すでに結果は皆さま御存知の通り。
今年のドバイミーティングは日本勢が2勝の大活躍。
ドバイデューティフリーでジャスタウェイが、
そしてドバイシーマクラシックでジェンティルドンナが優勝。
どちらも内容もインパクト十分なもので、
今年の日本競馬の世界挑戦の先陣を切る、すばらしい勝利でした。
ジェンティルドンナは京都記念で6着に終わってからの見事な巻き返し。
正直、前走を見た限りではやや潮時に差し掛かっているのではとも思いましたが、
真骨頂である「負けん気の強さ」は健在でした。
直線、外から締められても怯むことなく、
ジョッキーの巧みな手綱捌きに応え再加速すると、あとは後続を置き去りに。
たくましい牝馬です。
そして二度目のコンビとなったR.ムーアの騎乗が神がかっていた。
前述のとおり、直線での進路取りも見事でしたが、さらに賞賛すべきは1角までの攻防。
少しでも遠慮したら負けのところを、外から強引に馬群に入れて折り合わせた。
あそこで後れを取っていたら道中ずっと外を回され、
最後の脚を残すことはできなかっただろう。
これだけの仕事をやっておきながら、レース後は涼しい顔をしているのが恐ろしい。
*
ジャスタウェイには驚かされるばかりだ。
天皇賞を制した、あの爆発的な末脚は世界でも全く鈍るどころか、
むしろさらに磨きがかかっているのではないかと思うほど。
こちらは今回、後方からの競馬となったが、
直線に向いてから前に取り付くまでの脚がおかしいw
一瞬にして先頭に並びかけると、あとは引き離す一方。
「本格化」という言葉では現しきれないほどの充実ぶりである。
2頭とも、今後は国内外での活躍に期待が集まるところ。
ジャスタウェイ陣営からはすでに安田記念を視野に入れてという話も聞かれているという。
*
メインのドバイワールドカップに出走したベルシャザールとホッコータルマエはともに大敗。
ヴィクトワールピサ-トランセンドのワンツー以外は苦しい結果が続いている。
オールウェザーへの適応うんぬんも言われているが、
やはり日本競馬におけるダートのニッチぶりを考えると、
そこでトップに立ったからといって世界で..とはなかなかいかない。
仕方ないといえばそこまでなのだが..
ホッコータルマエは昨秋の南部杯からコンスタントに使われての遠征。
ドバイWC出走後はガクッと来る馬が多いので、
しばらく充電してまた秋にその勇姿を見せてもらいたい。
シーマクラシックで予定外の逃げを打つことになってしまったデニムアンドルビー、
ゴドルフィンマイルで5着と善戦したブライトラインも含め、
みなさまおつかれさまでした。
レース映像はJRAおひさるから見られます。
今年のドバイミーティングは日本勢が2勝の大活躍。
ドバイデューティフリーでジャスタウェイが、
そしてドバイシーマクラシックでジェンティルドンナが優勝。
どちらも内容もインパクト十分なもので、
今年の日本競馬の世界挑戦の先陣を切る、すばらしい勝利でした。
ジェンティルドンナは京都記念で6着に終わってからの見事な巻き返し。
正直、前走を見た限りではやや潮時に差し掛かっているのではとも思いましたが、
真骨頂である「負けん気の強さ」は健在でした。
直線、外から締められても怯むことなく、
ジョッキーの巧みな手綱捌きに応え再加速すると、あとは後続を置き去りに。
たくましい牝馬です。
そして二度目のコンビとなったR.ムーアの騎乗が神がかっていた。
前述のとおり、直線での進路取りも見事でしたが、さらに賞賛すべきは1角までの攻防。
少しでも遠慮したら負けのところを、外から強引に馬群に入れて折り合わせた。
あそこで後れを取っていたら道中ずっと外を回され、
最後の脚を残すことはできなかっただろう。
これだけの仕事をやっておきながら、レース後は涼しい顔をしているのが恐ろしい。
*
ジャスタウェイには驚かされるばかりだ。
天皇賞を制した、あの爆発的な末脚は世界でも全く鈍るどころか、
むしろさらに磨きがかかっているのではないかと思うほど。
こちらは今回、後方からの競馬となったが、
直線に向いてから前に取り付くまでの脚がおかしいw
一瞬にして先頭に並びかけると、あとは引き離す一方。
「本格化」という言葉では現しきれないほどの充実ぶりである。
2頭とも、今後は国内外での活躍に期待が集まるところ。
ジャスタウェイ陣営からはすでに安田記念を視野に入れてという話も聞かれているという。
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メインのドバイワールドカップに出走したベルシャザールとホッコータルマエはともに大敗。
ヴィクトワールピサ-トランセンドのワンツー以外は苦しい結果が続いている。
オールウェザーへの適応うんぬんも言われているが、
やはり日本競馬におけるダートのニッチぶりを考えると、
そこでトップに立ったからといって世界で..とはなかなかいかない。
仕方ないといえばそこまでなのだが..
ホッコータルマエは昨秋の南部杯からコンスタントに使われての遠征。
ドバイWC出走後はガクッと来る馬が多いので、
しばらく充電してまた秋にその勇姿を見せてもらいたい。
シーマクラシックで予定外の逃げを打つことになってしまったデニムアンドルビー、
ゴドルフィンマイルで5着と善戦したブライトラインも含め、
みなさまおつかれさまでした。
レース映像はJRAおひさるから見られます。