「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2012年06月

下半期戦線を迎えるにあたり、
どういう方向性で馬券にアプローチしていくか考えましょうか。
とりあえず、前回の作戦会議ではジワジワと負けが増えてきた状況を考え、
「ここから16連勝で100%に戻したる!」と高らかに宣言した。
奇しくも、上半期の終了をもって、ちょうどその16戦を消化していた。たまたま。
その間の成績は【2.2.0.12】www 的中率www 25%wwwwww

あー、笑ってる場合じゃない。とにかく酷かったですわ。
詳細は振り返らないけど、一つひとつ本当に丁寧に取ろうとしていたのかどうか。
今となってはよくわかりません。
マイナスが膨らむと取り返そうという意識も働いてしまいますし..
刑事さん、私がやりました..殺すつもりはなかったんです..

んで、どうします下半期。
ここまでで背負ってしまったビハインドはざっと15,000円ほど。
たぶんこれ取り返しにかかって単複にシフトとかしたら死ぬと思う。
なので都合よく「下半期こそはプラス計上」を目標にしよう。

ただ、問題はこの後。
配当130円ラインで的中率80%とか無理ゲーであることがよくわかったので、
ちょっとどうしたらいいのか悩ましい。
もうちょっと平均配当を上げて勝負に出た方がいいのか、
それとも、そもそも馬券を買う回数を減らした方がいいのか..

今の感覚では、上半期の45回には及ばなくても、
ポツリポツリと参戦した方がいい結果が出そうな感覚でいる。
そんなことできるのかな..w

できれば2週間に1回とか、月に3回とか、
それくらいのペースで規定打席には達していないものの高打率みたいな打者目指そう。
とりあえずそれで。明日の競馬とか馬柱いっさい見てないしスルー決定w
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新しい競馬ファンの開拓に寄与するブログとして(えっ、
今日はどうしても書いておきたいことがある。

うちの会社では朝から夜までFM802を流してるんですよ。
ヒロ寺平さん毎朝お疲れ様です。
まあそれはいいとして、
「Flip Lips」いう番組が11〜15時までありましてね。
女性のDJが料理だとか音楽の話題について、
ゆるく進行させていくマターリとした雰囲気なんです。

そんな番組の中でも、
週に一度、スポーツについて取り上げる時間があって、
G1のシーズンでは簡単な展望なんかを話してくれるんですよ。
その内容はさておき、
普段は競馬と接点を持たないであろうリスナーの人々にも、
馬やレースの名前を何となく吹き込んでくれて、
ありがたいなーと感じていたりするわけです。

ところが。

きょうの正午ごろだったかな。
リスナーさんからのメッセージが競馬に関する内容――
確かオルフェーヴルすごかったですね的な感じだったと思うんだけど、
そこからしばらく競馬の話が続きました。
で、そのネタの締めくくりとして。

「ごめんなさいねー今日は爽やかにお送りするつもりだったんだけど..」

って言われちゃったんですよ(´・ω・`)

いや別にね、そんなことない競馬は爽やかだ!なんて主張がしたいわけじゃないし、
実際のところ決して爽やかだとは思いません。
言い方も、そこまで貶すようなニュアンスではないし、
ご自身の本音がポロッと出ちゃったレベルですわ。

ただね、こないだも競馬中継のあり方について書いたように、
主催者側が懸命にマイナスイメージを払拭しようと、
形はどうあれ努力を重ねているわけですよ。
CMやらキャンペーンやら、広告販促に何億と投じているはずなんですよ。

それなのに、公共の電波で、しかも関西最大級のFM局から、
「競馬ってオッサンの娯楽だよねーごめんねー」みたいなこと言われるこのダメージ。
何という風評被害。
もし僕がJRAの広報やら担当してる人間だったら、
悔しくて仕方ない想いをしたんじゃないかと。

やや極端な言い方をするけれども、
「こないだ心斎橋に新しいラーメン屋さんができたんですけど、おいしくなかった〜w」
とか言われたらラーメン屋さん終了のお知らせですよ。
それに近いことを言った。あなたは。

「私が思ったこと、本音をそのまま言っただけ」とか開き直れますか?

何かもう、競馬ファンとしてではなく、
JRAで頑張っている人のことを思うと許せなくて。
今回はたまたま競馬のことだから僕のアンテナが感知しただけで、
他にも知らぬ間に特定のジャンルが残念な形で貶されるケースはあるのかもしれないけど、
とにかく悔しかった。

このままでは気持ちが消化できないのでメル凸した。
あくまで礼節をわきまえた文体ですよ、当たり前ですが。

なお返事は来ていない模様。
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●6月24日
◇阪神11R 宝塚記念
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【宝塚記念予想】◎ウインバリアシオンのゴール前強襲を待つ
【投資:1,000円 回収:0円】

ゴール直後は何だかスッキリしなかったけど、
これでよかったんじゃないかなと思っている。
オルフェーヴル復活。
4角までは馬群の中で苦しい位置にいたように見えたが、
直線ではあえて柴のコンディションが悪いインを突いて差し切り勝ち。

思えば日本ダービーがそうであったように、
タフな戦況下でも全くへこたれることなく走るのが、
オルフェーヴルの強さだった。
それが蘇った、しかもまだ万全のコンディションではないながらも、
強力なライバルを一蹴。
参りました。バーニング土下座。

ただ、改めてその強さを感じたからこそ、
それほどまでの名馬を惨敗させた天皇賞が悔やまれるというか。
コンディションやら馬場やらペースやら気性面やら、
色々な悪条件が重なってああなったことはわかっているけど、勿体なかったなと。



レース自体は宝塚記念らしく、ラップが変に緩まないガチ勝負。
◎ウインバリアシオンは勝ちに行った分だけ最後が甘くなったが、
あの内容だとどう乗っても4着どまりだった気も。
それだけルーラーシップもしっかりとした脚を使ったし、
末脚にかけたショウナンマイティの追い込みも強烈だった。
この路線は秋も安泰ですね。
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|Weekly Valuable Jockeys
・池添謙一[2]/宝塚記念優勝。でも「キツかった」とか吐露するのカッコわりい。
・柴田大知[4]/普通に福島で4勝してた。G1裏番組とはいえすごい。
・吉田隼人[5]/函館を主戦場に4勝を加算。固め打ちできるだけの量をしっかり乗ってる。
・大野拓弥[2]/こちらも函館で4勝。日曜は8〜10Rまで3連勝!

函館における藤田伸二&四位洋文の時代は徐々に移りつつあるのかな..
以前からさほど数を乗っていない四位はさておき、
藤田は昨年くらいから目に見えて騎乗数が減っており(体調の問題かな)、
毎週4つ5つ平気で勝っていたあの絶対的な姿は影を潜めつつある。
今年の北海道は若いジョッキーたちにとってもチャンスかもしれない。

んで池添謙一ですよ。
宝塚記念は本当によく勝ったなと思う。
人として、ギリギリのところまで追い詰められて。
オルフェーヴルがまた力を貸してくれた。

ただ、ああいう公の場で「キツかった」とか言うのカッコ悪いわ。
普段からアレだけカッコつけてるクセに。
感情を表に出すなとは言わないけれども、弱音は吐くな。

インタビュー中にヘロヘロになってる池添を見て、
どれだけデカいプレッシャーを背負わされてもスマートに振舞っていた、
かつての武豊は本当にカッコよかったと思った。
あれこそスーパースターの姿。誰にもマネできない。
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上半期しゅうーりょー!!
何か馬券は3月くらいまではまずまずいい感じだったんですけど、
それ以降ガタガタっと来てしまい結局また負け組です。平常運転です。

でもゴールドシップは皐月賞を勝ってくれたし、
そのおかげで日本ダービー遠征までさせてくれたし、
数年後に振り返って「ああ、あの年ね!」と強く印象に残ってくれることでしょう。


|RACE REPORT
●6月24日
◇阪神11R:宝塚記念(G1)/オルフェーヴル怒りのリベンジ だが釈然としないのは何故..
結果はご存知の通り。
チート級の強さを見せていた四冠馬の単オッズが320円とか、
普通ならまずお目にかかれないはずの配当。
それだけオルフェーヴルの行く手には暗雲が立ち込めていた。
よくぞ、この逆境を跳ね除けたものだなとその底力にはまず感心した。
だが、そこまで感情を高ぶらせるものがなかったのも正直なところ。

その理由を色々と探してみたんだけど、
結局は「自作自演」な雰囲気が、どうも釈然としないのかもしれない。
天皇賞大敗からのリベンジに大成功したわけだが、
それも逆算すれば阪神大賞典でおかしなことになったのが引き金となっていて、
そもそもその原因の一部に陣営の不手際があったことは明らか。
乗り役だってそりゃ色々と苦しい想いをしてきただろうけど、
少なからず批判を浴びうる失敗を犯したわけで、
それで「キツかったです」とか言われても「知らんがな」と..

オルフェーヴルが勝ったのは本当によかった。
まだ闘う気持ちが十分に残っていることを証明してくれた。
もしここでまた大きく負けていたら、
現役続行の道すら危ぶまれたのではないかと思うし。

最後に一つだけ。
「中途半端な状態のオルフェーヴルが出てきても馬券の駒として厄介なだけ」、
と書いてしまったが、フタを開けてみれば買うにせよ消すにせよ、
十分に妙味のある配当をつけていましたね。
馬券を検討する際には非常におもしろかったのではないでしょうか。


◇阪神12R:加古川特別/ハリケーン逃げて壮絶に止まる
揉まれるのを嫌ったのか気分良く行き過ぎたのか、
タメて味のあるハリケーンが逃げる形となってしまった。
当然、人気馬が自ら標的となってしまっては後続にとって格好の餌食。
4角で早々と手応えを失い14着と大敗を喫し、
僕の上半期複勝馬券戦線は幕を閉じたのであった。


◇阪神9R:皆生特別/ツルマルレオン降級戦で久々に勝利
どうも末脚を持て余し気味だったツルマルレオンだが、
2段階の降級戦となった今回はしっかりと差し切った。
いい具合のペースで流れてくれたし。
2着ラトルスネークも一旦は先頭に立ったが、
前に出るタイミングの差もありアタマ差敗れた。


◇福島11R:福島テレビオープン/菊花賞馬ビッグウィークあっさりと敗北
まあ、骨折もあったし、
そもそも菊花賞の勝ち方もラッキーパンチな感じだっただけに、
この現状も仕方ないのかも。
タニノさんの勝負服の強い馬もいないので、
頑張って欲しいのはヤマヤマだが..
いい条件で種牡馬になれる状況でもないし、
そのうちダートとかで活路を見出したりしそう。


◇函館11R:大沼S/スマートタイタン完勝 松田国英厩舎徐々に復調の気配
昨年は重賞を一つも勝てず、
かつての名門も不本意な成績に終わったが、
先月、目黒記念をスマートロビンで制すなど、
徐々に復調の気配を見せつつある。
スマートタイタンもこの短期間でオープン入りし、その一翼を担う。
2歳馬ではダイワスカーレットの仔ダイワレーヌなどもスタンバイ。



●6月23日
◇阪神5R:2歳新馬/武豊、今季の2歳馬で初勝利 ティーハーフ楽勝
新馬戦に乗る機会すら少なくなりつつある武豊だが、
モハメド殿下の信頼は今もそれなりに厚いようで、
香港の強豪ラッキーナインの下にあたるティーハーフの手綱を任された。
さすがにここではエンジンが違ったようで、
序盤はややチグハグなフットワークを見せたものの楽勝。
うまく育ってほしいところ。


◇阪神10R:三宮S/外枠から好発進ニシオドリーム降級戦を制す
元・高橋亮の馬。降級戦をきっちりとモノにした。
外枠発進ながらあのダッシュ力があれば、ソツなく前を取れる。
危なげない勝利でした。


◇阪神11R:米子S/大外からフラガラッハ!最後方から鮮やか追い込み
結果論にも程がありますけど、人気なさすぎ!
ダート煙幕とか久々に見た。
出遅れながらも、父デュランダルの完コピ余裕でした。
松永幹夫厩舎×高倉稜のコンビ、なかなか侮れません。



|TOPICS
◇宝塚記念でザ・チャンピオンが再び復活したらしい
かつて関西のG1レースの本馬場入場曲として親しまれた「ザ・チャンピオン」が、
春の天皇賞に続いて復活したらしい。
朝からツイッターでその話題があったもんだから、
テレビで楽しみにしていたんだけど何かオリジナル曲をかぶされて聞けなかった(´・ω・`)


|MEMO
・「未勝利界の桐ちゃん」フェアリーダンスが2着発進。勝ち上がれるか!
・ひっそりと函館でミッキーエールが未勝利を脱出してた。複130円くっそ。
・外差し馬場でもコアレスドラード差し切れず。やっぱり小倉あたり向きそう。
・皆生特別のレトは完敗。さすがにこのメンバーだと分が悪い。
・ハイレベルの加古川特別で3着のナムラビクター。あと一つ勝ってレパードS行きたい。
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ウインバリアシオンも4着とかもうね......

◆阪神12R 加古川特別
◎ハリケーン

勝って同条件。
他にも降級馬はいるけど、
この馬の底の知れなさはなかなかのもので、
近いうちにオープンまで行けると思ってる。
ここでつまづいているわけにはいくまい。

○ナムラビクター
▲タナトス

ちょうどこれで上半期の投資レースは45に。
44で終わるよりこっちの方が節目っぽいので買うw
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ガンバ大阪が 2 ヶ 月 ぶ り に 勝ったもんですからウキウキしております。
こんなに楽しい週末いつ以来かしら。
許されるならば宝塚記念も当てて上半期を気持ちよく締めくくりたい..

◆阪神11R 宝塚記念
◎ウインバリアシオン

宝塚記念はバリュー的に微妙な立場のG1ではあるものの、
引き締まったペースで流れるのがデフォルトで、
昨今の日本競馬の花形であるミドルディスタンスの覇を競うには、
十分な役割を果たしているという感覚が強い。

ネコパンチが逃げ、
それをアーネストリーやビートブラックが追う展開ならば、
今年もスローペースは考えづらい。
恐らく直線は各馬が死力を尽くした攻防が予想され、
ゴール前でガラリと勝負の行方がひっくり返りそう。
開催4週目でだいぶ内の馬場も荒れてきたようだし。



オルフェーヴルの影に隠れる存在で、
まだビッグタイトルには縁のないウインバリアシオンに待望のチャンスが到来した。
これまで馬場や展開を問わずコンスタントに末脚を使っており、
ハイペース想定の今回も条件的には向くはず。
他の有力馬の顔ぶれの多くが、
どちらかといえばスローペースでキュッと切れるイメージだけに、
上がりのかかる展開が最も向くのはこの馬。

突き抜けるまでは難しいかもしれないけれども、
ちょうど父ハーツクライが05年に強烈な追い込みで2着に入ったように、あの再現を狙う。
当時もタップダンスシチーがグリグリの1番人気だったが、
ハイペースと外差し馬場に屈し失速。
スイープトウショウの歴史的な優勝の舞台となりましたね。懐かしい。

新パートナーの岩田康誠とも手が合いそう。
ここ2戦コンビを組んでいた武豊の不運(トレイルブレイザーの回避)は今に始まったことではないが、
ウインバリアシオンが勝てば「ユタカやっぱり持ってねえ..」ってなりそうな。

○ショウナンマイティ
▲オルフェーヴル
☆エイシンフラッシュ
△ルーラーシップ
△フェデラリスト
△トゥザグローリー

当初は本命予定だったショウナンマイティだが、
どうしても極端な脚質だけに不発もリスクも低くない。

オルフェーヴルはバッサリ行ってもいいけど、
この単3倍という微妙なオッズなら抑えておいた方がむしろ得策かもしれんね。
あとは昨年3着のエイシンフラッシュ。

ルーラーシップはやっぱり33秒台の上がりを使えるレースでこその印象。
前走の香港はちょっとよくわかりませんw
トゥザグローリーについても同様。
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昨日のエントリなんですが、
ビーバップハイヒールを見つつビールを飲みながら書いたもので、
明らかにテンションのおかしい部分があって我ながらおもしろい。

それはそうと桐谷美玲ちゃんはかわいいですね。
火曜のZEROとかガンガンガン見しますし。

北川景子ファン歴も5年になろうとしているので、
そろそろ殿堂入りさせて桐ちゃんサイドに回ろうかと思ったり。

■目線外したのが超好き
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明日の馬券はお休みかなー。
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●6月23日
◇阪神1R:3歳未勝利/フェアリーダンス(C.ウィリアムズ)
ぐだぐだのメンバーに初出走のフェアリードールの仔が初出走。
盛り上がりに欠ける合コンの途中に桐谷美玲ちゃん似が参戦してきたらどうなりますか?
「うおおお」ってなるでしょう。それです。


◇阪神5R:2歳新馬/キュウシュウソダチ(和田竜二)
キリシマの冠名でおなじみの馬主さんだけに名前はそれでいいんですけど、
母フューチャサンデーと見て驚いた。
九州にお嫁に行ったの??


◇阪神10R:三宮S/ニシオドリーム(福永祐一)
降級前からOP級とずっと言われてましたので、
ここはあっさり通過して早く重賞戦線へ参りましょう。
そういえばメイショウマシュウどこ行った。


◇阪神11R:米子S/ミッキードリーム(北村友一)
馬自身は「ここなら力量上位」で済ませるだけなんですけど、
何といってもデビューからずっと手綱を取ってきた和田竜二とのコンビが、
20戦目にして初めて解消されることになったのがビッグニュース。



●6月24日
◇阪神1R:2歳未勝利/ラウンドワールド(岩田康誠)
トーセンパワフルの新馬戦で3着。
上がりの脚は勝ち馬を上回る32.9秒w
2戦目でしっかり勝ち上がりを期す。


◇阪神7R:3歳上500万下/コアレスドラード(武豊)
内回り2000mなら余裕っしょと思ってたけど、
改めて相手を見たら同じ降級馬も揃ってて楽にはいかなさそう。
ユタカさんもこの馬に関してはよく乗ってると思うんだけど。


◇阪神9R:皆生特別/レト(幸英明)
1000万下に上がってからもしっかり走れているし、ここも頑張って。
2段階降級ツルマルレオンとかもいるけど。
崩れずに走れるのがこの馬のいいところ。


◇阪神11R:宝塚記念(G1)/ショウナンマイティ(浜中俊)
とりあえずオルフェーヴルは出走確定。
仮に勝ったところで手放しでは喜べないし、複雑な心境。
馬券を買うなら他の馬を買うのが精神的には楽でしょう。
毎年ハイペースになりがちなのが宝塚記念の特徴。
アーネストリーみたいに先行策でゴリゴリ押し切るのも勝ちパターンながら、
無欲の追い込みで穴を空けるのもひとつの傾向。
末脚の威力なら誰にも負けないショウナンマイティ。
自分のスタイルを貫いたその先に、初めてのタイトルが待っていても不思議ではない。


◇福島11R:福島テレビオープン/ビッグウィーク(田中勝春)
宝塚記念で盛り上がる中、
裏番組の福島でひっそりと復活を目指す菊花賞馬がいた。
その馬の名は...
次の伝説を見よ。福島テレビオープン。


◇函館11R:大沼S/エーシンモアオバー(藤田伸二)
今年もエーシンモアオバーの夏がやって来ました!
ほとんどのレースで堅実に駆け、たまにバタッと捕まるイメージ。
宝塚記念に縁のなかった藤田とのコンビで、先行あるのみ。
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「勇気ある撤退を」の願いも虚しく、オルフェーヴルの宝塚記念出走が決まった。
かくなる上は本来の力を発揮してほしいところだが、
良くなっているところとか完璧じゃないとかもう予防線ピンピンに張られてる。
もちろん中畑清ばりに「絶好調です!」とウソつかれても困るわけだが、
これじゃ信頼してくれというのも無茶な話。

●オルフェーヴルについて池江泰寿調教師

「先週の段階で、出走の方向に気持ちが傾いていましたが、今週はまた馬の状態が上向いていましたし、今朝の追い切りと上がり運動を見て、出走を決意しました。調教はGI馬ですからやれば時計は出ますが、馬体面や気配が先週より良くなっていましたし、出走態勢が整ったと判断しました。

今朝の追い切りは坂路で2頭併せ、2〜3馬身後ろから追いかけてラスト300mほど強めに追って欲しいとの指示でした。突き放すところまではマズマズでしたが、馬場が悪くて最後は苦しがってモタれていました。これまでも1週前追い切りなどキツい調教を課したときに見せる仕草なので、その意味では今朝の追い切りは、いつもの1週前追いぐらいの状態には来ているのかなと思います。

体調は徐々に良くなっています。総合的に見て、全てが悪い方向ではなく良い方向に向いています。完璧とはいきませんが、当日までに7割ぐらいのデキに持っていけると思います。今年の宝塚記念のメンバーはレベルが高いですが、天皇賞より確実に状態はいいので、あのような恥ずかしいレースにはならないと思います。前回はメンコをつけてレースに臨んだのですが、それが敗因のひとつだと考えられますのでメンコは外して出走します。(作戦について)去年の三冠のように、レースでは全てジョッキーに任せます。枠順は…もう大外枠は勘弁して欲しいですね(笑)。

春2戦とも、見苦しいところをお見せしたにもかかわらず、ファン投票で1位に支持して頂いて、その気持ちを重く感じております。オルフェーヴルはまだ完璧ではないですが、現状のベストを尽くしていますので、また応援していただければと思います」

■【宝塚記念】栗東レポート〜オルフェーヴル(ラジニケ)

一般のスポーツなら、
「本調子には程遠くとも、スターとしての責任でグラウンドに立つことを選んだ――」
と美談化されてもいいところだが、
残念ながら馬券というお金の損得が絡む要素が競馬にはドッシリと存在するわけで、
その観点からいくと非常に面倒な駒でしかない。

頼りないオルフェーヴルと心中する人はもちろんのこと、
バッサリ消して穴狙ってやろうと目論んでいる人も、
中途半端にしか人気を吸ってくれない現状のオルフェーヴルなんか、
かえって邪魔な存在にしか思えないんじゃないですかね。



勝ったところで中途半端な価値のG1タイトルが一つ増えるだけ。
万全に程遠い状態で出走する意味は未だに見出せないまま。
昨日も書いたけど、いっそのこと引導を渡してやれればいい。

僕の夢はショウナンマイティ。
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「勇気ある撤退」という言葉があるが、
今オルフェーヴル陣営が立たされている状況は、
まさにそんな境遇ではないだろうか。

目の前に迫った、宝塚記念への出走について、未だに結論が出ていない。
国内最強、世界制覇すら期待された四冠馬が、
年明けから2戦、それぞれ形こそ違えど深刻な形で敗戦を重ねた。
誰がどう見ても、本来のオルフェーヴルの姿ではない。
天皇賞11着後、短期放牧から栗東に戻った際も、馬体を減らしてしまっていたという。
ここへ来て徐々に復調の気配を漂わせているようだが、
「ようやく上向いてきた」という感覚が偽らざる本音と言えるだろう。

それが果たして、宝塚記念を使うに相応しい状態なんだろうか。
手探りの状態で戦場に送り込むことは、
それこそ結果をオルフェーヴル自身のポテンシャルに丸投げしていることにならないか。
ファン投票1位の立場とやらを盾に、
仕上がりもそこそこの状態でレースに使われては、
逆にこちらサイドにまでその責任を加担させられている気にもなるし、
そもそも馬券的にもこれほど面倒な駒はない。

もちろん、勝てば「信じてたオルフェーヴルの底力」と美談化されるんだろうけど、
ちゃんとした状態まで持って来られない指揮官に、
「勝利調教師」の称号を与えてしまってもいいものだろうか?

馬主サイド、さらには主催者からの声と、
調教師の独断で下せる問題でないことは承知の上。
だが、オルフェーヴルを守れる人間の責務として、
然るべき道へと導いてもらえないものか。

宝塚記念で失敗したら、もうあの馬は終わりだと...

■【宝塚記念】オルフェーヴルの馬体がヤバい?(ホースニュース俺)

まあ、結局出るんでしょうね。きっと。
いっそのことボコボコにしたったらええねん。
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|Weekly Valuable Jockeys
・C.ウィリアムズ[5]/マーメイドSを制し2週連続重賞勝ち。次週がラストウィーク。
・松山弘平[5]/函館スプリントSで今季2つ目の重賞制覇。勝ち数も伸ばす成長株。
・浜中俊[9]/上位騎手不在もあり阪神で5勝の固め打ちに成功。
・蛯名正義[8]/福島でソツなく4勝を加算。
・田中勝春[1]/今季初登場w 福島で土曜メイン勝ち、日曜3勝と活躍。
・岩田康誠[10]/今週は函館に参戦。日曜に4勝をマーク。
・川須栄彦[3]/やや久々の登場。函館に腰を据え土日で4勝。

毎週ウィリアムズさんを褒め称えても仕方ないので、松山弘平くんの話を。
今季はここまで37勝を挙げ、堂々の関西5位。
中日新聞杯をスマートギアで制し初重賞を飾ったのに続き、
函館スプリントSで今季2つ目の重賞勝ち。
圧倒的人気のロードカナロアを外から閉める技アリの騎乗で、
長くコンビを組んでいる愛馬に初めてのタイトルをもたらした。

さすがにG1ともなると、
まだ越えなければならないハードルが一つ二つあると思うが、
別にG1だけが競馬じゃないし。
こういう地味にコツコツ頑張ってきた人馬が勝つG3の重みというものは、
それこそチャンピオンの座に匹敵するものがあるはず。

夏競馬は、そんないい話に多く出会える舞台でもある。
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|RACE REPORT
●6月17日
◇阪神11R:マーメイドS(G3)/グルヴェイグ3連勝で重賞制覇 遅咲きの良血開花
先週のビワハイジに負けじと、の意地もあったのだろうか。
エアグルーヴの仔グルヴェイグが勝ち、産駒4頭目の重賞勝ち馬となった。
母も、姉エアグルーヴも勝った縁のあるレースだったことはレース後にようやく思い出した。
ハンデをもらえたのは1000万下勝ち直後ゆえ当然であり、
むしろ格上挑戦の形ながらも楽勝してしまうあたり、素直に評価せねばなるまい。
ただ、いきなりエリザベス女王杯どうこうというレベルでもないのかなというのが現時点での感覚。

2、3着は伏兵軽ハンデ馬の強襲。
クリスマスキャロルは道中最後方からの追い込み。
メルヴェイユドールも大外から脚を伸ばし、あるいは2着も..くらいの脚色だった。

なお手元にはシースナイプの複勝があった模様。
正攻法で乗った川田将雅は悪くないし、力は出しきっての敗戦。
ただ、大外勝負で突っ込んでくるのはどっちか一方でよかったのではないかと..

スマートシルエットはシンガリ負けか...(´・ω・`)


◇函館11R:函館スプリントS(G3)/ドリームバレンチノも3連勝で初重賞勝ち
ロードカナロアが負けるとしたら、最内枠で包まれたときくらいと囁かれてたら、
本当にそうなってしまった。もったいない敗戦。
ただ、あれを避けるにはどうすればよかったのかを考えた場合、
結局スタートから押してひとつ前のポジションを取るくらいしか思い当たらず、
それをこの前哨戦でやるべきかどうかは難しい判断。
きっと福永祐一の騎乗は批判の対象となっているだろうが、
やむを得ない結果だったような気もしている。
単勝1.3倍だっけ?で前が詰まって「しゃあない」で済まされても納得しがたいだろうけど。

やや漁夫の利をさらうような形にはなったが、
ドリームバレンチノにとっては待望の重賞初勝利。
コツコツと実績を積み重ね、OP特別2連勝で迎えたレース。
3角過ぎから積極的にマクって出たのが、
結果的にロードカナロアをうまくフタする形にもなった。
松山弘平もこの馬とずっとコンビを組み続け、
勝ち鞍はすべて自らの手で挙げてきた文字通りの「お手馬」。

このレースに対するモチベーションというか、取りに行く姿勢が明暗を分けた感じ。

離れた3番手にシンガリ人気のビスカヤがコソーリと入り3連単は7万馬券。
やっぱり牝馬は侮れなかった...


◇阪神9R:舞子特別/降級ウエストエンド逃切り 一方パワフルキリシマは
そもそもやる気ナッシングだったのに、
このレースに目をつけたのはウエストエンドが気になったから。
なのに差しが届く馬場ならパワフルキリシマやろと路線変更したところ、
見事に炎上してしまいました。ありがとうございました。


◇阪神10R:小豆島特別/サンレイレーザー鮮やか 抜群の決め手で古馬撃破
ラスカルスズカ産駒のロマン派血統の主。
この時期に準OPまで来られたら、この先が普通に楽しみ。
ただ、なかなか差し馬のコンスタントな活躍が望めない昨今なので、
もう少し脚質に幅が出てくるとなおよろしい。


◇福島11R:バーデンバーデンC/軽量ビウイッチアス快勝 次は恐らくあの舞台へ
1番人気のテイエムオオタカを外からねじ伏せ完勝。
となると、次は当然ながらアイビスサマーダッシュが視野に入るだろう。
フィリーズレビューで手綱を取った武豊が、
「アイビスSDに行くなら今から予約したいくらい」と日記で綴ったほどで、
直千への適性がどんなものか非常に楽しみ。
軽量の牝馬という意味でも、例年の傾向にマッチするし。
でも、このエピソードも語り尽くされてる感はあるし、すごく人気しそうな予感。


◇函館5R:2歳新馬/アットウィル初陣を飾る
恐らく「即戦力系」としてPOGで指名された方も多かろう。
僕もアドマイヤムーン産駒の中では、
途中までアメージングムーンと迷っていました。



●6月16日
◇阪神10R:鶴見特別/高速ダートはサダムグランジュテの得意舞台 降級戦で実力発揮
土曜は本当にどうでもいいレースばかりで困ったw
サッカー見に行ってたし、ちゃんと結果も追えていない。
ただ、サダムグランジュテが勝ったと知った瞬間はガクッと来た。
そうだよね、雨降って高速ダートならこの馬強いもんね。
降級前に大きく負けてたから人気も落としてたし。
こういうの取らないとアカンよね...
取れるもんなら取ってみろと



|TOPICS
◇日曜福島6Rで大波乱劇
単勝が...32,890円?
複勝が...10,400円???
すごいわ、そりゃ前走まで5戦連続2ケタ着順で、
これまで一度も掲示板にすら載っていないんやもん。
厩舎は4年ぶりの勝ち星だとか。
何かもう色々すごいっすね。
単勝1.2倍のナイトホークスが4着とアシストしたのも追記しとく。


◇太田美實さんの勝ち馬が好調な件
先週ローマンレジェンドが準OPを勝ったけど、
その勢いか今週は2頭が未勝利を卒業。
ローマンレジェンドの妹にあたるアムールレジェンドと、
かつてご自身が所有されていたローズボーの仔ロゼッタストーン。
どちらも初勝利まではやや時間を要したが、
これからの活躍に期待したい。


◇マーメイドSで2着と奮戦の藤懸貴志が当日8Rでも波乱演出
クリスマスキャロルに騎乗したマーメイドSで2着と善戦したが、
当日8Rでもカシュカシュで勝利し波乱を演出。
1年目は4勝止まりだったが、今季はここまで9勝と進歩の跡がうかがえる。
なお「カシュカシュ」とは仏語で「かくれんぼ」の意味らしいです。
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◆阪神9R 舞子特別
◎パワフルキリシマ

昨日の雨で時計の掛かっている馬場なら末脚が届く。
同じ降級のウエストエンドが強敵だが、
ゴール前で捕らえきれるはずだ。

○ウエストエンド
▲カノヤミノリ
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◆函館11R 函館スプリントS
◎ロードカナロア

高松宮記念は3着に終わったが、
初めてのG1でよく最後まで食い下がった。
秋こそは、と陣営も意気込む中ここからの始動。
もちろん全力の仕上げというわけではなかろうが、
ここで負けているわけにはいくまい。

ぐりっぐりの1番人気といえばショウナンカンプなんかを思い出したりもするが、
このメンバー構成ならば波乱劇も考えづらい。

○パドトロワ
▲エーシンリジル
☆ドリームバレンチノ
△レオンビスティー
△キングレオポルド
△ブルーミンバー

牝馬無双のレースだが今年はさすがに分が悪そう。
それでも馬券圏内への突入は考えられるので要マーク。
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◆阪神11R マーメイドS
◎シースナイプ

雨上がりの阪神2000mで、引き締まって流れそうなハンデ戦。
ここはロベルトの血統の出番でしょう。
本来ならもっと早く重賞戦線に名乗り出てもおかしくなかった素材。
やや遅ればせながらの感はあるが、ここで初重賞を。

○アグネスワルツ
▲レジェンドブルー
☆グルヴェイグ
△スマートシルエット
△メルヴェイユドール
△アカンサス

相手はよくわからないながらもピックアップしてみたが、
まあだいたい人気どおりにってところですかね。
軽ハンデの馬も多く出てくるレースなので、
さすがに減量ジョッキーちゃんにもチャンスが。
ルーキーの中井裕二くんは初めての重賞騎乗らしいが、
近年このレースで重賞初騎乗ってパターンは多いような気がする。
時期的にもちょうどいいのかもしれませんね。
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ちょっと今週の競馬に対するモチベが異常に低いので、
注目馬エントリの代わりに野球のこと書いた。

■阪神ファンやけど心が折れそう(日刊やきう速報)
確かに、週末にテレビで試合観ててもあんまりおもしろくないよね。
打線はカッチコチに凍ってるし、外野守備はクソやし先発はすぐ飛翔。
序盤で2点でもビハインドを背負ったらもう負けオーラが漂ってくる。

それ以上に、ずっと固定の(ほぼ全員がオーバー30)メンバーで戦っているのが、
何の新鮮さにも欠ける上、結果も出ていないのだから全く楽しみが見出せないと。

うむ、わかる。よーくわかるぞ。
それこそ堂林翔太(広島)とか筒香嘉智(横浜)とか、
将来性を見込まれた若手をスタメンで使うことで成長を促す方が、
よっぽど生産的で見ていても楽しめる。
彼らを見ていると正直ちょっと羨ましいし、
投打ともに若い力の台頭がうかがえない我が軍の行く末を案じると不安にもなる。



だからといって、あの暗黒90年代を持ち出して、
「まだあの頃の方がマシだった」というのは常軌を逸した意見としか感じられない。
恐ろしく戦力が足りず、
ごまかしが利くのはせいぜい5月いっぱいで、
あとはズルズルと定位置へと戻っていくのを繰り返したあの時代よりも悪い状況だったら、
たぶん横浜よりも下の順位にいるはず。

確かに若手の台頭はそれなりに楽しかった。
今岡誠や坪井智哉が高打率をマークしたり、
リリーフエースとして奮闘する福原忍の快速球に胸を高鳴らせることができた。
あの頃の僕達は、それだけで満足できる感覚の持ち主だった。残念ながら。

勝敗で言っても、5割のラインをフラフラしている状況を「低迷」と判断する基準ができているわけで。
90年代で6月に借金が2つ3つしかなかったら、
まるで優勝争いを演じているかのように毎日が緊張感であふれていたはず。
実際、新庄剛志が敬遠球をサヨナラ打した99年なんかはそんな感じだった。

基準が違うのは、当時とは戦力が違っているからで、
戦力が違う(もちろんポジティブな意味で)のは、あの頃よりも今は優れている証。
当たり前だけども。全然、今の方がマシ。



このままいくと今の主力が抜けた時にどうなるのかという危惧はよくわかるが、
簡単に暗黒時代の再来などとは言いたくない。

そう簡単に受け入れられるもんじゃない、あの暗黒時代は。
訳の分からない外国人コンビに毎年漠然とした期待を寄せ、
マスコミが作り上げた必勝ローテで勝ち星を皮算用し、
いざ蓋を開けてみれば「知ってた」の連続。
夏にはもう借金の数も5位とのゲーム差も数え切れなくなり、
とうとう目先の1勝、たった1打席の安打にやたらと喜んでしまう、
あんな時代はもう二度とゴメンなのですよ。
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■関西騎手リーディング@第6節24週終了時点
第6節24週終了


何かもう関西の開催が8日ずつで終わらなくなったからオレ基準で「節」とか作ったったし。
上位4人は順番も含めてこの状態が続いていますね。
ただ、2〜4位の差はジワリと接近。
今ふと気づいたけど、オークス・日本ダービー・安田記念と、
いわゆる「小原軍団」(※川田将雅は名義は別エージェントになったみたいだけど)が無双したわけですね。

ところで、ドサクサ紛れに幸さんが近年にないペースで勝ってることをご存じか。
毎年、機械のように50勝前後の勝ち鞍を挙げているが、
このままのペースで行けば今年は70勝の大台も見えてくる。
キャリアハイの03年以来となる快挙ですよこれは。
03年の幸さんを語り出したら止まらないので自重しておくけど..w

ちょいちょいローカルに顔を出しているのと、
関東G1に乗りに行く馬がいない(これ自体は決して好ましくはないが)分、
関西でお留守番できるのが勝ち星増につながっているのかなと。
あと、武豊以外に安藤勝己や藤田伸二が低迷している分、
その分け前が回ってきている感も。

そんなことを言い出すときっちり50勝で帳尻を合わせそうな気もするので、
ぜひとも奮起してほしいものです。ゴルフくらい本気で取り組んでくださいw

夏は福永祐一も川田将雅もいなくなるし。まじチャンスよ。
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奇妙なまでにデコレートされたスタジオ、
脈絡なく呼ばれる中途半端なネームバリューのゲスト、
誰の本命がどうで予想が当たった外れたで盛り上がる進行...

地上波の競馬中継の「どうしてこうなった」感にガックリしているのは、
きっと僕だけじゃないはずだ。
いや、つーかガックリしようぜ競馬ファンなら。
BSの某お笑いコンビの昭和な進行芸にもうんざりするけれども、
「うーんグリーンチャンネル入りてえ」って直感的に思うのは日曜の15時。

何とかしてくれよと思うのは、具体的に冒頭に示した3点。
特に身体が勝手に拒絶反応を示してくれるのが、
あのセンスの欠片も感じられない馬鹿げたスタジオ。
後述するが、意図はよーくわかる。わかるけれども。

■参考1:競馬beat(関西テレビ系列)
競馬beat


初めてこれ見た時は「競馬終わったな」と思った。ハッキリ言って。
このセットと坂口正大さんが調和なんかするわけない。
未だに慣れないし受け入れられない。

などと嘆いていたら関東はもっとひどいことになってた。

■参考2:みんなのKEIBA。(フジテレビ系列)
みんなのケイバ


キ ャ バ ク ラ か。
たまにBSフジで見かけるけど、下品としか言いようが無いわな。



しかし、ここで競馬を愛する一人として、立ち止まって考えなければならない。
「いいから早く元に戻せ、宮川一朗太を連れ戻して来い」というのは、
ただのワガママな言い分に過ぎない。
今、競馬界が置かれている状況や客観的視線に少しでも目をやれば、
なんでこうなっちゃってるのかという現状に理解をするとともに、
発展的な提案が可能かもしれない。
一方的にダメだダメだと言うのは簡単。

結局は主催者側の「競馬=暗い・汚い・怖い」のいわば「3K」のイメージを払拭するために、
強引なのを承知(していてほしい)で対策を練った結果だろうと推測される。
そうとしか考えられない。でなければ一刻も早く目を覚まして。

僕を含むコア層としては、
セットなんか極めてシンプルで構わないし、
パドックと馬場入りの映像、
あとはちょっとしたドキュメンタリーなんかあったら最高ですよねてのがリクエスト。
もちろんタレントのゲストなんか一切いらない(岡部幸雄さんとか関係者は大歓迎)し、
誰の本命がどの馬で当たったとか外れたとか本当にどうでもいい。

しかし、しかし。大事なのはここから。
日曜の午後にチャンネルをザッピングしてた会社員(24)が、
たまたま8チャンネルを通りがかった時に手を止めてくれるか。
そもそもこの時間にアテもなくテレビを見てる時点で開拓の価値アリ。絶好の獲物。
これがグリーンチャンネルの画だったら、たぶん通過すると思うんですよ。

■参考3:グリーンチャンネル競馬中継
GC

※普段お目にかかれないのだが、たぶんこんな感じだったと思う

まあ、暗いよね。競馬って感じするよね。
それだったらまだポップなセットの方が好感も持てるし、
見たことのある芸人が本命馬をフリップに書いて出せば、
その馬を中心に見てみようかなという気にもなるかもしれん。
「ディープブリランテと関係者の秘話」よりも、よっぽど敷居は低い。

いきなり、よし今度馬券を買いに行こうとまではいかなくとも、
周りに一人くらいはいる(かもしれない)競馬好きの同僚なんかに、
話のネタとして採用されるかも。
そこからの発展性は個々人のスキルにお任せせざるを得ないが、
描くビジョンとしてはこんな感じ。

仮に僕がJRAに提案することになったとしても、
(程度の差はあれども)この路線を軸にしたんじゃなかろうか。



ファン視点からいえば何もかも(ノ∀`)アチャーな構成だけれども、
新規層の開拓という永年の課題に取り掛かる一つの手法としてJRAが進めている策なのであれば、
そこはグッと我慢して付き合ってあげるのも、
「先輩」の優しさなんじゃないかと思ったり。

それをわかった上であの画面に接すれば、
少しは生暖かい気持ちが芽生えるかもしれませんしね。
何でもかんでも、自分の気に入らないものを頭ごなしに叩くのは(・A・)イクナイ!!

実は、きょう本当に言いたかったのはそういうこと。
「誰でも、どこでも、何でも」好きなことを言える時代になったもんだから、
どこかに偏重した意見・批判を目にすることがあまりにも多くて、
自戒も込めて気をつけなければと思う日々。

「なんじゃこりゃ! おれ嫌い!無理!!」で終わらせるのではなく、
なぜ現状がそうなっているのかを客観的視線から見つめ直す訓練をすることが、
実社会においても役立つスキルになるだろうし、
一人の人間としても魅力的に映るんじゃないかなと考えている。

<余談>
■参考4:とはいえドリーム競馬帰ってきて(´・ω・`)
ドリーム競馬


宮川一朗太&初代おけいはんの上品なMCに、
ちょっと頼りないけど優しくてキャリア十分の杉本清さん、
そして馬名カミカミ芸と奥深い競馬への愛情を語る大坪元雄さん、
メインの実況は巨漢の名人・馬場鉄志アナ...
僕らが育ったあの時代に戻ることはもうできないけれども、
絶妙のバランスで成り立っていた競馬中継の「お手本」があったことは、
どうか忘れないでいてほしいものだ。

※画像はあっちこっちから拾ってきたもので怒られたら削除します
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|Weekly Valuable Jockeys
・C.ウィリアムズ[4]/好騎乗でエプソムC優勝。ちょっとレベルが違う。
・北沢伸也[1]/東京ジャンプS優勝。(それだけ?)
・内田博幸[6]/東京8Rで物議を醸すも土日で5勝を挙げる。
・川田将雅[5]/土日阪神で5勝。相変わらず頼れる男である。
・秋山真一郎[3]/函館参戦初日でいきなり4勝。
・丸田恭介[1]/土日とも函館で騎乗し4勝。北海道がすっかり稼ぎどころに。
※3月10-11日のWVJで北沢伸也騎手をノミネートしましたが小坂忠士騎手の間違いでした...

今週も大活躍のクレイグさん。
特に日曜の東京では特別ハットトリックを含む4勝。
ソツなく先行させ折り合いをつける手腕、
馬場の伸びるところを読み切る判断力、
パートナーに檄を入れるアクション..何もかもが一枚上手に思う。
今回の短期免許は24日の宝塚記念当日までで、
そこではルーラーシップとコンビを組むことが決まっているが、
最後まで大暴れしていきそうな予感。

そういえば今週は開催替わりだったのでリーディング途中経過もアップせなあかんですね。
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もう4着いいって...
オークスの週からの8日間で買った本命馬さんが、
<4着→5着→5着→2着→4着→4着>とひどいことになってる。
あと2週で上半期も終了ですけど、
本格的に複勝馬券士に転向して3年目にして過去最低水準の回収率を計上。
まずいことになってるなあ...的中率80%とか何それって感じ。

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◆東京12R 3歳上500万下
◎サトノモンスター

1000万下での2戦はともに4着だったが、
ソツなく好位を取れる競馬ができており、決して力負けというわけではなかった。
今回は降級初戦で相手にも恵まれ、
実績ある脚抜きのいい馬場と条件も揃った。

○ホクセツキングオー
▲アルベルティ

オッズが示す通り、この3頭の争いと見る。
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◆阪神9R 出石特別
◎スギノエンデバー

トーホウアマポーラがえらく人気のようだが、
仮にも昇級戦で、こないだとは全く違う馬場コンディションでは、
簡単に前走の再現を望むのは無謀じゃなかろうか。

重賞、OP特別で何度も上位争いをしながら、
勝ち切ることができなかったために1000万下に降級するスギノエンデバー。
阪神1200mはファルコンSの2着があり、条件的には問題なし。
トーホウアマポーラが速いペースで引っ張ってくれるならおあつらえ向きのペースに。

○ウインドジャズ
▲トーホウアマポーラ

複オッズが今のとこ1.4-2.5と信じられない好配当なんだけど、
どうせ締切時には最低1.1まで落ち込むだろうなあ...
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◆東京11R エプソムC
◎ヤマカツハクリュウ

JRA登録のサンデーサイレンスがアクシオンただ一頭となってしまった。
そこで思い出したのがキャプテンベガ。
SSのラスト世代として重賞戦線で奮闘したが、タイトルは取れなかった。
特にエプソムCは昨年まで3年続けての挑戦だったが、
3着→3着→4着とあと一歩及ばず。

別にその無念を晴らそうというわけではなかろうが、
松田博資厩舎が今年送り出すのがヤマカツハクリュウ。
小島貞博さんの残念な件があって転厩してきたわけだが、
その後の2戦が人気薄ながら重賞で掲示板に載っており、
そろそろ馬券圏内に突っ込んでいっても不思議はない。

○ダノンシャーク
▲レッドデイヴィス
☆セイクレットレーヴ
△トーセンレーヴ
△モンテエン
△シルクアーネスト

4歳世代ディープインパクト産駒もスマートロビンが重賞ウィナーの仲間入りを果たすなど、
充実期を迎えている。
ダノンシャークもそれに続けるだけの力はある。
重賞3勝馬レッドデイヴィスは実績では上位。もちろん警戒。
あとは3歳馬の斤量差に期待してセイクレットレーヴまで。
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しつこいようですけど夏競馬の番組が自分の中でぐにゃぐにゃしとります。
なに、次の中京って。
函館と札幌はサッサと終わるし。
まあ、いつの時代も変化し続けるものですし、そのうち慣れるでしょう。
いつまでも「あの頃の方がよかった」とは思っていても仕方ないです。
ただ、「1開催=4週間」の体に染み付いたサイクルもリセットを余儀なくされるのは、
なかなかしんどいもんで。


●6月9日
◇阪神7R:3歳上500万下/ホクセツダンス(浜中俊)
500万下に降級。また買えというのか。
今度こそ、内枠を引いたら回避する(くらいの気持ちが大事と言い聞かせる)。


◇阪神10R:三田特別/リベルタス(福永祐一)
2段階降級とはいえ低迷する身に58.5kgは過酷よのお…
他にも強い馬いるし、距離も長いんじゃないかな。


◇東京5R:2歳新馬/フラムドグロワール(横山典弘)
藤沢和雄厩舎のシルクプリマドンナ仔。
シルクさんとこがノーザンファームとタッグを組んだことで、
名前もすっかり洋風に。ここ数年でその気配はあったけど。
何かどこもキャロットみたいになってツマンネ。
モグモグパクパクに食われてしまえ!!


◇東京9R:稲村ヶ崎特別/ハギノバロンドール(横山典弘)
2年前の稲村ヶ崎特別2着以来、丸2年ぶりの出走。
休養前はそれなりに期待されていたが、ブランクを乗り越えられるか..
まずは無事に、ってところでしょうけど。
ちなみに稲村ヶ崎特別は1000万下の競走だったが今季より500万下へ降級w


◇東京10R:江の島特別/ルルーシュ(横山典弘)
いくら藤沢和雄厩舎がネタ化しようとも、ルルーシュは信じろ。
ちゃんとOP→重賞で走れるはずだから。
準OP2着からの降級とか余裕っしょ。


◇東京11R:アハルテケS/ナムラタイタン(太宰啓介)
何か東京ダ千六のOP増えてね?
ナムラタイタンの救済策ですかね。
オアシスSが圧巻で、当時からハンデ0.5kg増なら押し切るか。



●6月10日
◇阪神5R:2歳新馬/アメージングタクト(秋山真一郎)
アメージングムーンに気を取られていたけど、こっちの指名馬もデビュー。
たぶんディアマイベイビーが1番人気なんだろうけど、
一泡吹かせてやれないものかな。


◇阪神9R:出石特別/トーホウアマポーラ(幸英明)
いわゆる「衝撃のあやめ賞」で1:06.9を叩き出したことで一躍有名に。
ここも小細工なしで先行してほしいな。
ただ、スギノエンデバーとか相手はかなり強力。


◇阪神10R:垂水S
ダコールvsステラロッサの未完の大器対決。
どちらも原級でつまづいてる場合じゃないと、
陣営は強気で送り込むことだろう。


◇阪神11R:天保山S/ファリダット(佐藤哲三)
栗東Sの末脚再び、となるか。
まあ、これまで歩んできたネタキャリア的には豪快に不発でもアリ。


◇東京4R:3歳未勝利/ディサイファ(武豊)
武豊が函館行きをキャンセルしてまで乗りに来たなど、エピソードには事欠かない。
今最も有名な未勝利馬ではないだろうか。
さっさと勝ち上がらないとシャレになれないかもしれないので、早く。


◇東京8R:3歳上500万下
ファイナルフォームの末脚持て余し感がすごいので、ここも注目。
前走でやらかしたロジメジャー、
降級のインプレザリオなどなかなか他のメンバーも楽しみ。


◇東京9R:三浦特別/ゲンテン(吉田豊)
ドバイ遠征ではフルボッコに遭ったが、国内のダートなら。
1400mも折り合いを考えると好材料だろうし、いきなり結果を出しても不思議ではない。


◇東京11R:エプソムC(G3)
今週唯一の平地重賞ということで妙に注目されてる。
まあ、4歳馬けっこう多いし、
昨年のダークシャドウみたいに、
ここからG1で太刀打ちできるレベルまで昇格していく馬が出てくるよう期待(まじめ)。


◇函館5R:2歳新馬/アメージングムーン(四位洋文)
予定通り出走確定。
どうやら、仮にここを勝っても函館2歳Sには向かわないみたいですね。
そんなに先まで見据えられる駒なの?どうしよう、そんなつもりじゃなかったのに..w
とりあえず楽しみにしてよ。
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■【函館新馬戦】アメージングムーン 昆師「想像以上に奥がある」
函館も開幕と同時に2歳新馬戦がスタート。
G1ホースの妹がいきなりデビューする。
日曜5R(芝1200メートル)で初陣を迎えるアメージングムーン(牝=昆、父アドマイヤムーン)は、
09年高松宮記念、スプリンターズSと短距離G1を2勝したローレルゲレイロの半妹だ。


いきなりキタ――(゚∀゚)――!!
もちろん早期デビューは計算していたけど、これほどまでとは。
ビッグテンビーまじ偉大。
初陣を飾るか、最悪2戦目で勝ち上がれば函館2歳Sに行けるだろうし、
何とか早めに1勝してもらいたいところ。
決して2歳専用とまでは思っていないけど。
相手には安田隆行厩舎のブラックタイド産駒で、
バリバリ調教で動いてるのがいるらしいけどあまり気にしないでおく。

クライナーヘルツも新潟デビューを予定しているらしく、
早くから楽しみがいっぱいワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ

やべえPOG楽しいわw
先週のトーセンパワフルの新馬戦とか例年ならスルーしててもおかしくなかったもん。
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こないだの日曜に、おうちで焼き肉したんですよ。
で、どこでお肉買うかという話になりましてね。
どうせやからスーパーじゃなく、
ちゃんとしたお肉屋さんで買おうということに。

いやー、おいしかったですね。
脂は程よく乗っていて、なおかつ柔らかジューシー。
2人なら量も300gもあれば十分すぎるくらいなので、
コスト的にもそこまでかさまなかった。

やっぱりね、昔ながらの個人商店さんはいい仕事してはりますわ。
大型のスーパーやらネットショップに押されて、
もういい加減に風前の灯火状態なんでしょうけど、
その意地とプライドを見ました。
僕が買ったお店も、近所の寂れかかった商店街の一角に軒を連ねていて、
お世辞にも繁盛しているようには見えないのですが。

こういったお店が、
かつての日本製の「高品質」ぶりを確固たるものへと押し上げてこられたわけで。
このまま力尽きていくことを、「時代の流れ」の一言で済ませてしまうのは果たして..と考えさせられます。
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●6月3日
◇東京12R ユニコーンS
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【ユニコーンS予想】謎の覚醒、高いポテンシャル ◎オースミイチバン
■馬券
120603_TKY12


ストローハットが単勝1番人気に推され、それにキッチリと応える時代...うーむ。
ちょっとまだ理解というか納得できないままでいる。
確かに展開は向いた。
先行勢はタイセイシュバリエを除いて壊滅、
イン10番手あたりは絶好のポジションだった。
しかし、それにしても簡単に馬群を破り、
もう残り1Fの地点では「勝負あり」を思わせる脚色。
圧勝の部類に入る、ワンサイドゲームだった。
この能力の裏付けが、中山での平場たった1戦に含まれていたのか?
そしてそれを多くのファンが見抜いていたというのか?

そんな感じで、つくづく驚かされるストローハットの勝利だった。

不作が続いている近年のダート界(現4、5歳の弱さはご存知の通りかと)で、
久々に質量ともに水準級のレベルにありそうな3歳勢。
長期休養中のオーブルチェフ、フリートストリートを除いても、
伏竜Sと端午Sを連勝したハタノヴァンクールや、
早くも古馬相手に1000万下を勝ったグッドマイスター、ホッコータルマエなど素材が揃っている。
もちろんこのレースの上位組も然り。
ストローハットがその中心となって引っ張っていけそうな、
そんな将来性すら認めざるを得ないような強さだった。



オースミイチバンも出遅れながらよく巻き返した。
中途半端に揉まれなかった分、
末脚は余すことなく使うことができたのだとは思うが、
さすがにあの位置からだと勝ち馬を負かすのは絶望的。
鞍上によるとトモの状態がどうこう...という話もあったようで。
ジャパンダートダービーに行くようなら楽しみだが、無理はしてほしくない。

3着争いは際どくなったがタイセイシュバリエに軍配。
いや、こんだけ頑張れるなら昇竜Sでナガラオリオンに差されちゃいかんだろ...(根に持っている)
馬群を突いて伸びてきたネクタルも含め、
ここらへんまではなかなかレベルの高いメンバーだったと思う。
やっぱりユニコーンS楽しい。
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|Weekly Valuable Jockeys
・福永祐一[11]/G1安田記念を含む重賞3勝、土日で7勝とまさに独壇場!

今週はまさにユーイチの独壇場。
重賞ジャックだけでなく、土日で7勝と他のジョッキーに分け前を与えなかった。
2場開催ということもあって、史上初の単独ノミネート。
歴史的快挙を成し遂げたのに相応しい結果となった。

ところで彼は宝塚記念が終わった後、
いわゆる夏競馬の期間にアメリカへ遠征するらしいですね。
昔、別冊宝島だったかでちょうど武豊がアメリカを主戦にしていた頃、
「海外は言葉もわからないので...」と海外挑戦に消極的なコメントを残し、
ライター(平松さとし氏だったかな?)に苦言を呈されていたのを思い出す。
あれからもう10年以上が経った。
やや遅まきながら感はあるものの、またひと回り大きな存在となるための決断。
その成果を楽しみに待ちたい。
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●6月3日
◇東京11R 安田記念
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【安田記念予想[参考]】◎シルポート

新しいマイル王、ストロングリターンの誕生である。
昨年2着の雪辱、福永祐一の意地、堀宣行厩舎の底力、
ダノンシャンティのレコードを破る高速決着から派生する馬場コンディションなど、
いろんな側面からレースを振り返ることができそう。

しかし面倒くさい。

レース前から思っていたことを一つだけ書き残して、回顧を終わろうと思う。
それは「ここで燃え尽きるな」ということ。
混戦というかレベル低下というか、
中距離王道路線で歯が立たなくなった馬の敗者復活戦みたいになっているマイル路線で、
晴れてタイトルをつかみながら反動か何か知らないがその後に精彩を欠く馬の何と多いことか。
最もわかりやすい例のショウワモダンは極端なサンプルだとしても、
リアルインパクトにせよマイルCSのエーシンフォワード、エイシンアポロンにせよ、
ここからマイル路線の中心に...と期待を寄せたところで見事なまでにそれを裏切ってしまっている。
ダイワメジャーとかウオッカとか、
すでにハイレベルなところでタイトルを取っている馬じゃないと、「上」では通用しない。それが現状。

そこでストロングリターン。
ロジユニヴァースと同期の6歳馬と若くはないが、
長期休養の期間もあってまだキャリアは19戦と浅い。
重賞でバリバリやってきたわけでもないので消耗度も少ないことだろう。
例年のパターンなら毎日王冠からあわよくば天皇賞、というローテが予想されるが、
できることならマイルG1の春秋連覇とか、
ダイワメジャーやエアジハード、タイキシャトル級の活躍を見せてもらえないかと。
そうすれば、「停滞するマイル路線を変える馬が現れた」と、
歴史の転換点としてこの安田記念を振り返ることもできるのだが。

今のところ、「どうせまたダメになるんでしょ」という諦めの気持ちしか。
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何か今週から微妙に夏競馬な雰囲気で、
それでもG1があって、
函館が開幕するのは来週からっていう、
体内時計が悲鳴を上げるような感覚じゃないですか?
でも、いつまでも何も変わらないものなんてないと思うし、
その都度、時代の流れに順応していくのが大事だと言い聞かせつつ、
来週エプソムCしかないことに愕然としながら何かもう頑張ります。


●6月3日
◇東京11R:安田記念(G1)/福永祐一ようやく今季初G1 ストロングリターンでレコード勝ち
ワールドエースを筆頭に、
今季G1で有力馬を任されながら、ことごとく勝利を掴み損ねていた福永祐一。
「大舞台ではアテにならない」レッテルを剥がすことができないまま、
春季G1戦線も終盤を迎えようとしていた中で、ようやくタイトルを勝ち取った。
もちろん、牡馬クラシックや天皇賞に比べれば格は落ちる(断言してもいい)が...
混戦を絶つ騎乗は見事なものだったし、
あとは本当にちょっとした巡り合わせなんだろう。
秋こそは。天皇賞、ジャパンC、有馬記念...取れるか。
なお菊花賞は譲らないので悪しからず。


◇東京12R:ユニコーンS(G3)/最終も福永祐一 ストローハットが3歳ダート暫定王者に
いやー正直スマンカッタ。
こんなにあっさりと勝たれてしまうとはね。
何のケチのつけようもない内容で。
ダート重賞は初経験でも、流れに戸惑うこともなく。
つーかさ、なんでこの馬を1番人気にできるの?
みんな馬券上手すぎ。
オースミイチバンは出遅れて後方から。
揉まれずに進められたために、きっちり脚を使うことができたけれども、
さすがにあそこからブチ抜くのは難しかった。
でも、いい馬です。ジャパンダートダービー行くなら楽しみだし、
レパードSに回るにしてもまた然り。


◇東京9R:青梅特別/強い3歳馬 端午S3着馬ホッコータルマエが人気に応える
これまでより2週間早く行われるようになった3歳と古馬の混合戦。
当然ながらその力量差の見極めには神経を注ぐところだが、
例年通りこの時期でも3歳馬は全然やれる。
降級馬も交えたこのメンバーでも、
1番人気に支持されたホッコータルマエが快勝。
さすがに端午Sで僅差のレースができていただけに、
その内容も取り立てて驚くものではなかったが。
さて、幸さんとレパードS行きましょうか。


◇東京5R:2歳新馬/ステイゴールド産駒ドラゴンレジェンドがデビュー勝ち
土曜のトーセンパワフル(後述)と合わせて、早くも福永祐一が新馬戦2勝。
来年こそ日本ダービー勝てるといいね。


◇阪神10R:鷹取特別/こちらは端午S2着馬 グッドマイスターが完勝
青梅特別に比べて手薄なメンバーで、
当然と言わんばかりの内容でグッドマイスターが勝利。
唯一、心配だったのは鞍上だが、
引っかかるのを何とかなだめて勝利に導いた。



●6月2日
◇阪神11R:鳴尾記念(G3)/トゥザグローリー重賞5勝目 人馬ともトライアルは無双
いやもう、わかったからw
G3クラスなら蚊を殺すようにアッサリと勝ちおる。
ただ、中山記念大敗→ドバイ回避とグダグダになりかかったところ、
よく立て直しに成功したなと。池江泰寿厩舎も大変すねw
2着はショウナンマイティ。
ドスローを後方からマクって、上がり3F32.9秒の脚を使った。
開幕週でこの展開ではあそこまでが精一杯か。
トーセンラーは接戦の3着争いを制して久々に馬券圏内へ。
上位2頭からは離されたが、
岩田康誠がうまく先行させて、いいレースをしてくれた。
正直ここで最低限の結果を残せないと、
このまま終わっていくのではという思いもあっただけにひと安心。


◇阪神5R:2歳新馬/一番星はトーセンパワフル ダービー馬の弟が好発進
史上最もおもしろい日本ダービー馬ロジユニヴァースの全弟という、
どちらに転んでもおかしくないプロフィールの主だが、まずはしっかり勝ち上がった。
超スローペースで実質3Fの調教みたいなもんでしたけど。
人気を分け合ったディープインパクト×グレースランドのラウンドワールドは3着。
こちらは上がり3F32.9秒www 最近の馬すごいねw


◇阪神10R:安芸S/テイクアベット速攻逃切り シゲルソウサイは抵抗ならず
混戦模様も最終的に1番人気に支持されたシゲルソウサイだが、
軽快に逃げるテイクアベットを捕まえるどころか逆に突き離されて完敗。
ゴール前で脚を伸ばしてきた差し馬にも先着を許し5着に敗れた。
結果的に中途半端な位置になってしまったが、
あれ以上追いかけていくわけにもいかず...次走の巻き返しに期待。



|TOPICS
◇幸さん、史上最速でJRA通算13,000回騎乗を達成!
ふっ、また武豊を越えてしまったようだな...w
本当この手の記録は節目ごとに更新できてしまっているような。
最近も怪我なく乗れてるし、1,000勝が待ち遠しい。


◇福永祐一の土日重賞3勝は史上初の快挙らしい
土曜の鳴尾記念に続き、
日曜も安田記念→ユニコーンSのコンビを決めた福永祐一。
同一週に重賞3勝というのは滅多に狙えない記録なのはご承知の通りだが、
どうやら史上初のことだったらしい。
昔の番組構成なら特殊な例でもあるのかなと思いきや。


|MEMO
・ヴァンダライズってまだ平地でもやれると思うのに障害入り早いね。しかももう2勝。
・コアレスドラードの小回り得意感。小倉で勝ちそう。
・ミカエルビスティーが東京に見切りをつけ正解。あの馬場だと追い込めないもんね。
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おれ認定G1。ダートのダービーです。
数少ない番組を勝ち抜き、
まさにサバイバルを制してきた精鋭たちにとって、
クライマックスとも言うべき舞台。

例年の傾向でいえば、
狙いは1800mのOP特別以上の格で連対(勝ちといってもいいかも)がある馬から。
ちなみに本格的に馬券に参戦し始めてからの本命馬は、
グレープブランデー、バーディバーディ、シルクメビウス、
シルクビッグタイム、フェラーリピサ、ナイキアースワーク、
アグネスジェダイ、ビッグウルフとほぼパーフェクトの成績。
この中で、上記条件を満たしていなかったのは、
シルクビッグタイムとナイキアースワークだけで、
ほぼ間違いのないガイドラインだと自分の中で確信している。

それだけに昨年のアイアムアクトレスには参った。
あんなスピードに傾倒した牝馬が好位から押し切るなんて、
ユニコーンSの何たるかを真っ向から否定するような振る舞いには愕然とした。
今年もまるでその再来のような馬がいるが...


◆東京12R ユニコーンS
◎オースミイチバン

今年の夢はオースミイチバンで。
川島信二が手綱を取ってから、
不自然なまでに能力を発揮し始めたオースミハルカの仔。
単勝36倍で未勝利戦を圧勝すると、
続く500万下、そして兵庫CSも楽勝。
ダート巧者が揃うこの世代においても、
そのポテンシャルの高さは一際目立っている。

湿ったダートでしか結果を残しておらず、
またマイルの距離も芝スタートも左回りも初めてと、
未知数な要素も多く含んではいるのだが、
過去の勝ち馬も(たとえばシルクメビウスとか)それらを克服していった。
あとは、突然に目覚めたこの馬の神秘性、いわゆる「持っている」部分が、
出世を予感させてくれる。

○ネクタル
▲キングブレイク

2番手は、OP初参戦ながら非凡な末脚を誇るネクタル。
スピリタスの半弟で、マイル適性は高そう。
展開ハマればナイキアースワークの再現があるかも。
手堅く先行できるキングブレイクはコース替わりがポイント。

前売り段階ではレッドクラウディアが1番人気だが、
やはり1400m昇竜Sからの参戦には疑問符を投げかけておきたい。
その次に高く評価されているストローハットとか関東の平場を勝っただけで、
何をそこまで買われているのか全く意味がわからない。

だいたい登録段階ではオースミイチバンが抜けた人気になるのかと思ったらコレですもん。
川島信二が不安視されてるのかな?
今年は地味ながらすごくいい仕事をしているし、全然安心して任せられるけど。
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前売りの段階で単勝1番人気サダムパテックのオッズが7倍を越えてる。
確かに馬柱を見ていても、
ほとんど全部の馬に「△」を打ちたくなる感じ。

◆東京11R 安田記念
◎シルポート

それでもこの中から勝ち馬は出る。
何らかの型で、自分のスタイルを持っている馬を中心に据え、
あとはそれがハマることを願うしかなさげ。
そこでシルポートの逃げですよ。
同型は不在、自分のペースでラップは刻める。
今の東京の馬場なら、
場合によっては1分31秒台の時計が求められるかもしれないが、
マイラーズCを1:32.3で勝った経験もあって時計勝負は望むところ。

○サダムパテック
▲ストロングリターン
☆ガルボ
△グロリアスデイズ
△リアルインパクト
△ペルーサ

なかなか後ろからズドンは難しいと思うので、
中団インで行きを潜められそうな顔ぶれを中心にピックアップ。
香港勢ではマイル寄りの適性が高そうなグロリアスデイズの方を選んだ。

レースが終わった頃にペルーサが突っ込んできて3着、あると思います。
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◆阪神10R 安芸S
◎シゲルソウサイ

総裁、出番ですよ。
OPでの2戦は結果を残せなかったものの、
見せ場は作れていましたし、全然しょぼくれることはありません。
そこで今回は降級戦。
同じく現級勝ちの実績がある馬もいますけど、
阪神千四(たぶん現状ベスト条件)で外枠先制濃厚とくれば、
負けるわけにはいかんのです。たとえ58kgでも。

○トーホウプリンセス
▲テイクアベット
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◆阪神11R 鳴尾記念
◎トゥザグローリー

中山記念で壮絶にやらかして以来の実戦。
未だにこう、殻を破りきれない印象は残るが、
良馬場のG3ともなれば結果を残さないわけにはいくまい。

○ナカヤマナイト
▲ショウナンマイティ
☆トーセンラー
△アーネストリー
△スマートギア
△アドマイヤメジャー

今のところ1番人気はショウナンマイティのようだけど、
あの追い込みが続けて決まるかちょっと微妙じゃないですかね?
むしろ上積みありそうなナカヤマナイトを警戒。
トーセンラーは良馬場でやれそうなのは何よりだけど、
さすがに相手が強力。まずは納得できる内容を目指してほしい。
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6月から本気出す。

●6月2日
◇阪神5R:2歳新馬
トーセンパワフルとラウンドワールドが早くも登場。
いやー、POGやってると名前と血統が一致しやすくていいわw
ブランドだけならこの2頭が群を抜いているが、
走ってみないとわからないのが競馬。ニヤニヤしながら見よう。


◇阪神10R:安芸S/シゲルソウサイ(幸英明)☆
OP特別では2戦して勝てず降級。
ハンデ58kgが示す通り、条件戦ならまず力量上位だろう。
千二専用機テイクアベットと人気を分け合うようなら買っていいかも。


◇阪神11R:鳴尾記念(G3)/トーセンラー(岩田康誠)
新潟大賞典完敗のショックに打ちひしがれる中、
次走報を聞いて「おお、阪神外回り千八ならいけるやん!」と思ったら二千だった。
しかもアーネストリーとかトゥザグローリーとかおる。
今が旬のショウナンマイティも。
おまけに週間予報では土曜日が雨と絶望ムードだったが、
どうやらお天気は回復傾向にある模様。
相手は強いけど、ロングスパートで勝負してほしい。


◇東京11R:麦秋S/カラフルデイズ(石橋脩)
あれ、関東オークス馬が降級ですか。
交流重賞でも普通に負けていて、たぶんJRAの重賞でやるには力不足。
ちょうどいいんじゃないかな。たぶんミラクルレジェンドほどは強くない。
にしても石橋脩なんでいい馬ばっかり乗ってるの。
7Rのアメリカンダイナーとかも超有力やん?


●6月3日
◇阪神10R:鷹取特別/グッドマイスター(大野拓弥)
クラス再編成で3歳と古馬の混合戦もスタート。
端午Sでハタノヴァンクールに最後まで食い下がったグッドマイスター級なら、
十分に通用するんじゃないかと。
鞍上の大野拓弥はG1ウラの阪神で安田隆行厩舎の有力馬に数多く騎乗。
厚い信頼に応えられるか。


◇東京9R:青梅特別/ホッコータルマエ(幸英明)
こちらも阪神のグッドマイスター同様、端午S組。
たぶんユニコーンSを除外になってこちらへ回ることになった。
幸さんもこの馬目当ての東上で、除外の無念を晴らしたいところ。
ちなみに同じ目に遭ったと思われる馬が他に4頭。
まさに残念ユニコーンSである。


◇東京11R:安田記念(G1)
まあ、混戦です。毎年のことですけどね。
「このメンバーならシルポートが逃げ切ってもおかしくない」と、
何だかシルポートまで馬鹿にされたニュアンスで有力視されてるのが(´・ω・)カワイソス
でも実際、前に行った方が有利に運べそうだし。
もしくは逆にペルーサの大逆襲...いや、ないか。


◇東京12R:ユニコーンS(G3)
おれ認定G1。本当に毎年楽しみなレース。
数少ないダート重賞を死に物狂いで争う、春の大目標。通過点なんかじゃない。
それゆえ、近年の勝ち馬も強豪ばかり...アイアムアクトレスがんばれ。
その再来レッドクラウディアが連勝を決めるか、
兵庫で統一重賞を勝ったオースミイチバンが実績通りに勝つか、それとも。
今年は500万下からの直行組もそこそこ通用しそうで、
いつも以上に予想が難しい組み合わせとなった印象。
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