「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2009年12月

「人生、無事是名馬」アウォーズ2009!!

強引に1年を振り返ります。

■年度代表馬/ウオッカ(牝5、栗東:角居勝彦厩舎)
ご存じ「シナリオが描ける馬」。
今年も自作自演的ドラマを堪能させていただきました。
特に秀逸だったのは、
毎日王冠→天皇賞連敗で陰りを演出させておきながら、
「必殺ハナ差勝ち」でオウケンブルースリを退けたジャパンC。

そして鼻出血を発症し、
誰もが引退と悟ったところで「来年のドバイがラストラン」という仰天のニュース。
さすがです・・
ドバイでラストランの牝馬というと、
ホクトベガという悲しい思い出が蘇ってしまいますが、
まさかそんなシナリオは描いていませんよね?


■最優秀4歳以上牡馬/カンパニー(牡8、栗東:音無秀孝厩舎)
現実には春秋グランプリ制覇のドリームジャーニーが選ばれそうですが、
あえてこちらをチョイス。
秋の毎日王冠→天皇賞→マイルCSの3連勝が鮮やか過ぎてインパクトが大きいのと、
もうひとつ強調すべきは「ウオッカに二度勝った」点。
2つ勝ったGIがともにウオッカ不在だったドリームジャーニーと比べて、
決定的にここが違う。


■最優秀4歳以上牝馬/ウオッカ(牝5、栗東:角居勝彦厩舎)
ダイワスカーレット、スリープレスナイトという強力な同級生が故障でターフを去る中、
1年間無事に走り続けられたのもウオッカの才能。
なお、この世代からはクィーンスプマンテという新しいGI馬も誕生した。


■最優秀3歳牡馬/ロジユニヴァース(牡3、美浦:萩原清厩舎)
三冠を分け合い、
タイトルホースがそれぞれコンスタントに走れなかった3歳牡馬勢。
しかもジャパンCではレッドディザイアに、
有馬記念ではブエナビスタに先着を許し肩身が狭い。

悩んだが、トップタイトルである日本ダービーを勝ったロジユニヴァースで。
その後、戦線復帰できていないのはいただけないが、
来年への期待料も込みということでいいでしょう。


■最優秀3歳牝馬/ブエナビスタ(牝3、栗東:松田博資厩舎)
春の二冠馬で決まりでしょう。
凱旋門賞回避、三冠ならずと暗いイメージも植え付けられそうでしたが、
最後に有馬記念2着で力を示しました。
来年もレッドディザイアとのライバル対決を楽しみにしたいですね。


■最優秀短距離馬/ローレルゲレイロ(牡5、栗東:昆貢厩舎)
マイルCSを勝ったカンパニーが割り込んで来るかも知れないけれど、
ここは春秋のスプリントGIを連勝したローレルゲレイロ。
2勝とも1番人気ではなかったこと、
このGI以外は勝てなかったことが減点材料ですが、
消長の激しい短距離戦線では勝ちっぱなしというのも難しいのでしょう。


■最優秀ダート馬/サクセスブロッケン(牡4、栗東:藤原英昭厩舎)
JCダートのエスポワールシチーとの二択になると思うが、
フェブラリーSでカジノドライヴ、カネヒキリを封じたパフォーマンスは、
今季のダート戦線で最強を思わせるものだった。
交流GIを含めての勝ち数はエスポワールシチーの方が多いんですけどね。


■最優秀障害馬/キングジョイ(牡7、栗東:増本豊厩舎)
グランドジャンプ勝ちのスプリングゲントとの比較になると思うが、
年間をコンスタントに走り続けたこちらで問題ないでしょう。
来年はエイシン軍団からここを脅かすような強豪が出るといいのですが。


■最優秀2歳牡馬/ローズキングダム(牡2、栗東:橋口弘次郎厩舎)
朝日杯がGIである限り、
ラジニケ杯にどんな強い馬が出てきたとしてもこちらの勝ち馬が最優秀2歳牡馬。
まずは年明け初戦でカッコつけられるか、注目したいですね。


■最優秀2歳牝馬/アパパネ(牝2、美浦:国枝栄厩舎)
まだまだ混戦状態の牝馬戦線で、
2歳女王に輝いた実績は必ず活きてくるはず。
厩舎にすっかり根付いた「栗東留学」のノウハウで、
満開の桜を咲かせられるか。

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いよいよ2009年を総括するエントリーです。
まずは馬券的黒歴史を振り返ります。

■2009年 馬券収支まとめ
・投資:305,500円
・回収:221,250円
・収支:-84250円
・回収率:72.4%

だいたい例年と同じくらい負けました・・
色々と買い方も試行錯誤して、悩ましい1年でした。
春から夏の初め頃は回収率も50%を下回るほどで、
いわゆる暗黒時代に突入。
よくぞマシな負け方まで戻せたもんだと感心しているほどです。
秋の複勝コロガシがうまくいったのがその最たる要因なのですが。

おおまかに、月ごとの動きを振り返ってみると・・

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祝・矢作芳人厩舎 関西リーディング獲得!

これは素直にうれしいね。
開業2年目、06年の初め頃から注目し始めた厩舎が、
瞬く間に成果を上げてこうしてひとつの栄誉を勝ち取った。

昨年の35勝から、12勝を上積み。
音無秀孝厩舎、角居勝彦厩舎、池江泰郎厩舎、池江泰寿厩舎といった名門を抑え、
関西のトップに立った。

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東京大賞典はこの1年を象徴するように、
内田博幸のサクセスブロッケンが武豊のヴァーミリアンを抑え優勝。

サクセスブロッケンはフェブラリーSを勝った後、
なかなか結果が出ませんでしたが年末に大仕事。
2000mで勝てたのは来年に向けても自信になることでしょう。
一方のヴァーミリアンも頑張ってはいますけど、
さすがに往年の勢いは薄れつつありますね。
帝王賞・JBCクラシックは相手に恵まれた感もありました。

そんな時事ネタも絡ませつつ、
2009年のジョッキー勝ち数ランキングを簡単に振り返ってみたいと思います。

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12月27日
◇中山10R 有馬記念
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【有馬記念予想】無責任に◎リーチザクラウン

有馬記念がファンにとって1年の総決算なら、
ここに駒を進めることができた16頭それぞれにとっても、
頑張ってきた1年の総決算ではないだろうか。

出走メンバーたちの、この1年間の戦いを振り返りつつ有馬記念の回顧を進めていきたい。

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12月26日
◇阪神11R ラジオNIKKEI杯2歳S
■レース結果(netkeiba)

「道中は動きやすいところに位置して、うまくレースが運べました。使われるごとに強くなっていますよ。まだまだ伸びシロがあります。見た目も乗り味もよく、潜在能力を感じます。とにかく来年が楽しみになる馬です。無事に行って欲しいですね」 【レース後の武豊騎手コメント−ラジニケ】

来年が楽しみ宣言キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
ヴィクトワールピサが3連勝で重賞制覇。
着差こそわずかクビ差だったが、
スローペースを外から追い込んでいたことや、
余裕たっぷりの手応えを見る限りこれは楽勝。

できることなら、引き締まったペースや揉まれる経験を済ませておきたかったが、
まずは順調に2歳戦をクリア。
新馬戦で顔を合わせたローズキングダムと「2強」を形成し、
勇躍2010年のクラシックへと駒を進める。

・・・・・・
2着コスモファントムとしては、
あれだけ満点に近いレースぶりだっただけに「これで負けたら仕方ない」と諦めるしかなかろう。
それでも、地味キャラながら2歳戦を盛り上げた。
ダートで勝ち上がり、野路菊S2着→萩S1着→ラジニケ杯2着。立派です。

ダノンシャンティが3着。
新馬戦ラスト2Fを11.0-10.9秒の瞬発力勝負を差し切った決め手は評判になっていたが、
2戦目で重賞3着なら今後が楽しみ。
わざわざ内田博幸が乗りに来ていたのもわかる。

ただ、ダノンスパシーバやダノンハラショーとの見分けがつかんのが当面の課題。

4着 ヒルノダムール
馬群を捌いて伸びてきたが、できればもう少し前で立ち回りたかったところ。
重賞でもやれるメドは立った。次に500万下に回るようなら順当に。

5着 アドマイヤテンクウ
未勝利勝ち抜け時の末脚が見栄えするものだったが、続けて重賞での掲示板。
デビュー当時はなかなか結果が出なかったのが、着実に良くなっている。

8着 サクラエルドール
主戦の福永祐一が乗れなかった影響か、まともに引っ掛かる。
それだけにこの結果は度外視できるが、クリアすべき宿題が見つかった。

9着 アドマイヤプリンス
後方ままいいところなし。上がりの脚も平凡。
京都2歳Sで負けた組はレベル的に今ひとつか。
メイショウホンマルも13着に負けてるし。
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12月26日
◇阪神12R 3歳上1000万下
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【複勝コロガシ[17-1]/阪神12R予想】強力3歳世代から・◎ハイローラー
【投資:2,000円 回収:0円】

■馬券
1226阪神12R_馬券


・ラップタイム:12.5-11.0-13.8-13.0-13.5-13.1-12.0-12.2-13.4

うーん、ちょっとペースが落ち着いてしまったなあ。
これは◎ハイローラーにとって厳しい展開。
しかも最もペースが上がったラスト3-2Fのところでマクっていったもんだから、
坂を上がってからの脚色にお釣りがなく追い負けた。4着。

好位2番手で折り合ったアースワンハートが快勝。
昇級後は苦戦が続いていただけに、鮮やかな変わり身だった。
うまくペースも味方した。これは仕方ない。
2着のトーセンスターンも直線勝負にかけ、
ロスのない立ち回りを見せた。これも諦めはつく。

問題は3着のシルクダイナスティ、これよ。
単勝13番人気の超伏兵ながら、
直線大外から吹っ飛んできて波乱を演出。
これさえおらんかったらハイローラーが3着に踏ん張っていたかと思うとウザいw

・・・・・・
これが図らずも09年最後の馬券となりました。
最終成績はどうなったかといいますと・・

(ド ラ ム ロ ー ル)

どん!

つづきは別エントリで。
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大坪元雄&杉本清の最強タッグによる最後のあいさつは思わず感極まった・・
特に大坪さん。
テレビでの解説はこれで引退ということで、
さすがに目には光るものがありました。

いつも淡々と、尺を無視したコメントは柳沼淳子に制止され、
マイペースで解説を続けていらっしゃいましたが、
そのキャリアは何と40年。素晴らしい金字塔ではないですか。

つまりそれだけ名前を呼び間違えられた馬がたくさんいるとい(ry

期間中、体調を崩すようなこともなく、ずっとお元気でした。
「何回レースを見ても、競馬っていいもんですね」と話す表情は実に穏やかで、
この人はホンマに競馬が好きなんやなと改めて感じさせられましたね。

1月から始まる新しい番組は、
これだけ立派に任務を務めて来られた「ホースマン」の後を継ぐという責任を持って、
質の高い競馬中継にしていってもらいたいと思いますね。


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1円たりとも馬券を買わない有馬記念。
こんなこと、本格的に馬券を買うようになってから初めてかもしれない。

・99年◎ツルマルツヨシ
・00年◎テイエムオペラオー
・01年◎トゥザヴィクトリー
・02年◎ファインモーション
・03年◎ツルマルボーイ
・04年◎ゼンノロブロイ
・05年◎ディープインパクト
・06年◎ディープインパクト
・07年◎ロックドゥカンブ
・08年◎マツリダゴッホ

それぞれ、「1年の総決算」として最後の勝負に出た。
そして一度たりとも当たった記憶がない・・
今までは別にそれでもよかった。

しかし、馬券との付き合い方をドライに変えていくと決めた状況下では、
いかにグランプリといえど勝算がないレースに投資することはできない。

これまでと違って、負けると後悔してしまうからだ。

負けることが大半の競馬界において、
負けることを恐れるようになってしまった。

それでも、09年の有馬記念を何らかの形で記憶に留めたい。
無責任な予想ではあるけれど、一応書き残しておくことにした。

◆中山10R 有馬記念
◎リーチザクラウン

はっきり言って勝算なんぞ何もない。
確信を持ってこの馬に◎を打てる人がいたら、
ぜひそのプレゼンを聞いてみたい。

ゲートを出てみないと折り合いがつくかわからない。
テイエムプリキュアほか同型の出方もわからない。
ガチっと折り合ったところで、
どれだけ粘れるかもわからない。

それでも、挫折を味わった菊花賞、ジャパンCに比べれば、
はるかに結果を残す可能性が高い舞台設定であることは確か。
コーナーが6つで息を入れやすいコース、
人気を集める2頭が追込み脚質で前へのマークは薄くなり、
馬場コンディションも前が残りやすい状態。

それに何より、今季ことごとく煮え湯を飲まされた武豊の意地が見たくないか?
指定席だった全国リーディングの座を明け渡し、
GIを勝てたのもウオッカでの2勝だけ。
その最強のお手馬もジャパンCを前に降板を通達され、
日本競馬史上最高ジョッキーのプライドはズタズタにされたはずだ。

武豊と有馬記念といえば、
古くは90年オグリキャップの復活が今も強烈なインパクトを残しているが、
どちらかといえば伏兵とのコンビで善戦しているイメージが強い。
01年トゥザヴィクトリーの3着とか、03年リンカーンの2着とか。

土曜はラジオNIKKEI杯2歳Sをヴィクトワールピサで制し、
2010年の逆襲へ足場を固めたところ。
古馬戦線をリーチザクラウンとともに胸を張って進むためにも、
「やれる」という手応えがほしい。

なあ武豊よ、あんたスゴいジョッキーやろ?
このまま終わっていくような腕前じゃないはず。
最後に「さすがユタカや」と思わせるような騎乗を見せてほしいと思うよ。
すっかり死語になった「ユタカマジック」をね。


○ドリームジャーニー
▲ミヤビランベリ
☆スリーロールス
△ブエナビスタ
△エアシェイディ
△マツリダゴッホ
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さすがに9800円を突っ込むのは恐いので自重w
最終週ですが、もう一回ここから仕切り直し。

◆阪神12R 3歳上1000万下
◎ハイローラー

前走はフリソの決め手に屈したものの、長くいい脚を使って2着。
さすがにハイレベル3歳世代のオープン特別で揉まれたキャリアはダテではない。
3走目ならまだ上積みも見込めるし、
先週に引き続き時計の掛かるダートもマクリ戦法に向くはず。

直接対決で2戦2敗のアドマイヤシャトルが強敵だが、
あちらが休み明けの分だけ付け入る隙は十分にあるだろう。
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全国リーディングの座を内田博幸に明け渡すことが決定的となった武豊さん。
3年連続で年間200勝を達成していた「ひとり勝ち」の時代は終わりを告げ、
いつでもどこでも人気馬に乗れるという環境ではなくなった。
それだけに、勝ち数が減るのは仕方ない。
むしろ、このチグハグな状況ながら、
2位に30勝近い差をつけて関西リーディングの座を守っている点には感心させられる。

とはいうものの。

重賞戦線、特にGIでロクに注目されない境遇を見ると、
さすがにちょっと寂しい。
これを見てごらんよ。

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今年はほとんどGIの馬券を買うことがありませんでした。
もちろん最後も買うつもりはこれっぽっちもないのですが、
1年を締めくくるレースなので簡単に展望くらいは書いておこうかなと。

皆さんの健闘を祈りつつ。

【有馬記念出走予定馬(12月23日現在)】
■3歳
・アンライバルド(デムーロ)
・スリーロールス(浜中)
・セイウンワンダー(藤田)
・ブエナビスタ(横山典)

・イコピコ(内田博)
・フォゲッタブル(ルメール)
・リーチザクラウン(武豊)


■4歳


■5歳
・ドリームジャーニー(池添)


■6歳
・テイエムプリキュア(熊沢)
・マイネルキッツ(三浦)
・マツリダゴッホ(蛯名)

・ネヴァブション(北村宏)
・ミヤビランベリ(吉田隼)


■7歳
・シャドウゲイト(田中勝)

■8歳
・コスモバルク(五十嵐冬)
・エアシェイディ(後藤)


無意味に世代別にカテゴライズしてみたが、
3歳がこれだけ出てくるって珍しい気がする。
それだけ古馬勢が甘く見られてるってことかもしれんけど。

あとは元気な6歳勢。
あまり人気にはならなさそうだけど、
それがかえって魅力的なのかもしれない。

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12月20日
◇阪神12R 3歳上1000万下
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【複勝コロガシ[16-2]/阪神12R予想】◎メイショウセンゴク
【投資:3,400円 回収:9,860円=複勝◎290円×3400

■馬券
1220阪神12R_馬券

久々に「取ったぞー!!」と夕日に向かって叫びたくなるような当たり馬券です。
枠順、馬場、展開すべて読み通り。

上がり3Fが39.2秒もかかる、先行馬にとって地獄のようなラップを、
外から◎メイショウセンゴクが涼しげに突き抜けて快勝。
ここ数戦は速い時計の決着に苦戦していた。
それだけに、このコンディションは願ってもないチャンスだった。
幸さんの騎乗も「直線勝負で間に合う」と自信を持っての後方待機。
直線入り口でメイショウヨシヒサの前を横切った時は「審議か!?」と冷や汗をかかされたが、
結局、青ランプが灯ることもなくすんなりと確定した。

直線は見ていて気持ちよかったなあ。
でも、残り200mくらいでもう3着以内は確信できたもんだから、
逆に興奮できなかったくらい。と贅沢を言ってみるw

・・・・・・
2着も後方待機から脚を伸ばしたユノゾフィー
こちらは馬群を捌いて伸びてきており、
勝ち馬とは枠順が逆であれば結果も違っていたはず。

関東からやってきた謎の伏兵トムトムが3着。
それでも単勝は7番人気だったので、
密かに期待されていたのかもしれないが。トムトム。
しかも先行した中では唯一踏ん張っており、
あるいは一番強い競馬をしたのはこの馬かもしれない。トムトム。

メイショウヨシヒサは内へのササり方が尋常じゃなかった。
3角から鞍上が懸命に矯正しながらのコーナリング。
直線でもほとんど追えていなかった。
にもかかわらず勝ち馬らと並んで最速タイの脚は使えている。
今後は左回りに拘って使っていくべきだろう。

・・・・・・
最後に、馬群に沈んでしまったワールドワイドについて。
だいぶイジメられてましたね。
好位で落ち着く間もなく、
外からどんどん来られて位置取りを下げざるを得なくなり、
直線でもバテた先行馬が邪魔になってロクに追えず。
決して失速したわけはなく、
あのポジションに追いやられたのが・・

それを回避できなかった武豊の騎乗も誉められたものではないが、
個人的な意見では「やっぱ枠やろ」と。
前走14番枠で、今回8番枠では外から来られるリスクも当然高まる。

枠って大事だよね。

・・・・・・
ところで、たった2コロで9860円まで来たもんだから、
コツコツやることがバカバカしくなってしまったんだけどどうしましょうw
ちょっと方向性を見失ってしまいそうで怖いです。
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12月20日
◇中山10R クリスマスC
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【複勝コロガシ[16-1]/クリスマスC予想】◎ドリームゼニス
【投資:2,000円 回収:3,400=複勝◎170円×2000

■馬券
1220クリスマスC_馬券

◎ドリームゼニス、紙一重で1コロ成功。
あわやランフォルセと同様、壁にぶち当たって沈んでいるところでした。
ただ、外に持ち出す場面はなかったし、
そもそも内を突いていなかったら3着にも届いていなかったかも。
結果オーライとはいえ、よくぞ着を拾ってくれました。

これまでの実績でいうと、
序盤はゆったり流れて切れ味勝負になった時の方が強そうなんだけど、
こういうせわしない展開でも力は出せるということを証明できたのでは。

・・・・・・
一方、9Rに続き三浦皇成は不完全燃焼。
2番人気のマイネルエルフは直線で進路を失い後退。
そのまま追われることもなくずるずると失速し、シンガリ16着に敗れた。
勝負は時の運というが、
ここまで続くと根本的なところに問題があるのではと考えてしまう。
状況判断力に磨きをかけて、
上位人気馬の手綱を数多く任されるにふさわしいジョッキーになってほしいと思う。
それまでは・・買わない方がいいのかもしれない。
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12月20日
◇阪神9R 猪名川特別
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【複勝コロガシ[15-1]/猪名川特別予想】◎ロードアリエス
【投資:2,000円 回収:0円】

■馬券
1220猪名川特別_馬券

ランフォルセ・ショックも冷めやらぬ中、
今度は阪神で鉄板級ロードアリエスが失速。
敗因はペースなのかな。
もう少し後続にも脚を使わす展開になればよかったのだが、
ホシシャトルに先手を取られたせいで主導権を握りきれなかった。
そうこうしているうちに、
直線入り口で早めに後ろから差を詰められ、
追い比べになったところで瞬発力の差が出てしまったのかなと。

結果論だが、ヘアピン形状のコース設計は向いていないのかも。
たとえば京都の2000mとか、
コーナーが多くて先行力を活かしやすい条件の方がよかったのではと反省。
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12月20日
◇中山9R 千葉テレビ杯
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【複勝コロガシ[14-1]/千葉テレビ杯予想】3歳ダート戦線より、◎ランフォルセ
【投資:2,000円 回収:0円】

■馬券
1220千葉テレビ杯_馬券

関東のレースは普段あまり見てないからわからないけど、
三浦皇成くんっていつもああなの?
単勝2倍を切るオッズの馬に乗って、
あれだけ無策で馬群に包まれて、直線で挟まれ急ブレーキで圏外とか・・

以下、ラジニケのコメント。

「4コーナーで馬群が固まりそうになるとブレーキをかけてしまうんです。
4コーナーの捌きさえよくなってくれば、アッサリなんですが、
いい馬だけに本当にもったいないです」


「アッサリ」なのであれば、
馬群が固まりそうになる前に外に出そうとしたのだろうか。
ブレーキをかけてしまうような状況を避けることはできなかったのだろうか。

それとも、そんなリスクを頭に置くことなく、
鉄板級と思い込んで馬券を買ったこちらに責任があるのだろうか。

次は後藤浩輝にでも乗り替われば、期待できるでしょう。
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12月20日
◇中山11R 朝日杯フューチュリティS
■レース結果(netkeiba)

どうしよ、キングカメハメハ産駒強えぇぇ!
2歳女王アパパネに続きローズキングダムが朝日杯を制し世代王者に。
これはもうジューダの将来も約束されたようなもんですな。
・・逆に走らなかったらスティルインラブに100%の責任があるわけですけど。

それはさておき。
実にスマートな内容で勝ったローズキングダム
別に枠順に恵まれたわけでもなければ、
相手が弱かったわけでもない。
余裕たっぷりに抜け出したエイシンアポロンを、
あっさりと捕まえた末脚は非常に見栄えするものだった。

3戦3勝。
新馬→東スポ杯2歳S→朝日杯FSと無傷の3連勝。
これも実に見栄えのするキャリア。
もしかしたら、ミホノブルボンやらナリタブライアン級に強いかもしれんよ。

とりあえず、注目は次走かな。
昨年もセイウンワンダーについて、
弥生賞前にこんなことを書きました。

■【弥生賞展望つづき】アーリーロブスト、いい感じ。【豪華ふろく付き!?】
>朝日杯FSの勝ち馬の年明け初戦が近年あまり振るわない。
>最後に3歳初戦を勝利で飾った馬となると、
>03年のエイシンチャンプ(弥生賞1着)まで遡る必要がある。
>昨年のゴスホークケンを除き、
>決して大敗しているわけではないのだが、
>初戦でつまづいてそのままリズムに乗り切れない例が多い。
>コスモサンビームとか、マイネルレコルトとか、
>フサイチリシャールとか、ドリームジャーニーとか・・
>3歳春にひとつも勝ててない馬ばっかり。
>やはり2歳の身で、高速馬場のGIを経験すると過剰な負担がかかるのかな。


コイツなら、ジンクスを打破できそうな気がしてきた。
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12月20日
◇阪神11R 阪神C
■レース結果(netkeiba)

思わず警察に通報したくなるほどの、変態的勝ちっぷり。
キンシャサノキセキが大出遅れをやらかしながらも、
大外をグングンとマクって差し切った。
しかも直線でぎりぎり間に合ったとかそんなんじゃない。
4角ではすでに前を射程圏内に捕らえ、
早めに先頭に立ってサンカルロ、プレミアムボックス以下を完封。

素晴らしいハイパフォーマンスだった。自作自演ですけどw

残したインパクトは間違いなくGI級だった。
最大目標となるであろう来年の高松宮記念で、
念願のタイトルを手にすることができるだろうか。
そのポテンシャルに見合うだけの、ビッグタイトルを・・

それにしても精彩を欠く時期が続き、
このまま終わっていくんじゃないかと心配させられたが、
C.スミヨンとM.デムーロの2人が闘争心への再点火に成功させたね。
逆に「高松宮記念では誰が乗るのか?」が懸案材料になりそうだけど。
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12月20日
◇中山11R ディセンバーS
■レース結果(netkeiba)
【投資:2,200円 回収:0円】

■馬券
1219ディセンバーS_馬券

なんでショウワモダンが良馬場なのに走るのか。
いや、それ以上にタガノサイクロンがなんで芝で走るのか。

◎トウショウシロッコの複なら確実だと思ったんですけどね。
スローペースで外を回されたのと、
予定外の穴馬の激走にやられたって感じ。

ま、こんくらいでいいでしょう。
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12月19日
◇中京7R 3歳上500万下
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:複勝コロガシ[13-1・改]/中京7R予想】怒りの連闘・◎ベルモントサーガ
【投資:2,000円 回収:2,200円=複勝◎110円×2000

■馬券
1219中京7R_馬券


執念の連闘を敢行した◎ベルモントサーガが快勝。
逃げて徹底マークに遭った前走の反省を生かしてか、
3番手インに控えてスパートのタイミングをうかがう位置取り。
後ろからの追撃がなかったこともあって、
4角手前から余裕を持って追い出しにかかり、
直線で前を競り落とす危なげない内容だった。

こういう勝ちっぷりを見ると、
ゴチャついた展開に巻き込まれた先週のレースがいかに不運だったかということがわかる。
普通、あそこまで激しく競られることはあまりないわな。

この1勝で矢作厩舎は関西リーディングに浮上。
最終週の行方にも注目!!
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12月19日
◇中京11R 愛知杯
■レース結果(netkeiba)

馬柱もロクに見ないままレースが始まり、そして終わっていった。
しかも結果を知ったのは日曜になってから。やる気なさすぎw

それでもリトルアマポーラが勝ったのは、
大したもんだなと思いましたよ。
同期のGI馬・レジネッタやトールポピーの近況が目も当てられぬ惨状だけに、
G3とはいえよくぞ復活したものだと。

で、そのトールポピーは16着。
単勝12番人気とファンから見放され、
主戦の池添謙一にもメイショウベルーガを選ばれる形で見放され、
もはや手の施しようのない状況に追い込まれた。

メイショウベルーガはエリザベス女王杯5着と目下好調。
最後は外から差して届かなかったものの3着と、
相変わらず末脚が切れるところを見せた。

レインダンスとか、アルコセニョーラとか、
牝馬重賞戦線でずっと頑張ってきているベテラン牝馬が徐々に衰えを感じさせている。
ウオッカとかダイワスカーレットとかと一緒に走ってると、きっと疲れたことでしょう。
早めに繁殖入りしたほうがいいんじゃないかなと、つい余計な心配をしてしまう。

もっともアルコセニョーラあたりは、
単に展開が向かなかっただけでまた福島でガツンと大仕事するかもしれませんが。
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きょうの『ドリーム競馬』放送終了直前に、
柳沼淳子がドサクサに紛れてとんでもないことを発表した。

「『ドリーム競馬』は来週が最後の放送となります」

な、なんだってー!?
ちょっと、競馬中継どうなるん。
まさか最悪と評判の名高いフジ系制作のものが全国ネットになるとか、
そんな悲惨なことにはならへんやんな?

お願いします、続けてください『ドリーム競馬』。
ヤギジュンの危なっかしい司会進行も我慢するし、
阪神Cのこと聞かれてるのにローズキングダムのことを1分弱も話し続ける、
大坪元雄さんの解説も我慢するから・・
(この時の杉本清さんのフォローはさすがだったw)

と言いながら、微妙にタイトルだけ変えて、
年明けからシレッと「新番組」が始まりそうな気もするが。

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ローズキングダム、カッコよかったですね。
それはさておき、本日最後の勝負を。

◆阪神12R 3歳上1000万下
◎メイショウセンゴク

人気は武豊のワールドワイド。
前走が僅差の2着で、力上位は明らかなのだが、
外にティアップワイルド、ブラックカシミールと先行馬が揃い、
序盤をうまくやり過ごせないと競り込まれる恐れがある。

もし展開が乱れるようなら、
時計のかかる馬場も味方につけ差し馬の台頭が期待できる。

メイショウセンゴクの前走はワールドワイドから0.4秒差をつけられた3着。
一見、完敗の内容だったが3角で手綱を引く場面があるなど、
決して順調なレースぶりではなかった。

今回はさらに外の14番枠をゲット。
これなら序盤はじっくり構えられるし、
4角手前から徐々に進出する形になれば追込みが届く。
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ロードアリエスまで沈んでしまった。
ちょっと大変なことになっていますが、
もうちょっと頑張ってみます。

◆中山10R クリスマスC
◎ドリームゼニス

前走は2000mでちょっと距離が長かったようだ。
元来はマイル戦前後で力を発揮してきたとおり、
距離短縮で巻き返す。

・・って説得力ないなあ。
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ランフォルセ、というか三浦皇成に一杯食わされました。
あんなとこで挟まれてたらどうしようもないわ。

まだ使える資金は残っているので、再チャレンジ。

◆阪神9R 猪名川特別
◎ロードアリエス

準OPでも好走歴のある実績馬が、
休み明けハナ差2着を叩かれ順当に勝機を迎えた。
一方で通算1勝、芝では未勝利と「あとひと押し」が足りない現状だが、
逃げてよし、控えてよしと展開に左右されない脚質は安定感抜群。
地力通りなら、まず崩れることはないだろう。
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きのうはベルモントサーガ@中京7Rで1コロに成功しやれやれ・・
と思っていたのだが、
あろうことか中山11RディセンバーSでトウショウシロッコに手を出してしまい撃沈。

「どうせ今年もあと2週間分しか開催がないんだから、エイヤーで行ってしまえ」
的な気持ちが余計なことをさせているようです。

でも今日もエイヤーで行ってしまいそうですw

◆中山9R 千葉テレビ杯
◎ランフォルセ

まずはこれで大丈夫でしょう。
ハイレベルの3歳ダート戦線において、ヒヤシンスS2着の実績が光る。
9カ月ぶり(2着)を叩かれての休み明け2走目で、
中山ダート1800mは2勝を挙げている条件でもある。
相手もさほど強力ではなく、
スムーズに回ってさえ来られれば順当に勝てるはず。
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せっかく朝9時半に起きたのに、
中京1Rのオッズ見たら「9番 パルラメンターレ 1.0-1.0」だとさ。

なめんなよ。

もちろん、当てても意味のない馬券を買うわけにはいかずスルー。
そして二度寝して今ここに復活してきたわけだ。

◆中京7R 3歳上500万下
◎ベルモントサーガ

怒りの連闘、である。
前走は思いも寄らぬ厳しい展開となり、複勝圏内を外す5着。
それでも徹底的にマークを受けながら0.5秒差まで踏ん張った内容は、
「負けて強し」の印象を与えるものだった。
また、地味だがゲートの出が甘く、
最初にハナに立つまでに余計に脚を使ったのも敗因の一つ。

もちろん今回も同じコースだけに、
出入りの激しい競馬になる可能性はある。
それだけに序盤は何か他の馬をペースメーカーとして逃げさせておいて、
2周目3角あたりからロングスパートに出る戦法が有効。
すぐ隣のスパートパルスが減量を起用しており、
積極的に逃げに出るのではないだろうか。

メンバー全体を見渡せば先週よりも楽になった感は強く、
今度こそ勝ち切れるものと期待している。
厩舎の関西リーディング獲得にも、一役買ってくれるはず。
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◆中京1R 2歳未勝利
◎パルラメンターレ

昨日書いたとおり。
新馬戦の内容は、2戦目で勝ち上がれる確信を与えるものだった。
先行タイプで中京1700mは打ってつけの条件。
まず普通に走れば勝つだろう。

敵はJRAプラス10でもどうしようもない、元返し「複勝1.0倍」くらい。
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JRAの公式サイトに「非抽選馬」、「非当選馬」が表示されるようになっとる。
いつから?

今週は土曜に結婚式があって、どうせ夜中まで飲んでるのでロクに予想する時間がありません。
金曜の夜は二次会MCの準備があるしね。
なので早めに複コロの駒をピックアップしておいた。

まだ枠順が決まってないので精査が必要だけど、
とりあえずリストアップしておいて損はあるまい。

先手必勝という言葉がある通り。

12月19日
■阪神
・5R_2歳未勝利/レーヴドリアン(藤岡佑)
・12R_3歳上1000万下/タガノクリスエス(福永)

■中山
・11R_ディセンバーS/トウショウシロッコ(吉田豊)

■中京
・1R_2歳未勝利/パルラメンターレ(北村友)
・7R_3歳上500万下/ベルモントサーガ(デムーロ)
・8R_3歳上500万下/ハッピーパレード(池添)

先週のミスショットで中京には懲りたつもりなのだが、
まさかの3頭ピックアップw
中でも1Rのパルラメンターレには魅力を感じる。
前走の新馬戦はソリタリーキングとの一騎打ち。
わずかに敗れたとはいえ、
レースの主導権を握っていたのは明白だった。
3着との着差は9馬身。今回は負けられないところ。

ベルモントサーガはよもやの連闘。
厩舎公式のBlogには「暮れに何とか」と書かれていたのだが。
しかし2週続けてダート2300mとか大丈夫なんかw

ハッピーパレードはすっかり話題にもならなくなった浩大からの乗り替わり。

阪神では12Rのタガノクリスエスかな。
距離はたぶん1800mがベスト。牝馬限定の平場なら負けられない。
同じ松田博資厩舎のレーヴドリアンは新馬戦の末脚に見どころがあった。

中山からは少頭数のメイン・ディセンバーSのトウショウシロッコ
この時期、このコースでは非常に安定して走っている印象がある。


12月20日
■阪神
・12R_3歳上1000万下/ワールドワイド(武豊)

■中山
・9R_千葉テレビ杯/ランフォルセ(三浦)
・12R_幕張特別/エックスダンス(安藤勝)

日曜は中山の特別2クラがいい感じ。
9R千葉テレビ杯のランフォルセは休み明け前走で2着。
周知の通りハイレベルと名高い3歳世代のダート戦線でヒヤシンスS2着の実績が光る。

最終の幕張特別はエックスダンスでどうでしょう。
福島で勝ち切れる器用さが小回りで生きる。

あとは阪神最終のワールドワイド
前走同様、外枠を引ければ堅実に走れるはずだ。
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12月13日
◇中京7R 3歳上500万下
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【複勝コロガシ[12-2・改]/中京7R予想】◎ベルモントサーガ
【投資:2,400円 回収:0円】

■馬券
1213中京7R_馬券


◎ベルモントサーガは5着。
管理する矢作芳人厩舎のBlogを引用しつつ話を進めましょうか。

■先週のレース回顧(矢作芳人厩舎オフィシャルブログより)
一番悔しかったのは
期待していたベルモントサーガ。
身内のゴーアップドラゴンに競られて
レースを壊されてしまった。
あの展開でよく5着に残ってくれたと思うし
あらためて地力の高さを示したといえる。
今回は残念だったが
暮れにもうワンチャンス!
次こそ結果を出したい。


私なんかがゴニョゴニョ言うよりも、
矢作先生の言葉がすべてを物語っていると思う。

1周目のホームストレッチでゴーアップドラゴンが競りかけてきたとき、
思わず「しまった!」と頭を抱えた。
ここは中京2300m。
東海Sでウォータクティクスがチンチンにされた舞台。
人気の逃げ馬にとっては受難のコースではないか・・と。

かくして悪い予感は的中。
3角手前からスパークルシチーをはじめ次々と有力馬がスパートに入り、
ベルモントサーガもそれに応戦し早々と手綱を押して行かなければならない展開。
これは厳しかった。
師の言うとおり、むしろよく5着まで残ったと感心したものだ。

・・・・・・
そもそも福島からの転戦だったが、
やはり強い関西馬が参戦しやすい中京の方がレベルは一枚上かも。
その証拠に、福島でベルモントサーガともども好走を続けていたスリーサンカリスマが、
6着に敗れていたことからもわかる気がする。

暮れにもう一度使うとのことだが、果たして。
少しでも人気を落とすようなら再度狙ってみたい気もするが、
いかんせんゲートが開いてみないと展開がどうなるかわからないから・・

いや、ゲートが開いてからでも展開がどうなるかわからない。
それが中京2300mの恐ろしさである。
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12月12日
◇阪神7R 3歳上500万下
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【複勝コロガシ[12-1]/阪神7R予想】◎クレスコワンダー
【投資:2,000円 回収:2,400円=複勝◎120円×2000

■馬券
1214阪神7R_馬券

◎クレスコワンダーは行きっぷりが悪く後方から。
直線では一頭だけ末脚を伸ばしてきたが、
この高速決着ではさすがに届かない。3着が精一杯だった。
とはいえ4着には6馬身差。
この後はひと息入れられるようだが、
戦線復帰後も安定株として使えそうだ。

それにしてもナムラタイタンの勝ちっぷりは鮮やかだった。
ハイペースを2番手で追走すると、
直線で抜け出しライフストリームの追撃を完封。
勝ち時計1:22.9は500万下では出色。
しかもそれを骨折休養明け、さらにはキャリア2戦目でやってのけるのだから恐れ入る。
次も楽しみ。もちろん3連勝の可能性も十分。
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12月12日
◇中京11R 中日新聞杯
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【複勝コロガシ[12-2]/中日新聞杯予想】◎トーセンジョーダン

未だにビックリするわ。
まさか1角シンガリとはな、トーセンジョーダン
大外発進ながら、全然押して行かんのを見て「何をやっとんねん」と。
てっきりわかってると思ったけど、
C.スミヨンはこのレースの勝ち方を心得てなかったようだ。
調教師の指示だとは思えないし、
そもそもタメてズバッと切れるようなタイプだったっけ?

実際、際どくなった3着争いで、
チョウカイファイトを差せなかったあたりに、
差し馬としての限界を感じずにはいられなかった。
昨年、葉牡丹賞やホープフルSを強気の先行策で押し切ったレースぶりを思い出してほしい。

たとえばアーネストリーのような、ね。
引き締まったペースを好位5番手から追走。
3角過ぎから先行勢の手応えが徐々に怪しくなる中、
一頭だけ余力たっぷりに進出すると、
逃げ込みを図るドリームサンデーをゴール前でピタリと捕らえてみせた。

佐藤哲三は先週のエスポ君に続いて重賞制覇。
強い馬に乗ると本当に強い勝ち方をするジョッキーですね。
これで晴れて、
「佐々木晶三厩舎の長距離砲史」の1ページを飾ることとなったアーネストリー。
ヨーイドンになるとまだしんどそうで、
気性的にも成長の余地がまだありそうだが、順調に育っていってほしいもの。

・・・・・・
2着のドリームサンデーも、ハイラップを刻みながらよく踏ん張っていた。
直線半ばでは完全に勝ったと思わせるほどのリードがあった。
先週の秋山真一郎は乗れてたね。「WVJ」に入れるの忘れてたわ。

ところで北村友一っていつ戻ってきたの??
先週からか。
彼は重賞を勝てる運を持ってるジョッキーですからね。
まだそんなにネームバリューはないけれど、
ちょいちょいまた穴を出しそうな予感。

ナカヤマフェスタの負けっぷりとかはよくわからんのでスルー。
ま、ステイゴールド産駒らしいっすねということで。
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12月13日
◇中山11R カペラS
■レース結果(netkeiba)

昨年の第1回カペラSの思い出といえば、
ヨシトミさんの「いやあ、みんな速かったなあ」くらいしかありません。
いや、確かビクトリーテツニーの追込みもすごかったか。

それに比べると今年は好位組での決着。
後ろから突っ込むにはちょっと展開がつらかった。

1番人気のダイワディライトが押し切りにかかったところを、
内から関西馬ミリオンディスクが強襲。
村田一誠って勝ち数の割に重賞勝つよね。

何となく思い出に残っているのは、
中央に出戻ってきた初戦の500万下を幸さんで楽に逃げ切ってしまったレース。
さすが新馬戦で1番人気に支持されただけのことはあると感心したものだ。

デビュー戦5着の後、
約1年の休養を挟んでの復帰戦は園田で迎えた。
すでに中央の3歳未勝利戦は終了している時期。
普通ならもう抹消されてもおかしくない境遇ながら、
諦めなかった陣営の執念が実った初重賞だった。

初重賞までの1年半は、あっという間に感じられたことだろう。
空白の1年に比べればね。

なかなか努力が報われづらい世界だからこそ、
たまにこういう「ええ話」に巡り会えるとうれしくなります。
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12月13日
◇阪神11R 阪神ジュベナイルフィリーズ
■レース結果(netkeiba)

みんなよくこの難解なレースの馬券が買えるなあ・・
もう最近は考えるだけムダ、どうやっても当てられへんわと諦め気味です。

そんな冷めた立ち位置からメモ程度に。


1着 アパパネ
赤松賞がインパクト十分の勝ちっぷりで、GIでも通用しそうな雰囲気はあった。
それだけにこの結果も期待通りといったところ。
関東馬劣勢の中で、マツリダゴッホやマイネルキッツでGI戦線を盛り上げる国枝栄厩舎は、
実は関東最強の厩舎じゃないかと考えている。

そして例によって管理人は、
2年目のキングカメハメハ産駒の大活躍ぶりに勇気づけられるのであった。
ジューダもきっと、頑張ってくれるはずだ。


2着 アニメイトバイオ
4頭しかいなかった関東馬のワンツー。
京王杯2歳S2着の脚力はダテではなく、
距離延長でもしっかり末脚を伸ばして食い下がった。


3着 ベストクルーズ
鞍上のコメントにもあった通り、距離が延びてより持ち味が発揮できそうな馬。
だからこそ阪神のマイルで好走できたというのもあるだろう。
ただ、クラシックとクロフネは今ひとつリンクしないイメージもあって・・


4着 ラナンキュラス
ファンタジーSからの巻き返しはならず。
しかし、どうにか掲示板を確保し、希望の灯火は消えずに済んだ。
ちょっと劣勢になってしまった感もあるが、まだ来年も戦える。


5着 シンメイフジ
痛恨の出遅れ。外から追い込むも届かなかった。
上がりの脚でも勝ち馬には及ばず、やや力負けの印象を受けた。


6着 タガノエリザベート
ファンタジーSと同様、終いの脚は際立っていたが届かず。
なかなかああいう追い込みは連続して決まらんわな。
こういうタイプは人気薄でこそ、って気もするしね。

・・・・・・
人気上位6頭が、順序こそ変われどそのまま6着までを独占。
おおむね下馬評通りの結果となった。
ところでここに出てきてない牝馬で強いのっていたっけ?
ディープデザイアとか?

以上、まったくエネルギーを感じない阪神ジュベナイルフィリーズ回顧でした。
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こんばんは。
あしたは有休を取ります。
決してのんびりしてるほどヒマじゃないんですけど、
ここ数ヶ月ずっとガリガリやってたもんで、
たまにはいいかなと思ってワガママ言わせてもらいました。

逆に言うと、「おめえが1日休んだってさほど影響ナシ」ってことですけどね。
それは自覚してますし、だからこそ休んでやった的な部分はあります。

さて、平日にのんびりできるなんて久しぶり。
特にやることは決めてないですけど、京都に行こうかなと考えています。

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◆中京7R 3歳上500万下
◎ベルモントサーガ

現在、関西リーディング2位の矢作芳人厩舎。
首位の音無秀孝厩舎を2勝差で追う中で、
今週、最も計算できる駒として考えられているのがベルモントサーガ
ダートの長距離戦を先行して粘り込む戦法が板につき、
前走も2着に敗れたとはいえ内容は危なげなかった。

決め手には欠けるタイプなので勝ち切れる保証はないが、
まず崩れることはないだろう。

相手は前々走で先着を許しているスリーサンカリスマ、
現級実績上位のベルフリーあたりが要警戒。
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九死に一生スペシャル。
危うくC.スミヨンのどうしようもない騎乗に頭を抱える目に遭うところでした。
奇跡的にトーセンジョーダン@中日新聞杯の馬券をパス。

ただ、その理由は情けないもので・・

直前になってイヤな予感がした、とかならまだいいんですけど、
ただ単純に買い忘れてて締め切られただけだという。
ちょうどその時間は天皇杯の仙台×川崎をBSでやっていて、
延長後半に差しかかっていた頃だったんですね。

「仙台踏ん張らんかい!!」とゲキを飛ばすのに必死。
試合終了のホイッスルが鳴り響き、
やれやれとPCの時計に目をやると「15:34」。

(; ̄Д ̄)ガーン

慌ててPATで投票操作をしたもののタイムアウト。
完全にやらかしてしまいました。

しかしそれが複勝の神による救いの手だったとは知らなかった・・!
まさか1角をシンガリで回るとは思わんわ。
本当に助かりました。

ありがとうベガルタ仙台。


【あしたの複コロ候補生たち】
■阪神
・2R_2歳未勝利/マージービート(武豊)
・12R_御影S/セイクリムズン(幸)

■中山
・8R_3歳上500万下/アポロラムセス(戸崎圭)

■中京
・7R_3歳上500万下/ベルモントサーガ(中舘)
・8R_3歳上500万下/ダノンジュンコウ(佐藤哲)
・12R_伊吹山特別/ローズカットダイヤ(秋山)

さて、どないしましょうかね。
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クレスコワンダー@阪神7Rで1コロに成功。
予定では次はスタッドジェルラン@鳴海特別なのだが、これはパス。
あまりダッシュが速い馬ではないので内枠がちょっと心配で。
エスポワールシチーばりの先行策でも取れれば大丈夫だろうけど、
ちょっと不確定な要素が多いのでね。

なので次はこれ。

◆中京11R 中日新聞杯
◎トーセンジョーダン

展望で書いた通りなので説明は不要でしょう。
気になる枠順は何と大外枠に決まったが、
もともと好位を取れるダッシュ力があるので問題ない。
1角までにある程度インに入っておけば。

きょうはC.スミヨンも8R終了時点で【2.1.0.1】と好調。
気分よく重賞制覇といこうではないか。

それではレースを楽しみにしているぞ。
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■本日の複勝コロガシ候補生たち
・阪神7R_3歳上500万下/クレスコワンダー
・中京10R_鳴海特別/スタッドジェルラン
・中京11R_中日新聞杯/トーセンジョーダン

うまくいくようなら全部コロがしにかかろうと思っています。
なのでまずはその先陣を切って。

◆阪神7R 3歳上500万下
◎クレスコワンダー

ダートに転じての2戦が2→3着。
1000万下をレコード勝ちしたサマーウインドに迫る脚を見せるなど、
適性の高さを示している。

前走は後ろから差され、前も捕らえられないやや期待外れの内容ではあったが、
プラス12キロの馬体重からも、状態面に問題があったと見る。

強敵は前走で先着を許し、武豊を配してきたライフストリーム。
しかし前々走では0.9秒先着しており、
地力ではこちらが上に違いない。
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まずはこちらをご覧ください。

06年:■来季へ向けトーホウアランが弾む!≪中日新聞杯ほか予想≫

07年:■勢いに乗ってサンライズマックス初重賞へ。[中日新聞杯ほか予想]

08年:■再び古馬をまとめて一蹴!◎ヤマニンキングリー【中日新聞杯予想】

ローカルのハンデG3という難解っぽい条件なのに、
なぜか3年連続的中と好相性を誇る中日新聞杯。
こういうのは大事にしたい。
かつて同じく「得意な重賞」と自信を持っていた京都牝馬Sとか、
今や手のつけられない状態になってますから。

狙いは明らか。
「斤量に恵まれる3歳馬+好位置を取れる外国人ジョッキー騎乗」でいい。
だから今年の場合、見極めのポイントはひとつに絞られる。

トーセンジョーダンでいいのかどうか。

クラシックを棒に振り、
ようやく前走アンドロメダSで戦線復帰を果たした3歳の強豪。
前走も2着だったとはいえ、
早めに先頭に躍り立ち3着には2馬身差をつけた。
約9ヵ月ぶりの実戦であれだけ走れれば、
今回期待を寄せたくなるのは当然だろう。

鞍上はC.スミヨン。
先週のステイヤーズSではフォゲッタブルを勝利に導き、
来日して2つ目の重賞をゲット。
充実した滞在期間を過ごしている。
コンビを組むのも二度目で、手の内に入れているのではなかろうか。

開幕週だけに、求められるのは高速決着への対応力と先行力。
2000mの持ち時計2:00.4そのものは平凡に映るだろうが、
これが2歳の暮れに叩き出されたものであれば価値は高い。
前走もソツなく中団から馬群を捌いて脚を伸ばしており、
いわゆるジャングルポケット産駒らしい無骨な印象は受けない。

・・・・・・
好調アーネストリー、重賞2勝馬ナカヤマフェスタあたりと人気を分け合うことになるだろうが、
おそらく好勝負に持ち込めるはず。

土曜の複コロは、コイツでもいいんじゃないかと考えている。
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久々に顔から血の気が引くほどのショックを受けた。
だから眠くても久々に野球のことを書く。

■現役引退選手について(阪神タイガース公式)
阪神タイガース 赤星憲広選手(33)が今季限りで引退することとなりましたので、お知らせいたします。

■赤星選手が引退記者会見(阪神タイガース公式)


一時代を築いた選手の引退というものはどの球団であっても寂しいものだが、
それが予期せぬ形で、しかも阪神の選手だと衝撃の度合いも大きい。

ましてやそれが赤星憲広なのだからなおさらだ。

戦力的にも非常に頼りになる選手だったし、
「日本一、足が速い」と胸を張って誇れる選手だった。
170cmに満たない小さな身体、やせこけた頬で見せるガッツあふれるプレーは、
同じく華奢な私にとって勇気づけられたものだった。

思い出に残っている試合がある。
03年の・・いつかは忘れたけど横浜戦。
まだライトスタンドでメガホンを叩きながら応援していた時期だった。

誰が打ったかも忘れたが三塁線を破る長打コースの打球で、
一塁走者だった赤星は瞬く間に二塁を蹴ると、
迷わず三塁も蹴ってホームへ突入。
カットマンの遊撃手・石井琢朗が、
本塁ではなく三塁を振り返るほどのタイミングだったのだが、
トップスピードに乗った赤星は止められない。

石井からすれば「いない!?」って感じだっただろう。
結局、バックホームすらできずに生還。
いっしょに見ていた友人とは、
アホみたいに「速えぇぇぇーー!!」としばし絶叫。
まさに、走塁だけでお金を払う価値のある選手だった。

・・・・・・
それだけに、体に不安を抱えながらプレーする近年の姿は痛々しいものがあった。
引退を決めた理由も、
再発することで生命に危険を及ぼす可能性があるとあっては仕方ない。

名残惜しいが、これ以上は無理を望んではいけない。
本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

体は小さくても、大きな大きな赤い星でした。
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12月6日
◇中山11R ターコイズS
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【複勝コロガシ[11-2]/ターコイズS予想】◎サクラミモザ
【投資:2,400円 回収:0円】

■馬券
1205ターコイズS_馬券
明らかに、いつもとは違う狙い方。
まだ2コロめ、金額も2,400円と最低ラインに近い段階だったからこその選択だったとは思う。
複勝オッズも3倍前後。
「高くても150円まで」がお決まりだっただけに、これは異質。

別にあれですよ、
「たまには『ナイス予想でした』みたいなコメントが欲しい」と思ったとか、
そんなんじゃないですからねw

ここまでの話と矛盾するかもしれないけど、
◎サクラミモザは鉄板だと思っていた。
元々ターコイズSは得意なレースで、
どういう適性を持った馬が来るかというのをわかったつもりでいる。
それが今年はサクラミモザで、
たまたま人気が4番人気程度の中途半端なものだったというだけ。
別に人気薄だから狙ったとか、そんなんじゃないんです。

「ほな、例えば5,000円までコロがってたとしても買った?」と聞かれたら、
答えはもちろん「No.」なんですけども。
スタンスは今まで通り、でもいつもの狙い馬よりも人気がなくて、
手元の資金も少なかったからエイヤーで勝負したって感じかな。

やっぱりエイヤーだったのか、とw
そりゃそうです。
絶対に失敗できない状況だったら、確実に見送っているレース。
久々に、ちょっと高配当の味みたいなものを楽しみたくなったんでしょうね。

でも、約2ヵ月ぶりに馬券を外すとやっぱり悔しくて。
「堅い馬券であっても当てる達成感>>高配当狙いのwktk感」ということを再確認しました。
来週からまた、まずは負けないことを念頭に置いた勝負を展開していきます。

・・・・・・
あーあ、ウイングレットとコスモマーベラスだけ買ってればいいターコイズSが
帰ってきたらいいのに。
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12月6日
◇阪神8R 3歳上1000万下
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【複勝コロガシ[11-1]/阪神8R予想】◎ワールドワイド
【投資:2,000円 回収:2,400円=複勝◎120円×2000

■馬券
1205阪神8R_馬券
サクラミモザ@ターコイズSの特攻に失敗し、
水泡と帰した感もあるが一応◎ワールドワイドは期待通りに2着。
ウインプレミアムに差されたのは意外だったが、
終始危なげのないレース内容だった。
いつも以上の好スタートを決めると、楽に外の好位をキープ。
いい手応えで直線に向き、
あとは押し切るだけといったところだったのだが。

この内容なら次も問題なくいけるでしょう。
外枠が引ければなお安心。

・・・・・・
3着には外から差したメイショウセンゴク。
対抗勢力と見られていたリーガルスキームはダッシュがつかず7着。
関東馬シーフォーアイは13着と大きく崩れ、
昇級戦ながら3番人気に支持されたマルカベンチャーは外に出せず4着まで。
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12月5日
◇阪神11R 鳴尾記念
■レース結果(netkeiba)

危うくハズレ馬券を買ってしまうところでした。
まず初めは「サンライズマックス 56kg」が超お買い得に見えて・・
「ステーキ用黒毛和牛 100g 298円」に飛びつく主婦のような心境でした。

それでもヨーイドンには向いてなかろうと思い、
次に目についたのは1番人気のイコピコ。
見事なテレンコぶりからも今回は勝つ順番。
勝った時は上がり33秒台ばかりで、瞬発力勝負でこそ切れが生きるタイプで、
阪神の外回りも2勝。鞍上はC.ルメール。
これだけ買い材料が揃えば、簡単には逆らえない。

うーん、地雷を踏んでしまうところだった。

伸びあぐねる人気馬を尻目に、
7番人気のアクシオンが突き抜けた。
スローペースを好位から33.1秒の上がりで差す瞬発力、
あれこそまさにサンデーサイレンスのDNA。
もしかしたらSS最後の灯火となるかも。
一度、屈腱炎をやった馬だけに、どうか無事に。

スマートギアが天敵ナムラクレセントに初めて先着。
最後方から使った末脚は32.8秒。
前に行くと甘くなってしまうことがアルゼンチン共和国杯でわかっただけに、
今後もこういう乗り方になるのだろう。勝ちきるのは難しそう。

ところで、この2頭は4度目の直接対決となったのだが、
優秀なのは最低でも片方が馬券に絡むということ。
今回のように2頭ともが3着以内に入ったのは3回目だから恐れ入る。

揃って出てくれば、素直に2頭軸で買えるのかもしれない。

・・・・・・
イコピコは人気で嫌って、人気落ちで買いのタイプかな。
神戸新聞杯の一撃以降、ちょっと評価が高騰しすぎた感もある。

追われて案外だったサンライズマックス
こちらは元来、ヨーイドンがもうひとつ。
コーナー2つのシンプルなレースよりも、
ぐるぐる回ってそれなりに上がりが掛かる展開の方が向く。
中山金杯とかどうでしょう、またハンデが重くなるかもしれないけど。
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12月5日
◇中山11R ステイヤーズS
■レース結果(netkeiba)

ここで豪快にコケてこそファストタテヤマ道まっしぐらだったのだが・・
さすがに名血のプライドがそれは許さなかったかフォゲッタブル
スローペースでしっかり折り合い、直線で抜け出した。
これで次は有馬記念か。
ちょっとメンバーが寂しくなりそうなので、
話題性も含めてぜひ出てきてもらえればといったところ。

2着はゴールデンメイン
ずいぶんと元気な9歳馬です。
ここ3戦はすべて単勝2ケタ人気ながら3→4→2着。
同期はネオユニヴァースという高齢馬が元気です。
万葉Sとか普通に勝てそうじゃないか。

モンテクリスエスはすっかり長距離重賞の顔に。
年間走行距離はかなりのレベルに達したはずだ。知らんけど。
ただ、できればゴールデンメインには負けたくなかったですよね。

・・ポップロックは終わってしまったのかな。
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12月6日
◇阪神11R ジャパンCダート
■レース結果(netkeiba)

予想はしなくても回顧はするぞ。

とりあえず1番人気がエスポワールシチーだったことに驚いた。
てっきりヴァーミリアンの方が支持されるだろうと思ったが、
さすが皆さんわかってらっしゃる。
最近、本当に皆さん馬券上手だなと感心させられます。
一方で、ユタカブランドだけで馬券が売れる時代というのは終わりを告げたのかなと。
このレースだって、お世辞にもいい騎乗だとは思えなかった。
伸びあぐねて8着に終わった結果を受けて、
ジョッキーも調教師も首をかしげるばかりだが、
悔いのないレース内容だったかと言われればそうではないだろう。

3角過ぎからマクリ合戦に置いていかれる格好となり、
直線の入り口では後ろから数えたほうが早いくらいのポジションまで後退。
そこから伸びてはいるが、
さすがに200mちょっとで形勢を逆転できるだけの瞬発力はなく、
ダラッと差を詰めるだけに終わった。

せめて4角で前を射程圏に入れておきたかったが、
包まれて進出することができなかった。
それが真の敗因ではないだろうか。不完全燃焼。

そんな鈍くさいレースをしてしまったヴァーミリアンとは対照的に、
エスポワールシチーは鮮やかに逃げ切り。
脚質が脚質だけに、厳しいマークに遭うことが心配だったが、
米国のティズウェイが控えたことでマイペースの先行策。
これでは行く手を阻むことはできない。
せめてヴァーミリアンが捕まえに行くようなレースが出来ればよかったのだが、
それどころではなかったようだし。
当面の相手が自滅したことも、楽勝の一因だったに違いない。

・・・・・・
あとはサクサクっと。

3着 ゴールデンチケット
明らかに実績で見劣る3歳馬に△を打って3連単を取れる人がいる。
そのセンスがうらやましい。
だいたい今まで先行してよっこらしょと粘るタイプだったのが、
C.ルメールへの乗り替わりのせいか後ろから追い込んできてるし。

4着 サクセスブロッケン
あれだけ引っ掛かり通しで粘るんだから、
やっぱり強いんだねというかもったいないというか。
コーナー4つのコースは向いてると思うんですけどね。
やはり本領発揮はマイル戦なのかな。

5着 アドマイヤスバル
東京のオープン特別なら黙って買いだった馬が、
ついにGIで掲示板に載っちゃったよ。
スルスルと馬群を捌いて健闘。
来年のフェブラリーSではもうちょっと前まで行けるかも?

6着 ワンダーアキュート
重賞連勝の勢いが買われて3番人気に推されたが・・
ちょっと中途半端なポジションになってしまったかな。

・・・・・・
エスポワールシチーはドバイ遠征を目指してどんどん強くなってほしいし、
少しは期待させるだけのワンサイド勝ちを見せてくれた。

これでマイルCSのカンパニーに始まり、ウオッカを挟んで1番人気馬がGI3連勝。
やっぱり最高峰の戦いはこうでないとね。
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ジャパンCダートの勝利騎手インタビューを、
祈るような気持ちで見ていたのは私だけではないはずだw
あの京都大賞典@インティライミ以来の、
「関テレ岡安アナ×佐藤哲三」のマッチアップ。
あのトゲトゲしいインタビューが再現されるのでは・・と気を揉んだが、
実に終始なごやかなムードで進みほっとした。

それどころか、
普段の調教から付きっきりで育ててきた主戦騎手の喜びと、
海外を目指したいという思いが伝わり、
見ているこちら側も祝福したくなった。
ときどき哲三さんが岡安アナの方に視線をやり、
互いに相手の目をきちんと見るコミュニケーションが取れていたのも好感。

あえて「ハナに行ってしまいましたが」みたいな質問をぶち込み、
哲三さんにまで「逃げたらダメなんですか?」とキレられるのもアリだったがw
いや、でも本当にいいインタビューだったと思いますよ。
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ワールドワイド@阪神8Rで1コロに成功。
勝負するかは直前まで考えるけど、
そのまま2コロに行くかもしれない。

◆中山11R ターコイズS
◎サクラミモザ

逃げたチューリップ賞でブエナビスタの2着。
その機動力が中山マイル戦でフルに威力を発揮する。
3キロ軽いホクトグレイン、
突如逃げの才能が開花したシャランジュあたりが厄介だが、
あとは後ろからしか行けない不器用なタイプが多い。

桜花賞馬レジネッタ、オークス馬トールポピーは恐るるに足らず。
実績よりもコース適性。
時計の掛かる馬場も、血統的には向きそう。

どうしよう、3倍も付く複勝なんて久しく買ってないんですけどw
あと30分、ギリギリまで考えます。
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秋の京都/東京開催を全勝で乗り切り、
今週から暮れの阪神へ開催替わり。
ここらがちょうどいいタイミングだと思うので、
また1コロから再スタートさせるつもりです。
引き続きお付き合いのほどよろしくお願いします。

◆阪神8R 3歳上1000万下
◎ワールドワイド

今週も総じて「使える駒」を見つけるのに苦労した。
困った時は3歳ダート戦線からピックアップ。

春にワンダーアキュート、スタッドジェルランと接戦を演じたキャリアの主。
4ヶ月ぶりの前走を2着にまとめ、
現級2着を含む【1.1.0.0】と好相性の阪神ダート1400mに照準を合わせてきた。
エンジンが掛かってから、長く脚を使うのがストロングポイントのようで、
それが直線に坂の合うコースで発揮されているのだろう。

このコースのセオリー通り、外枠で結果を出しているのも好材料。
今回も14番枠を引き当て、内の様子を見ながら好位を取りに行くことになるだろう。
新しく鞍上に迎えられた武豊も、
土曜はWSJSで伏兵を上位に導く奮戦ぶりには好印象を抱かせた。

決して相手は楽ではなく、
前走の脚が強烈だったマルカベンチャー、
岩田康誠にスイッチされたマーベラスアロー、
さらにはシーフォーアイ、リーガルスキームにメイショウセンゴクと、
なかなか粒揃い。
ただ、それぞれ枠やら脚質やら気性面に課題を抱えており、
総合的にこちらが優位なのは間違いない。
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毎週、重賞の予想は馬券購入の意思あるなしに関わらずアップしていましたが、
ちょっとしばらくはやめておこうと考えています。

理由は、先週のジャパンC回顧でも触れたとおり。

>今回に関してはこれだけ「ウオッカ、ウオッカ!」言ってたわけだし、
>何というかその言動の責任を、
>馬券という具現化された形で示す必要があるんじゃないかとも考えました。

>逆に普段の適当なモチベで臨んでいる重賞予想が、
>いかに無責任であるかということも・・
>ちょっと考えています。


適当にササッと予想しただけでは、
たとえ当たっていたとしてもうれしくないので。
そんなわけで、予想エントリはしばらく条件戦のものが多くなるでしょう。
よろしくお願い致します。

ちなみに今日の複コロはおやすみ。
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