「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2012年05月

朝ろぐとかいう忘れ去られた習慣ありましたね。
つーかまだ木曜って今週超長いんですけど。
長堀鶴見緑地線の朝は地味に辛いです..

最近やっとPerfumeの「JPN」借りて聞いてるんですけど、
この子らすごいですねやっぱり。
もっともっとビッグになれる素質あるわー。
初期の頃からのファンになって、
「のっちはわしが育てた」とか言いたい。

このアルバムの中では「不自然なガール」が好き。
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今年度はツイッターのフォロワーさんが主催するPOGに参加することにしました。
先週末にそのドラフトがあり、所有馬10頭が決定。
期間は来年の日本ダービーまで。
参加者は9名、一種牡馬につき指名できるのは1頭の縛り。そんなレギュレーション。
もう新馬戦が始まっちゃうので、その紹介をしておこうと思います。
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|Weekly Valuable Jockeys
・岩田康誠[9]/涙の日本ダービー制覇!騎乗停止処分の汚名も返上。
・蛯名正義[7]/ダービーは惜しくも2着。しかし目黒記念でスマートロビンを勝利に導く。
・松山弘平[4]/ダービーデイの京都でメイン含め3勝と気を吐く。
・C.ウィリアムズ[3]/土曜東京で3勝と毎週存在感が際立ちます。

岩田さんおめでとうございます。
日本ダービーもさることながら、
土曜の京都で因縁のマウントシャスタで勝てたのがうれしかったんじゃないかな。

あと蛯名さんは日本ダービー2着で悔し涙を流したとか。
あまりそういうイメージにないし、
40歳を過ぎたベテランにしてはすごく珍しい気がするんだけど、
それだけ勝ちたいレースということなんでしょうね。
確か昨日ターフビジョンで見たら、
「20年連続23回目」かなんかで凄い数字だなと思ってました。
今年はケガもあったし、なおさら勝ちたかったでしょうね。
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●5月27日
◇東京10R 日本ダービー
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【日本ダービー予想】ライバル強力も◎ゴールドシップいざ二冠へ
【投資:1,000円 回収:0円】

ゴールドシップ、無念の5着。
内田博幸はある程度のポジションを取りに行ったのだが...
一応、最速の上がりは使っているし、
この馬の価値を下げるような敗戦ではなかったが、
今回は相手を誉めるしかなかった。
唯一にして最大のライバルと見ていたワールドエースにも先着されちゃったし。

結果論かつ印象論にすぎないが、
春に二冠を制してバリバリの主役として注目を浴びるよりも、
芦毛の個性派として今後もG1を争う方が、
キャラクターにはマッチしているのかもしれない。
菊花賞は改めて期待。

それにしても、超満員のパドックでもぬぼーっと歩いている肝っ玉の強さには感心したw
目の前でワールドエースと一緒に返し馬に入った時も、
一流馬の何とも言えない気品みたいなものが漂っていて、
立派に成長したなと感じただけでジーンとした。



ディープブリランテは完全にポテンシャルを見誤った。
正直、強いと思ったのはせいぜい新馬戦くらいで、
東スポ杯2歳Sにしても気性の制御ができておらず、
ゆくゆくは苦労するだろうなと思っていたら年明けから勢い減退。
行きっぷりだけはよくて、タメられず最後はダラっとしか脚を使えないというのが、
完全にこの馬の限界だと決めつけていた。
末脚の持続力と瞬発力の両方が問われる東京2400mなんて適性外もいいところだと。

参りました。堂々の先行策からハナ差押し切り。
先週ジェンティルドンナの独壇場となった東京2400mで、
今度はディープインパクトが産駒2世代目にしてダービーサイヤーとなった。

鞍上は岩田康誠。
これまで2勝を挙げていた皐月賞とは対象的に、
この日本競馬最高峰のタイトルには未だ縁がなかった。
アンライバルド、ヴィクトワールピサでは1番人気に応えることができず、
7度目のチャンスにしてついに栄冠を勝ち取った。

矢作芳人厩舎の当然ながら日本ダービーは初制覇。
すっかり社台系列とのパイプ開拓に成功し(まずこれが凄い)、
開業当初の血統力に劣る管理馬ラインナップが今や懐かしい思いだが、
スーパーホーネットを筆頭に「雑草」たちを使える戦力へと叩き上げた手腕が、
日本一のオーダーブリーダーに評価されたからこその勝利。
もちろんディープブリランテの素材を見抜き、
またそれを無駄にさせないためのトレーニングに成功したことも、
高く評価されなければならない。スタッフ一丸となっての勝利。

本当のところ、マイラーで終わると思ってました...(´・ω・`)



単勝1番人気のワールドエースは4着。
心持ち前でレースを運べたと思うが、
結果的にゴールドシップ同様、前が止まらない高速馬場をぶち抜くまでの力はなかった。
福永祐一は初めて日本ダービーで本命馬に騎乗したわけだが、
またしても悲願達成はならず。
結局、有力馬目白押しの今春のG1戦線でも勝利はひとつもなく、
「岩田くんは大きいレースを確実に持って行く。そこが自分との差」というコメントにも実感がこもっている。



この世代はいい意味で混戦で、菊花賞もおもしろそう。
血統だけで考えるならゴールドシップ無双だが、
急成長を遂げたトーセンホマレボシの粘り腰も脅威。
あるいは早くから世代最強と言われながら無冠に甘んじている、
ワールドエースのダンスインザダーク的な戴冠もアリ。
そんな中、あえてダービー馬は古馬との対戦を選ぶとかもカッコイイと思うぜ。
3000mはさすがにしんどかろう、あの気性ではw

とりあえず今季は牡馬のクラシックロードで追いかけていく馬がいて、
しかもその子がデカいタイトルを取ってくれたお陰でだいぶ楽しむことができました。
しかし余韻に浸れるのも束の間。
来週からはもう新馬戦が始まる。何だってーw

競馬は続くよ、いつまでも。
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散々アピってきた通り、
先週末は日本ダービー観戦に行ってきました。
一度は現場の雰囲気を味わっておきたいという思いがある中で、
ゴールドシップが二冠を目指して出走する今年こそが、
最大のチャンスだと考えて、インドア派の鈍重なフットワークをどうにか稼働させました。

それにしてもアウェイの洗礼とはここまで痛烈なものなのか。
当日は7時25分ごろ開門とのことで、
だいたい7時半に府中本町駅に着けば、
ゴール前とは言わずともどこだかには余裕で座れるだろうーー
あのディープインパクトの菊花賞ですら、
残り200m地点の席はキープできたし..

などと考えていた私が完全に甘かった。

西門に着いて視界にスタンドがどーんと広がった瞬間、
どんと構えていたハートは途端に焦燥感と絶望感で満たされた。
やばい、人多すぎる。
しかも、パッと見たところもう空席なし。
ゴール前はおろか、府中の長い直線を逆走するように席を探しても、どこにもない。
ビッシリと敷き詰められた新聞が、レジャーシートが、レープロが憎ましい..

完全になめてましたダービー。

辛うじて1席だけ確保したものの、
後から来る連れの場所がなく途方に暮れながら、

「そりゃダービーやもん、軽く10万人オーバーやで?
それに淀に比べて一般席少なくね? はいはい淀ゆとりはいはい」と自責の念に駆られた。

そしたら、いつの間にか目の前にポッカリと3席も空いたもんだから光の早さで移動。
この瞬間がこの日一番うれしかった..w



「ダービーの雰囲気は格別」という話もしたかったんですけど、
実はそこまで他のG1との違いというのも感じられず。
もちろんね、競馬場慣れしてない人ならすげえええってなるレベルですけども、
まあ想定の範囲内というか。
もちろん国歌斉唱だとか、ダービー騎乗ジョッキー紹介だとかは初経験でしたけど。

まあ、それも経験できたからこそ言える話であって。
もちろん楽しかったですし、一生忘れないのは間違いないと思いますけど、
二度目があるかと聞かれるとちょっと微妙。たぶんもう行かないw
やっぱり僕は淀で牝馬とかマイルとか緩いG1を、
ゆったり見る方が性に合っているんだと思う。

別にゴールドシップが負けてイライラしてるとかじゃないよ。
最後までよく頑張って差を詰めてくれたし、
目の前を芦毛の馬体が力強く駆け抜けていった光景は忘れない。
大外だからまたよく見えたし。

何だかトーンの低い観戦記になりましたけど、
帰ってからこの写真を見ると、ああここにいたのかという実感がこみ上げてきて、
軽く誇らしい気分になれた。
未知の領域をまた一つ経験できた。それが何よりの収穫だったということで。

■まもなく決戦



楽しい一日をありがとうございました。
今週のダイジェストはなかったことにしておこう...
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◆東京12R 目黒記念
◎トレイルブレイザー

仕上がりに差はあったとはいえ、
強力メンバーの京都記念を制したことで一流クラスの仲間入りを果たした。
その後の鼻出血でひと息入ったものの、ここでは力量上位。
東京2500mはすでに重賞勝ちの実績もあり。
日本ダービーでは劣勢が予想される武豊のいいところが見たいです。

○ユニバーサルバンク
▲ダノンバラード
☆スマートロビン
△タッチミーノット
△トウカイパラダイス
△コスモロビン

とはいえ、ここが向いていそうな馬も何頭かいて、そこまで楽勝とはいかなさそう。
天皇賞で6着と善戦したユニバーサルバンクはC.ウィリアムズ騎乗。
ダノンバラードも相変わらず堅実。
スマートロビンともどもディープインパクト産駒の踏ん張りに警戒。
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予定通り、東京競馬場まで行ってきますね。
どうかいいダービーになりますように。

◆東京10R 日本ダービー
◎ゴールドシップ

まずは皐月賞から何もアクシデントがなく、ここまで無事に来られてよかった。
まだ1日あるので最後まで油断はできないけれども、どうかこのままで。

皐月賞は「歴史的」といっても過言ではない鮮やかなイン突きで圧勝。
ただ、あの一戦だけを見ればワールドエースの脚もそれに劣らない勢いで、
さあどちらが日本ダービーを勝ちそうかと問われると、
2着馬の方を優位と見る声が多いのもわからないでもない。
それだけ「技アリ」の勝利だった。

だが、ゴールドシップ二冠の可能性を後押しするのが、
この馬が一躍クラシックの有力候補へと認められるようになった共同通信杯。
これまで速い上がりが必要なコンディションで走った経験がなく、
もしかしたらパワータイプかもしれないという懸念の残る中、
33秒台前半の脚で圧倒的人気のディープブリランテをねじ伏せたあの一戦こそが、
日本ダービー馬誕生の予感を漂わせるものだった。

若駒にありがちな折り合い面での心配がほぼ皆無で、
自滅してしまう可能性が低いのが何よりの好材料。
安心してレースを見ていられる。

あとは、運さえ向けばというところ。

○ワールドエース
▲ヒストリカル
☆トーセンホマレボシ
△ディープブリランテ
△フェノーメノ
△グランデッツァ

正直ワールドエースにやられてしまう可能性は低くない。
皐月賞で絶望的な位置から追い込んできたあの脚も、
世代トップのタイトルを獲るに相応しいもの。
ただ、ゴールドシップに比べると折り合いやら展開に注文がつく分だけ信頼は下がる。
特に折り合いがね...

3番手以下はもう完全にヒモ扱い。
ヒストリカルも毎日杯でその才能の片鱗を見せ、
見事この舞台への出場権を獲得した(賞金的にね)。
何となくだけど「7番人気3着」感がすごいんだけど、
前売りだと単勝4番人気。あれっ。

馬券はどうやって買おうかすごく迷ってる。
ゴールドシップの単+ワールドエースとの馬連、
あとはゴールドシップ1着−ヒストリカル3着固定の3連単とか。
いつもなら多点張りするときでも、
3連複1頭軸7頭ながし21点とかシンプルに買いがちですけど、
明日は色んな券種を駆使しつつ的中を目指そうと思う。
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何か曜日感覚がおかしい。
きのうサッカーがあったからかな...
今日の夕方には東京入りです。

◆東京12R 4歳上1000万下
◎フラアンジェリコ

降級前の時期のせいか、メンバーがスッカスカ。
現級で馬券に絡んだことのないフラアンジェリコが抜けた人気になるほど。
ただ、こちらは能力の底を見せてのものではなく、
距離不足だったり前が開かなかったりと力を出し切れなかった。
休み明けを叩いて、今度こそ。
陣営としても「勝って1000万下に降級」を目論んでいることだろう。

○ユジェニックブルー
▲キングスリージョン
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日本ダービーの枠順が決まりましたねー。
ゴールドシップは3枠6番。うん、いいところ。
赤い帽子も勝負服とのコーディネートを考えるといい感じ☆オッケー♪

ワールドエースが8番、ディープブリランテが10番と、
このあたりも能力発揮に支障のない枠が当たった。
特にディープブリランテは外枠だと厳しそうだっただけにね。

ヒストリカルは1枠2番、グランデッツァは皐月賞と同じピンク帽子の17番。
そして武豊はまた大外に放り込まれたという...

しつこいようだが、僕にとって特別な日本ダービー。
全力で楽しむ覚悟です。


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あの時に似ている。あの馬に似ている。
クラシック1冠目を制しながら、
後方から追い込んできたライバルに主役の座を譲り、
結果として返り討ちを見舞った、あの三冠牝馬に。

オークスのスティルインラブ。
桜花賞馬ながら単勝5.6倍という屈辱的なオッズをつけられ、
その3着馬アドマイヤグルーヴが1.7倍の圧倒的人気。
当時の阪神マイルは今と違ってトリッキーなコース形態で、
後方から猛然と追い込んだエアグルーヴの長女に対して、
「東京コースなら」と逆転への期待が集まったのは当然といえば当然だった。
親子三代のオークス制覇という快挙への希望も含めて。

結果は皆様ご存知の通り。

ただ、この僕をしてオークスではアドマイヤグルーヴに逆転されるかもと思わしめる程には、
桜花賞での追い上げは脅威だった。
実際、スティルインラブの三冠レースで、
単勝を買えなかったのはこのレースだけ。
確かアドマイヤグルーヴとの2頭軸で3連複を買ったはず。
もちろんチューニーとの馬連など買っているはずもなく。



だからというわけじゃないけど、
ゴールドシップもワールドエースを返り討ちにできるんじゃないかと思ってる。
やられるとしたら、
万が一にもワールドエースが好位でがっちり折り合って、
スローペースを残り3Fから抜け出す形。どうせ無理だろw

ゴールドシップの最大の強みは、末脚が鈍ったことがないということ。
追えばどこまでも伸びていきそうなあの持続性は、
どうしてもワールドエースに差されるシーンを想像させない。
皐月賞と同様、バックストレッチまでこちらの方が後ろにいるかもしれないけれども、
早くから動けるアドバンテージがある。
逆にワールドエースはラスト3Fまでジッと貯めて勝負するタイプでしょ?
坂を登った時点ではもう届かないねの絵が思い浮かぶ。



ゴールドシップの単勝は果たしてどれくらいの数値になるだろう。
さすがに5.6倍なんてことはないだろうが、
3倍くらいで落ち着かないものかと考えている。
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競馬ファン歴17年目にして、初めて日本ダービーの観戦に行きます。
もちろんゴールドシップが有力候補として駒を進めてくれたおかげですが、
こんな機会でもない限り、
なかなか重い腰を上げることもできないですからね。
改めて感謝です、ゴールドシップには。

そんな節目を迎えるにあたり、
今日は我が人生と日本ダービーを照らし合わせながら振り返るという、
極めて「知らんがな」具合の強いエントリです。

興味があるなら読めばいいよ。

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|Weekly Valuable Jockeys
・川田将雅[4]/代打の神様。テン乗りジェンティルドンナでオークス優勝。
・浜中俊[9]/東海S優勝。G2レベルならもう全然格負けしないね。
・内田博幸[5]/今週も5勝と日本ダービーへ向けいよいよ絶好調!

とりあえず川田くん凄いすな。
急遽の依頼だったジェンティルドンナと息の合ったコンビでオークス優勝。
紛れもなく、日本を代表するジョッキー。
相変わらずインタビューの受け答えも紳士的で好感持てます。
今年はまだあまり馬券で世話になれてないけどなー。

内田さんは日本ダービーまで勝運を温存する見事なペース配分。
条件戦はしっかり勝っているので、いいリズムで今週も頑張りましょう。

あとは欄外ながらも日曜の東京で3勝を挙げた▲杉原誠人くん。
C.ウィリアムズとのマッチレースを制した7Rなんかは見応え充分でした。
そういえば土曜の京都にも朝から3つ勝ってるジョッキーがいたっけ...w
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●5月20日
◇東京11R オークス
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【オークス予想[参考]】◎ミッドサマーフェア

昨日も書きましたけど、
ディープインパクトさん申し訳ありませんでした(土下座)。
だいたい、たった1世代の傾向だけで判断するのが早計。
そりゃまあマルセリーナとトーセンラーを買い続けた人間としては、
その風潮に流されたくもなりますよ...

ジェンティルドンナ二冠達成。
単勝3番人気に甘んじた桜花賞馬のご機嫌に障ったか、怒りの5馬身差圧勝。
オークスでこんな大勝は見たことがない。
ちょうど父の日本ダービーと同じ着差。まさにワンサイド。
瞬発力に長けて、スタミナ勝負でも末脚は鈍るどころかキレを増す一方。
これ秋華賞で止められる要素なくね?
よほど体調面でのアクシデントなどが起こらない限り...

2着のディープインパクトはヴィルシーナ。
こちらは早くから牡馬相手に2000mのエリカ賞を勝つなど、
額面上は距離への適性にメドを立てていた。
それでも折り合いには予断を許さないタイプで、最後まで半信半疑。
早めに先頭に立つ形で、よく最後まで踏ん張った。
ちょうど立ち位置としてはブエナビスタにおけるレッドディザイア。
しかしその差は、先代以上に大きい気がする。

あとミッドサマーフェアは坂を上がったところでパッタリ失速。
パドックではギリギリ闘志をコントロールできていたと思うのだが、
この緩みのないペースを追走させられたことで、
余力を残せなかったかもしれない。
それにしても桜花賞1、2着馬を抑えて、
フローラSの勝ち馬が単勝1番人気とは数年後に見たらネタ化必至。



それにしても、オークスとは毎年のようにゴール後に「驚き」が待っているものだ。
2年前のアパパネにしてもそう。
来年はひとつ「こうなったらビックリするだろうな」と思う結末を、
馬券にしてみてはどうだろう。
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グラス買ってまでガン見するほど熱狂的日食ファンではなくても、
せっかくのレアシーンを見逃すのはもったいないので見といた。
雲がかかっていたので、直接見なければどうにか見られそうなレベル。
うん、確かに輪っかでしたw

外に出た瞬間、7時を過ぎてるのにまだ明け方かと思うような暗さだったことが、
むしろすげえと思ったかもしれない。

にわかファンはそんなもんです。
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いよいよDerby Weekです。
今年は管理人にとって特別な戦いになるので、
更新も盛り上げていきたいですね。
ゴールドシップも、そのライバルたちも今のところ順調に調整中。
天気もよさそうですし、文句なしの一戦になりそう。

ところで目黒記念いつの間に最終に組まれてたの...w


|RACE REPORT
●5月20日
◇東京11R:オークス(G1)/マイラーと呼んだのは誰だ ジェンティルドンナ圧勝二冠達成
ジェンティルドンナ2400m文句なし!
ディープインパクトの血が、ついに東京のクラシックディスタンスを制圧。
それも5馬身差の圧勝、2着にもヴィルシーナが踏ん張るワンツーフィニッシュ。
これは恐れ入ったとしか言いようがない。
来週も厄介なことになりそうだな...つづきは回顧エントリで。


◇京都10R:昇竜S/タイセイシュバリエ抜群の手応えも失速 クビ差で圏内脱落
セオリー通り外の4番手をキープし、
自ら動いて早めに先頭に立ったが、残り1Fで失速。
キズマ、レッドクラウディアには並ぶ間もなく交わされた上、
しぶとく脚を伸ばしてきたナガラオリオンにも先着を許してしまった。
うーむ、結果的に動くのが速すぎたけど、
これはジョッキーを責める気にはなれんなあ。
勝ち馬もそうだし、控える競馬ができたキズマを誉めるしかないのかなと。


◇京都9R:烏丸S/佐藤哲三「ダコールはこう乗れ」
1000万下(ドンカスターC)を勝った時にも手綱を取るなど、
「主戦」であるはずながらその後、鞍上を離れていた佐藤哲三が末脚をフルに発揮。
ディープインパクト産駒が2400mで勝ったのも、
オークスへ向けての号砲だったのかもしれない。



●5月19日
◇京都11R:東海S(G2)/ソリタリーキング2連勝で重賞勝ち 遅咲きの良血開花
ま、この馬が走ればスカーレット一族の血に帰着してしまうんですけどね。
前走ブリリアントSをちぎって勝ったものの、どこまで信用できるかと思いきや見事に連勝。
交流G1に出るにはまだ賞金が足りないと思うが、その足場は固められつつある。
当分は2着のニホンピロアワーズあたりがライバルとなって、
G2〜G3を戦っていくことになるのかな。
ニホンピロアワーズは惜しかった!
こないだと比べてはるかにスムーズな競馬ができていた。



|TOPICS
◇福永祐一がJRA通算1400勝を達成
おめでとう。だが日本ダービーでは敵だ。
一度も縁のない牡馬のクラシックを取れるかどうか。
何となくな感覚だけど、
ここでワールドエースが勝てるかどうかによって、
ユーイチ自身が本当の日本一のジョッキーになれるかどうか、
大きな分岐点を迎えているような気がして。
ゴールドシップを負かせるかどうか、精一杯チャレンジしてきなさい(上から目線)。


◇浜中俊がやっぱり僕の買っていないところで無双する件
今週も東海Sを勝つなど土曜京都で10鞍【2.1.2.5】と高水準で馬券に絡んだ浜ちゃん。
当然ながら馬券は買っていない。
やっぱり僕のこと嫌(ry



|MEMO
20日京都*2R/ギリサントポケサン(1着):ところでポケさんて誰。
20日京都*5R/ナムラアピア(1着):好時計で勝ち上がり。
20日東京*5R/セイクリットロード(1着):内田さん騎乗でサクッとハナ差勝ち。
20日新潟*1R/グレートチャールズ(1着):問題児もようやく勝ち上がり。
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◆京都10R 昇竜S
◎タイセイシュバリエ

デビューからずっと芝を使われ、
シンザン記念に出るくらいまでは駒を進めたものの、やや頭打ち。
そこでダートに方向転換したところ、
500万下を好時計で勝ち、交流重賞でも2着。
クロフネ産駒の宿命なのかもしれない。

昨日の京都は最終の千四(1000万下)で1分23秒台が出る速い馬場。
持ち時計のあるこの馬にとって好コンディションと言えるだろう。
外枠からなら相手の出方を見ながら先行できるし、
ポジション取りさえ失敗しなければ大丈夫。

○レッドクラウディア
▲キズマ

キズマの能力は認めるところだが、
いつまでもポインセチア賞が語られるようでは...
過去のハイパフォーマンスが長く引っ張られ続けて、
そのまま期待はずれに終わってしまうのもままあること。
久々の適条件だが、ここは様子を見た方がいいかな。
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◆東京11R オークス
◎ミッドサマーフェア

ディープインパクトの血が2400mを克服するにあたって、
最大の強敵として立ちはだかるに相応しい血の主。
タニノギムレット×Kingmanboとか、
東京のクラシックディスタンスを走るための配合としか思えない。
君子蘭賞、フローラSと距離が延びてから本領を発揮。
いずれも広いコースで決め脚をフルに活かしての勝利だった。

最終追い切りでも容赦なく攻められており、
もしかしたらこれが裏目に出るかもしれないけれども万全の仕上げには持ってきた。
桜花賞上位組との力比べが楽しみ。

○メイショウスザンナ
▲ヴィルシーナ
☆ジェンティルドンナ
△アイムユアーズ
△オメガハートランド
△キャトルフィーユ

ヴィルシーナが複圏内を外すことは想像しづらいが、
よく考えるまでもなくこの仔もディープインパクト産駒。
すでに2000mを勝った実績はあるものの、もう一回様子を見たい。
クイーンCを勝った段階で「オークスの5着馬(笑)」認定もしちゃったし。

一発があるならメイショウスザンナ。
距離延長にも耐えられそうだし、自在性のある脚質で一角崩しを狙う。

ジェンティルドンナも距離克服については保留で。

ここでディープインパクトのワンツーとかされたら来週も恐ろしくて困る。
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◆京都11R 東海S
◎ニホンピロアワーズ

アンタレスSは不完全燃焼の内容で5着に敗れた。
力を出し切っての敗戦ではなかったし、
距離が100m延びてレースがしやすくなることと、
先行馬が多く終盤がスタミナ比べになりそうな展開から、
巻き返しを期待することにした。

○ワンダーアキュート
▲ソリタリーキング
☆ミラクルレジェンド
△ヒラボクキング
△トウショウフリーク
△バーディバーディ

馬力なら連覇がかかるワンダーアキュート。
ダイオライト記念完敗からひと息入って状態面がどうか。
一発ならソリタリーキング。
2週前のブリリアントS圧勝の余勢を駆って参戦してきた。
ミラクルレジェンドは鞍上魅力もこの距離で牡馬相手だと...?

つーか来年以降この開催どうなるんだろう。
以前なら中京の開幕週に開催されていたけど...
いつまでも京都でやるのに「東海S」はないよねえ。
春の京都で9日目、10日目というのもあまり感覚がなじまないし、
前に戻してほしいところ。

つーか競馬関連で「前に戻してほしい」と思うことが多すぎる。
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日本ダービーは「ゴールドシップ→ヒストリカル→ディープブリランテ」でいいと思う。
天体は昔から好きなジャンルで、
小学校の理科の授業で唯一マジメに聞いていられた。
中2っぽい星の名前カッコいいよね。
「フォーマルハウト」とかたまらんよね。
住みたいわ、フォーマルハウト。

で、大阪だと何時に見られるんですか金環日食。
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何かちょっと気分が乗らない。競馬も然り。
来週、日本ダービーなんだから盛り上げていかないと。
たぶん今週ちゃんと馬券が当たったらアガる。
そういう風にできている。



●5月19日
◇京都2R:3歳未勝利/ショウナンハヤブサ(浜中俊)
昨年10月デビューから休みなく使われ次がついに12戦目。
このところずっと複勝圏内を出たり入ったりを繰り返しており、
次は馬券になる順番。
だが、さすがに上がり目には乏しく、
下手をすれば未勝利脱出できないままタイムリミットを迎えてしまわないか。
初めての1900mが向くようならあるいは、だが...


◇京都9R:かきつばた賞/ククイナッツレイ(C.ウィリアムズ)
京都新聞杯で4着(3着エキストラエンドとはアタマ差)まで迫った前走から、
ここは人気を集めること必至。
しかも今をときめくウィリアムズさんや。
いやーここは負けたらアカンやろ。


◇京都11R:東海S(G2)/ニホンピロアワーズ(幸英明)
昨年まではオークスと同じ日に行われていた関係で、
上位ジョッキーの参戦が難しかったのがこのレース。
「タイムパラドックスに高田潤や橋本良純が乗っていた」というのが、
何よりも象徴的なコンビだったなという思い出。
他にもヴァーミリアンに幸さんが乗ったら体重激減でヘロヘロの大敗を喫したり...
今年は土曜日に開催。
アンタレスSでは後手に回り強引なマクリに出て失敗したニホンピロアワーズが、
この強力メンバーで巻き返せるか注目したい。
100mでも距離が延びるのは歓迎。
ところで幸さんとのコンビがふんわりと復活したことを喜んでたけど、
酒井学が2月に負傷してたことに気付いていなかった。


◇京都12R:4歳上1000万下
ホクセツダンスが出てくればと思って待ちぶせてたけどいない。
エーシンポルックス、シルバーキセキ、ダイヤモンドムーン、
トイボックスにトップオブザヘヴンと詰め甘ちゃん達が勢揃い。静観。


●5月20日
◇京都5R:3歳未勝利/シゲルユズ(木村健)
7戦【0.6.1.0】...何これ。
休養明けの前走も2着。もう決めなはれ。


◇京都9R:烏丸S/ダコール(佐藤哲三)
いつまでも条件戦をウロウロしてる馬じゃないんだが...
このまま降級しそう。で1000万下で人気かぶって3着しそう。


◇京都10R:昇竜S/キズマ(和田竜二)
スピード優先で行ける京都ダ千四なら無双できると思っている。
もっとも初ダートで適性を見せつけたポインセチア賞が鮮やかすぎたために、
どうしても人気してしまうのが悩みどころではある。


◇京都11R:深草S/トラバント(北村友一)
こちらも速さは条件馬のものではない。
ウィキマジックとマッチレースを演じたあたりから本物感が出てきたが、
久々を一度叩かれて勝ち抜けを狙う。1200mで前に行けるかだけがポイント


◇東京5R:3歳未勝利/セイクリットロード(内田博幸)
武豊がデビュー戦の時に乗ってた吉田勝己氏の馬。
それで印象に残っているだけだが、ここは順番でしょう。
なお鞍上は内田さんの模様。


◇東京6R:3歳500万下/アメリカンダイナー(C.ウィリアムズ)
前走の新潟で馬券を買った戦友。
なかなか渋太く脚を使うようで、左回りの長い直線は向きそう。
未勝利を抜けたばかりの馬が多く、ここは貫禄を見せなければ。


◇東京11R:オークス(G1)
毎年、予想の難しさを実感させられるレース。
未知の領域をいかに見極めるか...
よく考えるまでもなく、一度もいい思いをしていない気がする。
うん、マジで馬券取った記憶がない。

今年はジェンティルドンナが、というよりディープインパクトの血統が、
東京2400mを制圧できるのかにすごく興味がある。
昨年の桜花賞馬マルセリーナは、
いかにも距離に限界を感じさせる内容で敗れ去った。
岩田康誠が騎乗停止というアクシデントもある中で、
どんな結末が待ち受けているのか。
ディープインパクトの血統の価値を占う一戦とまで言っていいかも。


◇新潟1R:3歳未勝利/グレートチャールズ(柴山雄一)
と、オークスの話題の直後に新潟の未勝利という落差がすごい。
この馬もなかなか勝てませんなあ。
課題が気性にあるのは明白なので、いかにそこをクリアするか..


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僕らが中学・高校の頃は多くの人が読んでた記憶があるけど、
今はもう一車輌に1人いるかどうか、って感じですよね。
ましてスポーツ紙を読んでる人とか皆無に等しい。
かといってみんながタブレットで読んでるとかそういうわけでもないし。

「必要とされるもの」の移り変わりを実感する。
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■関西騎手リーディング(5月13日終了時点)
3回京都終了


上位の4人がほぼ10勝ずつを加算。
恐らくここに割って入れる「5番目の男」はいないと思われ、
当分はこのまま推移していくことでしょう。
微妙な順番の入れ替わりはあるかもしれませんけれども。

ところで、本来ならその「5番目の男」になってほしい武豊が、
この1ヶ月間でわずか1勝に終わっていたことをご存知か。
しかも福島での未勝利戦という...
2回京都が終わるくらいまではリーディング争いにも食らいついていたのだが、
完全に脱落してしまった。
日本ダービーではアルフレードに、
安田記念ではローズキングダムに騎乗する予定が立ったようだが、
現状ではそこに向けて弾みがつく結果が出ていない。
オークスのメイショウスザンナはどこまで健闘できるか。案外やれそうだけど。

あと地味に幸さんが関西7位と好位置に付けていられるのが何とも(・∀・)ニヤニヤ
今年はたまに神と化すし、こないだみたいに新潟で固め打ちしたりと頑張ってらっしゃる。
川須と松山がローカル専と見なしてしまえば、実質「5番目の男」ですねw
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|Weekly Valuable Jockeys
・横山典弘[2]/ヴィクトリアマイル優勝。見事な好騎乗でした!
・C.ウィリアムズ[2]/2週連続重賞勝ち、G1で2着と存在感示しまくり。
・横山義行[1]/京都ハイジャンプをエムエスワールドで優勝。
・浜中俊[8]/土曜メインなど合計4勝。先週不発から巻き返す。
・内田博幸[4]/2週連続の固め打ち。いいリズムですね。

ノリさんおめでとう。
インタビュー見て思ったんですけど、もう44歳なんですね...
それでもフライングディスマウントは健在w
もちろん手腕もまだまだ衰えは感じさせません。

しかしC.ウィリアムズさんの腕達者ぶりはすごいすな。
アルフレードに続き今週のドナウブルーも2着と健闘。
もちろん勝ってこそがジョッキーの仕事でしょうけど、
馬券を買う側からすればこれだけ頼りになる存在はない。
そりゃ社台さんがこぞって乗せるっちゅうもんですわ。

浜ちゃんは今週4勝と巻き返し。
しかし僕が買ってないところでトントンと勝って、
インオラリオは放馬させるとか何なんすか。僕のこと嫌いなんですか。

そういえば開催替わりなのでリーディング途中経過エントリまた上げますね。
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●5月13日
◇東京11R ヴィクトリアマイルの
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【ヴィクトリアマイル予想[参考]】◎クィーンズバーンが秘める未知数の力

ホエールキャプチャ、愛嬌のある馬だ。
「捕鯨」という女の子らしからぬ名を持ち、
愛くるしい芦毛のボディ、そしてG1ではあと一歩届かない、
それでいて常に上位を争えるハイスキルの持ち主。
そのルーツをたどると日本古来の牝系の生まれという、個性的なキャラクター。

正直、芙蓉Sを勝った頃は牡馬だと勘違いしていたくらいで、
ファンタジーSに出てきて「!!!」と思った記憶も。
逃げたり追い込んだり、変幻自在の脚質で戦ってきた。

その豊富なキャリアが、
「位置取りゲー」となったこの一戦で見事に活かされた。
そつなく3番手のインを取ると、
余裕たっぷりの手応えで先頭に立ってそのまま押し切り。
これまでの悔しい想いが報われた勝利には、
素直に祝福の気持ちを抱いたものだった。



別に社台一派が嫌いなわけではないけれども、
こうして老舗の牧場の出身が脚光を浴びるとホッとしますね。
それにしても芦毛ちゃん絶好調すな。
ゴールドシップもこの勢いに乗っていきましょう。

●2着 ドナウブルー
馬場を読み切ったC.ウィリアムズの見事な先行策。
いや、こう乗らなければ勝負にならないことをわかった上で、
それを実践できるのが彼(というか有能な外国人騎手)の特徴。
馬の方も長距離輸送でも体を減らさないタフさが出てきた。
徐々に強くなってきたディープインパクト産駒というのも、
今のところ異色の存在といえるかもしれない。

●3着 マルセリーナ
最内枠でかなり窮屈なレースを強いられたが、
インに拘って勝負できた結果、最後に伸びてこられた。
桜花賞以来勝ち星がないが、
この馬もどこかでもうひと花咲かせてほしいもの。

●5着 アパパネ
随分と馬群で揉まれたらしいけど、
その割には最後まで気持ちを切らさず戦えたのでは。
陣営の言うとおり、まだまだ終わってはいないと思うけど、
そもそも現役を今年まで引っ張ってるあたり、
オーナーの所有馬が今ひとつ振るわない事情なんかもあるのかなと。

●7着 クィーンズバーン
ちゃんと逃げる形にはなったし、現状やれることはやったかな。
2、3番手に1、2着馬がいて、
早めに交わされる展開になった割には踏ん張っている。
まあ内有利な馬場でもあったけど。

●15着 フミノイマージン
外で詰まるという妙技発動。
ただでさえ太宰啓介からのスイッチで風当たりが強かった池添謙一が、
ここでやらかしてしまうとますます印象が悪い。

●16着 オールザットジャズ
単勝2番人気とG1取りへ大きなチャンスだったが豪快に不発。

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|RACE REPORT
●5月13日
◇東京11R:ヴィクトリアマイル(G1)/惜敗に終止符 ホエールキャプチャがついにG1制覇
うん、これでよかったと思う。
牡馬相手だとどうしても分が悪そうな、
かわいげのある牝馬が手にするべきタイトル。
老舗の牧場にタイトルがもたらされるのも趣があっていい。
「位置取りゲー」になったのもヴィクトリアマイルの傾向どおり。
来年以降もこのノリで頼みますよ。


◇東京10R:立夏S/スティールパス人気しすぎ&強すぎワロタ
単勝1番人気はともかくとして、まさか2倍を切るほど集中するとは。
ただ、その支持に相応しい能力差を見せつけての圧勝。
随分と遠回りした気がするが、もともとOPでと思っていた器。
牝馬だけにそこまで残りの競走生活は長くないだろうけれど、
もっと多くのファンに認知される活躍を期待したい。
そう思うと、ダートOPの牝馬限定戦とか中央でもほしい。
頭数揃わないかな…?


◇京都11R:栗東S/インオラリオ放馬→そのまま発走もそりゃバテるわ
ヴィクトリアマイルの本馬場入場と時間が重なっていたこともあって、
テレビでは何が起こっているのかサッパリわからなかったが、
放馬→そのまま発走ってなあ…ちょっとガッカリ来るわ。
WIN5絡みで除外にすると売上げが大量にアレなのはわかるけど…
好発を決めて好位インを取るまで頑張ってはくれたけど、さすがにそこまで。
なお先週から重点的に買い始めた浜ちゃんとの相性が悪化の一途をたどっている模様。



●5月12日
◇京都8R:京都ハイジャンプ(JG3)/障害もステイゴールド 初年度産駒エムエスワールドが優勝
前にも書いたような気がするが、
エムエスワールドはステイゴールドの初年度産駒で、
夏の小倉で新馬戦を圧勝するなど、その先駆けとして活躍してきた。
時は経ち、父は三冠馬やグランプリホースを次々に輩出する名種牡馬となったが、
こうしてハードル界の一線級で活躍する個性派がいるのも、ステイゴールドらしい。


◇京都11R:都大路S/1番人気に応えてネオヴァンドームが勝利
5番手につけたネオヴァンドームが早めに抜け出し勝利。
この積極策こそ浜中俊の真骨頂。先週はダメだったけど今週はよく勝ってたね...ふふっ。
2着は久々にこの馬らしさを見せたスピリタス。
湘南Sをバカ時計で勝って関屋記念で人気したあの頃が懐かしい。


◇東京11R:京王杯スプリングC(G2)/サダムパテック復活 伏兵連れ3連複は170万馬券
C.ウィリアムズに乗り替わったサダムパテックが復活。
「外国人で目が覚めた」といえばキンシャサノキセキを思い出したけど、
そういえば同じフジキセキ産駒ではないか。
まあ、それは偶然の域を出ないでしょうけど、
東京新聞杯大敗から見事なリカバーぶりでございました。
2、3着には伏兵が突っ込み大波乱。
予想エントリで「近年は条件戦上がりの活躍が目立つ」的な話はしていましたけど、
まあこんな馬券買えない。


◇新潟10R:二王子特別/マルターズグロウブ2着惜敗も末脚は本物 
前回に続き末脚勝負で2着。
あの前走はフロックではなかったですね。
早い段階で芝への適性を見出せてよかったなと。
これだけの才能を埋もれさせたままになっていたらもったいなさすぎる。
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ツイッター経由で知り合った友達の二次会とか行ったことある?
友達になる経路も多様化してきた時代なので、
こういうケースは割と先進的で珍しい気がするけど、
やがてはひとつのスタンダードとして認知されていくのかな、と。
僕の二次会にもお招きしたしね。

それにしても、何もしなくていい二次会が久しぶりで、
だいぶ楽に参加させてもらいました。
いつもは司会やら幹事やら請け負うことが多いもので。
末長くお幸せに。そして、お互い頑張りましょう!

そんな事情で昨夜は更新を放ったらかしにしていたという言い訳..
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◆京都11R 栗東S
◎インオラリオ

コーラルSで驚くほどの強さを見せてレコード勝ち。
これまでOPでは苦戦が続いていたのが嘘のようだった。
今回も時計の出る京都コースで連勝に期待。
浜ちゃん積極策で(人∀・)タノム

○トウショウカズン
▲ニシオドリーム

スムーズに好位を取れそうなトウショウカズンも引き続き圏内。
昇級戦になるニシオドリームも、どこまでやれるか楽しみ。

京都1400mのナムラタイタンとかどう見てもカモ。カモですよ(フラグ)
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◆東京10R 立夏S
◎スティールパス

昇級戦にもかかわらず抜けた人気になっているが、
それもやむを得ないほど条件が揃った。
あっさり通過あるで。

○トシギャングスター
▲アドマイヤサガス
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◆東京11R ヴィクトリアマイル
◎クィーンズバーン

格上挑戦ながら阪神牝馬Sを逃げ切った惑星。
まだまだつかみどころがなく、
このメンバーにおける力関係がどんなものか未知数で、
だからこそ一発への期待も高まる。
逆に言うと、それくらいしか強調材料はないんだけど。

ただ、あれよあれよという間にG1まで取ってしまった、
エイジアンウインズと似た雰囲気を感じるのは確か。
林さん、ここでG1取っちゃいなよ。

○ホエールキャプチャ
▲オールザットジャズ
☆アパパネ
△マルセリーナ
△レディアルバローザ
△グランプリエンゼル

馬券を買いやすいのは○▲あたりだと思う。
アパパネは内めの枠を引いたことで、気分よく行けるかどうか。
依然としてアテにしづらい面があるだけに。
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◆東京11R 京王杯スプリングC
◎ストロングリターン

最近はそこまででもないけど、
古くはテレグノシス→オレハマッテルゼと系譜が受け継がれたように、
リピーターさんが強いレース。
富士S以来となるが、昨年の勝ち馬を本命にピックアップ。

○ジョーカプチーノ
▲グランプリボス
☆アグネスウイッシュ
△サンカルロ
△オセアニアボス
△エーシンホワイティ

重賞実績の乏しい馬でも台頭可能な傾向にあり、
「格下」と思わせておいて一発があっても不思議はない。
アグネスウイッシュあたりは大駆けに警戒しておくべきだろう。
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おはようございますよ。
数年に一度、思いつきで参加しているPOGを今年はやります。
ツイッターのフォロワーさんに誘われて、
エントリーした次第。
ドラフト制のまあまあガチな感じなので、
気を引き締めて臨まないと恥をかきそうです。

当たり前ですけど、この時期はどの馬も強そうに見えて、
逆に「ジョーカー」を引いてしまうのが難しいんじゃないかと思うほど。
不発に終わったら、僕が持ってしまったから..という責任すら感じてしまいます。
そのへん、律儀な性格なのでね。

まだ「赤本」をパラパラめくり始めたばかりなので、
スカウティングの成果はもう少しお待ちいただければと。
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●5月12日
◇新潟10R:二王子特別/マルターズグロウヴ(川島信二)
今週の特注馬。
500万下のダート戦で大敗を繰り返す、
うだつの上がらない条件馬だったのだが、
初芝だった前走で奇跡とも言える激走を見せた。
前半1000m62.3秒(1800戦ね)のクソスローペースを、
離れた最後方から追走。
誰がどう見ても勝負圏外にいながら、
4角手前から大外をマクって進出し追い込み、
逃げ切った勝ち馬にクビ差まで迫る2着。
レースの上がり3Fが34.5秒に対して、33.2秒で追い込んできた。

これはおかしなことやっとるwww

新潟に替わってどうなるか、これは期待するなという方が間違ってる。
ただ、今度は人気するだろうし、
こういうわかりやすーいパターンで痛い目には何度も遭わされてきたし、
ニヤニヤしながら見守るのが一番やな。

でも最近は川島信二もやけに活躍が目立つし、普通に勝ちそう。


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今日はミスチルのデビュー20周年記念日みたいですね。
おめでとうございます。
今でこそ、さほど興味を示さなくなったものの、
初めて買ったCDが「tomorrow never knows」だった僕にとっては、
それなりに思い入れの強い対象であることは間違いありません。

思えば、最も影響を受けたのは、
彼らの独特の言葉の世界観というか、
ひねくれつつも美しい日本語の使い方の部分だったでしょうか。
割と早いうちからそういうエッセンスを自分の中に取り込むことができたおかげで、
表現の幅みたいなものを培うことができたと感じています。
それが仕事にも通じているかと思うと、なかなか縁浅からぬ間柄だなと。

想い出補正のせいか、ほとんどの名曲は90年代に生まれたような気がしますし、
最近は客観的に見て限界が近づきつつある風にも感じますけど、
偉大な存在であることは変わりません。

<余談>
15周年のときにも記事にしてた。

■ミスチル15周年記念祭。(2007年5月11日更新)
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ヴィクトリアマイルってこれでいいと思うんですよ。
正直、ウオッカとかブエナビスタはこんなところに出てきたらアカン。
牡馬トップクラスを相手にしても引けをとらないどころか、
タイトルを幾つも積み重ねてきた牝馬。
それが、この弱者救済用G1にわざわざ出てくる必要はなかった。

幸い、今の現役の牝馬にチート級の強さを持った馬がいないおかげで、
今年は横一線のメンバーでタイトルが争われる。
三冠牝馬アパパネとてそこまで絶対的な存在ではない。
これならフミノイマージンだって夢を見られる。
1年以上勝ち鞍のないマルセリーナだって、もうひと花咲かせられるかもしれない。



そもそもヴィクトリアマイルが設立されたのは、
4歳以上の牝馬に活躍の機会を与えるためだった。
その意義は決して間違っていないし、
適鞍を見つけられない馬の悲哀をそれなりに見てきた。

最近はG1ばかり増えて盛り上がりに欠けるという意見もよーくわかるが、これは必要な舞台。
ムードをしらけさせるのは、
勝負付けの済んだ牝馬相手に「弱い者いじめ」を仕掛けてきたスターホースだと思いますよ。

それでも、ウオッカにせよブエナビスタにせよ、
一度ずつは負けているというのが競馬のおもしろいところでもあり。
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朝に雑記みたいなのを書いてみる習慣づくり開始。

最初キッチリした試合をしてたはずの阪神がお笑い属性を遺憾なく発揮し始めた。
何ですかGWに1勝6敗2分て。
4勝5敗くらいで乗り越えられたらとか考えてたけど甘すぎ。
でも2005年だってこの時期に5連敗してたし。いけるいける。

にしてもニック三連発って何。
こないだ甲子園で当たったときなんか自動アウトもええとこやったのに。
ナベさんも被弾していた模様(・ω・`)

しかし、甲子園でチート外国人認定したミコライオから鳥谷ムランが飛び出すのだから、
野球はわからん。おもしろい。

いつの間にか四番は金本さんやし、
マートンはダラダラしてるしブラゼルはイライラしてるし、
新井さんは空回りしてるし、
勝ったり負けたりしながらネタを提供してくれることでしょう。

伊藤隼太再昇格はよはよ。
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●5月6日
◇新潟10R わらび賞
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【わらび賞予想】先行力が頼りになる◎アメリカンダイナー
【投資:1,000円 回収:1,400円=複勝◎140円×1000

■馬券
120506_NGT10


前に行けそうだからという理由でアメリカンダイナーを買ったら、
後方からの競馬になってしまいこりゃしんどいなと。
ところが前が速いペースで引っ張ってくれたもんだから先行勢が失速。
早めに外へ持ち出せたこともあって、
どうにか圏内まで差すことができた。やれやれ。

しかし稍重で1分55秒かかるというのは、
新潟の馬場が元々時計を要する状態だったからか?
そこまでレベルの低いメンバーでもなかったと思うんだけど。
アルディエスあたりはもっと速い馬場で見直すべきか。
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●5月6日
◇新潟7R 4歳上500万下
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【新潟7R予想】幸さんとともに再起を目指す◎レト
【投資:1,000円 回収:1,500円=複勝◎150円×1000

■馬券
120506_NGT07



◎レトの復活である。
2年前、NHKマイルC戦線を戦った脇役。
アーリントンC3着の後、
NZTではサンライズプリンスの3着に踏ん張りNHKマイルCの優先出走権を獲得。
さすがに本番では7着に終わったが、
ダノンシャンティが日本レコードを叩き出す変態的なラップにも屈さず、
自分の力をしっかりと出し切った。
ラジオNIKKEI賞でも3着と一連の活躍がフロックでないことを示し、
その後も1000万下で上位争いを続けていた。

だが、前述のNHKマイルCに出走した馬の多くがそうであったように、
レトも長期の戦線離脱を余儀なくされる。
2010年10月から実に1年5ヶ月の間にわたって休養。
今回が叩き3走目だった。
鞍上は重賞出走時にコンビを組んでいた幸さん。
さすがに500万下では力が違うとばかりに、
3番手追走から早めに先頭に立ちそのまま押し切った。

こういうのはうれしいね。
G1、重賞に比べれば派手さはないし、
正直なところ幸さんつながりで多少気にかけてた程度のレベルだったけど、
長いブランクを乗り越えて勝つのは関係者の努力も報われた気がしていいよ。

まあ、無料放送のグリーンチャンネルをぼーっと見てたからたまたま気づいたんやけどな...w



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|Weekly Valuable Jockeys
・秋山真一郎[2]/祝G1初制覇! 実績に恥じないタイトルを手に入れた。
・C.ウィリアムズ[1]/来日早々トーセンホマレボシで重賞勝ち。いい仕事しはる。
・古川吉洋[1]/新潟大賞典でヒットザターゲットを勝利に導く。今季初重賞。
・内田博幸[3]/土日で4勝。スピルバーグを日本ダービーに連れていく大役も。
・岩田康誠[8]/土曜京都で4勝と無双もNHKマイルCで痛恨の失格処分。
・幸英明[3]/日曜の出張先新潟で3勝。よく頑張りました。
・金子光希[1]/土曜に3年ぶり?かの勝利を挙げたら日曜にも勝った。2戦2勝!

秋山おめでとうについてはマイルCのエントリで。
失格処分の岩田はヴィクトリアマイルのマルセリーナ、
そしてオークスのジェンティルドンナに騎乗できなくなった。
マルセリーナはジョッキーがまだ決まっていないみたいですね。

内田博幸は日本ダービーへ向けてぼちぼち調子を上げていって下さい (`・ω・´)シャキーン
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●5月6日
◇東京11R NHKマイルC
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【NHKマイルC予想[参考]】◎レオアクティブ

レースの30分くらい前から豪雨があったらしい。
そういえば「嵐を呼ぶ男」でしたねカレンブラックヒルは。
デビュー戦は豪雨で重馬場の中で快勝、
2戦目のこぶし賞は視界が確保できないほどの大雪で発走時刻が遅れるなど、
走る度に「事件」を起こしてきた。
そんな彼にとっては直前の雨も好材料となったことだろう。
1:34.5で逃げ切ったが、
速い上がりを求められる高速馬場ではなく、
パワーを要するコンディションにシフトしたのも幸運だった。

鞍上の秋山真一郎は、これが悲願のG1初制覇。
ローカル重賞で単勝2ケタ人気の馬を何度も勝利に導くなど、
その手腕には確かなものがあったが、
G1で脚光を浴びるほどの手駒にはなかなか出会えなかった。
07年オークスで単勝1番人気に支持されたベッラレイアはハナ差負け。
今年の皐月賞で上位を争ったグランデッツァ、ゴールドシップの手綱も取っていたが、
いつしかコンビも解消。

あれ以来、久々に訪れたビッグチャンスだった。

躊躇なく逃げを打てたのも、
これまでの経験に裏付けられた技術と、愛馬の能力を信じる強いメンタルがあったから。
楽なペースを刻むと、直線に入っても差を詰められるどころかむしろ引き離した。
終わってみれば3馬身半差の圧勝。
勝つときはこれほどまでにもアッサリと勝ってしまうもんですね。

あとカレンチャンでおなじみになった鈴木隆司オーナー(ダンディーですね)もすごい。
本命馬にG1未勝利騎手を乗せ続けるその心意気やよし。



あとはサクサクっと。

●2着 アルフレード
出た、絶対に買えないパターン。
スプリングS12着大敗からひと叩きでガラリと変わった。
普通なら皐月賞にも無謀にアタックしてボコボコにされそうなところ、
あえてここ一本に絞って立て直した陣営の判断が吉と出たか。

●3着 クラレント
こちらはもっと早くに終わりを感じさせていた馬。
馬場や展開に泣かされ続けてきたが、
久々にG2勝ち馬らしいところを見せた。
橋口弘次郎厩舎ネタで行くなら2着でもよかったと思うけどw

●6着 ジャスタウェイ
出遅れて後方から。
とうとう福永祐一は春シーズンここまでG1を勝てないまま後半戦へ...

●8着 レオアクティブ
一発狙いの待機策だったが、この展開では出番なし。



6位で入線した2番人気のマウントシャスタが進路妨害で失格となった。
シゲルスダチの進路をカットしたことで、鞍上の後藤浩輝が落馬。
降着制度が導入されて以降、G1で「失格」の処分が下ったのは初めてとのこと。

首を医療器具で固定された痛々しい姿で現れた後藤は
「いつもの岩田くんではなかった。内へ行ったり、外へ行ったり。
声をかけたんだけど…。僕のも脚があったので抜け出そうとしたら、前に入られた。
あれがなければ掲示板はあった」と無念の様子。
【NHKマイルC】接触し落馬 後藤、頸椎捻挫ースポニチ

こういうコメントが聞けるのも珍しい。
後藤はジャスタウェイとのコンビで日本ダービーに参戦予定で、
どうにかそれまでに戻れるかどうか...といったところか。
シゲルスダチの方には特に異常はなかったようだが、
何とも後味の良くない形で幕を閉じることとなった。
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今週から本気を出したところ、
見事に浜ちゃんの2鞍で失敗してしまいました。
また来週がんばります。
あとブログのマンネリ感すごい。
もっと楽な雰囲気で、もっと自分の言葉で書けばいいのかもしれない。

|RACE REPORT
●5月6日
◇東京11R:NHKマイルC(G1)/カレンブラックヒル逃げ切り!秋山真一郎は悲願のG1制覇
いやー、とりあえずよかったですね。
もっと早くに取れていてもおかしくなかったけど、
巡り合わせやら惜敗やらでお預けを食っていた...
しかし勝つ時はここまでうまくいくものですね。
好発から思い切って逃げを打つと、そのまま後続に影をも踏ませず逃げ切り。
無敗馬とは欠点・課題が見えない厄介なものだが、
それを微塵も感じさせない圧勝だった。
...つづきは回顧エントリで。


◇新潟11R:新潟大賞典(G3)/トーセンラー完敗 そういえば左回り適性が...
新潟競馬場は午前のうちからもう雨が降り出していて、
これは厳しい戦いになるだろうなと思っていた。
結果、稍重でのレース。
それでも中団を追走し、あとは直線の追い比べ...と思ったら、
追い出されてからずっと内にササりっぱなしで鞍上も追いづらそう。
そういえば昨年の皐月賞でもそんな素振りを見せていたことを、
このタイミングで思い出した。手遅れもいいところ。
しかしこうなると直線が長い平坦コースで右回り限定すなわち京都外回りくらいでしか買えず。
もうちょっと幅広い条件で力を出せるようにならないとなー。



●5月5日
◇京都11R:京都新聞杯(G2)/トーセンホマレボシ何と日本レコードで優勝!
いやー、速すぎるわ時計。
メイショウカドマツが58秒ちょうどなんて変態ラップを刻んだ時点で「へっ?」と思ったが、
武豊がさすがに意図的に暴走するとは考えられず、それだけ馬場がいいのかなと。
実際、このペースでも後ろから脚を伸ばせる馬はおらず、
高速馬場への適応力が問われる形に。

トーセンホマレボシは中京で500万下を勝ち上がったばかりで、
未勝利戦でも取りこぼしがあって正直そこまで強いとは思っていなかった。
だが、さすがに天皇賞でレコードを叩き出したトーセンジョーダンの半弟。
テン乗りC.ウィリアムズの手綱にも導かれて、眠っていた力を解き放った。

これ、日本ダービーでもそこそこ人気するやろな。


◇京都12R:4歳上1000万下/ホクセツダンス大敗 前が空かず追えないまま終了
好発を決めて好位インを取ったが、
前が開かず強引にラチ沿いを狙ったがこれも失敗。
ほとんど追えないまま終了。
このところ騎乗が冴えていた浜中俊に期待した部分も大きかったのだが、
今回に関してはそれを裏切られる形となった。
次はもう一度狙いたいけど、これは乗り替わりかな...
ただでさえこの馬はうまく乗りこなせていなかっただけに。

勝ったのはこの日、大活躍の岩田康誠が騎乗していたマイユクール。
最後方を追走していたが、皮肉にも内の空いていた一頭分を突き抜けてきた。


◇東京11R:プリンシパルS/スピルバーグ差し切り 日本ダービーへの優先出走権を勝ち取る
単勝1.7倍の圧倒的人気に応えて勝利。
ゲートで出遅れ後ろからの競馬を余儀なくされたが、
決め手の違いで差し切った。
藤沢和雄厩舎としてはどうにか日本ダービー出走馬確保に成功。
内田博幸は皐月賞馬のゴールドシップに騎乗するため、
横山典弘とのコンビが組まれる予定。
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レトやったねレト。
1000万下だとちょっと足りないかもしれんけど頑張ろう。

◆新潟10R わらび賞
◎アメリカンダイナー

当初は浜中俊のアルディエスを狙おうとしていたが、
最内枠で差しに回ると後手を踏んでしまいそう。
それなら隣枠から前に行ける脚のあるアメリカンダイナーの方が信用できる。
キングブレイクから0.6秒差にまとめられる実力は、
ローカルのメンバーではアタマ一つ抜けている。

○ハワイアンソルト
▲アルディエス
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◆新潟7R 4歳上500万下
◎レト

こんなところでひっそりと再起を目指しているのを見つけてしまった。
しかも鞍上は3歳時に重賞戦線をともに戦ってきた幸さん。
平坦内回り1400mでやや渋った馬場というのも好材料。
長期休養明け3戦目でそろそろ本領発揮だろう。
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◆東京11R NHKマイルC
◎レオアクティブ

何とも決め手に欠けるメンバー構成。
それぞれが長所と課題を抱えており、
展開なり馬場なりを味方につけた馬が勝利を手にすることになりそう。

そうそうスローペースにはならないレース。
常に堅実な末脚を繰り出しながら、
善戦止まりに終わることもしばしばのレオアクティブだが、
ハマったときの迫力は相当。
大外一気を決めた京王杯2歳Sがベストパフォーマンスだが、
4角15番手から追い上げた朝日杯FSも凄い脚だった。
人気薄だけに気楽な立場で一発を狙える立場を味方につけて、
あっと言わせる場面に期待したい。

○ジャスタウェイ
▲カレンブラックヒル
☆セイクレットレーヴ
△ハナズゴール
△マウントシャスタ
△マイネルロブスト

上がりの脚が未知数のカレンブラックヒルは3番手まで。
無敗馬ゆえに課題が見えない点に注意を払っておくべきだろう。
それよりは1800mでも堅実に走ってきたジャスタウェイを上位に。
東京実績のあるセイクレットレーヴも圏内だろう。

マウントシャスタも速い時計での実績に欠けるので抑えまで。
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昨日のホクセツダンスは最悪の負け方。
内で包まれてほとんど追えずじまいで大敗...
今日こそ頼むぞ浜ちゃん。

◆新潟11R 新潟大賞典
◎トーセンラー

今のところ新潟は良馬場なんですけど、
午後からの予報を見ると、どうやら雨。
せっかく絶好条件で戦えると思っていただけに、これはガッカリ。
それでも昨年の日本ダービーみたいな極悪馬場にはならないし、
うまくいいところに出せれば能力発揮には支障のないレベルで済みそう。
単勝オッズはせいぜい3倍台くらいかと思いきや、
意外と人気は分かれており妙味も十分。
広い新潟外回りコースで得意のロングスパートを見せてほしい。

○ダノンバラード
▲ナリタクリスタル
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今週から本気出す。

◆京都12R 4歳上1000万下
◎ホクセツダンス

内枠を引いてしまったのが気がかりで、
本当ならその時点で見直しが必要なのかもしれないけれども、
この組み合わせならスンナリと好位を確保できそう。

最悪のシナリオは、出が甘く前に入られてズルズルとポジションを下げるパターン。
逆にこうさえならなければ勝算は高い。

○ナムラジュエル
▲マイユクール
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◆京都11R 京都新聞杯
◎アドマイヤバラード

昨年も「ここからハーツクライの季節」とルイーザシアターに◎を打ったら4着だった。微妙。
でも、このあたりから目を覚ましてくるという見立ては間違っていないはず。
ここまでややポテンシャルを持て余し気味なアドマイヤバラードを狙ってみよ。
すでに2200mを2戦、2400mを1戦と長距離の英才教育を施されており、
早くから日本ダービー、菊花賞を視野に入れていたはず。
思えば兄アドマイヤメインも距離が延びてから本領を発揮するタイプだった。
1勝馬ゆえ、大舞台へ進むには1着が絶対条件。
道のりは険しいが、ラストチャンスに挑む。

○ニューダイナスティ
▲ベールドインパクト
☆ショウナンカンムリ
△トーセンホマレボシ
△エキストラエンド
△メイショウカドマツ
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すっかり忘れてたけど、ルーラーシップおめ。
天皇賞が何とも言えない雰囲気で終わっただけに、
その直後に飛び込んできた朗報にはだいぶ心癒されました。
リスポリちゃんも久しぶりに見たけど、相変わらず上手ですね。
ソツなく好位を取って、そのまま経済コースぴったり回ってくるのは簡単じゃない。



●5月5日
◇京都6R:3歳500万下/スタンドバイミー(小牧太)
前走は久々だったこと以上にスローペースが堪えた。
38秒台の脚しか持っていないのに、
レースの上がり3F36.4秒では出番なしも当然。
今回は頭数も増えたので比較的流れやすくなるはず。巻き返しへ。


◇京都11R:京都新聞杯(G2)/ニューダイナスティ(福永祐一)
ムーニーバレーの勝ち馬を黙って買ってれば当たるレース(断言w)。
そのまま浜中俊騎乗でよかったのだが、
ショウナンカンムリに先約があったのか、今回は福永祐一に乗り替わり。
相変わらず高速馬場が続くだろうし、前で勝負できるこの馬が普通に有利なのでは。
ただベールドインパクトやトーセンホマレボシなど相手関係も横一線。
馬券にするほどの信頼感まではない。


◇京都12R:4歳上1000万下/ホクセツダンス(浜中俊)
浜中俊はなかなかこの馬を上手く乗りこなせていなかったが、
前走でようやく後手に回らず力を出し切ることができた。
スティールパスが覚醒したせいで5馬身差の2着だったけど。
ただ、時計的にも3着以下につけた着差的にも、
「相手が悪かった」と割り切れる内容。
引き続き牝馬限定戦なら、今度は主役を張れるはず。


◇東京11R:プリンシパルS/スピルバーグ(内田博幸)
このレースで与えられる日本ダービーの優先出走権はたったの1枚。
共同通信杯、毎日杯で3着に終わり賞金加算に失敗してきたスピルバーグにとっては、
文字通りラストチャンスとなる。
先週の青葉賞で3頭出しを敢行しながら完敗に終わった藤沢和雄厩舎としても、
このままでは終われない。



●5月6日
◇京都12R:4歳上1000万下/スズカイルマン(石橋脩)
まだダートでは底を見せておらず、
このメンバーなら主力を務められると見た。
勢いに乗る天皇賞ジョッキー石橋脩を背に、見せ場を作りたい。


◇東京10R:ブリリアントS
条件戦で無双してきたスマートタイタン、
昨年のJDD以来となるグレープブランデーなど注目馬多数。
余談ながら、まだこのレース名を聞くとロングプライドを思い出す。
あと何年すれば忘れるのだろうか...


◇東京11R:NHKマイルC(G1)/カレンブラックヒル(秋山真一郎)
本当ならベッラレイアで叶えるはずだった、秋山真一郎の初G1の夢。
ローブデコルテに差されたあのオークスから、もう5年が経とうとしている。
3戦3勝のトライアルウィナー、カレンブラックヒル。
再び勝機は訪れた。
初の東京コース、左回り、瞬発力勝負も未経験。
不安は多いが、性能はメンバー屈指だろう。


◇新潟10R:わらび賞/アルディエス(浜中俊)
ここはアメリカンダイナーとの一騎打ちが濃厚。
関西の500万下で2回続けて圏内に来られている実力通りならば。


◇新潟11R:新潟大賞典(G3)/トーセンラー(浜中俊)
予定通りエントリーは完了。
しかし、さっき天気予報を見ていたら週末の新潟が土日とも雨模様で( ゚д゚)ポカーンとなった。
極端に渋らなければ大丈夫だろうけど、
何とか良馬場でやりたいもんですなあ...
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■新潟大賞典 主な出走予定馬
アグネスワルツ/54国分恭
スマートギア/57松山
セイクリッドバレー/57丸山
ダノンバラード/57三浦
トーセンラー/57浜中
ナリタクリスタル/58幸
ヒットザターゲット/56古川

天皇賞を大人の判断で見送ったトーセンラーが再出発を期す。
昨秋はセントライト記念2着、菊花賞3着と善戦したが、
年が明けてからは京都記念4着、日経賞10着と今ひとつ成績が上がらない。
前走の日経賞は道悪で参考外だとしても、
どうもその前の京都記念が物足りない。
休み明けだったという点を加味しても、
早仕掛けに成功したトレイルブレイザーはともかくとして、
いかにも叩き台感の強かったダークシャドウやヒルノダムールにも先着できず。
斤量差も含めて考えると大きな勝機だっただけに、
どちらかと言えばガッカリな結果だった。

現時点ではG2レベルで渡り合うのは困難。
ローカルのG3に目標を絞った陣営の判断は正しいと思う。
まして現状ベストと思われる、平坦で直線の長い新潟コースという条件は。

これまでレースを見てきて、
イメージほど一瞬の切れに秀でたタイプではなく、
どちらかと言えば長くいい脚を使う。
それが新潟の長い直線にマッチすると思う。
完全にきさらぎ賞のパターンを想定してるけど。

この相手で斤量57kgは恵まれこそすれ、見込まれたとは思えない。
鞍上にも今、最も勢いがあると言っても過言ではない浜中俊を迎え、
本気で勝ちに来ている姿勢を感じる。

再出発へ条件は揃った。
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最近よく馬券外してますねと誰にも言われないから自己申告しますけど、
ここ1ヶ月ほどで一気に回収率を落としてしまいました(´・ω・`)
「1年間で外せるのはわずか20回」のガイドラインのもと、
慎重に歩を進めてきたのですが歯車が狂ってきてしまいました。

現在のところ、回収率が83.4%で的中率が70%弱(20/29)。
犯してはいけないミスショットを4度も余計にやらかしており、
そのうち3度がここ2週間という通り、
どこか気持ちの中で「取り返してやろう」という思いが芽生えつつあるようです。
これは非常にまずい。このままいくと例年と同じく消化試合が延々と続いてしまう。



なので軌道修正。
今のところ失敗が9回あるのだから、
当初の目標であった「的中率80%」のラインにまで戻そうと思ったら、
あと16回連続で的中すればいい(サラッ
そして現時点での収支がマイナス4800円なので、
1回につき130円の配当を取り続ければ回収率100%まで戻せるという...

限りなく無理ゲーに近い条件だが、
この現状を招いたのも自分なので根気よく取り組んでみようと思う。
これでアカンかったら、ハイリスクの勝負に出ざるを得なくなるだろうけど。

16連続的中を目指すともなると、
これまで以上に慎重さが必要となってくる。
なおかつ130円の配当を狙うというのも、これまた難しい。
せいぜい110円クラスじゃないと、「絶対」クラスの自信は持てていないのが現状。
とはいえやるしかない。
当分はダートの条件戦と、感覚のわかる重賞を中心にピックアップしていくことになるかな。
未勝利戦は110円しか取れないと思うので、基本的にスルー。

あとは、もうちょっと頼るジョッキーの質に拘るべきだな。
関西なら浜中俊・川田将雅・岩田康誠・福永祐一、
関東なら内田博幸・蛯名正義、あとは外国人くらいまで絞りたい。
こないだのヤマニンメダイユみたいに今年未勝利の騎手に乗りへぐられたら、
やっぱりもったいないと思うもん。

もちろん上記の騎手がみんな問題なく乗ってくれるわけではないけれども、
不測の事態が起こる可能性を少しでも下げる工夫としては有効。
当然ながら彼らを重用するのはリーディング上位の厩舎が多くなってくるし、
コンディション面での不具合が起こるリスクも低減させられる。

よし、これで行こう。
16連勝とか自分のスキルではまず不可能に近いし、
いきなり来週ミスっても何ら驚かないけど、まだ先は長い。
一度コケても、また起き上がっていけばいいさ。
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●4月29日
◇京都11R 天皇賞
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【天皇賞予想[参考]】◎オルフェーヴル普通に走れば...

オルフェーヴルについて簡単に。
池添謙一が意図的に遅くゲートを出て、
後方馬群に入れてしっかりと折り合いをつけた時点までは「見事」とすら思った。
これなら本来のポテンシャルを発揮しきれる、と。
しかし、はるか前方をゴールデンハインドとビートブラックが先行し、
3番手ナムラクレセントと4番手以降も大きく距離が開くという、
有力馬にとっては非常に動きづらい隊列ができあがってしまい、
結果的にこの時点でオルフェーヴルに限らず馬群を追走する馬にはノーチャンスとなってしまった。
その中でも後方のまま身動きを取れなかったことで、
明らかにセオリーに背いたタイミングからのスパートを余儀なくされ、
アクセルを踏みっぱなしで坂を下ったことで4角では大きく膨れてしまい、
直線半ばで末脚が鈍ってしまった。

鞍上はフットワークの乱れをコメントで指摘していたが、
一応上がり3Fは34秒フラットと極端に劣る数値になっているわけではなく、
スパートのタイミングや通ったコースを考えれば、
この馬本来の脚に近いものだったのではないかと。

一部では、中間から折り合いに注力しすぎたせいで、
闘争心を削いでしまったのではないかという指摘もあるが、
むしろレースを見た限りでは、
折り合い重視で後ろから行って、
大逃げを打たれる苦しい展開の中、
ヤケっぱちで坂の下りからロングスパートを開始しようとしたが、
最後まで脚がもたずダラダラと入線...そんな感じに見えた。

これはジョッキーの責任であると同時に、
前走でああいうことがあった以上、避けられない展開だったのかもしれない。
阪神大賞典でまともにレースが出来てさえいれば、
多少引っ掛かるリスクを承知でジョッキーも中団の位置を取りに行った可能性はあった。
あの「事件」から悪夢のシナリオは始まっていたんだなと。

管理する側も、今回はあまりにも特殊な状況で、
日々の調教からもプレッシャーを感じていたことだろう。
陣営にとっては宝物のような存在が、これだけの大敗を喫したショックは大きいだろうが、
むしろ大事なのはこれから。
いかに元の姿に戻せるか、再び手腕が問われることとなった。

個人的にも、凱旋門賞を本気で狙える馬という思いはできれば取り下げたくない。
宝塚記念がその舞台となるのかはわからないが、
その輝きを取り戻せる日が来ることを願う。
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