「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2016年07月

●過去5年「勝ちルート」
11年: 外差し - 外差し [35.1-36.3]
12年: 外先行 - 外追込 [35.8-35.1]
13年: 内先行 - 外追込 [35.7-37.1]
14年: 内先行 - 内追込 [35.1-36.4]
15年: 中差し - 内先行 [35.5-35.1]

●過去5年ラップタイム
11年: 12.4 - 11.0 - 11.7 - 11.6 - 11.7 - 11.9 - 12.1 - 12.0 - 12.2 [35.1-36.3]
12年: 12.3 - 11.4 - 12.1 - 12.1 - 12.3 - 11.9 - 11.6 - 11.7 - 11.8 [35.8-35.1]
13年: 12.6 - 11.5 - 11.6 - 12.1 - 12.3 - 12.2 - 12.3 - 12.3 - 12.5 [35.7-37.1]
14年: 12.3 - 11.3 - 11.5 - 11.3 - 11.4 - 11.5 - 11.8 - 12.4 - 12.2 [35.1-36.4]
15年: 12.3 - 11.6 - 11.6 - 12.1 - 12.3 - 12.1 - 11.7 - 11.6 - 11.8 [35.5-35.1]

※13年は函館競馬場で開催

位置取りも大事だけど、
そこだけ意識してたら無欲の追込馬を拾えなくて泣きを見るってところでしょうか。
今年も前で勝負した馬が多く、
キャトルフィーユが勝った14年みたいな形になると見た。
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チェッキーノがデビュー前の2歳馬と併せて屈腱炎を発症..
という話を聞くとついついカスケードとピーター2を思い出す。「マキバオー」の世界。
しかしこちらの場合は同じ藤沢和雄厩舎の世界。何をやっているんだ..w
ただでさえ血統面で話題になっていたソウルスターリングが、
これで不本意な形ながらより注目を集める形に。
先輩の無念を晴らすデビュー勝ちとなるだろうか。
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はじめての胃カメラ検査で死にかけましたw
「今年から会社で健康診断とかちゃんとやろう」という試みのもと行ってきたんですけど..
だいぶ前にバリウム飲んで板の上でゴロゴロするやつはやったことがあって、
それと同じかなーと漠然たる記憶のもと臨んだらとんでもない。

えづいてしゃあない。つらい。

入院してた経験がある分、
検査慣れはしている僕ですが久々にトラウマを植え付けられました。
もうしばらくはやりたくありませんw
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まとめサイトをはじめとするウェブ広告の煩わしさは今に始まったことではありませんが、
あれの何がうっとうしいって、
視覚的に邪魔であることと同等かそれ以上に、
検索や閲覧履歴に基づいた興味の対象を巧みに割り出してくるところですよね。
あの見透かしてる感が非常に腹立たしいw

それでも、たまーに役に立ってくれることもあって、
この本の存在に気づくことができたのはウェブ広告のおかげでした。




キャラクター・音楽と並びドラクエ三本柱の一つである「言葉」。
随所に「ドラクエらしさ」が詰まったテキストの織りなす世界に、
我々は気づかぬうちに夢中になっていた。
天才・堀井雄二氏の傑作がまとまった一冊が、
ドラクエ30周年の今年リリースされたとあれば買わねばならない。

そんなわけで買ってきました。
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やっと呪縛から解き放たれた感覚。
誰の得にもならない鳥谷のフルイニング出場記録が止まった。

これでいい。

守備範囲がくっそ狭くなり、
打球の処理もおぼつかないどころか、
打撃でも貢献できない遊撃手をフルで使う意味がどこにあるというのか。
ただでさえ主力の不振が響いている今季のチーム状況で、
真っ先にメスを入れなければならない点を放置し続けたら今の成績も残当である。

久々の最下位どっぷりで気分も晴れない中、
ようやく少しスッキリした気持ちになった。
だが、くれぐれも勘違いしてもらいたくないのは、
「鳥谷いらんわ引っ込め」と言いたいのではなく、
状態が悪いのならコンディションを立て直して、
全盛期とまではいかなくても再び戦力として輝きを取り戻してほしいと思っていること。
それがたとえ遊撃手として叶わなくても結構。
このまま終わってしまってはあまりにも悲劇すぎる。



もちろんフルイニング縛りがなくなったからチームが簡単に上向くわけでもなければ、
鳥谷の状態が元に戻るというわけでもない。
大事なのはむしろこの先。
このくだらなくも大きな決断が実を結びますように。
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ウインフルブルームも勝った!
こちらは1年7ヶ月の休養明け初戦、
それでも皐月賞3着馬は実力が違いますわ。
直線は内外離れて1番人気ココロノアイとのマッチレースとなったが、
見事にねじ伏せての勝利。
長いブランクがありながらも馬体重はわずかプラス2キロ、
きっちり仕上げてきた陣営の手腕もすばらしい。

土曜のバンドワゴン復活のエントリにも書いたが、
14年のクラシック組は、路線を戦った素質馬たちが復活。
三冠のタイトルを分け合ったイスラボニータ、ワンアンドオンリー、トーホウジャッカルは苦戦気味だが、
遅れを取り戻すように新戦力が台頭してきた。
そういえば中京記念を勝ったガリバルディも同世代。

5歳勢の巻き返しに注目の夏となるか。
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バンドワゴンが長久手特別で復活の勝利!
1000万下では力が違うとばかりの完勝。
少しスタートでは後手を踏んだが、
抑えきれないほどの出足でハナを奪うと、
直線では後続が迫るのを待ってから突き放す余裕っぷりだった。

さすがに新馬戦でトゥザワールドを破り、
エリカ賞でも5馬身差で圧勝した「幻のなんちゃら」である。
約2年の休養明けだった前走はダート戦ということもあって何もできずに終わったが、
形はどうあれ一度実戦を経験したのは大きかったのだろう。
2戦目で本来の走りを見ることができた。

先週のマレーシアCでヴォルシェーブが休み明けでいきなり2着と好走したように、
14年クラシック世代の素質馬たちが復活の狼煙を上げようとしている。
そこに加わる形で戦線復帰を遂げたバンドワゴン。
明日のウインフルブルームも勇気づけられたに違いない。

そういえば豪州へ移籍するとかいう話だったトーセンスターダムは元気にしているんやろか。
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一瞬で世の中を染めてしまったポケモンGOの底力すごい。
ツイッターのフォロワーさんも、
20代から40代の人までみんなとりあえず始めてみてる。
まあどこまで続けはるんかわからんけどw

僕は現実世界のモンスターで十分に足りてますのでわざわざ探す気はありませんw
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阪神が弱い(直球)。
春先のワクワク感はどこへやら、である。
打てない守れない。
熱心に甲子園へ通うファンのメンタルはボロボロ。

最初は通用していたかに映った若手たちも、
次第に力不足を露呈しほとんどが二軍で出直しを余儀なくされた。
生き残った選手たちも、
いいところを見せる日もあれば手痛いミスを犯すことも..
まだまだレギュラー定着とは言えない状況。

そして便りの綱になるはずだった主力たちが精彩を欠きまくりんぐ。
藤浪が不調、ゴメスがダメ、そして極めつけは鳥谷。
まともに動けない遊撃手がフルイニング固定で出場し続ける闇の深さ。
もはや監督や本人の意思とは別のところで何かが動いているとしか思えない。

このままだと15年ぶりの最下位返り咲きも大いにアリエル状況。

しかし逆に考えれば、
今の主力だけでは優勝なんて無理、
新しい力の台頭が必須であることを再認識させられる今の結果かなと。
ごまかしながら中途半端な戦力を維持するのはもうやめにしようぜ。

金本監督の采配も、
試合単位では「えっ?」と思わされることもあるけど、
育成という旧首脳陣・フロントが見て見ぬふりをしてきた課題に、
正面から向き合ってどうにかしようとしている姿勢は評価できる。

今の時間の投資が3年後、5年後に花開いていれば。
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先日のセレクトセールで話題となった「KTレーシング」ってどちら様かね。
1歳馬の最高価格となったオーサムフェザーの15(2.6億)や、
オルフェーヴル産駒の当歳プリティカリーナの16(1億)など、
高額馬を落札したことで話題となった。
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どぅーん。

無題
※赤い丸で囲ったのが犯人

ここまでデビュー3戦3勝の「偽オルフェーヴル」ことパフォーマプロミス。
勝って降級の4戦目はシンガポールターフクラブ賞。
当然のように単勝1.6倍の圧倒的人気を集めてのレースとなったが..
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ナカヤマナイトさんが引退することになった。
オルフェーヴルの同期生。長い間おつかれさまでした。
G1では脇役どまりでしたが、
ヨシトミさんとのコンビで勝った中山記念は人馬一体のすばら勝利。
あれは忘れられません。

相性の良かった中山競馬場で乗馬になるとのこと。
またテレビを通じてお目にかかれる機会があることを願っています。
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矢作調教師の手術はまだだった。来週21日らしい。
それだけにキョウエイギアの勝利は何よりの良薬となったことでしょうね。
こういう時に馬の見えない力みたいなものは感じます。

あとは一日も早い戦線復帰を祈るばかり。
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ジャパンダートダービーは伏兵キョウエイギア!
ユニコーンSでマッチレースを演じたゴールドドリームとストロングバローズ、
さらには兵庫CSを圧勝したケイティブレイブを退けての勝利。
乗りに乗っている戸崎騎手の勢いも後押しして、
3歳世代のダートの頂点を極めた。

全日本2歳優駿を制したサウンドスカイに続き、
ディープスカイ産駒が交流G1をしとめたのも明るい話題。
アグネスタキオンの血はダートで生き延びるのだろうか。
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薔薇一族やスカーレット一族など、
日本競馬を振り返ると「旬」の牝系が度々出現してきたが、
今、最も勢いのある牝系といえばキャサリーンパーの一族で異論はないのでは。
宝塚記念で牡馬をぶっ倒したマリアライトを筆頭に、
ダート重賞で活躍するクリソライト、菊花賞3着のリアファルのクリソプレーズ三銃士。
さらに先々週にモーヴサファイアが、そして先週にダンビュライトが新馬戦を勝って、
「気がつけば今週もキャサリーンパー」現象が巻き起こっている。

初期はせいぜいアロンダイトくらいしか名前が挙がらないレベルだったのが、
今やその底力は孫から曾孫へ。
手がつけられない勢い、そして名前が●●●ライトばっかりでややこしいこともあるので、
一回まとめて整理しておこう。
誰が誰の仔か、誰と誰は兄弟なのか。
そしてキャサリーンパーの偉大さを改めて学ぼうという会。
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トウショウビクターの勝利が先週のハイライト、
という方も多いのではないだろうか。
すでに閉鎖したトウショウ牧場が最後に残した名牝スイープトウショウ。
なかなか優れた仔に恵まれない中、
3歳7月という遅いデビューを迎え、
既走馬を相手に単勝8番人気という厳しい評価ながら、
それを覆す力強い走りで快勝。
もしかしたらこの血統が「トウショウ」の冠で走るのは最後になるかもしれない。
しかも2着に負かしたのは、
2億円のディープインパクト産駒サトノケンシロウ。
未勝利戦を勝っただけで感慨に浸るのもどうかと思うが、
この時代にもまだロマンが残されているのかと、うれしい気持ちになった。
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ノボトゥルーとノボジャックが、
交流重賞を中心としたダート戦線に鎮座し続けた昔話がしたくなる、
そんな△ノボバカラの快進撃。
単勝1番人気に応えてのJRA重賞初制覇。
ここ5戦で【4.1.0.0】と一気に本格化を遂げた。

「ノボ」というふざけた冠名が現れたのはだいたい2000年ごろだっただろうか。
確か最初の馬主名義は「池ばた」。この時点で謎。
とりあえず思いつくのはノボマーチャン。
あとノボエイコウオーはトウカイテイオー産駒で、
春の天皇賞に格上挑戦する体を張った芸を見せてくれた記憶がある。

そんなネタ馬主も前述のノボトゥルーとノボジャックを引き当て、
最初は正統派のダートの強豪として話題をさらったが、
むしろ印象に残るのは末期の交流重賞出走枠を食い潰す芸の方である。

あれから時も経ち、
ノボノボもすっかり存在感がなくなってしまったが、
こうして当時のことを思い出させてくれる新勢力が現れた。
父はアドマイヤオーラ。
逸材クロスクリーガーを早くに亡くしたが、ダートの名種牡馬になれる素地は十分。
そして母はノボキッス。しっかりとノボは継承されていたのだ。
母母ライズキッスという名前もほんのりと記憶にある。
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中京に移ってから今年で5年目。
「勝ちルート」の傾向としては、やはり内有利。
差し馬でも届いてはいるが、
大外を回らず4角を上手にクリアするのが上位進出のカギになっている。
連対圏突入には速い上がりが求められ、
いかにも近年のダート重賞のトレンドが反映されている印象。

◎ ニシケンモノノフ
○ ブライトライン
▲ タガノトネール
△ グレープブランデー
△ ダノングッド
△ キングズガード
△ ノボバカラ

何度目か知らんけど充実期に突入した感のあるニシケンモノノフ
上がりが速くなっても適応できるし、
左回りで渋った馬場というのはベスト条件ではなかろうか。
約1年、重賞タイトルから遠ざかっている岩田騎手の昇天ガッツポそろそろあるで。

復活の気配が見られるベテランのブライトライン
モーニンやノンコノユメと戦ってきた割に人気薄のタガノトネールを厚めに。
タガノトネールはもうちょっと内枠がもらえていれば本命もあった。
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メイセイオペラまで..
なぜ連鎖的にお別れがやってくるのか。
アブクマポーロとの公営二枚看板時代はカッコよかったですね。
悪いけどフリオーソやアジュディミツオーとは別の風格があった。

確かNHKのプロジェクトXの題材にもなりましたっけ。
「地方所属のまま中央G1制覇」の肩書きは、
未だにこの馬以外の手には渡っていません。
中央競馬のレベルはどんどん研ぎ澄まされていっていますが、
そこに風穴を開ける地方の怪物は現れるのでしょうか。
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悲しいお知らせとは不思議と続くもので、
今週はファレノプシスとのお別れがやってきた。

まぎれもなく名牝。
98年の桜花賞と秋華賞を制し二冠を達成、
その後は牡馬の壁にぶつかりながらも、
ラストランのエリザベス女王杯を勝って有終の美。
近年の男勝りな女子たちに比べ、
実に女性らしい佇まいを持ったキャラだったと思います。
つーか昔はこれが普通だったんだよw

ノースヒルズの格式高いブランドを作り上げたのもこの馬。
プロフィールの生産者欄がマエコウファームになっているのが時代を感じる。
「やっぱり名前はカッコようないとアカンやろ」と前田幸治社長がそのへんをテコ入れして、
現在のオシャレ&ロマン路線を築き上げたわけで。

しかし蛇足ながら繁殖牝馬としては成功とは言いがたい状況ですね。
現役時代は脇役に追いやったエアデジャヴーが、
エアシェイディやエアメサイアを出し、
さらにエアメサイアがエアスピネルを出すなど発展傾向にあるだけに。
残された僅かな産駒の頑張りに期待。
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マーベラスサンデーが亡くなった。
僕の競馬創成期を駆け抜けた名馬がまた一頭、
その役目を終えたことに。
なぜかよくわからないが、すごくショックだった。

これぞ思い出補正というべきなのかもしれないが、
とにかくカッコいい馬だった。
見た目も、名前も。歩んできたキャリアも。
通算15戦【10-2-1-2】という整った成績の中に凝縮された、栄光と挫折。
故障に泣かされ出世が遅れながらも、
駆け足で同期生に追いつき、
そして挑戦をはね返されながらもビッグタイトルを手にした。
パートナーはオール武豊。

とまあ、わかったような口ぶりで語りながらも、
初めてリアルタイムでレースを見たのは96年の有馬記念だったりするので、
怒涛の6連勝の様子を見届けたわけではない。
それでもこの馬のハイライトである、
97年春の天皇賞そして宝塚記念の流れにはギリギリ間に合ってよかった。
あの流れは未だに自分史上最高レベル。
何かのきっかけがある度に語り継ぎたくなる。

いい思い出をありがとうございました。
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ドゥラメンテ突然の引退。
場合によってはありえるかとは思っていたが、
いざ実際に情報を知るとびっくり。
まあ無理をさせる馬ではないし、
2回大きなケガをしていると「万が一」が恐いしね。
妥当な判断ではないでしょうか。

しかし、びっくりはしたもののそこまで名残惜しさが感じられないのはなぜだ。
世界でも互角に戦えるだけの素材だというのに。
宝塚記念で負けたことで期待値が下がってしまったのだろうか。

それにしてもアドマイヤグルーヴは立派な跡取り息子を種牡馬に送り出したものだ。
スティルインラブの仔が二冠を制して世界を目指す世界線、
もしそんなものがあったらどれだけ楽しかったことだろう..

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