#11 トウカイトリック(牡10)ステイヤーズSを圧勝!
<12月1日 ステイヤーズS>
トウカイトリック。04年デビュー。
あのディープインパクトと同世代。
早くから長距離路線に専念し、07年春の天皇賞では3着と善戦した。
その後も「3000m以上のレース最優先」のローテで元気に走り続け、
8歳時には豪州にも遠征した。
しかし、2年以上勝ち星にも見放され、さすがに潮時かと思われた10歳の暮れ。
この馬にとって最も相応しい舞台であり、
それでいて何故か縁のなかったステイヤーズSを勝った。
前述の三冠馬だけでなく、
これまで戦ってきたメイショウサムソンやアイポッパー、アドマイヤモナークら強豪に比べれば、
この日の相手などチョロかったに違いない。
時代を超えて走り続けるステイヤーの矜持を見た気がした。
なお2013年は早速、万葉Sから始動する模様。
#12 苦労人・酒井学とニホンピロアワーズ JCダート圧勝でスターダムへ
<12月2日 ジャパンCダート>
苦労は簡単には報われないからこそ、報われた瞬間の喜びも大きくなるのだろう。
一度は終わりかけたジョッキー酒井学が、ニホンピロアワーズとのコンビでJCダートを圧勝。
どちらかと言えば地味キャラなコンビが、一躍スターダムへと駆け上がった。
ニホンピロアワーズは未勝利を勝った頃から応援し続けてきた馬で、
派手さはなくとも一歩ずつ着実に成果を出してきたことが頂点への道のりとなった。
2013年は東海Sから..という話だったが、どうやら回避するらしく。
彼らしい、地道なローテでいいなと思ったんだけどね。
#13 世界の龍王ロードカナロア、香港スプリントでついに日本馬初優勝
<12月9日 香港スプリント>
ガチムチの香港スプリンターを相手に、
日本の誇る快速馬ロードカナロアがぶっちぎりで優勝。
また一つ、日本競馬の海外挑戦における大きな快挙が成し遂げられた。
スプリンターズSが圧倒的な内容だったことからも期待は大きかったが、
それによくぞ応えてくれた。
#14 エピファネイア無傷の3連勝 2013クラシックへ視界よし
<12月22日 ラジオNIKKEI杯2歳S>
菊花賞当日の京都競馬場でヴェールを脱いだ、シーザリオの仔。
続く京都2歳Sも制し、2歳戦の最後を締めくくるのはおなじみの出世レース。
課題とされた折り合い面も進境を見せ、百点満点の内容で3連勝を飾った。
着差が僅かだったことから圧倒的な強さを感じさせるものではなかったが、
超スローペースだったことを考えればそんなものかもしれない。
早くも来年の始動が待ち遠しい。
#15 最後もゴールドシップ劇場 後方ひとマクリでグランプリ制覇
<12月23日 有馬記念>
いい意味でゴールドシップに振り回された1年。
最後もハラハラさせられながら、終わってみれば「強ええええぇ!」という感動を残してくれた。
いつも以上に下手くそなスタートから最後方を追走し、3角手前からジワリジワリと進撃。
直線では他馬が脚色を鈍らせる中、
ただ一頭バテることを知らず大外を突き抜けた。
決して「最強」というわけではないけれども、
限られた条件においては無類の強さを発揮するし、
自分が勝てる形に持ち込むための力業は誰にもマネできるものではない。
2013年も「個性派」としてファンを楽しませてくれ。特に僕を。
▼
以上、駆け足で振り返ってみましたけれども、
今年も本当に充実した競馬ライフを送ることができました。
初めて日本ダービーも見に行きましたし、
ガンバ関係の仲間と競馬場で遊べたのもいい思い出です。
これが年内最後の更新になりますので、
1年間お付き合いいただいた皆さまにお礼を申し上げつつ、
締めくくりとさせていただきます。
また来年もよろしくお願いします。
<12月1日 ステイヤーズS>
トウカイトリック。04年デビュー。
あのディープインパクトと同世代。
早くから長距離路線に専念し、07年春の天皇賞では3着と善戦した。
その後も「3000m以上のレース最優先」のローテで元気に走り続け、
8歳時には豪州にも遠征した。
しかし、2年以上勝ち星にも見放され、さすがに潮時かと思われた10歳の暮れ。
この馬にとって最も相応しい舞台であり、
それでいて何故か縁のなかったステイヤーズSを勝った。
前述の三冠馬だけでなく、
これまで戦ってきたメイショウサムソンやアイポッパー、アドマイヤモナークら強豪に比べれば、
この日の相手などチョロかったに違いない。
時代を超えて走り続けるステイヤーの矜持を見た気がした。
なお2013年は早速、万葉Sから始動する模様。
#12 苦労人・酒井学とニホンピロアワーズ JCダート圧勝でスターダムへ
<12月2日 ジャパンCダート>
苦労は簡単には報われないからこそ、報われた瞬間の喜びも大きくなるのだろう。
一度は終わりかけたジョッキー酒井学が、ニホンピロアワーズとのコンビでJCダートを圧勝。
どちらかと言えば地味キャラなコンビが、一躍スターダムへと駆け上がった。
ニホンピロアワーズは未勝利を勝った頃から応援し続けてきた馬で、
派手さはなくとも一歩ずつ着実に成果を出してきたことが頂点への道のりとなった。
2013年は東海Sから..という話だったが、どうやら回避するらしく。
彼らしい、地道なローテでいいなと思ったんだけどね。
#13 世界の龍王ロードカナロア、香港スプリントでついに日本馬初優勝
<12月9日 香港スプリント>
ガチムチの香港スプリンターを相手に、
日本の誇る快速馬ロードカナロアがぶっちぎりで優勝。
また一つ、日本競馬の海外挑戦における大きな快挙が成し遂げられた。
スプリンターズSが圧倒的な内容だったことからも期待は大きかったが、
それによくぞ応えてくれた。
#14 エピファネイア無傷の3連勝 2013クラシックへ視界よし
<12月22日 ラジオNIKKEI杯2歳S>
菊花賞当日の京都競馬場でヴェールを脱いだ、シーザリオの仔。
続く京都2歳Sも制し、2歳戦の最後を締めくくるのはおなじみの出世レース。
課題とされた折り合い面も進境を見せ、百点満点の内容で3連勝を飾った。
着差が僅かだったことから圧倒的な強さを感じさせるものではなかったが、
超スローペースだったことを考えればそんなものかもしれない。
早くも来年の始動が待ち遠しい。
#15 最後もゴールドシップ劇場 後方ひとマクリでグランプリ制覇
<12月23日 有馬記念>
いい意味でゴールドシップに振り回された1年。
最後もハラハラさせられながら、終わってみれば「強ええええぇ!」という感動を残してくれた。
いつも以上に下手くそなスタートから最後方を追走し、3角手前からジワリジワリと進撃。
直線では他馬が脚色を鈍らせる中、
ただ一頭バテることを知らず大外を突き抜けた。
決して「最強」というわけではないけれども、
限られた条件においては無類の強さを発揮するし、
自分が勝てる形に持ち込むための力業は誰にもマネできるものではない。
2013年も「個性派」としてファンを楽しませてくれ。特に僕を。
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以上、駆け足で振り返ってみましたけれども、
今年も本当に充実した競馬ライフを送ることができました。
初めて日本ダービーも見に行きましたし、
ガンバ関係の仲間と競馬場で遊べたのもいい思い出です。
これが年内最後の更新になりますので、
1年間お付き合いいただいた皆さまにお礼を申し上げつつ、
締めくくりとさせていただきます。
また来年もよろしくお願いします。