「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2013年09月

ロードカナロア、1.4倍の断然人気。今のところ。
前哨戦でこれを破ったハクサンムーンが7倍ちょうどですから、
断然の支持を集めていることがわかります。そらそうよ。
たぶん10回レースやったら9回は間違いなく勝つと思う。

「これ!」といった相手候補がいればよかったんだけど、
見つからなかったので馬券はスルー。
ただ、予感としてはちょっとヒモ荒れしそうな気も。
ハクサンムーン、ドリームバレンチノよりは、
サクラゴスペルやマジンプロスパーさらにはサンカルロあたりがキニナル。

それでは皆さまグッドラック。
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あかんシリウスSも買えそうにない....
ハートビートソングから「このへんかなー」と目星をつけた相手へのオッズを見ると、
とても手が出せるような数値じゃない。
こんな、人気通りの予想しかできないようじゃ勝負に出る意味ないし。パス。

単勝を勝ったつもりで応援しておきます。

グランドシチーかケイアイレオーネが突っ込んできたらグギギってなる。
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>9月28日
−阪神−
◇*3R:2歳未勝利/ライトニングロアー(岩田) →仕切り直しの一戦
◇*5R:2歳新馬/メイショウチギリ(武豊)
◇*6R:2歳新馬/ニューエトワール(川島)
◇11R:シリウスS(G3)/ハートビートソング(秋山)
◇12R:3歳上500万下/ファントムライト(岩田) →オペラハウス産駒秘密兵器

−中山−
◇*9R:芙蓉S/マーブルカテドラル(田辺)

★シリウスS(G3):重賞をいくつも勝ってきた軍曹キャラはいないが、
フレッシュな3歳馬も交えこれからG1へ駒を進めたいダート馬たちの対戦。
まだ馬券を買うと決めたわけではないが、
ハートビートソングのように脚元の不安を抱えながら走る馬にはつい肩入れしたくなる。
本当なら芝で、もっと強い相手と戦っていたかもしれない素材。
★2歳新馬ほか:調教の動きがいいらしいメイショウチギリ。
武豊はこのレースでアムールブリエに先約が入っていたはずだが、最終的にこちらに騎乗。
期待の高さがうかがえる。
6Rの方の新馬で注目はニューエトワール。
母はメイクヒストリー..スティルインラブの1つ下の世代で、
松元省一厩舎からデビューした牝馬。
新馬勝ち、エルフィンS3着と「再来」を予感させたが大成はしなかった。
名門・千代田牧場の出身ゆえ繁殖として花を咲かせて欲しいところ。
ちなみにトレーナーは高橋亮。
中山の芙蓉Sではマーブルカテドラル。
新潟2歳Sではハープスターには完敗だったがいいセンスを感じさせた。

>9月29日
−阪神−
◇11R:ポートアイランドS/コパノリチャード(浜中)

−中山−
◇10R:ながつきS/フレイムオブピース(蛯名) →中山は向く
◇11R:スプリンターズS(G1)/ロードカナロア(岩田)

★スプリンターズS(G1):まだまだロードカナロアのレースが見られる。それだけで満足。
セントウルSで連勝は止まったが、
仕上げの難しいスプリント戦線で全勝は無理。
ちょうどいい足慣らしになったことだろう。
坂路の動きが凄かった。チップぴゅんぴゅん飛んでる。外枠ならまず負けられない。
★ポートアイランドS:コパノリチャードとレッドアリオンといえば、
アーリントンCでの直接対決が思い出される。
当時はコパノリチャードの快勝だったが..夏を越して力関係は変わっただろうか。
それはそうと、G1のウラで浜ちゃと川田くんがお留守番しているようでは、
本当の意味での世代交代は進んでいないと映る。これじゃアカンのだよ..

今週も!いい競馬を!!
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今年も9月25日「ブログの日」がやってきました!
2004年に筆を執り、あれから丸9年が経過。
いよいよ10年目のシーズンが始まることになりました。
やめようとか一度も思ったことありませんので、
引き続きごにょごにょ書いていく所存。

今週はスプリンターズSでロードカナロアの走りを堪能するとともに、
シリウスSで馬券戦線に復帰できればと考えています。
今のところ本命はハートビートソング。
相手にちょい薄め狙いで好配当を狙いにいくつもり。

ところで幸さん、やっぱり今週も乗るみたいですね..w
ケイアイレオーネはちょっと厳しい気もするけど、
応援の意味も込めて買おうかしら。
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母父スペシャルウィークってすごい。
東西で重賞を取ったもんだからリーディング順位を調べてみたら、
今のところ7位だった。
世代的にまだまだ頭数を増やしそうなので、
今後ますます賞金を加算させてくるだろう。

とまあBMSのランキングなど久々に見てみたら、
サンデーサイレンスが種牡馬時代を彷彿とさせるぶっちぎり加減でワロタwww
現時点でダントツの首位(50億)で、2位ストームキャット(15億)の3倍以上。
種牡馬部門で首位を快走するディープインパクト(37億)がかわいく見えるほど。
※ディープインパクトはまだ4世代しか走ってないけど

仮にも競馬好きなら、
もっとこういうデータとか習慣的に目を通すようにすればいいのに。
わざわざ楽しめる要素を減らしてるみたいでもったいないよね。

|RACE REPORT
>9月22日
◇阪神11R:神戸新聞杯(G2)/エピファネイア「ギリギリ」の圧勝 果たして菊は....
夏に古馬を倒してきた上昇馬を一蹴。
改めてエピファネイアのポテンシャルの高さを示す結果となった。
キズナ不在の菊花賞、最後の一冠だけは譲れない思いだろう。
シーザリオの仔で、
福永祐一が初めて牡馬のクラシックを取れれば軽い感動のストーリーだ。
果たしてうまくいくかどうか。自分自身との戦いは続く。
確かに今回は人馬の呼吸が合ったレースができた。
しかし、それはエピファネイアが自主的にハミを抜いて走れるようになったというよりは、
鞍上がギリギリ制御できるレベルに落ち着いた程度の改善でしかなさそうだ。
3角を過ぎてブレーキが緩められた地点から、
ようやく開放されたと言わんばかりにスピードが上がっていったのを見て、
3000mは危うしと感じずにはいられなかった。
もちろん、能力の差でゴリ押しに成功するかもしれない。
本番までの1ヶ月で、また気性面での成長が見られるかもしれない。
しかし、今のままでは....
伏兵による無欲の一発に屈しそうな、そんな予感が漂う。

◇中山11R:オールカマー(G2)/ヴェルデグリーンの末脚すごくね?
フロック視するには衝撃が強すぎる、ヴェルデグリーンの末脚だった。
3角までは最後方に位置しながら、
外を回って直線入り口では先頭集団に並びかける勢いで進出。
そこですでに2Fほど脚を使っていながら、
さらにメイショウナルトやダノンバラードとの追い比べで突き抜けた。
ネコパンチのペースは1000m60秒をギリギリ切る程度で、
決して前がバッタリと止まるようなペースではなく、
いわゆる「ハマった」という表現が似つかわしいものではない。
ジャングルポケット×スペシャルウィークという日本ダービー馬の血を重ねた配合、
さらに母母がオークス馬ウメノファイバー、
その父は天皇賞レコード勝ちのサクラユタカオーである。
突然、目を覚ましたバリバリの「府中血統」は、
恐らく天皇賞を目指すことになると思うが、ぜひ好走を期待したいところだ。

>9月21日
◇阪神2R:2歳未勝利/【POG】ライザン始まったか 先手奪い後続完封
ひいき目だろうか。いやそんなことはないはずだ。
2戦目でライザンが初勝利。
好発から行きっぷりがよく馬なりでハナを奪うと、そのままマイペースの逃げ。
残り600mを迎えても余力たっぷりで、11.0-11.0-11.5で後続を突き放した。
追い不足だった新馬戦であれだけ走れたことから、
今回は勝機十分だとは思っていたが、期待以上の勝ちっぷり。
この上がりが出せるのなら控えてもいいレースができそうだし、
むしろ競馬を覚えていってそういうタイプにシフトチェンジしていきたいところ。
次はいちょうSか萩Sあたりとの情報もあるが、早くも楽しみになった。

◇阪神10R:夕月特別/スマートレイアー秋華賞へ 涼しげに最後の関門突破
混戦模様の秋華賞へ最後の役者が揃った。
3戦2勝のスマートレイアーが勝ち、
例年のボーダーラインでは出走可能な賞金額まで到達。
本番へコマを進めれば間違いなく上位人気に支持される素質馬が、
しっかりラストチャンスを活かしホッとしている。
アテにはならないだろうけど、時計も速いよねえ。
そこそこ流れたペースを4角6番手から34.1秒でまとめられれば、
コーナー4つの京都内回り2000mでも走れるんじゃなかろうか?

|TOPICS
◇幸さんが骨折 日曜3Rの地下馬道で
鉄人にアクシデント発生。
詳細は不明だが、日曜3Rの地下馬道で右足を挟まれて骨折したとか。
お大事になさってください。
普通なら今週からは休養のはずだが、
「次週以降の騎乗については未定」という報道もあり、
逆に言えば乗れる可能性も少しは残っていたりするのだろうか。
無理はしてほしくないけど、
ホッコータルマエもそろそろ戻ってくる頃だからね....

|MEMO
>9月22日
・「バラ一族」からまた一頭。ヴィンテージローズが良血揃いの新馬戦勝ち。
・ローレルブレットがコメットシーカーを負かして久々に勝利。
>9月21日
・大スポ杯はキズマ。先手を取り切りタイセイシュバリエを完封。
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>9月21日
−阪神−
◇*2R:2歳未勝利/ライザン(岩田) →2戦目、勝ちたい。
◇*6R:2歳新馬/ナムラマサシゲ(太宰) →カンパニー。ナムラビクターの弟。
◇10R:夕月特別/スマートレイアー(武豊) →秋華賞へ切符は一枚。
◇11R:大阪スポーツ杯/タイセイシュバリエ(浜中) →ユタカさんじゃないのね..

−中山−
◇*2R:2歳未勝利/ダイワアンビシャス(北村宏) →ダイワパッションの仔!

>9月22日
−阪神−
◇*5R:2歳新馬/オリエンタルポピー(池添)
◇*7R:3歳上500万下/コメットシーカー(福永) →500万下は通過点。
◇11R:神戸新聞杯(G2)/エピファネイア(福永)

−中山−
◇*6R:2歳新馬/ヴェアリアスサマー(柴田大)
◇11R:オールカマー(G2)/ムスカテール(内田博)

★神戸新聞杯(G2):数年に一度訪れる「誰もいない菊花賞路線」がやってきた。
エピファネイアが主役を務められるか、注目のトライアル。
最大の敵が自分自身であることは衆目の一致する通り。
この距離で折り合いに進境を示し、
なおかつ古馬を打ち破ってきた同期生たちを負かせれば、菊の行方も決まってくるだろう。
★オールカマー(G2):なかなか個性派が揃った印象。
コース適性ならダイワファルコン、ダノンバラード。
ブランク明けでもオーシャンブルーの奮起にも期待したい。
それでもあえて名を挙げるならムスカテール。今なら右回りでも。
父マヤノトップガンが敗れたオールカマーからもう17年である。
★その他:オリエンタルポピーは亡きトールポピーの仔。
当然ながら将来は繁殖としての期待を背負っていることだろうが、
まずは戦場でどれだけ名を残せるか。
サンデーサイレンス×ジャングルポケット×キングカメハメハと重ねられた血に、
日本近代競馬の足跡を見る。
それにしてもこの番組は良血馬が揃った。
ブルーメンブラットの仔クリーブラットもいる。
中山新馬のヴェアリアスサマーは母ダキューバンと聞いてまた懐かしい思いに。
ダートで活躍したスリーフォーナイナ(97年生)の弟である。
多くの仔を送り込むのもまた、名繁殖牝馬の証。

今週は松本山雅さんのスタジアムへおじゃましますので競馬は見られません。
みなさんはよい競馬を。
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3日間開催+台風順延で、
随分と長いこと競馬やってた気がします。
おつかれさまでした。
もう明後日が出走馬確定? ほんとに??

|RACE REPORT
>9月17日
◇中山11R:セントライト記念(G2)/格上挑戦も力強くユールシンギング馬群を捌いて差し切り
500万下を勝ったばかりにして、
単勝3番人気と高い評価を得ていたユールシンギング
そのジャッジが間違いでなかったことを示す快勝だった。
後方待機から外を回って差を詰め、直線では前が狭くなる場面もありながら脚を伸ばした。
相手関係やらを考えるとどこまで強気になっていいものかわからないが..
とりあえず菊花賞でどうこうという感じではなかった。
ダービーフィズは勝利まであと一歩というところで惜敗。
わずかに抜け出すタイミングが早かっただろうか..
ラジオNIKKEI賞から連勝を狙ったケイアイチョウサンは5着まで。
最後方待機は想定通りか? 勝てる見込みのある戦法ではなかったように思う。

>9月15日
◇阪神5R:2歳新馬/シャドウダンサー、センス感じる内容でデビュー勝ち
ダンスインザムードの「軽さ」と、
重厚なホワイトマズルの血が織り成す傑作なのかもしれない。
シャドウダンサーがデビュー勝ち。
どうしても父の産駒の特徴を思い浮かべると、
先手を取って押し切るスタイルが連想されるが、
控えて馬群を割って伸びてくるという味のある内容。
上がりが速くなった時にどう対応するかが気がかりではあるが、
その時は先手を取り切ればいいのかも。
まだまだこれから良くなりそうな予感もするし、
何となく京都の中距離重賞が似合う印象。
きさらぎ賞とか京都新聞杯とか。

◇阪神10R:オークランドRCT/立て直しに成功ジョヴァンニ4馬身差の逃げ切り勝ち
ジョヴァンニが逃げ切り。
コンディションさえ戻っていればこれくらいはやれる馬。
時計の出る馬場も向くし、先手を取り切れたところで勝負ありでしたね。
こうなると単勝350円がすごくおいしく映る。

◇中山11R:ラジオ日本賞/巧みな立ち回りからグラッツィア 好メンバー退け完勝
OP特別ながら好メンバーが揃った一戦。
砂で素質を開花させつつあるベルシャザール、
レパードSを圧勝したインカンテーション、復活を目指すナムラビクターらを退け、
好位から巧い立ち回りを見せ抜け出したのはグラッツィア
今週、大活躍だった角居厩舎の勢いを象徴する一戦でもあった。
ナムラビクターは久々でこれだけやれれば次は期待できる。
一方インカンテーションはインでなかなか動けず。
もう少し早く進出できれば馬券圏内はあったかも。

>9月14日
◇阪神8R:阪神ジャンプS(JG3)/オースミムーン重賞2連勝
小倉で重賞初制覇を遂げたオースミムーンが重賞2連勝。
平地未勝利の馬がハードル転向でその才能を開花させた。
途中から先頭を奪ったテイエムハリアーとの一騎打ちとなったが、
最後の障害を越えてからのスパートで一気に差し切った。
注目の菊花賞馬ビッグウィークは中団待機から失速し9着に終わった。

◇阪神9R:野路菊S/低評価に怒りの激走サンダラス 大外から豪快に突き抜ける
単勝2,590円の激走。
ウインフルブルームやフェルメッツァが人気を集める中、
ほぼノーマークの存在だったサンダラスが大外から差し切り勝ち。
父はスウィフトカレントである。B級サンデーサイレンス種牡馬のブームは続くか。
それにしても見事な末脚であった。フロック視は禁物のような気がしている。

◇阪神11R:エニフS/アドマイヤサガス、好相性の阪神コースで快勝
春にこのコースで好時計を連発していたアドマイヤサガスが快勝。
人気を分け合ったエアウルフが馬群に沈む中、きっちりと力を出し切った。
それにしてもダート戦ながら時代はキレを求めていますね。
前半600mは35.5秒で入って、上位陣は軒並み35秒台前半で上がってる。
2着に芝でそこそこ走ってるデュアルスウォードが入ったのもわかりやすい傾向では。
こういう展開で大外ぶん回しはいただけませんねノーザンリバー

|TOPICS
◇今週の角居厩舎【6.0.0.3】
日曜の段階でタダ事ではない固め打ちで状態したが、
順延となった火曜も阪神で2勝を加算し合計6勝。
来週のエピファネイアにも弾みがつきますかね。
ところでウオッカの11も名前がボラーレに決まったらしいですね。
これ誰が乗るんでしょう。最近のトレンドからすると内田さんぽい気もしているのですが。

|MEMO
>9月17日
・オリハルコン2戦めは痛恨の2着。ここは取っておきたかったはず。
・オツウはどうしてしまったのか..直線全く伸びず。ちょっと厳しくなった。
・仲秋Sは人気に応えノーブルジュエリー。追われて伸びる、この馬らしからぬ内容w
>9月15日
・スパ未で目覚めたウォーシップマーチの末脚www 必見です。
>9月14日
・阪神1Rタガノハヤテ初ダで好時計圧勝。OPまで行くか。
・好メンバー揃った阪神4Rスパ未はコスモサリー。コスモマーベラスの仔!
・母父セイウンスカイ、母母ニシノフラワーのニシノミチシルベが新馬勝ち。出世なるか。
・中山でもエックスマーク!じっくり構えてゴール前ディサイファを捕らえる快勝。
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台風による順延でまだ今週の競馬は終わらないので、
先にローズSの回顧いっとこう。
結局また馬券はスルー。

>9月15日
◇阪神11R ローズS
■レース結果(netkeiba)

あれだけ極端なレースしかできないデニムアンドルビーを、
秋華賞で信用してもいいのだろうかという疑問は誰しもが持つことだろう。
あのままだとアホみたいに先行争いが激化でもしない限り、
大外ぶん回しで届かずという場面が容易に想像できる。

角居厩舎に奥の手はあるのか、そしてウチパクさんに秘策はあるのか..

たぶん何も無いでしょうw 本番でも同じ競馬になるんじゃないかな。
1角までの距離が短い京都2000m、
行き脚がつかないままコーナーへ突入してさあどうするという展開。
ここでゴールドシップばりに向こう正面で差を詰めにかかるか、
それとも腹を括って4角から直線勝負に出るか。
前者は常識ハズレな選択肢であることは間違いなく、
3歳の牝馬が取るべき手段でないはず。
実際、早めに動いたオークスでは上がりの脚で前2頭に負けたし、
そこまで脚の持続力に長けたタイプではない。
かといって、ぐるっと大外を回って他馬より上がりで大幅に上回れるまでの決め手も、
今までのレース内容からうかがうことはできていない。

ここから凄まじく上積みでもあるのなら話は別だが、
普通に考えれば苦戦を余儀なくされると見るべきだろう。



その他の有力馬はほとんどが馬場に苦しむ気の毒な内容。
特に、勝ち馬と人気を分け合ったエバーブロッサムは後方のまま見せ場もなく大敗。
良馬場なら本番の巻き返しにも期待がかかるが..
レッドオーヴァルも直線で早々ギブアップ。
ちょっと気が勝った走りにも見え、脚が貯まらなかったような。

これらに比べると、4着にまとめたオークス馬メイショウマンボは頑張った方。
とはいえそこまで抜けた存在というわけでもなく、
場合によっては春の勢力図はガラリと塗り替えられる可能性も。
どこかに秘密兵器が息を潜めているかもしれない..

あれか、スマートレイアーとかか。
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ひゃっふー!!

■ニエユ賞/キズナ


■フォア賞/オルフェーヴル


まだまだ前哨戦とはいえ、本番への期待が膨らむ2頭の勝利でした。
特にキズナ。
初めての海外、初めてのロンシャンに対応できるかが心配されましたが、
ライバルと見られていたルーラーなんちゃらとの叩き合いを制して、
満点の「海外デビュー」となりました。
陣営のコメントからもまだまだ上積みが見込めそうで、
これはひょっとするとひょっとするかもしれません。

一方のオルフェーヴルは2年連続の参戦、
そして昨年の凱旋門賞があの内容でしたから、
問題なく走れば..と思っていたのですが圧勝でしたね。
こちらに関しては、とにかく「無事で」が合言葉になりそうです。

ここに出てきていない強敵もいるようですし、
決して油断はできませんが、今年こそはのムードが高まってきました。

で、明日ニッポンの競馬はできるの??
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>9月14日
−阪神−
◇*4R:3歳未勝利/ラルプデュエズ(北村友)
◇*5R:2歳新馬/マイネマレフィカ(和田) →マイネサマンサの仔。活躍を!
◇*8R:阪神ジャンプS(JG3)/ビッグウィーク(小坂) →重賞挑戦!
◇*9R:野路菊S/フェルメッツァ(高倉)
◇10R:瀬戸内海特別/タマモトッププレイ(池添) →実力通りなら..
◇11R:エニフS/アドマイヤサガス(川田)

−中山−
◇*5R:2歳新馬/ランデックヴェスパ(内田博)
◇*9R:古作特別/エポワス(柴田善) →長期休養明け2戦目
◇11R:レインボーS/エックスマーク(内田博) →中山で勝てれば本物?

★エニフSほか:3日間開催初日を飾る阪神メインはダートのOP特別。
この条件はフルゲートがデフォのはずが、登録段階から頭数が落ち着いていた。
プロキオンS以来となるアドマイヤサガスとエアウルフが上位人気を争いそうだが、
春にこのコースでえらい強い競馬をしていたアドマイヤサガスが中心となるか。
気楽な立場になるダッシャーワンのズドンなんかもありそうだが。
4Rのスーパー未勝利はかなり強いメンバーが集まった。
ラルプデュエズあえてそこに突撃か..最後までダートは行かんかったか。
正直ちょっと勝ち抜けはしんどいと思っている。一度転出から戻る流れかな..
野路菊Sのフェルメッツァは半兄フラガラッハの主戦・高倉が騎乗する。
ミキオ先生もクラブもなかなか思い切ったことするな..
ウインフルブルームやマイネルメリエンダら相手にどんなレースをするか。
中山の新馬に出るランデックヴェスパはルミナスハーバーの仔。懐かしい。
驚いたことに市場取引価格が「157万円」となってた。そんな安いの?

>9月15日
−阪神−
◇*5R:2歳新馬/シャドウダンサー(戸崎) →ダンスインザムードの仔
◇10R:オークランドRCT/ジョヴァンニ(四位)
◇11R:ローズS(G2)/デニムアンドルビー(内田博)

−中山−
◇*5R:2歳新馬/ポートサイドカフェ(田辺)
◇11R:ラジオ日本賞/インカンテーション(大野)

★ローズS(G2):たぶん秋華賞馬はこの中にいる。
本番まではわからないが、とりあえず今回はデニムアンドルビーでいいんじゃないかな。
あとはどれくらい人気するかで、馬券を買うか決めよう。
★ラジオ日本賞ほか:レパードS勝ちのインカンテーションがOP特別に。
古馬相手とはいえ54kgと条件に恵まれており、連勝に期待したいところ。
ただ、ベルシャザールやスタッドジェルランら相手もそこそこ強力。
骨折休養明けのナムラビクターも戻ってくる。
中山新馬ポートサイドカフェの母はプラウドウイングス。これまた懐かしい名前。
残念ながら繁殖成績は芳しくないようだが..出世なるか。
阪神のオークランドRCTはジョヴァンニ。
重賞では完敗が続いたが、降級すれば実力上位のはず。状態面だけだろう。

>9月16日
−阪神−
◇*2R:2歳未勝利/オリハルコン(浜中)
◇*7R:3歳上500万下/オツウ(岩田)

−中山−
◇11R:セントライト記念(G2)/ドラゴンレジェンド(田辺)

★セントライト記念(G2):ただでさえ手薄なメンバーと言われていたのに、
日本ダービー3着のアポロソニックが脚部不安を発症し回避。
これ1番人気ケイアイチョウサンですかね..
中山の中距離といえばステイゴールドだろということで、ドラゴンレジェンドの一撃を予告。
★その他:初戦が案外だったオリハルコンがどこまで変わり身を見せるか。
期待が大きいだけに、あまりいつまでもグズグズしているわけにはいくまい。
7Rの牝馬限定500万下はなかなか豪華メンバー。
オツウを筆頭にオーキッドレイ、ディープサウスにディアデラマドレと、
夢破れた女の子たちが多数集結である。
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気がつけば電車の中で特別競走の登録馬を眺めている..
そんな季節となりました。
ばっちり当てて好スタートを切りましょうローズS。
たぶん次のポイント2つを失敗しなければ、いける。

●ポイント1:メイショウマンボの取捨
オークスであっと驚く快走を見せたメイショウマンボ。
エバーブロッサム以下を寄せ付けなかった脚は際立っていた。
しかし勘のいい馬券士たちなら、ここは迷わずスルーだろう。
3歳牝馬の秋初戦、ましてG1を取るほどの力走を見せた後のケアの難しさ、
そして先を見越した余裕残しの仕上げがどんな結果をもたらすか..
コース新装後の07年以降で、
春にG1を制した馬でローズSも勝ったのはダイワスカーレットとジェンティルドンナだけ。
後に牡馬相手にG1を勝つような圧倒的な力の主で、あとは2着にも入っていない。
マルセリーナとエリンコートが揃って掲示板すら確保できなかった一昨年などはその典型例。

恐らく今回メイショウマンボはオークス馬ながら3番人気くらいの評価にとどまると思うが、
それでも消しでいいんじゃなかろうか。

●ポイント2:どのディープインパクトでいくか
コーナー2つの1800m戦といえばディープインパクト産駒の独壇場。
先週の西宮Sもワンツー決着だった。当然ながら無視はできない。
今回の登録メンバーにも有力馬が揃っており、
どれを中心に据えるかがカギとなる。
距離に不安が残るレッドオーヴァルや、関東からの輸送となるエバーブロッサムよりも、
1番人気に支持されたオークスで最後方から3着まで差を詰めたデニムアンドルビーが、
最も信用に足る駒かなという気がしている。たぶん今回も1番人気なんでしょうけど。

デニルビちゃんから点数を絞って当てよう。
人気薄のままでいてくれると楽しみなのはノボリディアーナ。

今日のところはこのへんで。
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これは.....いい。
世の中には楽しいコンテンツがあるもんだ。
「孤独のグルメ」である。

水曜深夜のタイムラインを賑わす話題作。
どうせみんな見てるから乗っかってるだけじゃないの?と思いつつ、
どんなドラマなのかを見ている人に聞いてみたら、
「おっさんがごはん食べてるのを見るドラマ」とか言いやがる。
そんなもんどこがおもしろいねん。

と言いつつ試しに見てみたところ....

いい、いいぞ....。

確かに聞いた通り、恵体のおっちゃんがひたすらご飯を食べてるだけである。
だがその一連の流れが秀逸。
たまたま仕事のついでに立ち寄った、見ず知らずの店で、
メニューを見て気になった品を注文し、食べる。
誰もが経験したことのあるようなシーンがそこでは繰り広げられている。
深い解釈、考察など一切不要。あるのはただ「おいしそうだ」という感想だけ。

原作はマンガのようだが、
これだけのヒット(と言っていいのかはわからんけど)を生み出した理由は、
何となく分かる気がする。

● どこにでもありそうな庶民派のお店が舞台 ※ロケ地は実在するお店らしい

● ゴローさん(おっちゃん)の独り言が楽しい

● 松重豊さんが渋い

高級なお店でうまいもんばかり食べてても、ここまでの共感は得られない。
誰でも行けそうな中から「当たり」の店をちゃんと引くゴローさんだからこそ、
みんな羨望の眼差しを送ることができるのだ。

また、セリフそのものは極めて穏やかな人柄のゴローさんが、
食事に対する独り言となると途端にポエム的になったり好戦的になったり、
豹変するのもまたおもしろい。
「人間は本来、食に対し自由だったはず。オレは今、遊牧民になるんだ..」とかね。
いちいち大げさなのが笑える。ちょっとコピーライティングの要素も含んでるし。

それからゴローさんを演じる松重豊さんの渋さ。
いくら「おっちゃん」と言っても端正なマスクのベテラン俳優さんである。
見ていて清潔感があっていい。
ドラマの終盤には原作者さんが出てきて同じメニューを食べるんですけど、
やっぱり絵的にこっちは若干キツい(見ないもん)。
松重さんの表情というか、食べるときの演技もまたさすがで、
よくこんなにおいしそうに物を食べられるなと感心させられる。

個人的に一番惹かれたのは、
初めて見た回で煮魚を食べていた場面で、
口の中の小骨を手でピッと取り出すシーンがあったんですよ。
いわゆる「ちょっとお行儀が悪い」仕草で、それでいて誰もがやったことのあるような。
たぶんこれ、松重さん演技じゃなくて咄嗟にやっちゃったんだと思うんですよ。
NGにしようと思えばできたはずなのにOKにするその判断基準が素晴らしい。
あくまで自然な食事のシーンを表現するという姿勢に感心しました。
他にも、何かどんぶりの中の具をかき混ぜてた時だったかに、
中身がちょっとこぼれ落ちたけどそれも全然セーフ。
こういうのたまりません。

基本的に一話完結で、何ひとつややこしい人間関係なども描かれておらず、
これほど「次回が楽しみにならないドラマ」というのも他にないような気がするが、
毎週録画した分を週末に見るのが習慣づいてしまっている。
ハマる、とはこういうことを言うのだ。
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きょうの晩ごはんはサンマの塩焼きでした。
大根おろしたっぷり。たまらんすね。
奥さんが内臓を捌いちゃったので次からは残しておくよう伝えました。
あそこがうまいんだから。

来週から馬券戦線に戻りたいです。

|RACE REPORT
>9月8日
◇阪神11R:セントウルS(G2)/ロードカナロア連勝ストップ ハクサンムーンの逃げに屈す
仕方がない、といえばそれまでなのだが....
ロードカナロア敗れる。
国内外のスプリントG1を制したばかりか、春はマイル路線をも極めた絶対王者が、
まんまとハクサンムーンの逃げ切りを許してしまった。
道中のポジショニングには問題なかったが、
4角で前との差を詰めにかかった時の手応えが悪く、
勝ち馬に並びかけることもできないまま、終わってしまった。
もちろん、コンディションや斤量差など敗因となりうる要素はいくらでもある。
決してこの敗戦が経歴に傷をつけるというわけではないし、
スプリンターズSでは恐らくきっちり巻き返してくるとは思うが、
それでもロードカナロアなら、
調整の難しいスプリント路線でも全勝で駆け抜けてくれると期待していただけに悔しい。

◇中山11R:京成杯オータムH(G3)/エクセラントカーヴ4連勝で重賞初勝利
ダイワメジャー産駒の牝馬エクセラントカーヴが4連勝で重賞初勝利。
夏の上がり馬の典型的なタイプですね。
ハンデ差はあったとはいえ、ダノンシャークを寄せ付けなかったわけだから強い。
うまくいけば来年のヴィクトリアマイルで出番あるかも。
2着のダノンシャーク
レースぶりに幅が出てきて、コースや展開を問わず力を出せるようになってきた。
これならマイルCSでも昨年(6着)以上どころか勝ち負けできるんじゃないかと期待が膨らむ。
下河辺牧場のお馬さんだし、今まで以上に応援したくなってきた。
なお、単勝1番人気に支持された横山和生のルナは10着と大敗。
テイエムオオタカからハナを奪って自分の形に持ち込んだものの、直線は失速。
人馬ともに初重賞がかかった一戦は、苦い結果に終わってしまった。

>9月7日
◇阪神5R:2歳新馬/【POG】ライザンは3着デビュー 今後の視界広がる内容
POGで我が軍8頭目のデビューとなったライザン
単勝6番人気と評価は決して高くなかったが、
中団から末脚を伸ばして3着とまずまずの発進を見せた。
超スローペースのマイル戦でディープインパクト産駒2頭に負けるのは仕方がない。
陣営のコメントからは、まだ完成途上なのは明らか。最初にこれだけやれれば先が楽しみ。
折り合いに苦労するタイプではなさそうなのが何よりである。

◇阪神11R:西宮S/ヒストリカル差し切り勝ちも内容は....
昨秋から勝ち星を挙げられず準OPに降級したヒストリカルの復帰戦。
さすがに地力の違いで差し切ったが、内容は決して満足いくものではなかった。
追われてからの反応がイマイチだったし、
抜け出すときの脚もそこまでグッと来るわけではなく。
最後に詰められたのは流したからだとは思うが、
ここから上積みがないと重賞戦線ではまた苦戦が続きそう。
アンカツさんもそう言うてました。


|TOPICS
◇ラジニケに新しい実況担当アナウンサー現る
日曜朝からグリーンチャンネルを見ていたら、
聞きなじみのない声で中山の本馬場入場やってたもんで調べてみたら、
米田元気アナウンサーの「デビュー戦」だったようで。
なかなか渋みのある声で、
6F戦ながらスムーズな実況をされていたと思います。
緊張感はすごい伝わってきましたけどw
この日は1R、2Rのみの担当でしたが、
やがてどんどん大きいレースも任されていくのでしょう。
僕好みの、癖のない実況ができるアナウンサーになってください。

◇福永祐一、2日間の騎乗停止処分
ツィンクルソードで勝った日曜阪神の新馬戦で。
直線で内に切れ込んだ際に他馬の進路を妨害してしまった。
もったいないなあ。
ちょうどレースを見てて「あれアウトじゃね?」と思っていたら案の定である。
わざわざ内を狙う必要があったのかどうか。
ただ、被害馬の1番はもう脚がなかったし、
さらにその内に2番がいたせいで挟まれる形になったのも印象が悪かったのかも。
降着がほぼなくなった今季から騎乗停止の基準は厳しくなったと言われているが、
昨年までならギリセーフだったかもしれないな。
エピファネイアの神戸新聞杯に影響がなくてよかったですよ本当に。


|MEMO
>9月8日
・野分特別で金子さんのフルーキー3勝目。まだ底見せず。
>9月7日
・阪神2R初勝利プロクリス、母ライラプス似の外見から優れた瞬発力。これはいい。
・竹之下の乗らないドコフクカゼなんて..鳥取特別5馬身差圧勝。
・中山2Rライアンセンス初勝利。祖母メジロドーベルの血が花開きますように。
・紫苑Sはセキショウの逃げ切り。例年通り秋華賞への関連性は感じられず。
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明日も馬券は手を出せるレースがなく、
予想エントリを立てることはないのですが、
せっかく役者も揃ってくる季節なのに何もしないのはもったいない。
そうだ無責任な雑談だけ書いておけばいいんだということに気づいた。

■セントウルS
予想通りロードカナロアが断然人気。
負けてほしくないし、ほぼ勝つでしょう。
しかし昨年、エピセアロームやアンシェルブルーが、
本番ならともかく前哨戦ならワンチャンあるでということを教えてくれた。
ローガンサファイアの高評価ぶりなんかは、その再現を期待してのものだろう。
ちなみに、もし馬券を買うならロードカナロア−ドリームバレンチノの1点かな。
ドリームバレンチノはちょっと渋ったこの馬場がよさそう。

■京成杯オータムハンデ
前売りを見ていると単勝10倍を切るのが6頭もおる。
ルナと横山和生が重賞を取れれば盛り上がるが、果たして。
58kgが嫌われているのかダノンシャークの人気がそこまで上がってこないが、
キレだけでなく末脚にしぶとさが出てきた今なら中山でも走れそうな気がしている。
エクセラントカーヴは何か違うくない??
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夏休み前から引きずっていた仕事のモヤモヤがようやく解消されました!!
おうここから全力で行くぞ!!

>9月7日
−阪神−
◇*1R:2歳未勝利/スザク(武豊) →もしやダート向き
◇*2R:2歳未勝利/プロクリス(川田) →ライラプスの仔2戦目で
◇*5R:2歳新馬/ライザン(福永)
◇*7R:2歳新馬/ドリームノート(浜中) →エイムアットビップの仔..時代の流れ
◇11R:西宮S/ヒストリカル(浜中)

−中山−
◇*9R:アスター賞/ウインマーレライ(丹内) →OPまで行けそうな馬
◇11R:紫苑S/クラウンロゼ(三浦) →立て直しに期待

★西宮Sほか:今回、降級戦となるヒストリカル。ここで負けて欲しくはないが..
展開に左右されがちなだけに、とりあえず自分の脚が使えるかどうかを見たい。
新馬戦ではPOG8頭目のデビューとなるライザン出陣。
評価はイマイチのようだが..?

>9月8日
−阪神−
◇*4R:障害3歳上未勝利/モンテクリスエス(北沢) →ついに入障ですか
◇11R:セントウルS(G2)/ロードカナロア(岩田)

−中山−
◇11R:京成杯オータムH(G3)/ダノンシャーク(内田博)

★セントウルS(G2):ロードカナロアのラストシーズンが始まった。
これまでと同様、律儀にステップレースを使ってくれるのはファンとしてもうれしい限り。
ただ今回は実績こそ抜けているが、決して楽なレースにはならないだろう。
「あわや」のシーンくらいはあるかもしれない。
★京成杯オータムH(G3):昨年はレオアクティブのとんでもないレコード決着だった。
そのレオアクティブは連覇をかけての出陣で、横山親子の対決も話題を集めそう。
だが実績なら安田記念3着のダノンシャーク。
馬券的にはワナっぽいけど、果たして。

いい季節です。皆さんもよい競馬を。
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三冠の秋から8年が経った。

■【競馬】ディープインパクトってどれくらい凄かったの?(競馬ろまん亭)

確かに、もう現役時代を知らない世代が出てきているのは当然といえば当然なのだが、
驚きも隠せずにいる。もうそんな昔の話なのか、と。

ディープインパクトはどれくらい凄かったのだろう。

よく最強馬論争になると、
「三冠は弱メン相手」だとか「JRAのゴリ押し」だとか言われ、
どちらかというと人気先行的なレッテルを貼られがち。

実際それが正解なのかどうかはわからないけど、
そんなことはないディープインパクトは強かった。
伝説の若駒S、まさしく空を翔んでいた日本ダービー、三冠達成菊花賞、
リミッターを外し大マクリを決めた天皇賞....
どれもこれも、歴代の名馬と比べても遜色ないどころか、
最高クラスのパフォーマンスであったと確信している。

もっとも、それ以上に偉大であったのが、
「ナリタブライアンを知らない世代に正統派名馬の何たるかを見せたこと」。
これはもう何度も書いたような気もするけど、
90年台後半から2000年台初頭は、
日本調教馬の海外躍進や個性派の台頭はあったものの、
「抜群に強い」いわゆるヒーローに恵まれない時代だった。
スペシャルウィークはライバルに恵まれすぎ、サイレンススズカは志半ばで戦場を去り、
テイエムオペラオーは何かよくわからんけどハマらなかった。

この時代から競馬を見始めた者としては、
ナリタブライアンやトウカイテイオー、オグリキャップらスターホースの輝きは、
一体どんなものだったのだろうという想像の産物でしかなかった。
それを具現化したこと――それこそがディープインパクトの最大の功績であると。

本当に、この馬の存在は神であった。
最初は「ブラックタイドの弟」という肩書きのせいで半信半疑だった。
あの疑わしい感じも今となっては懐かしい。
それだけに若駒S以降の、期待が確信に変わっていく道のりは本当に楽しかったし、
人混み嫌いの僕でも菊花賞は早い段階で「行かなきゃ」と使命感に駆られていた。
そして、心の底から勝ってほしいと願い声援を送った凱旋門賞。
何もかもがいい思い出である。

同じ三冠馬でもオルフェーヴルと比べればその思い入れは段違いだし、
たとえ凱旋門賞を勝ってもそれは変わらないだろう。
それだけに不当に低い評価を受けようものなら悔しい気持ちになるし、
産駒が3世代で桜花賞3勝、日本ダービー2勝と大活躍しているのも、
当然というか誇らしい気分になれる。

その存在に感謝したくなる、極めて稀な存在。
それがディープインパクトの凄さと言えるだろう。
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ロードカナロアがステップレースに出てくれるのはありがたいなーと思いつつ、
そういえばカレンブラックヒルはどうしているんだろと軽く調べてみたら、
まだ栗東に戻ってきていなかった。
安田記念でもコテンパンにやられてしまって、立ち直りにも時間が掛かるのは正直わかる。
焦っても仕方がないので、気長に待つとしよう。

それはさておき、秋山真一郎が今年まだ重賞のタイトルと縁がない。
デビュー2年目の98年から、
ずっと積み重ねてきた連続重賞勝ちの記録が途切れないか、
ちょっとタイミングは早いかもしれないけれども軽くピンチである。

昨年はカレンブラックヒルとのコンビでの活躍だけではなく、
ローブティサージュでもG1を制するなどキャリアハイ級の成績を収めたが、
上記2頭が今年に入ってから不振、
しかもローブティサージュのオークスは騎乗することもできずと、
悔しい思いを強いられている。

決してコンスタントに重賞クラスの強豪を任される立場ではないだけに、
大事な愛馬――特にカレンブラックヒルの復活が待たれる。
マイルCSあたりには間に合えばいいんだけどなあ..
まだ帰厩してないってことは行けてもぶっつけかな。まあ無理せずに。

何かと悪く言われがちなジョッキーですけど、
個人的には腕を買っている一人なので、できれば記録更新してほしいと思ってます。
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グリーンチャンネルで急遽、放送予定が変更されたようで録画しておきました。
新馬戦から全レースをノーカットで見られる貴重な映像。
ジャパンCでの岡部さんのガッツポーズなんかもね。

しかし、もちろんトウカイテイオー自身のレースも印象的ではあるのですが、
春天で相まみえたメジロマックイーンにゴールドシップが重なって見えたり、
92年有馬記念の4角でのメジロパーマーとダイタクヘリオスのツーショットが狂気じみていたりと、
色々と見どころ満載。
ラストランの方の有馬記念で、
ウイニングチケットやメジロパーマーあたりが返し馬ですごい勢いで走っていくところ、
ビワハヤヒデの岡部さんはソロリとキャンターに下ろすあたり上手だなーとか。
あと芝の色が緑色になった93年から急に現代ぽくなりますね。

今後、この世を旅立つ名馬は恐らく現役時代を知る馬が多くなってくると思います。
そんな時も、こうして在りし日の勇姿を思い出しながら、
心から敬意を込めて送り出してあげたいものです。
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夏競馬が終わりましたね。おつかれさまでした。
馬券はすっかりお休みしてしまったのですが、
その分もPOGで我が軍が頑張って走ってくれたので楽しめました。
来週から秋シーズン突入ですね。いきなりロードカナロア参戦とか。

|RACE REPORT
>9月1日
◇小倉11R:小倉2歳S(G3)/ホウライアキコが夏の小倉競馬を締めくくる
雨の小倉競馬最終日、
あいにくのコンディションで行われた小倉2歳Sは2番人気のホウライアキコが優勝。
スムーズに2番手を追走し、
逃げる1番人気のベルカントを余裕たっぷりで捕らえてみせた。
いかにもここ止まりなキャラではあるが....
POG関連ではエイシンキサナドゥが5着。
ややテンに遅れ位置取りが悪くなってしまい、直線も前との差を詰められず完敗に終わった。
とはいえ新馬勝ちから中1週で臨んだレースでもあり、
距離はもう少しあった方がよさそうにも映った。まだまだこれからである。

◇新潟11R:新潟記念(G3)/驚きの復活コスモネモシン 6歳牝馬の激走
とっくに終わっていたはずのコスモネモシンが驚きの復活。
今年に入ってからの3戦はすべて1秒以上の差をつけられての敗戦が続いていただけに、
この変わり身にはただビックリするばかり。
恐らく現役生活はもう長くはないと思うけれども、ひと花咲かせられてよかった。
意外にも逃げを打ったエクスペディションが2着。
浜ちゃはこれ頭にあったんだろうか。
もう一頭のお手馬ニューダイナスティと並走する形になったけど、偶然だろうか。
そしてダコールはお約束の惜敗4着。


>8月31日
◇函館11R:札幌2歳S(G3)/今週も牝馬だ!レッドリヴェール不良馬場を力強く突き抜ける
先週の新潟2歳Sに続き、牝馬の重賞ウィナーが誕生した。
須貝厩舎のステイゴールド産駒レッドリヴェール
阪神開幕週での新馬戦を勝って以来の実戦で、
しかも不良馬場(古馬500万下の千八で1:59.4かかるコンディション)を物ともせず、
426kgの小柄な馬体で力強く突き抜けた。
デビューからマイル戦を使われていたように、
陣営がクラシック路線を強く意識していることは間違いない。
恐らく年内に、G1でハープスターとの対決が待っていそうな気がするが、
早くもそれが楽しみになった。
1番人気のマイネルフロストほか、
その他の期待馬はこの馬場に力を奪われあえなく脱落。
2歳の早い時期に過酷な条件で走ったことが影を落とさねばいいが..
それは勝ち馬にも言えることであり。


|TOPICS
◇競馬ブームを盛り上げた一頭がまた..名馬トウカイテイオー死す
今週は何と言ってもこのニュース....トウカイテイオーが亡くなった。
残念ながら現役時代はその走りを見られなかったが、
それでも当時小学生の僕でもその名は知っているほどのスターホース。
競馬を好きになり、足跡に触れることで、その理由はよくわかりました。
リアルタイムで見ていない馬を語るとどうしても薄っぺらくなりそうなので、
今はただ冥福を祈りたいと思います。どうか安らかに。

◇横山和生、土日で6勝の大活躍
平場も特別も関係なし。本命も伏兵も勝たせてしまった横山和生。
連続開催の終盤に豪雨が重なり、
めったにないような道悪のレースが続いたが、
その特長も把握して乗れていたようだ。
それともノリさんだったのかな。メジロライアンに乗ってたし。


|MEMO
>9月1日
・新潟でハーツクライ×タイムウィルテルのマジックタイムが大外一気で初勝利。
・ダイナカール一族のプリンスダム新馬勝ち。血統的に次以降も期待。
>8月31日
・長岡Sはオークス7着のスイートサルサ。ちなプリンセスジャックは取消。
・ネコタイショウ、前走と同じような馬場なら..と思わせたがサッパリであった。
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