ帳フォルダには順調にストックが蓄積されてるんだけど、
いざそれをアウトプットしようとするとなかなかまとまらない問題。

などと嘆いてばかりではいつまで経ってもダメなままなので、
とりあえず書けるやつから順番に。
脈絡とかそういうことは気にしてはいけない。

今、思っていること。

「勝てば官軍」という言葉があるが、それでもプロセスを大事にしたい。
適当な予想で当てる万馬券よりも、
考えに考え抜いて的中させた単勝馬券を喜びたい。

自分の誕生日の数字で馬券を買いました。当たりました。
マークシートの塗り間違いでたまたま当たりました。
たとえそれがデカい配当であっても、
心から祝福することはどうしてもできない。

それよりも、
「このレースは展開がこうなるからこれが勝つ」とか、
どれだけシンプルでもいいから「結論に至るまでの過程」を尊びたい。
そこに馬券のおもしろさが凝縮されていると思うから。

競馬でも、人生でもそれは同じ。

たまたまラッキーで成功する人もいいけれど、
たとえ結果は慎ましいものであっても、
自分で考えて、歩んだ道のりに価値があると思う。

いつまでもそんな考えでいるから官軍になれないのかもしれないけど。
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先週はJRA通算20,000回騎乗を達成し、
また一つ大きな記録を打ち立てた武豊騎手。
もうすぐ(地方・海外を含めた)通算4,000勝も迫っているようで、
連日その話題でも盛り上がっております。
本当ならもうちょいスイスイ通過するつもりだったとは思いますけどw

今年はちょうどデビュー30周年イヤーでもあり、
全国で「武豊展」なる催しも開かれているのですが、
ちょうどその関連でスポーツナビにコラムが掲載されていました。
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「逃げ」がテーマとなった札幌2歳S。
デビュー戦で先手を取ったタガノアシュラは、
控える競馬で見せ場なく終了。
重賞の舞台で初めて馬群の中に入る形になっては、
まともに能力を発揮しろというのも難しい話である。
意図的に控えたのかどうかはわからないが、
戦前に危惧した点がまともに裏目に出てしまう結果となってしまった。
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おはようございますわ。
きょうは朝から自転車。暑そう。
もう少し冷えてくれてもいいんやで。
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レッドリヴェールさんの現役引退が決まりました。
おつかれさまでしたね。
桜花賞までは順風満帆なキャリア、そしてその後は苦闘の日々。
それでも無傷で2歳女王の座に輝いた功績は色あせません。
ちょうど3年前の札幌2歳Sで、
勝ち時計が2分近くかかる極悪馬場をものともせずに勝った頑張りも印象的。

そして個人的には、
ハープスターをアタマ固定で買っていた阪神JFで万馬券を破壊されたのも、
今となっては..いい..思い出..

須貝厩舎のステイゴールド産駒。担当も今浪厩務員でした。
ゴールドシップともども子どもたちに期待です。
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札幌2歳Sはタガノアシュラに注目しています。
新馬戦が4馬身差をつけてのレコード勝ち、
負かした相手が後にコスモス賞を勝つサトノアリシア、
母母がゴールデンサッシュという血統、
そして武豊騎手との新コンビ..
将来性も含めて楽しみな部分がたくさん。

と言いたいところですが、ポイントは別の角度から。
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