「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2015年08月

内をすくって先頭集団に並びかける時の手応えが他とは違っていた..
新潟2歳Sはロードクエスト
「マツリダゴッホ産駒が1番人気?いやいや..w」と疑いの眼差しで見ていたけれど、
すんませんでしたとしか言いようがない圧勝でした。
もちろん、この時期の2歳重賞で全てが測れるほど競馬はカンタンではないが、
2年前にとてもわかりやすい衝撃を残したハープスターがその後も活躍した例もある。

決して派手はバックボーンがあるわけではない。
北海道サマーセールでの取引価格は626万円。
母も「マツリダ」の冠名を持つマツリダワルツ。
現役時代は岩手競馬で走った、スターダムとは無縁の存在。
これでJRAの重賞に手が届いただけでも快挙に近いと言ってもいい。

このブッチギリ圧勝劇、
何かを思い出すなあと記憶を辿ってみればショウナンタキオン、あいつのことだった。
もう10年前になるのか。
アグネスタキオンのファーストクロップで、
いきなり新潟2歳Sを5馬身差で圧勝されたら期待ビンビンですよ。
その後は故障やらで大成できなかったけれども、あれはいいレースでした。

ロードクエストも終わってみれば「何だったのか」という話になっているかもしれないけれど、
せっかく現れた新しい期待馬だし、
まして地味な血統背景から生まれた奇跡のような存在。
数年後に新潟2歳Sが、
「ハープスターやロードクエストを輩出した出世レース」と紹介されるようになれればと思う。
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札幌のワールドオールスタージョッキーが楽しいですね!
土曜に行われた第1戦、第2戦ともに、
小回りコース特有の激しいポジション争いは、
新装阪神コースや東京コースでは見られないもの。
これはローカル開催大正解だったんじゃないでしょうか。

芝2600mの第1戦は、
2周めバックストレッチから激しく馬順が入れ替わる熱戦。
ゴール前は、先に抜け出したモレイラ騎手のジュンファイトクンに、
公営金沢の藤田弘治騎手のジューヴルエールが襲いかかったところがゴール。
まさに鞍上の希薄勝ち。ガッツポーズが飛び出す気持ちもよーく伝わった。

第2戦では先ほど2着だったモレイラ騎手のジャングルクルーズが勝利。
早めのマクリで見せ場を作った武豊騎手のミエノワンダーが2着で、
総合優勝争いでもこの2人が現時点で1、2位となっている。
さあ勝負の行方はどうなりますか。



余談ながらラジニケ小林アナのポテンシャルでは、
スムーズに隊列を追いながら乗り役の名前まで触れるのは無理があった模様。
ジョッキーまで言える馬、言えない馬がマチマチでしょぼかった。
日曜はオレの小塚アナが担当らしいのでビシッと決めてくれることでしょう!
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小学校の運動会のかけっこがそうであったように、
ひまわり賞は走る前から勝負の行方がほぼわかっているレースである。
この短期間で、急に早く走れるようになるわけがない。
だいたいが練習..つまり新馬戦の結果通りになる。

■ひまわり賞の単勝1番人気馬成績(過去10年)
14年エフェクト:1着/単1.9複1.1
13年テイエムキュウコー:1着/単1.5複1.1
12年カシノランナウェイ:2着/単1.6複1.1
11年カシノエルフ:5着/単2.3複1.1-1.4
10年テイエムキューバ:1着/単1.1複1.0
09年パリスドール:1着/単1.3複1.1
08年コウエイハート:1着/単1.8複1.1
07年メッサーシュミット:1着/単1.3複1.0
06年コウセイカズコ:1着/単1.5複1.2
05年ミッキーコマンド:1着/単1.3複1.1

過去10年で【8.1.0.1】。
これほど1番人気馬の勝率が高い特別競走は他にはないだろうきっと。
唯一、連対確保すらならなかったのは11年のカシノエルフで、
この時の単勝オッズは2.3倍。
おなじみ九州産新馬戦で敗れ、
その後に未勝利戦を勝っての参戦過程を見ても分かる通り、
例年の勝ち馬に比べやや傑出度では劣っていたようだ。

そこでキリシマオジョウですよ。
新馬戦6馬身ぶっちぎりはいつものよくある光景。
まともに勝負になる馬も少ないこの顔合わせなら、
複勝110円ただもらいみたいなもんじゃなかろうか。

ひと晩ゆっくり寝て、動くかどうかは明日決めよう。
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もうこの手のディープインパクト牝馬は出尽くした感もあるけど、
それでもこれだけ見栄えするとやはり気になるもので。

シリアスアティテュードの12ことサプルマインド
先週日曜新潟芝1600mの新馬戦で豪快な差し切り勝ちを収めた。

エンジンが掛かってからのダイナミックなフットワークがとにかく印象的で、
よくわからないけどストライドが大きく見えた。
上がり3Fは32.5秒、しかも最後は鞍上が流しながらマークした数字だけに、
余計にインパクトが大きい。

新潟の新馬戦で計測された上がりタイムが眉唾ものであることは承知のうえだが、
そういうものを超越した強さを感じた。

とりあえず今季の2歳戦でいうならシルバーステートと双璧レベルか。
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君はシップーコウライという3歳馬を知っているか。

母が重賞勝ち馬タフネススター、
すなわち兄にダートG1馬カゼノコを持つ渋い良血馬である。

しかし、先週の段階では未勝利。
後方からの追込みで惜敗を繰り返してきたが、
いかんせん爆発的に切れる脚がなく、
ジワジワと差を詰めるのが精一杯だった。

そろそろタイムリミットも迫る中、臨んだ先週の札幌2000m戦。
好スタートを決めると、何とそのまま4番手のインを確保し、
抜群の手応えのまま4角で先頭に躍り出ると、
直線では後続を突き放す完勝。

「こんなんできるんかい」と感心させられた。

そもそもこの馬のことを知っていたのも、
ここ数戦は幸さんが手綱を取っていたからで、
今回テン乗りで思い切った脚質転換に成功した福永騎手の手綱捌きにも感心。
何というか格の違いを見せつけられた気がした。

先週の札幌でも5勝を挙げ、全国リーディング首位を快走中。
それも納得できる騎乗でした。
今週は同じく札幌でWSJSみたいなやつもあるので楽しみですね。

しかしこのままいくと、もしかしたら小倉は完全スルーですかね?
未だに小倉で北橋・瀬戸口厩舎とのタッグで勝ちまくるイメージが残ってますけど。
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東京ヤクルトの山田哲人選手はすばらしいですな。
日曜の試合が終わった時点で<.333 31本 79打点 26盗塁>。
突出した打者が希少種となりつつある今、
これだけの成績を残せるなんてもう存在自体が神。
しかも本塁打に特化するわけでもなくアベレージに特化するわけでもなく、
盗塁までコンスタントに遂行させてしまう超万能型は、
僕が野球を見ている30年弱の間にも見たことがないようなタイプ。
きっと今、すごく貴重な場面に立ち会えているんだろう。
後から振り返れば余計にその偉大さに気づくことになるはず。

..はい。今回の複コロもどうなることかと思いましたね。

>8月23日
● 新潟7R 3歳上500万下
■レース結果 (netkeiba)
予想エントリ: 【複コロ■新潟7R】コーナー4つのコースで◎エルズミーア巻き返し
【投資:2,600円 回収:2,860円=複勝◎110円×2600

■馬券
150823_NGT07

◎エルズミーア、辛うじて3着確保。
追い出されてからの反応が悪く、
前を捕まえるのが困難だとわかった瞬間、
どうにか後ろからの追撃だけは振り切ってくれと切に願った。
結果だけ見れば4着馬には2馬身差がついていたものの、
直線半ばまでは生きた心地がしなかった。

これが単勝1倍台、複勝1.1-1.2倍の馬の走りかと思うと目眩がする。

敗因は、砂を被るのを嫌がって外を回った分かなあ。
ちょっと序盤ハミを噛んだというコメントもあった。
しかし追われてからの味のなさすごい。
下級条件のダート馬なんてこんなもんかもしれんけど。



おかげさまで6コロまで来ました。しかしまだ1,000円スタートが2,800円になったまで。
目標の5,000円までは遠い。
次に1.8倍つくコマに全てを託すという発想もあるけどw
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北九州記念でデビュー6連勝を目指したビッグアーサーは2着。
残念ながら初黒星を喫してしまったが、相手が抜群に強かった。
まさかベルカントがあんなに走るなんて..w

いや、強い馬だってことはわかってますよ。
重賞をいくつも勝ってるわけですし。
ただ、最近は前走を除いて迷走気味でしたし、
アイビスSDを勝って北九州記念に臨む過程も死亡ローテとして定着してる。
それにハンデも牝馬で55kgは厳しい条件となれば、
激流に飲まれてアウトのパターンが容易に想像できた。
もし馬券を買っていたら手痛い目に遭っていたことでしょう。

話をビッグアーサーに戻しますね。
どこまで続くのか見届けたかった連勝記録は止まってしまったけれど、
負けたことで余計な重圧から早めに開放されたことがいい方向に出れば。
パドックを見ていても、
まだまだ一流馬のボディという雰囲気はないので、
もっと良くなってくる可能性を秘めている。
夢はでっかく短距離王者。

まあ、その時にまたベルカントが立ちはだかるかもしれませんが..w
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きょうの札幌は最高気温が24℃だったらしいですね。過ごしやすいか。
しかし札幌記念はアツく燃える好勝負になりました。
ハープスターやゴールドシップといったビッグネームの参戦はなくとも、
気合いの入った戦いが見られれば十分におもしろい。

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楽しみにしていたクルーガーもサトノメサイアも勝てず。
レッドルモンドが大逃げを打ち、
後続もそこそこ脚を使わされる展開で、
ハイレベルな長距離戦へのテストとしてはちょうどいいレースでしたが、
逆にスタミナ不足を露呈する結果に。
クルーガーは2000mくらいの方がいいのかも。
あと新潟では日本海Sにアダムスブリッジが出ていたけれど完敗。
こちらも勝てば菊花賞へ弾みがつくところだったが..
この時期に古馬に混じって準OPを勝つのは難しい。

明日は久々に複コロやります。

● 新潟7R 3歳上500万下
◎ エルズミーア

ロワジャルダンやプリンスダムと接戦に持ち込んだ経験があるように、
500万下では明らかに素質上位。
降級初戦だった前走は4着に敗れたが、これは東京マイル戦でのもの。
機動力を活かせるコーナー4つのコースでキッチリ巻き返しを。



北九州記念は「勝っても負けてもビッグアーサーです」(声:杉本清さん)。
重賞初挑戦が激流不可避の小倉というのは厳しい条件だが、
それでも克服してくれそうな期待を持たせてくれる貴重な存在。
相手を改めて見るとそこまで揃ったとも思えないので、結果を残してほしい。

札幌記念はトーホウジャッカルが人気みたいですけど、
こっちはちょっと危なっかしいかな。
古馬王道路線の中核を担うためにはここで勝ってほしいところですが、
そんな願望が先行しているような気もします。
普通にラストインパクトやラキシスあたりの方が馬券的には信用できそう..
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土曜の注目は札幌日刊スポーツ杯ですね。
このレース名、確か短距離戦だったはずと調べてみれば、
昨年までは殆ど芝1200mで行われていた。
過去の勝ち馬にはテネシーガール、タイキトレジャー、
ハッピーパスにプレシャスカフェ、
ビービーガルダンそしてレッドオーヴァルと、
条件戦とは思えないほど活躍馬を数多く輩出してきた歴史がある。
しかし今年は打って変わって芝2600m。
このレギュレーションだと否応なく菊花賞を意識せざるを得ません。

そんな思惑に応えてくれたのか、
休み明けで500万下をアッサリ通過したクルーガーが連勝を狙って出陣。
もともと京成杯3着など重賞でも差のない競馬をしてきており、
ここを勝ったところで「上がり馬」の称号が似合うかは別だが、
ドゥラメンテ不在の今、
どの馬が最後の一冠を手にしてもおかしくない情勢だけに、
注目が集まる。

勝手に牝馬だと思い込んでたサトノメサイアも、同じく秋が楽しみな素材。
ハーツクライ産駒という意味でも長丁場への期待は高まる。
他にも、野心を抱く3歳馬が3頭出走。
近年の流れでいえば1000万下を卒業していればまずゲートインは叶う菊。
今はまだ名もない駒でも、気がつけば大輪の花を咲かせているかもしれない。
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毎年恒例のやつが来ましたね。
長期ロード中に4カード連続で勝ち越し、
もしかしたらひょっとするとこの調子で勝ち進めるんじゃね..?
と淡い期待を抱いたところでズドン。
本当に読売さんの無慈悲な粛清には参ります。
今年は打線が停滞していると聞いているのですが、
3戦通じて見事にボコボコにされてしまいました。

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ここ数日は少し手ぬるくなってきたものの、梅雨明けからずっと酷暑でしたね。
Jリーグが中断していたこともあって比較的ヒマな週末もあったんですけど、
さすがにこの暑さではロングライドは危険ということで、
最近は近所の柳谷観音で坂路調教を重ねております。

ロードバイクを買ってから早くも3年が経とうとしており、
自分なりにどういう楽しみ方ができるかが見えてきた頃です。
周りの環境にも恵まれ、
買った当初に比べれば遠出や山越えなどアクティブな楽しみが広がりました。
その一方で未だにフラペをこよなく愛するなど、
速く走りたい、より快適に走りたいという欲求は、
自分の中にはあまり芽生えないまま。
そんなこともあって、
自転車本体に対するグレードアップにはさほど費用を投じずに済んだのですが..

ある日、突然こんなことを言い出したのである。


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ゴール前は久々にアツくなりましたわ..
差していたら大当たりだったんですけどね、ええ。

>8月16日
● 札幌11R エルムS
■レース結果 (netkeiba)
予想エントリ: 【予想■エルムS】老兵◎グレープブランデーの奮起に期待
【投資:1,500円 回収:1,460円=馬連△◎1,460円×100

● ラップタイム
6.8 - 11.0 - 11.8 - 12.3 - 12.1 - 11.8 - 11.9 - 12.0 - 13.3 = 103.0 (av. 12.1)

先行争いはだいたい予想通りの形。
注文をつけていったのがエーシンモアオバー、
それをアウヤンテプイ、グレープブランデーが追いかける形で、
クリノスターオーはやや追っつけながらのポジション取り。
割とスンナリと序列は決まった。
そしてジェベルムーサがバックストレッチで動いたのも当初の見立て通り。

● 3角からの攻防
ジェベルムーサが被せてきたところで、
クリノスターオーは前に出られまいと応戦するも反応が鈍く後退。
逃げるエーシンモアオバーとの差もジワジワと開いてしまう。
一方でイン3番手を確保していたグレープブランデーは経済コースで息を潜め、
直線での逆転に備える形。
抜群の手応えで先頭に立つジェベルムーサ。
一時は楽勝にも映ったが、さすがに先に脚を使った分だけ最後は鈍り気味。
そこにグレープブランデーが急追を見せ2頭が並んだところがゴール。

● ひとことメモ
・ 1着 △ジェベルムーサ
必殺マクリで北海道3連戦を重賞制覇で締めくくった。
一時は終わった馬というイメージさえ抱きつつあったが、
戦績を見れば昨夏のスランプを除けば全然終わってない。むしろ始まった。
この戦法が岩田騎手とも相性がいいのだろうが、
広いコースに替わると乗りづらそうなのが悩ましい。交流競走なら無双か。

・ 2着 ◎グレープブランデー
善戦。ルメールも完璧に乗ってくれました。
ああいう形になると斤量差が堪えますが、それは言ってはならぬこと。
よく頑張ってくれました。
後ろからじゃノーチャンスだと思っていたので、
好発から逃げ馬の直後を取ってくれた時点で何とかなりそうな気はしました。
最後ひっくり返してくれれば単勝と馬単が入ってヒャッフーだったんですけどね。

・ 3着 ×エーシンモアオバー
しぶとい。色んな意味で。
テンにズブさを見せずに行けたこと。競り合わずに済んだことが大きいですね。
まだまだ空き巣の交流競走なら稼げるでしょうし、馬主孝行です。

・ 4着 ○クリノスターオー
言わんこっちゃない(得意げ)。
勝ち馬に来られた時点で嫌気が差したか、反応がなかった。
ああいう馬ですし、たまにこういうポカがあるのも仕方ないです。
惜しむらくは1角でもう一つ前のポジションを取って、ロスなく運びたかったですね。
アウヤンテプイやウルトラカイザーが意外に速くて、内に潜り込めなかった。
マクリより前にこちらからレースを作っていく形を取れれば結果は違ったかも。
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僅差ながら前売り段階で単勝1番人気はクリノスターオー。
手薄なメンバー構成を考えても、勝機は十分だと思っています。
あちこちで「この馬に関しては幸騎手に戻るのもプラス」と書かれているとニヤリ。
「この馬に関しては」ってのは余計だと思いますけどね、ええ。

しかし人馬ともに標的にされてしまうとポカがあるタイプ。
昨年のみやこSなんかがそうであったように..
なので馬券は別の切り口から入ることを決意した。

● 展開
先行争いは意外とスムーズか。
地方馬アウヤンテプイがどれくらいのダッシュを見せるのかわからないが、
注文をつけて行こうとするのはエーシンモアオバー。
それを外からジワッとクリノスターオーがマークする形なら、
さほど競り合うことなく1角に突入することになるのでは。

問題はバックストレッチの攻防。
カギを握るのがジェベルムーサのマクリであることは明らかで、
前が楽をしていると見れば岩田騎手は早めに先頭まで狙って上がっていくかも。
前走で生き切れなかったのだから余計に仕掛けは早いかもしれぬ。
そうなると、マクリに便乗する組の台頭も考えられる。
気分屋のクリノスターオーが出入りの激しい展開をガマンしきれるか。
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マンハッタンカフェ逝去。
また一頭、「最強世代」の名馬がこの世を旅立つことになりました。
すでにアグネスタキオンが亡くなっており、あとはクロフネやジャングルポケット..
彼らも天寿を全うする時がやがて来るわけです。

あの世代の活躍馬の勇姿はいつまでもキラキラと輝きを放ちながら頭に焼き付いています。
漆黒のイケメン馬体、3歳秋からの急成長、
怒涛のG1ハンティング、謎の日経賞6着など、色々と思い出が蘇ってきます。
菊花賞から有馬記念、そして翌春の天皇賞までを一気にかっさらっていった、
あの瞬間最大風速は相当なものがあったと記憶しています。

種牡馬としても十分に活躍しましたし、
残された産駒の中では先週の新馬戦を勝ったイモータルがいい感じらしいですね。
血をつないでいく役割を背負えるかどうか。
それから偶然にも今週のエルムSには代表産駒の一頭グレープブランデーも参戦。
G1を勝った往年のパワーは影を潜めつつありますが、
父に捧げる勝利を....というベタな展開があるかもしれません。
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今週は幸さんと一緒に北の大地へ臨むクリノスターオーを応援せねばなりません。
昨年はローマンレジェンドとの一騎打ちでわずかに及ばずの2着。
そのリベンジを果たそう。
メンバー的にも恵まれた組み合わせとなり、恐らく単勝1番人気での出走。
ホッコータルマエと同じ路線ながら主戦扱いしてくれる陣営の想いに応えるためにも、
がんばりましょうぜ幸さん。

ところで高橋義忠厩舎といえば、
先日のクイーンSでメイショウスザンナが大駆けを決め、
さらにはマーメイドSもシャトーブランシュで制すなど、
すっかり重賞戦線でも目が離せない存在となってきている。
クリノスターオーを筆頭に充実著しい状況が続いているが、
一方で残念な出来事も。
昨年、阪神の未勝利戦を10馬身差で圧勝したクラージュシチーが、
先々週の新潟競馬でレース中に骨折し安楽死処分が取られた。
残念ながら春のクラシックには駒を進められなかったが、
まだまだ将来が楽しみだった若駒を失うことになり、
その落胆ぶりは想像に難くありません。

何があっても失った生命が戻ってくることはないですが、
悲劇を乗り越えるチカラが問われている気がします。
厩舎のためにも、クリノスターオーの激走に期待。
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■関西騎手リーディング/8月9日終了
08節

ちょっと時間と気力がないのでペタっと貼り付けるだけでさらば。
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終わってみれば「クロスクリーガーで複コロ」が大正解だった。ちっ。

>8月9日
● 新潟11R レパードS
■レース結果 (netkeiba)
予想エントリ: 【予想■レパードS】◎クロスクリーガーのための舞台
【投資:1,500円 回収:500円=単勝◎250円×200

押さえの単勝のみチャリーン。
意地になって初砂のダノンリバティ蹴飛ばしてしまったけど、
よくよく考えれば500万下を勝ち上がったばかりの伏兵ばかりに印を回すくらいなら、
コッチも拾っておけばよかった。

● ラップタイム
12.5 - 10.9 - 12.3 - 13.0 - 12.8 - 12.5 - 12.8 - 12.3 - 12.8 = 111.9 (av. 12.4)

まさかゴールデンバローズが逃げるとは。
先行各馬が牽制し合う間に最内からハナに立ち、
平均ペースで馬群を引っ張るも、
結果的にクロスクリーガーにとってちょうどいい標的となってしまった。
3角手前から徐々に接近を許すと、直線半ばで捕らえられ勝負あり。
個人的にはカナパラビーチが行く気すら見せず控えたのに納得がいっていない。

● 直線の攻防
レパードSらしい消耗戦。後ろからじゃ間に合わない持久力勝負。
早めに動いたクロスクリーガーを目がけて、
その後ろに控えていたダノンリバティが追撃。
ゴールデンバローズは早々に失速、
替わって外からタマノブリュネットがジワジワと脚を伸ばしてくる。
着差は3/4馬身ながら、危なげなくクロスクリーガーが人気に応える完勝。
勝ち馬に唯一食い下がったダノンリバティが2着。

● ひとことメモ
・ 1着 ◎クロスクリーガー
歴代のダート王へと出世した、過去の勝ち馬たちにもヒケを取らない完勝。
パドックでは若干うるさい素振りを見せ、
発汗も目立っていただけに多少ピリピリしているのかとも思ったが、
ムダに引っ掛かることもなく、
鞍上の意図通りに動けるのがすばらしい。
もちろん早めに動いてもタレない能力も。
終わってみればこの世代のダート戦線はノンコノユメとの「2強」。
どちらも古馬相手のレースが待ち遠しい。

・ 2着 ダノンリバティ
血統的背景だけでいえばむしろダート向き。
とはいえ初砂だと嫌いたくなるよなあ..
芝でのレースぶりとは違って、ジワジワと追撃しての善戦。
こちらはまだまだ先行き不透明だが、
少なくともレースの選択肢が増えたことは収穫といえるだろう。

・ 4着 △ゴールデンバローズ
ヒヤシンスSまでは眩い輝きを放っていたのがウソのよう。
直線での失速ぶりは無力感でいっぱいだった。
このまま終わってしまうのだろうか。

・ 5着 ○カナパラビーチ
注文をつければ自分の形に持ち込めただろうに、
出たなりの位置に甘んじたせいで5頭分くらい外を回るロス。
逃げたところで結果的にどうなったかわからないけれど、
やることをやった上でじゃないと納得できない。全然おもしろくない。
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朝からテレビで智辯和歌山の試合をぼんやりと見ていたのですが、
本当に恐ろしいもんですね甲子園という場所は。
赤子の手をひねるかのように2点を先制した時には、
ワンサイドもありそうな雰囲気だったのに、
終わってみれば真逆の展開。
中盤以降、ありえない守りのミスを連発する姿からは、
まるで初出場校の選手のような初々しさが感じられました。
もちろん悪い意味で。

夏は3年ぶりのカムバックだったそうですね。
気のせいかもしれませんが、
各打者が打ち終わった後の仕草に、ムダな喜怒哀楽が出ていたように思うのです。
かつての智辯和歌山の選手たちなら、
1回戦の序盤で安打を放ったくらいで表情を崩したかどうか。
「戻って来られた喜び」が出ていたのは悪いことではありませんが、
ドッシリと構える風格みたいなものはそこには無かったですね。

守備は終盤には完全に崩壊してしまい、
バントシフトもままならぬ惨状でしたが、
そこに至るまでにポロポロと綻びが出ていました。
特に前進守備の中堅手が本塁突入を許した3点目が象徴的だったように思います。

しかし10年前の「当たり前」がどんどん通じなくなっていますね。
いわゆる「地方」の学校が力をつけてきた中で、
コテコテの名門校が無名勢に足元をすくわれるケースも増えてきたように思います。

そのへんは競馬の世界にも通じる気が。
今までと同じ観点で見ていると「そんなんありえる?」みたいなことが平気で起こる。

時代の変化は色々なところで訪れているのです。
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アメリカンファラオがこないだ走ってましたね(ざっくり)。
相手関係は知りませんけど、G1で公開調教状態。

■ハスケル招待S


このあとは「真夏のダービー」ことトラヴァースSを経由してブリーダーズCへ進むとか。
ノンコノユメとの同世代日米ダート最強対決が楽しみですね。 ※そんな予定はない

和製トラヴァースSと称し第1回から天塩にかけて育ててきたレパードSも7回目を迎えた。
さしずめ「ノンコノユメにやられたことのある馬たち集合」な顔ぶれで、
暑い時期でも貴重な3歳ダート重賞ならこれだけの駒が集まるのである。
前売り段階では単勝1番人気はクロスクリーガー。ゴールデンバローズとの「2強」状態。
少し離れてダノンリバティ、ライドオンウインド、ノボバカラ。

● 展開
基本的に強い先行馬が粘り込むレース。
3着に伏兵が紛れ込むケースはあっても、基本的には順当決着の場。

先制したいのはカナパラビーチ。
クロスクリーガーもいつもの行きっぷりなら番手を取るだろう。
あとはノボバカラ、外枠からオールブラッシュ。
近走の脚質からすれば前の4、5頭はこのへんで固まりそうだが、
舞台が舞台だけに何かが思い切って先行しても不思議ではない。
そこまでは読み切れない。
ラップ的には61〜62秒で1000mを通過する程度か。
これより速くなると、能力のない馬は早々に脱落するサバイバルに。
ライドオンウインドやラッキープリンス、ディアドムスあたりは中団から後ろで構える形か。続きを読む
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こういうショッキングなニュースも、
まとめブログ経由で知ることが多い時代になってしまった。

■【競馬】エリカ賞消える (競馬ろまん亭)

先日リリースされた秋開催の番組一覧を見てみた。
確かにエリカ賞がない。
数々の名馬たちを輩出した伝説の出世レースが..

2歳戦の番組再編が激しく起きている最近の時代の波に飲まれてしまった形。
京都2歳SとホープフルSが重賞になったりという流れで、
その存在意義が見直されるタイミングがやってきたのかもしれない。
これで変に距離を替えて存続とかされるよりは、
潔く身を引いてくれてよかったのかも。
暮れのラジニケ杯もなくなったし、
「新馬→エリカ賞→ラジたん杯」の眩いローテも過去の思い出になってしまいました。

変わっていくものは仕方ありませんが、
できればJRAの周年イベントか何かで「復刻レース」やってほしいと思いませんか。
たとえば嵐山S。菊花賞の隠れトライアルでした。
京都開幕週にやっても菊花賞まで中1週ではどうしようもありませんけど..
クリスタルC。割と最近までやっていた気がしますが、もう廃止されて10年になります。
駒草賞、ベンジャミンS、若草S。などなど。
あとフィリーズレビューやフローラSも「4歳牝馬特別」に改称しよう。
ニュージーランドTなんて後に「4歳S」がつくだけでグッと凄みが増す。

現実味ゼロの話ですけど、もし実現したらアラサーが泣いて喜びますw
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ベルカント強かったですねえ。
色々と疑ってしまいましたが、終わってみれば適性ドンピシャ。
ミルコが「ヾ(*>∀<)ノヒャッホ-ィ!!」言いながら乗ってそうでした。

それはさておき今週はレパードS。大好きな3歳ダート重賞です。
昨年は馬連が1着3着でグヌヌな思いをさせられましたが、
そこまで相性の悪いレースでもないはず。

しかし、過去の傾向を漠然とアタマの中で思い出してみると、
てっきりユニコーンS組がそのまま上位を占めているのかと思いきや、
意外にも関連性が薄いことが判明。
昨年でいえば、
ユニコーンS勝ち馬レッドアルヴィスが4着に敗れ、
そこで大敗を喫していたアジアエクスプレスが復活。
そもそもユニコーンSの勝ち馬がJDDを挟まずここに出てきたのは初めての例だった。

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今日の記事ではサンスポ発信のものしか見つからなかったのだが、
さすがに飛ばしってことはあるまい。内容的にも。

■ゴールド来春10億円種牡馬入り 有馬でラストラン (サンスポ)
中央競馬で現役最多のGI6勝を誇るゴールドシップ(栗東・須貝尚介厩舎、牡6歳)が、今年の有馬記念(12月27日、中山、GI、芝2500メートル)を最後に引退し、来年に種牡馬入りすることが1日、分かった。総額10億円ですでにシンジケートが組まれ、繋養(けいよう)先は北海道新冠町のビッグレッドファーム。絶大な人気を誇る現役最強馬の雄姿は、今年限りで見納めとなる。 (以下略)

いやいや、ようやく縁談がまとまりましたか..w
どうなることかと少し心配していたので、これでひと安心です。
マイネルの総帥のところでお世話になるとのことなので、
質はともかく数には恵まれるのではないでしょうか。
父ゴールドシップを応援するのもなかなかの苦行になりそうですが。

この流れでいくと正月競馬に引退式のパターンですかね。
クッソ寒いけど行かねばなりません。
ゴールドシップの走りが見られるのも残り半年。
本当にもう十分いい思い出をもらったので贅沢は言いませんが
あと一つでもタイトルを積み重ねてくれれば、
これ以上の喜びはありません。
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いよいよクッソ暑くなってきましたね(あいさつ)。
土曜日の競馬も完スルーに終わったのですが、
札幌10R羊ヶ丘特別の、
ウインフェニックスの複勝が140円ついてたのにはアタマ抱えましたね。
器用に動けるタイプじゃないのでコース適性面が心配で見送ったのですが、
500万下ではさすがにもう取りこぼしはありませんでした。
実際レースでも出遅れてマクる強引な形になったのですが、
どうにかゴリ押しに成功。
ああ..この140円は魅力....



アイビスサマーダッシュ。
もう外枠先行牝馬を買えばいい時代は終わったらしいです。
いかにもこの条件でパフォーマンスを上げそうなベルカントが1番人気ですが、
果たしてそう簡単にいくものか..
セイコーライコウは外枠だと包まれて進路確保が難しそうだし、
函館スプリントSの2、3着で波乱を演出した、
アースソニックとレンイングランドも好走が続くのかどうか..
そうなるとヘニーハウンドあたりまで印が回るのも理解できますが、
もっと意外な馬の台頭がありそうな気がしています。

条件馬だらけのクイーンSと同様、
年間スケジュールでは馬券を買う予定のレースなのですが、
撤退することにしました。
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