「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2012年11月

■12月1日
−阪神−
◇*1R:2歳未勝利/アメージングタクト(秋山真一郎)
◇*7R:2歳新馬/シナジーウィスパー(C.ウィリアムズ)
◇*9R:ポインセチア賞/ダノンレジェンド(C.ウィリアムズ)

−中山−
◇*7R:3歳上1000万下/スノードラゴン(蛯名正義)
◇*9R:葉牡丹賞/インプロヴァイズ(R.ムーア)
◇11R:ステイヤーズS(G2)/フォゲッタブル(R.ムーア)

−中京−
◇*5R:2歳新馬/アメリ(C.ルメール)
◇10R:鳴海特別/ベストサーパス(丸田恭介)
◇11R:金鯱賞(G2)/オーシャンブルー(C.ルメール)


■12月2日
−阪神−
◇*4R:2歳未勝利/ラルプデュエズ(M.デムーロ)
◇*5R:2歳新馬/トルストイ(福永祐一)
◇*9R:千両賞/タガノエンブレム(野元昭嘉)
◇10R:逆瀬川S/サクラアルディート(川田将雅)
◇11R:ジャパンCダート(G1)/ワンダーアキュート(和田竜二)

−中山−
◇11R:ターコイズS/クッカーニャ(吉田豊)

今週はリストアップだけで勘弁してもらおうか..Zzz..
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大人気らしい「どうぶつの森」のことを全く知らない僕が、
自然と耳や目にするわずかな情報だけを頼りに想像してみることにした。
もちろんグーグル先生を味方にすることもなく。

それじゃ、早速本気で行くから。

正式なタイトルは確か「とびだせ!どうぶつの森」。愛称は「ぶつ森」と聞いている。
たぶんDSのソフト。すれ違いがどうこうというのを見かけたことがあるから。

タイトルを聞いた当初は、
森を探検して仲良くなった動物たちを引き連れて、
その子たちをどんどん強化してやがて屈強な「どうぶつの森」を構築させていく..
みたいなゲームだと思ってたんだけど、どうやら様子が違うっぽい。

意外なことにツイッターのタイムラインに流れてくるキャプチャ画面を見ていると、
みんなそれぞれがアバターみたいなのを持っていて、
さらに細かく見るとそのキャラクターはガンバのレプユニを着ていたり、
ジョッキーの勝負服を身にまとっていたりする。
まるで着せ替え人形のようだ。

動物はどこへ行った。

ねえ探検はしないの? ずっと家の中にいるの??
何となく察するに、
恐らく色々とアイテムを貯めたりすることで、
自分の空間というか生活を豊かにしていこうという、
ジャンルでいうとシミュレーションゲームに定義づけられるのではないか。
きっと街を大きくしていった「シムシティ」や、日本中を電車で旅する「桃太郎電鉄」に通ずる。
それならば大人が夢中になる理由もわかるというものだ。

残念ながら僕の想像力ではここまでが限界。
最終的にどうなればゴールなのかもさっぱりわからない。
そもそもこの説が正しいのかも定かじゃないし。

せっかくなので今後もあえて能動的に情報を手に入れるのではなく、
自然と入ってくる情報のみを補完し、理解した気でいたいと思う。

と言いながら年末年始を「ぶつ森」で過ごす可能性もゼロではないけれども..!
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先週のジャパンCみたいな王道のG1は展望エントリ書く気しないんだけど、
こういう見解が分かれそうなレースは積極的に筆を取りたくなる。

■ジャパンカップダート主な出走予定馬
イジゲン/56ムーア
エスポワールシチー/57武豊
グレープブランデー/57ルメール
シビルウォー/57内田博
ソリタリーキング/57浜中
ダノンカモン/57池添
トゥザグローリー/57ウィリアムズ
トランセンド/57藤田
ナイスミーチュー/57福永
ナムラタイタン/57熊沢
ニホンピロアワーズ/57酒井学
ハタノヴァンクール/57四位
ホッコータルマエ/56幸
ミラクルレジェンド/55川田
ローマンレジェンド/57M.デムーロ
ワンダーアキュート/57和田

今年も外国馬の参戦ナシ。そんなに右回りがダメか。
いっそ2月東京のアレをジャパンCダートにしてしまえばええやん。
それがムリなら中京移転。コースも大きくなったわけだし。

トランセンドが3連覇を目指して出走する。
しかし今年はフェブラリーSや前走のJBCで大敗を喫しており、
それぞれ敗因はあるもののさすがに陰りが見える。
その前のチャンピオン・エスポワールシチーについても同様。
弱メンの南部杯はさすがに力の違いを見せたものの、
ここは貫禄を示すのも難しいのでは。

世代交代の年、と見るべきだろう。

その旗頭ローマンレジェンドはG1初挑戦ながら、重賞2つを含む6連勝中。
前走のみやこSも馬群の狭いところを割って出る強い勝ち方で、未だに底を見せていない。
岩田康誠の騎乗停止で鞍上はM.デムーロに替わる点は気がかりだが、
イタリア人が駆るにはぴったりな名前だし息の合ったコンビを見せてくれるのでは(適当)。

続いて、トランセンドの世代以来の豊作と言われる3歳勢。
イジゲン・ハタノヴァンクール・ホッコータルマエの3頭が出走予定で、
いずれも馬券圏内は十分に期待できる。
前で勝負するホッコータルマエに対し、
末脚を武器とするイジゲンやハタノヴァンクールと脚質も多彩。
特にこのレースは強い先行馬が同型を競りつぶして勝ち、
前半に余力を残していた差し馬が2、3着を拾うケースが多く、
差し馬タイプの台頭にはくれぐれも注意しておきたい。

あとはJBCクラシックで悲願の初タイトルを手にしたワンダーアキュート、
常に大崩れせず走れるニホンピロアワーズなども着実に実績を積み重ねてきており、
十分に勝機はあると見ている。

トゥザグローリーのダート挑戦も話題性はあるが、
先日も書いた通り芝砂の兼業が難しくなりつつある現状では、
いきなりのG1で結果を出そうというのは少し虫が良すぎる..

まあ、じっくり考えましょうか。
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■11月25日
◇東京11R ジャパンカップ
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【ジャパンC予想】◎オルフェーヴル

色々と物議を醸す結末にはなりましたが、
率直な感想は「凄いレースを見たな」というもの。
残された余韻も決してモヤモヤしたものではなく、
むしろガラパゴス的とはいえ日本の競馬はここまで進化したのかと、
感動というか感心させられました。

直線で火花を散らしたのは、同じサンデーレーシングの勝負服。
馬体を激しくぶつかり合わせながら栄冠を目指すその姿は、
いかに「社台の運動会」という言葉がバカバカしいかを知らしめてくれました。
サンデーレーシング勢のG1独占状態は決して楽しいばかりの現象ではありませんが、
それでも国内外で最高レベルの戦いを見せてくれる赤バッテンの勝負服は、
前述の「進化」を語る上で欠かせないものだなと改めて実感。

優勝はジェンティルドンナ。
チャンピオンディスタンスで牡馬と互角に渡り合える牝馬など稀な存在だったのが、
ウオッカやダイワスカーレット――正式にはもう少し前――の時代から流れは急に変わり、
主要タイトルをいくつも獲得する名牝が次々に現れた。
それでも3歳牝馬によるジャパンC制覇は史上初。
三冠牝馬がその年にG1をさらに勝つのも初めて。
秋華賞が際どい勝負だっただけに、
さすがにあれ以上の上積みを望むのはどうかとも思ったのですが、とんでもなかった。

驚かされたのは走るスキルだけではない。
直線で進路を争った際に、
1つ上の牡馬オルフェーヴルと接触しながら、
全く怯むことなく、当たり負けすることもなくマッチレースに応戦。
これは並の精神力ではできないこと。
三冠を制しながら、今ひとつキャラ設定がなされていなかったジェンティルドンナだが、
完全に「男勝り」路線で行く事が決定したな。

有馬記念はスキップし、来年に備える。予定通りのローテーションらしい。
目指す先はドバイ、そしてフランスと海外のビッグレースを見据えている。
もちろんどこまでやれるかは未知数だが、
少なくとも大きな期待を背負って送り出したい存在であることは間違いない。

誰も成し得たことのないことを、やってのけたのだから。
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きょうは今季最終開催日の京都競馬場に行って来ましたよと。
土曜の万博が寒かったもんだから厚着していったら暖かすぎワロタ。
初めてレジャーシート敷いてゴロンしてたんですけど、これ気持ちいいわw
来年、暖かくなったらまた行こうず。

ジャパンCの盛り上がりもさることながら、
ヤマニンウイスカーの巨額配当に対するリアクションが凄かったぜ!w

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◆東京11R ジャパンカップ
◎オルフェーヴル

凱旋門賞2着以来のレースとなるオルフェーヴル。
臨戦態勢は整ったと見るし、
まともに走れば国内ではそう簡単に崩れる馬ではない。
展開の紛れがあるとすれば超スローで流れた時だが、
それでも昨年の有馬記念のようにまとめて面倒を見られる瞬発力がある。

○フェノーメノ
▲ルーラーシップ

天皇賞に続き好枠ゲットのフェノーメノと、
前走からの上積みが大きそうなルーラーシップが相手本線になりそう。

馬券は基本的に◎から馬連2点にしておこうと思うが、
明日は現地参戦なので他にもお楽しみ馬券をパラパラと買う予定。
その際にはタテ目も買っておいた方がいい気がしている。
オルフェーヴルってそういう馬だからねえ..
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◆京都11R 京阪杯
◎テイエムオオタカ
○パドトロワ
▲エーシンヴァーゴウ

オパールS→京洛Sに続く秋の京都スプリントシリーズ最終ラウンド。
ではあるものの、
OP特別の2クラはいかにもB級スプリンターの集まりといった印象で、
そこまで強いインパクトが残らなかった。
というか、ほとんどちゃんとレース見てない。

そんなわけで重賞クラスで戦ってきているメンバーを中心に。
テイエムオオタカはオパールSを貫禄の逃げ切り。
スワンSでもペースを落として2着に踏ん張った。
やはり戦ってきたメンバーの質を考えると、ここでも五角以上の勝負を期待したくなる。

あとはプレビューエントリでも書いた通り、
鞍上の重賞勝ち記録の更新がかかっているだけに、
普段以上に応援の気持ちもこもるというもの。
デビュー年からずっと続けてきたわけだしね。

パドトロワとエーシンヴァーゴウはスプリンターズSからの臨戦。
力通りならまとめて負かしても何ら不思議はない。
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■11月24日
−京都−
◇*7R:2歳新馬/ノーブルコロネット(C.ルメール)
◇*9R:京都2歳S/シェイクザバーレイ(C.ルメール)
◇11R:京阪杯(G3)/テイエムオオタカ(藤田伸二)

POG戦線の期待馬2頭が予定通りエントリー。
特にノーブルコロネットの新馬戦は楽しみで、
仕上がり途上の現状で勝ってくれれば先まで期待が膨らむ。
シェイクザバーレイの方も評判馬相手に善戦望む。

G3京阪杯はやや影の薄い印象。
ここは藤田伸二のテイエムオオタカに注目してみたい。
デビュー年から重賞勝ちを継続してきた鞍上だが、
今季はここまで縁がないまま残り1ヶ月を迎えようとしている。
名手の意地が見られるか。


■11月25日
−京都−
◇*5R:2歳新馬/トゥザレジェンド(福永祐一)
◇*9R:3歳上1000万下/トーホウアマポーラ(幸英明)

−東京−
◇*4R:2歳新馬/カミノタサハラ(蛯名正義)
◇*9R:キャピタルS/トーセンレーヴ(C.スミヨン)
◇11R:ジャパンC(G1)/オルフェーヴル(池添謙一)

ジャパンCはすでに枠順も決定。
オルフェーヴルは「またしても」大外17番が当たった。
普通のコンディションであれば問題なく結果を出せると思うのだが、
この馬に関しては本当に最後まで気が抜けない..一応、現時点では本命。

当日は地味な番組ですが京都競馬場へ行くます。
トゥザレジェンドの新馬戦を見てきますわ。
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ジャパンCなのに内輪ネタですまんな。
さて。今週はPOG的に勝負ウィークなので楽しみにしています。
逆に言うとここで大ゴケするようだとつまらないことになってきそうで..

ノーブルコロネットがデビュー予定です。
2位指名で獲得したディープインパクト産駒の牝馬。
近年のPOG戦線では絶対に欠かせない、外せない血統だけに、
その成績次第で結果も大きく左右されることになるはず。

松永幹夫師も早くから期待馬として名を挙げてくれていた一方で、
9月に入厩してきてから一度再放牧に出されるなど、
調整のピッチは終始ゆったりとした状態が続いていた。
結局、最終追い切りもだいぶ時計を要しており、
臨戦過程としては決して強気になれるわけではない..

ただ、ここ数週は坂路がだいぶ時計の掛かるコンディションになっており、
動ける動けないはさほど気にしなくていいのかもしれない。
先週も同じ厩舎のディープサウスが、
ノーブルコロネットと同じくらいのタイムの追い切りで出走しバッチリ新馬勝ちを決めていた。

なのでがんばってください。

もうひとつは、京都2歳Sに出走予定のシェイクザバーレイ。
新潟で新馬戦を勝ったあとはひと息入れられていたが、
早くからここを目標に調整されていたし、
コース追いでの時計もだいぶ短縮できているようで状態は良さそう。
血統的にラジオNIKKEI杯2歳Sがいかにも合いそうで、
それだけにいいステップにしてほしいと考えている。

た だ し 。

菊花賞当日に衝撃のデビューを飾ったエピファネイアがいる。
評判通りなら勝ち目はない。評判通りなら。
どれだけ食い下がれるか楽しみにしておこうと思う。

ちなみに、どちらも鞍上はC.ルメールを予定。
松永幹厩舎としても勝負のかかった一週になることだろうし、
いい結果が出るようにと願うばかりである。

できれば現地観戦したかったけど、万博でもっと大事な試合があるからねえ..。
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|Weekly Valuable Jockeys
・武豊[4]/マイルCSで2年ぶりのG1制覇!サダムパテックをマイル王へ導く。
・川須栄彦[4]/福島記念優勝。土曜も京都で特別2勝し奮闘。
・横山典弘[8]/コディーノで東スポ杯2歳S優勝。来年へ夢は膨らむ。
・R.ムーア[2]/土日で4勝。午前中からしっかり結果を残している。
・柴田善臣[5]/日曜東京で4勝。さすが英国王室公認。
・蛯名正義[14]/こちらも平場中心ながら土日で4勝。
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■11月18日
◇京都11R マイルチャンピオンシップ
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【マイルチャンピオンシップ予想】◎ガルボ
【投資:1,000円 回収:0円】

G1の表彰台に、競馬界のスターが帰ってきた。
武豊、2010年ジャパンC以来の中央G1優勝。
落馬事故、有力馬からの降板など様々な苦境を乗り越えて、
自らが積み重ねてきた空前絶後のG1勝利記録を「66」に更新した。

かつてのような、正攻法の勝利ではない。
単勝4番人気、10.5倍の伏兵を、
ロスのないよう進路を取らせるためにインコースに拘り、
わずか1頭分の隙間をこじ開けて末脚を伸ばした。
泥だらけになりながらの勝利。
ユタカが中心となって競馬界が回っていたあの時代は戻ってこないが、
それでもジョッキーとして少しでも上を目指し続ける意志の結晶が、そこにはあった。

表面的には「2010年の落馬事故のあとは不振に陥り」となっている。
だが、それ以前から全盛時とは明らかに状況が違ってきていたことを競馬ファンは知っているし、
またこの勝利だけで時計の針を巻き戻すことができないことも感づいているだろう。

これは「復活」ではない。

武豊の騎手としてのキャリアも晩年に差し掛かってきている。
その大事な大事な一つの節目として、競馬ファンは脳裏に刻まなければならないのではないか。

もちろんジョッキー自身はこれを最後の輝きにするなんて微塵も思っていないだろう。
いい意味で予想を裏切ってほしいし、
叶うことならもう一度、日本ダービーで本命クラスの馬に乗るところが見たい。
そして、大本命のプレッシャーなどどこ吹く風で、涼しげに勝ってみせた時に実感するのだろう。
「ああ、天才・武豊が帰ってきたんだな」と。



参考:■【どうしてこうなった】武豊時代の終焉を語ろうか。(2011年2月24日更新)

これを書いたのが1年半以上前で、
ずっと苦戦が続いていたもんだからもうG1は勝てないかもと思ったよ。
サダムパテックも大きな仕事をしたなあ..
もしかしたら将来的には、ヘヴンリーロマンス的な語り継がれ方をするのかなと思ったり。
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|RACE REPORT
■11月18日
◇京都11R:マイルCS(G1)/武豊の意地 サダムパテックでイン強襲 マイル王へと導く
混戦のメンバー構成らしく、直線は横一杯に広がっての勝負。
大外からドナウブルーが差を詰め、
ワンテンポ遅れて追撃を開始したグランプリボスと競り合う。
その内からスルスルと抜け出してきたのが、白い帽子の武豊。
単勝4番人気のサダムパテックが、秋のマイル王の座に輝いた。

ジョッキーにとっては丸2年ぶりの中央G1制覇。
あの時もローズキングダムでの繰り上がりによる優勝で、
会心の勝利といえば一体いつ以来の話になるだろう。
ムチをスマートに振るうあのガッツポーズが、本当に懐かしく感じられた。

全盛期に比べれば勝ち鞍は激減。
トップクラスの馬を任される機会もほぼ皆無となった。
この勝利があったところで、時代の流れに抗うことは難しいだろう。
それでも..武豊が再びG1を勝つことができた。
その事実が何よりの朗報だった。
明日どこかの新聞、一面で扱ってくれないかな..スポニチとか。


◇福島11R:福島記念(G3)/ダイワファルコン重賞初制覇 5歳世代の名脇役
これぞ福島のハンデ戦重賞。
3角過ぎからのマクリ合戦は迫力があった。
それを4角先頭から押し切ったのが、単勝1番人気のダイワファルコン。
ヴィクトワールピサの皐月賞や、
前走で天皇賞に挑戦するなど5歳世代の名脇役として奮闘中だが、
ようやく初めての重賞タイトルを手に入れた。
この先も直線の短いコースを中心に、ますますの活躍が期待される。


◇京都5R:2歳新馬/大外からハッピーモーメント 3頭の接戦を制する
カレングラスジョーとピュクシスの叩き合いに、
馬場の大外を通ったハッピーモーメントが追い込んだところでゴール。
わずかに出ていたのはR.ムーアのハッピーモーメント。
かなり極端に外を通っていたが、それが幸いしたか。
父はディープインパクトで、母系を辿るとダイナカールを持つ血統。
成長が見込めればクラシック戦線の本格派として名乗りを上げられそう。
ちなみに牡馬。



■11月17日
◇東京11R:東スポ杯2歳S(G3)/コディーノ無傷の3連勝 朝日杯は決まったか
コディーノ3連勝。
ソツなく好位を取れる機動力と、
鞍上のゴーサインに即座に反応できる俊敏性が抜けている。
小気味のいいピッチ走法から繰り出される末脚も高水準。
これは朝日杯FSは決まったか。
京王杯2歳Sのエーシントップと1点勝負でよさそう。09年の再現。
ただ、来季を見据える上で本当に朝日杯狙いが賢明な判断なのかは..
2歳で一度ピークまで作ってしまうと、
そこからの調整が難しくなることは過去の2歳王者の足跡が物語っている。
まあ、そのあたりは復調気配の藤沢和雄厩舎の手腕の見せどころだろう。

2着のレッドレイヴンは最速の上がりを使っている。
こちらは恐らく次は使い分けられると思うが、
いかにも共同通信杯とか取れそうで。
サトノノブレスは明暗を分ける形となり6着。
こんなところで終わるとは思えないが..


◇京都5R:2歳未勝利/強力メンバー制したのは1番人気ライジングゴールド
初勝利間近で足踏みしている馬や、
新馬戦で1位入線を果たしながら降着処分になった馬、
あるいはOP特別で2着に入った馬など、
かなりの強力メンバーが集まった一戦。
制したのは単勝1番人気のライジングゴールド。
勝敗を分けたのは位置取りの差が大きかったようにも思うが、
これなら上のクラスでも見劣りせずやっていけるのでは。



|TOPICS
◇2013年度の春季番組が決定 ダービースタリオンズSって何だw
来年度の春季番組が決定。
もう「あれ?朝日チャレンジCは??」みたいな目に遭わないよう、
最低限は予習しておかなければ。
簡単な変更点をまとめておく。

・東海Sがオークス週から従来の平安S週に。開催地は中京に戻る。
・それを受けて平安Sが5月に。
・シンザン記念ら1月の重賞が全体的に1週前倒しに。
・復刻 ダービースタリオンズSの開催

昨年ほど大きく変更はなかった模様。
気になるのは、やはりダービースタリオンズSの開催。
いわゆる「ダービー馬」の産駒のみが出走を許されるという1000万下の番組。
こんなんあるんですねえ。


|MEMO
■11月18日
・ティーハーフ2勝目。武豊とのコンビ復活を待っていたかのようw
・ジョヴァンニ強すぎw 不良ダートとはいえ1800mで1分50秒切りは秀逸。
・ネオウィズダム千四で2勝目。コレジャナイ感すごい。

■11月17日
・キングベイビー馬群を割って新馬勝ち。トランセンドの半妹。
・ミリオンフレッシュ外から鮮やか差し切り。サドラーズギャルの3×3近親配合。
・ドコフクカゼ竹之下智昭が断然人気のクリソライトを負かす。カアチャンコワイの馬主さん。
・キズマ休み明けでも楽勝。そりゃ1000万下なら力が違うよね。
・タイセイシュバリエも準OP卒業。どっちも買えばよかったよ..
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◆福島11R 福島記念
◎ヒットザターゲット

雨の量も含め馬場状態がよくわからないが、
渋った馬場もこなせて好位からの踏ん張りが利きそうなヒットザターゲット推奨。
宝塚記念はともかくとして、
札幌記念やオールカマーでもいいところなく敗れているのは気がかりだが、
地力に期待してみたい。
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◆京都11R マイルチャンピオンシップ
◎ガルボ

初志貫徹、ガルボの一発に期待する。単勝を買う。
理由は以下の通り。

  • 絶対的中心勢力不在、展開等により結果が変わる混戦模様
  • 他の有力馬にはない先行力、機動力で対抗可能
  • シンザン記念勝ち、京都金杯2着など実績あるコース巧者
  • 寒くなってまいりました

やはりポイントとして挙げたいのは、
他の有力馬と違って前で勝負できる機動力があるという点。
グランプリボスにせよストロングリターンにせよ、
序盤は折り合いに専念して最後の脚で勝負したいのは明白。
同じような競馬をする伏兵に期待を寄せるよりも、
違う戦法が取れて、展開のアシストが見込める方を選ぶ方が高効率と言えるだろう。

土曜は「不良」にまで悪化した京都の芝コースも、
早めに雨が上がったことで明日はまずまず回復が見込めそう。
Cコースに替わった今週は、
多頭数で外を回っていると間に合わないと見た。
やはりチャンスがあるのは先行馬。
シルポートが作る平均的な流れを好位から押し切るパターン。
ガルボならできるはずだ。

とはいえ単勝13〜14番人気に落ち着きそうな伏兵。
気軽な気持ちで激走に期待してみたい。
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◆東京11R 東スポ杯2歳S
◎サトノノブレス

残念ながら2年連続で雨っぽい。
キャリアの浅い2歳馬にとっては気の毒だが、
そんな悪条件に負けない強さが、きっと来年への糧となる。
そう、昨年のディープブリランテのように。

藤沢和雄厩舎の無敗馬2頭に続く立ち位置となっているサトノノブレスだが、
素質は決して見劣りしない。
ゴール前で減速を余儀なくされたいちょうSでも、
再び差し返す勢いでフラムドグロワールに迫る2着。
もったいない敗戦だったが、能力を再確認するには十分な一戦だった。
前走を振り返ると、残り400mくらいで一発ムチが飛んでいるように、
エンジンがかかるのに少し時間を要するタイプのよう。
それだけに距離延長も好材料と言えそうだ。

→いちょうSは1800mやったああああ..(´・ω・`)

あとは極端に馬場さえ苦にしなければ好勝負必至。
馬券は買わない予定だけどお勧めは単勝。5倍つくなら。

余談ながらこの馬とコディーノ、それとダービーフィズはPOGで持たれていて、
ヘタすりゃワンツースリーもありそうな情勢で困っているw
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■11月17日
−京都−
◇*5R:2歳未勝利/レコンダイト(福永祐一)

−東京−
◇*9R:西湖特別/キズマ(蛯名正義)
◇10R:銀嶺S/タイセイシュバリエ(岩田康誠)
◇11R:東スポ杯2歳S(G3)/サトノノブレス(岩田康誠)

マイルCSと同等、いやそれ以上に楽しみなのが東スポ杯2歳S。
札幌2歳S勝ちのコディーノ、同厩舎で2戦2勝のレッドレイヴン、
まだ1勝とはいえ非凡なキレを見せているダービーフィズなどなど..
現時点で彼らをクラシック候補と呼ばずして誰が、というメンバー構成。
ここをコディーノがさらっと通過していくようなら来年はもう。
しかしサトノノブレスは強敵だと思う。
キャリア1戦で臨んだいちょうSはフラムドグロワールの2着だったが、
ゴール前でブレーキを踏む場面があり、まともならあるいはという内容だった。
レース内容にスキがなく、立ち回りの巧さも含めて互角の戦いに持ち込みたい。

ダートの特別2クラも注目。
キズマは1000万下ならさっさと勝ち抜けなければ。
昇竜Sで負かしたタイセイシュバリエがユニコーンSや準OP渡月橋Sで頑張ってるくらいだし。

京都では地味にレコンダイト2戦目。
正直、外回り1800mではキレ負けしそうだし、もっと距離があったほうが良さそうな現状。
あまり期待せずに見守っておく。



■11月18日
−京都−
◇*5R:2歳新馬/カレングラスジョー(浜中俊)
◇*6R:2歳500万下/ティーハーフ(武豊)
◇11R:マイルCS(G1)/ガルボ(石橋脩)
◇12R:醍醐S/アグネスウイッシュ(武豊)

−東京−
◇*9R:からまつ賞/ネオウィズダム(柴田善臣)
◇11R:霜月S/マルカベンチャー(幸英明)

−福島−
◇11R:福島記念(G3)/ダコール(佐藤哲三)

マイルCSは枠順と当日の馬場を見極めてから結論を出さねば。
とりあえず前残りもあるようならガルボは本当におもしろいと思っている。
たぶん人気も落とすだろうし、気軽に好配当を狙ってみたい。

この日は武豊さんが珍しく強力ラインナップで。
ここに挙げた以外にも3Rのロードクロサイトなど人気馬が揃いそう。
久々に固め打ち見たい。

ところで幸さんがマルカベンチャーらを伴って東京遠征。
マイルCS乗り馬なしかーと思ったらそんな予定になっていたとは。
こういう日は時々かみゆき化現象が起こるので、
馬券を買われる方は人気不問で注意しておいた方がいいですよw
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こんな良スレを発見したもんだからつい。

■【1999年の12球団の野手・投手】(なんJ PRIDE)

あー、この年のパワプロやりまくったったわwww
それはそうと、若手からベテラン、外国人とスターが揃ってた時代ですね。
もう15年近く前の話になりますけど。
とりあえず上原浩治と松坂大輔が両リーグの新人王てだけで熱すぎる。

ちな阪神。

右 坪井 智哉  .304(530-161) 5本 43打点
二 和田 豊   .302(334-101) 3本 23打点 
中 新庄 剛志  .255(471-120) 14本 58打点
三 ブロワーズ .251(259-65)  10本 43打点 
一 ジョンソン .253(376-95)  20本 66打点 
遊 今岡 誠   .252(457-115) 6本 39打点 
左 桧山 進次郎 .256(285-73)  8本 37打点 
捕 矢野 輝弘  .304(369-112) 3本 27打点

(二遊  田中 秀太 .241(220-53) 0本 17打点)
(左   平塚 克洋 .272(103-28) 0本 4打点)
(一   大豊 泰昭 .341(164-56) 18本 39打点)
(三   塩谷 和彦 .282(117-33) 3本 7打点)
(二三遊  星野 修 .276(163-45) 2本 19打点)

藪 恵壹  28登板 6勝16敗    防3.95
メイ   18登板 6勝7敗     防4.25
川尻 哲郎 18登板 3勝5敗     防4.52
吉田 豊彦 23登板 2勝8敗     防4.87
中込 伸  15登板 2勝7敗     防3.27
竹内 昌也 37登板 3勝2敗     防3.51
山崎 一玄 37登板 3勝1敗     防2.40
遠山 奬志 63登板 2勝1敗1セーブ 防2.09
伊藤 敦規 59登板 6勝1敗     防3.21
福原 忍  54登板 10勝7敗9セーブ 防4.09
リベラ  29登板 1勝1敗12セーブ 防0.71


おっ、おお..これノムさんの初年度になるんだっけ?
確かこの年はアレや。
星野さんの中日が開幕11連勝だかで開幕ダッシュに成功したけど、
一時はそれをひっくり返す勢いで首位に立ったんだっけ。
そして6月?7月?の読売戦で新庄剛志が敬遠球をサヨナラ安打。
ギリギリの戦力で、互角の戦いを演じたけれども夏を前に力尽きたという..

はしもと高2の夏。

打撃成績がソコソコに見えるのは統一球のせいで、
やっぱり打ち負ける感が当時は強かった。
核となる打者が新外国人ばかりで、
この年のブロワーズ&ジョンソンはまだマシな部類だった。
ジョンソンはゴールデンウィーク頃までは神外国人やったし。

当時は1試合に全力で一喜一憂したなー。楽しかった。
というただの思い出エントリ。
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ここまで秋のG1は単勝1番人気馬が完全連対。
穴党クラスタにとっては、順番がようやく回ってきたといったところでしょう。
毎年おなじみの大混戦G1マイルCSです。
かつては堅いG1のひとつに数えられ、
強いマイラーが強い勝ち方をする舞台でしたが、
そもそも「強いマイラー」という種族がレアになりつつある昨今は、
本当にフタを開けてみないとわからない戦力構図が続いています。
ダイワメジャーやカンパニーは貫禄を見せつけてくれましたが、
あのクラスでないと簡単に主役は務まりません。

■マイルCS出走予定馬
アイムユアーズ/54○○
エイシンアポロン/57池添
ガルボ/57石橋脩
グランプリボス/57内田博
コスモセンサー/57和田
サダムパテック/57武豊
サンカルロ/57吉田豊
シルポート/57川田
ストロングリターン/57福永
ダノンヨーヨー/57浜中
テイエムアンコール/57熊沢
ドナウブルー/55スミヨン
ファイナルフォーム/56ルメール
フィフスペトル/57岩田
フラガラッハ/57高倉
マルセリーナ/55M.デムーロ
リアルインパクト/57ムーア
レオアクティブ/56横山典

とりあえずテイエムアンコールが叩かれてるのはよーくわかったw
ハンデ戦ばかりで2年半の休養明けにG1を使うってのは確かにアレだけど、
規則的なものもあるから仕方ないよねー。
それで除外を食らうのが、
そこそこ勝負になりそうなダノンシャークてのが余計に反感を買うんだろけど。

まあ、それはさておきですよ。
春の安田記念が1番人気で6倍を超えるような票の割れ方でしたが、
今回もそれに近い大混戦になりそう。
一応、上位人気が想定されるのは、
グランプリボス・ストロングリターン・ドナウブルー・ファイナルフォームあたりですかね。
ただし順不同。
安田記念の1、2着馬に底を見せていない3歳馬、マイルで滅法強いディープインパクト産駒と、
それなりのメンバーなのは間違いない。でも信用できない。
というより、これだけ横一線のメンバーなんだから、
好配当が狙える駒を狙った方がよっぽどお得でしょうよという話。

■穴馬候補1 ガルボ
京都マイルの職人。
G3までと思われがちだが、安田記念でもさほど差のない5着と頑張っている。
あそこまで時計が速くならなければ粘り込みあるで。
それに何と言っても冬季限定品。ガルボの季節ですよ。

■穴馬候補2 フラガラッハ
父デュランダルの下位互換種。今のところ。
馬場状態、ペース、位置取り全てハマれば。
たぶん馬鹿のひとつ覚え(※貶してない)で大外一気だろう。
我が道を貫け。

■穴馬候補3 サダムパテック
安田記念の1番人気はこの馬だった。鞍上補正もあっただろうけど。
天皇賞8着はやれるだけやった結果。
ポン駆け得意という陣営の思惑からも、
2戦目の上積みはそこまで大きくないと推測できる。
ユタカさん頑張れ。



昨年は前日にまとまった雨(ちな僕の結婚式の日な)があって、
内の馬場が壊滅したかと思いきや翌日の超回復で逆にイン有利の馬場に。
今年も似たような天気予報ですし、
そもそも先週日曜も道悪で競馬しちゃったんで悪化は進んでるかも。
しかしどこかで仮柵を設けて云々というのも読んだし、
当日になるまで分からないし、
馬場次第で結果はゴロンゴロンと変わるメンバー。
内回りですけど芝2000mの嵯峨野特別があるので、参考にしましょう。
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■11月11日
◇京都11R エリザベス女王杯
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【エリザベス女王杯予想[参考]】◎フミノイマージン

雨の降りしきる中、馬場の大外を踊るように追い込んできたレインボーダリア。
それとは対照的に、ガックリと肩を落とす敗者の姿が印象的だった。
まずはヴィルシーナ。
ジェンティルドンナほか強力ライバルが不在で、
単勝1.9倍と圧倒的な支持を集めたが..結果はまたも2着。
ただ、正攻法の競馬を貫いての結果ゆえに、何を責めることもできまい。
強いて言うなら、これまで通り良馬場でやれなかったことを嘆くことくらいしか..

この無念は弟ランギロアが晴らしてもいいと思うんだけど、
未だに入厩すらできていないので来年自分で頑張った方がいいと思う。

さて..もう一頭が2番人気ながら11着と大敗を喫してしまったフミノイマージン。
地道に実績を築き上げてきた6歳牝馬、
そして15年目で初めてのG1が手に届きかけていた太宰啓介にとっては、
まさに「涙雨」となってしまった。

太宰は悔しさをにじませながら言葉を絞り出した。「状態は今までで一番良かった。勝負どころで外に出さなかった乗り役のせい。すみません」
【エ女王杯】2番人気イマージン 太宰外出さずまさかの11着(スポニチ)


これだけ動けなかったわけだし、
たぶん外に出したところで結果は大きく変わらなかったような気もするけど..
コツコツ頑張ってきたジョッキーが、
大舞台で壁にブチ当たるのを見ると何と厳しい世界であろうかと痛感させられる。
G1を勝てる騎手というのは、やはり選ばれし存在なのかと。
ただでさえ一度降ろされている経緯があるだけに、
コンビ継続も普通に考えれば雲行きは怪しい。
残り少ないであろうフミノイマージンの現役生活、
できれば最後まで戦いたいところであろうが..



強いメンバーが集まらず、今ひとつ話題性には欠けるG1だったが、
それでも勝者と敗者のドラマは存在するということを強く思うレースだった。
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|Weekly Valuable Jockeys
・柴田善臣[4]/ヴィルシーナの悲願打ち破る渾身の騎乗。レインボーダリアでG1制覇。
・R.ムーア[1]/来日1週目から重賞勝ち。にしてもイジゲン強すぎwww
・浜中俊[16]/東京で2週連続重賞勝ちは自信になるはず。そして2歳G1が楽しみに。
・M.デムーロ[4]/サウンドリアーナでファンタジーS快勝!
・植野貴也[1]/京都ジャンプSをマサノブルースで勝ち波乱の主役に。

とりあえず柴田善臣さんおめでとうございます。
ナカヤマフェスタの宝塚記念以来のG1だそうで。
たった2年しかブランクありません。余裕余裕。
※その前はオレハマッテルゼの高松宮記念なので4年空いてた
ヴィルシーナを外から一蹴する好騎乗。
二ノ宮敬宇厩舎とのコンビの強さも再認識しました。

京都ジャンプSを勝った植野貴也。
重賞は通算3勝目(すべて障害)らしいですが、
この名前を聞くと未だにケイズエンジェルのことを思い出す。
スティンガーが勝った98年阪神3歳牝馬Sの5着馬。昔のキャロットファーム。
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ゴールドシップの菊花賞パネル届いたでー。

■パネルきたー!!



ギャロップさんで3,500円也(だいたいA4サイズ)。
どうですか皆さんも一枚。

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◆東京11R 武蔵野S
◎ナムラビクター

新時代を築きつつある3歳ダート勢力。
ブラジルCを圧勝したナムラビクターも、
その一翼を担う存在であることは間違いない。
実績のないマイル戦、最内枠と気になる材料もあるが、
序盤をうまくクリアできればまとめて負かせる力がある。
買うなら単勝..だがちょっと推しづらい。
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◆京都11R エリザベス女王杯
◎フミノイマージン

牝馬三冠すべてで2着と、
すっかり悲運のヒロイン的キャラが定着したヴィルシーナ。
目の上のタンコブであったジェンティルドンナがジャパンCに行く事となり、
無冠返上へ最大のチャンスが訪れた。

しかし..こう言っては何だが「勝てていない」馬がここまで評価されることに、
疑問を持った方がいいのではないか。
古馬とは初対決であり、力量差も不透明。
単勝2倍を切るオッズもわからなくはないが..

そんなわけでフミノイマージンの末脚爆発に期待。
この手薄なメンバーにおいて、
ダークシャドウを外から一蹴できる馬が他にいるだろうか。
あの再現、というか前走の京都大賞典4着だけ走れれば、
十分に優勝圏内と言えるだろう。

単勝が5倍つくなら勝負する価値もあるのでは。僕は買いませんけど。
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◆京都11R ファンタジーS
◎アメージングムーン
○ノボリディアーナ
▲プリンセスジャック

随分と人気薄のようだが、
アメージングムーンは互角にやれないかと思っている。
陣営のコメントでは、
函館での2戦はそこまで仕上げてのものではなかったようだし、
早くからここ一本に絞って調整されてきたのも自信の表れ。
兄ローレルゲレイロが2歳時は善戦キャラだったので、
ここでも何とか2着くらいに踏ん張れないものかと。

ノボリディアーナの新馬戦は強かった。プランタンビジューを軽く差したやつ。
ゴールデンジャックの仔で福永祐一が乗るプリンセスジャックとか、
いかにも2歳重賞が向きそうなキャラクター。
昔なら間違いなく北橋修二厩舎にいただろうなー。
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◆東京11R 京王杯2歳S
◎テイエムイナズマ
○アットウィル
▲マイネルエテルネル

荒削りな競馬でデイリー杯2歳Sを制してテイエムイナズマの連勝に期待。
昨日も書いた通り2歳G2を連勝した馬は今まで記憶になく、
新しいキャラクターの誕生を楽しみにしている。
前回は後方から一気に押し上げて先手を奪う形となったが、
思い切って最初から逃げを打つようだとますます力を発揮できるのでは。

2歳のうちは見限れないアットウィルとマイネルエテルネルが続く。
マイネルエテルネルはたぶん1F短縮が効きそう。
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●11月10日
−京都−
◇11R:ファンタジーS(G3)/アメージングムーン(四位洋文)

−東京−
◇11R:京王杯2歳S(G2)/テイエムイナズマ(池添謙一)

東西で2歳重賞。
京王杯2歳Sはなかなか粒揃いかもしれないメンバーだが、
中でもテイエムイナズマの名が際立つ。
過去にデイリー杯の勝ち馬がここに参戦してきた例とかあるのか。
ざっと調べた限りでは見当たらない。
G2連勝なら快挙。
京都ではもうおなじみとなったファンタジーS。
ここを足掛かりに名牝への道を歩んだケースもあれば、
あっさりと化けの皮が剥がれてしまったことも。
ここはアメージングムーンの応援に全力投球です。POG厨ですまんな。
人気は無さそうだけど、絶対に敵わなさそうな相手はいないのでこっそり期待。


●11月11日
−京都−
◇*8R:3歳上1000万下/ハリケーン(岩田康誠)
◇*9R:黄菊賞/キズナ(佐藤哲三)
◇10R:アンドロメダS/ダノンバラード(C.ルメール)
◇11R:エリザベス女王杯(G1)/ヴィルシーナ(内田博幸)

−東京−
◇11R:武蔵野S(G3)/ナムラビクター(和田竜二)

エリザベス女王杯はヴィルシーナ悲願達成でよかおめ的シナリオでいいと思ってる。
もし何かに足元をすくわれたら2着4回目か..おお、もう..がんばれ内田さん。
しかし日曜のメインは何と言うても武蔵野S。人馬ともええメンバーじゃ。
特に3歳馬の押し上げが心強い。
中でもナムラビクターは前走のブラジルCを圧勝。
マイル戦さえこなされば十分に通用するはず。左回りも実績十分。
でも横一線のメンバー。熟考せねば。
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トゥザグローリーがジャパンカップダートに参戦すると聞いて、
時代を振り返る系のネタに手を出したくなった。

ジャパンC・G1(25日・東京)への出走を予定するオルフェーヴル(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎)が7日、放牧先のノーザンファームしがらきから栗東トレセンに帰厩した。「今週の金曜日(9日)に2週前追い切りをやるつもりです。自分の目で動きやタイムを見て、出走するかどうかを最終的に判断したい」と話した池江泰寿調教師は、鞍上に再び池添謙一騎手を迎えることを発表。凱旋門賞馬ソレミア(牝4歳、仏国)がすでに来日を決めており、再戦の場となるだけに「間隔が短いのでプロフェッショナルな仕事を求められるが、何とか努力して出走させたい」とリベンジに燃える。

 なお、同厩舎のトーセンジョーダン(牡6歳)は、引き続きクリストフ・スミヨン騎手とのコンビでジャパンCへ。トゥザグローリー(牡5歳)はJCダート(12月2日・阪神)を目指す。BCターフ4着のトレイルブレイザーは8日に帰国。着地検疫を経て有馬記念(12月23日・中山)へ向かう。鞍上は武豊騎手。

オルフェ 池添とのコンビでJCへ(デイリー)


オルフェーヴル関連の重大発表も何か書いてあるけど今日はスルーだw

なるほど母トゥザヴィクトリーの足跡を考えれば期待できるセレクトだし、
芝のG1ではやや力量的に劣勢である現状も含め、
好転しうる可能性は十分と捉えていいだろう。

しかし近年はなかなか芝→ダートのコンバート成功が難しいようで。
ひと昔前、それこそトゥザヴィクトリーらが活躍していた時代は、
芝ダート両方でG1を勝つ馬が多数現れたものだが..

などと昼間ぼんやり考えていたこともあり、
そこで時代の移り変わりを客観的に捉えることには定評のある弊ブログで、
「芝ダート兼用機時代」の全盛期を振り返ってみることにした。

まずは、歴代の「芝ダート重賞勝ち馬」の紹介から。
フェブラリーSがG1に昇格した97年以降を調査の対象としています。
※手集計なので抜け落ちがあるかもしれません。ご了承を。

<芝・ダートで重賞勝ち、いずれかもしくは両方でG1勝ち(97年以降)>
ホクトベガ
芝:93年エリザベス女王杯ほか ダート:97年川崎記念ほか多数

タイキシャトル
芝:97年マイルCSほか多数 ダート:97年ユニコーンS

グルメフロンティア
芝:98年中山金杯 ダート:98年フェブラリーS

アグネスワールド
芝:99年アベイユ・ド・ロンシャン賞ほか多数 ダート:全日本3歳優駿(川崎)

エルコンドルパサー
芝:98年NHKマイルCほか多数 ダート:共同通信杯(※降雪による条件変更)

ヤマカツスズラン
芝:99年阪神3歳牝馬Sほか ダート:02年全日本サラブレッドC(笠松)

イーグルカフェ
芝:00年NHKマイルCほか ダート:02年ジャパンCダート

アグネスデジタル
芝:00年マイルCSほか多数 ダート:02年フェブラリーSほか多数

クロフネ
芝:01年NHKマイルCほか ダート:01年ジャパンCダートほか

アドマイヤドン
芝:01年朝日杯フューチュリティSほか ダート:04年フェブラリーSほか多数

メイショウボーラー
芝:03年デイリー杯2歳Sほか ダート:05年フェブラリーSほか

ヴァーミリアン
芝:04年ラジオNIKKEI杯2歳S ダート:07年JCダートほか多数

ブルーコンコルド
芝:02年京王杯2歳S ダート:05年JBCスプリント(名古屋)ほか多数

やはり2000年前後にビッグネームが並ぶ。
外国産馬が強かった時代ですね。
ヴァーミリアンとブルーコンコルドも、もう5年近く前の話。
近年はなかなか兼用機が出てこない。


<芝・ダートの両方で重賞勝ち>
・ワシントンカラー
・ブロードアピール
・サイレントディール
・シーキングザダイヤ
・メイショウバトラー
・ヤマトマリオン
・ヤマニンキングリー
※順不同

このへんの名前を見ても最近の馬は少ないですね。
芝でくすぶり気味のお馬さんはコンバートに挑戦してみません?

<番外編>
・トゥザヴィクトリー ※ダート重賞未勝利もドバイWC2着など
・ゴールドアリュール ※芝重賞未勝利も日本ダービー5着など
・ユートピア ※芝重賞未勝利もNHKマイルC4着など

あー、ユートピアとか芝の重賞勝ってないけど「どっちでもいける」キャラの代表格でしたよね。



とりあえずここまで話を進めてみたけど、この先どうしようかw
あれですね、原因を調査すればいいんですね。

いわゆる「兼用機」が誕生する流れって、
だいたい「最初は芝、やや成績不振に陥ってダート転向」のパターンだと思うんですけど、
ダート路線が整備されて10年以上が経過して、
全体的にレベルが上がった分、
新境地開拓に乗り出してきた芝出身の馬は返り討ちに遭うケースが増えてきたのかなと。
最近フェブラリーSに出てくる芝の重賞ウィナーとか完全にネタ要員やもんね。
ローレルゲレイロとかリーチザクラウンとか..w
このへんはちゃんとG3とかで一度足慣らしした方がいいとか原因は色々あると思うけど。

もうひとつは、芝で好成績を残すために必要なファクターとして、
速い上がりへの対応力がますます求められる時代になって、
そこを追求していくうちにダート適性とはかけ離れた馬の作りになっていくのかも。
日頃の調教や、もっと言えば入厩前のトレーニング内容にも影響していそうで。

あとは..これはちょっと弱いかもしれないけれども、
今の現役競走馬の親の世代くらいからダート路線は整備され始めたことで、
最初から「ダートで走れる馬を作ろう」という配合概念が誕生した時期なのかも。
たぶん10年前なら芝を走ってナンボくらいの考え方だったでしょうし。
ワイルドラッシュ産駒のトランセンドや、
ゴールドアリュール産駒のエスポワールシチーやスマートファルコンの活躍を見てるとそう思う。

箇条書きでまとめると、こんなところなのかな。
  • ダート路線のレベルアップ
  • 芝の高速化でダートとの兼用が困難
  • ちょうど今の現役馬の親世代から芝ダートの路線分割が始まった

もちろんスペシャリストが増えていくことは競技の発展を表すもので、
距離適性においても細分化が進んでいる時代なので、
自然の摂理というものなのかもしれない。この流れは。

ただ、芝→ダートの転向が活発に行われるということは、
優秀な競走馬のキャリア延長に一役買うことになるし、
この道が閉ざされてしまうのは残念な思いが強い。
それこそヴァーミリアンもブルーコンコルドも、
芝の重賞は2歳時に勝っただけで以降は苦戦を余儀なくされていたわけだし。

それに、アグネスデジタルのようなロマンあふれる究極型にもまた出会いたいし。
南部杯1着→天皇賞1着→香港カップ1着→フェブラリーS1着とか、
こんな成績は二度とお目にかかれないかもしれない。
種牡馬としてもヤマニンキングリーを輩出してるし、
「親子でJRAの芝ダート重賞制覇」って偉大な記録。
これはあれですかね、白 井 最 強ってことで落ち着くんですかね。



この流れだと今後はますます分業化は進むと思われる一方で、
ドバイのオールウェザーでヴィクトワールピサやレッドディザイアが結果を残しており、
可能性を感じさせるような気もしている。
また、ダートで圧倒的に速さをウリにする馬も増えてきたので、
今後はダート→芝のチャレンジに期待してみたいなと。
エスポワールシチーの全盛期とか普通に通用したんじゃないかと思うし。

トゥザグローリーの挑戦が思い出させてくれた「あの時代」の名馬たちのように、
久々にオールラウンダー誕生を密かに期待しておくことにしよう。
随分とハードルは高くなってしまったけれども。
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地方競馬の祭典JBCも今年で12回目。
初回の頃はレギュラーメンバーやカネツフルーヴといったロジータ一家や、
ノボトゥルー、ノボジャックらが幅を利かせていたのを思い出します。
時代は流れました。

JBCクラシックは横一線のメンバー構成。
スマートファルコンが引退し、
トランセンドもドバイ遠征以来でやや勢いに陰りが見える中、
本格化著しいソリタリーキングやフェブラリーS勝ち馬テスタマッタら、
珍しく「どの馬が勝ってもおかしくない」勢力図となりました。
その中でタイトルを手にしたのはワンダーアキュート。
昨年の東京大賞典でスマートファルコンをあと一歩のところまで追い詰めるなど、
実力はダート界の中でも屈指のものがありましたが、
見事にG1初勝利となりました。
鞍上の和田竜二は地方交流G1初優勝。
G1勝ちはあのテイエムオペラオー以来とのこと。
昨日JRA通算800勝を達成し、
いいジョッキーになったなと感慨に浸っていたところで、
うれしい勲章を手にすることとなりました。

JBCスプリントはタイセイレジェンドが逃げ切り勝ち。
さすが内田博幸さんです。
ちなみにこの馬、ワナビーザベストの半兄。
BMSメジロマックイーンがまた仕事をしてしまった。
1400mのG1でコーナー4つってなかなかスリリングで見ていて楽しかった。

牝馬限定のJBCレディスクラシックはミラクルレジェンドが順当勝ち。
牡馬に交じるとやや分が悪いものの、ずっと好調を維持できているのは立派。
レマーズガールとグラッブユアハートの時代もまた懐かしい。

IPATで馬券購入も可能になるなど、
交流重賞もより身近な存在になろうとしています。
相変わらずふんわりとしか関与しない管理人ではありますが、
これからは努めて積極的に見ていきたいものです。
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|Weekly Valuable Jockeys
・横山典弘[7]/アルゼンチン共和国杯優勝。ルルーシュ待望の才能開花。
・岩田康誠[18]/ローマンレジェンドでみやこS優勝。前が壁になるも慌てず。
・浜中俊[15]/アルテミスS初代ウィナーに。内から馬群を捌く好騎乗。
・福永祐一[13]/新馬戦2勝ほか合計4勝。オツウ楽しみですね。

今年もあと2開催しか残っておらぬ。
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ロードバイクを買って早くも2ヶ月が経とうとしている。
天気が悪い日以外は毎日の通勤で大活躍し、
休日にも20〜30km程度のサイクリングを堪能する日々を過ごしてきたが、
彼のポテンシャルをもってすれば、もっと長い距離を走ることができるわけで、
僕自身もそのうち行こうと思いつつ、
ガンバの試合やら新婚旅行やら何やらでなかなか時間が取れず、
この度ようやく長い距離を走ることができました。

といっても往復で80km。
よく鍛錬されたサイクリスト達にとっては、
近所のスーパーまで買い物に行く感覚の距離ではなかろうか。
それでも僕にとっては十分に楽しめる「デビュー戦」でした。

■今回のルート
京都ルート
※一応プライバシーもあるのでキャプチャのみにしておくw

目的地は宇治。
距離的にちょうどよさそうだったので。
全部で走行時間は4時間弱。休憩なども含めると5時間ほどでした。

<自宅(京阪関目駅付近)から中振>
このへんは走り慣れてることもあって余裕。
交通量もさほど多くないので快適に進めました。
ところで中振付近のアスファルトの走りやすさは異常。
クルマで通るときもいつも思ってたけど、何であんなにきめ細かいの。

<中振から旧1号線で御幸橋へ>
おけいはんに沿う形で、枚方市から橋本・八幡市まで。
このへんも全然走りやすい。
樟葉から八幡市の間は強烈な向かい風がお出迎えしてくれましたがね。
あのへん、川沿いの方にも安全に走れそうな道があったけど、
どっから進入したらいいのかわからなくて。
本線の交通量が少なかったこともあって今回はスルーしました。

■御幸橋



三川合流地点のほど近く、木津川にかかる御幸橋から京阪の鉄橋を。
ここは気持ちよかった。京都に来たことを実感。
この近辺はロード乗りな方が多数いらっしゃった。
だいたい25kmほど。ちょうど1時間ほどで到達した。

<我が故郷・伏見を抜けて目的地へ>
八幡まで1時間で来れたんやから、あとは楽勝やろと思っていたら妙に時間がかかった。
納所を過ぎ、大手筋を東へ曲がり、
伏見桃山界隈をぶち抜いて六地蔵を通過。
このへんから道幅が狭くなって、
しかも交通網が発展した都会であるがためにクルマの量も多く、
なかなかスピードに乗れず。
結局15kmばかしに1時間要することとなり、ようやく目的地へ到達。
慣れ親しんだ宇治橋が視界に入ってきた瞬間は、
それなりの達成感を得たものです。

■記念撮影



こういうのやりたかったんすよw
抹茶ソフトクリームおいしいだろなーと楽しみにしていたので食べたら、
まあまあ寒かったので後半厳しかった。おいしかったけど。
つーか長袖Tシャツに半袖Tシャツ重ね着は薄着すぎた。
でも暑いと思う時間帯もあったし、自転車は服装調整が難しい。

<復路 宇治から大久保を抜け第二京阪へ>
結局、宇治での滞在時間は15分ほどで足早に帰路に着いたった。
そしてここからが試練の幕開けである。
帰りは第二京阪の側道をチョイスしたのだが、これがまた..w
以前、門真の方から途中まで走ったことはあるのだが、
とにかく旅人を弄ぶかのような、小刻みなアップダウンの連続。
凄まじい勢いで下ったかと思えば、直後に壁のような上り坂。
ギアを軽くしてハムスターのカラカラみたいな感覚でペダルを踏んで、
どうにかこうにかクリアしていく。
しかも、大久保から松井山手あたりまでは、
自転車通行道にもいわゆる「自転車は押して通過して下さい」の柵が設置されていて、
いちいちどっこらしょと車体を担いで通らなければならない。
これがストレスだった。
クルマとのコンタクトはほぼ皆無なので、安全ではあるんだけどね..

307号線との交差点を抜けた時には、
「あーここまで帰ってきたらあともうちょいやな」と思っていたけど、
このあたりから身体がだいぶ疲れてきていて。
漕げども、漕げどもぶつからない163号線。
この10kmちょっとは精神的にちょっとキツかったw
家まであと5kmくらいで限界を迎えコンビニで休憩したけど、
今思えばもう少し手前で何とかしなければならなかった。



てな具合で無事に帰宅したわけだが、さすがに脚は疲れている。
最後のバテっぷりからしても、現時点ではこれくらいの距離がちょうどいいです。
でも楽しかった。
知ってる道を通るときに、ここまでチャリで来たかと思うと何か変な感じがして。
いい達成感を味わうことができました。

次はあなたの街へお邪魔するかもしれません。
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|RACE REPORT
●11月4日
◇東京11R:アルゼンチン共和国杯(G2)/ルルーシュ鮮やかに ようやく重賞初制覇
4歳秋にして「ようやく」という表現を使うのはややハードルが高いか。
いや、それだけルルーシュに対する期待は大きかった。
2年前に札幌2歳Sで4着と善戦しながら、
その後は長い休養などもあり出世が遅れたが、
今季は春から順調に使われ、ようやく一つタイトルを手に入れた。
マイルを使われたり、やや迷走気味な部分もあったが、
今後はこの前後の距離でG1を目指すことになるだろう。
近年はやや勢いに陰りの見える藤沢和雄厩舎だが、
先日の札幌2歳Sを制したコディーノや、
いちょうSを制したフラムドグロワールなど巻き返し傾向にあるし、
この日は東京競馬で特別3連勝も達成と着実に立て直されつつある。

2着はムスカテール。
これまで実績を残してきた上がり勝負になったのも味方して、
昇級戦でも結果を残すことができた。
マヤノトップガン産駒としては最後の希望となりつつある現状、
今後の活躍に期待したいところ。
そんなわけで馬券的には嫌った上位人気2頭のワンツーという恥ずかしい結果に。

なお1番人気に推された◎ギュスターヴクライは6着。
競走中に右前浅屈腱不全断裂と大ケガを発症してしまったようだ。
たぶんこれ復帰は難しいレベルの重傷のはず..
まだまだ伸び盛りにもかかわらず、残念なことになってしまった。


◇京都11R:みやこS(G3)/止まらないローマンレジェンド6連勝でJCダートへ
単勝1.4倍と圧倒的支持に応えてローマンレジェンドが重賞2連勝。
直線では前が壁になるシーンもあったが、進路が開けてからの伸び脚は際立っていた。
ある程度は前に付けられる機動力があり、
なおかつ常に最速級の脚で上がれる瞬発力、
ダート馬らしからぬ反応の鋭さ。
このへんが周りとは一味違う。
JCダートへ向けても視界は良好。
ただし、消耗戦になった時にこれまでと同じ脚が使えるかは要検討。
課題が残っていることも忘れたはならないだろう。

◎ニホンピロアワーズがよく頑張ってくれたおかげで馬連げと。
ソツなく先行して、最後までバテずに食い下がった。
たぶんこちらはハイペース歓迎のタイプなので、
JCダートでもヒモ穴には狙えるのではないかと。
3着にもホッコータルマエが入って、僕としては大満足。
こちらは久々ながらダッシュが速くなっており、
自分の形に持ち込みやすくなっていた。今後も楽しみ。

ハタノヴァンクールはダート初黒星。
うまく馬群はバラけてくれたが、さっぱり伸びず。
休み明けだけで片付けていいのかわからない凡走だった。


◇京都10R:渡月橋S/ナガラオリオン連勝! 強力メンバーを退けOP入り
春に昇竜Sで3着に善戦するなど高い素質を見せてはいたが、
1000万下→準OPと連勝で完全に軌道に乗った。
メイショウマシュウ以下、強いメンバーを負かしてのもので、
これは今後に向けても楽しみが膨らむ。
まだスタートが良かったり悪かったりなので、
そのへんが安定してくれば。
ちなみにこのレースは安藤勝己が騎乗予定だったが、
直前のレース後に負傷したとのことで、
前走まで手綱を取っていた国分優作とのコンビ継続が急遽決まった。



●11月3日
◇東京11R:アルテミスS(新設重賞)/初代ウィナーはコレクターアイテム 阪神JFへ弾み
今年から新設された2歳牝馬の重賞。
日程や距離からすれば赤松賞の上位互換ということになるが、
さすが重賞だけあって実績のある駒が多く集まった。
そんな中、デイリー杯2歳Sで4着と善戦していたコレクターアイテムが、
単勝1番人気の支持に応え優勝。
ロスなく内を回って末脚を伸ばす、人馬一体となった勝利だった。
須貝尚介厩舎は今年の2歳戦線も好調。
京都で新馬戦を勝ったオツウと合わせて阪神JFを狙うか。


◇京都3R:2歳未勝利/ラルプデュエズ3着も勝ち上がりにメド 次こそは
サトノプレシャス、オーキッドレイに次ぐ3番人気での出走で3着。
ゲートを出て一完歩めにつまづくような感じでフットワークが乱れ、
後方からのレースになってしまったが後方からよく差を詰めた。
鞍上のゴーサインにもスムーズに反応できていたし、
次あたりで順番が回ってきそうな内容だった。
残り100mくらいで内にヨレて立て直すロスもあったし。


◇京都5R:2歳新馬/インパクト充分のデビュー戦 その名はオツウ
ジャスタウェイで昨季のクラシック戦線を賑わせた緑と黒の勝負服が、
今年も優秀なハーツクライ産駒を送り込んできた。
その名はオツウ。圧倒的人気に応えて新馬戦を快勝。
ほとんど馬なりのまま外から差し切るその内容は、
先日のエピファネイアのそれにも近いインパクトがあった。
いや、この馬は強いわ。阪神JF使うようなら楽しみ。



|TOPICS
◇ブリーダーズカップターフに挑戦のトレイルブレイザーは4着
見せ場は十分だったんですけどねえ。
300mにも満たない直線コースで、
早めに先頭に並びかける形はベストに近いものだったと思うのですが、
最後は脚が止まってしまいました。
鼻出血対策などの事情もあってのアメリカ遠征でしたが、
一定の成果は得られたのではないかと思います。


◇和田竜二がJRA通算800勝を達成
そろそろ彼らの世代もベテランと呼ばれる時期に差し掛かりつつありますが、
いいジョッキーになりましたね和田さん。
いわゆる玄人受けするというか、職人肌の乗り役に成長しました。
テイエムオペラオーからもう10年以上ですもんねえ..
ちなみにセレモニーでは「僕より勝ってる後輩もいるので」と言ってたみたいですが、
ざっと調べてみたところあなたより若くて数多く勝ってるのは、
栗東では池添謙一くらいです。
そんなに対抗心を燃やさなくてもいいと思いますw



|MEMO
・タマモベストプレイがデビュー2連勝。POG指名馬候補だった。
・デスペラード芝で切れたwww 上がり3F32.8秒www
・京洛S勝ちのサドンストーム、デビュー2戦目からずっと勝浦正樹なのか。
・バーバラ3連勝。名前が好きだバーバラ。マダンテ。
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◆京都11R みやこS
◎ニホンピロアワーズ

交流重賞を2勝するまで出世したニホンピロアワーズ。
思えばその足掛かりとなったのが、昨年のこのレースだった。
重賞初挑戦の身で、
エスポワールシチーにはかなわなかったものの3着と善戦。
ここから完全に軌道に乗った。

臨戦過程は理想的といえる。
夏は休養に充て、休み明けに弱メン白山大賞典を楽勝。
ちょうどいい具合に余力を残しつつ、上昇カーブを描いている。
京都コース特有の高速決着にも対応できるスピードと機動力を備えており、
たとえ58kgでも互角以上に戦えるはず。

○ローマンレジェンド
▲ハタノヴァンクール

ローマンレジェンドは強いし、
条件的にもここは譲れないくらいの駒なのだが、
ここまで一本かぶりの人気だとさすがに。
まともなら勝ち負け必至なんだけど。何が起こるかわからないし。

万が一のことも考えてハタノヴァンクールも押さえておく。
極端に変な位置取りにならなければ。
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◆東京11R アルゼンチン共和国杯
◎ギュスターヴクライ

スクリーンヒーローの年は例外だが、
基本的にはヨーイドンにはならず34〜35秒台の上がりで決するレース。
長くいい脚を使えるギュスターヴクライにとって、
実力通りの結果を出せる舞台といえるだろう。58kgだけど。

前走の京都大賞典は向こう正面からやや引っかかり気味に進出し、
4角先頭という強引な形になりながらも踏ん張った。
遅咲きのハーツクライ産駒らしく、ここに来て充実著しい。

○トウカイパラダイス
▲オウケンブルースリ

相手は少しひねってトウカイパラダイス。
春に目黒記念で2着と善戦した。
上がり勝負を避けられれば互角に戦えるはず。
あとは老雄オウケンブルースリ。
昨年も2着と頑張っており、この条件ならまだまだ。

ルルーシュはまだ重賞でどこまでやれるか要観察。
上昇馬ムスカテールはスローでこそなのかなー。

馬連で◎から○▲へ。
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◆東京11R アルテミスS
◎ネロディアマンテ

新設重賞なので傾向は探りつつになると思うけど、
とりあえず関東馬優勢で買っておいた方がいいかな?
この時期の2歳牝馬にとって長距離輸送は云々という発想で。

サフラン賞は3着だったが好位から上手に競馬をしていたネロディアマンテ。
相手はもちろん強くなるが、
ああいうレースができれば大きく崩れることはないだろう。
シンボリクリスエス産駒という肩書きも、
エピファネイアの登場で意味合いが変わりつつあるし注目。

○テンシンランマン
▲コレクターアイテム

テンシンランマンがキャロットの馬だとは意外だの。
新馬戦でサトノノブレスと僅差の2着。その後きっちり勝ち上がっており力ありそう。
コレクターアイテムは今回走れば本物認定でいいのでは。
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凱旋門賞馬ソレミアがジャパンCに来るらしいですね。
日本の馬場では通用しないというのが大方の意見になりそうですけど、
とりあえずオルフェーヴルとホームアンドアウェイで戦える構図になれば、
話題性としては十分ですよ。
ところでオルフェーヴルちゃんと出てくるのかw

あと話題性といえば地味にBCに挑戦するトレイルブレイザー。
本当、空気ですけど現地での評価は4番人気くらいらしいですし、
ひっそり期待していていいんですかね?
何となく直前でスクラッチとか悲劇が待っていそ(ry


●11月3日
−京都−
◇03R:2歳未勝利/ラルプデュエズ(M.デムーロ)
◇05R:2歳新馬/オツウ(福永祐一)
◇09R:秋明菊賞/ティーハーフ(M.デムーロ)

−東京−
◇09R:伊勢佐木特別/ベストサーパス(三浦皇成)
◇11R:アルテミスS(新設重賞)/コレクターアイテム(浜中俊)

新設重賞アルテミスS。赤松賞の上位互換ですな。
2着でも阪神JFへの賞金は十分に足りるので、
それぞれ高い意欲を持って臨んでいることだろう。
前残り展開のデイリー杯2歳Sで後方から追い込んできたコレクターアイテム。
あれがコンスタントに使えるようなら将来楽しみ。ここで真価を問う。

今週もPOG持ち馬ラルプデュエズが出走。
新馬戦は5着だったがタイム差なし。
好位追走もエンジン点火に時間を要した分、最後は届かなかった感じ。
一度使われての上積みと、M.デムーロの手綱に期待。


●11月4日
−京都−
◇10R:渡月橋S/メイショウマシュウ(福永祐一)
◇11R:みやこS(G3)/ローマンレジェンド(岩田康誠)

−東京−
◇11R:アルゼンチン共和国杯(G2)/ギュスターヴクライ(蛯名正義)

3年目を迎えたみやこS。これは優良重賞に育ちそうですな。
JBCと時期まるかぶりなのにこれだけメンバーが確保できるのも、
ダート戦線のタレントが豊富である証。
特に今年の3歳世代のレベルの高さは、
うまく世代交代を推し進めてくれるものと確信している。
ただ今回はローマンレジェンド優勢かと。
エスポワールシチーと熱戦を演じたエルムSは、
脚色いっぱいにも映ったが上がりの数字は35.9秒と優秀で、
同等のパフォーマンスができれば捕まえるのは難しそう。

アルゼンチン共和国杯はギュスターヴクライ鉄板級。
変なペースになったりしなければ、普通に勝ち負けでしょう。

渡月橋Sのメイショウマシュウは前走不利。何もできず。
叩かれてひと絞りできていれば変わり身期待。
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外国人ジョッキーだけではないにせよ、
騎乗停止処分を受けるケースが圧倒的に多い状況を見てか、
降着・失格に関するルールが変更されることとなった。来年から。

来年からJRAの降着・失格の基準が変わる。1月1日の新判断基準導入後は、現在よりも降着や失格になるケースは減る可能性が高い。

 現行ルールでは『加害馬(以後A)の走行妨害が被害馬(以後B)の競走能力発揮に重大な影響を与えたと裁決委員が判断した場合に、AはBの後ろに降着』になる。だが、新制度では『走行妨害がなければBがAより先着していたかどうか』が判断基準になる。つまり、走行妨害を受けたBが他の馬にも抜かれ、Aより大きく遅れてゴールした場合は、降着には当たらず、到達順位通りに確定する。

 91年の降着制度導入後、G1で1位入線馬が降着になったケースは3回あるが、いずれも被害馬に決定的と判断できる差をつけていた。

 6馬身突き抜けていたメジロマックイーン(91年天皇賞・秋)、無傷の6連勝を飾ったかに見えたカワカミプリンセス(06年エリザベス女王杯)、最後の脚色が際立っていたブエナビスタ(10年ジャパンC)は、新ルールでは降着に当たらず、1着で確定したとみられる。

■1月から新ルール「降着、失格」減少も(ニッカン)


JRAのおひさるにも説明が。
■降着・失格のルールを変更します

ものすごーく簡潔にまとめるとすると、

・強い馬が弱い馬の進路を妨害しても降着にはならない
・たとえ落馬、競走中止になったとしても失格にはならない
・その代わり、降着失格処分にならなかったとしても騎手は騎乗停止になりうる

というところだろうか。
馬はセーフ、ジョッキーはアウトというケースが増えると。

例にも出ていたブエナビスタのジャパンCなど、
確かにたとえローズキングダムが走行妨害を受けていなかったとしても、
着順をひっくり返せた可能性は限りなくゼロに近いだろうし、
ブエナビスタ1着の馬券を買っていたファンとしては、
「着順そのまま、ただしジョッキーは処分」という結論が最も納得いく形だろうし、
ローズキングダム1着の馬券が外れた側としても、
上記ルールのもとであれば異を唱える気にはならないのでは。

馬の能力比べという競馬の原点に立ち返れば、
非常にクリアな裁定が下されることが期待できそうだ。

ただ、難しいのは「走行妨害がなければBがAより先着していたかどうか」を、
明確な基準でもって判断できるかというところ。
最後の直線であればまだしも、
それこそメジロマックイーンの例のように、
2角で起きた事象に対して「先着できたかどうか」を判断するのは困難ではないかと。
一度ブレーキを踏まされた馬が戦意を喪失し、
そのまま馬群に消えることもよくあること。
現状ただでさえジャッジの基準が不明瞭と言われがちな裁決委員に対して、
納得のいく判定を期待するのは果たして..

あとは、騎乗停止を覚悟で進路妨害が「勝つための手段」として横行しないことを願うが、
このあたりはジョッキー同士のモラルにかかっているとしか言えない。
お互い、命がけでレースに臨んでいる中で、
平気で「仕事仲間」を落馬事故へ追い込もうなどという考えそのものが、
どうか蔓延しませんように。
特に大レースほど勝ちへの意欲もストイックになるのは間違いないし、
タイトルの行方を争うレースがアンフェアなものに成り下がらないよう注意してもらいたい。

<参考>
■【競馬】JRA 2013年から降着・失格のルールを変更(競馬ろまん亭)
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