■後藤浩輝騎手が自宅で首つり自殺 (ニッカン)
JRAの後藤浩輝騎手(40)が27日朝、茨城県阿見町の自宅で死亡した。
牛久警察署は事件性はないとしており、自殺とみられる。阿見町消防本部によると、27日午前8時ごろ、同騎手の家族から「首をつっている」と119番通報があった。救急隊員が駆けつけたが、既に死亡していたという。
同騎手は92年デビューで、通算1447勝は歴代16位、現役では10位。12年の頸椎(けいつい)骨折後は復帰と落馬による負傷を繰り返し、昨年11月、長期離脱から7カ月ぶりに復帰したばかり。先週21日のダイヤモンドSで落馬して頸椎(けいつい)捻挫と診断されたものの、翌22日は京都で2勝。今週末も中山競馬場で土日計15鞍に騎乗する予定だった。
前夜の26日にもフェイスブックを更新。笑顔のツーショット写真を掲載するなど、元気な姿を見せていた。
ちょっと訳がわからないです....
落馬負傷から復帰後、バリバリ乗ってたというのに、突然の知らせ。
何があったの一体....
本当に解せないんですよ。
度重なる大ケガをして、それでも必死でリハビリして、競馬に戻って....
生命あることの尊さを誰よりも重く感じているはずの彼が、
どうしてそれを粗末にするようなマネをしてしまったのか....
死ぬなら馬に乗って死ぬのが彼の生き様じゃないのかよ....
昨年秋の戦線復帰後は、派手さこそないもののコツコツと勝ち鞍を挙げ、先週までで11勝。
関東リーディングでも5位と堂々の結果を残していた。
それなのに...
これまでの名声も含め、誰がどう見ても成功者であるはずの人でさえも、
何らかの理由で自らその人生に終止符を打つようなことがあるのかと。
わからない。わからない。
もしかしたら理由は他のところにあるのかもしれないけれど。
ニュースが飛び込んできた瞬間はさすがにショックで、
とても今週の競馬を楽しめるような気分ではなかったけれども、
少し時間が経ったことで「それでも競馬は続く」という気分に切り替わってきた。
今週も競馬を見よう。別に誰のためでもなく、自分がそうしたいから。