「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2008年10月

毎週、木曜になると「ヒガシマル ラジオCM」のキーワードで当Blogを訪れる方がおり、
改めてマスメディアの力はすげえなと感心させられています。
と同時に、やっぱりあのCMはきっと評価が高いんでしょうね。

それはさておき、きょうはドラフトでしたね。
毎年この日だけは、どの選手も金の卵に見えます。

阪神はいきなり1巡目も「外れ1巡目」もクジで負けたみたいですが、
それでも上本博紀が来てくれるのが正直かなりうれしい。
もちろん活躍できる確証があって言ってるわけではないけど、
とりあえず彼が甲子園で大暴れした時代を思い出させてくれるだけでも価値がある。

対戦したい投手は、やはりベタに「西村健太朗」だったりするんだろうか。

でも、早大ではさほど打てていないみたいで。
・・結局、高校時代の輝きを取り戻せずに去っていくパターンの悪寒が激しく。。
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枠順が決まっただけでエントリを1つアップしてしまうこのwktkっぷりはどうよ。

■11月2日 東京11R 天皇賞
01:アサクサキングス―――58藤岡佑介
02:ディープスカイ――――56四位洋文
03:エアシェイディ――――58後藤浩輝
04:アドマイヤモナーク――58岩田康誠
05:サクラメガワンダー――58福永祐一
06:エリモハリアー――――58吉田豊
07:ダイワスカーレット――56安藤勝己
08:ポップロック―――――58内田博幸
09:アドマイヤフジ――――58川田将雅
10:キングストレイル―――58北村宏司
11:ハイアーゲーム――――58柴田善臣
12:タスカータソルテ―――58C.ルメール
13:オースミグラスワン――58蛯名正義
14:ウオッカ―――――――56武豊
15:トーセンキャプテン――58O.ペリエ
16:カンパニー――――――58横山典弘
17:ドリームジャーニー――58池添謙一

ここで問題です。
スリープレスナイトとオウケンブルースリの共通点は?

この秋にGIを勝った。その通り。

2頭とも1番人気で勝った。うん、そうそう。

14番。そうなんですよ14番。

密かに今回14番を誰が引くのかと案じていたら、
何とウオッカかよ。
この秋、「1番人気の14番」は2戦2勝。
ウオッカが1番人気になれば勝っちゃうよ?

ちなみにウオッカの14番といえば桜花賞もそうだった。
圧倒的1番人気ながら、
後の宿敵ダイワスカーレットに及ばず2着に終わった、思い出深い番号。

因縁遊びはこれくらいにしておいて、
実際ウオッカが外枠を引いてしまったのは悩ましい限り。
内枠なら、逃げはまだしも好位集団には付けただろうが、
こともあろうか府中の2000mで外枠。
いたずらに手綱を押せばスイッチが入ってしまう恐れがあり、
かといって馬なりの発進だと確実に位置取りは悪くなる。
さあ、どうする武豊。2角をいかにクリアするか、勝負の分岐点はここだろう。

一方、ダイワスカーレットの7番は、いわゆるラッキーナンバー。
昨年のエリザベス女王杯を勝った時の番号で、
有馬記念で2着だった時も同じ。
奇数番とはいえ、ここなら絶好枠と捉えていいはずだ。
ちなみに、枠順とともに本日発表された馬体重は512kg。
大阪杯が498kgでの出走だから、
輸送も踏まえればちょうどいい数字と見ていいのでは。

・・・・・・
余談ながら、私は「好きな番号は?」と聞かれると「14」と答える。
理由はカッコいいからだ。
引き締まった感じがするだろう?
しかも野球界では「左」のイメージがあるし、
ガンバでも家長がつけていたこともあった。
だから、本命にしたい馬が14番に入るとちょっとテンションが上がる。
スリープレスナイトの時なんて特にそうだった。

でも、今回の14番はちょっと歓迎したくないだろな。ウオッカ陣営としては。
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10月26日
◇京都7R 3歳上1000万下
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:昇級2戦目。外枠ゲットで巻き返す。◎シークエスト【京都7R予想】

◎シークエストは7着・・
しかも内容が最悪。
先行して粘り込みを図るタイプがスタートで後手を踏み、追走に苦労。
あまりの行きっぷりの悪さに、3角ではもう馬群に沈むのを覚悟した。
こういうことがあると、次のレースでも安心して買うのは難しい。

他の上位人気2頭も結果を残せず。
抜けた1番人気となったオリジナルフェイトは4着。
中団から外に持ち出されるが、叩き合う前の2頭には届く気配もなく、
さらに素晴らしい切れ味を見せた勝ち馬アドマイヤゴルゴに抵抗する場面もなく、
流れ込むだけといった内容だった。
一方、3番人気のマハーバリプラムは昇級戦で馬群で揉まれる苦しい状況。
見せ場なく11着に終わったが、どうせなら思い切って行かせてしまってもよかったのでは。
この敗戦は度外視して構わないだろう。

アルヴィスとか、いつでも1000万下くらい勝ち上がれそうなものなのに、
降級後もなかなか結果が出ていない。追い込む馬は難しい。

・・・・・・
ということで、また砂短1000万下は失敗。
今週は土曜にリベンジの舞台が2つ用意されているみたいなので、
どうにかしたいですね。

先週は結局、日曜の観月橋Sでトーセンアーチャーを仕留めただけ。
でも、これが強い内容だった。
発馬で後手を踏み「もういい加減にせえ」と嘆こうと思ったら、
1角までにうまく内に入り込み中団確保に成功。
バックストレッチからはもう行きっぷりが抜群で、
4角手前ではもう先頭に並びかけんばかりの勢い。
そのままドリーミーペガサス以下を退けた。

なかなか相手の揃っていたレースだっただけに、高く評価していいと思う。
3着のタガノマーシャルとか、どんどんよくなっていきそうな馬だし。
ちなみにこれで京都ダートは3戦3勝。この相性の良さは覚えておくべきかも。
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ご存じの方もいるかと思うが、
うちの彼女はけっこうな宇宙人である。
「血液型は普通」発言(※1)を皮切りに、
地球規模のモノサシでは到底測れないような発想の主。

ところが、けさ驚くべき知性を見ることとなった。
昨夜から彼女の家に泊まっていて、
朝、出勤の準備をしていて髪を整えていたんですよ、私が。
それで、後頭部がちゃんとなってるかを確認するために、
手に円い鏡を持って、鏡越しに様子を見ていたら・・

「逆の方が見やすくない?」と。

つまり私は、
洗面所の大きな鏡に、小さな鏡越しの後頭部を移し込んで必死に見ていたのだが、
そうではなくて、
手に持っている小さな鏡に、大きな鏡越しの後頭部を映した方が見えるだろう?
という提案をしてくれた。

【図1 大きな鏡に小さな鏡を映し込む】

[小鏡] [私]-視線→[大鏡]

【図2 小さな鏡に大きな鏡を映し込む】

[小鏡]←視線-[私] [大鏡]


図にしてもさっぱりわからん(笑
でも、私にとってはもう目からウロコですよ。
あれだけ四苦八苦していた「後頭部チェック」が革命的にやりやすくなった。
きっとあれやね。
美容師さんがいつもカット終えた時に、
目の前の大きい鏡に後頭部を映し出してくれるから、
それが自分の先入観になってしまってたんだと思う。
だから便利な方法を知っただけですごく得した気分。

(※1)
昔それはまだ私たちが付き合ってもいなかった当時。
彼女も含めバイトのメンバー大勢で飲みに行ったとき、
血液型の話、いわゆる「おれO型ぽい」みたいな定番の話になって、
彼女が「ナニ型なん?」て聞かれた時に、
「え、うち別に普通やで」と答えた名場面。

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◇京都11R 菊花賞
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:常識を覆すDNAが距離の壁を突破する。◎ヤマニンキングリー【菊花賞予想】
【投資:2,500円 回収:0円】

すまんかった、オウケンブルースリ
神戸新聞杯を終えた時点で「菊はこの馬」発言をしておきながら、
ディープスカイ・ブラックシェルの回避で心動かされたのが恥ずかしい限り。
2周目の坂の下りで内田博幸の手が激しく動いたのが見えたときには、
豪快な不発も一瞬は予感させたのだが・・
前走で末脚の手応えを十分に感じ取っていた鞍上は、
あそこから長く脚を使わせても問題ないことを知っていた。

直線の入り口で前を捕まえ、後続の追込みを封じる完勝。
単勝最低人気馬でも43.5倍という「乱菊」は、
1番人気馬の実に堂々とした勝ちっぷりで平定された。

で、どうなるんでしょうねこの馬は。
いかにもメンバーに恵まれたラッキーGI馬のようにも思えるし、
今後コンスタントにGI戦線で上位を賑わす可能性だってもちろんある。
強調すべきは、やはりまだデビューしてわずか半年しか経っていないこと。
「伸びしろ」がどれだけ残されているか。楽しみは十分だ。

・・・・・・
2着はフローテーション。この激走野郎め(笑
知ってましたよ、日本ダービーでそれほど負けていなかったことは。
でもなあ。他にも狙えそうな伏兵がいっぱいいる中で、
わざわざこの馬をピックアップするのは無理よ。
この後はステイヤーズSでほどほどに人気して豪快に負けるイメージでよろしく。

そして3着にはナムラクレセント
4着がスマートギアってことは玄海特別の上位2頭が菊で掲示板に載った事になる。
すごいやん。
しかしナムラクレセントも短期間でよくここまで力をつけた。
このメンバーとはいえGIで3着。ヤマニンセラフィムの押しも押されぬ代表産駒だ。

2番人気マイネルチャールズは5着。
これでクラシック三冠は3→4→5着と、あと一歩及ばない結果が続いた。
ラフィアンの馬はどうしても早いうちから目一杯に作られるイメージがあるだけに、
上積みとか成長とかを求めるのは難しいのかもしれない。
早くから活躍すればするほど、特に。

・・・・・・
さて、ここで緊急調査です。
◎ヤマニンキングリーが内を狙って切れ込んだ時、
「おおっ!?」とびびった人は挙手!

・・なるほど、そんなもんですか。

一瞬、夢は見ましたよ。
道中の折り合いはぴったり。
他馬の鞍上が手を動かしている間もグッと我慢し続け、
直線でこれは弾けるぞ!という手応え。
ところが。ここであえなく失速。
いかにも距離が長いといった感じの負け方でした。
しかも直線では○メイショウクオリアの進路をカットしてしまうというオチつき。

レベル的には盛り上がりに欠けたけど、
その分予想は楽しめたし、レースもなんだかスリリングでよかったのでは?
馬群を引っ張った3頭は見るも無残な大敗でしたが・・
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◇東京11R 富士S
1着・・サイレントプライド――57横山典弘
2着・・リザーブカード――――56柴山雄一
3着・・バトルバニヤン――――56岩田康誠
・・・・・・
4着◎エイシンドーバー―――57内田博幸
5着・・レッツゴーキリシマ――54幸英明
6着・・ショウナンアルバ―――55武豊
12着・・コンゴウリキシオー――57柴田善臣
13着・・マルカシェンク――――57福永祐一
14着・・フサイチアソート―――54藤田伸二

【投資:2,000円 回収:0円】
予想エントリ:今週もラチ沿いにこだわって。◎エイシンドーバー【富士S予想】

ラチ沿いにこだわってはみたんですが・・
やはり各ジョッキーともインコースへの拘りは相当なものがあり、
例えばショウナンアルバの武豊も内を諦めずに狙ったものの、
最後まで進路が空かず流れ込むだけに終わってしまった。

1番人気の◎エイシンドーバーとしては、
さすがにラチ沿い狙いの博打に出るわけにもいかず、
直線で馬場の真ん中(五分どころ、ってやつ?)に持ち出し追撃。
ここまでの動きには決して無駄があったとは思わないが、
それでも前を行く馬の脚色は最後まで鈍らず4着に終わってしまった。

決して超スローというわけではなく、
コンゴウリキシオーが引き締まったラップを作ってくれたにもかかわらず、
この有様である。
どうやらこれは来週の天皇賞も、
枠順がかなり大きなウェイトを占めてしまうことになりそうだ。
せっかくの好メンバーなのにね・・

・・・・・・
さて、勝ったサイレントプライドはダービー卿CT以来、半年ぶりのレースで快勝。
どちらかといえば「中山>東京」のイメージがあるんですけど・・
そういえば春は安田記念に出ず休養に出てたんですね。
全く知らなかった。

2着はリザーブカード
うまく馬群を縫って差してきた。
関屋記念2着とはいえ、重賞ではひと押しが足らんと思っていたが。

バトルバニヤンの3着もけっこう驚いた。
瞬発力を求められると厳しいタイプだけに消したが、
ちょうどいい先導役がいたのがゴール前までの粘りにつながったか。

・・・・・・
やらかしてしまったのはマルカシェンク
関屋記念で完全復活を果たしたと思わせておいて、この体たらく。
これには福永祐一も「まったくわからん」とぶ然とするばかり。
陣営としてはマイルCSへ弾みをつけるはずだったのだが・・

結論としては、誰が出てきてもスーパーホーネットの敵じゃありませんね、ということで。
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■三浦皇成騎手、新人年間最多勝70勝到達
三浦皇成騎手は福島1Rにおいて、
アドバンスヘイローに騎乗し第1着となり、JRAでの勝利数が70となった。
これは武豊騎手が1987年に記録した69勝を上回る、JRA新人年間最多勝記録である。


ついにやったか三浦皇成。
リーチがかかってから足踏みが続いていたけど、
遠征先の福島一発目で決めた。
検量室に引き揚げてくる際には涙も見せていたが、
それだけ重圧と常に向き合ってたんだろうね。
一見、何の不自由もなくポンポンと勝ち続けているように見えても。

ちなみに今週はこの勝利を皮切りに6勝を加算(笑
このまま記録をどんどん更新してもらいたいし、
できればあと1つくらい重賞をどこかで取れればもう満点の1年目になるんじゃないかな。


■京都芝1800mの新馬戦はアンライバルドが快勝
京都5Rのメイクデビュー京都(芝1800m)は
3番人気アンライバルド(岩田康誠騎手)が4番手追走から直線抜け出し、
2番人気リーチザクラウンに1馬身1/4差をつけて勝利を飾った。勝ちタイムは1分51秒7(良)。
1番人気ブエナビスタはさらに3/4馬身差で3着に敗れた。

アンライバルドは栗東・友道康夫厩舎の2歳牡馬で、
父ネオユニヴァース、母バレークイーン(母の父Sadler's Wells)。
半兄に96年日本ダービー(GI)勝ち馬フサイチコンコルド。


ルーキー騎手の活躍に負けじとばかりに、期待感を持たせる新馬も続々デビュー。
そんな中、勝ち上がりを決めたのが良血アンライバルド。
好位から33.8秒の上がりで後続を完封した。

ビワハイジの仔で1番人気に支持されたブエナビスタは3着に終わったが、
弾力の塊のようなフォームは相当な力を秘めていそうだし、
このレースは明らかに力を余しての敗戦。
早く勝ち上がっておいで!!


■エイシンタイガーの2勝目が遠い件について
京都8Rのかえで賞(2歳500万下・芝1400m)は
中団後方からレースを進めた4番人気スズノハミルトン(和田竜二騎手)が、
好位から先に抜けた9番人気ヒットヒットヒットとの直線の追い比べをハナ差制して優勝。
勝ちタイムは1分21秒9(良)。
さらにクビ差で3着に1番人気エイシンタイガーが入った。

スズノハミルトンは栗東・五十嵐忠厩舎の2歳牡馬で、
父エイシンサンディ、母イシノショウジ(母の父サクラユタカオー)。通算4戦2勝。


エイシンタイガーの2勝目はまた持ち越し。ききょうSに続き惜敗に終わってしまった。
さすがに500万下ならさくっと、と思ってたんですけどね。
初戦で負けたスズノハミルトンにまた負けてしまいました。

菊花賞ジョッキーとなった内田博幸ですが、
エイシン軍団の馬ではエイシンドーバー・エイシンタイガーと1番人気で勝ち切れず。
せっかく宝塚記念以来、かなり懇意にしてるのにね。

エイシンタイガーはここを勝てばたぶん朝日杯に行く予定になっていたと思うのですが、
このモタつきっぷりで賞金加算に失敗し続けています。
今後のローテは果たして・・


■エアグルーヴの牝系からまた思わせぶりな好素材(笑 その名はウォータクティクス
日曜京都6R平場500万下(ダート1800m)を勝ったのはウォーエンブレム産駒のウォータクティクス。
休み明けながらも楽にハナに立つと終始リードを保って、4馬身差の圧勝。
ちょっと500万下では相手にならないという感じでした。
時計も最終の観月橋S(準オープン)とまったく同じでしたし。

これはさっさとオープンまで出世・・と言いたいところですが、
最近はフラムドパシオンとかエノクとか食わせ者チックな砂巧者を多数輩出中の牝系ですから、
あまり過剰に騒ぎ立てないようにしたいところ。
ま、これだけ派手に勝つとそうもいかないでしょうが・・


■ちょっと懐かしいキングアーサーの差し切り勝ち 古都S
京都10Rの古都ステークスは、1番人気キングアーサー(安藤勝己騎手)が勝利した。
勝ちタイムは2分14秒。1馬身1/4差の2着に10番人気ハリーアップが、
3/4馬身差の3着に7番人気メトロシュタインがそれぞれ入線。

キングアーサーは美浦・藤沢和雄厩舎の5歳牡馬で、
父サンデーサイレンス、母クイーンモード(母の父Akarad)。
通算成績は20戦4勝となった。


かつては芝の中距離戦を次々に制覇していたサンデーサイレンス産駒も残りあと少し。
あの独特の切れ味を備えた馬にもあまりお目にかかれなくなってきた。
それだけに、キングアーサーの末脚は何だか懐かしさを覚えてしまった。
安藤勝己が余裕の手応えのまま追い出しにかかり、
ちょっと内にササりながら周りの馬を置き去りにする・・
憎たらしいほどに強いSS産駒の勝ちっぷりの典型だった。

ソルジャーズソングも戦線に復帰し準オープンで4→3着とオープン入りは間近。
がんばれSSの遺児たち。


■サンライズマックスに続け!北野特別はアーネストリーが快勝
京都9Rの北野特別(3歳上1000万下・芝2000m)は
好位を追走した2番人気アーネストリー(佐藤哲三騎手)が、
直線の追い比べから前で粘る先行馬2頭をゴール前捉えて抜け出し、
大外から急追した1番人気タガノエルシコをクビ差抑えて勝利を飾った。勝ちタイムは2分0秒8(良)。
2着にタガノエルシコ、さらにクビ差で3着に逃げた5番人気マルカハンニバルが入線。

アーネストリーは栗東・佐々木晶厩舎の3歳牡馬で、
父グラスワンダー、母レットルダムール(母の父トニービン)。
通算5戦3勝。


昨年は菊を除外になったサンライズマックスが快勝した北野特別。
今年も将来性豊かな3歳馬が勝ち名乗りを上げた。
アーネストリーはデビュー戦でトールポピーを負かし素質の片りんを見せながら、
順調に使えず夏の札幌で復帰したばかりだった。
叩き2走目、三浦を鞍上に500万下を楽勝。
今回は昇級戦だったが、このクラスの上級馬タガノエルシコの追い込みを封じての勝利だった。

今年はまだ重賞勝ちのない佐藤哲三&佐々木晶三厩舎のコンビだが、
この馬で一発どこかを狙えるかもしれない。
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◆京都11R 菊花賞
◎ヤマニンキングリー
○メイショウクオリア
▲ベンチャーナイン

神戸新聞杯が終わった時点で、
誰がオウケンブルースリが1番人気になると予想したことか。
もちろん、神戸新聞杯最先着の実績と、夏に3連勝してきた勢いは、
期待させるには十分な要素とはいえ・・
押し出されての1番人気だけに、コケてしまう危険性は低くない。

5枠の関東馬2頭もわざわざ買う気になれないし、
もう好き放題に狙ってみることにした。

そこでヤマニンキングリーですよ。
アグネスデジタル産駒ということでマイル前後が適正距離に思えてしまうが、
ちょうど昨年の今頃に黄菊賞を勝った時の内容が、
持久戦で長く脚を使って差し切ったというものだった。
2歳の時点でああいう競馬ができれば、
ゆくゆくは長い距離で活躍が見込めるもの。

その後の朝日杯凡走や、
2000m前後の重賞でもうひと押しが足りなかったのも、
「本当はステイヤー」という資質を裏付けるものだったのかもしれない。

であれば神戸新聞杯でもっとちゃんと走れ、と言いたくなるが(笑
イレ込みに加えてプラス20kgの馬体重。
敗因はそれなりにハッキリしているし、
そもそも前哨戦で手の内が見えてしまっては穴馬の資格もなくなるでしょ?

アグネスデジタル産駒は3000mが長いと決めつけるなんてあまりにも愚直すぎる。
常識を覆し続けたDNAを継ぐ者に、
00年マイルCSの再現を託す。
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◆京都7R 3歳上1000万下
◎シークエスト

砂短1000万下なら高確率で複勝取れると密かに自信を持っていたのだが・・
9月の阪神開催からここまで一度もまだ的中せず。
そろそろの思いを込めて。
とはいうものの、このメンバーは超難解。
降級馬も含め、いつでもこのクラスを勝ち上がれそうな強豪?ぞろい。

昇級2戦目のシークエストの巻き返しに期待。
内枠が当たってしまった前走はスムーズに走れなかったが、
それでも0.2秒差の4着にまとめた。
当時、一本かぶりの人気はやや過剰気味に映ったが、
あながちそれが間違いではないと思わされる結果。
今回は8枠15番。
前に行ける脚はあるから、この枠はロスにならない。今度は力を出し切れる。

・・・・・・
他に有力だと思っていたのはマハーバリプラム。
1200mのダート戦で2戦続けて圧勝中で、
能力は1000万下でも十分に足りる。それは間違いない。
ただ距離が1F延びること、発馬地点が芝になることが懸念されてパス。
あとは1番人気のオリジナルフェイト。
500万下を1:23.6で走れる脚力もこのクラスのものではないだろう。
ただ、ここ2戦は外枠で揉まれずに走ったもの。
内枠が当たってしまった今回、気持ちを途切れさせずに走れるかどうか。

ダイワシークレットとかアドマイヤゴルゴとか、気になる馬はいっぱいいる。
ペプチドアトムも然り。

それにしてもこのメンバーが7Rなんて今日は贅沢すぎ!
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◆東京11R 富士S
◎エイシンドーバー

今週も東京は枠順をめいっぱい意識して予想。
中間に雨があったとはいえ、内枠有利が覆るとも思えない。
人気の一角だがエイシンドーバーを中心視。

今回は休み明けだが、
春の安田記念までコンスタントにレベルの高いレースを使われていただけに、
ちょうどいいリフレッシュになったことだろう。
早くからここを目標に調整されていたし、状態面にも不安はない。
少なくとも、マイルCSにぶっつけで臨んだ昨年よりも順調に来ているのは確実。

定量戦も含め、ずっと58kgで走ってきたのが1キロ減るメリットも見逃せない。
ラチ沿いで詰まってしまわない限り、上位争いは間違いないはず。

そろそろエイシンさんにも当たり馬券をプレゼントしてもらわんとね(笑
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■サンバレンティン引退、乗馬に(ラジニケ)
そうか、ついにこの時が来たか。
やはりレベルの高い相手には歯が立たず、最近はいいところなし。
それでもマイルCS、天皇賞とGIの出走馬に名を残せたのは立派だ。
確か初めて馬券を勝ったのは05年の菊花賞の前の日だったんじゃないかな。
大外一気で突き抜けた06年の大阪スポーツ杯とか、
今でもハッキリ覚えてるわ・・

引退後はノーザンホースパークで乗馬になるとか。
ゆっくり余生を過ごしてください。
超グッドルッキングホースなので人気者になれればうれしい。

さて、今週は菊花賞です。
日本ダービー馬ディープスカイ、トライアル2着のブラックシェルがいなければ、
戦線離脱中の皐月賞馬キャプテントゥーレも不在。
その結果、登録メンバーの中で重賞勝ち馬はわずか4頭しかおらん。
ちなみにその4頭とは・・

・スマイルジャック(スプリングS)
・ダイワワイルドボア(セントライト記念)
・マイネルチャールズ(京成杯、弥生賞)
・メイショウクオリア(京都新聞杯)

関東馬が3頭。つまり関西馬の重賞勝ち馬はメイショウクオリアだけ。
・・何かちょっと激走フラグ立ったんちゃう?
1番人気が濃厚と見られるオウケンブルースリが重賞未勝利。
こんなこと、今までの菊花賞であったんかな?
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おはようございます。

昨日はダッシュで19:30に帰宅し、ACLをテレビ観戦。

喜びの余韻に浸るためにBSの再放送を見ていたら‥

いつの間にか朝になっていました。

菊花賞の展望は途中までしか書けてないし。

という弁明をしてみる通勤電車。

でも、気分がいい。
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京阪の新ダイヤに怒りを覚える月曜火曜。
なんで遅い時間帯の特急を枚方市・樟葉に止めるのか。
あれのせいで帰り座れへん。
しかも「緑色の特急」が来やがる。
疲れてるのに進行方向と逆向きにしか座れへんとか軽く死ねる。
なんとかせい、森小路けい子。


■アドマイヤジュピタ浅屈腱炎発症、急遽引退し種牡馬に(ラジニケ)
むう。あくまで憶測の域だけど、
早くからモヤっとしてたのかもしれんね。
それで負荷をかけられず、
狂った体調のまま京都大賞典を使わざるを得なくなった。

一戦級で活躍した時期が短かったけど、印象に残る馬でした。
中でも記憶にハッキリ残っているのが、
ちょうど1年前のこの時期に圧勝した鳴滝特別。
「新星誕生」をアピールする5馬身差のワンサイドでした。

実績は長距離中心だけど、いい瞬発力を持っていたので種牡馬としても活躍が期待されます。
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◇東京11R 府中牝馬S
1着・・ブルーメンブラット――55吉田豊
2着・・カワカミプリンセス――55横山典弘
3着◎ベッラレイア―――――55秋山真一郎
・・・・・・
4着・・レインダンス―――――55中舘英二
5着・・キストゥヘヴン――――55藤田伸二
14着・・ヤマニンメルベイユ――55柴山雄一
16着・・ニシノマナムスメ―――55勝浦正樹
18着・・アサヒライジング―――55柴田善臣

【投資:2,000円 回収:4,600円複勝◎230円×2000
予想エントリ:できるかな?スーパーホーネットの再現。◎ベッラレイア【府中牝馬S予想】

◎ベッラレイア、3着すべり込みセーフ(笑
予想段階ではイン突きを期待してみたものの、
やはり各ジョッキーの内を狙う意識が強くタイトなポジション争いに。
結局、秋山真一郎は4角までラチ沿いで我慢し直線で外に持ち出した。
アルコセニョーラに蓋をされ、坂下では進路の確保に手間取ったが、
前が開いてからはジワジワと前との差を詰めにかかる。
この馬場、このペースで突き抜けるのはもはや絶望的だったが、
辛うじてレインダンスを抑え3着を死守。
難しい戦況ながら、よく伸びてきた。

秋山の表情も明るい。

■府中牝馬S(ラジニケ)
3着 ベッラレイア 秋山真一郎騎手
「(手応えを感じて)ようやく戻ってきたね。牧場や厩舎関係者が戻してくれたね。
次が楽しみ。良かった、嬉しいですね」


女王杯、出られればいいんだけど・・
もし除外されそうやったらカシオペアSとかでズバッと直線一気でウサ晴らししようぜ(笑
しかし、このコメントを読んで思ったのは、
よほど春の2戦は本来のデキになかったんだなということ。
だってあれだけの馬が、
牝馬限定のG3で3着に入っただけで「復調」を感じるほどなんだし。

・・・・・・
そしてついにブルーメンブラットが重賞初制覇。
3歳春、矢車賞で初めて◎を打ってから2年半。
この牝馬の才能はいつか花開くと念じ続けて・・長かった。
しかも、この豪華メンバーが揃う中、斤量の恩恵があったわけでもない。
まさに完勝といっていいだろう。

16番枠という逆境をどう克服するかが焦点だったのだが、
まさか半馬身の出遅れがケガの功名になるとは。
これによって中団馬群に入って折り合いをつけ、
直線で狭い所を捌いて抜け出した。

最後に捕らえたカワカミプリンセスと初めて対戦したのは、06年のオークス。
戴冠を果たした無敗の女王に対し、
ブルーメンブラットは故障馬のあおりも受けて大敗を喫した。
秋華賞でも返り討ちに遭い、どうしても越えられなかった壁をついに打ち破った。
倒すべき相手が、初めての重賞勝ちの瞬間にいてくれた。
うれしかったね。

・・・・・・
もっともカワカミプリンセスからしてみれば、
「いやいや1回、しかもG3で先着したくらいでそないに喜ばれても・・」ってとこでしょうか。
まるで先週のウオッカのように、
逃げをほのめかすような先行策で実に安定感のあるレース内容。
最後は差されたけれども止まっているわけではないし、
こういった純然たる瞬発力勝負で味が出るタイプでないのはご存じの通り。

2年前に涙を飲んだ女王杯。
本田優調教師に勝利を捧げてあげたい。
というか、この日だけ本田にもう一度乗せてあげたいくらい。

そういやブルーメンブラットは次どこを狙うんでしょうか。
距離適性でいえばマイルCSだろうけど、
この瞬発力を見せられたらエリザベス女王杯でも・・とか考えてしまう。
それでも去年デアリングハートが歯が立たなかったのを見せられると、
やはり距離の壁というのは簡単じゃないんでしょうね。

悩ましいのは同じアドマイヤベガ産駒キストゥヘヴンも同じく。
京王杯AHみたいな消耗戦にならなかった分、ひと伸びを欠いた感じ。
これを見るとマイルCSのほうがよさそう。

ヤマニンメルベイユは?
柴山雄一によると「手前を変えなかった」みたいなことを言うてたけど、
ここまで崩れるとはちょっと思っていなかった。
せいぜい切れ味で劣って5着、とかかと。
あとはニシノマナムスメの崩れっぷりも意外。
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◇京都11R デイリー杯2歳S
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:インを狙う藤岡佑介に期待。◎ワンカラット【デイリー杯2歳S予想】

「開幕週にしては時計が掛かり気味」と言われていた京都コースだが、
2週目になって様相が一変。デイリー杯2歳Sはレコード決着となった。
単勝1番人気のホッコータキオンが速いペースで逃げ、
それを内から差してきたシェーンヴァルトが捕らえ勝利。
北村友一はうれしいJRA重賞初制覇となった。
フィフスペトルの三浦皇成といい、
デグラーティアの浜中俊といい、この世代の2歳馬は若手騎手のいい教材になってるのかも。

掲示板を差し馬が独占する中、
自らペースを作って2着に粘ったホッコータキオンも高く評価していい。
勝ち切れなかったのは不満だが、朝日杯FSでも有力馬の一角として出られるはずだ。
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ブルーメンブラットまで重賞を勝っちゃった。
スーパーホーネット、トーホウアラン、ブルーコンコルドに続いて、
我が「お手馬」たちが絶好調です。
来週もしジョリーダンスが富士Sに出るのなら要注意かも。

・・なお、「お手馬」に関する明確な定義はございません(笑
カンパニーとかサンライズマックスとかインティライミとか、
そのへんの顔ぶれだと言えばご理解いただけるかと。
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明日は前にも申し上げました通り、久々に京都競馬場へ。
いい天気になりそうなのが何よりでございます、はい。
もちろんエイシン軍団の応援も兼ねてですが、
午前中から楽しみなレースがあります。

■エイシン軍団 ラインナップ@10月19日
3R:エイシンダッシュ
6R:エイシンイッテン
7R:エーシンダードマン、エイシンシテンノー
12R:エーシンドゥベター

3Rの新馬戦で松永昌博厩舎のエイシンダッシュが出陣。
攻めの動きはメンバー屈指で、
わざわざ武豊を使って来ているあたりにも期待の大きさはうかがえる。
しかし・・
同じレースにアドマイヤコブラがおる。
そう、ご存じアドマイヤムーンの半弟で、
セレクトセールで2億5000万円で落札された超エリート。
ただ相手は推定馬体重520kgの巨漢。
初戦なら付け入る隙もあるに違いないさ。

あとは7Rのエーシンダードマン。
500万下在籍ながら馬柱には菊花賞やら阪神大賞典やらが残っており、
明らかに格上のはず。アンカツさん2度目の騎乗なら前進が見込める。

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◆東京11R 府中牝馬S
◎ベッラレイア
○ヤマニンベルメイユ
▲ブルーメンブラット

考えに考えた結果。
珍しく、しかも無意味に3頭に印を入れてしまったが、
それだけ悩ましかったということ。

3頭については要点を箇条書きにしてみた。

■ベッラレイア
・ヨーイドン最強
・内枠
・賞金不足で今回勝負
・4歳優位の傾向
・秋山の自信

・秋山の過信(笑
・つまり後方待機→大外ブン回し
・休み明け


■ヤマニンベルメイユ
・板についた先行策
・相性いいクイーンSからのステップ
・先行有利馬場

・ヴィクトリアマイル完敗4着・・東京△
・ローカル重賞に比べ相手強化
・アサヒライジングとの兼ね合い


■ブルーメンブラット
・自在脚
・好調教
・重賞取らせてやりたい(笑

・自在脚であるがゆえに待機策の恐れ
・外枠
・1400mでしかこの馬に乗っていない吉田豊

・・・・・・
要するに、先週のスーパーホーネットを再現できる馬を探したいんですよ。
今の東京ではラチ沿いを勝ち取らないとまず上位には来れない。
とにかく2角までが勝負。
秋山真一郎が過剰に末脚をタメることなく、
きっちり中団をキープしてくれれば。
昨年のオークスとか、超スローとはいえローズSあたりを見る限り、
それなりの融通は利きそうなものだが。
ただ常に乗り替わりの危険性と隣り合わせの愛馬で、
リスキーなイン差しを狙うかどうか・・

うーん、想像は尽きない。

もしブルーメンブラットが2番を引いていたら、迷わずこちらを選んだだろう。
ヤマニンベルメイユについては、
これまでなかなか重い印を入れられなかったもんだから、
今更ガツンと◎にするのも乗り遅れた感じがしてイヤです(笑

以上、カワカミプリンセス完全スルーの府中牝馬S予想でした。
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◆京都11R 秋華賞
◎レジネッタ

最後まで序列のはっきりしないまま最終章を迎えた3歳牝馬路線。
桜花賞を単勝12番人気でブチ抜いたレジネッタだったが、
その後もタイトルホースとしての責務をどうにか果たすべき好走を続けている。
「1年間お疲れさん」の意味も込めて◎を打ったが、
二冠に太鼓判というよりは、ここも無難にまとめられるだろうといった見解。
この混戦ぶりから、「三頭目の女王」が誕生してもおかしくないが・・

穴を空けるとしたら、やはり前に行く馬だろう。
レジネッタは早め先頭のローズSで甘さを見せたし、恐らくタメを意識して乗られるはず。
もう一頭の人気馬トールポピーもゲートが速いタイプでないだけに、
末脚を信頼したポジションになるはず。
昨年みたいにどこかでドーンとペースが緩めば、
前残りも狙えそうなものだが・・

ブラックエンブレムとかエアパスカルとか、
思わせぶりなウォーエンブレム産駒にはもうかまっていられない。
かといってブライティアパルスというのも無茶な話だし・・
実績上位のエフティマイアは悪くないなと思うけど、
やはり鞍上がテン乗りになるのは減点材料。

かといって絶対的に強い差し馬がいるわけでもなく。
マイネレーツェルとか速い時計になるとしんどそう。
オディールも安定してるとはいえ◎にはなかなか先着できず。

どのくらい強いのか見えてこないトールポピーは前走に続きゲートが心配。

結局やっぱりレジネッタやね。
というわけで、どこまでも消極的なトーンを拭えないまま秋華賞予想は締めさせていただきます。
今のところ80%くらいの確率で馬券は買いません。
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さすがは矢作師。超GJ。

■ホーネット満を持してマイルCS一本に(スポニチ)
毎日王冠で重賞3勝目を挙げたスーパーホーネットは視野にあった天皇賞・秋を見送り、
マイルCS向かうことが16日、決まった。
矢作師は「オーナー、調教師、スタッフの意見が一致した。
大目標のマイルCSに万全の状態で挑むには一本に絞った方がいいという結論になった。
その後、香港マイルは視野に入ってます」と話した。


よかった。これで秋の楽しみがひとつ増えた。
マイルCSに全力投球するスーパーホーネットを応援しに行こう。
それにしてもよく天皇賞回避を決めてくれた。
これがもしアドマイヤの馬だったりしたら、
なんぼトレーナーが止めても天皇賞に行ってたはず・・

「ブランド」とは程遠いキャラだからこそ可能なローテか(笑


◆京都11R デイリー杯2歳S
◎ワンカラット

初めに、有力と見られていたテーオーティアラが骨折してしまったのが非常に残念。
前走の未勝利勝ちは、なかなかの瞬発力を見せてくれていただけに・・
若駒、特に牝馬の故障はちょっと切なくなります。

1番人気になるであろうホッコータキオンはオープン特別・野路菊Sの勝ち馬。
本来なら抜けた人気になってもおかしくないが、
そうならないのは「ホッコー」の冠名と鞍上の成す業だろう。
平均ペースで馬群を引っ張りレコード勝ちという、ケチのつけようのない完勝だったのに。

ハナに立つ馬が明確である上にこの頭数、京都のマイル戦なら確実にスローペース。
直線まで内で我慢して追い比べに持ち込めば、
ワンカラットには大きなチャンスがやってくるだろう。
藤岡佑介にそういう競馬をさせたら上手そうだ。
やっぱり乗れてる騎手に頼らないと。

・・・・・・
シェーンヴァルトは札幌2歳Sに出ていれば狙おうと思っていた馬。
未勝利にしては引き締まったペースを差し切った能力の高さは、
重賞でも通用するはずだが・・
こと瞬発力勝負となると未知数。コース替わりで見送った。

アラシヲヨブオトコはテンが少し鈍そうなタイプだが、
1F短縮でも意外と流れに乗れるかも。連下ならありえそう。
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秋華賞の「18番目のゲート」を巡る動きは最後まで目まぐるしかったですね。
週明けに回避と報じられたプロヴィナージュが、
追い切り後に小島茂之師が出走に前向きであることを表明。
「誰も出ないとは言ってない」と半ば怒り気味だったとか(笑
これによって、一度は出走にメドの立ったポルトフィーノが、
再び出走順位で「次点」に追いやられることに。
結局そのままプロヴィナージュの出走は確定。
ポルトフィーノは三冠レースを取消・熱発回避・除外の三重苦で、
ついに一度も表舞台に立つことはできず。

しかし、ポルトフィーノ除外すなわちプロヴィナージュの出走表明によって、
陰で肩を落としたジョッキーがいた。
ご存じ今をときめくGIジョッキーの上村洋行。
実はポルトフィーノがすんなりと出走できた場合、
ユキチャンに騎乗することが内定していたのである。
ところがポルトフィーノが除外になったことで武豊の騎乗馬がなくなり、
ほなユキチャンに乗りましょかとばかりにコンビ再結成が決まったのである。

テンションの上がったうえちんは自らのBlogに、
その喜びを書き綴ったのだが、とんだぬか喜びとなってしまった。

・・・・・・
確か03年のマイルCSやったかな?
ファインモーションが次点になってしまっていて、
出走を迷っていたダンツジャッジが空気を読んで回避したことがあったけど・・

今回は正直言うて誰が出ても大勢に影響はなかった。
やっとメンバーが決まってひと安心てとこですが。

だっ、だからユキチャンなんて別に見たくないんだからねっ!!
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府中牝馬Sって割と個人的に好きな重賞です。
「ここしかない!」と4歳以上の牝馬がこぞって参戦するからレベルが高く、
しかもエリザベス女王杯に向けての重要なステップレースでもある。
それなのに・・毎年、秋華賞の裏番組になっているせいで、
テレビの競馬中継ではライブで映像を伝えてくれないこともしばしば。
だから今週は競馬場に行く。
府中牝馬Sをリアルタイムで見るために。

べ、別にユキチャンなんて見たくないんだからっ!
勘違いしないでよねっ!!

■アサヒライジング(D)
昨年のエリザベス女王杯以来だから約1年ぶり。
順調に来られなかったのが悔やまれてならない。
強い馬なんだけどなあ。

■カワカミプリンセス(C)
こちらもなかなか順調に使えず。
金鯱賞3着の後、宝塚記念を目指すも回避。
今回はそれ以来となる。
鞍上の横山典弘はすでに調教で乗り味を確認しており、
初戦から意気込みを感じさせている。
能力そのものは上位だろうが、
33秒台の上がりを求められると厳しい。

■キストゥヘヴン(C)
京成杯AHで久々の白星。
もともと中山巧者ではあるが、
東京でも春の京王杯SCで2着と実績は見劣らない。
ただ、同世代のライバルたちとはやや対戦成績で見劣る。
使われている強みで台頭したい。

■ニシノマナムスメ(C)
重賞取りまであと一歩のレースが続いている。
最大のチャンスと思われたヴィクトリアマイルでも5着に終わった。
あのへんに限界を感じずにはいられない。
距離はマイルがベストだろうし、上の世代の強い馬も出てきておりやや劣勢。

■ブルーメンブラット(B)
もうそろそろ重賞を勝ってもいい頃かと。
最近は1400mで滅法強いけど、元々は2000mの忘れな草賞でも2着していたほど。
1800mは十分に守備範囲内だろう。
それに、こういっては何だがGIで少し足りないような馬が勝つのが府中牝馬S。
キャラ的にもちょうどいい気がしている。

■ベッラレイア(B)
4歳が圧倒的優位な過去の傾向からも、
ウオッカ、ダイワスカーレットに続くべき才女の奮起には期待したくなる。
余裕こいて後方待機とかしなければ、
確実に上位には来られると思うけど・・乗られ方次第。

■ヤマニンメルベイユ(B)
クイーンS勝ちのステップが実に好印象。
くわえて先行できる脚質。レース巧者ぶりはここでも侮れない。
どうしても地味なキャラだけに、今回も人気はさほど集めまい。
だからこそ、その粘り腰が怖くて仕方がない。

■ローブデコルテ(D)
オープン特別連敗のオークス馬。
浮上のきっかけは簡単につかめそうにない。

・・・・・・
ところでこのレースに登録していたトーホウシャインが、
突然競走馬登録を抹消し繁殖入りすることが決まった。
6月のマーメイドSで単勝万馬券の大波乱を巻き起こし、
そして何事もなかったかのようにターフを去っていく(笑

でも、たとえ一時的であれこの名前をはっきりと認識できるのも、
あの一戦で重賞ウィナーになったからこそ。
引退する時にJRAのホームページのトップにも名前が出るぞ(笑
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そういえば四位洋文が騎乗停止になっていましたね。
土曜メインのトウカイルナ@大原Sが処分の対象だったんですけれど、
降着になっていなかったもんだから見逃してましたよ。
トールポピーのオークスと同じような状況です。
「危険な騎乗でしかも制御する気が見られねえよ、おい」って感じ。

そしてエフティマイアの鞍上は吉田隼人に決定。
空いてたの?府中牝馬Sあたりで何か乗る予定やったとばかり思っていましたが。

ぼちぼち秋華賞のことでも考えようと思っているのですが、
今年の3歳牝馬路線はすごく難しい。
桜花賞が◎オディールオークスが◎ソーマジックという予想を見れば、
その暗中模索ぶりがヒシヒシと伝わってきます(笑

■アロマキャンドル(D)
三浦皇成が乗ります。以上。
・・たぶん京都で乗るの初めてですよね?
当日は競馬場行く予定なので楽しみ。
9R、10Rあたりでいい仕事しそうな予感。

■エフティマイア(C)
そもそもこの馬が桜花賞で大激走したあたりから訳がわからなくなった。
しかもその後オークスでもしっかり2着してやんの。
15番人気、13番人気でっせ?
クイーンSは一流馬の風格を漂わす余裕残しの仕上げ。
ここに照準を合わせたローテは怖いけれど、
やはり初戦からずっと手綱を取っていた蛯名正義が乗れないのは痛手。

■オディール(C)
あの桜花賞以外は崩れずに走っている。
いかにも距離の長そうだったオークスでさえ5着。
橋口厩舎のクロフネといえばラッキーワードですよね。
でも結局レジネッタには先着を許し続けてるわけだし、ちょっと分が悪そう。

■ソーマジック(D)
桜花賞3着馬も休み明けではちょっとしんどいかな。
関東馬もちょくちょく台頭してるレースではあるけど。
血統的にはまだまだこれから、って感じなんですけどね。

■トールポピー(C)
これだけ実績のある馬がトライアルを簡単に負けるとちょっと腹が立つ。
とはいうものの、他ならぬスティルインラブもローズS5着からの変わり身。
一概には軽視できない。
でもなあ、父ジャングルポケットの足跡をたどると、
秋の京都では不発に終わるはずなんですよね。
角居勝彦厩舎で人気も根強いですし、あまり買いたくないな。

■ブライティアパルス(D)
この馬が先行してくれれば、まずまずのペースで流れそう。
藤岡康太にGIの馬群を先導させるのは酷かもしれないが。
5戦3勝。底を見せていないのは魅力だが、
流れ込むだけのレースが続いており一発は難しいだろう。

■ブラックエンブレム(D)
ビッグタイトルを持っていない馬の激変を期待するのは疲れるだけ。
いくら良馬場であっても買いません。

■ポルトフィーノ(D)
出られるかわかりませんが、
あの気性で休み明けの2000mでまともに走れるとは思えません。
ゲートインできるか否か・・すべては明日。

■マイネレーツェル(C)
トライアル2勝の強い馬。
でもGIになるとひと押し足りない。
いいところまでは差してくるんですけどね。
このあたりにラフィアンの限界を感じるわ。
高速馬場でズバッと差し届くイメージもわかない。

■ムードインディゴ(C)
持久戦になれば出番も。ただGIはそう簡単に前が止まりません。

■メイショウベルーガ(B)
「ハマった時の恐さ」ならこの馬。
ローズSは出遅れが響いたものの、最後は差している。
突き抜けるまでは難しそうでも、着くらいはあるかも。
ちなみに四位洋文の騎乗停止で鞍上は幸さんに。
被害馬ヒカリシャトルに乗ってたお詫びってことで??

■リトルアマポーラ(C)
一時は秋全休説すら囁かれたが、ぶっつけでどうにか間に合った。
オークスで1番人気だったように支持は根強いが、
予定通りのぶっつけというわけではないので見送りが妥当か。

■レジネッタ(B)
春からずっとコンスタントに走れており、
様々な距離・コース・展開・馬場に対応してきた。
いわば減点材料のない馬。
ただ、裏を返せば強調材料にも欠けるのが正直なところ。
恐らく1番人気になるであろう今回は、
他の馬の可能性にかけてみた方が楽しめそうだ。

・・・・・・
残念ながらポジれるのがメイショウベルーガくらいで、
正直まったく購買意欲がわきません。
買っても絶対に後悔するわ。自信あり。

・・しかも府中牝馬Sのほうが全然楽しみだったりする。

※買いたい度合をA〜Dランクで表示してみました
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◇東京11R 毎日王冠
1着・・スーパーホーネット――58藤岡佑介
2着・・ウオッカ―――――――57武豊
3着◎アドマイヤフジ――――57川田将雅
・・・・・・
4着・・サクラメガワンダー――57福永祐一
5着・・カンパニー――――――58横山典弘
6着・・オースミグラスワン――57蛯名正義
8着・・トーセンキャプテン――57池添謙一
11着・・ドリームパスポート――57三浦皇成
14着・・サンライズマックス――57藤田伸二

【投資:2,000円 回収:8,200円複勝◎410円×2000
予想エントリ:中距離には自信があるのに・・人気薄?◎アドマイヤフジ【毎日王冠予想】

昨日も少し書いたとおり、ウオッカが敗れたことは何も気にしていません。
「前哨戦くらいしっかり勝てよ」という注文は無理です(断言)。
休み明けで行きっぷりが良くなってしまうことは容易に想像できましたし、
折り合いがつかずにガス欠してしまうよりも、
よっぽどストレスの溜まらないトライアルになったと思っています。

もちろん「武豊が逃げたせいで負けた」なんて暴論を唱える気もありません。
既成概念に捉われず、勝つための最善策を取れるのが彼の名手たる所以。
むしろ大胆な騎乗が見られたことで少し安心した気がします。
天皇賞では、枠順次第でしょうけど好位に付けられそうですし、
十分に楽しみを持って本番を迎えられるでしょう。
その時に重賞の連敗記録を止められれば、それはそれでおめでたいこと。
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この馬がいるおかげで交流重賞にも熱が入ります。

■南部杯、ブルーコンコルドが3連覇でGI・7勝目(netkeiba)
13日、盛岡競馬場で行われた第21回南部杯は、
幸英明騎手騎乗の2番人気ブルーコンコルド(牡8、栗東・服部利之厩舎)が好位から直線に向くと、
早め先頭から抜け出していた4番人気メイショウバトラーを交わし、2馬身差をつけて優勝した。
勝ちタイムは1分37秒3(良)。1番人気ワイルドワンダーはさらに1.3/4馬身差の3着に敗れた。


ブルーコンコルドが南部杯3連覇の偉業達成。
思えば昨年はJBC3段階制覇を達成できず、
当時はさすがに能力の衰えを覚悟させられたっけ。
それでも年初のフェブラリーSで2着と息を吹き返すと、
かしわ記念でもボンネビルレコードには屈したものの2着を確保。
未だにベテラン健在であることを示していた。
ファンも単勝2.2倍の1番人気に支持してくれた。

しかし、直線では一瞬ひやりとさせられた。
3角過ぎからいい手応えで武豊のメイショウバトラーが進出。
直線入り口では5馬身近いリードを奪われ、「やられた!?」と不安に。
実際、結果を知らずにネットでVTR見た時にはユタカマジック発動かと・・
しかし、スパートに入ると一歩ずつ前との差を詰め、
終わってみれば2馬身差をつけ快勝。
ほっとしました。

・・・・・・
路線かぶりまくりのワイルドワンダーにもマイル戦では3戦して先着を許さず、
老いてますます盛んなブルーコンコルド。
もちろん次はJBCが目標になってくることでしょう。
できればヴァーミリアンと再戦して、意地を見せてもらいたいものです。

・・・・・・
それにしても今週は、
スーパーホーネットが毎日王冠を、トーホウアランが京都大賞典を、
そしてブルーコンコルドが南部杯を勝つとは。
個人的に好きな馬たちがデカい仕事をやってのけてくれて大満足でした。
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◇京都11R 京都大賞典
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:天皇賞馬の瞬発力に敵う者なし。◎アドマイヤジュピタ【京都大賞典予想】

春の天皇賞馬アドマイヤジュピタの復帰戦ではあったが、
中間の調整の苦心ぶりはやはり周知の通りで新聞の印は今ひとつ。
マイナス14キロの馬体重も助長し、
単勝2番人気でのゲートインとなった。
結果はまさかのブービー9着。
いくら評価が低かったとはいえ、ここまで崩れるとは思われていなかっただろう。
内容もひどかった。
道中は馬群の後ろで構えたが、直線に入ると早々に脱落。
いかにも調整不足は明らかといった走りだった。
秋のGI戦線で活躍を期待したい一頭ではあるが、
これではひと叩きでの変わり身も望みづらい。

背信のタイトルホースに代わって主役を務めたかったアルナスラインも5着に敗退。
スタートで後手を踏み、後方からの競馬を強いられたのが凡走の原因に。
坂の下りではアドマイヤモナーク安藤勝己にずっと蓋をされ、厳しいマークにも遭った。
それらを跳ね返せるだけの地力は備わっていなかったということでしょう。
賞金的に天皇賞→ジャパンCの王道路線は難しくなったかも。
アルゼンチン共和国杯行きかな。

・・・・・・
上位人気2頭のもたつきを尻目に差し切り勝ちを収めたのはトーホウアラン
いやもう、鮫島良太ごめんなさい祭ですね。
馬も人も歴戦のベテランが揃う長距離重賞を勝つには、
いかにも荷が重いと思ってしまいましたが・・

3角を過ぎてもラチ沿いにこだわり、下り坂でも動かずに直線で内を突く――
まるでシーサンダー、いや四位さんだ!と思わしめる好騎乗。

もちろん血統からも、京都新聞杯勝ちの実績からもコース相性がいいことはわかっていましたが、
一戦級を相手にガチでやると見劣るとも思っていました。
それは指揮官・藤原英昭師も同じだったようで。

■アラン快勝G1戦線に参戦/京都大賞典(ニッカン)
藤原英師にとっても狙い通りの一戦だった。
「実力勝負では分が悪い。有力馬が久々になる、このレースを前から狙っていた。
自在な脚質から開幕週も合っているからね」。
ローテーションや作戦などすべてがはまり、してやったりの表情だ。
「賞金面とかを見ながらだけど、距離適性から天皇賞よりジャパンCの方がいいかな。楽しみになったね」。


このコメントを読んでまず思い出したのが、
タスカータソルテが札幌記念を勝った時に「このレースを目標にしていた」と話していたこと。
他の馬がステップとして出てくるレースを目標として照準を合わせ、
隙を見せた相手に対しきっちりと勝利をモノにする・・
すばらしいマネジメント能力です。

そういった勝利が結果的にGIをも射止める術となるのは、
エイジアンウインズの大出世が物語っている。
そういえばあの時も、阪神牝馬Sは鮫島良太で勝ったんだっけ。
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■“代役”田中と坪井が大活躍の7安打(スポニチ)
日本ハム・稲葉の代役、田中と坪井が2人で7安打の大活躍。
初戦の1番から稲葉の抜けた3番に昇格した田中は5打数3安打。
「出場できない稲葉さんが一番悔しいはず。戻ってくるまで(今季の)野球を続けたいので」とキッパリ。
11日まで控えの坪井も左翼で先発出場し、4打数4安打。
試合前にはPL学園の先輩、オリックス・清原と対面し
「“おまえの応援歌が好きやねん。口ずさんでいる”と言われ、うれしかった」と表情を緩めた。


CSの常連・日本ハムが第1ステージを突破。
それにしても坪井智哉がそこに絡めたのがうれしい限りです。
来年も契約してもらえるみたいなので、少し安心しています。

・・しかしこのリンク先の記事、体言止めばっかりで読みづらいってば。

■坪井の4打数4安打
1.右2(小松)
2.二安(小松)
3.二安(小松)
4.左2(岸田)※打点1つき
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昨日をもって、阪神タイガースは08年レギュラーシーズンの全日程を終了しました。
結果はご存じのとおり、
読売に大逆転優勝を許す形になりましたけれども、
144試合で82勝59敗3分け、勝率.582と立派な成績を残しました。

同じく中日とのマッチレースに敗れた06年は、
9月の脅威的な追い上げもあって「最強の敗者」と称されましたが、
今年もそれに負けず劣らずの、インパクトの強い敗戦の軍だったと思います。

北京五輪を境に「失速」したことがV逸の原因だと、
人々の記憶には残ることでしょうが、
数字をひも解けば貯金がドンと減っているわけではないんです。
むしろ「頭打ち」になったと認識すべきではないでしょうか。
通常なら優勝に手が届いても何ら不思議のないフィニッシュなのですが、
こと今年に関しては戦った相手が悪かったとしか言えませんね。

岡田監督がやめるみたいです。
5年間にわたってチームを指揮してきましたが、
もう体が限界を迎えているとのこと。
先日、神宮でファンと口論になった頃には、
すでに精神的に一線を越えていたのかもしれません。
思えばこの5年は毎年が優勝候補として挙げられたわけで、
そんな阪神を率いた監督は今までいなかったのではないでしょうか?
大変だったでしょうね。

「JFK」を確立させた名将として、
岡田監督の功績は語り継がれていくことでしょう。
いや、語り継いでいかないといけないと思います。
在任5年間で優勝は1回だったものの、
80勝オーバーを3度も実現させてくれたわけですから。

早くひと息つきたい・・
何かもう、日本シリーズは出なくてもいい気がしてきた。
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個人的にはアドマイヤフジGJ!!の毎日王冠でしたが、
圧倒的1番人気のウオッカが敗れ波紋を呼ぶ結果となりました。
もっとも、ウオッカ自身の敗戦には何の落胆も驚きもなく、
休み明けの牝馬で57kgを背負い、
慣れない逃げの戦法に出ながら好タイムでまとめています。
問題は、そう鞍上です。
武豊がJRA重賞30連敗となり、
ついに自己ワースト記録を更新してしまうことになりました。

ポルトフィーノは賞金不足で秋華賞出走に黄信号、
さらにはブラックシェルが故障で菊花賞を断念と、
何かに呪われているとしか思えないほどハードラックの続く天才。

果たしてトンネルを抜け出せるのはいつになるのか・・!

※注意:重賞連敗記録については公式記録を参考にしたものではありません

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まだ出発まで時間があるので少しネットしてたら・・

■【武蔵野S】外国馬情報〜世界最強馬カーリンを出走馬に選出(ラジニケ)
11月8日(土)に東京競馬場で行われる、
武蔵野ステークスに予備登録を行ったダートの世界最強場・カーリンが、
出走馬として選出された。

(JRA報道室発表)

カーリンは去年のアメリカ年度代表馬。
今年のドバイワールドカップ(G1)を制し、
この秋はブリーダーズカップクラシック(G1)の連覇を目指していると報じられている。


クロフネの衝撃から7年。
再び武蔵野の杜が怪物の独壇場と化す・・のか!?

確かにカーリン陣営は早くからJCダート参戦を仄めかしていたように記憶しているが、
大目標であるはずのBCクラシックが10月25日に行われることから、
本当に前哨戦から日本で走るとは考えづらいんですけどねえ・・

まだ、あまり騒ぎ立てるような段階じゃないかな。
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しかしあれですね、相変わらず美しいですね西尾由佳里さん@未来創造堂。
えー、この連休を利用して軽く旅行してきます。
本当なら骨休みにする予定だったのですが、
まさかの入院で快気祝いにコンセプト変更です。

なので、京都大賞典と毎日王冠の予想を置き土産にしていきます。

京都大賞典の予想は下記エントリをご覧ください↓↓↓
はいこちらは毎日王冠。

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◆京都11R 京都大賞典
◎アドマイヤジュピタ

夏にひと頓挫があり凱旋門賞参戦を断念したアドマイヤジュピタ
この秋は国内に専念することになり、
先を見据えた仕上がりであることは間違いないだろう。
実際、最終追い切りも見栄えのいいものではなかった。

でも。
仮に日経新春杯みたいな消耗戦にでもなれば話は別だが、
スローで流れてこの馬の瞬発力に対応できる馬はいない。

崩れた日経新春杯がプラス16キロの余裕残し。
仕上がり具合がそのまま馬体重に出るタイプのようで、
当日の数字さえ問題なければ実力を出してくれるだろう。

逆に、ボンと増えているようなら黄信号と捕らえる必要がある。

・・・・・・
その場合はアルナスラインに頑張ってほしい。
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ACLも楽しすぎますが、
毎日王冠、京都大賞典と聞いてwktkしない競馬ファンはいまい。
祭りの準備が楽しくて仕方ない、そんな感じ。
ちゅうわけで両重賞の有力馬展望を。
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3歳実力ナンバーワン&人気ナンバーワンの2頭に関するニュース。

■ディープスカイ菊に向かわず天皇賞へ
今年のダービー、NHKマイルカップのG1を勝ったディープスカイが菊花賞には出走せず、
秋の天皇賞に挑戦することが8日、正式に決まった。

昆調教師は「菊花賞の距離が駄目とは思わないが、それ以上に府中の長い直線がこの馬には合う。
最大の目標は(11月30日の)ジャパンカップ」と説明した。

凱旋門賞から帰国した一昨年のダービー馬メイショウサムソン、
昨年のダービー馬ウオッカも同じプランがあり、
秋の天皇賞で3代のダービー馬が激突する可能性が出てきた。


らしいです。
藤沢和雄厩舎でもなければ松田国英厩舎でもないし、
てっきり菊花賞に行くもんだと思っていたんですけどね。
ということは菊花賞はいわば「空き巣」状態。
皐月賞馬も日本ダービー馬も不在の菊といえば04年以来。
その時の勝ち馬はデルタブルース・・
今年も「ステイヤーのための菊花賞」になるのかな。

オウケンブルースリ、下手すりゃ1番人気やな。



■ユキチャン秋華賞「できるだけ使う方向」
シリウスSで8着に敗れたユキチャンが、
登録のある秋華賞に挑戦する可能性が高くなった。
後藤師は「今週の様子を見てからになるが、できるだけ使う方向で考えている。
今のところレースの疲れはなさそう」と前向きに話した。あん上は未定。


芝では500万下勝ちが筒一杯のユキチャンの秋華賞出走に対して、
「客寄せパンダはいらん」と批判も起こるだろうが、
個人的にはいいんじゃないかと思っています。
だって白毛なんだし(笑
歴史的なことだとは思いませんか?白毛馬のGI出走。

ちなみに鞍上は未定とのことですが、
いい人が空いてますよ。

・・ミユキチャン。
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凱旋門賞の「ガの字」も出さないまま時は過ぎ去っていきそうです。
本当に今回は、日曜の夜にレースがあることも忘れているほどで、
さっさと寝てしまっていました。
ぜんぜん「スリープレスナイト」じゃなかった(笑
メイショウサムソンは10着に終わり、近日中に帰国。
早ければ天皇賞から国内のGI戦線に戻ってくるとか・・


≪騎手リーディング@関西 4回阪神/4回中山終了時点≫
1位:武豊【121.78.55.298】△10→ウオッカ@毎王冠
2位:岩田康誠【90.80.69.427】△5→アドマイヤジュピタ@京大賞
3位:安藤勝己【86.53.57.221】△8→アドマイヤモナーク@京大賞
4位:藤田伸二【74.67.56.348】△14→サンライズマックス@毎王冠
5位:福永祐一【65.56.69.429】△9→サクラメガワンダー@毎王冠
6位:川田将雅【64.56.38.368】△10→アドマイヤフジ@毎王冠
7位:藤岡佑介【64.54.54.399】△3→スーパーホーネット@毎王冠
8位:浜中俊【59.55.44.512】△3→メイショウカチドキ@京大賞
9位:小牧太【55.52.51.415】△4→デルタブルース@京大賞
10位:幸英明【45.38.52.579】△4→マキハタサイボーグ@京大賞
・・・・・・
11位:北村友一
12位:四位洋文→マンハッタンスカイ@京大賞
13位:池添謙一→トーセンキャプテン@毎王冠
14位:和田竜二→アルナスライン@京大賞
15位:鮫島良太→トーホウアラン@京大賞

・・関東の人々・・
内田博幸→ポップロック@京大賞
後藤浩輝→リキッドノーツ@毎王冠
中舘英二
横山典弘→カンパニー@毎王冠
松岡正海【騎乗停止中】
蛯名正義→オースミグラスワン@毎王冠
三浦皇成→ドリームパスポート@毎王冠
吉田隼人→アグネストレジャー@毎王冠
柴田善臣→ハイアーゲーム@毎王冠
田中勝春【騎乗停止】


まずはじめに、先月更新分で一部の数字が間違っていたことをお詫びいたします。
でも誰もそんなこと気づいてません。

相変わらず重賞の連敗記録が止まらない武豊ですが、どうにか首位はキープ。
岩田康誠がもうひとつ数字を伸ばし切れない中、
目立ったのは札幌に居残って三浦皇成との1対1に励んでいた藤田伸二。
14勝を挙げ、今年も札幌リーディングの座を死守した。
あとは、この開催で節目の「984勝目」を挙げた福永祐一が9勝。
川田将雅も2ケタの加算に成功した。

また、参考までに今週末の東西重賞で騎乗予定の馬を追加してみました。
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もうずいぶん前のレースに思うが、
神戸新聞杯とオールカマーの回顧も簡単に書いておこう。
GIにつながる大事なステップですしね。

◇阪神10R 神戸新聞杯
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:日本ダービーはウソをつかない。◎スマイルジャック【神戸新聞杯予想】

日本ダービー馬ディープスカイが秋初戦をきっちり勝利で飾った。
多頭数での1番枠なども考慮して中団に位置した分だけ、
見た目に末脚の迫力は欠いたが、それでも後続の追撃を封じたところに二冠馬の底力を感じた。

盾か菊か、1週間以上たった現在もまだ次走は発表されていないが、
どっちに行くんでしょうね。

ブラックシェルは、武豊いわく「初めて折り合いがついた」とか。
確かに直線で内から伸びてきた脚は際立っていたし、
2400mでもコンスタントに走れることは証明できたが、
それでもディープスカイにはまたも勝てなかった事実が重くのしかかる。

乗り難しくて、しかも力を出し切れても前には強い馬がいる・・
何となくキングヘイローを思い出させる歯がゆさ。

・・・・・・
菊に向けて強烈なインパクトを残したのは、何と言ってもオウケンブルースリ。
折り合い重視で後方に下げたのを見て「これは着もないわ」と思っていたら、
外から正攻法の追い込みで飛んできたのを見て色めきたった。
だてに単勝2番人気の評価をもらっちゃいなかった。

正直、菊はこの馬を買いたい。
できればここは4、5着くらいに甘んじてくれればよかったんだけど。
音無秀孝厩舎の長距離砲ということで、リンカーンの再現を期待。




◇中山11R オールカマー
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:祭りの大将にケンカは売るな。◎アドマイヤタイトル【オールカマー予想】

マツリダゴッホがほぼ馬なりのまま勝ったのだが、
前走の札幌記念あたりからやや行きっぷりがよすぎるのが気になる。
今回もキングストレイルがペースを落としにかかったところで、
けっこう頭を上げて行きたがるような素振りが見られた。

当然、秋の最大目標は連覇のかかる有馬記念ということになるだろうが、
さらに300m延びた時にどうなんでしょ?とほのかに警鐘を鳴らしておく。

それにしても、大将にケンカを打ったマイネルキッツ、エアシェイディ、シャドウゲイトあたりは、
見事なまでに返り討ちに遭いましたね。
ところがアドマイヤタイトルは後方をのんびり走っていたまま。
巧みな逃げを打ったキングストレイルが2着に残りました。
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◇中山11R スプリンターズS
1着◎スリープレスナイト――55上村洋行
2着・・キンシャサノキセキ――57岩田康誠
3着・・ビービーガルダン―――57安藤勝己
・・・・・・
4着・・スズカフェニックス――57横山典弘
5着・・アポロドルチェ――――55勝浦正樹
6着・・トウショウカレッジ――57池添謙一
7着・・カノヤザクラ―――――55小牧太
8着・・タニノマティーニ―――57吉田隼人
9着・・ウエスタンビーナス――55郷原洋司
10着・・ファイングレイン―――57幸英明
11着・・スピニングノアール――57蛯名正義
12着・・シンボリグラン――――57福永祐一
13着・・ジョリーダンス――――55内田博幸
14着・・プレミアムボックス――57三浦皇成
15着・・エムオーウイナー―――57柴田善臣
16着・・タマモホットプレイ――57石橋脩
【投資:5,000円 回収:6,500円複勝◎130円×5000
予想エントリ:圧巻の北九州記念を、再び。◎スリープレスナイト【スプリンターズS予想】

渾身の◎を打った馬が、思い描いた通りに勝ってくれることはなかなか少ない。
まして出走馬の力量差が小さいGIならなおさらのこと。

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スリープレスナイト、カッコよかったなあ。

■札幌2歳Sはロジユニヴァースが勝ってデビュー2連勝
札幌11Rの札幌2歳ステークスは、1番人気ロジユニヴァース(横山典弘騎手)が勝利した。
勝ちタイムは1分49秒1。1馬身1/4差の2着に5番人気イグゼキュティヴが、
1馬身半差の3着に3番人気モエレエキスパートがそれぞれ入線。

ロジユニヴァースは美浦・萩原清厩舎の2歳牡馬で、
父ネオユニヴァース、母アコースティクス(母の父Cape Cross)。
通算成績は2戦2勝となった。


病院のベッドでボーっと新聞見ながら考えていた。
「スローの新馬戦、しかも阪神で勝った馬なんかカモやろ」と。
いくら初戦で、後のオープン2着プロスアンドゴンズを破っていたとはいえ。

恐れ入りました。

レースは録画していながら、まだ見ていないという体たらくなのですが、
とりあえずキングカメハメハに続くルーキーサイアーからの重賞勝ち馬の出現。
おめでたいことでございます。

しかし「ロジ」って何なんでしょう。路地?それとも露地??

2、3着は道営所属の2頭。
やはりキャリアや完成度では一日の長があるようです。

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◆中山11R スプリンターズS
◎スリープレスナイト

芝1200mの重賞2つを含む4連勝中のスリープレスナイトが、
勢いに乗って初GIをつかみ取る。
圧巻だった北九州記念のような競馬ができれば、
少なくとも同じ先行勢に負けることはないだろう。

今年に入って、ぬるいラップの6F重賞が多いことがすごく気になる。
そもそもの発端は高松宮記念。
絶好馬場のGIが、前半3F33.4秒。
他にもあるぞ。
スリープレスナイト自身が勝ったCBC賞が34.0秒、
キーンランドCは33.9秒、そして前哨戦のセントウルSが33.5秒。
いずれも、前後半3Fずつのラップがほぼ均等になるくらいの、
短距離戦で言えば「スローペース」に近い展開だった。

対して前述の北九州記念は前半3Fが33秒ちょうど。
それを楽な手応えのまま好位を追走し、
あっさり突き抜けたパフォーマンスはやはり際立っている。
カノヤザクラやビービーガルダンに同じレースができるかといえば、
恐らく難しいだろう。

可能だとすれば、函館スプリントSの32.8秒をぶっつぶして、
ワンサイドに持っていったキンシャサノキセキくらいか。

今回もペースが上がるのならば他馬の追随は許さない。
逆に、このレースも前半ゆったり入るようであれば、
CBC賞のようにゆとりを持って前を捕まえてしまえばいい。

GI出走が初めてというキャリア面での課題は残されているが、
ここに至るまでの過程が「5連勝」を後押ししている。

圧巻のレースを、再び。
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お久しぶりです。

誕生日を自ら祝った後、どこで何をしていたかと言いますと、

実は1週間近く入院していました(笑

そう、9月29日からです。

最近の病院は最低限のネット環境も整えられているのですが、

それでもBlogを更新するには幾分不便だったもので、

やむをえず休ませていただいていました。

時間はたっぷりあったんですけどね。

入院は経過観察が主な目的だったので、もう大丈夫です。

その証拠に、きょう万博に行ってきましたから。

スプリンターズSほか、日曜予想は追ってアップします。

とにかく復活しました。
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