「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2012年03月

●3月31日
◇阪神3R:3歳未勝利/エーシングッデイ(池添謙一)
もう順番です。相手も楽。
今週はこのフレーズ頻繁に使いそうw

◇阪神7R:4歳上500万下/マルカプレジオ(岩田康誠)
これも鉄板級。2走ボケさえなければ普通に勝つでしょ。

◇阪神9R:アザレア賞/アドマイヤフライト(安藤勝己)
そこそこ強そうな1勝馬が集合。
あえて未勝利を抜けたばかりのアドマイヤフライトに期待。
藤沢和雄厩舎が呼んだK.デザーモはジャングルクルーズに騎乗。
名門復活なるか。ネタ要素満載。

◇阪神11R:コーラルS/シゲルソウサイ(幸英明)
中1週でOP特別に挑戦。
ポラリスSの上位組が強力だが、気後れすることはない。
徐々に控える競馬も板につきつつあるし、頑張ってくれるでしょう。

◇中山6R:3歳500万下/イジゲン(石橋脩)
前走のパフォが本物であればここも余裕でパス可能。
大出遅れから好時計で圧勝の離れ業。ただしゲート失敗したら知らんよ。


●4月1日
◇阪神2R:3歳未勝利/コスモアケルナル(幸英明)
相手なりに走ってきたが、とうとう勝機到来。
幸さんは1Rのイエスイットイズから連勝あるで。

◇阪神5R:3歳未勝利/チーズマヨ(北村友一)
シンボリクリスエス×マルカキャンディの良血にチーズマヨと名付ける強者は誰かと思ったら、
アストンマーチャンの戸佐眞弓さんだった。

◇阪神11R:大阪杯(G2)
アーネストリー、トーセンジョーダンと昨年GIを勝った2頭が参戦。
さらには古豪ローズキングダムに連勝中のフェデラリストと顔ぶれは豪華。
やはりこの路線こそが花形ってことですかね。
その中でまだまだ未知のヴェールに包まれたナカヤマナイトの挑戦が楽しみ。

◇中山10R:伏竜S/キングブレイク(藤岡佑介)
ダート萌えとしては重賞以上に楽しみな一戦。
キングブレイクはまだOPでの実績はないが、
ダートに切り替えて2戦2勝と抜群の適性を示している。
速いダートも合うので天候次第では期待も増す。

◇中山11R:ダービー卿CT(G3)/ダイワファルコン(北村友一)
なかなか勝てずもどかしい思いをしているが、得意のコースで前進期待。
条件戦だがこの距離でも勝っている。
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ちょーっと忙しくなってきて競馬にアンテナが張れていないここ数日ですが、
とりあえず今週の話題はドバイですかね。

■ワールドカップ
トランセンド(藤田)
スマートファルコン(武豊)
エイシンフラッシュ(ルメール?)

■デューティフリー
ダークシャドウ(福永)

■なんか短距離のやつ
エーシンヴァーゴウ(??)

■長距離
マカニビスティー(小牧?)

■UAEダービー
ゲンテン(ウィリアムズ?)

とりあえず脳内で把握している知識をアウトプットするとこうなった。ひどい。
もしかしたら間違いとか抜け漏れがあるかもしれないが、見逃しておくれ。
ゲンテンとかデビュー当時は相当に盛り上がったんだけど、
回り道をしている間に情が冷めてしまった...
やっぱり無理に好きになろうとするとダメだね。

昨年ヴィクトワールピサであれだけ感動させてもらったものだし、
さすがに2年連続であんな快挙は...と思いつつ、
日本勢――特にスマートファルコンには、武豊には頑張ってもらいたいですね。

おわり。
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|Weekly Valuable Jockeys
・池添謙一[1]/高松宮記念優勝。先週のアクシデントから見事な切り替え。
・後藤浩輝[2]/伏兵サイレントメロディでマーチS勝ち。
・江田照男[1]/久々に穴男の面目躍如。ネコパンチで日経賞逃げ切り!
・安藤勝己[2]/2週連続重賞勝ちは毎日杯ヒストリカルで。
・岩田康誠[5]/日曜阪神でやりたい放題。2着5回は本人もどかしかったかなw
・浜中俊[4]/有力ジョッキー集まる日曜中京での4勝は見事としか。
・三浦皇成[3]/土日中山で5勝を加算。マーチSは無念...

とりあえず池添謙一のメンタルは見直した。
先週の阪神大賞典であのアクシデントに見舞われながら、
よくぞそれを引きずることなくGIを勝ったものだと。
ジョッキーという職業は、
いちいち過去の失敗を気にしていられないものかもしれないけど。

彼のお手馬は今年に入ってからというもの、
エイシンアポロンが怪我したり、ホエールキャプチャが手を離れたり、
オルフェーヴルまで負けたりとピリッとしなかったもので、
昨年の反動というか、勝ちすぎたツケでも回ってきたのかと思いましたが。
心配ありませんでしたね。
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●3月25日
◇中京11R 高松宮記念
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【高松宮記念予想[参考]】新コースで輝くタフな脚 ◎サンカルロ

カレンチャンについては昨日書いた通り。
どうやら再び海外も視野に入っているようで。
でもスプリンターズSにはちゃんと出てきてほしいな。



2着◎サンカルロはだいたい期待通りのレース内容。
後ろから差してこられたのはこの馬だけで、
力のいる馬場でも最後まで脚を伸ばせたパワーは、
この馬にとって一番のセールスポイントですからね。
今年も京王杯SC、安田記念では出番なしのパターンかな。

1番人気のロードカナロアは3着。
最終オッズは2.4倍と非常に微妙なところで、
戦前のムードからすればもっと一本かぶりの人気になると思いきや...
みなさん馬券がお上手。
一線級相手に初めての対戦で、
小差の3着に踏みとどまれたのは才能の証でしょう。
まだまだキャリアも浅いし、これから力をつけていくであろう馬。



4着がダッシャーゴーゴー、5着がマジンプロスパーと極めて妥当な着順。
新装中京のタフなコースが有力馬の行く手を阻むかと思ったが、
むしろ能力のふるいをかける格好となった。
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|RACE REPORT
●3月25日
◇中京11R:高松宮記念(G1)/カレンチャン王座防衛! 同厩舎の新星を退け短距離GI連勝
終わってみればカレンチャンなのだが、
欲を言えば「終わってみれば」じゃダメだった。
ちゃんと1番人気に支持されて、
それに応える絶対的女王であってほしかった。
予定を前倒しして使われたオーシャンSで4着に敗れたことで、
ムード的なものに陰りが出てしまったことにより、単勝2番人気に甘んじることとなった。
それがもったいない。
2番手追走からロードカナロアを振り切り、末脚勝負にかけたサンカルロも完封。
非の打ちどころのない完勝だった。


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◆中京11R 高松宮記念
◎サンカルロ

新装中京コースの最終週で多少は雨も残るであろう馬場。
ただでさえ、仕掛けどころが釈然としないコースで、
このややこしいコンディションで、そう順当な結果というのは望めそうにない。

本命はサンカルロ。
いわゆる軽快なスピード馬ではなく、
むしろ1400mがベストなくらいの持久力・タフさを持った馬が浮上すると見た。
思い切った末脚勝負に出られる外枠も好材料だろう。

○ダッシャーゴーゴー
▲ロードカナロア
☆カレンチャン
△アグネスウイッシュ
△サクラゴスペル
△グランプリエンゼル

相手はやはり安田隆行厩舎勢。
ただ、人気のロードカナロアは能力は認めても今回は初モノ尽くし。
最内枠も乗り難しいだろうし、3番手で。
あえて過去の馬になりつつあるダッシャーゴーゴーの巻き返しに期待。
近走の不振は不利があってのもの。地力では負けていない。

カレンチャンは前走でちょっとケチがついた感じ。
結果論だが、いっそのことぶっつけ本番なら勢いで行けたかも。
昨年のスプリンターズSは鬼神の如き強さだったが...

アグネスウイッシュ、サクラゴスペルら上がり馬の一撃にも注意。
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◆中山11R:マーチS
◎シルクシュナイダー

馬場不問で末脚を繰り出すシルクシュナイダーに重賞初制覇のチャンス。
中山は初めてになるが、
先行馬が多く引き締まったペースが望めそうで、
脚を余すことなく使えそう。
固め打ちモード突入の三浦皇成にも期待。

○タガノロックオン
▲サイレントメロディ
☆トーセンアレス
△トーセンアドミラル
△ブルロック
△アイファーソング

余談だが、GIの裏とはいえ関西から川須栄彦と高倉稜が中山の重賞に乗りに行っているあたりに、
彼らの成長というか陣営からの厚い信頼を感じることができる。
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◆阪神11R 毎日杯
◎ヒストリカル

きさらぎ賞に続き、直線の長い外回りコースで勝負。
ワールドエースに迫った脚は見どころ十分で、
重賞に手が届いても何ら不思議はない。
気になるのは、パワーを要する馬場に加えて今週も雨が降ることにより、
だいぶ特殊な馬場になりそうなところ。
440kg前後の小柄な馬体でそれをクリアできるか。
応援の気持ちを込めながら見守るレースになりそう。

○マウントシャスタ
▲アドマイヤブルー
☆エアソミュール
△フジマサエンペラー
△スピルバーグ
△エロイカ

マウントシャスタは母方の血統が影響しているのか、
あまり上がりの速くないレースが得意そう。
アドマイヤブルーはレース巧者で、
外回りで脚の使いどころ次第では勝ち切れるかも。
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◆中山11R 日経賞
◎ルーラーシップ

また今週も道悪での開催が必至ということで、
不良馬場でG2を2勝しているルーラーシップにとっては追い風となった。
格下を負かす際のパフォーマンスに関しては鬼気迫るものすらあり、
ここもよほどおかしなことがなければ力の差を見せるのではと考える。

○フェイトフルウォー
▲ウインバリアシオン
☆トーセンラー
△マイネルキッツ
△ユニバーサルバンク
△コスモロビン

ただ、日経賞というとどうしてもビッグネームが不覚を取るイメージが未だに残る。
昨年のように阪神の2400mで行われるのならば何の不安もないが、
中山2500mという紛れの起こりやすいコース設計では絶対視は難しい。

大物喰いの相があるのはフェイトフルウォー。
ウインバリアシオンも不良馬場の日本ダービーで2着しており、
馬場が渋る分には問題なく対応できるだろう。
逆にトーセンラーはただでさえコース適性に疑問が残る中で雨が降っては、
大敗も覚悟しておかねばならないだろう。

ルーラーシップが複勝圏内を外すことはまず考えづらいが、
どうせ110円だろうしわざわざ取りに行く必要もあるまい。
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●3月24日
◇阪神11R:毎日杯(G3)/ヒストリカル(安藤勝己)
予定通りの参戦。
ここで賞金を加算できれば、NHKマイルC経由で日本ダービーが見えてくる。
ぜひとも挑戦権を獲得してほしい。
言うまでもなく、コーナー2つの外回りコースは得意。
パワーを要する馬場さえこなせれば、
きさらぎ賞2着の実力はこのメンバーでも上位だけに期待は高まる。
相手はアドマイヤブルー、エアソミュール、スピルバーグ、
ダローネガにマウントシャスタ..このあたりか。


◇中山11R:日経賞(G2)/ルーラーシップ(福永祐一)
条件不問で勝ち星を重ねるルーラーシップ。ただしG2に限るが。
天皇賞を目指すローテなのかはよくわからないが、
とりあえずGIのステップとしてここを選択してきた。
単純な力の比較ではまず崩れないとは思うのだが、
中山2500mという魔性のコースで14頭の多頭数、
思惑もローテーションもバラバラで、どこに伏兵が潜んでいることやら。
あ、もちろんトーセンラーもがんばってね。



●3月25日
◇阪神2R:3歳未勝利/グレートチャールズ(秋山真一郎)
淡々と惜敗を繰り返すマシーンが中1週で登場。
いつ爆発してもおかしくない気性だけに、
どこかでスイッチが入ってしまわないか心配。
馬券を買うならサントスシチーの方をおすすめする。


◇阪神5R:3歳未勝利/テイエムオペラドン(尾島徹)
ネタキャラも最近は成績安定傾向。
長丁場の粘り込み合戦で、そろそろ勝ちそうな気がするw


◇阪神9R:四国新聞杯/アドマイヤテンバ(幸英明)
アドマイヤグルーヴの仔に幸さんが...
何か縁を感じずにはいられない。もちろん、いい結果が出ることを願う。


◇阪神12R:4歳上1000万下/モエレジュンキン(川島信二)
転厩初戦で乗り替わり。ちょっと危なっかしい。
実績は十分なんだけど。


◇中山11R:マーチS(G3)
ちょっと小粒な感じ。
そこまで目立った上がり馬もないし。アイファーソングくらいか。
ナムラタイタンは武蔵野Sで確か蹄を傷めたと思うけど、
さほど長期離脱にならなくてよかった。


◇中京4R:3歳未勝利
さすがにGI開催日らしく、
エックスマーク、ザグレース、レッドプレイヤーと期待馬が揃った。
どれが勝ち上がるか注目。


◇中京11R:高松宮記念(GI)
予想エントリでちゃんと書こうと思いますが、
とりあえずカレンチャンが前哨戦でコケてしまったのは痛かった。
この馬が1番人気になる戦況なら、
グッと引き締まった雰囲気になったのに。
もちろんロードカナロアも十分に期待はできるが、
未知の要素は見逃せない。
枠順も影響してくるだろうし、
順当な結果というのは望みづらいのではと考えている。
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■関西騎手リーディング@1回阪神終了時点
1回阪神終了


京都開催が終わった時点で17勝だった福永祐一が、
この4週間で19勝を加算し全国リーディング首位に躍り出た。
トゥザグローリーやジョワドヴィーヴルで人気を裏切ったりもしている分、
どこか頼りない印象も残るが、立派な成績だと思う。
レディアルバローザなど伏兵でも重賞を勝てているし。

一方、先月の段階では福永と遜色ない勝ち数を残していた武豊が失速。
期間中3勝の加算に終わり、上位とは差が開いてしまった。
悔やまれるのは2着が14回もあったことで、
あと少しでも勝ちに転じることができていればね...

その他もだいたい大きな動きはなし。
すっかりランク外が定位置となってしまった安藤勝己は7勝、藤田伸二は6勝。
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|Weekly Valuable Jockeys
・福永祐一[8]/タナボタ的ながらも阪神大賞典優勝。計5勝で勢い止まらぬ。
・M.デムーロ[1]/来日早々重賞勝ちも、もったいない騎乗停止処分。
・石橋脩[2]/フラワーCでオメガハートランドを勝利に導く。
・安藤勝己[1]/ファルコンSでようやく今季初重賞。春になって上向くか。
・幸英明[1]/土曜日に「かみゆき」さんに変身。日曜は元に戻っていた。
・吉田隼人[2]/中京で2週連続固め打ち。WIN5波乱劇にも一役買う。

1年に一度あるかどうかの「かみゆき」さんモードが見られたのはうれしかったな。
これで3開催で12勝と安定の50勝ペースに戻した。さすがであるw
シゲルソウサイとのコンビは引き続き応援したい。

安藤勝己も気温の上昇とともに調子を上げてくるか。
ファルコンSで今季初重賞。今週もヒストリカルの毎日杯で連勝を狙う。

福永祐一については、リーディング情報を書く際に触れようと思う。
そろそろ「本物のリーディングジョッキー」になってきたのかなという感。
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●3月18日
◇阪神11R 阪神大賞典
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【阪神大賞典予想[参考]】◎オルフェーヴル
【投資:1,000円 回収:1,100円=複勝◎110円×1000

■馬券
120318_HSN11


単勝1.1倍の馬の複勝110円取ったでー!(ドヤ
「精度」をテーマとしている今季において、
これは割と真剣に「会心の馬券」と言える。
「オルフェーヴルが3着以内に入る」という、
限りなく100%に近い選択肢で110円の配当を得られたわけだから。
単勝よりも簡単な馬券で結果を残すとか、我ながら頭脳プレイ。
しかも単勝を買った人は涙目とか笑いが止まりませんな。

ただ、そのプロセスは悲惨なもんだったけどなーw
昨日も書いたとおり、
引っかかって2番手まで上がってしまったところまでは笑って見ていられた。
問題はその後よ。
ナムラクレセントもあっさり交わして先頭に立ってしまい、
なぜか3角でまったく曲がろうとせずコースアウト。
ズルズルと後退していく様子を見ながら、
「ああ何という馬券を買ってしまったのだろう」と猛烈に後悔した。

そうしたら、わずか数秒後には再度馬群に取り付いて一気のマクリ。
まさかあそこから勝負になるなんて想像もつかず、
いやその前後のあまりにも訳のわからない一連のできごとに頭が真っ白になりながら、
2着に入ったオルフェーヴルを見つめていた。

と、とにかく的中は的中。ありがとうございました。



池添謙一にとっては地獄のような3分間だっただろうなあ。
もちろん行きたがるのは想定していただろうが、まさかここまでとは。
批判されても仕方のない内容、そして結果だったが、
だからといって「こうすればよかった」という解が素人の僕にはわからない...
せいぜい、わざと出遅れて馬群に入れれば..くらいの平凡な答えしか。
庇うつもりはないが、昨日に関しては無理ゲーだったんじゃないかな。

強いて原因を問うならば、仕上げというか調整方法にあったとしか。
すさまじいまでの結果論だが、
闘争心に火がつかないよう、もっとソフトに仕上げるという手もあったはず。
ただ、「四冠馬がG2で負けられない」というプレッシャーもあっただろうし、
まして先日、トゥザグローリーで失敗を犯した伏線もあって、
なかなか「遊び」を残して出陣というのは難しかったかも。

大事なのはこの後。
これまでとは比べ物にならない課題を背負うことになり、
陣営は矯正に成功するのか。
ジョッキーは呼吸を合わせて乗れるのか。

恐らく予定通り天皇賞へと駒を進める事になるだろうが、
今度は発馬直後に下り坂を迎える、より折り合いづらいコース設計でもある。
これまで幾つもの課題を乗り越え、現役最強の座にまで上り詰めてきた強いメンタルで、
汚名を返上してくれることを期待したい。



もし、これで単勝2倍とかついたらどうします? いいチキンレースになると思うんだけど。
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阪神大賞典はまさかの結末――
それなりに長い間、競馬を見てきましたけれども、
こんなの初めて見ましたし、二度と起こらないんじゃないかという気がすでにしている。

■オルフェーヴルまさかのコースアウト
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1周目ホームストレッチで、
歓声に反応し2番手まで上がってしまったところまでは、
「やれやれ久々だし仕方ないな」と苦笑いしながら見ていたんですよ。
ところが...
鞍上が懸命になだめようとしても、制御が利かない。
とうとう、逃げていたナムラクレセントさえも交わし先頭に立ってしまった。
それどころか3角を曲がれず外ラチ沿いまで吹っ飛んでいってしまい、完全にコースアウト。
馬群から置いてけぼりを食らい、そのまま競走中止と思った...
ところが、最後方まで下がったところで再び進撃を開始!
ものすごい勢いで馬群をマクって、あわや先頭に立とうかという場面も。
さすがにロスが大きく、ギュスターヴクライまでは捕らえられなかったものの、
改めてその能力の高さを、わけのわからない形で示す結果となった。

だが、残された課題はこれまで以上に重い。
ずっと気性面の成長を促しながら現役最強の座までのし上がってきた四冠馬が、
まるで2歳の新馬がしでかすような大失態を演じてしまった。
こんなことが続くようであれば、
凱旋門賞はおろか現役続行すらも危ぶまれる。

一度、実戦を使われたことで事態は改善するのか、それとも――
全く予測できない形で、オルフェーヴルが窮地に立たされた。


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◆阪神2R 3歳未勝利
◎エーシングッデイ

新馬戦5着から臨んだ前走が2着。
キャリアの浅さからか、砂を被り頭を上げるなど幼さも見せたが、
行き脚がついてからは唯一勝ち馬に食い下がった。
このベストサーパスが勝ったレースは今季のダ千八の未勝利の中ではハイレベルと見ていて、
今回は相手が一枚落ちる。

初ダートや初出走の馬もいてやや比較が難しいが、
それでも3頭以上に先着を許すとは考えにくい。

○サンライズロイヤル
▲カナロア

カナロアとダノングーグーが両方ダート巧者とかそんなん認められるかよ、と。
あとアドマイヤクリスはいかにも砂で活躍できそうな血統だが、
これもいきなり走られると困る。
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◆阪神11R 阪神大賞典
◎オルフェーヴル

よっ、待ってました!!
四冠馬の始動戦。
国内最強を改めて証明し、
秋の凱旋門賞挑戦につなげるためにも、
いきなりつまづいているわけにはいかない。

もちろん目標は先でも、ここは格の違いを見せてもらおう。

○ヒルノダムール
▲ナムラクレセント
☆ギュスターヴクライ
△トウカイトリック
△ビートブラック
△オウケンブルースリ

ヒルノダムールとの2頭軸で取れるんじゃないですかね(適当
110円つくならオルフェーヴルで行ってもいいけど、どうせ元返しもありうるオッズでしょ。
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◆中山11R スプリングS
◎グランデッツァ

ディープブリランテは高い確率でやらかすと思う。
叩き2走目で実績ある道悪競馬というファクターは好走を後押しするが、
一方で操縦性に関しては劣化の一途を辿る。
コーナー4つの中山1800mならマシにはなるかもしれないが、
それでも序盤から手綱を押してポジションを取りに行くようなことはできまい。
中途半端な位置取りで、鞍上をケンカしながらレースを進めることになるだろう。
そこから外を回って、まとめて面倒を見られるほど、圧倒的な力量差はない。

大物感という意味では劣るが、
操縦性、クレバーさに関しては一日の長があるグランデッツァ。
よりによって大外枠に入ってしまったために強くプッシュすることはできなくなったが、
それでもトライアルの段階では有力と見ていい。

○マイネルロブスト
▲ゼロス
☆ストローハット
△ディープブリランテ
△アルフレード
△サトノプライマシー

これでディープブリランテ→アルフレードとかで決まったらバーニング土下座やな。
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◆中山11R フラワーC
◎メイショウスザンナ

今開催は白星加算に手こずった武豊。
桜花賞の騎乗馬不在の現状で、
何としても賞金加算をと意気込んでの参戦。
自在性のある脚質は中山1800mで大きな武器となるし、
牡馬相手に500万下特別を勝った実績もここでは威張れるもの。

○ブリッジクライム
▲キャトルフィーユ
☆セシリア
△チャーチクワイア
△ヘレナモルフォ
△ターフデライト

ブリッジクライムの鮮やかなデビュー戦はまだ忘れられない。
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◆中京11R ファルコンS
◎トウケイヘイロー

シンザン記念では折り合いを欠いた分、弾けきれなかったが、
ベストとも思える1400mなら本領を発揮。
朝日杯のムチャなマクリで4着に残った能力はそれなりに評価すべきで、
重賞のひとつくらい持っていっても何ら驚きはない。

○ブライトライン
▲レオアクティブ
☆メイショウヒデタダ
△キングオブロー
△レオンビスティー
△サドンストーム

注目はアーリントンC後に「距離短縮なら」という印象を残したブライトライン。
こうやってずっと追いかけていくと、
気づかぬうちに沼入りしてしまうパターンかも知れないがw
あとは一本調子の先行馬よりも、
ハイラップに乗じて末を伸ばしてこられそうな馬をピックアップ。
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僕は初めてプレイした馬ゲーはSFC版のウイニングポスト(初代)なんですけど、
ひょんなことからPSでリメイクされた「EX」を始めてしまいましてですね。
最近ポチポチとプレイしている、そんな日々でございますのよ。
王道のダビスタに比べれば、プレイヤー人口も多くないと思いますけど、
個人的にはこっちの方が好きでして。もちろんダビスタもハマりましたが。

また機会があればプレイ記など書きたいなと思っている次第で。



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■スプリングS 主な出走予定馬
アルフレード/松岡
グランデッツァ/M.デムーロ
ゼロス/川田
ディープブリランテ/岩田
バンザイ/後藤
ビービージャパン/武幸
マイネルロブスト/武豊
モンストール/柴田善
----------抽選対象----------
オコレマルーナ/○○
サトノプライマシー/田辺
ストローハット/石橋脩
ロジメジャー/内田博

ディープインパクト産駒の勢いに陰りが出ている。
年明けからジェンティルドンナ、ベストディール、ワールドエース、ヴィルシーナと、
次々に新たな重賞ウィナーが誕生。
あのサンデーサイレンスをも超える大勢力を構築し、
2012年クラシックへと突入するものと思われたのだが...

弥生賞では単勝1番人気のアダムスピークがまさかの完敗。
牝馬戦線でも絶対的存在であるはずのジョワドヴィーヴルがチューリップ賞で3着。
ジェンティルドンナともども期待はずれの結果に終わった。

どこで流れが変わってしまったのかと記憶を遡ってみると、
皆様ご承知のとおり共同通信杯。
圧倒的人気を裏切ったディープブリランテが、
自身の失地回復と血脈の再興をかけてスプリングSに出走する。
初黒星は喫したものの、クラシック有力候補との評価は不変。
シェイプアップされた馬体と気性面の進境が見られれば、
手応えをつかんで本番へとコマを進められる。

まあ、無理だと思いますけど。

コーナー4つのコースなので多少は息を入れられやすいだろうけれども、
たぶん鞍上は出たままの位置でレースを進めるはず。
とてもじゃないけど、手綱を押してポジションを取りに行くことはできない。
今の中山1800mで後ろからの競馬となると、相当の脚を使わないと...
もし外枠でも引こうものなら、
流れに乗れないまま終わってしまう可能性が。

もちろん、それらを克服することも考えられなくはないが、
オッズ的なことも含めるとハイリスク・ローリターンな選択。
やりたければ、やりなされ。



アルフレードは毎年おなじみ「朝日杯勝ち馬の年明け初戦は勝てない」のパターンで軽視。
昨年グランプリボスがNHKマイルCを勝ったことで、
「2歳チャンプは3歳春に勝てない」のジンクスは久々に破られたが、
それでも始動戦のスプリングSは初距離に苦戦し敗れた。
だいたいがブランクを明けで未知の領域に挑むパターンが多く、
当然ながら目標は高くなるので仕上げもトライアルでは甘くなりがち。
乗り替わりも不安材料でしかなく、ここは引き立て役に回ってもらうつもり。



消去法ではないけれども、ここはグランデッツァが最有力。
操作性に富み、一瞬の脚を生かすスタイルは中山が向く。
M.デムーロの起用も当然ながら強調すべきところ。
いかにも皐月賞まで、って感じしますし。
休み明けでもしっかり作られてきそう。

ここからマイネルロブスト、ゼロスあたりにぶつければ、
問題なく当たりそうな気がしてる。

ただ、先週みたいな極端な馬場ではなかなか手は出しづらいけどね。
土曜日に様子を見て、少しでもバイアスが緩和されていたら考えましょうか。
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●3月10日
◇阪神11R ポラリスS
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:なし
【投資:1,000円 回収:2,100円=複勝◎210円×1000

■馬券
120310_HSN11

◎ヒラボクワイルド快勝。
内枠が当たっただけに、包まれるのだけが心配だったが、
メモリアルイヤーが思惑通りかっ飛ばしてくれて、
なおかつそれをインペリアルマーチが追いかけたことによって、
うまい具合に馬群がバラけてくれた。
こうなれば末脚を持て余すこともない。
実に危なげない内容で勝ってくれた。

以下どうでもいい話。
途中からハナを奪ったインペリアルマーチが逃げ粘る中、
内からはアルゴリズムが脚を伸ばしていたため、
てっきり本命決着で配当は最低ラインだと思っていたら210円ついてた。
あれおかしいなとヒラボクワイルドの複配当を見ると1.6-2.4倍...??
そこでもう一度払戻金を見ると2着馬の複勝が4桁。

あ れ は フ ァ リ ダ ッ ト だ っ た の か w

よく見ると、残り100mくらいで内からスルスルと追込み、
まるでアルゴリズムと入れ替わるように2着まで突っ込んできている。
なるほどiPhoneの小さい画面では気づかないわけだ。実況も聞いていなかったし。
それにしてもファリダット、
恐らく苦し紛れ(下手すりゃ最後のチャンスだったのでは?)のダート参戦で、
あの安田記念3着以来となる馬券圏内突入を果たすとは。
勝ち馬に匹敵するインパクトを残したのは間違いない。
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|Weekly Valuable Jockeys
・N.ピンナ[1]/フィリーズレビューで今回来日初勝利。ようやくひと仕事。
・福永祐一[7]/中山牝馬Sで絶妙逃げレディアルバローザを連覇に導く。
・小坂忠士[1]/ジャンプ重賞第1戦・阪神スプリングジャンプ優勝。
・北村宏司[1]/パララサルーで桜切符ゲット。大事な勝ち鞍。
・岩田康誠[4]/土日で4勝。土曜中山での3勝が効いた。
・川島信二[1]/日曜阪神で人気薄ながら2勝。少ないチャンス活かす。
・吉田隼人[1]/日曜中京メイン他3勝。土曜は中山で高配メイカー。

フィリーズレビューを勝ったアイムユアーズとN.ピンナ。
来日早々、保護ジャケット着用をすっぽかして騎乗停止となったが汚名返上の勝利。
これで有力馬の一頭として桜花賞へ向かうことになるが、
どうしても外国人騎手といえば秋シーズンのイメージがあって、
あまり桜花賞でスポットを浴びる例は少ない気がする。
ざっと記憶をたどっても、
馬券圏内まで来たのはデアリングハート(05年、M.デムーロ騎乗)くらいのような。

福永祐一は中山参戦で見事に重賞勝ち。
土曜は阪神で5勝のラッシュを決めており、
落馬負傷の蛯名正義に代わって全国リーディングに。
つーか土日7勝とか軽く全盛期の武豊の領域...
誰にでもできることじゃない。
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やっぱりサッカーが始まると競馬観戦が疎かになりますなあ(てへぺろ
土曜日のレースとかほとんど見られてないし。
しかしガンバ大阪が出遅れ気味のスタートで、
この日も神戸に敗れたのですが、
帰りの道中でポラリスSの結果を確認したらだいぶ気分が持ち直したw
ありがとうヒラボクワイルド。


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◆阪神11R フィリーズレビュー
◎レッドクラウディア

ポインセチア賞、樅の木賞と、
レベルの高いダート戦で好走してきた逞しさに、
てっきり牡馬だと思い込んでいたレッドクラウディア。
まあ、それは余談だとして、
今のパワーを要する馬場なら、
ゴリ押しできるのではないだろうか。

○アイムユアーズ
▲イチオクノホシ
☆ラシンティランテ
△ビウイッチアス
△ファインチョイス
△アンチュラス

アイムユアーズ、ファインチョイス、アンチュラスの3頭揃い踏みは毎度ややこしい。
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◆中山11R 中山牝馬S
◎ホエールキャプチャ

どの馬にもチャンスがある横一線のメンバー。
数少ない牝馬限定重賞だけに、
ここに照準を合わせてきた意気込みを感じる。

そんな中でも、昨季クラシック戦線を賑わせたホエールキャプチャの底力に期待。
同期生はそこまでレベルが高かったわけではないと思うが、
古馬に混じってのエリザベス女王杯でも善戦した。
休み明けでハンデ55.5kgは楽ではないが、
自在性のある脚も含めて大崩れはないと判断。

○ドナウブルー
▲マイネイサベル
☆レディアルバローザ
△アカンサス
△アニメイトバイオ
△コスモネモシン

ドナウブルーは流れが忙しくなりがちな中山1800mは不向きだと思うが、
重賞を勝った後でも54kgというのは恵まれている。
再度、切れ味を活かす流れになれば。
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◆阪神4R 3歳未勝利
◎ファントムライト

新馬戦の勝ち馬がアダムスピーク、2戦目の勝ち馬がベールドインパクト。
強い相手と戦ってきたファントムライトが、
ひと息入っての2戦目で勝ち上がりのチャンスを迎えた。
前走クビ差2着だった阪神1800mで、
血統的にも向くパワー馬場なら勝算は高い。

そこそこ着順の悪くない相手がいるので、
一本かぶりの人気にもならなさそう。
130円くらいつくならGOかな。

余談ながらサンデーレーシングのオペラハウスの産駒って珍しいですね。
そこに「ファントム」の名を与えるのはさすがのセンス。

○エボニーナイト
▲ゼログラヴィティー

上がりの脚に限界のあるエボニーナイトもこういう馬場は歓迎。
あと、ゼログラヴィティーに池添謙一とは、
これ安藤勝己は本格的に厳しくなってきそうな風潮。
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●3月10日
◇阪神4R:3歳未勝利/ファントムライト(福永祐一)
パワー要する馬場でオペラハウスの血が騒ぐ。

◇阪神6R:3歳500万下/シャイニータキオン(福永祐一)
新馬戦8着からのwww 格上挑戦www

◇阪神10R:うずしおS/サウンドバリアー(武豊)
重賞勝ったコースで。この馬もパワー馬場は得意なはず。

◇阪神11R:ポラリスS/☆ヒラボクワイルド(浜中俊)
希望通り先行馬も2頭出てきてくれたので、ペースにも恵まれそう。
あとは中枠より外を引ければ勝負。

◇中山11R:アネモネS
例年のことながら、一筋縄ではいかないメンバー。
とりあえずエクセラントカーヴあたりは地雷っぽい。

◇中京8R:4歳上500万下/ディープデザイア(四位洋文)
うわー帰ってきたか、2年4ヶ月ぶり。新馬勝ち以来。
まともならばアパパネらのライバルになっていたかもしれない素材。


●3月11日
◇阪神10R:甲南S/バトードール(岩田康誠)
ひと息入った前走は勝負どころで苦しくなったが、2走目で別定戦なら。

◇阪神11R:フィリーズレビュー(G2)/ファインチョイス(池添謙一)
スプリント系の牝馬が数多く出走し、ペースが速くなりがち。
ゴール前で差し馬の台頭が起こりやすく、
距離短縮で折り合いに進境が見られる重賞馬の巻き返しに期待。

◇阪神12R:4歳上1000万下
スガノメダリストかツルマルスピリットのどちらかは圏内へ。

◇中山10R:東風S/テイエムオオタカ(内田博幸)
実績的にこの馬がナンバーワン。
久々でも状態さえ整っていれば押し切れる。馬場も味方に。

◇中山11R:中山牝馬S(G3)
素晴らしい横一線メンバー。
時節柄、ここがラストランという馬も何頭かいるようでますます取捨が難しい。

◇中京11R:中京スポーツ杯/テイラーバートン(長谷川浩大)
2年前は桜花賞を目指していた期待馬も、ローカル回りに...
それにしても角居勝彦厩舎はたまにとはいえ浩大を乗せる...はて。

そういえば先週から注目馬の名前の前に☆印をつけるようにしました。
これは馬券購入の候補という意味ですのでよろしくね。
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重賞の健闘に忙しい皆さんの隙間を縫って、
大好きなダートのOP特別を真っ先に展望するのが当ブログのスタンスです。

■ポラリスS 主な出走予定馬
アイアムアクトレス/54川田
アルゴリズム/56福永
ダイショウジェット/57.5◯◯
トーホウチェイサー/56和田
ヒラボクワイルド/56浜中
マルカベンチャー/56安藤
メモリアルイヤー/52◯◯
----------除外対象----------
ブライトアイザック/57幸
インペリアルマーチ/56ピンナ

ヒラボクワイルド全力買いで。
フェブラリーSは幸さんが猛然と内に突っ込んでいってまともに詰まった。
一部では「外に出してれば掲示板、いや2着はあった」という声すらあるほど。
確かにあの一瞬の脚はものすごい迫力だった。
その前の根岸Sはダート重賞では異例とも言えるスローペースで本領を発揮できず、
OP特別のここで改めて期待したい。

ギャラクシーSは展開がハマった感もあったが強烈な末脚を見せてくれたし、
鵜呑みにはできないけれどもシルクフォーチュンにも先着。
斤量も当時と同じ56kgで、
今回の他の有力馬と比べても恵まれた印象こそあれ、悲観する数字では決してない。
あとはメモリアルイヤーの無謀な挑戦やインペリアルマーチの繰り上げ出走(たぶん行けそう)で、
そこそこ速いペースが生まれればOK。

最後に言い忘れていたけど、
浜中俊へのスイッチも強調材料。複雑な進境ではあるがw
あの騎乗で続投してもらえるほど幸さんと大久保龍志厩舎のパイプは強くないし、
ここはケジメをつけなければならないだろう。
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|Weekly Valuable Jockeys
・柴田大知[2]/コスモオオゾラで弥生賞優勝。97年以来の平地重賞勝ち。
・松山弘平[2]/おめでとう重賞初勝利。土日で4勝と中京の傾向も掴んでいた。
・C.デムーロ[2]/ハナズゴールで2歳女王討ち!土曜は4勝と大暴れ。
・藤岡佑介[2]/早くも今季重賞2つ目とは。でもワンカラットとは名コンビ。
・福永祐一[6]/チューリップ賞は案外な結果も4勝。中京にも参戦。

土曜は阪神でC.デムーロが4勝と大暴れ。
特にジョワドヴィーヴルを一蹴したチューリップ賞はインパクト十分だった。
それにしてもハナズゴールねえ。
外国人オーナーということで異彩を放つキャラではあったものの、
まさかあそこまで鮮やかに勝ち切るとは。

新装中京をいち早く「自分のもの」としたのが松山弘平。
3勝を挙げて迎えた中日新聞杯で、
スマートギアを勝利に導いた。自身も初めての重賞勝ち。
きっと生涯忘れられないコースとなるだろう。

柴田大知は上手いというわけではないのだろうが、
自分のスタイルをこれでもかというほどに強調してくるので、
きっとそれがハマった時はものすごく鮮やかに見えるのだろう。きっとそうだ。
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●3月4日
◇中山11R 弥生賞
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【弥生賞予想[参考]】◎アダムスピーク
【投資:1,000円 回収:0円】

はいはい、ここですよと。
終わってみれば、軽いノリで参戦してしまったなと。

反省すべきは2点。

まずは「競馬ファン」の目線になって馬券を買ってしまったこと。
2戦2勝でラジニケ杯を勝った馬が弥生賞参戦とか、
誰もが期待を膨らませてしまうキャラじゃないですか。
まして自分が贔屓にしてるゴールドシップにも土をつけたわけであって、
ここでブサイクなレースはしてもらっちゃ困るという思考。
あくまで自分の願望でしかないというのにね。

もうひとつは「無敗馬」を買ったこと。
何度も書いていることなんだけど、
負けていないということは、その馬の弱点や課題がわかりづらい。
例えばゴールドシップでいうと、
札幌2歳Sやラジニケ杯でダッシュの甘さを露呈したために、鞍上がそれを矯正に成功。
共同通信杯の優勝につながった。
アダムスピークはこの2戦、スムーズにレースの流れに乗れていたが、
休み明けでなおかつ遅い流れになったことでガッチリとハミを噛んでしまい、
鞍上とうまくリズムを合わせることができなかった。
その結果、3角過ぎからもポジションを押し上げることができず、
そのまま流れ込むように入線するだけ。
イメージでは、2着馬トリップのような走りをしてくれるつもりだったが、
まったく思い描いた内容とは程遠いものだった。

これを糧にしないと仕方ありませんね。



それにしてもなあ...中山の中距離重賞で藤岡佑介にペースを握らせたらアカンわ。

12.5 - 11.0 - 12.7 - 13.5 - 13.4 - 13.1 - 12.3 - 11.9 - 11.5 - 12.0
前半1000m:63.1秒

完全に最後の4Fの勝負やもん。
後ろから外を回してたら話にならん。
フェノーメノとか最後の伸びは際立ってたけど。すでに詰んでた。

そんなわけで、柴田大知の渾身のガッツポーズも、
今回に限っては「うぜーw」としか思えなかった負け組です。
あと、この展開を予期したかはわかりませんが、
そつなく前を取り切った田辺裕信は上手いですね。
内枠も奏功したとは思いますけど。
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●3月4日
◇阪神2R 3歳未勝利
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【阪神2R予想】◎グレートチャールズ初勝利へ機は熟した
【投資:1,000円 回収:1,100円=複勝◎110円×1000

■馬券
120304_HSN02

ダイジェストでも書いたけど、グレートチャールズはかなり気性がキツい。
秋山真一郎がソロリソロリと乗ってどうにか気を鎮めているが、
うっかり追っつけて先行でもさせようものなら爆発しても不思議はない。
直線も内にササって仕方ない感じ。
動画だけ見ていると、まるで勝つ気のない騎乗に見えるけど、
やむを得ないような気がする。

テイエムワカタカの逃げ切りはただの展開のアヤかと思ったが、
上がりは最速タイだけに馬鹿にできたもんじゃないかも。
逆に、突き放されてしまったマイネルアクロスやサトノシーザーあたりは、
次以降もあまり高く評価できないかも。
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●3月3日
◇中山7R 3歳500万下
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【中山7R予想】一騎打ちムードは◎シュガーヒル優勢
【投資:1,000円 回収:1,100円=複勝◎110円×1000

■馬券
120303_NKY07

見ている分には安心感たっぷりですけど、
良血の期待馬としては煮え切らない負け方なんじゃないですかね。
追っても伸びないから先行させるけど、
やっぱり追い比べで脚を伸ばせず負ける...決してバテてるわけじゃないのに、っていうね。
別にいいですけど。

とりあえずピグマリオンを圏外へ追いやったのになぜ110円なのかと改めて問い質したいw
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昨夜はちょっと取り込んでいたのでダイジェスト更新が遅くなりました。
すみませぬ。

あー悔しい、アダムスピーク買ったのは大失策すぎ。


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◆中京11R 中日新聞杯
◎エーシンジーライン

小倉大賞典に次ぐ重賞連勝に期待。
新装中京コースはまだジョッキーも手探り状態のようだが、
もし前が残る流れになればこの馬の独壇場だろう。
もっとも、そうなる保証はないので。

○コスモファントム
▲ダノンバラード
☆コロンバスサークル
△ヒットザターゲット
△スマートギア
△メイショウカンパク
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◆中山11R 弥生賞
◎アダムスピーク

抜群のレースセンスでラジオNIKKEI杯2歳Sを制したアダムスピーク。
粒揃いの3歳世代だけに、
まだ飛び抜けた存在とは認識されていないが、
ここで3連勝を果たすようなら一気に主役級にまで上り詰める。
それだけの器かどうか、真価が問われる一戦。

○メイショウカドマツ
▲フェノーメノ
☆アーデント
△トリップ
△コスモオオゾラ
△ジョングルール
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◆阪神2R 3歳未勝利
◎グレートチャールズ

いい加減に順番でしょう。
気性が前向きすぎるのか、
エンジンがかかると一気に脚を使ってしまうようで、
その分だけゴール前の攻防で甘くなってしまうが...
この相手なら押し切れそう。
時計の速いダートも向く。

○マイネルアクロス
▲サトノシーザー

相手も初ダートの前走で◎に迫ったマイネルアクロスで順当でしょう。
サトノシーザーはどれだけ上積みがあるか。

また朝からオッズとにらめっこせねば...
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メテオライト、ギリギリまで「1.0-1.0」やったやん(´・ω・`)
そしたら最終オッズは110円。
悠然と見送ってしまったじゃないですか...

切り替えていく。

◆中山7R 3歳500万下
◎シュガーヒル

ここはピグマリオンとの一騎打ちムードだが、優勢なのはこちら。
ソツなく前につけられる脚があって、
スムーズに折り合いがつくので無駄に力を消費しない。
未勝利を勝ったのが不良馬場。きょうの馬場も向く。

○ピグマリオン
▲イッシンドウタイ

ピグマリオンも普通に来れるだろうけど、
わざわざ川須栄彦を乗せてくるあたりが何かしっくり来ない。
中山初めてなんでしょ?
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◆中山11R オーシャンS
◎カレンチャン

いいステップレースにしてほしい。
馬場が極端に悪いだけに馬券は買ってはならないが。
正直モノが違うと思うんだけどねえ...

○エーシンヴァーゴウ
▲ダッシャーゴーゴー
☆グランプリエンゼル
△ツルマルレオン
△ブルーミンバー
△エーシンダックマン
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◆阪神11R チューリップ賞
◎ジョワドヴィーヴル

阪神JF当時は完全に養分扱いしてしまったため、
今さら持ち上げるのもちょっとバツが悪いのだが...
ジョワドヴィーヴルはすごい馬になりそう。
キャリア1戦でのGI制覇という肩書きもさることながら、
世代上位レベルのサウンドオブハート、イチオクノホシらが、
全く歯が立たなかった内容も驚異的。

後追いと言われようとも、これほど心強い駒はない。
110円くださいw

○ゴールデンムーン
▲ジェンティルドンナ

ジェンティルドンナのジェルミナル感はすごい。
すでに賞金は足りており、
どこまで仕上がっているか。
相手関係から3番手にはしたけど。
ゴールデンムーンのもうひと伸びに期待。
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今週はここから戦線復帰。

◆阪神3R 3歳未勝利
◎メテオライト

久々の前走で2着。
脚抜きのいい馬場だったとはいえ、
前残りのペースを上がり3F36.6秒で追撃した内容には見どころがあった。
鞍上が発馬直後に手綱を追っつけて前を取りに行きながら、
出足が鈍かったのはいかにも休み明けといった感じ。

馬体重も増えており、連闘でひと絞りできればいよいよ死角はなくなる。

○タマモライオン
▲シルクルガール

堅実に見えるショウナンハヤブサは例によって相手が弱くないと圏内に来られない。
それなら調教がよかったタマモライオンや、
差しが決まる展開を想定してシルクルガールに注意しておきたい。
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日帰り出張で帰りが遅くなったのでサクサクっと。

●3月3日
◇阪神3R:3歳未勝利/☆メテオライト(岩田康誠)
休み明け2着からの連闘。
長くいい脚を使える素質は、すぐにでも勝ち上がれるレベル。
頭数も手頃で捌きやすい。


◇阪神11R:チューリップ賞(G3)/☆ジョワドヴィーヴル(福永祐一)
2歳女王始動。
年が明けてから阪神JF上位組がソコソコ頑張っており、
これらをキャリア1戦であっさり下したこの馬はやっぱり凄いわ。


◇中山3R:3歳未勝利/イジゲン(石橋脩)
エンパイアメーカー産駒。芝→ダート替わりで真価を問う。
なぜか林正道さんの馬って結局ダート寄りやんね。


◇中山7R:3歳500万下/☆シュガーヒル(北村宏司)
昇級戦の前走で2着。
脚抜きのいい馬場で未勝利を勝ち上がっており、
週末の下り坂予報もプラスに。


◇中山11R:オーシャンS(G3)/☆カレンチャン(池添謙一)
いいステップレースにしてほしい。
そういえば道悪はどうなんでしょう。
昨年の山城Sが稍重で、チート的に強かったから大丈夫かな?
ちょっと不透明。極端に悪くなると心配かも。


◇中京5R:3歳未勝利/アドマイヤフライト(安藤勝己)
明らかに力量は上位だが、
新しい中京コースでちゃんと力を発揮できるか。
乗り役もしばらくは手探り状態だろうし、迂闊に手は出せない。



●3月4日
◇阪神1R:3歳未勝利/☆グレートチャールズ(秋山真一郎)
いい加減にここは順番でしょう。
ゲートさえしくじらなければ。


◇中山11R:弥生賞(G2)/アダムスピーク(内田博幸)
新馬→ラジニケ杯→弥生賞と3連勝でもしようものなら、
アグネスタキオンばりの期待を背負ってクラシックへ臨むことになるが、
どうもそこまで抜きん出た存在という感覚がまだわかないものでな。
ちょっとここは様子を見ようと思う。


◇中京11R:中日新聞杯(G3)
メンバーこそローカルですけど、
コースはいわゆる小回り戦ではなく直線400mの攻防。
ただの位置取りゲーでもなければ、
前崩れの一発狙いも難しくなるんじゃないかと。
主要4場の重賞でも勝ち負けできるポテンシャルが必要。
となると、必然的に名門がここに狙いを定めてきた「あの馬」が有力に...?

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年末の香港遠征後、休養に入っていたカレンチャン。
当初はドバイ遠征も予定されたり、
国内に専念するにせよ高松宮記念直行が既定路線だったが、
予定を前倒ししてステップレースを使うこととなった。

もちろんピークはまだ先だろうが、
わざわざ使うからにはコンディション的には問題ないと見ていい。
昨年は阪神牝馬Sを皮切りに重賞4連勝でスプリンターズSまで制した。
あっという間に頂点まで駆け上がったその道程はまさにシンデレラロード。
香港の強豪ロケットマンらを一蹴したスプリンターズSの勝ち方は、
今後の短距離路線の絶対女王として君臨するに相応しい。

ちょうど昨年のスプリンターズSを前に、
「短距離路線で絶対王者っていないよな」という話をしたところだった。

■【スプリンターズS考察1】現代の短距離タイトルホルダーに足りないもの。
■【スプリンターズS考察2】絶対王者が現れない原因とは。

カレンチャンなら、
タイキシャトル以来となる「単勝1倍台での短距離GI優勝」を成し遂げられる可能性がある。
そのためにも、前哨戦で不安を煽るような内容では困る。
ただでさえ、同厩舎の上がり馬ロードカナロアは相当に強そうだというのに。
しっかり頼むぞ。



余談ながら、かつては亜流ステップレース的な位置づけだったオーシャンSだが、
近2年はキンシャサノキセキがここを経由して高松宮記念連覇を達成。
徐々に「主流」へと格を上げつつある。
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