「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2011年06月

帝王賞はスマートファルコンが圧勝。
とりあえず...武豊、よかったなあ。
一応、交流も含めたGIは24年連続勝利と記録を更新。

これだけハイスペックな馬、
今コンビを組んでいる中ではスマートファルコンしかいないだろう。
かつてなら、常に何頭も抱えてた有力馬の一頭に過ぎなかったはずが。
そのスピード、その乗り心地、さぞかし堪能できたことだろう。

もっとも、このワンサイド勝ちを、
過去の武豊のお手馬と比較して「有力馬の一頭」と表現するのは失礼にあたるかもしれない。
あのエスポワールシチーですら9馬身離されてしまうほど。
とにかく力が違い過ぎるというか、
多少の努力や工夫でどうにかできる差でないことは明らかだった。

それこそ、武豊自身がその名を口にした、サイレンススズカのような絶対の速さ。
なかなかJRAのレースに出ることがなく、
歴代のダート王たちと比べて、
どの程度のポジションにいるのか掴みきれない部分もあるのだが、
もしかしたらそれらの中でも抜きんでた存在なのかもしれない。

まだわからないけど。

とりあえず、この秋は東京で南部杯も行われると決まったようだし、
多くの強い馬を敵に回す条件でどれだけ走れるのか、見てみたい。
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1日遅い話題で、なおかつ他ブログからリンクを引っ張ってくるというアレですが。

JRA、ホワイト&スミヨン両騎手に今年の短期免許交付せず(ホースニュース俺)

ホワイト、スミヨンに短期免許交付せず JRA

 JRAは27日、平成23年第1回関西定例記者会見を行い、ダグラス・ホワイト騎手=香港、クリストフ・スミヨン騎手=フランス=に、今年の短期免許を交付しないことを発表した。
 昨年12月に行われた免許試験委員会で「外国人の短期免許騎手で、(1)暦年の免許期間中に騎乗停止2回以上、(2)制裁点数30点超過した者には、次年度免許を交付しない」と合意され、10年の騎乗実績により今年から適用されている。昨年、騎乗停止2回のホワイトは(1)に、スミヨンはJCでの騎乗停止1回だったが、制裁点数が39点と(2)に該当するもの。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110627-00000036-dal-horse


まあ、いい判断では。
外国人ジョッキーの技術の高さは今さら説明するまでもないでしょう。
その一方で、シビアすぎる進路取りが審議の対象になることも多く、
特に昨年はブエナビスタのジャパンC降着事件が物議を醸した。

ギリギリのスペースを突くことも技術のうち、勝ちへの拘りの表れという意見もあるだろうが、
結果的にそれが他馬への妨害行為につながっているのだから。
「欧州とは基準が違う」というのも論外。
日本で乗る以上は、そこの判定基準を守るのが当然。

どんな分野であれ、外国人アスリートを大事にする傾向がある日本の風土で、
はっきりと「No」を突きつけられたのは好ましいこと。
「日本のルールを守れないなら乗るな」というメッセージではなく、
「乗りたいのなら日本のルールは守ってね」という戒めとして、
彼らに伝わればそれでいいんじゃないだろうか。
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6月26日
◇阪神11R 宝塚記念
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【宝塚記念予想[単複馬券予定]】◎ブエナビスタ
【投資:1,500円 回収:1,200円=複勝◎120円×1000

■馬券
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佐藤哲三ジョッキーの勝利騎手インタビューがカッコよかったらしいですね。
凱旋門賞参戦プランを明かした上で、
「5馬身違うヤツがいるらしいから、そいつに勝ちたい」とL.デットーリにケンカを売ったとか。
もちろん日本ダービーでデボネアの手綱をさらわれたのが背景にあったわけで、
最低限のマナーを保ちつつ、
こうして公の場で宣戦布告するあたりはさすが勝負師。

ま、まさかインタビュアーは岡安譲アナだったりはせんやろなっ!?

動画が見たいので、どこかにupされてたらぜひ教えてくださいまし。
つーか最近のクセでBSの競馬中継ばっかり録画してるのが失敗だったかな。
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◆阪神11R 宝塚記念
◎ブエナビスタ

初志貫徹とでもいうか...
展望エントリの通りです。
良馬場で走れそうですし、何ら心配はないでしょう。
ヴィクトリアマイルは負けても仕方のない条件。
今回、改めて現役最強馬としての実力を示す。

単勝オッズが3倍前後をウロウロしているのも「好配当」にしか見えない。

○トゥザグローリー
▲ルーラーシップ
☆ハートビートソング
△アーネストリー
△エイシンフラッシュ
△ドリームジャーニー

天皇賞大敗のトゥザグローリーは普通に巻き返してくると思う。
強行軍で来ていたので、ちょうどいいガス抜きができたのでは。
金鯱賞が派手な勝ちっぷりだったルーラーシップも、上昇度は見逃せない。

恐いのはハートビートソング。
昨年のナカヤマフェスタのごとく、
いつの間にか力をつけていた伏兵が激走しがちな舞台だけに。

あとは残りの人気サイドへ。
ローズキングダムは日経新春杯、日経賞の負けっぷりが印象悪く、
たとえ中距離に戻ったとしても...
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◆阪神9R 皆生特別
◎シゲルソウサイ

昇竜Sでガチバトルを演じたアイアムアクトレスは、
その後のユニコーンSで牡馬を相手に圧勝。
京都1400mという、いわば「相手の土俵」でクビ差まで迫った実力は、
古馬相手でも一枚上だろう。1000万下ならばなおさら。

○アドマイヤロイヤル
▲トシギャングスター

降級のアドマイヤロイヤル、トシギャングスターには要注意も、
展開的に前へ行けないと厳しそう。
これなら勝てる。
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先週、「ローカル専用」とあえて書かせてもらった若手ジョッキーたちの、夏競馬1週目成績。

・川須栄彦:13鞍【0.0.1.12】(土日:阪神)
・田辺裕信:13鞍【1.0.2.10】(土:中山、日:阪神)
・丸山元気:14鞍【3.2.1.8】(土日:函館)
・高倉稜:10鞍【0.0.2.8】(土日:阪神)

まあ、だいたいイメージ通りってとこでしょうか。
リーディング上位騎手と同じ場所で乗るとなると、まず有力馬の確保が困難になる。
目ぼしい結果が出ないのも当然と言えば当然。

そんな中、新馬戦を含む3勝を挙げた丸山元気の活躍は目立ったし、
高倉稜も重賞マーメイドSで人気薄のアースシンボルを3着に持ってくるなど奮闘。
ローカルで磨いた腕の上達ぶりは随所で見られた。





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宝塚記念のひとつの見どころといえば、
やはりC.ウィリアムズと新コンビを組むローズキングダム。
裏を返せば、とうとうジャパンCを勝った愛馬すら、
降板に追い込まれた武豊。

先週は函館競馬に参戦と、
少しでも騎乗馬に恵まれるよう「ドサ回り」も厭わぬ姿勢を見せているが、
「いい馬に乗れない→勝てない→いい馬に乗れない」負の連鎖は断ち切れないまま。

特に社台系(と強いパイプを持つ厩舎)からの信用が失われているのが顕著。
重賞の有力馬で、あの勝負服を身にまとっている武豊を、今年何度見られたことか。
それこそローズキングダムは「最後の砦」的な存在だった。

ジャパンCで繰り上がり優勝を果たしてからは勝ち星に見放されているが、
それぞれの敗戦には決して武豊に落ち度があるとは思えない。
ただし、その一方で、
カンフル剤を投与して現状を打破したいという陣営の気持ちも理解できる。

これでローズキングダムが勝ったりしようものならシャレにならない感もあるが、
さすがに今回は厳しいんじゃないかと考えている。
かといって、武豊も一矢報いようにもビートブラックでは如何ともし難く。

煽ってはみたものの、今回はどちらも主役になれないまま終わりそうだ。
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この春は4歳馬の頑張りのおかげもあって、
随分と競馬を楽しませてくれたという実感があります。
宝塚記念はまさにその総決算。

個人的には、
ここまでGIレースの馬券が回収率ちょうど100%で、
白黒ハッキリつける舞台でもあります。

■宝塚記念 主な出走予定馬
ブエナビスタ/岩田
ローズキングダム/ウィリアムズ
ドリームジャーニー/池添
エイシンフラッシュ/安藤勝
トゥザグローリー/福永
ルーラーシップ/横山典
アーネストリー/佐藤哲
ナムラクレセント/和田
トーセンジョーダン/ピンナ
アサクサキングス/浜中
ダノンヨーヨー/北村友
シンゲン/藤田
フォゲッタブル/川田
ハートビートソング/秋山
ビートブラック/武豊
イコピコ/酒井学
ホワイトピルグリム/
トレイルブレイザー/小牧太
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今週の馬券。

■その1
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三宮特別のミッキードリーム。
単勝1.6倍の圧倒的人気に応えてくれましたよ、はいはい。

■その2
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これが痛かった。HTB杯のレインボーダリア。
開幕週から絶好調の藤田伸二さん、
せめてここは複圏内はキープしてほしかった...

■その3
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中山8Rのオクルス。
単勝1.4倍ですよ、はいはい。
レース内容はちぐはぐで、これもやらかしたかと思いましたが。

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昨日はミッキードリームの単複を超堅実に取りながら、
その後に函館メインのレインボーダリアに手を出したところ4着...

◆中山8R 3歳上500万下
◎オクルス

引き続き、黙って降級馬。
4歳ダート馬の実力を疑問視しながら土曜の競馬を見ていたが、
どうやら特に気にする必要はなさそう。

1000万下でデイトユアドリームらと接戦を演じてきたオクルス。
このメンバーでは明らかに能力上位で、
あとはおかしな位置取りにさえならなければ勝てるだろう。

休養前の阪神戦で減っていた馬体が戻ってさえいれば大丈夫。

○アブソルートマック
▲ウエストハーバー
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雨のマーメイドSといえば、今でもあの馬を思い出す。
ほら、あの08年に勝った...高野容輔が乗ってた...軽ハンデの...

馬 の 名 前 が 思 い 出 せ な いwww

トーホウシャインでしたっけ。

確かあの日は結婚式に出席していて、
携帯で結果チェックしたら単勝の払戻金に卒倒しかけた。
ベッラレイア買ってたんじゃなかったっけな...

日曜はけっこうな雨になりそうで、
そのへんも頭の片隅に入れた予想をしなければならないでしょうね。

◆阪神11R マーメイドS
◎ロイヤルネックレス

道悪巧者で、この時期に調子を上げるタイプ。
格上挑戦ゆえハンデは52kgに留まり、
鞍上は2年前にこのレースを逃げ切った和田竜二。
一発、狙ってみる価値はありそうだ。

○アスカトップレディ
▲プロヴィナージュ
☆フミノイマージン
△セラフィックロンプ
△ディアアレトゥーサ
△モーニングフェイス
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◆阪神10R 三宮特別
◎ミッキードリーム

ガチガチの本命馬だけど、逆らう要素はどこにもない。
33秒台の上がりは今のところ使えていないが、
超スローだった毎日杯で2番手から34.1秒でまとめており、
キレが足りない分を位置取りで補う才能を持っている。
そのあたりは、全戦で手綱を取ってきた和田竜二も理解しているはずだ。

○ベストクルーズ
▲カネトシディオス

後ろからでも、速い上がりを使える2頭に注意。

ここはしっかり勝ち切ってほしい。
先週のルイーザシアターみたいな取りこぼしは勘弁。
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今週は小ネタをちょいちょい出すスタイルで更新しましたが、
個人的には悪くないかなと思っています。

来週の宝塚記念が終わると、
本格的に夏競馬モード突入ですが、
引き続き高いモチベーションを持って遊んでいきたいですねー。

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今年は、いわゆる「ローカル専」ジョッキーの活躍が目立つ。
田辺裕信・丸山元気・川須栄彦・高倉稜。
お世辞にも、名が通っているとは言い難い若手たちが、
全国リーディングで上位に入る奮闘ぶりを見せている。

震災の影響で春の中山競馬が中止になり、
上位のジョッキーが阪神に集結する中、
「空き巣」となった小倉で売出し中の彼らに有力馬が集まったからと理由は明白。
しかも、小倉→新潟と開催がダラダラと続いたもんだから、
ますます勝ち星量産へとつながった。

そこで、春の新潟が終了した今週から、彼らはどこで戦うのか。
福島の代替となる中山か、それとも夏の「第3場」扱いとなる函館か。
どこへ行くにせよ、リーディング上位騎手と同じ場所で戦うことになる。

そこはもう「空き巣」ではない。
ライバルがひしめく戦場で、どれだけ勝ち星を伸ばせるか。

成長株の真価を問う夏になりそうだ。
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ジョッキーは基本的に「ミスを認めてはいけない」職業だと言われている。
馬の力を引き出す補助役が、
「自分が失敗した」とでも告白すればスイッチされるのは当たり前。
海外の名手ですら、それは徹底しているほど。
自分の手落ちで脚を余したとしても、
「追い出してからの反応も今ひとつ」などと馬の状態に原因を求める。

しかし、川田将雅は違う。

ダッシャーゴーゴーとのコンビで、GIで二度にわたる降着処分。
一度は2位入線、
そしてもう一度は単勝1番人気馬の進路を妨害と、
馬券を購入していたファンに多大な影響を与えた。

普通のジョッキーならば、二度と振り返りたくないような惨劇。
少なくとも、公の場で触れることなどタブーのはず。
それでも彼は敢えて、反省と謝罪の意を述べる。

「自分のことを嫌いになっても構わないが、ダッシャーゴーゴーは嫌いにならないでほしい」

そこまで馬のことを思えるからこそ、流した涙からも感動が伝わってくる。
それだけの覚悟を持って勝負に挑んでいるからこそ、
馬券を買おうという気持ちにもさせてくれる。

あとは、秋のスプリンターズSを勝つだけ。
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いわゆる「最強世代」と称される4歳馬が、今週から降級。
ただでさえ強力だった軍勢が、
下のクラスを走るとなれば一体どれくらいの強さを見せてくれるのだろう。

とりあえず、特別登録馬の中では真っ先にミッキードリーム(土曜阪神・三宮特別)に目が行く。
昨年の毎日杯でダノンシャンティの2着。
リルダヴァルやルーラーシップには先着した実績の持ち主が、
長期休養を二度叩かれた前走・都大路Sで2着と復活の兆し。

今回は1000万下へ二段階の降級となれば、さすがに力が違うはず。
前述の毎日杯と同じ阪神1800mが舞台なら、
どこに死角があろうというのか。
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7月に引越しします。
いよいよ一人ではなくなってきたんだぬーとか考えてると、
色々と悩みが尽きませぬ。

でも競馬はやめませんからね。
サッカー観戦もやめませんからね。

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◆東京12R 4歳上1000万下
◎スティールパス

前走でも買ったんだけど、痛恨の出遅れ4着。
その当時に、東京替わりで買いたいなと思っていたので狙う。

実際、500万下を勝ったコースであり、
長く脚を使えるタイプなので直線勝負に徹せられるのが、相性のいい理由だろう。
あと、右回りだと追われてから内にモタレがちなのが気になって、
今は左回りの方が向くんじゃないかという要素もある。

もう1週待てば降級できるのにもかかわらず、
ここを使ってきたというのは意気込みの表れに他ならない。
あとはゲートだけ。
幸いにも大外枠を引けたので、
多少、スタートが遅くとも意識的に中団は確保してほしい。

○ドロ
▲トーホウペガサス
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◆東京11R エプソムC
◎キャプテンベガ

人気を集めるダークシャドウはスキがないように見える。
芝の重賞をことごとくモノにし続ける4歳勢で、
自身も東京3戦3勝と相性抜群。

でも、こういう時にやらかしてしまうのが、
ダンスインザダークの血というか。
大物食い、人気薄でこそ牙を剝くタイプなんじゃないのと。

今年の日本ダービーを席巻したサンデーサイレンス血統。
わずかに残された直仔2頭がこのレースに出走するが、
中でも好枠を引いたキャプテンベガの一撃に期待。
前走は大スポの馬柱で『遅−13−1』とカオスな内容で度外視可能。
2年連続3着と、じれったい思いを強いられてきたこのレースで、
父に最後となるかもしれない重賞タイトルを送りたい。

○マッハヴェロシティ
▲ダークシャドウ
☆スズジュピター
△セイクリッドバレー
△エーブチェアマン
△アクシオン

キャプテンベガ−アクシオンのSS産駒ワンツーがあれば奇跡。
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◆阪神11R CBC賞
◎エーシンホワイティ

前傾ラップ→ゴール前で差し馬台頭のシナリオで。
馬場も不問で、確実に上位を賑わしてくれるだろう。

○エーシンリジル
▲ダッシャーゴーゴー
☆シゲルキョクチョウ
△アーバニティ
△ツルマルレオン
△スカイノダン
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引き続き、休み休みで恐縮ですが、よろしくお付き合い下さい。

◆東京9R くちなし賞
◎ルイーザシアター

「あの馬が次ここを使ってきたら買おう」が実現したパターンは買いたい。
京都新聞杯4着後、
長丁場の自己条件戦ならという話をしていたルイーザシアター。
ここは圧倒的人気を背負うだろうが、実力的に負けていられないところ。
安藤勝己続投というのも意気込みを感じさせる。

渋った馬場も3走前の京都で経験してるし、大丈夫でしょう。

○ノーステア
▲ヒールゼアハーツ
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中京競馬場の改装工事が続いており、今年は阪神での開催。
となると、ローカル特有の「前傾ラップ→差し決着」は望めないかなと思いつつ、
同じく中京→阪神へ振り替えられたファルコンSや高松宮記念で、
差し馬がゴール前で台頭したことは忘れてはならない。

58.5kgのダッシャーゴーゴーが人気を背負うと思うが、
ハンデ差を味方につけた伏兵に脚をすくわれる可能性は低くない。

たとえ、前有利の高速馬場であったとしても。
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小さい頃、スポーツ新聞は「聖典」でした。
たまに親に連れられて喫茶店なんかに入ると、
入り口のマガジンラックに、無造作に折りたたまれた新聞が置いてあってね。
それを見つけると、真っ先に確保したものでした。

幼稚園の年長組だった88年。
星野仙一監督率いる中日ドラゴンズが優勝した年に、
クラス(ゆり組でした)で野球が流行っていたのに乗っかったのが、そもそもの始まり。

以後、公園で友達と遊んだり、わからないなりにテレビの中継を見るようになり、
やがて記 録 ヲ タとしての本性が表れました。

家に届く新聞のスポーツ欄をスクラップしたり、
順位表を飽きることなく眺めたり...それがとにかく幸せで。

そんな少年にとって、
スポーツ紙の膨大な情報量は心をときめかせるには十分すぎました。

打撃30傑まで載ってるとかたまらんのー!とか、
得点圏打率とか盗塁までわかるなんてけしからんとか、
いわばグラビア欄をむさぼるかのように読んでいました。

なかなか目にするチャンスも少なかったし、
たまに訪れる機会は逃さずモノにしてきました。

中学生にもなると、競馬が好きになったこともあり、
コンビニで自らスポーツ紙を買うことも増えました。
その頃には、さすがに「レア感」は失せ、自分にとって当たり前の存在に。
GIの馬柱を切り抜いて、ノートに貼り付けて自分の予想を書き込み、
「自分だけの競馬新聞」みたいなものを作っていました。

黒歴史ですね。

レース回顧文章なんかも書いていて、
思えばブログの前身みたいなものは当時始まっていたのかもしれません。
「こういう仕事に就きたいな」と、漠然と考えていたのもこの時期。

一番好きなことは仕事にしないでおこうと思って、入社試験は一切受けませんでしたけど。

それでも、頭を使ってアイデアをアウトプットするという観点で考えれば、
仕事で夢を実現できている類には入ると思います。
やるやん。

いろいろな意味で、原点なんでしょうね。

きょう昼ご飯を食べたうどん屋さんで、ふとそんなことを考えました。


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6月5日
◇東京11R 安田記念
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【安田記念予想[単複馬券予定]】◎ダノンヨーヨー
【投資:1,500円 回収:0円】

■馬券
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3歳馬の安田記念優勝というのが、未だに信じられない。
リアルインパクトが大きな仕事を成し遂げた。
NHKマイルCでは、同期のグランプリボスに完敗を喫しながらも、
初めてとなった古馬との対戦で完勝。

例年に比べて、古馬勢の陣容はやや手薄だったかもしれないが、
それでもこの時期に3歳馬が並居る古馬たちを負かすのは簡単なことではない。
ディープインパクト産駒はオークス、日本ダービーでことごとく苦戦を強いられながら、
「初年度から安田記念勝ち馬を輩出」というとんでもない記録を樹立。
改めて、種牡馬としても非凡なスタートを切ったと言えるだろう。

GI昇格後、初めて3歳馬が安田記念を勝ったことにより、
来年以降も「NHKマイルC→安田記念」のローテが流行するのはほぼ間違いないだろう。
もしかしたら、今後同じようなケースで3歳の勝ち馬が次々と現れるかもしれないし、
逆にこれがレアケースなのだとしたら、リアルインパクトの偉業はますます際立つことに。



☆アパパネは6着。
個人的にはこんなもんかなと。
ヴィクトリアマイル優勝時には、
これは安田記念でも十分に好勝負になると思ったが、
日が経つにつれ、激走の反動の方が心配になってきたもんで。
それに、押し出されるように1番人気に支持されてたのもしっくり来なくて。

ただ、それを言うなら◎ダノンヨーヨーの2番人気にも違和感を覚えるべきよな。
今季2戦して勝っていないのに、
昨年秋のマイルCS2着が祭り上げられるように評価されて。
あのレース、エーシンフォワードもゴールスキーもその後は未勝利で、
時計こそ派手だったもののレベル的にどうだったんだろうという思いがある。
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6月4日
◇東京11R ユニコーンS
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【ユニコーンS予想[単複馬券予定]】◎グレープブランデー
【投資:1,500円 回収:1,200円=複勝◎120円×1000

■馬券
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アイアムアクトレスには脱帽。
軽いスピード系のダート馬には、
東京マイル戦を3番手から追走し早め先頭押し切りなどという芸当はできない。
見立てを完全に誤った。

◎グレープブランデーも完敗とはいえ2着は確保。
今回に関しては相手が悪かった。
初めての左回り、マイル戦も特に問題なし。
あれ以上、前に付けるのは難しいだろうし、素直に結果を受け入れるべきだろう。

3着も2番人気の○ボレアスで、極めて順当な結果。



グレープブランデー信頼の考え方は間違いではなく、
来年以降も継続させていきたいスタンスは変わらず。
ただ、今年は勝ち馬が誤算だった...
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6月5日
◇阪神12R 4歳上1000万下
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:なし
【投資:1,500円 回収:0円】

■馬券
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上位人気がいずれも危なっかしそうで、
たまに思い出したように穴を空ける◎グリッターエルフを狙ってみたが、
後方待機のまま見せ場なく終了。

でも、結果は出なかったとはいえ、時にはこうした好配当狙いも必要でしょう。

そろそろ4歳馬降級のシーズンなので、手堅く馬券を取っていきたいですね。
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安田記念はダノンヨーヨーで見事に大撃沈。
こういう馬券を買ってしまうと、
やっぱり「オラGIの馬券は大キライじゃ!」と言いたくなりますね。

で、フェブラリーSからここまでのGIレースの馬券成績のみを集計すると、
何と投資15,000円に対し回収15,000円と全くのイーブン。
このところ負けが続いていることを思えば、善戦の領域に入るでしょう。

宝塚記念で白黒ハッキリつけましょうや。

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オークス、日本ダービーと連敗を喫し、
再びGIに対する苦手意識が強くなってきたところで安田記念。
さすがに伝統と格式のある東京マイルの国際GIだけあって、
生ぬるいヨーイドンにはならないのがデフォ。

近年の勝ち馬を見ても、
ダイワメジャーとかウオッカとか、
時代を代表する名馬がそのタイトルを勝ち取っている。

同じ古馬マイルGIでも、
秋のマイルCSとは「重厚感」が違うというか。
安田記念の勝ち馬はマイルCSも勝てるけど、
マイルCSの勝ち馬は安田記念は勝てない的な。

やっぱり、秋天とジャパンCの間に挟まれるのと、
春天スキップの中距離軍団が狙いを定められるのでは、
ローテ的に集まるメンバーも違いますし、
香港勢の参戦数も考えると、
はるかに安田記念の方が質は高いですよね。


◆東京11R 安田記念
◎ダノンヨーヨー

そういう意味では、
昨年のマイルCSを勝ち切れなかったダノンヨーヨーはスケール的に足りないかも。
とはいえ、最後方から追い込んだ脚は見どころ十分だった。

今季は東京新聞杯7着→マイラーズC3着と勝ち鞍がないが、
前走はいつもより前のポジションでレースができたのは収穫だったはず。

ヨーイドンのスローで切れるというよりは、
全体的にペースが上がって、最後のガマン比べでもうひと伸びができるタイプ。

厳しい東京マイル戦で生き残れるだけの力があると見た。

○シルポート
▲エーシンフォワード
☆アパパネ
△クレバートウショウ
△リーチザクラウン
△ジョーカプチーノ
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ファンの皆様こんばんは。
今週もロクに更新ができなかった脆弱ブロガーです。
いやでも、普通に夜遅くまで仕事して、帰ってブログとか無理っすわ。
どこぞの芸能人みたいに、「今日の晩ご飯 以上」みたいなわけにはいきませんし。

とまあ、これだけ書いておけばフラグになって来週から仕事も落ち着くやろ...

さて、相性抜群のユニコーンS。
まあ、難易度が低いだけという説もありますが、
06年の◎ナイキアースワーク→○ヤマタケゴールデン→▲フィールドオアシスとか、
好配当もきっちり捕らえている実績があります (`・ω・´)シャキーン

◆東京11R ユニコーンS
◎グレープブランデー

東京マイルを乗り越えられるだけのスタミナ・持久力の主を買うのが鉄則。
ただ速いだけの、軽いスピード馬には馬群に沈んでもらいましょう。

キャリア6戦、芝も含めて完全連対中のグレープブランデー。
デビュー当初はズブさが目立ったが、
前走は大外枠ながらサッと好位に付け、早め先頭から押し切る強い内容だった。

例年、このレースに直結する端午S(=いぶき賞)の勝ち馬というだけで、
機械的に本命にしてもいいくらい。

狙いは週の頭から決めていて、
あとは枠順だけだなと思っていたら5枠9番。ちょうどいい。
あまり内に入ると流れに乗り遅れて、
とんでもないポジションになってしまう恐れがあっただけに。

最近はノリさんも元気が出てきたみたいなので、
ここはきっちり人気に応えていただきたいですね。

○ボレアス
▲コルポディヴェント
☆エーシンブラン
△オメガスカイツリー
△ゴールデンアタック
△ビッグロマンス

2番手以降も、素直にいぶき賞組から。
兵庫CSを圧勝のエーシンブランは砂適性の高さを実証したが、
粒揃いのメンバーで今度はマークも厳しくなる点がどうか。

あとゴールデンアタックに対する幸さんの愛情は尋常じゃない。
シゲルソウサイ(除外になったけど)とかち合った今回も、
たぶん先約があったこちらを優先していた。
例の「濡れ衣斜行」の時の騎乗馬。
何とか出世させたいという思いを感じさせる。
ちなみに、いぶき賞の時はシゲルソウサイに乗ってたけどねw



アイアムアクトレスは自信の消し。
京都や阪神の、時計の出る速い馬場で勝ってきた、
ケイアイガーベラやインペリアルマーチと全く同じパターン。
雨でも降れば話は違うかもしれないが、
ある程度、踏ん張る力が必要な条件は適性外。
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5月29日
◇東京6R 3歳500万下
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【東京6R予想/2011単複馬券#059】◎メイショウヤタロウ
【投資:1,500円 回収:0円】

■馬券
110529TKY06_1

110529TKY06_2


能力+馬場適性を考えても、
ここは自信あったんですけどね...◎メイショウヤタロウ
前に付けるのに脚を使ってしまい、
その分最後は完全に止まってしまった感じ。

逆に、馬場がダメそうだったフルアクセルがあっさり差し切り。
そういうもんです。
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5月29日
◇東京5R 3歳500万下
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【東京5R予想/2011単複馬券#058】◎ギンザアキレス
【投資:1,500円 回収:0円】

■馬券
110529TKY05_1

110529TKY05_2


日曜は朝から無双状態を誇っていたL.デットーリ。
最初に馬券圏内から去ったのが◎ギンザアキレスでした。
まったく間が悪いというか、センスがないというか。

湿った馬場が合わなかったのか、スパートに入ってから全然伸びず。
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5月28日
◇京都11R 金鯱賞
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【金鯱賞予想[単複馬券候補]】◎キャプテントゥーレ

▲ルーラーシップ、あれで勝ちますか。
宝塚記念の4歳勢集結が相当に楽しみになってきましたね。
福永祐一はトゥザグローリーとどっち乗ることになるのでしょう。
まあ、どっちもノーザンファーム系ですから、
そのへんは馬主のサジ加減ひとつで決まるんでしょう。はいはい。

にしてもユーイチはよくぞここまで人脈開拓に成功したもんだなと。
北橋修二・瀬戸口勉の両厩舎解散後は、
なかなか強い馬に巡り会える環境になかった(07年オークス以降、3年ほどGI勝てず)のが、
池江泰寿・角居勝彦・松田博資厩舎などビッグステーブルの主力に乗れるようになってきた。

単に社台のオーナーから目をかけられるようになっただけなのか、
それとも剛腕エージェントの成す業なのか――
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5月28日
◇東京11R 目黒記念
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【目黒記念予想[参考]】◎ヤングアットハート

すっかり終わってたはずのキングトップガンが優勝。
横山典弘は遅ればせながら今季重賞初制覇。
51kgで乗れるって、すごいね。

2、3着は層の厚い4歳馬。
○ハートビートソングは青葉賞3着のあと、しばらく低迷したが復興気配。

際どくなった3着争いは◎ヤングアットハート
こちらもしぶといレースをさせたら強い。
やっぱり雨馬場のフレンチデピュティ。
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